第140回 今年のソムリエ呼称の二次のテイスティングを振り返る。4

   

皆さま、お疲れ様でした。
たくさんの方より「合格しました!」というご連絡をいただきました。私もとても嬉しく思います。ありがとうございます。

さて、もうのんびり過ぎて、いつの話でしょうという感じですが、与太話の続きです。→前回はこちら

”水”の後の”火”なんて、落語のような世界ですが、無事消しとめました。

燃えたところもトイレ兼シャワールームであった為、それほど被害もなく、近隣の人たちにも騒いだ以外の迷惑をかけなかったこともあり、とにかくホッしていました。

バン!バン!バン!

火が消えてからしばらくしたころ、今度は玄関の扉を力強くバンバン叩く音がするではありませんか。みんな安堵感でぼんやりワインを飲んでいたところに三度目の緊張が走ります。

家主が慌てて扉を開けると、そこには通報を受けた消防署員がゴーストバスターズのスタイルで立っていました。それも7、8名の屈強な男達。そうです。お隣さんが消防署に電話してくれたんでした。皆、安堵感ですっかり忘れておりましたが。ただ、私的には消防士のその姿がカッコ良かったので、一人こっそりテンションが上がっておりました。
→フランスでは消防士はエリート職のひとつで、警察官よりカッコいいというのが一般的です。私がカッコいいと思ったのは宇宙服みたいな防火服ですが。

住人が消防士に事情を話し、彼らもそれはよかったと言って帰って行きました。それでも、彼らの背中が私には輝いて見えました。

水を止めに来たおっさんが、火を出して逃げた。そして、ゴーストバスターズのような消防士がカッコよく帰って行った。

終わってみれば笑い話のような展開でした。

最後に、水道の元栓を開けに日本人の便利屋さんと共に地下の駐車場に降りました。

この元栓はその日本人の便利屋さんが止めたのですが、よくこんなところにあるのを見つけたなぁというところにありました。アパート地下の駐車場の天井の一角。素人には絶対に見つけることができない場所です。(フランスでは一般的なのかもしれません)

さて、水道の元栓付近に近づくと、天井から水滴が滴り、その下には大きな水溜りができていました。トイレの水がここまで漏れていたのでしょう。友人の部屋が一階でよかった。(フランスで一階というと日本の二階を指すけど、ここでは日本の一階)

その水滴が落ちている付近に一台の車が駐車してありました。天井からの水以外に、埃や泥も一緒にかぶったであろうその車は、何色の車かパッと見てわからないくらいの無残な姿です。

翌日は土曜日でしたので、もしかするとデートで女の子を乗せてと思わせるその車は、パリではあまり見かけない≪真っ赤なポルシェ≫でした。

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第140回 今年のソムリエ呼称の二次のテイスティングを振り返る。4

最初に昨年度のシニアワインエキスパート呼称に合格され、今年一般呼称のソムリエ資格を取得された方の模範解答、もしくは出題アイテムの解説のようなテイスティングの報告から始めます。

昨年、シニアワインエキスパートを取得しています。今回は受験資格を得たので、ソムリエ一般呼称を受験しました。松岡先生のこちらのサイトは、昨年のシニアワインエキスパート受験の際に大変お世話になりました。

2017年9月25日(月)、午後SAKE DIPLOMA二次試験をW受験する私の試験会場は、京王プラザホテル。会場には開場時刻の30分前に到着。すでに多くの受験生によってホテルのロビーの席は全て埋まっていました。

まずは、試験会場の確認に。しっかり会場と座席(会場の部屋の前に貼り出してあります)を確認し、3階のロビーラウンジでミネラル炭酸水をオーダー(コーヒーはテイスティング前にはタブーです)。炭酸の刺激も嫌なのでフツーのお水だけ飲んで直前のチェックを。流石にワインに関しては「まぁ、ここでやることはないよなぁ〜」なので、リキュール類の色、アルコール度数、香りと味わいの特徴を最終確認。あとは、論述対策の日本ワインに関しての文章を、頭の中で書き出してみたり。甲州やマスカットベーリーAに合う料理とその理由、甲州種の特徴、ワイン特区などは出る気配ムンムンだったので文章を空で暗記。

そうこうしているうちに、11時5分前に!会計をして4階の自分の試験会場へ。もうほぼ満席です。自分の席を探して座ろうとすると、そこにはすでに人が座っている!「ええっ!?なんで?」よ〜く、受験票を見ると、私はA○○○○○番。そこの試験会場はB△△△△△だったのです。

慌てて外に出て、かなり焦りながらAの部屋を探しました。50mくらい離れた会場に飛び込み着席。鉛筆、消しゴム、受験票を机の上に出し、ようやく落ち着いた頃に「それでは試験に関するオリエンテーションを開始します」とのアナウンス。

「机上に置いてあるビニールシートの袋を開けて、入っているオリエンテーションの紙を各自読んで下さい」と。読んでいくと、「論述問題では、テイスティングワインのいずれかについての設問があります。飲料の継ぎ足しはいたしませんのでご留意ください。」とあります。ふんふん、来たか、来たか!昨年と同じパターンだな。

一通り目を通した後は、飲料の外観分析に入ります。すると、なんと暗い!会場の照明が恐ろしく暗い。「い、い、色が!色調の濃淡がわからない!」

「白ワインは、普通に淡いイエロー?グリーンのニュアンスは暗くてわからない。これだけだと、ミュスカデ、シャブリ系の樽なしシャルドネ、リースリング、ソーヴィニヨン・ブラン?赤2は、紫のニュアンスがあるそこそこ濃いガーネット。外観の印象は若々しい感じ。赤3は赤2と同じトーンだけれど、2よりも濃さが控えめかな?やっぱり外観は若い印象で熟成感は無いな」

「リキュール1は無色透明、2はやや薄めの琥珀色。泡盛のような激しい香りはしてこない。これ以上の情報はここでは得られない」

そんな分析をしていると、試験開始の合図が。まずは、解答用紙をチェック。「ブドウ品種の選択肢が昨年よりもまた増えているな。白も赤もまぁ、オーゾドックスな品種だ。(昨年、とあるワインスクールの講師を錯乱に陥れたMalvasiaとかは無い)」

白ワイン1
さあ、グラスを手に取り戦闘開始!「やはり、暗い!暗すぎる!」。色調の微妙なところが全く見えないのです。それでも、白はしっかりと黄色が乗っています。グリーンのニュアンスは暗くてわかりにくい。粘性はやや軽め。適度に熟した印象はあります。

おもむろに香りを取りに。まずは少し離したまま香りのボリュームを。「うん?強く無いな。香ってこないぞ。控えめだ」。スワリングしてもあまり香ってきません。「そうすると、ミュスカデ、甲州も考えないとな」。

こんな時はさっさと口に入れます。朝、家を出る前にリースリングで口をゆすいできているので、酸味のハードルはきちんとリセットされています。「アタックはやや軽め〜中程度?酸味は穏やかだ。果実味や甘さも控えめ。うん?微かな渋味を伴った苦味がじわ〜っとくる!そしてアフターフレーバーに丁子の香り!」「来たな…」その瞬間に「これが論述で問われるはず!もう忘れないうちに書いちゃおうかな?『ヒラメのお造りを岩塩で。甲州は香り・味わいに和柑橘のニュアンスを持ち…』って」。アルコールも12〜12.5%前後?低め。

その後は、落ち着いて再度香りを取りに。「うん!確かに和の柑橘類の香りがする。シュールリーのニュアンスはあまり取れない。はっきりとした吟醸香はわからないがうっすらと日本酒を思わせるのは間違いなく甲州だから」

甲州種は個人的にも好きで色々なワイナリーの様々なタイプを飲んでいるので100%の自信で解答をチェックしにいきました。結論は、グリ色ではない(暗いのでわからないが)割としっかりとした黄色を呈した甲州。おそらくハイパーオキシデーション、シュールリーをしないで造ったタイプのもの?もしかしてグレイスグリド甲州? 甲州に矛盾しない項目を全て落ち着いてチェック。

赤ワイン2
外観は深みのあるとまではいかない澄んだ輝きのある紫がかったガーネット(黒みはない)。濃さはやや濃い〜濃いかな?(これも暗くて微妙なんです)粘性は強いな。印象は若くて、そこそこ濃縮したニュアンス。

香りにいきます。はい、しっかり感じられる!何が?メトキシピラジンが(笑)青い!青すぎる!カベルネ・フランかカルメネール?選択肢の欄を見ると、「うん?無いな…では、カベルネ・ソーヴィニヨンしかないだろ、これは!」
冷静に香りを探しにいきます。「あるある!青系〜黒系の果実の香りが満載。カシスからブラックベリー、ブラックチェリー。乾いた感じはない。赤ピーマンは満載っと。メントール、シダ、杉も。あとは樽香の選択肢にチェックを入れて」。香りの印象は第1アロマと木樽からのニュアンス。

味わいはアタックやや強め〜強め。甘みは豊か未満、まろやか以上。酸味はなめらかだけれど量はま
あまあ。これもカベルネ・ソーヴィニヨンに矛盾しない。タンニンは豊富で収斂性もそこそこありなので、力強いを選択。アルコールも13.5〜14%くらいとやや強めなのでニューワールド?最後に、他の選択肢も考えますがカベルネ・ソーヴィニヨン以外選べません。もしここに、カルメネールがあればそっちに行っていたでしょう。それが引きずってしまい、今振り返るとユーカリの香りもあったのに、チリを選んでしまいました(正解はオーストラリアのカベルネ・ソーヴィニヨン)。

さて、ここまではまぁ順当です。

赤ワイン3
外観は若干赤2に比べトーンが明るく濃さがちょっと薄い感じのガーネット。紫のニュアンスはあるものの、外観は赤2に比べるとちょっと熟成が進んでいる印象も。粘性は中程度〜やや強い。

香りを取りに行きます。ボリュームはしっかり感じられます。深みのある、ちょっと複雑なニュアンスも感じます。果実香は赤系の香りがしつつも中心は青のカシス、ブルーベリー。ドライな感じはしま

せん。花は、すみれ、ゼラニウム。シナモン、ナツメグ、丁子、樹脂はお決まりで。これも第1アロマ&木樽でOK。

さて、味わいです。アタックはやや強め。甘みは、まろやかだな。割とキメ細かい酸がしっかりと感じられる(ピノ・ノワールほどではないが主張している)。タンニンの量はしっかりある。質的には、緻密なタンニン?うん?ヴィロード?この辺りでピノ・ノワール系ではない。そしてカベルネ・ソーヴィニヨンでもない。ネッビオーロやジンファンデルも全然違う。となると、シラー(ズ)、メルロー、サンジョヴェーゼか…。しかし、これらのワインにある特徴的なものがつかみにくいなぁ。日本のメルローでもおかしくない。

冷静にアルコールを分析にいきます。自分は喉を通さないとアルコールの最終度数を決められないのでここは意を決してゴックン!おっと、アルコール度数はドンピシャ13.5%ってところか?余韻もまずまず。

「日本のメルローはアルコール度数が上がってこないんだよなぁ。桔梗が原メルローですら12.5〜13%だし」
もう一回口の中を水でリセットして再度味わいと鼻に抜けるアフターフレーバーを取りに行きます。全体の印象は非常に旧世界臭プンプン。イタリアのニュアンスが急に感じられてきました。「そうだ!これは普段愛飲しているペルゴーレ・トルテやカーゼ・バッセ、ビオンディ・サンティ、ポッジョ・ディ・ソットのサンジョヴェーゼとは似ても似つかないが、微かにトスカーナ臭、サンジョヴェーゼ臭がするじゃないか!」すると、一つの記憶がスルスルと蘇ってきた。そう、去年のシニアワインエキスパートの赤2番!ヴィンテージ含め原語で全て正解をもぎ取ったサンジョヴェーゼ。あれほどではないけれど、改めてサンジョヴェーゼの目で外観、香り、味わいを取り直すと矛盾するところはありません。

日本のメルローにすると、白1も日本、赤2も日本になります。流石に日本を二本はない(笑)だろうと、イタリア・Sangioveseをマークです。ワインはキアンティ(クラシッコ)あたりでしょうか。

リキュール4
無色透明。香りで瞬殺!オー・ド・ヴィーだ。私は、フランボワーズの次にキルシュに青海苔を感じます。フランボワーズかなと思いつつ選択肢を見ると、キルシュしかない。口に含むまでもなし。因みに他の選択肢は、麦焼酎(アルコール度数が違うし香りも全然違う)、ホワイトラム(香りはもっとクリアで甘い香りがするはず)、マラスキーノ(アルコール度数が低い)。

リキュール5
琥珀色。一口口にして、速攻ドランブイ。甘ったるいウィスキー。やっていればわかる。あと、「その他の酒で出るのなら、今年の教本から取り上げられたイギリス!スコッチかドランブイは要マーク!」と自分なりに予想もしていました。その他の選択肢を見ると、イエーガーマイスター(こちらは色がもっと濃い赤茶色で甘苦系リキュール)、ベネディクティンD.O.M.(薬草系の香りがするはず)、ウンダーベルグ(これも薬酒系)全ての回答を終えて、残り時間は10分。直す必要もないし、直すと間違える
んで、午後にあるSAKE DIPLOMAの論述の模範解答を頭で復唱していました。
→さすが、シニア呼称をお持ちの方のテイスティングコメント、ワインが目に浮かぶようです。合わせて論述の報告も載せておきます。

で、次に論述。

1番目はハイハイ来ました!1番のワインに合う料理とその理由は?
解答:「ヒラメのお造りを岩塩で」、「キスの天ぷらを天つゆでなくお塩で」。
理由:甲州は香り・味わい共に和柑橘の ニュアンスを持つ。スダチの代わりに甲州を合わせれば、ヒラメの身質の旨味を和柑橘の香りが上品に引き出して…

2番、オレンジワインはソムリエ協会のフォローアップセミナーやソムリエコンクールで頻出のネタ。白ワインを赤ワインと同じように、初めにプレスせず皮も種も一緒に仕込む、皮の色がつくのでオレンジ色を呈する、タンニンを感じる、フリウリ、アンフォラ、ヨスコ・グラヴナー等をキーワードに入れて。

3番、「日本ワイン」については何かしら必ず出るだろうと予想していましたのでこれも無難にクリア。

時間も5分余って、「まぁ、テイスティング、論述共に9割は取れてるだろうな」で全て無事終了。まぁ、シニアWE持っていたら、これくらい取らないといけないでしょうね。(お陰様で無事にSAKE DIPLOMAと共に二次試験突破いたしました)

二次試験の二週間前ころから、フランスのシャルドネとリースリング、ソーヴィニヨン・ブランが適温(そこそこ冷たい状態)では見分けられなくなるという恐ろしい状態になってしまい、白ワインに恐怖していました。それなりに温度が上がっていればなんとかなりそうだった為、松岡様のお教え通りにホッカイロを仕込んでおりました。(当日は体調不良と緊張で指先が真っ白になるほど冷えていたので、どちらにしてもホッカイロ大正解でした)

入室して自分の席を探すまでの間に白一種(淡いような…濃いような…???)赤二種(どちらもそこそこ濃い目に見える気がする…)リキュールは透明と淡めの琥珀色と外観を確認。

席を見つけて、”座る前に鞄から鉛筆と消しゴムを出し、机の上に丁寧に並べる”ように見せかけてグラスの上からちらりと覗いてみる。色調を取るのが苦手な私の苦肉の策です。ビビっていたこともあり、あまり効を奏しませんでした(笑)。三番目の赤ワインは、若干透明感があって底が見えるな…と判別出来た程度。

諦めてすぐに着席し、グラスを睨むこと10分。私は事前に二次試験におけるマイルールを決めていました。これは、「こーざ」で松岡様が紹介されていた先輩にならったもの。いざ本番となると舞い上がってしまう自分を地上に繋ぎ止めておくためです。
①学んだブドウ品種以外は解答しない。
②外観のみ先にマーク。あとの項目はそれを踏まえつつ味わいまで確認し、ブドウ品種・生産国を決めてからマークしていく。
③同じ色のワインは両方ティスティングしてからブドウ品種と生産国を決める。
④第一印象を大切に。但し、それだけでは決定しない。各要素をそれぞれ冷静に見て、第一印象も要素のひとつと考え判断材料とする。
⑤ヴィンテージに関して
白ワイン・甲州、ミュスカデはー2年、その他はー3年。
赤ワイン・ピノ・ノワール 、ガメイ、マスカット・ベーリーAはー3年、その他はー4年。ただし、ネッビオーロ、テンプラニーリョと確信が持てて熟成感があればー6年。

近くで見る白ワイン1は、やはりよく分からない色調。透明に近いとは言えない。でも、黄色みが強いとか緑っぽい!とかでもない。軽く霞みがかったような?なんだろう?ディスクは中程度に見える。
赤ワイン2は濃い目。エッジは赤から赤紫。こちらは上から覗いたとき、底が見えませんでした。
赤ワイン3も濃く見えるのですが、赤2に比べて明るく赤く、輝いている。こちらは上から覗いた時に底が見えたのですが、その時少し黒い印象を受けたような…。どちらの香りか、華やかな明るく楽しい赤ワインの香りがします。この時に、どちらかはイタリアかもと考えるべきでした。私にとって、ワインの原点はイタリアで、イタリアと言えば“明るく楽しい”なのです。

リキュール4は無色透明。来たー!日本酒!!か焼酎!!でなければ泡盛!!…と思い込んだのがいけませんでした。
リキュール5は淡い琥珀色。この色…明らかにとろみがある輝きは…飲んだことないやつだっ!!残念。

緊張しながらもワクワク感がとまらず、スタートが待ち遠しい10分でした。

白ワイン1
なんとも言えない色調が気になるものの、香りを取ります。うん、やっぱり全然わからない!!
手で温めつつ、先に赤ワインへ。そして、戻ってきて再確認。香りが弱くなってる?もう鼻がマヒしたのかな?まぁまぁ、焦らず味わいをチェック。うん???やっぱりわからない。シャルドネかな?と思った瞬間に味わいが急失速。この余韻の短さはミュスカデか甲州。あ、そういえば、甲州はグリ系だから茶色っぽくなることがあると松岡様も書かれていたような…。しかも香りの特長は果実・花・植物の項目が6個、香辛料・芳香・化学物質の項目が2個の指定。ミュスカデで2個ってことはあり得ないから←いや、ミュスカデも甲州も似たようなものです。だったら甲州。えっ、そんな簡単なことってある?と戸惑いながら記憶していた甲州の模範コメントをマーク。
私の解答 : 甲州 日本 2015
正解 : 甲州 日本 2016

赤ワイン2
この濃さはシラーかカベルネ・ソーヴィニヨンか、どちらにしても南北感を間違えたくない。マイルールに則り、赤3と同時進行で進めます。

色調からしてそんなに古いワインじゃないなぁ。黒い、杉っぽい香り。カベルネ・ソーヴィニヨンっぽい。手で温め、スワリングすると更に香りが複雑に。濃い赤と黒のベリー、メントール、血液。黒胡椒かな?というニュアンスはあるけれど、オリーブマリネの酸味は感じない。これは、カベルネ・ソーヴィニヨンだ 。さて、生産国は…。

味わいの中心は美味しい甘味と苦味。酸味はまろやか、タンニンもしっかり。今、この報告を書いてみると、この感じは新世界だな…と思うのですが、試験会場には魔物がいます。私は赤ワイン3を新世界と予測していました。更に、白ワイン1は日本です。フランスが出ないわけがない!!と勝手に思い込んだのです。残念。
→気持ちはわかりますが、この思い込みは(避けられない時もありますが)大抵失敗します。
私の解答 : カベルネ・ソーヴィニヨン  仏 2014
正解 : カベルネ・ソーヴィニヨン 豪 2014

赤ワイン3
開始前に感じていた良い香りはこのワインでした。10分間眺めているときにふと思い出したのは、先輩に”気をつけて”と言われていたピノ・ノワール 米のこと。さらにピノ・ノワールは、試験対策中最もティスティングの機会に恵まれ、大好きになった品種です。

さて、こちらの赤ワイン3、華やかな赤果実の香りと樽香。味わいは綺麗な酸味と野生の赤果実っぽいうす甘く渋みがある感じ。…わー!!これ大好き!と何故か…何故かピノ・ノワール米。しかも、同じ年は出ないだろうと1年ずらしました。→マイルールであれば問題ありません。ご自身で決めることですが、過去に同じヴィンテージが並んだこともあります。

後からこの薬品っぽさ、懐かしい感じはなんだろう???と何度も思いましたが、試験中はイタリアだと、この酸味はサンジョヴェーゼだと気付けませんでした。無念。
私の解答 : PN  米 2015
正解 : サンジョヴェーゼ 伊 2014

リキュール4
無色透明であったため、日本酒か焼酎か泡盛だと選択肢を見る前に思い込んでいました。
選択肢は麦焼酎、オー・ドゥ・ヴィ・ド・キルシュ、あとは忘れましたがたしかラム・ブランともうひとつ。香りだけ取って、(なんだか生臭い…知っている香り…。←芋焼酎と間違えてます)麦焼酎にマークしました。ワインのマークが終わるまで、飲みたくなかったのです。後で時間が余ったのでちょっと舐めてみて、甘い?!違う?!と思いましたが、どのみち知っているお酒ではないと諦めました。
私の解答 : 麦焼酎
正解 : オー・ドゥ・ヴィー・ド・キルシュ

リキュール5
淡い琥珀色のお酒。これには興味津々でした。選択肢にはドランブイ、ベネディクティン等々興味はあれど全て飲んだことのない名前が並んでいましたから。
香りの段階で仄かにウイスキーっぽさ。勇気をだして舐めてみると、甘い。薬草っぽい。樽香がきて、最後に蜂蜜。おぉ、これは教本を読んで美味しそうと妄想していたドランブイそのもの。←初めて飲みました笑。
私の解答 : ドランブイ
正解 : ドランブイ

マーク全て終了!!と息をついたのが終了15分前。ここからマークミスの確認に入ります。マークシートには項目ごとに幾つ選択するかが記載してあり、とても確認しやすかったです。
事前に何度もマークシート方式でティスティングしていた為、自分がマークミスが多い傾向にあることはわかっていました。注意してマークし、かつ見直せる時間を作ることを目指しました。→素晴らしいです。己を知りですね。

そして、やっぱり見直して良かったです!!特に香りの項目は6から8個と選択数が多かった為、多すぎたり少なすぎたり、ほぼ手直ししました。また、ひとつひとつ再度ティスティングしてみて、コメントの選択に一貫性があるかをトータルで確認することもできました。ブドウ品種や生産国を間違えたのにポイントを稼げたのは、この時間が大きかったと思います。

この見直しの時間を作れたのは、松岡様のティスティング講座と必勝マニュアルのおかげです!!あのマニュアルがなければ、特に香りと総合評価の項目は全滅といって良い状態だったと思います。
当日のテイスティングアイテムの発表を見てかなり落ち込みましたので、協会のホームページで自分の受験番号を見つけた時には手が震えました。本当にありがとうございます。

一次試験から毎日大変お世話になっております。また、7/31と9/4のティスティングセミナー東京に運良く二度参加させていただきました。

二次試験終了後すぐに報告!と思っていたのですが、遅ればせながらご報告させていただきます。

受験地【東京】会場名【京王プラザホテル新宿・5階・コンコードB】

3階~5階が試験会場になっていました。5階はコンコードA~Cの三会場。5階女性トイレ内の化粧直しスペースの椅子には、資料を読んでいる方や15個位の小瓶を並べ、リキュール?ワイン?の香りの最終確認をしている方もいました。

三会場とも予定通り11時開場。縦12×横6(曖昧)、ひとテーブル4名掛け。B会場は冷房がよく効いていました。

既に、5つのグラスが並べられています。左から白・赤・赤・透明・琥珀色。オリエンテーションも定刻通り始まり、注意事項等を聞きながらじっくりと色調を見る事ができました。

いよいよ試験スタート。

これまでの先輩方の意見や感想を元に、私も下記のルールを作っていました。

●第一印象を大事に
●シンプルに考えること
●出来るだけブドウ品種名やコメントを後から書き直さない
●白はー2年、赤はー2~3年
●白は甲州、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、リースリング、ゲヴュルツトラミネールから選択する。
●赤はピノ・ノワール、マスカット・ベーリーA、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーから選択する。(ただし、直前ティスティングセミナーで出たようなわかりやすい色調と香りのネッビオーロだった場合は選択可)

白ワイン1
正解:2016年 日本 甲州
私の解答:2015年 ドイツ リースリング

輝きのあるグリーンがかったレモンイエロー。濃淡は非常に薄かったけど、淡いを選択。粘性は軽めで、全体として若々しい印象。席に着いた時から”甲州”だろうなと思っていました。

昨年、マスカット・ベーリーAが出題された事と、松岡さんから「現在ソムリエ協会は日本押しです」と聞いていた事もあり、「やっぱり来たか!」と思いながら香りを確認。控えめかと思いきや、私にはしっかりと感じられたため、【しっかりと感じられる】を選択。

味わい、アタックはやや軽めで酸もあり、余韻に甘味を感じました。「あれ?まさか色調の薄いリースリング?」(今思えば白い花の香りではなく、余韻の甘味も間違えてとらえていたのですね)→白い花もあると思いますよ。ただ、その強弱と他の香りとのバランスですね。

香りの特徴は果実/花/植物から6個、香辛料/芳香/化学物質から2個選択するように記載がありました。

甲州とリースリングで迷っているので、共通のコメントを選択。ペトロール香の文字がない事に気付き「あれ?」と思ったがそのままリースリングに。直前セミナーでも甲州をリースリングと間違えてしまい、その時は後から吟醸香をとらえることができましたが、今回は最後までその香りを感じ取る事ができませんでした。とほほ…。

赤ワイン2
正解:2014年 オーストラリア カベルネ・ソーヴィニヨン
私の解答:2015年 オーストラリア シラーズ

赤ワイン2も3もどちらも輝きのあるガーネット。”黒みを帯びた”まではいかないかなと思い、紫がかったガーネットを選択。そのまま香りまで確認し、アメリカンオークの香りが強かった為、新世界に決定。外観に戻って、濃淡はやや濃い、粘性はやや強い、外観の印象は2個で、【成熟度が高い】と【濃縮感が強い】を選択。

味わいはアルコールはやや強め、渋みよりも酸を強く感じたためシラーズに。ただ、シラーズにしては【黒胡椒の香り】を全く感じません。←カベルネなので、そりゃそうですよね(笑)←カベルネ・ソーヴィニヨンにも黒胡椒はありますけどね。

赤ワインはどちらも果実/花/植物から8個、香辛料/芳香/化学物質から6個選択。しっかりマニュアルを覚えたつもりが「8個って何があったっけ!?」とまずは共通のコメントから選択。最後まで黒胡椒の香りを感じなかったため、【黒胡椒】などのコメントは避け、新世界のカベルネ・ソーヴィニヨン寄りのコメントを選択しました。

赤ワイン3
正解:2014年 イタリア サンジョヴェーゼ
私の解答:2014年 フランス カベルネ・ソーヴィニヨン

外観は赤ワイン2とほぼ同じコメントを選択。香りの第一印象は「複雑な香り」だったため、そのまま【複雑な】を選択。味わいは酸もありますが、タンニンを強く感じ、ボルドーを思い浮かべるとしっくりきたので、フランス カベルネ・ソーヴィニヨンと複雑系のコメントを選択。

セミナーでもブラインドで出してもらったワインバーでも、サンジョヴェーゼは当てられず、当日も選択肢からも外していましたが、言われてみれば薬品臭があったような、なかったような…。

リキュール4
正解:オー・ドゥ・ヴィー・ド・キルシュ
私の解答:オー・ドゥ・ヴィー・ド・キルシュ

ブランデーの香りと、余韻にカルヴァドスとは違った甘味を感じ、直感で選択。

リキュール5

正解:ドランブイ
私の解答:ベネディクティン

薬草のような香りと余韻に甘味があり、ドランブイと迷いましたが、ベネディクティンに。

そして、試験終了後、17時の教会発表を見て唖然…。ブドウ品種も当てるつもりが全外し、一気に不安に。合格発表までの期間「ちょっとまじめに」のブドウ品種全外しで合格された方の報告を何度も読んだり、「こーざ」の中の【合格】と書かれた達磨を何十回も押したり、三次試験で抜栓している自分を強く想像したり、とにかく合格した自分をイメージしながら過ごしておりました。

お恥ずかしい話ですが、ブドウ品種正解ゼロで、二次試験合格することができました!

ワインのコメントは大外ししていないだろうと思っていましたが(甲州は外してますかね?←まずます取れていたと思いますよ)本当に良かったです!

ティスティングコメントも松岡さんの必勝マニュアルのおかげでスラスラ書け、ひとつのワインに10分もかからずゆっくり何度も見直しが出来るほどでした。焦ることなく終始楽しみながらティスティングできたのも、全て松岡さんのおかげです!

ダメダメ二次試験の内容で、報告するのもお恥ずかしいのですが、ブドウ品種ゼロで合格された方の報告に何度も励まされましたので、私も微力ながら来年受験される方の励みになればと報告させていただきました。

最後に、今年受けた方々の報告を早速拝見し、多くの方と私の感じた感覚が違いすぎて、全く参考にはならないと思います。すみません…。

これからもワインの勉強頑張ります!独学の私をここまで連れてきてくださった松岡さんには心から感謝しております!

寒露の候いかがお過ごしでしょうか。
必勝マニュアルを利用させて頂いた●●と申します。二次試験結果無事通過、やっと一息ついたのでご報告させて頂ければと思いメールいたします。

京都会場 
10分前くらいに到着、入り口からスタッフが出入りする時に中が少し見えたけれども、はっきりとは…。

中に入るとやはり少し寒い。過去の受験者の報告より、寒さ対策としてジャケットを着ていって良かったと実感。ワインは白1赤2。赤はどちらも色が濃い。ベーリーAが来てくれないかなぁなんて期待していたので焦る!とりあえずはカベルネ、シラーあたりのコメントを必死に思い出す。白は色が薄いので甲州かミュスカデ?

白ワイン1
色も控えめで、香りも控えめ。きっと甲州!
柑橘系と丁子っぽい香り。日本のブドウ品種のどれかが来ると思い、基本品種に加えて甲州を色々飲んでいた中でも、前日に飲んでたものと雰囲気が近い!ほんのりの渋みとか。

赤ワイン3
赤ワインに移り、両方の香りを取り、赤2はまだ香りが立っていないので後回しにし、赤3から始める。
赤3の方が色調が少し淡く、香りは華やか。この段階で、頭の中ではマニュアルにあったアメリカのピノ一択。時間はないし、とりあえずチェック入れながら、でもピノっぽくない、色もオレンジがかってるような…。香りも熟した果実感もあるけど、土っぽさもあるような…。マニュアルの米ピノ思い出しながら、でも、この目の前のワインから感じることもチェック!
まさかのサンジョヴェーゼとは…。イタリアらしい乾いた土っぽさ感はなかったような…。やはり深いワインの世界。

赤ワイン2
時間見て少々焦りながら、赤2に戻る。
先ほどよりも香りが出て来た!というか、青い!これはもうカベルネ!しっかりと香りを取りにいこうとしてもユーカリ!?この香りがめっちゃ邪魔して来るくらい。これまで、はっきりユーカリ香とわかったことはないのですが、これか??と思いながらスワリングしてもう一度香ってみるとチョコレート香がはっきりと。もうこれはオーストラリア!いや、コーヒーっぽさも感じたのでアメリカか?と思いながら赤3をアメリカにしちゃったし、このまま行こう!

リキュール4
飲んだことのあったオー・ド・ヴィ・ド・キルシュ。

リキュール5
こちらはまったくわからず、知ってた名前でペネディクティン。

残り3分ほどあり、残ったドランブイを美味しいなあとしっかり味わって終了。赤3も美味しかったなぁ、どこのだろうなどと、新しいお酒との出会いを楽しまさせていただきました。試験で出たワイン、生産者情報知ることはできるのでしょうか?
→今年より、試験官はテイスティングアイテムを他言しないという誓約書を書いたと聞きます。教えてくれないと思いますよ。

他の受験生の方のコメントを読んでみて、改めてまだまだ感じ取れてない自分の力の無さを痛感しています。
この一ヶ月間、基本ブドウ品種に向き合って毎日試して、わかったかなと思ったらまた全然違う味わいや香りのワインに出会い、びっくりしながらもこれでテイスティング大丈夫か??と自問した日々。香りも明確に言葉に出来ないし、言葉にされた香りを聞いてもその香りのイメージがわかない。知り合いのソムリエさんに力も借りながら、一番の頼りは松岡様の必勝マニュアルでした。セミナーなどにも参加する時間が仕事上取れず、そんな中で出会ったこのサイトのおかげでなんとか二次合格までたどり着けました。コメントを覚える作業、飲んで実際に感じながらなのに、一次の時よりも苦労しました…。

当日は必勝マニュアルのコメントを思い出しながらひたすらチェック、目の前のワインから感じることと照らし合わせながらなんとか、チェック数超えないように気をつけてました。

最後に
まったくの独学で試験対策を進めて来ました。テキストから始め、過去問同時進行、隙間時間で何かできないかと探しててこのサイトに出会いました。闇雲に広範囲相手に立ち向かわず、ポイントを絞って効率的に進められたのはこの講座のおかげです。モンラッシェあたりのこぼれ話、印象に強く残っていまして、位置関係の把握に手こずっていたのが、こ一気にクリアできました。

名古屋会場(アイリス愛知)
開場が11時、入室するとすでにテイスティングアイテムは机の上にありました。

「パターン的には白2赤1の年かな」と思っていたが、実際は白1赤2…。「赤苦手やのに勘弁してくれー」と思いつつ着席。

試験開始が11時20分。この20分間はオリエンテーションを聞きつつ、ひたすらワインの色調を観察。

「白①は無色に近い!甲州に違いない!赤②赤③は…どっちも同じに見える…紫がかった黒…これじゃわからん…いや、でも赤さもあるような…」

試験開始!

白ワイン①
粘性がそこそこある…。甲州ってこんな粘性あったっけ?
香りを取ると、わりと華やかさを感じる、甲州ってこんな香りあったっけ?迷う迷う。
しかし、直前セミナーで甲州を「ぺトロール香のしないリースリング!」と皆の前で堂々
と答えた自分を思い出し、「甲州といっても色々ある、現に自分もリースリングと間違え
たやないかい」と思い直し「日本 甲州!」

赤②と赤③は色調から赤系品種はないと判断。

赤ワイン②
「香り、味ともに果実味がダイレクト、間違いなくニューワールド!カベルネ?シラー?メルロー?でもこの3品種やともっと黒い色調になるような…」
結局迷った挙句、米ピノノワールに。自分の中で間をとった選択でした。→赤系品種はないと判断したのに…。

赤ワイン③
木樽のニュアンス「でも、木樽ニュアンスは赤ワインならどの品種でも可能性ある!その奥の香り、味わいを探せ!」と言い聞かせながら答えを探る。
しかし、一向に答えは見つからない。はっきり言ってさっぱりわからない。唯一の探し当ててられたのは「フランスではない!」この1点のみ。解答欄には「豪 メルロー」→さっぱりわからないのであれば、赤系品種はないとしているなら確率的にカベルネ・ソーヴィニヨンかシラーをイメージすべきです。メルロは難しいですし、これまでそんなに出題されていません。

リキュール①
「キルシュ」と「ホワイトラム」で悩み「ホワイトラム」

リキュール②
「ベネディクテイン」と「ドランブイ」で悩み「ベネディクティン」

白①は自信があったものの、それ以外はハードリカーも含めて、「これだ!」という解答はできず、暗澹たる気持ちで論述へ。

試験時間的には全く余裕がありませんでした。全40分の時間内で、白①が5分程度で終わったにも関わらず、赤②赤③で25分も使ってしまい、最後の見直しは”マーク数の確認”だけで終わりました。

二次試験当日の17時に、協会より銘柄の発表がありましたが、私は白①のみ正解で、後は全外し…。この時点で「落ちた!」と思ったのですが、「赤2つとも全然絞れなかったし、単純に力不足。また来年挑戦しよう。赤2つをフランスではない!と感じとれたこと、一か月前はそれすら感じれられなかった。今年はそれで十分。」と思いました。

そして、9月29日の発表の日。一応確認しとくかなぁ、ぐらいの気持ちで眺めていると…なんと、自分の番号が!!二度見、三度見、間違いなく私の番号がある!

公表されていたテイスティングコメントの配点を見ると、品種・国よりも外観・香りに重点を置かれていました。いや、試験前からこの講座で散々言われていたことなんですけどね。(笑)

この講座、セミナー、必勝マニュアルでふれられていたように「ブドウ品種を当てる以上に、タイプわけし、外観・香り・味わいのコメントをしっかりとること、そこから最終的にブドウ品種」というプロセスがいかに重要か、そして協会側もそこを加味しているのだなと感じました。

以上で報告を終わります。
1次試験・2次試験共に、松岡先生のおかげで合格することができました。これからまだ
3次試験を控えていますが、必ず「ソムリエ合格しました!」の報をお届けできるように
努力します。ありがとうございました!!

二次試験も無事に合格し、落ち着いたので試験当日のご報告をさせて頂きます。

大阪会場(ホテル阪急インターナショナル)

11時に開場、入ると少しひんやりしましたが、寒いという程では無かったです。目の前に白ワイン1、赤ワイン2、透明リキュール、琥珀?ゴールド?色リキュールが並ぶ。

白ワイン、この色調は甲州っぽいな。赤ワインは濃い色であればカベルネ・ソーヴィニョンかシラーで決めて進めていこうと思っていたところ、2つとも濃い色…。選択肢にこの2種があるんかな?と考えておりました。

オリエンテーションが始まり、解答用紙を取り出し、受験番号の確認をした後、それぞれのぶどう品種の選択肢を確認すると、甲州、カベルネ・ソーヴィニョン、シラーがありました!

白ワイン1
外観は淡く、若々しい感じ。香りも控えめで果実の感じが少ない。そして、口に含んで、余韻も短い。よし、これは絶対甲州!

2015年 日本 甲州を選択。

赤ワイン2
しっかりめのガーネット色で濃い。香りはブルーベリーやカシスなどの黒い系果実の感じとスースーするハーブっぽいニュアンス。味わいで少し甘さをとらえる。ブドウ品種をカベルネにするかシラーにするか決められずにとりあえず次の赤ワイン3へ。

赤ワイン3

先程の赤ワインより透明感があるけど、濃いめのガーネット。果実の香りより土っぽさや樽の香りを感じる。ということでこちらをカベルネ・ソーヴィニョンに決め、赤ワイン2をシラーに決める。

赤ワイン2
赤2に戻り、マーク数が足りて無いところをマークしていきました。このワインはハーブ感が際立ってきたのが印象的でした。でもこのハーブ感ってオーストラリアやったっけ?いや、冷涼感=フランス??とパニックになり、すごく悩み、2013年 フランス シラーを選択。

赤ワイン3
その後、また赤3に戻り、テイスティングするも、果実感はあまり感じず、コーヒーやカカオパウダー、バラ、ドライハーブ等をマーク。樽の感じはするけど、フランスではない、アメリカでもなさそう。「アメリカではない新世界の樽の使い方か?」と、こちらも悩み、2014年 アルゼンチン カベルネ・ソーヴィニョンを選択。
→合格されたので、本当によかったのですが、いまいちワインのとらえ方が曖昧です。セオリーでいくと、赤2において味わいで甘さをとらえているのであれば、冷涼産地ではないと考えるべきです。また赤3では、シラーよりもカベルネ・ソーヴィニヨンの方が濃いですし、果実よりも土っぽさを感じるのであれば、新世界ではないかもと考えるものです。さらに、ハーブのニュアンスといえば(グリーンの感じですね)、カベルネです。

この時点で残り3分!!

リキュール4

無色透明。チェリーっぽい感じはするけど、アルコール感強めやからマラスキーノではない。では、オードヴィードキルシュであろうと。

リキュール5
琥珀色?ゴールド?ちょっとハチミツ感を捉えたのでドランブイを選択。

リキュールは時間も無いので迷う間もなく判断&マーク!!

試験終了後は「論述であんな問題が出たってことは白は甲州じゃなくて、他の外国のワインやったんかな〜」と、うじうじ考え、ブドウ品種の正解発表後は「あれ、サンジョヴェーゼか!!そうか〜!」とショックでした。イタリアンで働いているのに外すなんて。

二次試験は本当に時間が無かったです!それでも何とか通過できたのは松岡さんのテイスティングセミナーやシャノワールさんでのリキュールテイスティングに参加させて頂いたおかげです!
もちろんブログ記事のおかげでもありますが、なかでも、1番支えになったのは「明日ではなく、今日少しだけでも頑張りましょう。疲れているのは皆同じです」のフレーズです。それを読むと「あ、そうやった!」と励まされ、少しだけでも勉強しました。そして、その”少しずつ”の積み重ねが合格につながったと思っています。

本当にありがとうございます!!

直前セミナーに参加させて頂いた●●と申します。ご報告が遅くなりましたが、ソムリエ2次試験、無事に通過することができました。松岡さんのセミナー、必勝マニュアルのお陰です。ありがとうございました。

なるべく新しい記憶で挑もうと考えたため、試験前日に購入したリキュールセットをすべてテイスティングしました。ただ、ちょっとやり過ぎたためか、試験当日の朝、ちょっと舌の様子がおかしい…ことに気づきました。

試験会場には1時間前に到着し、気持ちを落ち着かせてから試験に挑みました。

試験開始!

白ワイン1
淡い色調から軽めのワインと予想。香りは甲州の特徴的な香りを感じ、味わいもシンプル。すぐに甲州確定。

赤ワイン2
色調は濃いめ、香りは果実味が主体でジャムっぽい。味わいもニューワールドらしい果実味の凝縮した甘いニュアンス。そして香りと味わいの奥の方に鉛筆の芯を感じさせる黒っぽい感じ。ブドウ品種はカベルネ・ソーヴィニヨンに決定、生産国はアメリカにしました。

赤ワイン3
これは難しい…経験のない品種なのかと思いました。ただ、悩んでいるうちにサンジョヴェーゼ独特のドライフルーツの香りを感じました。

リキュール4
無色透明、さくらんぼの香り。マラスキーノに決めました。ただオードヴィーキルシュもさくらんぼということを忘れてました…。

リキュール5
黄色。香りからドランブイに決めました。

テイスティングコメントは全て必勝マニュアル通りにマークしました。いざ試験となると本当に時間はいっぱいいっぱいで、松岡さんのマニュアルがなければ制限時間内のコメントは難しかったと思います。

ご報告いただいた方、ありがとうございました。すべての報告をこちらにアップできませんでしたが、必ず来年の方の為に役立てます。

それでは、次回、今年度の最終回です。

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩

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 - ●試験を終えて