第138回 今年のソムリエ呼称の二次のテイスティングを振り返る 2

   

ご無沙汰しております。過去にないくらいに間隔の開いてしまった更新となりました。まぁ、この時期なんで許してください。

ジョージアから戻ったら仕事が山積み、また秋の日本料理店、予約も毎日パンパンです。二次試験が終わったこの時期というのもあり、さすがに寝る時間を削ってまではという感じです。

さて、ジョージア、今年のソムリエ試験の論述にも出題された今、ワイン業界的に話題の国。

ジョージア
数年前まで日本ではグルジアと呼ばれていた黒海の東岸に位置する国。北にロシア、南にトルコ、アルメニア、アゼルバイジャンと隣接します。ワイン発祥の地と言われ8000年以上前からワインが造られていたようです。

ジョージアワイン、これまで試飲会くらいでしか経験がありませんでした。

ヴァンナチュールからのオレンジワイン。クヴェブリっていう大きな甕(かめ)に収穫したブドウを放り込んでおけば自然とワインができる。何もしない、できるワインは神のみぞ知る昔ながらのワイン…。

と思っていましたが、認識が180度変わりました。

とても興味深いです。

~~~

確かに、クヴェヴリは床下に埋められていました。

クヴェヴリから直接試飲

焼き上げられて乾燥中のクヴェブリ

クヴェヴリを焼く窯(直径二メートルくらい。ここで最長一週間焼くそうです)

古い教会に残るもう使われていないクヴェヴリ

度重なる災害(地震が多いそうです)、戦争で…。

続く…。
にほんブログ村 酒ブログ ソムリエへ

合格を意識して押してください!

スポンサードリンク

第138回 今年のソムリエ呼称の二次のテイスティングを振り返る 2

早速始めます。

出題アイテム
2016年 / アルゼンチン / トロンテス
2016年 / フランス/ リースリング
2016年 /オーストラリア/ シラーズ
マデイラ
カルヴァドス

東京会場

いつも通勤中や移動時に拝見しておりました。二次試験からの参戦でしたので、松岡さんの講座には非常に助けてもらいました。

今回の試験ではど定番の品種から少し外れて、ワインエキスパートで出されるような品種や特徴のものがありました。

出題品種は、
①アルゼンチン トロンテス
②フランス リースリング
③オーストラリア シラーズ
④マデイラ
⑤カルヴァドス

でした。

ちなみ私は…
白①オーストラリア リースリング
白②日本 シャルドネ
赤 フランス シラー
リ①トゥニーポート

リ②カルヴァドス
と解答しました…。

白ワイン①
アロマティックな果実味と程よい酸味が特徴でした。アルコールは12.5%ぐらい?香りの割にスッキリとした印象が強かったです。

グッとくる果実味から新世界であることはわかったんですが、ペトロール香やハーブ香といったブドウ品種の個性は感じないし、シャルドネや甲州などのニュートラル系でもないし…となり。消去法でトロンテスとセミヨンが残ったんですが、恥ずかしながらトロンテスとセミヨンの感覚がそこまでなく、勘で攻めるよりは置き変えて考えようと思い、ペトロール香を感じないけど新世界・リースリングと解答しました。←ソムリエ試験的に完璧です!

白ワイン②
香りは控えめ、ほのかに香る青リンゴ系の香りぐらいしか感じとれず、味わいもやさしい酸味と苦味が広がり、余韻もそこまで長くなかったように感じました。(この頃からだいぶテンパってます)

アルコールも低め(11.5%位)、香りが控えめな点、品種個性があまり感じられなかったことから日本のシャルドネだろうと判断しました。(後々論文書いてるときにペトロール香に気付きました。時すでに遅し)→樽を感じたらシャルドネにして欲しかったです。ただ、わかりやすいリースリングではなかったようで、おっしゃりたいことはわかります。

赤ワイン
色調は黒みを帯びたガーネット、香りもカシスやブラックベリー系の香りとわずかにスパイスや獣香。味わいにも力強いタンニンがあるところからシラーと判断。アルコール度数は中程度(13%位)でしたが、色合いが濃い中でも少し明るく感じたことからフランスにしました。→シラーとカベルネ・ソーヴィニヨンは色調・明るさを基準に判断してはいけません。あくまで香りと味わいの強弱を感じるべきです。

リキュール
①は甘さとアルコールの低さからトゥニーポート、②は香りからカルヴァドスとそれぞれ判断。

時間はテンパったせいでギリギリでした…。

その他所見です。(当方東京会場です)去年のホテルは照明がかなり暗かったので濃淡を判断するのが難しかったですが、今年は会場がまずまず明るく、比較的見やすく感じました。

余談ですが、松岡さんの冒頭の体験談等の話も読ませて頂きました。私自身フレンチ系のお店で働いているので本当に勉強になることばかりでした。ただ、冒頭に書くより最後に書かれた方が良いのでは…と感じました。(続きが気になって講座より先に読んじゃいました)←いわゆる”つかみ”なので。

もしこのまま合格しても、初心を忘れない為に今後も拝見させて頂きたいと思います。→微妙なところですが、ギリギリ合格でしょうか。

2次試験対策セミナーでも大変お世話になりました。その時に試験の報告を楽しみにしているとのお言葉を頂き、まんまと送らせていただく次第です。

”こーざ”冒頭での励ましの言葉とこぼれ話(毎回、すごく楽しみにしていました。勉強になりましたし、なにより面白いです)、そして過去の受験者様の報告を見ながら二次試験対策に励み、勇気をもらいました。

二次試験のテイスティングの感想、苦悩、歓喜
会場が開いた瞬間にすぐさまテイスティングアイテムを確認。うわっ白2・赤1だ!昨年とは反対で来たか!でも白の方が得意だからラッキー!

着席前に軽くテーブルにぶつかり、揺れて粘性も少し見てとれましたので、オリエンテーション中に全てのワインをイメージしました。

その前に、やはり寒いと感じる人はいると思います。私はユ○クロの極暖のヒートテ○クを着て臨みました(笑)。あと当たり前ですがトイレはちゃんと済ませた方がいいです。緊張のためか、朝から水をいつもよりたくさん飲みました。そして、私、オリエンテーション時から既に我慢状態でした。緊張しているとそんな事すら気づけません。座ってからふと気づくのです(笑)。

会場は全国全て同じ状況・状態だと説明がありました。

白ワイン①
正解:アルゼンチン  トロンテス
選択:NZ   ソービニヨン・ブラン

外観
白②と比べると明らかにグリーンの色調。緑っぽいと感じれば、試験的にはおそらくソービニヨン・ブラン。座るときにテーブルが揺れたので粘性も見て取れました。濃い印象、温暖かな?

香り
試験が始まり、グラスを手に取り香りを確認。青く爽やか、そして南国系のフルーツのニュアンスはあるけど、パッションフルーツはいないような…。でも、やはり温暖な印象。迷わずここはNZのソービニヨン・ブランで決定。(まさかのトロンテスとは…ここから既に協会の罠は始まっていたのです)→ここまではとてもいい感じです。

暗記したコメントを埋めていきます。あれ?香りの印象の花系の香り選択欄が今年は4つしかない。香辛料系も3つになってるし…。まぁいいや。

ここまで8分経過

白ワイン②
正解:フランス リースリング
選択:フランス リースリング

外観
白①に比べて明らかにレモンイエローの色調と透明感のある輝き。こちらもテーブルが揺れて見えた粘性は、色調の割にはしっかりしていそうだなと。たぶん、リースリングかシャルドネだけど、このキラキラした透明感はリースリングかな?という印象で冷涼産地をイメージしておりました。

香り
実際に香りを取ると、ペトロール香!それしか感じません。温めてみましたが、すごく寂しい感じ、奥の奥にしか香りがありません。

味わい
イメージ通り、酸が先行。ドイツをイメージするほどの残糖は感じられず。となると、フランス・リースリングしかないな。で、決めました。

コメントを埋めてここまで16分経過順調です。

赤ワイン
正解:オーストラリア シラーズ

外観
こちらも強い粘性が見てとれていましたし、濃い色調だったので例のごとくカベルネかシラーで進めます。温暖地域かなぁという印象でした。ここまでは良かったんです…。手に取り香りに移ります。

香り
カベルネでもシラーでもないような新世界にしては何か物足りない感じ。でも甘い香りはあるんだよなぁ。ユーカリ感をこのワインから取れませんでした…。薄っすら樽のニュアンスもあります。

味わい
自分の中のモノサシでやはりは何か弱いと感じました。カベルネ程のタンニンも無い。シラーのオリーブぽっい酸も感じられないような…。

ん~。

どことなく穏やかでハッキリしない。かといって、熟成感もないしなぁ…まさかメルロきた?

ここでマニュアルから離脱します。先生ごめんなさい。←笑。メルロを取りました。しかも日本です。→まぁ、エキスパートでは出題されましたし。自分の中の事前予想で論述と合わせて、今回は日本のメルロが来るかもなんて予想してたんです…)

どちらにせよコメントは濃い系のコメントで埋めます。←これでいいんです。

ビンテージに関しては最初から決めていたので全て2016か2015でしか選んでません。ここまであからさまに2015を外してくるとは。笑

リキュール類1
正解:マデイラ
マデイラかマルサラで迷いました。でも、いつも使ってるマデイラの香りでしたのでマデイラを選択。

リキュール類2
正解:カルヴァドス
配点も低いし、トイレに行きたいし、もう集中力は切れていました。飲まずに適当にラムを選択。今思えば、空調の風でたまにブランデーの香りが来ていたなと反省。

時間は10分程余りましたので、選択数の確認や自分が選んだコメントの確認と答え合わせ用に選択用紙への書き込み。

論述は赤だろうと思い込みメルロと合わせる料理を考えながらまったりとテイスティングして終了を待ちました。

解答用紙の回収が終わると表の扉から白ワインを持った方が登場!うわっ論述は白だ!やられた!どっちだ①か②か?

そうこうしているうちに二次試験免除者の方が入場。見ているとそのワインは白②の場所に置かれました。ここですぐ頭の中でリースリングのコメントを作る…。

中略

自身の試験対策を振り返って
春ごろに思い立ち受験を決意。幸運な事にすぐに”こーざ”を見つけ一次試験対策からずっと先生にはお世話になり二次試験のセミナーにも参加させていただきました。

ずっと信じてそして励まされながらここまで来ることができました。感謝しかありません。

先生がおっしゃっていた、試験には必ず攻略法があるとの言葉を信じ、勉強嫌いの私ですが、一次試験対策中は”こーざ”の内容は全てノートに書き写し、そして、過去問を中心に基礎を固めをおこないました。結局、教本はあまり開きませんでしたが、一次試験の出題情報を見て頭の中で整理して山を張りなんとか乗り越える事が出来ました。

2次試験対策セミナーに参加することができコメントや特徴を覚えながら楽しくワインを学ぶ事ができました。また、先生のお話も色々聞けて有意義な時間を過ごせたのは良い思い出になりました。

なによりも、セミナー終わりに先生と握手させてもらった時すごくパワーを頂いた気がしました!結果はわかりませんがひとまず三次試験の対策に入ります。←特殊な能力は持ってませんが。(笑) おそらく大丈夫でしょう。

そして、これからもワインの勉強を続け、お客様に喜んでもらえるように少しでも前に進んで行きたいと思います。本当にありがとうございました。

東京会場:グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミール

セミナーに3回出席させていただきました。重ねてマニュアルも大変勉強になりました。2次試験のご報告です

試験開始一時間前の10時に到着、部屋は3F北辰の間。開始時間までマニュアルの復習。前に座ってた女性も松岡様のマニュアルを読んでました。

11時開場、白2!!やっぱり!その他は琥珀が2つ!?まじかよ!始まるまで、外観からイメージしました。

白1は淡く、白2は黄色いなぁ、新世界のシャルドネ?赤1は黒い。来たか、日本のメルロ。琥珀色の2つはなんだろう。考えてる内にオリエンテーションが進み、そして試験開始。松岡様の教えの通り一番下の選択肢を確認、トロンテス?セミヨン?んな馬鹿な?笑

パターン分けを意識して、
白ワイン1 
華やかな香り、リースリングかな?でも、ちょっと違うような…。それでも、コメントはリースリングで埋めて、次に。香りの第一印象が「しっかりと感じられる」が「開いている」に変わっており驚きました。

白ワイン2
あっ!こっちがリースリングだ!ずいぶん黄色いし、新世界かな?ペトロール香も感じる。間違いない!で、ドイツはもっと甘いしと、
解答 2016 オーストラリア リースリング
正解 2016 フランス リースリング

白ワイン1
急いで白1に戻るがわからない。ほんのり甘いし、華やかな香り。途中から、これはシャルドネでもSBでもリースリングでもないと思い始めたが、セミヨンとトロンテスを選ぶ勇気がなかったため、ちょいとパニックになりシャルドネを選択。コメントはどっちに転んでもいいように埋めたつもりです。←悪くない対応だと思います。
解答 2016 日本 シャルドネ
正解 2016 アルゼンチン トロンテス

急いで赤ワインに
赤ワイン
外観は黒く濃い系。香りも黒い果実系で決定。日本のメルロを予想してたけど、タンニン、酸味を強く感じてCSに。コメントはマニュアル通りにしました。ただ新世界っぽさを感じられず、でも強いなぁと思いフランスを選択。2015年はフランスが強い年、松岡様の教えにしたがって。←強さを感じていらっしゃるので、大丈夫でしょう。
解答 2015 フランス カベルネソーヴィニヨン
正解 2016 オーストラリア シラーズ

リキュール類

二つとも取れませんでした。二択までは絞れたのに悔しい!

結局、白ワインは2つとも白い華やか系で、赤ワインはCS、シラーの黒系でコメントを埋めたつもりです。マークミスしてないかを確認、よしオッケー!

2次試験の結果はわかりませんが全力を尽くしました。松岡様のおかげでここまで来ることができました。本当にありがとうございます。携帯で打ったので読みづらいかもしれません。以上、ご報告でした。来年以降の受験者の参考になれば幸いです。→論述も含めて全く問題ありません。

はじめまして。いつも松岡さんの講座を拝見しております。二次のテイスティングでは、マニュアルを購入し、大変参考にさせていただきました。

今年は白2、赤1でした。オリエンテーション中にワインの外観を見ていましたが、白は淡い系2つでしたので、冷涼産地かなぁと思っていました。

白ワイン① 正解:アルゼンチン トロンテス 2016
外観
清澄度 澄んだ
輝き 輝きのある
色調 グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡 淡い
粘性 やや軽い
外観の印象 若々しい、軽快な

香り
第一印象 強い、華やかな
特徴 果実、花、植物 リンゴ、すいかずら、アカシア、白バラ
香辛料、芳香、化学物質 石灰、硫黄、花の蜜
香りの印象 若々しい、第一アロマが強い

味わい
アタック やや強い
甘み まろやか
酸味 やさしい
苦み 控えめ
バランス まろやかな
アルコール やや軽め
余韻 やや長い

評価 シンプル、フレッシュ感を楽しむ
適正温度 8〜10度
グラス 中庸
収穫年 2016
生産地 ドイツ
ブドウ品種 リースリング

白ワイン② 正解:フランス リースリング 2016
外観
清澄度 澄んだ
輝き 輝きのある、又は落ち着いた
色調 レモンイエロー、イエロー
濃淡 淡い、又はやや濃い
粘性 やや軽い
外観の印象 成熟度が高い、濃縮感がある

香り
第一印象 閉じている、控えめ
特徴 果実、花、植物 リンゴ、洋ナシ、花梨、キンモクセイ
香辛料、芳香、化学物質 火打石、ハチミツ、樹脂
香りの印象 嫌気的な、熟成感が現れている←熟成感があるとは思えませんが。

味わい
アタック やや強い
甘み まろやか
酸味 しっかりとした
苦み 控えめ
バランス 豊潤な
アルコール 中程度
余韻 やや長い

評価 成熟度が高く、豊か
適正温度 11〜14度
グラス 中庸
収穫年 2015
生産地 フランス
ブドウ品種 シュナン・ブラン→シュナンブランを選んだ理由は何でしょう?白①でリースリングを選んだから?

赤ワイン 正解:オーストラリア シラーズ 2016
外観
清澄度 深みのある
輝き 落ち着いた
色調 紫がかった、ガーネット
濃淡 やや濃い
粘性 やや強い
外観の印象 成熟度が高い、濃縮感が強い

香り
第一印象 強い、濃縮感がある
特徴 果実、花、植物 ブルーベリー、カシス、すみれ、ゼラニウム
香辛料、芳香、化学物質 コーヒー、ヴァニラ、甘草
香りの印象 若々しい、第一アロマが強い

味わい
アタック 強い
甘み まろやかな
酸味 円みのある
タンニン分 緻密
バランス 肉厚な
アルコール やや強め
余韻 やや長い

評価 濃縮し、力強い
適正温度 17〜20度
グラス 中庸
収穫年 2015
生産地 フランス
ブドウ品種 シラー

マデイラとカルヴァドスは正解しました。
正解率
ブドウ品種1/3、生産国1/3、ヴィンテージ1/3
コメントはまずまずとれてると思っているのですが、松岡さんの見解を聞かせていただけたら幸いです。→全く問題ないと思います。発表前にご報告できると良かったのですが、すいません。全く間に合いませんでした。

東京会場  新高輪プリンス国際館パミール

二次試験を終えましたので、ご報告させて頂きます。まずは、この日を迎えることができましたのも、松岡先生の”こーざ”のおかげです。本当にありがとうございました。

会場は1階~3階に別れていて、私は3階の会場でした。かなり早めに着いたので、1階のソファーで必勝マニュアルの最終確認。周りを見ると、素晴らしそうな資料や、ワインスクールの先生と生徒さんと思われる方の「頑張れー」とか「先生不安だよー」とか、気合いを入れる為なのかビンタ(笑)とかのやり取りを見てると、ものすごく不安になり、リラックス系の音楽を聞きながら、自分の資料だけを見ることに集中。

各階の人数を見ると、3階が一番人数が多かったです。(今年の一次合格者かな?)20分前にトイレでポケットにカイロを忍ばせ、10分前くらいにトイレを出ると女子トイレは長蛇の列でした。ギリギリではなく早めに済ませることをお勧めします。

会場前に貼られた席順を見ると一番前!会場に入りワインを見ると白2、赤1。リキュール類は茶色系2つ。席について、まずは外観からイメージ…。
白①は淡く、少し緑っぽい。白②は白①と比べると黄色いな。でも、単体で見たらそこまで黄色くないのかも…。赤ワインは濃い系だな。リキュール類は全く検討つかないけど、一つ目のほうが濃い茶色。

会場内は私語厳禁なのですが、一番前ということもあって、バックヤードのスタッフの談笑が漏れ聞こえてきて、うるさいなぁと思いましたが、自分も仕事中に同じようなことをしないよう気をつけようと気を引き締め、再びワインを見つめます。←笑。

オリエンテーションが終わり、試験開始。
白ワイン①
香りでアロマティック系だなと思いましたが、ソーヴィニヨン・ブランかどうかはわからない。←ソーヴィニヨン・ブランってアロマティック系ですか?NZ産のことでしょうか?
とりあえず外観をさっとマークし、香りの第一印象に進むと「しっかりと感じられる」がない!!「開いている」に変わっていました。これは同じ意味として捉えていいのか迷いましたが、とりあえず香りを強めに感じたので、マークしてみました。←いいと思います。

時間が経っても青さは見つからず、どんどん甘いフルーツの香りが出てくる。選択肢のセミヨン、シュナン・ブラン、トロンテス、ピノ・グリなどとも迷いましたが確信はなく、コメントはソーヴィニヨン・ブランを想定してマークし、ブドウ品種は空欄のまま白②に移りました。

最終的にはソーヴィニヨン・ブランとかなり迷いましたが、シュナン・ブランに…。松岡先生からはシュナン・ブランはまだ出ないと思っていると聞いていたのですが、以前に飲んだアロマティックなシュナン・ブランのイメージに近く感じて選んでしましました。そして、正解はまさかのアルゼンチン、トロンテス!!←まぁ、完全に想定外のブドウ品種でしたから。NZのソーヴィニヨン・ブランをイメージしてコメントを取ったならまずまず問題ないはずです。ちなみに、シュナン・ブランはもっとゴツゴツした感じです。

白ワイン②
香りは明らかに控えめ。ニュートラルで、白い花、蜜っぽさ。ペトロール香は感じないけど、リースリングっぽいなーと思いつつ飲んでみる。とにかく酸が目立つ。シャープではなく、丸みのある酸のイメージ。
白①のワインがわからなすぎたこともあり、こちらも確信が持てず若干パニックになりましたが、温度が上がってもニュートラルなので、リースリングとしてテイスティングコメントをマークしました。ただ、ペトロール香を感じなかったので、ブドウ品種は最後まで迷いました。

しかし、松岡先生から読んでおくことを勧められた石田ソムリエの10種の葡萄…に書いてあった、リースリングは酸があるから長期熟成する。伸びやかな酸が特徴との一文を思い出し、リースリングに決めました。少し芝っぽさを感じていたので、オーストラリアのリースリングとしました。正解はフランス、リースリング。

赤ワイン
見た目は濃い系、紫よりはエッジに少しだけオレンジっぽさ。ガーネットと黒っぽさをマーク。
香りは、ベーコンのニュアンスを強く感じる。松岡先生のセミナーで飲んだシラーズに似てるなー。でも、カベルネかも…。
結局、決め手はなかったですが、カベルネよりは三角形な印象、シラーよりにコメントをマークし、最初に感じたシラーの印象を変えるほどのものが見つけられなかったので、オーストラリア、シラーズにしました。

正解もオーストラリア、シラーズ。

ヴィンテージは、最初から白はマイナス2年にしようと決めており、二つともに2016年であったためとてもラッキーでした。赤ワインは樽香をそれほど感じなかったのに少し焼けたニュアンスがあったので2014年にしてしまいましたが、結果は2016年でした。←ヴィンテージは難しいので、この結果で十分ですが、上記の太字の理由で2014年(おそらく決めていたヴィンテージよりも古いと感じた)するところは理解できません。

リキュール類①
選択肢はマディラ、紹興酒、トゥイニーポート、もう1つは忘れてしまいました。

マディラかポートかわからず、ポートにしてしまいましたが、後から思えばここは取れたはずと思い、ものすごく後悔しました。正解はマディラ。

リキュール類②
選択肢はコニャック、カルヴァドス、ラム、スコッチ。

前日にカルヴァドスを飲んでいたのに、リンゴっぽさを感じることができずに、コニャックにしてしまいました。正解はカルヴァドス。

リキュール類はせめて1つは取りたいと思っていたのに、2つとも外してしまい、ものすごくショックでした。←まぁ、配点を見る限り、ほとんど影響はありません。

全体を通して思ったことは、香りの特徴の選択の数が、果実・花で4つ、香辛料で3つとなっており、全てのテイスティングアイテムの選択数が同じというのは想定していなかったのと、選択数が少ない為、暗記していたコメントのどれを選べばいいのかをかなり迷いました。(果実・花に関しては5~6くらいあるものかと思ってました)ブドウ品種的に特徴的なコメントや暗記している中でも強く感じたものがあればそれを選びましたが、どう出るかが不安です。←問題なく、二次突破ですよ。

福岡会場:ホテルニューオータニ博多

いつも楽しく講座を拝見しています。ソムリエ試験2次を受験しました。忘れないうちに書きとめておこうと思います。来年、受験される方の一助となれば幸いです。

天候曇りのち雨。会場一時間前に到着。会場はソムリエ、エキスパートと2会場に分かれており、私が受験したソムリエ会場には約80名。今年1次合格者、再試験の方が半分ずつ。

会場前のホワイトボードには、注意事項と席順が張り出されており、今年1次試験合格者の受験番号がAOOOOO番、再試験者の番号がDOOOOO番と頭文字のアルファベットが違いました。
最初、席順を見た時、DOOOOO番の席(同じ数字で…)と勘違いして、焦りました。会場前に受付があり、受験票を紛失、もしくは忘れた方が2000円支払い再発行してもらってました。入場前に受付で受験票のチェックがある事ことに気付き、慌てて列に並び直しました(掲示板には何もその様なことは書かれておらず、その事についてのアナウンスもありませんでした)

時折、会場担当者と思われる方が開場時間、入場する際の注意事項(入場後の私語禁止、携帯電話の電源を切る、入場後トイレへの退出不可など)を数回アナウンスをされていました。
開場までの時間、お世話になっている仲間達に挨拶、多めに持っていったカイロを渡し、トイレを済ませ開場を待ちました。

11時にドアが開き、遠目でワインの色をチェック。白2種、赤1種、茶色いハードリカー系が2種。赤ワインが苦手な私は思わずガッツポーズ。

受験の申し込みが早かったのか、一番前の左手一番隅の席(なぜかうれしかったです)。室温は、前日全く寝てないせいで体が麻痺していたのか、寒くもなく熱くもなく…。

着席後、11時10分からのオリエンテーションが始まるまで、オリエンテーション案内用紙、解答用紙、論述用紙、下敷きが入っているビニール袋には手を触れてはならず、5分間の時間を使って外観を凝視。

ん?照明がやや暖色系。白ワイングラスは水滴びっしり、赤ワイングラスは水滴無し。

白ワイン1:色調はとても薄くグリーンがかったレモンイエロー。ソーヴィニョン・ブラン、ミュスカデ、とりあえず甲州もありかな…。
白ワイン2.:こちらはやや濃くグリーンがかった?イエロー。シャルドネ、ゲヴェルツトラミネール、リースリング?あたりをイメージ。
赤ワイン:明らかに濃く紫がかったガーネット。シラーもしくはカベルネ・ソーヴィニヨンにしよう。
リキュール類:どちらも透明な茶色。うーん。選択肢を見ないとなんとも。

そうこうしているうちにオリエンテーションが始まり、ビニール袋の開封指示があり、資料を取り出す。

司会の方が注意事項を読み上げ(開場前のアナウンスとほぼ同じ)、「解答用紙の記入上の注意書きと、テイスティング飲料についての項目は黙読してください」との指示があり目を通していると…。「解答は必ずHBまたはBの鉛筆かシャープペンシルでご記入ください」と書いてある。え!?まじっすか?事前に送られてきた資料にはHB以上の鉛筆またはシャープペンシルって書いてたやん!しかも、必ずって。私は色が濃い方がマークシート記入が早いと思っていたので、鉛筆3本全て2B!しかも芯先を丸くして表面積を広くしてました。←なるほど。
思わず挙手し、試験官の方に2Bしか持っていないことを伝えると、借りる事ができました。(もしかしたら濃すぎると機械が読み込めないのでは?と思ったからです。試験後、知り合いの協会関係者にお伝えしました)←そんなことはないと思うのですが。

ちょっとパニックに陥りかけましたが、落ち着こうと意識していると”スタート!”の掛け声!

まずは選択肢のブドウ品種をチェック。

白:シャルドネ、セミヨン、リースリング、ソーヴィニョン・ブラン、ヴィオニエ、ピノ・グリ、トロンテス、シュナン・ブラン、甲州。
赤:ピノ・ノワール、ジンファンデル、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、サンジョヴェーゼ、メルロ、テンプラニーリョ、グルナッシュ、ガメイ。
リキュール1:マデラワイン、トゥーニーポート、マルサラ、モルトウイスキー。
リキュール2:紹興酒、コニャック、ラム、カルバドス。

白ワイン1
外観のコメントをマークし、香りを取るとりんご、洋ナシ、白桃、花の蜜。とにかく、甘くて少し爽やか、ボリュームのある香りで、ライチの無いゲヴェルツのような感じ。甲州は無いな。でも、リースリングにしては甘すぎるし。明らかにソーヴィニョン・ブランの青さも感じないし。今のところはリースリング、ソーヴィニョン・ブランで保留しとこ~。

とりあえず口に含む。ボリューミーでまろやか。酸はあるけど甘味に支配されている感じ。苦味は穏やか。う~ん。どう考えても絞った2品種じゃないんだよな~。ゲヴェルツが選択肢にあれば…。でも、色調からして無さそうだもんなぁ。と、その時、あっ!以前飲んだトロンテス。これなら違和感ない!!と思いつつ、でも…リースリングで。でも…違うよな~。ここまでで10分。ちょっとスピードアップしないと。

リースリングの豊富な酸を感じなかったのですが、マイルールとして松岡さんの主要品種以外は選択しないと決めていたので。でも、ちょっぴり自分も信じてあげたくて。生産地はアルゼンチンにしちゃいました。←読んでいてトロンテスが浮かんできました。しっかり特徴をとらえていると思います。主要品種以外は答えないと決めていらっしゃるので、この解答でパーフェクトです。ただ、主要品種ではないと自信を持って判断されているので、このような時のみトロンテスに挑戦しても良かったかもしれません。

解答 2016年 アルゼンチン リースリング
正解 2016年 アルゼンチン トロンテス

白ワイン2
外観から香りに移って。柑橘類、青リンゴ、甘い花のニュアンスの中心に、ペトロール!!!
きた〜!リースリング!いやいや、とりあえずシャルドネも保留。
口に含むとまろやかな甘みはあるけど、特徴的な酸味。香りのボリュームと酸の質からして、樽無しのシャルドネでもなさそう。マロラクティックの酸でもないし。リースリングで決まり!!でも北と南を取り違ってしまいました。この時点で22分。おっ!ヤバ!

解答 2016年  オーストラリア  リースリング←サラッと書かれていますが、白①、②ともに新世界・リースリングとお答えです。この方のように目の前のワインにしっかり向き合うことが大切です。
正解 2016年  フランス リースリング

赤ワイン
外観からシラーかカベルネかなとイメージしつつ香りへ。カシス、ブラックベリー、ブラックチェリー、針葉樹。うーん、どっちかなぁ。黒胡椒…うーん。
とりあえず口に含む。前日に飲んだカベルネとは違う感じが。あまり複雑ではないような。酸とタンニン。八角形というよりは、三角形?前日飲んだシラーが、こんな感じでフランスだったよね。という事でシラー!酸を多く感じたので、フランス!!自信ないけど。ここまで33分。とにかくコメント数を確認!!時間があと7分。急げ〜!!←近年はその差がなくなりつつありますが、基本は果実味主体の新世界と酸とミネラルが特徴のフランスです。

解答 2014年  フランス シラー
正解 2016年  オーストラリア    シラーズ

残り5分前!

リキュール類1
甘い香り。キャラメルみたいだけど、どこかさわやかなニュアンス。飲んで、むっちゃ甘く感じたら、マデラかトゥーニーにしよう。口に含む。むっちゃ甘い!どっちかなぁ…。トゥーニーはベースが黒ブドウだから、もっとくすんだ色だったような?マデラは白ブドウからも造るし、透明な茶色だったような…。自信ないけどマデラにします!

リキュール類2
お〜、りんごの香りだぁ〜!迷わずカルバドス!

あと残り1分!!もう一度チェックしてたら、時間です!との掛け声。あっと言う間。

解答用紙が回収され、論述問題用紙を取り出すように指示があり、用紙に記載されている受験番号に、間違いが無いかチェックするよう指示された後、そのまま論述スタート!(制限時間20分)

ー中略ー

結論を申しますと、テイスティングは松岡さんがおっしゃる通り、少しでも早くからやっておいた方が良いと思いました。一次試験対策と平行して。そして、やみくもにテイスティングするのではなく、主要ブドウ品種の特徴、冷涼地域・温暖地域の違いを自分の中で整理しておく事が必要だと。ちなみに私は今年の1月からなんとなくテイスティングを行っていて、未だに冷涼・温暖を取り違え、主要品種の特徴(特に赤ワイン)すら掴めませんでした。軽く考えていたのです。

以上が、私の2次試験でした。自信はありませんが、精一杯やり遂げました!結果はどうなるかわかりませんが。←問題なく二次突破です。
頑張れたのは松岡さん、周りで支えてくれた仲間がいたからです!心から感謝申し上げます。

広島会場:リーガロイヤルホテル広島

試験会場は小会議を行うような小さな宴会場。空調も程よく、落ち着いた環境でした。入場し、白ワインが2つなんだと思い着席。それと同時に私自身の高揚感と緊張がピークに!笑

ですが、まずは外観をとすぐに確認作業へ…。ブドウ品種、冷涼地、温暖地をイメージしながらの待機していました。

試験開始の合図!

白ワイン1

外観
色調は淡く、グリーンががったレモンイエロー、よりグリーンを強く感じる。ディスクは厚くないし、さっぱり系かな?

香り
リンゴと洋梨が主体、果実の華やかさをしっかり感じる。フランスのSBに似てるな~。

味わい
酸味がやさしく、シュワっとこないが余韻はやや長い。甲州、ミュスカデのフラットでスリムな感じでもないし、NZのSBほど余韻が長くない。これ飲んだ事ないかも…。→飲んだことがないと判断できたことは素晴らしいと思います。ただ、余韻の長さだけでNZ(温暖地域)を外す必要はありません。酸とアルコールのバランスから判断すべきです。

選択肢には自分が勉強してなかったブドウ品種もちらほら、でも、それを選んだら絶対後悔する!と思いフランス・SBにして、コメントも必勝マニュアル暗記、収穫年は2016年で決めうちです。←この考え方がソムリエ試験的には正解です。知らないブドウ品種を選ぶ必要はありません。もっと言えば、知らない、わからないで時間をかけてもいけません。わからないと割り切って、自分が知っている一番近いタイプ(ブドウ品種)を想定し、コメントで稼ぐことです。

解答:フランス SB 2016
正解:アルゼンチン トロンテス 2016
白ワイン2

私の中で鬼門でした。本当に分からなかった…(._.)

外観
外観でシャルドネとゲヴェルツをイメージ、レモンイエローでやや濃く、粘性もやや強い。

香り

…。あまり感じず焦りだす。スワリングすると花と樽香と密を感じるのでゲヴェルツではないな。←樽香を感じたのならリースリングもなしです。

味わい
余韻が短かく、アルコールのボリュームを感じない。あれ?これ日本のシャルドネか?←?シャルドネは一概に言えませんが、リースリングよりアルコールを感じるはずです。産地の場所的にもブドウ品種的にも。

以前、何回か試飲してフラットな印象でしたので…フランス・シャルドネ樽のコメントに産地を日本にする暴走をしてしまいました(泣)。←樽の香りを理解された方が良いと思います。

解答:フランス シャルドネ 2016

正解:フランス リースリング 2016

赤ワイン

外観
黒みを帯びたガーネット。

香り

熟した果実のニュアンス。

味わい
タンニンが心地よく、アルコールのボリューム感と程よく長い余韻。とても好きなワイン、飲みたい!第一印象でシラーズとテンプラリーニョを候補に、オリーブ、黒胡椒を感じなかったのでテンプラリーニョのコメント。←まず、Tempranillo(テンプラニーリョ)です。おそらく、テンプラニーリョの特徴をそれほど理解されていないかと存じます。濃い系ではまず何よりもカベルネ・ソーヴィニヨンかシラー(シラーズ)を思い浮かべるべきです。そして、この二つではないとしっかり判断したところで初めてテンプラニーリョ等を疑うわけです。あまりよく理解されていないのに、わざわざ外しに行っているように思われます。

今思えばあの穏やか酸味はシラーズにある特徴だったかなと思ってます。

解答:スペイン テンプラリーニョ 2013

正解:オーストラリア シラーズ 2016

リキュール

こちらはしっかりとマディラソースの香りを感じましたが、マルサラと間違えてるというミスを犯す(泣)。カルヴァドスは香りですぐにok。

時間を意識していたので、マークミスの確認はしっかり行えました。残った時間で白2のテイスティングに集中しましたが、良い情報はひろえずタイムアップ!

総括

今回、初めての2次試験でしたが、良い内容ではありませんでした。テイスティングアイテムの速報が出た時は、愕然とし自身のコメントを計算して5割~6割、落ちた!と意気消沈しました。今でも仕事意外は悶々としています、他の受験者さんもそうみたいですね。

また来年もお世話になると思います。次年度はじっくりとワインとテイスティングに向き合って力を着けたいです!この1ヶ月テイスティング勉強に励んでこれたのも松岡先生のマニュアルあってこそ。本当にありがとうございます。

ご覧になられてご意見ございましたらコメント入れて頂けると嬉しいです。
→読ませていただいた限りでは、二次突破は難しいと思います。まず、ワインの強弱をしっかり感じ、酸とアルコールのボリュームを意識してテイスティングをしてみてください。イメージを持つことはとても大切なのですが、ただ漠然と◯◯っぽいなではなく、パターンに当てはめて外観→香り→味わいと進めるように意識してください。

東京会場:グランドプリンス新高輪

松岡様
ソムリエ試験を受験することを決め、一次試験の勉強につまづいた時から毎日拝見させていただいております。通勤時間に少しでも、と思って見ていましたが、いつのまにか勉強よりも、松岡様個人のストーリーとして一つの読み物を読んでいるような感じで、毎日楽しみにしていました。

さて2次試験での体験を記載致します。

ホテル内はかなり広く、会場まで結構歩きます。
イメージでは広い一会場で一気に試験が行われると思っていましたが、実際には数百人単位で部屋分けされていました。開場しても係りの方が案内してくれるわけではなく、扉近くに張り出された座席表を確認し、自分の席に向かいます。
テーブルの上にはすでに白2、赤1、琥珀色のお酒が2つありました。

オリエンテーションが始まるまでと、その間も結構時間がありますので、外観はしっかり確認できます。

まず白ワインから。濃淡の違う二種、白①は少し緑っぽく淡い色調、若さが見えました。白②の色調は私には結構濃く見えたので外観からの印象として白①がSBかリースリング、白②はアメリカのシャルドネまであるな、と。
赤ワインは黒っぽいワイン、濃い系で少し紫がかっており、カベルネの赤黒い感じよりもシラー…?もしくは直前に飲んだマルベックかな?と。

私はワインに関しては、3アイテムの香りまで一気にコメントを取るというスタイルでテイスティングしましたが、長くなるので一アイテムずつ書かせていただきます。

白ワイン①

香り
んー…。SBのような青っぽい感じがある。リースリングの甘い花のニュアンスは無い、香りが控えめ、というか冷涼地のSBなのかな。でも、特徴がいまいち掴めない。柑橘のニュアンス、でもピリッとしたスパイシーな香りも感じました。

味わい
少し苦味を感じるし、酸味もしっかりある。ただSBのようなニュアンスが取れない…麝香を感じない…、わからない!そうこうしているうちにワインがどんどん減ってしまいました

SBと仮定し、感じられたコメントをマークし次へ。若い印象なので2016、フランスSBで。←スパイシーさをとらえたのは素晴らしいですが、その他は違うワインをテイスティングしているかのようなコメントです。香りと味わいの強弱にも触れられていないことがとても残念です。

白ワイン②

香り
柑橘系と甘いフルーツの印象、シャルドネだ!←早すぎます。香りまでシャルドネのコメントで埋めました。でも樽香が無い…?

味わい
口に含むと、あれ…酸っぱすぎる。酸味が凄い、ねちょねちょするし。やっぱり樽は感じない。リースリング?白①を再度テイスティングし、白②に戻るとこちらの方が酸味が強い。手であたため、回さないようにして香りを取る。あ、リースリングだ!!甘い香り。ただ舌に残る苦味が気になる…。でも、この舌の痺れは苦味じゃなくて強い酸味から来ているような…?うーん、リースリング決定!ミネラルのしっかりとした感じがアルザスっぽい。

ビンテージは分からないので2016、アルザス・リースリングでマーク。

赤ワイン

あ、メントール、スッとする。オーストラリアかな?シラーズかな…でも、黒胡椒とれず。マルベックだったらどうしよう。口に含むとシラーズほどタンニン感じず。アタック強めだけど、なんかシラーズと確信出来ず。色調も紫がかっているから若い、でも私の飲んできたシラーズみたいな青紫な感じほどでもない。カベルネ…?この時点で鼻がパニックになってきたので、白①に戻る。

再度白ワイン①

やっぱりSBじゃない…香りが薄すぎる。飲んだ後のもやっとした感じがニュートラルすぎる。甲州?ちょっともわっとした桃っぽい香りもあり、丁子っぽいスパイシーさもある。この2つ、ソムリエ協会の甲州の模範解答にあったな。でも去年出たし…。去年も出たから違うという決断はしないようにしようと思い、結局2016、日本、甲州にマーク。←うーん。確かに、想定外のブドウ品種でしたが、あきらかに華やかな甘い香りがあったと思うのですが。

再度赤ワイン
今度はしっかりオーストラリアっぽい熟した黒い果実の香りとユーカリを感じました。タンニン弱いけど、オーストラリア、シラーズ。ヴィンテージは紫がかってたので2017にしようとしましたが、マークシートに無かったので2016年。
また、香りのコメントにメントールの他、ユーカリが。悩みましたが、オーストラリア・シラーズじゃなかった時のことを考えてメントールにしてしまいました。

→ワイン三種のコメントを読ませていただいての感想は、ブドウ品種固有の特徴ばかりに目がいっていて、ワイン全体としての像を意識されていないように感じることです。ブドウ品種を当てることだけがテイスティングではありませんし、全体像をとらえられないと自分が経験したワインしかわからないとうことになりかねません。

リキュール1

すみません、勉強不足でした。まろやかな甘み、ぶどうのニュアンスが取れたので、トゥニーポートにしてしまいました。

リキュール2
偶然、カルヴァドスはテイスティングしたことのあるお酒でした。そして、カルヴァドスとダークラムをずっと間違えていたのですが←なぜでしょう?似てますか?試験の時にははっきりりんごの香りを感じ、カルヴァドスにマークしました。

夕方、ソムリエ協会の発表を見て驚きました。
アルゼンチン、トロンテス !!!
型にはめたようなワインの捉え方ではなく、ワインそのものに向き合って欲しいということでしょうか。

トロンテスは飲んだことなかったので、未だに白1がどういうワインだったのかソムリエ協会の模範解答が気になりますが、まずまず出来たかな?という二次試験となりました。→ぼちぼちですね。二次突破はまちがいないと思います。

ほとんど独学だったので、周りの人の様子もわからず、途中本当に辛い時期があったのですが、松岡先生のサイトで過去の皆様のレポートを読んで当日挑むことが出来ました。長くなってしまいすみません。少しでも来年の役に立てればと思います。

東京会場:グランドプリンスホテル新高輪です。

56歳勤労主婦です。2016年に初めてソムリエ受験、一次敗退。2017年一次合格、二次敗退。こちらの”こーざ”には昨年春頃からお世話になっております。

昨年は根拠のない自信から、二次対策必勝マニュアルもテイスティングセミナーも利用せず、二次試験に挑みました。結果、品種、生産年を全て外し生産国一つだけ正解という、惨憺たる結果でした…。
今年は絶対後悔したくない!と、二次対策マニュアル、セミナー二回参加させていただきました。

前置きが長くなりました。二次試験の受験報告です。

会場は明るさ、室温問題なし。試験官の方の説明、話し方も完璧!私のコンディションもバッチリです!←ここを読ませていただいただけで、二次突破ですねといいた感じです。笑

白ワイン①
正解:
トロンテス アルゼンチン 2016
解答:ソーヴィニヨンブラン ニュージーランド 2016
前日に飲んだんです。ソーヴィニヨンブラン。結構自信を持って解答しました。でもまさかのトロンテス…。想定外すぎて、気持ち良く(笑)あきらめました。どんなに勉強しても私にはトロンテスを選ぶ勇気はありません!きっとみんな外したでしょう…。←新世界、華やかな香りを感じてらっしゃるので、問題なしです。おっしゃる通りトロンテスは取る必要ありません。

白ワイン②
正解:リースリング フランス 2016
解答:リースリング フランス 2015
やったー!明らかに白い花の香り。香りのボリュームもそれほど強くはなく、フランス?ドイツ?
味わいは…甘くない。フランス決定。色が少し濃いかな、と思い2015年に。

赤ワイン
正解:シラーズ オーストラリア 2016
解答:シラー フランス 2014
松岡先生、ありがとうございます!マリネしたオリーブ感じました!セミナー後の懇親会の時、初めてマリネしたオリーブを感じることができ、それからカベルネ・ソーヴィニヨンとの違いをかなり感じることが出来る様になりました。でも生産国が今一つわからない…。香りのコメントの選択数が、果実.花で4つ、香辛料他で3つと少なかったので、どちらの国にも共通のオーソドックスなコメントをなんとか思い出しながらマークしました。

リキュール①
正解:マデイラ
解答:トゥニーポート

リキュール②
正解:カルヴァドス
解答:コニャック

リキュールは全然ダメです。でも、今年は自分の実力を出し切りました。松岡先生、そして昨年までにティスティング報告をしてくださった方々、ありがとうございました。

更新が遅くなりました。のんびり着いてきてください。

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩
スポンサードリンク

 - ●試験を終えて