第74回 フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア、エミリア・ロマーニャ

   

昨年2017年度のシニアソムリエ呼称の合格者からメッセージをいただきました。→第70回の方にも同じ内容で追記がございます。

私は、フォローアップセミナーを受講し、短期ですがシニア対策のためにスクールにも通いました。それでもなお、一次試験62~63%といった正答率でした。

私の場合、複数解答の設問を1問と考えた場合(一つでも間違えば不正解にカウント)と、解答欄の数を設問数としてカウントした場合のどちらでも大差ありませんでした。また、私は記述の問題の正答率がかなり悪かったので、その配点が選択肢問題よりも高かった場合はさらに得点が下がると思われます。

今回の英文問題や記述式問題は、難度的には易しい問題が多かったのですが、情けないことに微妙なスペルミスなどを連発し、ほとんど落としてしまいました。一文字違い等も多かったので、多少拾っていただければまた違うのかもしれませんが、採点を外部に依頼しているとのことでしたので、望みは薄いと嘆いていたことを思い出します。

個人的な感想としましては、2017年度は2016年度に比べると教本に記載されている内容からの出題が多かったように思います。ただ、私は2016年の傾向から教本の情報以外からの出題が増えるのではと予想し、ソムリエ協会の会報誌やネット上のワインに関連する最新情報、一年以内に放送されたワイン関連のテレビ等、かなり手を広げて準備しました。

しかし、結果的にはフォローアップセミナーの情報と、教本の細部の問題が多かったかなと。フォローアップセミナーの情報は絶対に出題されるわけですので、もちろんしっかりと対策を行いました。

教本対策としては、2015年・2016年の問題を洗い直しつつ過去問分析表を作成し、各項目別にどのような事柄がどのような形で出題されるのかまで研究しました。そして、それらをふまえた上で教本を熟読しながら出題されそうな箇所をピックアップして、頭に入れていきました。

去年に関して言えば、この教本対策は大いに有効だったと思うので、他の情報にまで手を広げる前にもっと教本対策に力を入れておけば一次試験終了後、あんなに胃の痛い思いをしなくてすんだなぁと(笑)。まぁ、それがわからないから大変なのかもしれませんね…(汗。

今回、久々に問題を拝見しましたが、今受けたら合格する気がしません(笑)。試験前日はまったく眠れませんでしたので、ある種のゾーンに入っていたようにも思います。それでギリギリですから、自分の能力の低さに悲しくなりますが…。

さらに、2018年度 第5回ブラッシュアップセミナーに関する情報の中で、私がわからなかったことを質問したとところ、情報提供者から解答がありましたので、お伝えします。

★オルトレポパヴェーゼ
→要は、このレベルのマイナーな産地まで勉強しなさいという意味なのだと思うのですが、オルトレポパヴェーゼのブドウの栽培エリア等を調べたりするだけで随分時間がかかりました。

★ミッシェル・シャントンヌなどのキーマンが最近訪問している産地
→Michèle Chantôme(モロッコ出身のA.S.I.の役員です)
https://www.youtube.com/watch?v=TZ5c1XIJCLw

さて、今日もイタリアです。

※表紙は甘口ワインが造られるピコリット種です。

成功するには、成功するまで決して諦めないことだ。by アンドリュー・カーネギー

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第74回 フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア、エミリア・ロマーニャ州

G Friuli Venezia Giulia

フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州
→注意!!州都はヴェネツィアではありません。

雨の多いこの州では、主に丘陵地帯でブドウが栽培されています。栽培技術も非常に発達しており、ワインは高級志向で特に白ワイン(77%)に力を入れています。

◆覚えておきたいDOC

・Collio Goriziano / Collio
・Friuli Colli Orientali
→共に様々なブドウ品種が認められております(白・赤などいろいろ可)。この地方の料理と合わせるワインとして選択肢に出てくるくらいでしょうか。

◆DOCG

Ramandolo(白甘口)
→ブドウ品種はVerduzzo Friulanoです。完熟したこのブドウを乾燥させ、糖度を高めてからゆっくり発酵させます。アルコール度数は14度と高くなり、甘口に仕上げられます。
Colli Orientali del Friuli Picolit(白甘口)
→ピコリット種は現在僅かに栽培されている古い品種で、野生のブドウに近いと言われます。ブドウの粒が一房に十数粒程度(今回の表紙の写真:通常の数分の一)しか出来ません。こちらも甘口に仕上げられます。
Rosazzo
→ブドウはFriulano。白ワインのみ。←もともとはColli Orientali del Friuliの一部でした。

※この州のDOCGは白ワインのみが認められています。

H Emilia Romagna エミリア・ロマーニャ州

イタリアの中で、最も肥沃な平野が広がります。気候は冬と夏の温度差が大きい大陸性気候ですが、海岸に近いところでは海の影響でその厳しさが和らげられています。州都はスパゲッティ・ボロネーゼのボローニャ。

◆覚えておきたいDOC

Lambrusco なんとか(赤発・ロゼ発)
Lambruscoはブドウの名前。フルーティーなロゼの弱発泡性ワインです。数種類ありますが、Lambrusco di Sorbaraが一番人気のようです。
・Romagna
→先ほどと同様にさまざまなブドウ品種が認められております。ソムリエ試験的に、今後もこのようなお料理に合わせる為のに覚えて方がよいDOCが出てきます。

【過去問】
イタリアの地方料理「Costoletta alla Bolognese(仔牛のカツレツ、ボローニャ風)」と最も相性が良いとされるワインを地方性も考慮し、適切なものを 1 つ選んでください。

1. Cinque Terre
2. Biferno
3. Chianti Classico
4. Sangiovese di Romagna

例えばこんな感じです。ワインと料理はいつかまとめてやります。

◆主要DOCG

Romagna Albana
→ブドウ品種はAlbana、主に辛口。甘口のパッシートもあります。
Colli Bolognesi Classico Pignoletto
→長い名前ですが、州都ボローニャのBolognesiが入っています。Pignolettoがブドウ品種です。

※この州もDOCGは白のみです。

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ソムリエ試験 過去問

【過去問】
次の中から Emilia Romagna 州に隣接していない州を1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Toscana
2. Marche
3. Liguria
4. Umbria

【解説】
ちょっと変化球的な問題ですね。隣接まで確認するのは難しいかもしれませんが、20州の位置関係はしっかり頭に入れておけばなんとかなるはずです。。

【過去問】
次の記述について正しい場合は1.を、誤っている場合は2.を選んでください。

「D.O.P(. D.O.C.G.)Albana di RomagnaはEmilia Romagna州で造られ、AlbanaはTrebbianoの別名であり、Trebbiano di Romagnaとも呼ばれる。」

1. 正    2. 誤

【解説】
AlbanaとTrebbianoは関連がなく、別品種です。

【過去問】
D.O.P. (D.O.C.G.)Ramandoloを産出する州を1つ選んでください。

※選択肢省略:地図から上記に当てはまる州を選ぶ問題です。今、頭の中で地図をイメージしてください。

【シニア過去問】
次の中からフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州において、白の甘口タイプの生産に使用されるワイン用ぶどう品種に該当するものを1つ選んでください。

1. Albana
2. Catarratto
3. Picolit
4. Garganega

やっとイタリア20州の1/3が終わりました。イタリアもなんとかなりそうです。では、この調子で、また明日。

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩
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