第105回 モルドバ

   

一次試験の報告です。

個人的な感想としては「難しく」感じました。
何が難しかったかというと、1つには過去問で見たことが無い問題が多く出題されたこと、2つ目には過去問より突っ込んだ内容を問われる問題が見受けられたこと(教本の読み込みが必要)が挙げられるかと思います。

焦りもあったため、試験問題をあまり覚えていないのですが、「キツネのしっぽという意味の葡萄品種」や「モルドバの最大輸出相手国」「泡盛の’古酒’の表示が可能になったのはいつからか」など..古酒の3年ではなくそっちを問われるのかと参りました。他にも思い出せないのですが見たことがない問題も多くありました。(私の勉強不足だけかもしれませんが)

出題はランダムですが各設問の上に国、ジャンルが表示されているので混乱することはなかったです。あとで見直しがしやすいようチェックをつけれるシステムもありますので時間に追われるということは無く終えれました。

色々な声が聞こえますが、今年からは2回受験可能という受験者側のメリットもありますので、私も二回目の試験にむけラストスパートで頑張ります。

「キツネのしっぽという意味の葡萄品種」に「モルドバの最大輸出相手国」ですか、なかなか手ごわいですねぇ。

新しい方式になった一次試験、どうも難しいようです。難しいというか、想定している以上の出題が多いので戸惑う感じでしょうか。ただ、教本には記載があると。

人によってはあと一か月間、時間があるわけです。ご自身の一次試験対策の進み具合と聞こえてくる情報を総合的に判断して、最短距離を進む努力をしましょう。合格するために、捨てるところを決めてもイイと思います。

難しいと評判の今年の一次試験ですが、コンクールの問題はこの比ではありません。過去のコンクールの問題がネットで公開されていましたので、ご紹介してみます。

アルゼンチン・メンドーサで世界最優秀ソムリエコンクールが開催されたことは記憶に新しいところでしょう。これまでにも、さまざまなソムリエコンクールが開催されてきました。そのコンクールのレベルによりますが、そこで入賞するのは本当に大変です。

ソムリエ試験や各種資格試験とは違い、暗記すべき情報を自分で集めるところから始めなくてはならないからです。現在の全日本最優秀ソムリエコンクールの筆記問題はワインだけではなく、世界の料理、飲料からも出題されます。当然テキストなどが存在するわけもなく、情報を日本語以外のところからも探さなくてはなりません。←皆さん、定期的に勉強会を開催し、グループで情報を共有されていることが多いと思います。

これらのコンクールにどのような問題が出ているかご存知ですか?ちょっと興味ありませんか?

石田博さんのコラムにロワールワイン若手ソムリエコンクールの筆記問題の一部が掲載されているので、拝借してみました。

※出題数は40問弱。解答は記述式で求められる。AOCに関しては原語で、「何々を全て答えよ」という問いは全て正解でポイントとなる。

・アンジュ地区を雨雲や湿度から守る役割をするレリーフ(起伏、小高い山々)の名を書きなさい。
→Mauges

・ロワールの地勢を形成する2つの山塊。東側はMassif Central、西側は何か。

→Massif Armoricain

・Sancerreは土壌別に3つの区画に分けられる。それぞれの区画名を答えなさい。
→Terre Blanche, Caillotte(or Griottes), Cailloux(or Silex)

・アンジュにみられるシストまたは粘土-シストの土壌をなんと呼ぶか。

→Anjou Noire

・Melon de Bougogneを採用するきっかけとなった大寒波が起きたのは何年か。

→1709年

・5世紀頃、Plant d’Anjouと呼ばれていた品種はなにか。

→Chenin Blanc

・1995年以降、赤ワインは素晴らしいヴィンテージとなったが、甘口(Moelleux, Pourriture Noble)においては難しいヴィンテージとなったのは何年か。

→2000年

・17世紀頃、オランダの商人たちによって持ち込まれたallumette Hollandaiseと呼ばれる醸造には欠かせないものは何か。

→亜硫酸(または二酸化硫黄)

・Alose, Tanche, Percheとは何の名前か。

→魚(ロワール河でよくみられる)

・Gogueとはどのような料理か。

→野菜と豚脂身の腸詰

・Chinonの街中を流れる川の名を答えなさい。

→Vienneヴィエンヌ川

・アンジュ地区のVins Blancs Liquoreuxでもっとも作柄がよかったとされる年はどれか。(1947,1952,1961,1967,1970,1982)

→1947

これで、ちょっと前の国内のロワールワイン若手ソムリエコンクールの問題です。←近年はもっと出題レベルが上がっております。

2007年日本代表の佐藤陽一さんは世界大会で中東のワインの問題に手こずったと聞きます。私の友人に、フランスのAOC、イタリアのDOCG、DOCを全て言語で書けるという人がいます。

ワインの世界って果てしなく広大でしょ?

とはいえ、スタートは皆同じで、ソムリエ試験もその通過点の一つです。世界大会に出場されているソムリエさん達も最初はこのAOC、DOCGに苦労したのです。

私たちも頑張りましょう。

そしていつの日にか、この講座を読んでいただいた方の中から世界コンクール出場者が生まれれば、それは本当に素晴らしいことだと思います。

準備しておこう。チャンスはいつか訪れるものだ。by エイブラハム・リンカーン

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第103回 モルドバ

そもそも「モルドバってどこですか?」ってところから始めなくてはいけない感じですね。地図を見ると、ルーマニアとウクライナに取り囲まれており、地図的に黒海の左上に位置しますが、面しているわけではありません。文化的にはルーマニアに近いそうです。

A モルドバのワインについて

気候
穏やかな大陸性気候。夏温暖で冬極寒。また、昼夜の温度差が大きい。
土壌は腐葉土を含んだ黒土(チェルノゼム)が主体。

歴史
ワイン造りは5000年前から行われていました。ソ連時代衰退したワイン産業が1991年の独立後、ワイナリーの民間化が始まり、息を吹き返しました。

ワイン法
原産地呼称はEU基準のDOPと指定された地域あるいは名称が対象のIGPの二種。

B 主要ブドウ品種

白ブドウ
フェテアスカ・アルバ(白い乙女)モルドバ原産
フェテアスカ・レガーラ(高貴な乙女)

黒ブドウ
フェテアスカ・ネアグラ(黒い乙女)こちらもモルドバ原産
ララ・ネアグラ(=バベアスカ・ネアグラ)

聞き覚えがありますよね。そうです。やっぱりルーマニアです。

C ワイン産地

・Codru(コドゥル、中央部):森林地帯、白ブドウ
・Stefan-Voda(シュテファン・ヴォダ、南東部):ララ・ネアグラ
・Valul lui Traian(ヴァルル・ルイ・トラヤン、南西部):赤ワイン、デザートワイン
・Divin(ディヴィン、全域)ワインスピリッツ

ブドウ品種にちょっとなじみがあるくらいであとはよくわからないですね。私はモルドバのワインを飲んだことがありません。

何かございましたらこちらまで

koza★majime2.com 松岡 正浩

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 - ●ジョージア・モルドバ