第104回 ジョージア

   

最初に一次試験を受けられた方からの報告です。

いつも楽しく拝見させて頂いてます!

先日、1回目を受験しました。噂通りの試験内容でした!情報が流れていたのである意味冷静に対処できましたが手応えは散々です…。

過去問にある様な基礎問題は3割、突っ込んだ応用問題が4割、見たことない問題が3割といった感じでしょうか。

意外だったのはフランスが10問あるかないか…。イタリア、オーストリア、南アフリカ、オーストラリアが多く、その次にスペイン、ポルトガル、アメリカでした。
東欧の各国からもそれぞれ2問くらい出題が見られました。さらに、日本酒3問、山田錦の生産量や特定名称の数などが問われました。年号問題は1問だけ、テイスティングからは3問、酒類概論からも数問あったかと…。
料理とワイン、チーズが各2問と、果てしなく満遍なく。”そんなこと聞く?”みたいな問題も出てきます。

1回目は情報収集のつもりでした。あと一ヶ月後の2回目に向けて教本の読み込みと過去問を繰り返します。過去問や問題集アプリでは8〜9割取れますが、今年の一次試験問題との難易度が違いすぎます。それでも、過去問は基礎固め、問題集のレベル難が応用問題対応、残りの見たこと無い問題は600項のオレンジ本から傾向をイメージして。

2回受験される方は早いうちに一度経験して実情を見ておいた方が良いと思います。

あと一ヶ月、死ぬ気でやります…。

やっぱり難しいようですね。一通り、試験対策を終えて、過去問で9割取れるようになった方は、教本中心の勉強に切り替える必要があるかもしれません。聞こえてくる出題情報を意識しながら。全てをカバーしようとしても間に合いませんから。

ただ、過去問で7割に満たない方はまずは過去問・問題集です。基本問題を落とすようでは話になりません。基本があっての応用。そして、教本を読む時間はあまりないでしょうから、こうして受験された方から聞こえてくる情報を集めて、その箇所のみに絞って集中的に対策を行いましょう。今からでも大丈夫です。絶対に諦めてはいけません。諦めることは人生における後退です。

引き続き一次試験が始まる前にいただいたコメントです。

ソムリエ試験に向け、毎日”こーざ”を読ませて頂いてます。本当にありがとうございます。

この時期に過去問を解いてみたところ曖昧な記憶で丸をつけたところも含め50%少しの正解率でした。教科書も2週したのですが、あまりの出来なささに愕然としました。この時期で50%というのは暗記できていなさすぎでしょうか…。
とりあえず、あと1ヶ月、やり抜いて頑張ります。

この時期に50%まで持ってこれたなら上出来と考えましょう。ただ、これからもっと本気にならなければいけません。

50%ということは合格確定ラインの70%にあと20%足りないわけです。そして、この20%を今からどうするのかというところで合否が決まります。今年はもう少し難しくなったようですが。

50%ラインをウロウロしているということは、”あれ?どっちだったっけ””えっと、あの…、(参考書の、教本の、この講座の)あそこに書いてあったなぁ…”。と思うことがしばしばあると思われます。

でも、この”あれ?”や”あの…”はゼロではないんです。全く真っ白な何も暗記していない状態とでは雲泥の差があります。ちゃんと覚えきれてないけど、朧げだけど、知識として蓄積されています。これらをしっかりと引き出すことができるかどうかというあたりで彷徨っているということ。

ですから、これからは、その”あれ?”や”あの”のところを思いっきり意識して試験対策を進めましょう。その曖昧なところを一つ一つ詰めていくんです。ただ、時間がありませんから、さらにどうしても不安なところばかりを書き集めて、寝る前にでも改めて眺めましょう。走り書きでいいんです。そして、一次試験直前の2、3日前にそのかき集めたメモを一気に復習する。いかがでしょう?

”あと1ヶ月、やり抜いて頑張ります”

”とりあえず”という言葉は必要ありません。一ヶ月間本気でやり抜きましょう!

大丈夫です。

やり抜いた先に合格が待っていますから。

そして、もう一方。

暗記が追いつきません。覚えても覚えても忘れてしまうのです。時期的に一通り勉強は終わったのですが、振り返ってみて自分の忘れっぽさに呆然、また一からやり直しです。年齢的なこともあるのでしょうが、覚えられないストレスからか、スムーズに勉強を始められずにダラダラしてしまうとその日一日が潰れてしまいます。どうすれば覚えられるかなんて野暮なことは申しませんが、心の持ちようをお聞かせください。

程度の差こそあれ、おそらく誰もが同じことを感じながら暗記を繰り返しているはずです。うひょー、らくらく覚えられるぜ!という方はなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。

ですから、忘れてしまうのが人間だということを受け入れてから、どうするかだと思います。

”また一からやり直し”とおっしゃってますが、先ほども申し上げたように、知識ゼロではないんです。どのレベルかは別として、知識として蓄積されているはずなんです。ただ、引き出すことができない、思い出せないということ。結局は繰り返し。覚えていなければ、その都度確認してまた時間をおいて挑戦する、その繰り返しです。一通り勉強を終えているのですから。

一度ダラダラしてしまうと一日ダメになってしまう。気持ちはよ〜くわかります。今日は(たまたま)ダメだったから明日からしっかり頑張ろうと自分を誤魔化してしまうんです。

この講座を始めた頃にもお伝えしましたが、最初の一歩、スタートが肝心です。とにかく家に帰ってやるべき事を終えたら、そのまま止まらず休憩せず試験対策に取り掛かる。静止しているものを動かすより、動いているものを(さらに)動かす方が圧倒的に容易です。

ただ、厳しいことを言うようですが、この時期に”明日頑張ろう”ではダメです。これはソムリエ試験対策だけでなく、今後の人生においても大きな差になるはずです。今日、この瞬間に変わりましょう。

一次試験当日までの生活スタイル、特に勉強を始めるまでの手順をきっちりと決めてください。自宅に帰り、食事を終えたらそのまま勉強する。そこにお風呂、シャワーをはさんでもかまいません。ちょっと何かをしてから、少しだけ休憩してというところで止まってしまうと次に動くことが億劫になります。

もう時間がありません。無駄に止まることなく、ちょっとしんどくても続けて試験対策に取り掛かるように努力してみてください。

大丈夫です。誰もが多かれ少なかれ同じことを思っていますから。

できると思えばできる、できないと思えばできない。これは、ゆるぎない絶対的な法則である。by パブロ・ピカソ

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第104回 ジョージア

近年、オレンジワインで一気にブレイクした感のあるジョージアワイン。日本では、ワインのおかげでジョージアという国が有名なったのではないかと思うくらいです。←元ソビエト連邦、1991年独立。黒海とカスピ海の間、国土の東西にコーカサス山脈が走ります。ジョージアの位置関係を世界地図で確認しておいてください。

ワイン造りは紀元前6000年頃、ジョージアで始まったと言われております。また、クヴェヴリと呼ばれる壺でワインを醸す伝統的な醸造法は現在も引き継がれています。

これがクヴェヴリ。結構大きい。現在もこの壺を作る職人さんがいらっしゃいます。

そして、これを地中に埋めて、この中にブドウを入れてワインを醸します。

もちろん、現在はすべてのワインがこのクヴェヴリで醸されているわけではありません。

A ジョージアワインについて

気候
国土の80%が山岳地帯。大きく東部と西部にわけられ、東部は乾燥した大陸性気候、西部は黒海に面していることもあり、温暖で湿潤な亜熱帯気候です。

歴史
ワイン造り最古の歴史を誇り、紀元前6000年頃のクヴェヴリが発見されています。この頃に起きた大地震の影響で、この壺を地中に埋めるようになりました。

10〜13世紀頃にワイン造りの最盛期を迎えますが、その後のソ連時代に大きく後退、1991年の独立を機に現代のワイン造りが始まります。

2013年にクヴェヴリによるワイン造りが世界遺産に登録されます。

B ワイン法とブドウ品種

ワイン法
10の栽培地域が定められ、18の原産地呼称がPDOとして登録されています。そのPDOの内、14がカヘティ地方にあります。

主要ブドウ品種
・ルカツィテリ
ジョージアでも最も有名で、栽培面積が広く54%をしめます。
・サペラヴィ
二番目の34%を占めるジョージアを代表する黒ブドウ

C ジョージアのワイン産地

カヘティ地方
ジョージア東部に位置する一大産地。サペラヴィ。14のPDOがあります。

イメレティ地方
ジョージア西部に位置する亜熱帯気候で降水量の多い産地。クヴェヴリがチュリと呼ばれ、地上に置かれます。

ジョージアではひとまず、この二つの産地を押さえるべきです。さて、これからどんな問題が出題されるんでしょう。楽しみですね。←嘘。

次はモルドバに行きます。
何かございましたらこちらまで

koza★majime2.com 松岡 正浩

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