第105回 ルクセンブルク

   

先日の言霊の話に対するメッセージをいただきました。そのままでは個人情報が含まれていましたので、多少手直しし言葉を変えてご紹介いたします。

この時期になると、4年前に挑戦した試験(ソムリエ試験ではありませんが、ソムリエ試験一次とほぼ同じ日程でした)のことを思い出します。当時、私は「もうダメ、今年は絶対無理…」と泣いて絶望的になっていました。

私は幼少期にいろいろあったためか最近まで、常に自虐的で自分を否定するような言葉を自ら発する残念な癖がありました。また、いつも他者のポジティブでない言葉に揺さぶられ、傷ついていました。

私は学生です。近年は私のことを理解してくれている先生や心を許せる仲間が私を励まし評価してくれているのに、彼らの言葉すら否定し「私はダメだから…」とマイナスの言葉ばかりを口にしてしまっていたのです。

それでも、彼らは根気強く明確でポジティブな言葉で励まし続けてくれました。

そんな4年前のある日、ひょんな事からこの《ちょっとまじめにソムリエ試験対策こーざ》に出会いました。そして、ここに書かれていた素直で強い言葉に衝撃を受けました。こんなにわかりやすくはっきりと言ってくれる人がいるなんて。
私はこちらに書かれている言葉に強く惹かれたおかげで自己否定的な言葉を辞める決意をしました。なんというか、目の前の霧が晴れたように感じたのです。そして、その試験にも無事。

私は子供時代、他者から”愛されてる”と感じたことが本当に全くありませんでした。でも、今は幾人かの方に”愛されている”と感じるようになりましたし、私も彼らを”愛している”のではないかと、もっと言えば、私は彼らに対して”愛”だけでなく”尊敬”や”感謝”の気持ちを持ち合わせているのではないかとさえ思うようになりました。

そして、彼らにその思いをちゃんと言葉で伝えたいとも思いはじめています。

とはいえ、「何でもはっきりと言葉にすること」あるいは、「疑問をそのまま言葉にすること」で人間関係において猛烈に苦労をしてきた私。数年前までであれば、その後に待ち受けていた辛辣な非難に傷つき、悲しく切なくどうしようもない孤独感に苛まれました。今思い出すだけでもオエっとなります。全て一朝一夕にはいかないものです。

だからこそ、”夢””あきらめてはいけない”ことを強く主張し続けている松岡さんの言葉は鮮烈なんです。この言葉と出会えたことが本当に嬉しいんです。

私はワインが大好きです!ですから、学校の勉強だけでも苦労しているのに、夜遅くまで仕事をしながら資格試験に挑戦されたソムリエをはじめとする有資格者の方々に勇気づけられました。

いつも素敵なワインを教えてくれるソムリエさんやアドバイザーの方たちがどんなに頑張ってきたのかと、どれほど大変な状況下で勉強してきたのだろうかと思いを重ねているうちに、私はまだまだ努力が足りない、もっと頑張れるはずと思えたのもこの頃でした。

その後、昔の私と同じように否定的な言葉ばかりを吐き続けていた友人に、この”ちょっとまじめに”を紹介したところ共感してもらえたように感じました。

そして、しばらくした後に「”ちょっとまじめに”を紹介してくれてありがとう、私も頑張るよ!」というメッセージが届いたのです。

言葉が通じた瞬間だと思いました。
  

私もいつか、不器用でいろんな劣等感を持ちつつもしっかりと夢を見て追いかけている”私の子供たち” を励まし、勇気付け、助けられるような立派な大人になります。

もし彼らが孤独なら、「何もかもが嫌だ!」と夜通し泣き続けるなら、傍に寄り添って夢を聞いてあげられるように、一緒に夢を語れるように。そして、あきらめなければ夢は必ず叶うと伝えてあげたい!いつか、必ず!

これは松岡さんに出会ってから考えるようになった私の新しい夢なんです!

いつも素敵な言葉で励ましていただき本当にありがとうござます。

もう一通

私の昨年度の経験をお話しさせていただきます。少しでも今年試験を受ける方の参考になればと思いまして。

一次試験の数週間前に、大きな紙に”筆”で『私は合格します』と書きました。すると不思議、その瞬間にホントに合格する気がしました。

試験勉強中、常に”合格”を口にし前向きな気持ちでいましたが、潜在的な不安もずっとありました。しかし、このように書を認めたことで何かが変わりました。私は書道をしているわけではありませんが、マジックで書くのと筆で書くのとでは、全く違います。書道は神経を集中させ一字一字に想いを込めながら書く素晴らしい営みで、言葉に対する意識がより鮮明になったように感じました。

試験の当日の朝、ジムに行きました。といっても、12種類のマシーンを2周とストレッチだけの40分ほどです。緊張が半端なかったので、体を動かした方が良いと判断しました。おかげで、少し頭がスッキリしました。

さらに、試験の当日、鉛筆を2本準備しました。ひとつは、『合格』と書かれたもの。もうひとつは、『落ち着いて一つずつできる問題から』と書かれたもの。

これらは使うためではなく、机の上に置き試験中に見る為のものでした。この鉛筆によって心が落ち着き、”そうだ、私は合格するんだ”と思いながら試験に取り組むことができました。私にとっては想像以上の効果があったと断言できます。

ちなみに上記の鉛筆は、子供が中学受験をしたときに通っていた塾からのいただきものでした。

話は変わって、中学受験をしたうちの子は、けっして余裕のある成績ではありませんでしたが、試験が終わった後にどうだった?緊張した?と聞いたところ『落ちることなんてこれっぽっちも考えなかったから、あまり緊張しなかった』とサラッと答えてました。

信じられる者は強いです。

ありがとうございました。

さて、お二人の方から同じ質問をいただきました。

カナダを復習している時に気になった箇所があります。

今年の教本にはp178に、オンタリオ州のワイン生産量が201.698h  ブドウ栽培面積が6000hap179に、ブリティッシュコロンビア州のワイン生産量が208.555h  ブドウ栽培面積が4152haとありました。

どちらを最大の生産地と考えるべきなのか気になり、メール致しました。

これまでは、カナダ最大の産地といえばオンタリオ州だったのですが。今年の教本には確かに上記の数字が書かれておりますから、最大の産地はという問題は出題されないと思います。もし、どちらかを答えさせる問題が出題されたとしても、後ほど”問題に不備があり…”ということで合否には関係のない措置がとられるはずです。

カナダの項目を修正しました。

もう一つ

昨年まで国別ワイン消費ランキングにおいて、第一位がルクセンブルクとなっていましたが、今年から第一位がアメリカとなっており、また、消費量も変わっています。計測のしかた等を変えたと考えてよいのでしょうか?

こちらは教本に解答が書かれています。

ルクセンブルクは「1人当たりワイン消費量世界一の国」として紹介されることが多いが、これはルクセンブルクの付加価値税(VAT、日本の消費税にあたる)が周辺国より低く設定されているため、国境を越えてくる買い物客のワイン消費がルクセンブルクの統計に反映されるためと考えられている。
→ルクセンブルクに関しては以前からこのように言われていました。例えば、日本のワイン消費量も何をもってワイン消費というのかという問題等があり(そもそも日本にはまだ明確なワインの定義が…)このように一律にしてくらべることは本当は難しいはずです。

さて、一次試験対策の最後です。でも、そんなに気合を入れなくても大丈夫。ここはサラッと流して、他の項目に時間を費やしましょう。

壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。by イチロー

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第105回 ルクセンブルク

隣国のベルギーとともに美食にの国であるルクセンブルクはワイン造りにおいても2000年の伝統を誇り、政府自ら5haのブドウ畑を所有。”政府ドメーヌ”としてオリジナルワインの生産を行っています。

A ルクセンブルクのワインに関して

ドイツとの国境に流れるモーゼル川左岸、シェンゲン条約で知られるシェンゲ ン村から北に42キロ続く産地。標高はそれほど高くない(150m〜250mはそんなに高くない)ものの最大傾斜60度と急斜面にブドウ畑が連なります。

気候は大陸性気候の影響を含んだ海洋性気候。夏暑すぎず、冬寒すぎず非常に穏やかな気候。

生産まれるワインの9割が白ワインで、スパークリングワインの歴史も長い。←クレマン・ド・ルクセンブルク

B ワイン法と主要ブドウ品種

ワイン法
・2014年まで、1932年に施行されたワイン法に基づき、ワインごとに科学検査と専門家による官能試験で4等級に格付けし毎年更新してきました。

・2015年より新AOPを導入し、これまでの官能試験にポイント評価制から、生産地と収穫高による格付けに以降しました。
「Cotes de」→「Coteaux de」→「Lieu-dit」(プルミエ・クリュ、グランドの併記可)に上級になります。
→”Cotes”も”Coteaux”ほぼ同じ意味で、”丘”を指しますが、ニュアンス的に”Coteaux”の方が小さなイメージで、小さな丘、小さな区画的なイメージなのだと思います。”Lieu-dit”はここ最近シャンパーニュ地方でよく聞く言葉で、土地の最小区画を表します。

・クレマン・ド・ルクセンブルク
瓶内二次発酵・9ヶ月の瓶内熟成・デゴルジュマン・ミレジメ24ヶ月

・主なブドウ品種
リヴァネール←過去4割のシェア。現在25%。
ピノ・グリ
オーセロワ←ルクセンブルクでは珍しく単一で仕込まれます。
他、リースリング、シャルドネなど。地球温暖化の影響もありピノ・ノワールが増えています。

ここもそんなに気合を入れる必要はないと思います。

さて、長かった一次試験対策が終わりました。本当に、本当に、本当によく頑張ったと思います。あとは、気持ちです。特に不安でどうにもならない方は「絶対に合格する!」と30回つぶやいてください。言霊です。嘘でもオカルトでもなんでも利用して合格しようじゃありませんか。

ひとまず、お疲れ様でした!また、試験前日くらいに更新します。

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩
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