第33回 ラングドック

   

この場を借りまして、私が勤める柏屋で行われるメーカーズディナーのお知らせです。

フーバーのワインをご存じない方、ドイツワインのイメージを180度変えてみせます。

ドイツワイン最高峰の一角、ベルンハルト・フーバー醸造所
〜現当主ユリアン・フーバー氏を大阪柏屋千里山に招いてのメーカーズ・ディナーのお知らせ

ブルゴーニュ最高のピノ・ノワールに勝るとも劣らない風格と品を持ち合わせたピノ・ノワール(シュペートブルグンダー)をこのドイツの南で醸しています。
また、白ワインもこちらは間違いなく世界NO.1のピノ・ブラン(ヴァイサー・ブルングンダー)を生産し、上級キュベのマルターラーはさらなる奥行きを感じさせてくれます。
料理の方はいつもの柏屋の流儀を貫きつつ、しっかりと完璧にワインに寄せます。
私がこよなく愛するフーバーのワインと柏屋の懐石料理のマリアージュ。

絶対に満足していただけると自信を持ってお待ちしております。

日 時
2017年3月 27日(月)
19:00 ~ 22:00頃(受付開始:18:30)

場所
柏屋大阪千里山

お問い合わせはドイツワインの伝道師、山野社長率いる「ヘレンベルガー・ホーフ株式会社」まで。
TEL:072-624-7540
Fax:072-623-8703
E-Mail:info@herrenberger-hof.co.jp

何卒、よろしくお願い申し上げます。

※表紙の写真はユネスコの世界遺産でもある城塞都市カルカソンヌです。

明日ではなく、今日少しだけでも頑張りましょう。疲れているのは皆同じです!
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第33回 ラングドック

Languedoc-Roussillon

一般的にラングドック・ルーシヨンとまとめて呼ばれますが、ラングドックとルーシヨンはそれぞれ別の地方です。

非常に広大な生産地で、見慣れないAOCがたくさんあります。地理的な理解は必要なさそうですが、私は地図を見て位置関係を確認しながら暗記しました。

【概要】
・フランス最大の生産地で、4つの県にまたがります。
➀エロー、②オード、③ガール  ―  ラングドック
④ピレネー=オリエンタル  ―  ルーシヨン
↑何となく。

・地中海独特の灌木林地帯”ガリック”が広がり、ブドウ栽培に適した地中海性気候です。→このガリックが2013年に出題されました。

・AOC、IGP、その他のワインを含めフランス最大のワイン産地です。

・生産量のほとんどが赤ワインです。また、協同組合が早くから発展していることも特徴です。

【ポイント】
1、選択肢のAOCがどの地方に属しているか?
2、AOCについて、どんなタイプ(赤白など)のワインが認められているか?
3、VDN、VdLについて
という感じでしょうか。
→思ったより出題が少ないのです。

Languedoc
A 主要ブドウ品種

・白ブドウはグルナッシュ・ブラン、ルーサンヌ、マルサンヌ、クレレット…みたいなブドウが使用されています。
・黒ブドウもグルナッシュ、ムールヴェードル、サンソー、カリニャン、シラーあたりです。
→ここは全体的になんとなくでいいんです。

B ラングドックのAOCについて

→すべて覚えるのは大変なので、主要AOCとVDN、VdLから確認しましょう。

●赤・白・ロゼの全てが認められるAOC
※ブドウ品種をAOC別に覚える必要はありません。

・Corbieres
・Minervois
・Faugeres
・Saint Chinian
・Languedoc
→最後のAOC Languedocのみが少々特殊で、ラングドック・ルーシヨン全体をカバーする広域のAOCです。後ろにコミューン名を記載でき、Pic-St-Loupなど有名産地もありますが覚える必要はありません。

●さらに上記のAOCの後ろに何かがつくとのみになります。
→こちらも細かく覚えなくてもいいと思います。なんかつけば赤で。

・Minervois La Liviniere
・Corbieres Boutenac
・Saint Cinian Berlou
・Saint Cinian Roquebrun

ワインのみのAOC

Fitou

●VDN、VdLはこのラングドックではすべて白ワインになります。
→VDN、VdLについては次回。

とりあえずここまではしっかり押さえておきましょう。余裕のある人は地図で位置関係を確認した方がよいかもしれません。そろそろ出るかもってことで。

ここから先は、もう少し勉強が進んだ頃に戻ってきて確認する程度でよいと思います。でも、頑張れる人は進んでもイイですよ!

~~~~
●赤・白のAOC
・Limoux
→シャルドネやメルロも使用されます。

●赤・ロゼのAOC
・Cabardes
→カベルネ系、メルロも使用されます。
・Malepere
→こちらもブドウ品種が特殊。赤はメルロ、ロゼはカベルネ・フラン主体ってなんとなくね。

●泡のAOCがいくつかありますが、Cremant de Limoux以外は白のみが認められています。
→AOC Cremantはどこで造られても瓶内二次醗酵で、赤はありません。

※Blanquette de Limouxの主要ブドウ品種が2013年に問われました。まぁ、他のAOCとは一線を画しているのでボチボチ有名なのですが。Cremant de Limouxがシャルドネ主体、Blanquette de Limouxはモーザックという聞きなれないブドウで、共に瓶内二次発酵です。←近年の流れからするとLimoux系にはちょいと注意が必要かもしれません。

●白のみのAOC
・Clairette du Languedoc
→クレレットとブドウの名前がついてますから白ワインですね。だから試験にはでません。
ただ、Clairette de LanguedocにはVdL(白)もあります。

●ごく最近認定された新しいAOC
・Picpoul de Pinet(白ワインのみ)
→ピクプールって覚えてますか?これがわかると覚える必要はありません。
・Terrasses du Larzac(赤ワインのみ)
→ラングドック最新のAOCです。とにかく最新であることと、赤ワインであることだけ覚えれば十分でしょう。

なかなかハードですね。私も覚えられずに苦労した記憶があります。

この地域は気候的に恵まれているので、何もしなくてもブドウが育ちます。昔から苦労せずにブドウが育ったわけですから、あまり手間隙かけずどんどんたくさんワインを造ってきました。
ですから今でも手ごろな価格帯のワインが多く、フランスではスーパーなどで普通に売られており、AOCワインも一本2ユーロ程度からあります。

完全にテーブルワインの産地でしたが、ここ二十数年の間に、他の産地の高級ワインにも引けをとらない素晴らしいワインが生産されるようになりました。

【過去問】はルーシヨンを終えてから一気にやってしまいます。

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩
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 - ●フランス, ・ラングドック=ルーシヨン