第96回 テイスティング

   

苦しい時の運(神)頼み!?ではありませんが、「運」って大切だと思っています。いや、もしかすると「運が良い」と思う事、思える事が大切なのかもしれません。

以前の続きで「運」の話です。でも、長いので時間の無い人はスルーしてください。

私は学生時代、人間関係が全くうまくいかなかった為、ほぼ友達と呼べる人がおりませんでした。

そして、高校三年間、勉強をほとんどせず、精神的に引きこもったおかげで本はよく読みました。←机に座っても全く集中できないタイプでしたし、大学なんて、学歴なんて、人生なんてと思っていましたからなおさらです。そして、当然今も学歴に関係なく生きてます。

小学生の頃に江戸川乱歩を読み始めて以降、わりと本好きで、このころ偏った人の本を読み漁ったんです。太宰さんとか三島さんとかですね。あと右翼系や思想系、そして今でも大好きですが大東亜戦争系も少し。いやぁ、ハマりましたよ。話せる友達がいませんでしたからドンドン一人の世界に入っていきました。

でも、今思えばこれはこれで良かったんじゃないかと思っているんです。その後、“救われた”と本当に思う人(本)に出会ったからです。

三年ほどその偏った世界にドップリつかっていましたが、比較的素直に引き戻されました。↑引き戻される前の極端な世界を垣間見ていた時間はある意味幸せでした。さらに、その偏った考え方・視点にふれたことがその後の人生に役に立っていると思っております。

その人は三浦綾子。彼女の作品に出会ったことで人生が変わりました。

ご存知の方も多いと思いますが、映画化・ドラマ化された「氷点」の作者でクリスチャンです。なんというんでしょう、苦境・逆境に直面しても真面目にけな気にそして勇気をもって生きている人が主人公です。そして「許し」という深いテーマに対して心を打たれた私は一気に引き込まれ、彼女の作品を読みあさりました。そして、彼女の影響で聖書までかじったくらいです。←大学時代にちょっとだけ聖書研究会に顔を出してました。

間違いなく私の人生に影響を与えた作家です。彼女の作品に出会っていなければ”変わろう”と思わなかったかもしれないからです。

まだ、当時の私は気づいていませんが、運が向こうから来てくれたんだと思っています。そしてその時、その何かに私は気づいた。→このよう出会いを運命というんでしょうか。でも、ホントギリギリセーフってところです。

当時、三浦綾子さんの作品を読み進めるうちに”自分の何がダメなのか未だにわからないけど、このままではいけない、ここにいてはいけない”と考え始めました。そして、進路に関して当時どうでもよかったのですが、高校三年間ほぼ勉強しませんでしたから当然受かる大学などなく、ただ、家を出るために、そしてどうもバラ色の大学生活というものがあるらしいという不純な理由で一年間だけ浪人して、なんとか地方の大学に入学しました。←高校入学時、深く考えずに理系進学クラスを選択しました。今思えばこれも運が良かったと思えます。

私は関西の出身ですが、大学は山形でした。とにかく遠くに、誰も知り合いのいないところに行きたかったのです。→どうせ友達いませんし…。そして、このタイミングで何かを変えなければ僕の人生は終わりだというくらいの気持ちで家を出ました。

初めて足を踏み入れた東京より北の大地。誰一人知り合いのいない土地での新たな生活。誰も昔の私を知らないんだから演じてみようと思ったんです。私なりに明るくハジけた人を。←まぁ大学デビューですね。

さらに、それまで友達がいなかったのでほとんど経験がありませんでしたが、どうも、お酒が飲めるタイプらしいということがわかってきました。そう、お酒を飲むと心から楽しいと思えることが続いたんです。

そして、このころからなんだか”運が良くなってきた”んじゃないって思うことがちらほら出てきました。そうするとどうでしょう。私に対する周りの人の表情が変わってきたんです。私も受け入れてもらっていると感じ始めました。さらに、大学生活にはお酒の場がたくさんあります。私にとって良い循環が始まっていたのです。

この時なによりも、お酒との出会いに運命を感じました。←また運命だ…。

私は大学に落ちたら自衛隊に行こうと思っていました。とにかく家を出ることが最大の目標でしたから。この時に自衛隊に行っていればこの運命的なお酒との出会いがなかったかもしれません。←実は広島の呉に配属されることまで決まっていました。運が私に向いてきた瞬間です。そしてめぐりめぐって今、お酒の仕事をしております。

少しずつですが運が良くなったと感じるようになってから周りの人々の対応が見違えるように変わりました。周りの人達が楽しい人なら、自分も楽しくなります。楽しくなると頑張ることができますから周りに良い評価をされるようになります。そして、その積み重ねがほんの少しずつですが自信につながりました。

変わらなければと演じてみたことが、お酒の力を借りたとはいえ、まずまずうまくいったわけです。この当時”運を引き寄せた”とはちっとも思っていませんでしたが、正しい選択をしたのだと思いました。

時は流れまして。

完全に運がイイなと確信したのはフランスに行くことになった以降です。私は30歳を過ぎていましたが、運良く渡仏のチャンスをつかみました。そして何よりも、サービスマンとしてフランスの労働許可書を取ってもらったわけです。現在、フランスにおいて日本人料理人は引く手あまたですが、サービスはフランス語の問題もありなかなか難しいんです。

当時、私よりも圧倒的にフランス語が堪能な人が、志の高い人が、ソムリエコンクール出場のために弛まぬ努力をしている人が、明るい人が労働許可書を取得できずにどんどん帰国していきました。
→最近でこそ日本人がフランスの飲食業界で評価されていますから、サービス・ソムリエとしての受け入れ先も増えました。私が渡仏した13年前はまだ日本人を受け入れるという意識がそれほどなかった時代で本当に苦労しましたが、その中でサービスとして労働許可書を取ってもらうところまでなんとかたどり着きました。

私は本当に運が良かったと思っています。でも、実はこの当時、私は運が良いから誰かが必ず労働許可書を取ってくれるはずだと信じておりました。もちろんそのためにあきらめず努力を続けました。→労働許可書は雇い主(店・会社)が結構な額のお金を使って面倒な書類を作成し申請して許可を得る必要があります。そして、申請したからといって必ず取得できるわけではありません。

ですから、帰国のことは一切考えませんでした。辛いことも心が折れそうになったことも多々ありましたが、それでも私は常にこう信じていました。
「私なら大丈夫。絶対にフランスで生きていくことができる。その方法を見つけられるはず。なんといっても私は運が良いのだから」

私がここまで「運」にこだわるのは本当に運が悪かった時代と良い時代の二つを明確に経験しているからです。「運」について執筆しようかと思っているくらいですから。←嘘です。

皆さんも、運を味方につけましょう。成功している人、幸せな人は総じて”運の良い”人です。そのためにも小さな良いことを集めて、”運が良い!”と実感する努力をしましょう。そうすることで、間違いなく人生が良い方向に進みます。

運がいい人も、運が悪い人もいない。
運がいいと思う人と、運が悪いと思う人がいるだけだ。

by 中谷彰宏
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第96回 テイスティング

テイスティングと言っても、一次試験対策の、以前は”鑑賞と表現”と言われていた項目です。ここはワインの常識という感じの問題と表現用語が主体になります。

近年では、2013年に八問も出題が見られましたが2014年は一問のみ、2015年は二問でした。2016年度はエキスパート呼称三問、ソムリエ四問という割と平均的な出題数に落ち着いております。

このところ『ワインの官能表現チャート』に関する問題がみられるようになりました。ここ4、5年のうちに教本に登場したようですが、こうして連続して出題されるところを見ると協会としてはこのチャートをそれなりに重要視しているように思えます。

それでも、この『ワインの官能表現チャート』対策を行い、それ以外は【過去問】を通して感覚を掴んでから軽く教本に目を通す程度でよいでしょう。

それでは今回も【過去問】を見ながら進めます。

ソムリエ試験 過去問

【過去問 2016】
ワインテイスティングの用語において、熟成したワインに使われる表現を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. Cedre/Ceder
2. Humus/Humus
3. Reglisse/Licorice
4. Grenade/Pomegranate

【解説】
これは難しい思います。英語、フランス語がわかる人にはそうでもないのでしょうけど。ただ、1、3は違うなと思えるかどうか、ここが大きな差になります。最後は鉛筆を転がすにしても確率1/4と1/2では全然違います。100%は難しいけど、なんとか拾えるようなイメージで教本を眺めましょう。

【過去問 2016】
ワインテイスティングの用語において、「第 2 アロマ」を表すものを 1 つ選び、 解答欄にマークしてください。

1. ヴァニラ
2. キャンディ
3. スパイス
4. ミネラル

【解説】
このアロマの分類はワインテイスティングにおいて非常に重要です。

第一アロマは、ブドウそのものに由来する果実香を指し、第二アロマは、発酵過程の乳酸や酵母に由来する香りのことを指します。さらにブーケ(第三アロマ)はワイン熟成中に生まれる香りのことです。ソムリエ試験においてはある程度、言葉の上では理解しておくことをお勧めします。一言では言い切れませんが、ここは思い切って単純に下記のように理解してはいかがでしょう。

第一アロマ→花やフルーツ系、野菜などの香り

第二アロマ→キャンディーやバナナ、乳製品、杏仁豆腐などの香り
上記二つは比較的フレッシュな感じです。
ブーケはフレッシュでない複雑系の香り。バニラ、ロースト、なめし皮や動物臭など。

余談になりますが、ブドウ由来の香りといいますが、ワインの香り研究における権威、ボルドー大学の富永敬俊博士によると実際にブドウを搾った果汁そのものから香りが出ているのはマスカットくらいで、ソーヴィニヨン・ブランもシャルドネもセミヨンもワインになる前の果汁の段階では青臭いだけで、香りがないとおっしゃっています。

【過去問 2016】
標準的なテイスティングを行う上で、室温として適した温度帯を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. 10°C〜 13°C
2. 14°C〜 17°C
3. 18°C〜 22°C
4. 23°C〜 26°C

【過去問 2016】
ワインテイスティングにおいて口に含む量として適当なものを 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. 5mℓ〜 10mℓ
2. 10mℓ〜 15mℓ
3. 15mℓ〜 20mℓ
4. 20mℓ〜 25mℓ

【解説】
人によって違うようにも思いますし、何mℓなんて意識しない方のほうが多いでしょう。正解は2.で教本にも記載があります。

【過去問】
ワインの香りの分類で、第2アロマとして現れる香りを 1 つ選んでください。

1. 果実香や花の香り
2. ヴァニラやロースト香
3. キャンディやバナナの香り
4. スパイスやミネラルの香り

【過去問】
ワインの外観に関する記述で正しいものを 1 つ選んでください。

1. 輝きはワイン中の残留糖分の量と密接に関係する
2. 一般的にアルコール度が高いほど粘性が強くなる
3. ディスクとはグラスの壁面をつたう滴を意味する
4. スティル・ワインに泡立ちが見られることは無い

【過去問】
テイスティング用語で、ワインを口に含んだ第一印象を表す用語を 1 つ選んでくだ
さい。

1. フィネス
2. アタック
3. ボディ
4. バランス

【過去問】
ワインの香りの分類で、第2アロマとして現れる香りを1つ選んでください。

1. 果実香や花の香り
2. ヴァニラやロースト香
3. キャンディやバナナの香り

4. スパイスやミネラルの香り

【過去問】

基本的なワインの味わいの表現で「フィネス」に最も相応しいものを1つ選んでください。

1. 上品さや繊細さ
2. ミネラル分の多少
3. 口に含んだ時の第一印象

4. アルコールのヴォリューム感

【解説】
もし知らないとしても何となくわかるような気が…しません?

正解は1.です。

【過去問】

基本的なワインテイスティングに関する記述で最も適切なものを1つ選んでください。

1. 輝きは酸度と密接に関係する
2. 輝きはぶどうの成熟度合を示す

3. 輝きは二酸化硫黄添加量に比例する

【解説】
酸ですね。若々しいワインの方が、涼しい産地のワインの方が輝いているように感じませんか?酸が落ち着くにつれて輝きも落ち着いてきます。

石田さんもこちらでこのように述べています。
~~~
「輝き」は大変重要な要素です。なぜならワインの分析に直結するからです。輝きは酸度( pH)に比例します。 pH値が低い(酸度が高い)と輝きが強くなります。これは、酸味が豊富であること、若い状態であることを示すのです。ただ、酸味が少なくても、 pH値が安定する要素はありますので「輝きが強いイコール酸味が強い」と早計に判断できません。いずれにせよ、輝きが強いということは、ワインが活き活きとしている、酸化していない状態であることは間違いありません。輝きは、人間と同じで、例えば肌が明るく、キレイな人は pHが安定しています。また年齢に関わらず、活力にあふれ、輝いている人は魅力的です。ワインと人間はいろんな部分で繋がるのが面白いところです。<抜粋>

~~~

【過去問】

基本的なワインテイスティングに関する記述で「Bulles」を意味する用語を1つ選んでください。

1. 清澄度
2. ポリフェノール
3. 泡立ちの粒

4. 瓶内熟成の長さ

【過去問】

基本的な白ワインテイスティングに関する記述で、酸化熟成がもっとも進んだ状態を表現する色調を1つ選んでくだ さい。

1. グリーン
2. アンバー
3. レモンイエロー

4. 黄金

【解説】

まず、アンバーが琥珀色のことを指すことを知らなくてはなりません。そして、鉄が酸化して錆びると赤褐色になるように白ワインも酸化熟成が進むと赤味が増すため、色が濃くなり琥珀色に近づきます。

【過去問】

基本的なワインテイスティングに関する記述で最も適切なものを1つ選んでください。

1. 第1アロームは原料ぶどう由来の香りである
2. 白い花の香りをブーケという
3. 第2アロームは熟成に関連する

4. 木樽の香りは大樽によるもののほうが強く感じられる

【過去問】
基本的なワインテイスティングに関する記述で、マロラクティック発酵によって生まれる香りを1つ選んでください。

1. 杏仁豆腐
2. 白い花
3. ヴァニラ

4. スパイス

【解説】

マロラクティック発酵ですから、発酵由来の香りで第二アロマとなり、マロラクティック発酵によって生まれる香りを知らなくてもここから正解にたどり着きます。

【過去問】

基本的なワインテイスティングに関する記述で「バナナの香り」が現れる条件を1つ選んでください。

1. 木樽発酵
2. シュル・リー
3. マセラシオン・カルボニック

4. スキン・コンタクト

【解説】

バナナとくればマセラシオン・カルボニックです。テイスティング対策でもおなじみでしょう。試験には関係ありませんが、木樽発酵って反対に樽のニュアンスがそれほど付かないんです。樽のニュアンスをしっかり付ける場合は樽以外(ステンレスやコンクリート)で発酵、その後樽熟成が適しています。

【過去問】

基本的なワインテイスティングに関する記述について正しい場合は1を、誤っている場合は2を選んでください。

「外観の表現“テュイレ(トゥイル)”とは赤ワインが若々しい場合に用いる。」

1. 正

2. 誤

【解説】

Tuile=レンガ色です。こちらは過去に何度も問われています。レンガ色ですから若々しいわけはないですよね。

【過去問】

味わいの官能表現チャートにおける表現について、正しい場合は1を、誤っている場合は2を選んでください。

「白ワインにおいて“さわやかな”とは酸味がもっとも強く感じ られる状態を示す。」

1. 正

2. 誤

【解説】

”シャープな”がありますね。

【過去問】

次の1~8 の文章の中から正しいものを3つ選び、その番号を解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 白ワインの色は通常、年月を経て濃くなることはまず無く薄くなってゆく。
2. 北で生産される赤ワインの方が一般的に南で生産される赤ワインよりアントシアニン分が多い。
3. ワインのビンの中で結晶のようなものがしばしば見られる事があるが、ワインの風味を損ねるのですぐほかのワインと替えてあげたほうが良い。
4. エチルアルコールからは軽い苦味は感じるが甘味は全く感じられない。
5. マホガニー(Acajou)とはかなり熟成が進んだことを示す赤ワインの色である。
6. ワインの香りのなかでフォキシー・フレーヴァーとはアメリカ系ぶどう、ヴィティス・ラブルスカから造られたワイン特有の風味で、時に不快に感じるこの香りはアセトアルデヒドによるものである。
7. ワインの醗酵を低温(12~17 度)で行った場合、アロマティックな香気成分とアルコールが失われずに残る。
8. Bouchonne とは塩素系殺菌剤で処理されたコルク栓が微生物に汚染されたときに生じるカビ臭を思わせる異臭をいう。

【解説】
1. 年月と共にワインの色は変化しますが、白ワインは濃くなり、赤ワインは薄くなります。
2. アントシアニンは色素で、暖かい地域で造られるワインに多く含まれます。

3. この結晶は酒石で、基本問題はありません。しかしいまだこの結晶にクレームがつくことがあるそうで、しなくてもよいろ過をして、わざわざ”うまみ”を取り除いて、日本に輸出しているワインもあるようです。
4. アルコールからは甘味、丸みを感じることがあります。
5. 〇 熟成と共に赤味が強くなります。
6. ワインの香りがアセトアルデヒドによるものであれば大変です。アセトアルデヒドは毒性があり、二日酔いの原因となります。
7. 〇 低温発酵と呼ばれるものでブルゴーニュなどではよく耳にする言葉です。
8. 〇 コルク栓だけが原因ではないようですが。

【過去問】
ワインのきき酒用語で英語ではVelvety、フランス語ではVeloute と表現される用語の意味として正しいものを次の1~5の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 円熟した
2. 力強い
3. 高貴な
4. ビロードのような
5. 濃縮した

【解説】
フランスではよく聞くような気もします。フランス料理でVelouteといえば、トロリとしたスープを指します。同じように滑らかな口当たりのことを表しているのでしょう。

【過去問】
次の1~4の中からワインのテイスティング用語Attaqueの意味として正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 最後に感じる余韻の長さの表現。
2. 最初にワインを口に含んだ時の印象。
3. 甘味の強弱の表現に使う用語。
4. 酸味の強弱の表現に使う用語。

【解説】
現段階で、この問題がわからないようであれば、ちょっとあせらなくてはいけません。サービス問題です。

【過去問】
次の1~3 の中からスパークリングワインのテイスティングにおいて、スティルワインと最も異なるものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 外観
2. 香り
3. 味

【解説】
泡があるか、ないかということですから。これもサービス問題です。

【過去問】
ワインを表現する用語の「ヴァニラ香」について次の1-4の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 樽に由来する香り
2. ぶどう品種に由来する香り
3. 産地に由来する香り
4. 気候に由来する香り

【解説】
これもここまで勉強した皆さんには常識ですよね。

【過去問】
次の1-4 のぶどう品種の中から最もスパイシーな香りを持つものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Gewurztraminer
2. Muscat
3. Chenin Blanc
4. Riesling

【解説】
スパイシーと呼ばれる品種がいくつかあります。シラーなどです。少し甘い”お香”のようなニュアンスを欧米ではスバイシーと言います。Gewurztraminerのスパイシーさはこちらに当てはまります。

【過去問】
次の中からワイン表現に用いられる利き酒用語で、Finesse(フィネス)の説明に該当するものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 外観から読み取れる表現。輝きと艶のあるワインを示す。
2. 味わいの表現。繊細さ、優雅さ、上品さを示す。
3. ぶどうの特徴を示す用語。骨格のしっかりとしたパワフルなワインを示す。
4. 香りの表現。荒々しく粗雑なワインを示す。

【解説】
もしわからなくても、少なくとも否定的な選択肢を選んではいけません。試験に否定的なテイスティング用語が出題されるとは思えません。このテイスティング用語は要暗記です。

【過去問】
次のワインの表現に関する文章の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Gewurztraminerは黒すぐりや木苺のアロームが顕著である。
2. Gewurztraminerはぶどう品種に由来する強烈な個性をもち、スパイシーな香りが顕著である。
3. Gewurztraminerは熟成すると柑橘のブーケが顕著である。
4. Gewurztraminerは熟成すると森の下生えやタバコのブーケが顕著である。

【過去問】
次の赤ワインの色調の変化についての記述の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 赤ワインは紫がかった赤色が、黄金色、琥珀色へと変化していく。
2. 赤ワインは紫がかった赤色が、オレンジ色の色調を呈し、レンガ色へと変化していく。
3. 赤ワインは紫がかった赤色が、酸化により黒味を帯び更に濃い色調へと変化していく。
4. 赤ワインは紫がかった赤色が、還元熟成により色調の変化は見られない。

【過去問】
次のワイン用ぶどう品種Sangioveseの特徴についての記述の中から誤っているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. イタリアを代表する品種で、国内各地で栽培されている。最も秀逸さを現すのはトスカーナ州である。伝統的な製法から現代的な製法のものまであり、上質のワインが産まれる。
2.  色調は地域や醸造法により濃淡に幅があるが、タンニンは赤ワインの中でもスマートで繊細。エレガントな酸味が特徴。
3.  香りの特徴はブラックチェリーやドライトマト、ブラックオリーブ、鉄分のニュアンスも含まれる。
4.  タンニンは強靭で、由来するタールやスパイス香が特徴で、長期熟成型のワインである。ピエモンテ州ではバローロやバルバレスコの主要品種である。

【過去問】
次の白ワインの色調についての利き酒用語の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 麦藁色= Or vert (仏)= Light-gold (英)
2. 麦藁色= Topaz (仏)= Topaz (英)
3. 麦藁色= Paille (仏)= Straw-colored(英)
4. 麦藁色= Jaune vert (仏)= Pale yellow (英)

【解説】
んー、ちょっと難しいですかね。もちろんちゃんと暗記していればなにも問題ないのですが。

麦藁色= Pailleレンガ色=Tuileは覚えておきましょう。
Vin de pailleのPailleも藁の意味でしたね。

【過去問】
次のワインの清澄度についてのきき酒用語の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 水晶のような= Cristallin (仏)= Crystalline(英)
2. 水晶のような= Torne (仏)= Dull (英)
3. 水晶のような= Eclatant (仏)= Bright (英)
4. 水晶のような= Mat (仏)= Lustreless (英)

【解説】
普通に考えて、クリスタルでよいのでしょう。

【過去問】
次のワインの最終的な印象の表現についてのきき酒用語の中から誤っているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 柔らかな = Tandre (仏)= Soft (英)
2. 力強い = Rond (仏)= Moldy (英)
3. 濃縮した = Concentre(仏)= Concentrated (英)
4. 溶け合った = Fondu (仏)= (well-) Blended(英)

【解説】

英語でなんとか1.と3.が正しいことはわかったのではないでしょうか。ちなみに、フランス語では柔らかな = Tandre、濃縮した = Concentreはよく使います。また、 力強い=Puissantでこちらもよく耳にします。

【過去問】
次の中からワインテイスティング用語の「ディスク」の意味に該当するものを 1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. グラスの真上、真横から見た液面の厚み
2. グラスの壁面をつたう滴の状態
3. 光に反射する輝きで照りや艶を見る
4. 透明感で健全度を判断する

【過去問】
次の中から赤ワインの色調に関するテイスティング用語で、Tuile(仏)、Tuile(英)が示す色調に該当するものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 紫紅赤
2. レンガ色
3. ルビー色
4. 暗紅色

【過去問】
次のワインの特徴に関する記述に該当するワイン用ぶどう品種を下記の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

「特徴として、冷涼な産地のワインは青みを帯びたハーブ香や、酸味のフレッシュなレモンや青リンゴを思わせる香りを持つ」

1. Chardonnay
2. Riesling
3. Sauvignon Blanc
4. Gewurztraminer

【解説】
そのまま考えてもわかりそうですが、消去法で。ハーブ香や酸味のフレッシュなレモンというくだりで、2.と4.は外れます。残った二つを比べて、青というキーワードに当てはまるのはどうしても3.になります。

【過去問】
次のテイスティングの方法に関する記述の中から正しいものを1つ選んでください。

1. 清澄度はワインの健全度を確認するもので、濁っている場合は問題がある。
2. 濃淡はぶどうの成熟度を示すもので、濃ければワインの品質は高いと判断できる。
3. 色調では、主にワインの熟成度合を判断することができる。
4. 粘性が強くみられる場合は、残糖分の多いワインである。

【解説】
1. 必ずしもそうとは言い切れません。
2. 濃ければ品質が良いということもありません。
3. 〇
4. 残糖分の多いワインは粘性が強いということは間違っていませんが、粘性の強いワインが必ずしも残糖分が多いかというと全くそんなことはありません。微妙ですね。

【過去問】
次の中からワインの色調において、若い状態から熟成した状態への段階として正しいものを1つ選んでください。

1. イエロー → アンバー
2. イエロー → レンガ色
3. ルビー → アンバー
4. レンガ色 → ルビー

【過去問】
次のテイスティング用語の中から、「第二のアローム」に分類されるものを1つ選んでください。

1. レモン
2. キャンディ
3. ミネラル
4. ヴァニラ

【解説】

マセラシオンカルボニック等のキャンディ香→第二アロマは狙われやすいかもしれません。

【過去問】
基本的なワインテイスティングに関する記述で適切なものを1つ選んでください。

1. ワインが濁っている場合は異常である
2. ワインの濁りは熟成とは全く関連しない
3. ワインが健全であっても濁っていることがある
4. 若いワインは濁っている

【解説】
ワインが濁っている理由はいくつかあります。自然派ワインの中には健全であっても濁っているワインがあります。

【過去問】
基本的なワインテイスティングに関する記述で適切なものを1つ選んでください。

1. 輝きは苦味と関係する
2. 輝きは渋味と関係する
3. 輝きは糖分と関係する
4. 輝きは酸度と関係する

【過去問】
基本的なワインテイスティングに関する記述で、アルコールの強弱と密接に関係する用語を1つ選んでください。

1. 繊細さ
2. 優雅さ
3. ボリューム感
4. 収斂味

【過去問】
基本的なワインテイスティングに関する記述で適切なものを1つ選んでください。

1. 第1アロームは原料ぶどう由来の香りである
2. 第1アロームは醸造由来の香りである
3. 第1アロームは熟成由来の香りである
4. 第1アロームはキャンディ香として表れる

【過去問】
次の基本的なワインテイスティングに関する記述について正しい場合は1を、誤っている場合は2を選んでください。

「アルコールは甘みとして感じられることがある。」

1. 正

2. 誤

【解説】
アルコールはワインにボリュームをもたらし、トロリとした口当たりと甘みを感じさせます。

【過去問】
基本的な白ワインテイスティングに関する記述で、酸化熟成を表現する用語を1つ選んでください。

1. グリーン
2. 紫
3. 赤
4. アンバー(琥珀色)

●ここから例の『ワインの官能表現チャート』の問題になります。

【過去問 2016】
次の白ワインの官能表現チャート中(C)に該当する言葉を 1 つ選び、解答欄にマー クしてください。

1. 甘み
2. 酸味
3. ミネラル
4. 果実味

【過去問】

下記の白ワインの官能表現チャートに関する問題です。
白 2011
A に該当する語句を1つ選んでください。

1. 甘み
2. 酸味
3. 苦味

4. バランス

C~Fに該当する語句として正しいものを1つ選んでください。

1. Cシャープな Dさわやかな Eなめらかな Fしなやかな

2. Cしなやかな Dなめらかな Eさわやかな Fシャープな
3. Cしなやかな Dフラットな Eさわやかな Fねっとりした
4. Cコンパクトな Dやわらかな Eスムーズな F甘みのある

【過去問】
下記の赤ワインの官能表現チャートに関する問題です。
赤ワインの官能表現チャート
A に該当する語句を1つ選んでください。

1. 甘み
2. 酸味
3. アルコール

4. 収斂性

D→Gに該当する適切な語句として正しいものを1つ選んでください。

1. Dなめらかな E豊かなFビロードのような Gシルキーな

2. D溶け合った E骨格のしっかりした F豊かな G固い
3. DシルキーなEビロードのようなFなめらかな、溶け込んだ G豊かな
4. Dなめらかな E円みのあるF豊かな G収斂性のある

(H)(I)、(J)(K)、(L)(M)に該当する適切な語句として正しいものを1つ選んでください。

1. H冷涼I温暖J男性的なK女性的なL飲みやすいM爽やか

2. H冷涼I温暖J男性的なK女性的なL重いM軽い
3. H温暖I冷涼J女性的なK男性的なL重いM軽い
4. H温暖I冷涼J女性的なK男性的なL飲みやすいM爽やか

【過去問】
下記の白ワインの官能表現チャートに関する問題です。
TGKCwo22
白ワインの味わいの官能表現チャートにおいて、(A)に該当する語句を1つ選んでください。

1. 甘み
2. 塩味
3. 酸味
4. 苦味

白ワインの味わいの官能表現チャートにおいて、(B)に該当する語句を1つ選んでください。

1. 甘み
2. 塩味
3. 酸味
4. 苦味

【過去問】
下記の赤ワインの官能表現チャートに関する問題です。
2012 kanno 2 60
赤ワインの味わいの官能表現チャートにおいて、(A)に該当する語句を1つ選んでください。

1. 甘み
2. 酸味
3. 収斂性
4. アルコール

赤ワインの味わいの官能表現チャートにおいて、(B)に該当する語句を1つ選んでください。

1. 甘み
2. 酸味
3. 収斂性
4. アルコール

【過去問】
次の白ワインの官能表現チャート、( A )に該当するものを 1 つ選んでください。

1. 甘み
2. 酸味
3. 収斂性
4. 苦味

TGKCwo

シニアの『ワインの官能表現チャート』の問題も見ておきましょう。

【シニア過去問】
次の白ワインの官能表現チャート、(A)に該当するものを1つ選んでください。
白 シニア

1. 甘み
2. 酸味
3. 収斂性

4. 苦味

【シニア過去問】
次の赤ワインの官能表現チャート、(A)(B)に該当する語句の組み合わせとして正しいものを1つ選んでください。
赤ワインの官能表現チャート シニア
1. (A)豊かな (B)ねっとりした
2. (A)豊かな (B)流れるような
3. (A)肉厚な (B)流れるような
4. (A)肉厚な (B)がっしりとした

官能表現チャートはおおよそ同じことが繰り返し出題されています。慣れれば問題ありません。

ここは理解も必要で、これだけやれば十分といえませんが、感覚は掴んでいただけたのではないでしょうか。

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩

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