第104回 イギリス

   

ここまで来て思うのは、まず手の届く目標を立て、ひとつひとつクリアしていけば、最初は手が届かないと思っていた目標にもやがて手が届くようになるということですね。by イチロー

夢を持つこと。イメージすること。あきらめないこと。

イチロー選手の成功は、壮大な夢を持ち、そこに至る過程(道)を明確にイメージし、そのための努力を一切惜しまなかったことだと思っております。

もちろん、最初からアメリカで3000本もヒットを打てるとは思わなかったと思いますが、野球界のスーパースターとして活躍できる自分の像は確実に持っていたはずです。

夢(目的)に向かって進む過程で、日本球界での活躍、その後、日本人にも門戸が開かれたメジャーリーグ進出を目標としたのでしょう。メジャーリーグ一年目で首位打者、盗塁王とMVPを獲得し、着実に世界のスーパースターへの道を歩みます。この道のりには想像を絶するような苦悩と努力があったと思いますが、夢とそこに至るイメージ(道)が彼の中であまりにもはっきりとしていたため、ブレることなく、心折れることなく今の位置まで上り詰めることができたんだと思います。

また、彼はケガをしないことでも有名で、試合前のストレッチや練習だけにとどまらず、バット・グローブなどの備品管理に至るまで、すべての準備を日々完璧に行っていると聞きます。これらの積み重ねが現在のイチロー選手を作り上げたとも言えるわけです。

彼の中のスーパースター像が目的地、ゴールに明確に存在し、その道が目の前にはっきりと見える。その道の途中にはさまざまな目標があり、それらを壮絶な努力でもって着実に乗り越えていく。夢とそこに至る道のり、この二つの明確なイメージを持っていたからこそ、さらに何としてでもこの道を進むという強い意志があったからこそ、このような偉業を達成することができたのだと思います。

”ぼやき”で有名な野村克也氏がイチロー選手について「天才が努力すると恐ろしい」と発言しています。

以前、こんなCMが流れていたようです。→私は一切テレビを見ないので、テレビ用かどうかもわかりませんが。

確かに、誰もがイチローになれるわけではありません。それでも、私たちは今、この場においてソムリエ試験対策を通して、努力しながら前進しています。一次試験まであと一週間もありません。ここまでかなりつらい道のりでした。耐え忍ぶ日々が続いている一方で、あと少し頑張れば解放されるかもという思いを持たれているかもしれません。

皆さんも、ここまでしっかりと前進してきたわけです。

本当にあと少しです。ただ繰り返しますが、ソムリエ試験はここまでやれば合格という明確なラインがあります。試験範囲となる教本が準備されており過去問も公開されています。少々努力を要しますが、特別な能力が必要なわけではありません。

合格という目的地がはっきり見える場所、手に届くところにあるんです!

イチロー選手のように誰も成し得なかったことを夢としてその道を進んでいるわけではなく、オリンピックのメダルを目指しているわけでもありません。

ソムリエ試験は過去に数万人もの合格者がいます。誰もがそれなりの努力で目的地に到着することができるんです。

ですが、あきらめたらそこで終わりです。進み続けなければ目的地には絶対に着かないのですから。そして、ソムリエ試験合格はワイン道のほんの入り口にしか過ぎないのです。

あと一週間、体調管理には気をつけて思いっきりあがいてみましょう。その先にはちゃんと合格が待っていますから。 

さて、今年、フランスで史上最年少39歳の大統領が誕生しました。一方で、イギリスがEUから離脱することが国民投票よって決まったのがちょうど一年前です。EU圏に住んだことのあるものとしていろいろと感じるところがあるもので、今後のヨーロッパの流れにおける大きな分岐点になるんだろうなと思っております。

このイギリスのEU離脱、高齢者層が離脱を支持し、若者たちが反対したと報道されていることを非常に興味深く見ておりました。数年前の大阪都構想の時の住民投票に通じるものがあるような、ないような。

ソムリエ試験対策としても新設のイギリスまでたどり着きました。フランスからはじめたわけですが、あとルクセンブルクを残すのみで、一通りワイン生産国を見てまわったことになります。ワインを一から勉強された方もけっこうな知識が身についたことでしょう。ワインショップなどにおいても、エチケットを見てそれなりに理解できるようになったのではないでしょうか。

今日もしっかり頑張りましょう。

合格を祈願して押してください!
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※表紙はウェールズの収穫風景。

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第104回 イギリス

1980年代から気候の温暖化とともにブドウの熟度が上がるようになり、特にイングランド南部で栽培されたシャンパーニュ品種で造るスパークリングワインが高い評価を得るようになりました。

A 歴史

紀元前1世紀頃にベルガエ人(現在のベルギー周辺の人々)が英国南東部に進出してワインを持ち込みました。

・キリスト教が6世紀末に広まると、英国南東部の修道院でブドウ栽培とワイン醸造が行われました。

1152年にアキテーヌ女公アリエノールの夫アンリがイングランド王ヘンリー2世となり、現在のフランス西部と英国全体にあたる地域を支配するアンジュー帝国が生まれたため、ボルドーなど大陸側のワインが英国に盛んに供給されるようになりました。 →超有名な史実です。

・1950年代から商業的なワイン用ブドウ畑が相次いで開設され、60年代後半には急増し、70年代に増加のピークを迎えていきました。

B 気候・風土

北緯49~61度ワイン栽培地としてはかなり北。メキシコ湾からの暖流のおかげで、比較的暖かい海洋性温帯気候
→最近1世紀以上にわたって気候の温暖化が顕著で、1900年にはイングランド南端にわずかしか存在しなかった年間平均気温10°Cを超える地域が、2000年にはイングラ ンド南部の大半、2080年にはイングランドのほぼ全体に拡大すると予測されているそうです。

C 主要ブドウ品種

・栽培面積順
シャルドネ→ピノ・ノワール→バッカス→セィヴァル・ブラン
→イングランドのサウス・イースト・イングランド地方(州別ではケント州)が栽培面積最大です。

D ワイン法
→2016年のEUの離脱を受けて、今後どのように変わるのか。

・地理的表示保護P.G.I(Protected Geographical Indication)

原産地名称保護P.D.O.(Protected Designation of Origin)
イングランドまたはウェールズ産100%、アルコール8.5〜15%

・スパークリングワインに関しては
伝統的製法
最低9ヶ月の瓶内熟成
ガス圧3.5バール、最低アルコール10%
→シャンパーニュとの違いと比較して覚えましょう。
ブドウ品種はシャルドネ、ピノを主体におおよそ想像できるもの

・BritishWine
輸入ブドウや濃縮ブドウ果汁などを原料にして英国で造られた酒類。United Kingdom WineまたはWine from the UKとも表示される。→日本にもある”まがいものワイン”ですね。

残念ながら過去問はありません。

出題されても一問です。気軽にいきましょう。そして、次回はルクセンブルクです!

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩
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 - ●イギリス・ルクセンブルク