第58回 スイス

   

四月も半ばを過ぎました。新年度が始まり一気に忙しくなった方も多いのではないでしょうか。この講座の更新もちょっと時間が開いてしまったりと私もなかなかギリギリの日々を過ごしております。→私は遊ぶときは遊ぶ(私の場合、食事に行ってお酒を飲むことですが)と決めていますから、そこは大丈夫です。ただ、ダラダラ過ごすことはほぼありませんよ。テレビも一切見ませんし。

さて、試験対策は順調に進んでいますか?→何度も確認して申し訳ございません。

おそらく多くの方がぜんぜん順調じゃないよ!と思っていらっしゃることでしょう。

この時期、忙しいことはよくわかっています。それでもそろそろ本気で合格を意識して試験対策を始めなければなりません。今このタイミングで、この忙しい時期に良い流れを作ることができると合格に一気に近づきます。まだ、うまくリズムに乗れない方、もうすぐゴールデンウィークですし、今一度、ご自身の生活を見直しましょう。そして、ゴールデンウィークが終わった頃には毎日しっかりソムリエ試験対策に取り組んでいるイメージで日々を過ごしてください。→いや、GWも忙しいんだよ!って声が聞こえてきました。はい。私もずっと仕事です。

とはいえ、近年、勉強とは無縁の生活を送られていた方にとって机に向かうことは非常に困難なことです。私もそうでした。ただでさえ疲れて夜遅く家に帰るのです。そこから勉強するなんて最初のうちはなかなか考えられませんでした。→私はこちらでもふれたようにあまり机で勉強しませんでした。

やろう、やろうと思いつつもうまく一歩を踏み出せない方、また、始めてみたものの集中して勉強できないという方、沢山いらっしゃると思います。そんなお困りの方に一冊の本を紹介いたします。
「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~
→なかなか怪しげなタイトルがつけられていますが(笑)、やや軽い内容で、完全に好みがわかれる本でもあると思いますが、この本がきっかけでソムリエ試験対策が少しでも順調に進むのであればお金を払う価値があると私は思います。また、大きな図書館にならあると思います。

例えば、なぜダイエットが続けられないのか、ということが一つの考え方として理解できます。実は新しいことを始めると何かが邪魔をするんです。

私がこの本に大いに共感できる理由は、この本に書かれている事を読むまでもなく成功するための生き方を実践している(おそらく本人に自覚はないでしょうが)友人を目の当たりにしているからです。彼女は日本で最高と言われる大学院を主席で卒業し、フランスで起業している建築家です。現在、パリの数々の星付きレストランの設計・施工を担当し結果を出し続けています。←私より若い!まだ30代後半です。ぜんぜん勝てません。

その彼女は自分の努力についてこう話します。

『まず、努力とか頑張るって感じじゃないの。私は成すべきことが明確にわかっているから、それを成し遂げる為に例え寝ないででも今やるべきことをちゃんとやる。周りの人からは頑張っているように見えるかもしれないけど、努力だとか頑張っているなんて微塵も思っていない。目の前にハッキリと道があるから前に進む。それが私にとって当たり前のことなの』

なかなかここまで言い切れるものではないと思います。

彼女は”目的”があまりにもはっきりとイメージできる為、それが達成されることを迷いなく信じられるようです。

ですから、その目的を達成するための一つ一つの”目標”に対して行動(努力)することは彼女にとって、歯を磨くことのように日常的なことなのでしょう。

彼女の能力も特筆すべきなのでしょうが、それ以上に彼女の考え方、言動が全ての成功を引き寄せているように思えます。

その彼女の作品集
A T E L I E R – È S

※表紙の写真の解説。テラス状に広がる葡萄畑と栽培農家の小さな村が織り成す景観が2007年に「ラヴォー地区の葡萄畑」のとしてユネスコの世界遺産に登録されました。

明日ではなく、今日少しだけでも頑張りましょう。疲れているのは皆同じです!

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第58回 スイスのワイン

ちょっと意外でしたが、スイスは数年前まで試験にほとんど出題されておりませんでした。輸出量が圧倒的に少ないからかもしれません。ただ、ここ二、三年間は確実に出題があり、流れは変わってきています。

A スイスのワイン

・地理的にはフランスの東に位置し、ドイツ、オーストリア、イタリアに囲まれています。
・白ワインと赤ワインがほぼ同量生産されています。
・ワイン消費に関して、自国の生産量の二倍を輸入に頼っています。

●主なブドウ品種

白ぶどう
シャスラ=グートエーデル→栽培面積第2位(白ブドウではNO.1)、6割
・ミュラー・トゥルガウ
・シャルドネ

黒ブドウ

ピノ・ノワールラウブルグンダー 栽培面積第1位、約半分を占める。
・ガメイ→栽培面積第3位(黒ブドウではNO.2)
・メルロ→栽培面積第4位(黒ブドウではNO.3)
・ガマレ、ガラノワール→どちらもガメイとReiなんとかの交配品種。後者の方がやや数字が大きい。栽培面積が増えています。

B スイスのワイン産地

大きく三地域に大別されます。→フランス語圏、イタリア語圏が特に重要です。

●スイス・ロマンド地方(フランス語圏)

スイス西部。全生産量の8割を占める一大産地。白ブドウはシャスラ、黒ブドウはピノ・ノワールガメイ

・Valais ヴァレー
ローヌ川上流。スイスワインの4割を生産する最大の産地。→標高が高い。650m以上
ファンダン(=シャスラ)、ヨハニスベルグ(=シルヴァーナー)、ピノ・ノワール
Dole(ドール):ピノ・ノワールとガメイを85%以上使用した赤ワイン
グランクリュ8地区がブドウ品種とともに指定されています。

・Vaud ヴォー
レマン湖の北側に面する上質ワインの生産地域。生産量はスイスで2番目。シャスラが6割を占めます。
Lauriers d’Or Terravin:シャスラ→州の評議会で基準をクリアしたものに与えられる称号

La Cote:シャスラ

Lavaux:デザレー、カラマンなどのグランクリュを含む優良産地

・Geneve ジュネーヴ
ペルラン(=シャスラ)。スイスで最初にAOCを導入(1988年)

・Neuchatel ヌシャテル
シャスラ産地、瓶内2時発酵のスパークリングも。Oeil de Perdrix(ウイユ・ド・ペルドリ):ピノ・ノワールのロゼ

●スイス・アルモン

●スイス・イタリエンヌ(イタリア語圏)

スイスの南、イタリアとの国境付近。

・Ticino ティチーノ
メルロが有名です。

ソムリエ試験的にはまだ出題の歴史が浅く、基本的な問題ばかりです。

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ソムリエ試験 過去問

【過去問 2017】
スイス最大のワイン産地を次の中から1つ選び、解答欄にマークしてください。

1.  Valais
2.  Vaud
3.  Geneve
4.  Neuchetel

【過去問】
シャスラが生産量の約 60% を占めるスイス第 2 のワイン生産地を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. Vaud
2. Geneve
3. Neuchatel
4. Valais

【過去問 】
国際都市としても有名で 1988 年からスイスで初めて A.O.C. を導入した生産地を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. Ticino
2. Vaud
3. Valais
4. Geneve

【過去問】

スイスで栽培面積が最も大きいワイン用白ブドウ品種を 1 つ選んでください。

1. Chardonnay
2. Chasselas
3. Muller-Thuragau
4. Sylvaner

【過去問】

スイス南部 Ticino 州で最も多く栽培されているブドウ品種を 1 つ選んでください。

1. Pinot Noir
2. Gamay
3. Merlot
4. Syrah

【過去問】

2007 年にブドウ畑の美しい景観とワイン造りの長い歴史が評価されてユネスコの世界遺産に認定されたスイスのワイン生産地を 1 つ選んでください。

1. La Cote
2. Lavaux
3. Chablais
4. Cote-de-l’Orbe

【過去問】

スイスで最も栽培面積の広いワイン用白ぶどう品種を 1 つ選んでください。

1. Chardonnay
2. Chasselas
3. Muller-Thuragau

4. Sylvaner

【過去問】

スイスのワイン産地 Lavaux が属する州を 1 つ選んでください。

1. ジュネーヴ州
2. ヴォー州
3. ティチーノ州

4. ヴァレー州

【過去問】

スイスで最も栽培面積の広いワイン用白ぶどう品種を1つ選んでください。

1. ミュラー・トゥルガウ
2. シャスラ
3. シャルドネ

4. シルヴァナー

【シニア過去問】
スイス ティチーノ州の主要ワイン用黒ぶどう品種名を原語またはカタカナで記入してください。

 【解説】
こちらはシニアの問題なので、筆記での解答を求められますが、ここ十数年、一次試験では選択肢以外の出題は見られません。

【シニア過去問】

スイスにおいて、ブドウ収穫量が最も多いワイン生産地を一つ選んでください、

1. Valais
2. Vaud
3. Geneve

4. Neuchatel

【シニア過去問】

スイスのVaud州でLauriers d’Or Terravinの称号が与えられるワイン用ブドウ品種を一つ選んでください。

1. シャスラ
2. ガメイ
3. ピノ・ノワール
4. ミュラー・トゥルガウ
ここはそんなに苦労しませんね。今日はここまでにします。
何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩

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