第38回 南西地方 2

   

ソムリエ試験対策は順調に進んでいますか?

まだ始めていない方、そろそろ覚悟を決めましょう。始めたばかりの方、最初はチョットしんどいものです。

また、少しずつでよいのですが、ワインをテイスティングしていますか?

もうすぐ4月です。何かと忙しくなることでしょう。ですから、今のうちになんとか助走をつけて4月に忙しくなってもペースを乱さずに試験対策に取り組めるように意識してください。

この講座と同じペースで試験対策に取り組んでいる方はとってもとっても順調です。このリズムをしっかり維持して最後まで走り抜けてください。このまま進めば一次試験突破は間違いありません。
でも、なかなか、この講座と同じペースで試験対策に取り組んでいる人は少ないと思います。さらに、一度で全てを理解し、暗記することなど不可能なわけですし…。

覚えても覚えてもすぐに忘れてしまう。もう昔のように暗記できなくなった。

気持ちはよくわかります。でも、多少の差はあれ、皆誰もが同じことを感じ、そして悩むものです。

それでも合格するためにどうするべきなのか?

この講座のテーマで、もう言われなくても知ってるよ、とお思いかもしれませんが、
明日ではなく、今日少しだけでも頑張りましょう。
私が毎回呪文のように唱えておりますが、これに尽きます。もちろん、さまざまなテクニック等もあるでしょうが、何よりも毎日少しずつでよいので、あきらめずに暗記作業を繰り返すことです。

エビングハウスの忘却曲線という有名な実験結果があります。意味のないアルファベットを複数の被験者に覚えてもらって、いつまで覚えているのかという事を調べたものです。リンク先にも書かれていますが、20分後に42%、1時間後に56%、1日後に74%、1週間後77%、1ケ月後79%が忘れてしまうという結果になったそうです。

こうして皆忘れるものなんです。

ただ、”知らないこと”と”忘れたこと”は全く違います。忘れても再び覚え直すことで、定着率がどんどん上がっていくこともわかっているんです。

ですから、一次試験対策を乗り切るコツは忘れてしまうことを受け入れることにあるのかもしれません。

多少の差はあれ、みんな忘れるんですよ。人間は忘れるようにできているんですから。ただ、忘れてしまった後にどうするかというところで差がつくんです。

リンク先にも書かれていますが、繰り返し復習しましょう。過去問を何度も繰り返すことも有意義だと思います。繰り返し返すことで、記憶の定着に繋がります。そのうち復習する時間も短縮され、過去問を繰り返すことで本番当日のスピードアップにも繋がるはずです。

あと半年、とにかく暗記暗記の毎日ですが、バッジをつけている人は皆、忘れても忘れても諦めずに一次試験に挑んだ人達だということです。

※表紙の写真は急斜面の段丘に畑が連なるIrouleguyです。

明日ではなく、今日少しだけでも頑張りましょう。疲れているのは皆同じです!
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第38回 南西地方 2

C トゥールーズ、アヴェイロネ、中央山塊地区のAOC

この地域の中心は航空機製造や宇宙産業で有名なトゥールーズです。豊かな自然を生かしてフォアグラやトリュフの産地としても有名です。
→近年、黒トリュフの最高級品がヴォークリューズ産(南ローヌ近辺)に移りつつあります。また、四季が反対のオーストラリアからも素晴らしい黒トリュフ(夏トリュフではありません)が産出されます。

まずは色付きのAOC二つを確認しましょう。

※同じく”★”のAOCは地図上でどこにあるか答えられるようにしましょう。

Cahors ロット川 黒いワイン
赤のみが認められており、ブドウはコット(=オーセロワ、マルベック)が主体です。
→マルベックのシノニムも含めて、ここは完全に暗記です。

・Marcillac(赤・ロゼ
ブドウ品種はフェル・セルヴァドゥ(マンソワ)種主体です。

・Gaillac(赤・白・ロゼ、白は甘辛さらに発泡まで可) タルン川
黒ブドウ デュラス、フェル・セルヴァドゥ、シラーなど
白ブドウ レン・ド・レル、モーザック、ミュスカデルなど
→Gaillacの後ろに何かがつくと白の何か(発泡だったり、甘口だったり)になります。でも、Gaillacの細かいことについては出ないかなと…。

~~~~
こちらもまずはここまで。またはあきらめても全く問題ありません。フランスで新しいAOCはわりと珍しいので一応通っておくくらいです。

赤・ロゼ(カベルネ・フラン主体)
・Coteaux du Quercy

下記は全て赤・白・ロゼが認められています。
・Entraygues -Le fel
・Estaing
・Cotes de Millau→ガメイ、シラー、シュナン・ブラン

※上記の4つの新AOC、ブドウ品種まで覚えなくてもよいと思うのですが…。
〜〜〜

D ピレネー地区

・白ブドウはプティ・マンサン、グロ・マンサンが有名です。
・黒ブドウは全AOCでタナカベルネ・フランと考えていいと思います。
→ここのワインもなかなか面白いですよ。試験が終わったあとに是非お試しください。

Madiranのみ)
ブドウ品種:タナ、カベルネ・フラン
Pacherenc du Vic Bilh(白甘口)
Pacherenc du Vic Bilh Sec(白辛口)
ブドウ品種:プティ・マンサン、グロ・マンサン
→上記のMadiranとPacherenc du Vic Bilhは同じ地区で、赤ワインを造れば前者、白ワインを造れば後者になります。

Jurancon(白甘口)
Jurancon Sec(白辛口)
ブドウ品種:プティ・マンサン、グロ・マンサン

上記以外のAOCは赤・白・ロゼが認められております。

Irouleguy→2014年度には地図上で場所を問う出題がありました。
赤:カベルネ・フラン、タナ
白:プティ・マンサン、グロ・マンサン

以下は新しいAOCというだけです。
・Bearn
・Saint-Mont
・Tursan

お疲れ様でしたー。私もかなり疲れました。AOCも増えてるし…。なんとなく目を通したら次に進みましょう。一気に全てを覚えるのは無理ですから。

次回、もう一度まとめてから【過去問】で確認したいと思います。

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩
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