第98回 ワインの購入・管理・提案・販売

   

前回、ソムリエコンクールについてちょっとだけふれました。では、実際どんな問題が出題されているのかということで、過去の問題がネットで公開されていましたので、ご紹介してみます。

昨年春、アルゼンチン・メンドーサで世界最優秀ソムリエコンクールが開催されたことは記憶に新しいところでしょう。これまでにも、さまざまなソムリエコンクールが開催されてきました。そのコンクールのレベルによりますが、そこで入賞するのは本当に大変です。

ソムリエ試験や各種資格試験とは違い、暗記すべき情報を自分で集めるところから始めなくてはならないからです。現在の全日本最優秀ソムリエコンクールの筆記問題はワインだけではなく、世界の料理、飲料からも出題されます。当然テキストなどが存在するわけもなく、情報を日本語以外のところからも探さなくてはなりません。←皆さん、定期的に勉強会を開催し、グループで情報を共有されていることが多いと思います。

これらのコンクールにどのような問題が出ているかご存知ですか?ちょっと興味ありませんか?

石田博さんのコラムにロワールワイン若手ソムリエコンクールの筆記問題の一部が掲載されているので、拝借してみました。

※出題数は40問弱。解答は記述式で求められる。AOCに関しては原語で、「何々を全て答えよ」という問いは全て正解でポイントとなる。

・アンジュ地区を雨雲や湿度から守る役割をするレリーフ(起伏、小高い山々)の名を書きなさい。
→Mauges

・ロワールの地勢を形成する2つの山塊。東側はMassif Central、西側は何か。

→Massif Armoricain

・Sancerreは土壌別に3つの区画に分けられる。それぞれの区画名を答えなさい。
→Terre Blanche, Caillotte(or Griottes), Cailloux(or Silex)

・アンジュにみられるシストまたは粘土-シストの土壌をなんと呼ぶか。

→Anjou Noire

・Melon de Bougogneを採用するきっかけとなった大寒波が起きたのは何年か。

→1709年

・5世紀頃、Plant d’Anjouと呼ばれていた品種はなにか。

→Chenin Blanc

・1995年以降、赤ワインは素晴らしいヴィンテージとなったが、甘口(Moelleux, Pourriture Noble)においては難しいヴィンテージとなったのは何年か。

→2000年

・17世紀頃、オランダの商人たちによって持ち込まれたallumette Hollandaiseと呼ばれる醸造には欠かせないものは何か。

→亜硫酸(または二酸化硫黄)

・Alose, Tanche, Percheとは何の名前か。

→魚(ロワール河でよくみられる)

・Gogueとはどのような料理か。

→野菜と豚脂身の腸詰

・Chinonの街中を流れる川の名を答えなさい。

→Vienneヴィエンヌ川

・アンジュ地区のVins Blancs Liquoreuxでもっとも作柄がよかったとされる年はどれか。(1947,1952,1961,1967,1970,1982)

→1947

これで、少し前の国内のロワールワイン若手ソムリエコンクールの問題です。←近年はもっと出題レベルが上がっております。また、2007年日本代表の佐藤陽一さんは世界大会で中東のワインの問題に手こずったと聞きます。私の友人に、フランスのAOC、イタリアのDOCG、DOCを全て言語で書けるという人がいます。

ワインの世界って果てしなく広大でしょ?

とはいえ、スタートは皆同じで、ソムリエ試験もその通過点の一つです。世界大会に出場されているソムリエさん達も最初はこのAOC、DOCGに苦労したのです。

私たちも頑張りましょう。

そしていつの日にか、この講座を読んでいただいた方の中から世界コンクール出場者が生まれれば、それは本当に素晴らしいことだと思います。

できると思えばできる、できないと思えばできない。これは、ゆるぎない絶対的な法則である。by パブロ・ピカソ

ブログランキングに参加しています。合格を祈願して押してください!
にほんブログ村 酒ブログ ソムリエへ

スポンサードリンク

第98回 ワインの購入・管理・提案・販売

始める前に第94回 日本のワインについて成人1人あたり果実酒消費量に関して近年の数字を教本”ワインの購入・管理”で見つけましたので、修正いたしました。(教本578Pより)

成人1人あたり果実酒消費量
2015年ー3.70ℓ
2014年ー3.62ℓ

〜〜〜

このカテゴリーは受験呼称によって出題数が全く異なり、これまではワインアドバイザー呼称の為の項目でした。昨年よりアドバイザー呼称がソムリエ呼称に統一されましたので、ソムリエ呼称においては5問の出題がありました。それなりに頑張らなくてはいけないということです。

一方で、エキスパート呼称に対してはほとんど突っ込んだ出題が見られません。ということでここでエキスパート呼称の出題を見てみます。

2016年
・コルク臭の原因となる化学物質を問う問題
2015年
・コルク臭の原因となる化学物質を問う問題
2014年
・果実酒のボトルステッカー記載事項を問う問題
・ワインの理想的な保存条件を問う問題

2013年
・コルク臭の原因となる化学物質を問う問題
・日本の酒税法(酒類の分類)に関する問題
2012年
・日本の成人一人当たりのワイン消費量を問う問題
・コルク臭の原因となる化学物質を問う問題
・一般的なワインの保存条件を問う問題

この程度です。ワインの一般知識プラスアルファ程度ですね。もし私がエキスパート呼称を受験するなら過去に出題された問題のみを軽く眺めるか、ここは一切パスして他のカテゴリーに時間を費やします。

ソムリエ呼称の方も毎年同じ問題の繰り返しです。過去問を通して感覚を掴む程度で得点源になります。

今回も【過去問】を見ながら進めてみようと思います。

ソムリエ試験 過去問

【過去問 2016 S・E】←このSはソムリエ呼称、Aは旧アドバイザー呼称、Eはエキスパート呼称に出題されたことを指します。
コルク臭の原因とされる物質を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. TCA
2. TAC
3. CIF
4. FCL

【解説】

2,4,6-ロロニソールという物質です。

【過去問 2016 S】
日本の酒税法第 23 条における果実酒 1kl当たりの税率を 1 つ選び、解答欄にマー クしてください。

1. 80,000 円
2. 120,000 円
3. 140,000 円
4. 200,000 円

【解説】
もちろん、教本には記載があります(P579)。この数字は過去問で出会ったものだけを覚えるくらいで良いと思いますよ。

【過去問 2016 S】
ワインの飲み頃(賞味期間の長短)に影響を及ぼす要因についての記述のうち適切なものを1つ選び、解答欄にマークしてください。

1. ブドウ品種、土壌、収穫年により飲み頃は異なるが、醸造の影響は受けない
2. 有機酸の量には影響を受けるが、残存糖分の量には影響を受けない
3. 貯蔵環境の影響は受けるが、輸送方法からの影響もある
4. 含まれるタンニンなどのポリフェノール類に影響を受けるが、木樽熟成由来のポリフェノール類からは影響を受けない

【過去問 2016 S】
ワイン輸送の際の船積み書類で、輸出者が作成する納品書兼請求書に該当するもの を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. B/L
2. Invoice
3. 貨物海上保険証券
4. パッキングリスト

【解説】
これは知らなければ答えられません。
・B/L⇒貨物が船会社に引き渡された際、運送契約の証明として船会社が発行する有価証券
・Invoice(インボイス)⇒輸出者が作成する納品書兼請求書
パッキングリスト⇒数量、容量、重量明細(通常インボイスと兼用のことも多い)

【過去問 2016 S】
日本に輸入される様々な段階でのワインの価格について、輸出者が、輸出港で輸 入者指定の船舶に積み込むまでの費用や責任を負担するものを 1 つ選び、解答欄に マークしてください。

1. FCA
2. FOB
3. CFR(C&F)
4. CIF

【解説】
ソムリエ呼称受験の方はここをしっかりと理解してください。毎年繰り返し出題されています。これまでのアドバイザーの問題です。
・蔵出し-Ex Cellar<セラーと書いてある> 
・船に積み込む前まで-FAS<アロングサイド・シップってなんとなく船の横って感じ>
・船に積み込むまで-FOB<on ボードって船の上でしょ!>

CFRCIFの違いはIInsuranceで保険を指すため、前者が商品原価と海上輸送費を合算した価格であるのにたいして、後者はさらに保険料が加わります。

【過去問 S】
日本において、酸化防止剤、二酸化硫黄SO2(亜硫酸塩、二酸化イオウ)のワイン1kgの使用可能量を1つ選んでください。

1. 0.15g未満
2. 0.20g未満
3. 0.25g未満

4. 0.35g未満

【解説】

要暗記!
二酸化硫黄(SO2) ⇒350 ppm 未満
ソルビン酸  ⇒200 ppm 以下

【過去問 S】
デイセラー(カーヴ・ド・ジュール)の設定温度として正しいものを1つ選んでください。

1. 白10°C前後、赤15°C前後
2. 白5°C前後、赤10°C前後
3. 白15°C前後、赤20°C前後

4. 白15°C前後、赤15°C前

【解説】
デイセラーですからね。

【過去問 S】
仕入原価2,800円のワインを14,000円で販売した場合の原価率を1つ選んでください。

1. 20%
2. 25%
3. 28%

4. 30%

【解説】
原価率(x)=仕入原価(2,800円)÷販売価格(14,000円)=20%

【過去問 A】
日本国内において保存料として認可されているソルビン酸のワイン1kgあたりの使用量規定を1つ選んでください。

1. 0.15g以下
2. 0.20g以下
3. 0.25g以下
4. 0.30g以下

【過去問 A】
次の内ワインの輸入に関し、「商品の輸出原価に到着港までの運賃及び保険料を合算した価格で取り決める売買契約」を意味する略称を1つ選んでください。

1. FAS
2. FOB
3. CFR
4. CIF

【過去問 A】
ワインの輸入通関の形態として、直輸入通関(輸入後直ちに国内販売するために納税し内国貨物とする)を意味する略称を1つ選んでください。

1. IC
2. IG
3. IS
4. ISW

【解説】
IC(Import for Consumption)は「直接輸入」を表し、外国貨物を一般的な方法で輸入通関することを指します。海外貨物に対して内国消費税を支払い、内国貨物とする手続きです。これは外国貨物の長期蔵置を目的としたIS(Import for Storage=倉入)や、輸入原料を加工・製造のため保税工場へ搬入するIM(Import for Manufacturing=移入)と識別するために用いられる用語です。

【過去問 A】
日本において、酒税法、食品衛生法などの規定により、また税関の指導により、輸入されたワインに貼付するステッカーについて任意表示とされる表示事項を1つ選んでください。

  1. 種類
  2. 容器の内容量
  3. アルコール度数
  4. 妊産婦の飲酒に関する注意
【解説】

これも覚えるしかありませんが、業者名が必要ないことがよく問われます。その他、食品添加物、未成年者禁酒表示などが表示義務となっております。なお、日本では妊産婦に対する注意表示は義務ではありません。

【過去問 A・E】
コルク臭の原因となる化学物質の略称を1つ選んでください。

  1. LCL
  2. TAC
  3. TIR
  4. TCA

【過去問 A】
次の数値をもとに正しい原価率を1つ選んでください。

ワイン総合売上金額:500万円前月棚卸在庫金額:420万円
当月仕入金額:150万円
当月棚卸在庫金額:370万円
他部署への振替金額:10万円

  1. 32%
  2. 34%
  3. 36%
  4. 38%

【解説】
(420+150-370-10)÷500×100%=38%

【過去問 A】
日本への2013年度の主要国別・ブドウ酒(2ℓ以下の容器入り)の輸入状況実績で、ヨーロッパ以外で量的にも金額的にも1位の国を1つ選んでください。

1. アルゼンチ
2. チリ
3. アメリカ
4. オーストラリア

【解説】
チリワインの輸入量が増えており、量的にはフランスを抜き第一位になりました。金額的にはまだフランスにかないません。 

【過去問 S・A】

日本において、保存料として認可されているソルビン酸のワイン 1kg の使用可能量を 1 つ選んでください。

1. 0.15g 以下
2. 0.20g 以下
3. 0.25g 以下

4. 0.30g 以下

【過去問 全】

厚生労働省規定の果実酒類の品目等表示において、ボトルステッカー記載事項の中で任意表示のものを 1 つ選んでください。

1. アルコール度数
2. 食品添加物
3. 輸入者住所

4. 妊産婦の飲酒に対する注意表示

【過去問 全】

次の記述について正しい場合は 1 を、誤っている場合は 2 を選んでください。

「一般的にワインの理想的な保存条件の中で湿度は 70 ~ 75%が望ましい」

1. 正

2. 誤

【過去問 S・A】

コルク臭の原因とされる物質を 1 つ選んでください。

1. TCA
2. TAC
3. CIF

4. FCL

【過去問 S】

あるレストランの 1 か月間の飲料売り上げが 1,000 万円、前月棚卸在庫金額が500 万円、当月仕入金額が 250 万円、当月棚卸在庫金額が 350 万円、他部署への振り替え金額が 30 万円、社用金額が 7 万円、破損金額が 3 万円である場合の原価率を 1 つ選んでください。

1. 44%
2. 36%
3. 56%

4. 65%

【過去問 A】

日本へのワインの輸入に関する用語「FOB」の説明に該当する記述を1つ選んでく ださい。

1. 蔵出し価格
2. 売主が船積港で指定の船舶に物品を積み込むまでの一切の責任と費用を持つもの
3. 本船の舷側での引き渡し価格で、本船への積み込みは買主負担

4. 商品の輸出原価に到着港までの運賃及び保険料を合算した価格で取り決める売買契約

【過去問 A】

2012年度の日本に輸入されたぶどう酒(2ℓ以下の容器入り)輸入状況で、数量と 金額共に第一位の国を1つ選んでください。

1. フランス
2. イタリア
3. スペイン

4. アメリカ

【過去問 A】
次のワインの輸入価格条件の記述に該当する略称を1つ選んでください。

「売主が船積港で指定の船舶に物品を積み込むまでの一切の責任および費用をもつもの。」

1. FAS
2. FOB
3. CFR

4. Ex Cellar

【過去問 A】

次の日本における輸入ワインに関する用語について正しい場合は1を、誤っている場合は2を選んでください。

「CIFとは運賃と保険料以外は全て含まれる売買契約で ある。」

1. 正

2. 誤

【解説】

Iですから保険料を含めた…。

【過去問 全呼称】

コルク臭の原因となる化学物質の略称を1つ選んでくださ い。

1. LCL
2. TAC
3. TIR

4. TCA

【過去問 S・A】
一般的なワインの保存条件として正しいものを1つ選んでく ださい。

1. 温度は年間を通じて10~12℃
2. 光源が蛍光灯

3. 湿度は70~75%

【解説】
ここで長々と話はしませんが、ワインを長期間冷蔵庫に入れておくと間違いなく劣化します。低温劣化です。短いサイクルでグラスワイン用に冷やしている程度であれば問題ありませんが、一年以上冷蔵庫であればまずおかしくなります。

ということでワインの保存に10℃は低すぎます。

【過去問 S・A】

前月棚卸在庫金額が1,000万円、当月仕入金額が600万円、当月棚卸在庫金額が900万円だった場合の当月消費 金額(振替、社用、破損など含む)を1つ選んでください。

1. 500万円
2. 600万円
3. 700万円

4. 800万円

【過去問 S・A】

仕入原価2,800円のワインを14,000円(税抜)で販売した場合の原価率を1つ選んでください。

1. 20%
2. 25%
3. 28%

4. 30%

【解説】

なんと数字まで同じ問題が!

【過去問 A】

日本への2011年度の主要国別・ぶどう酒(2ℓ以下の容器 入り)の輸入状況実績で、ヨーロッパ以外で量的にも金額的にも1位の国を1つ選んでください。

1. ニュージーランド
2. チリ
3. アメリカ

4. オーストラリア

【過去問 全】

次の日本の酒税法(酒類の分類)に関する記述について正しい場合は1を、誤っている場合は2を選んでください。

「果実酒とは原料に水を加えたものも含まれる。」

1. 正

2. 誤

【過去問】

ワインに関して日本に輸入される様々な段階での価格について、商品の輸出原価に到着港までの運賃および保険料を合算した価格に該当するものを次の1~4の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. FOB
2. Ex Cellar
3. CIF
4. FAS

【解説】
またまた出てきました。ソムリエ呼称受験の方は確実に覚えてください。保険料も合算ですからInsuranceのIが入っているものは…。

【過去問】

次の中から日本における酸化防止剤二酸化硫黄(SO2)の規定に該当するものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 150 ppm 未満
2. 250 ppm 未満
3. 350 ppm 未満

4. 450 ppm 未満

【過去問】

次の中から 2006 年度の財務省・関税局貿易統計によるわが国の輸入実績で上位3ヵ国以外の国を1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. フランス
2. イタリア
3. アメリカ

4. ドイツ

【解説】

もし知らなくても、これは感覚的に考えても外しようがないと思います。4.です。

【過去問】

次の中から日本における保存料として認可されているソルビン酸の規定に該当するものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 100 ppm 未満
2. 150 ppm 未満
3. 200 ppm 未満

4. 350 ppm 未満

【過去問】

次のワインの中から一般的に、日本の酒税法で甘味果実酒に該当するものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Cava
2. Champagne
3. Marsala

4. Calvados

【解説】

大まかに考えると、日本の甘味果実酒には酒精強化ワイン、フレーバードワインが該当します。

【過去問】

次の1~4 の外国産ワイン(750ml 容量瓶詰製品)を輸入するときの手続に関する文章の中から正しいものを1つ選び、その番号を解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 税関に輸入申告を行う時には、前もって厚生労働大臣にあてて「食品輸入届書」を提出するが、食品の分析証明書は必要ない。
2. 厚生労働省が認定した外国検査機関の分析証明書が適正であっても、日本の検査機関の検査は必要である。
3. スパークリングワインはスティルワインよりも低い関税率が適用される。
4. シェリー、ポート等の酒精強化ワインには、スパークリングワインよりも低い関税率が適用される。

【解説】
1.分析証明書は必要です。
2.厚生労働省が認定した外国検査機関の分析証明書は有効です。
3.スパークリングワインの方が関税率が高くなります。

【過去問】
次の1~5の中から1本5,000 円で仕入れたウイスキーを、1本20 杯取りとして売値を1杯1,000 円と設定した場合の原価率として正しいものを1つ選び、その番号を解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 15%
2. 20%
3. 25%
4. 30%
5. 35%

【解説】
5000円で仕入れたウイスキーを20杯取りですから1杯の原価は5000円÷20=250 円。それを1000円で売ると原価率は25%となります。(5000円÷20杯)÷1000円=0.25

【過去問】
次の1~4の中から、1 本3,000 円で仕入れたワインを、グラス販売(6 杯取り)した場合、原価率を40%にするための売価として正しいものを1 つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 1,000 円
2. 1,250 円
3. 1,500 円
4. 2,000 円

【解説】
一つ前と同じように(仕入れ値÷何杯)÷売値=原価率に当てはめてみます。(3000÷6)÷売値=0.4 → 売値=(3000÷6)÷0.4

【過去問】
次の1~4の中からワインの保存条件に適さないものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. ワイン庫内の照明は蛍光灯が最適である。
2. 温度は13℃前後で一定に保たれている。
3. 湿度が高く70%を超えている。
4. 振動が少なく異臭はない。

【解説】
このあたりはワインの常識です。

【過去問】
厚生労働省の規定では輸入ワインの裏ステッカーとしてボトルに記載すべき項目がいくつかあげられているが、次の1~9の中から不要なものを2つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 品名
2. 輸入業者名
3. 輸入者住所
4. 引取先
5. 輸出業者名
6. 容器の容量
7. アルコール度数
8. 添加物
9. 通関証

【過去問】
Ex Cellar でフランスのブルゴーニュ地方のボーヌの醸造家によりワインを日本に輸入する事となりました。ボーヌから積出港までのフランス国内の陸上輸送運賃とフランスから日本までの海上輸送船賃の負担について次の1-4の文章の中から正しいものを 1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. ワインを買った日本の輸入業者はフランスから日本への海上輸送船賃のみを支払う。
2. ワインを買った日本の輸入業者はフランス国内陸上輸送運賃と海上輸送運賃のみを支払う。
3. ワインを買った日本の輸入業者はフランス国内陸上輸送運賃のみを支払う。
4. ワインを買った日本の輸入業者はフランス国内の陸上輸送運賃も海上輸送船賃も支払う必要はない。

【過去問】
次の1-4の中からT/T Remittanceの説明として正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 前渡金払い
2. 期日手形支払い
3. 銀行送金
4. 信用状開設

【解説】
もう一度。
T/T Remittance ⇒ 電信為替送金、銀行決済
さらに船積み書類について、
・B/L⇒貨物が船会社に引き渡された際、運送契約の証明として船会社が発行する有価証券
・Invoice(インボイス)⇒輸出者が作成する納品書兼請求書
・分析証明書 ⇒ 厚生労働省に提出

【過去問】
ワインを長期にわたり保存する場合、保管庫として理想的とは言えない環境を次の1-4の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 年間を通じて 12 度~14 度になるよう温度設定をする。
2. 通常は暗所で、照明は白色光のみ使用し必要時に点灯できる。
3. 湿度を 70 %~75 % で保つ。
4. エアコンの冷風を常時直接ワインに当てて、温度を一定に保つようにする。

【過去問】
次の中からワインの価格表に Ex Cellar と書かれている場合の意味として正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 運賃保険料込価格
2. 輸出港本船積込渡価格
3. 海上運賃込価格
4. 現地倉庫前渡価格

【過去問】
次の中からワインのボトルの正面または裏ステッカーに表示しなくても良いものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 果実酒の表示
2. 添加物の内容
3. 賞味期限
4. 容器の容量

【解説】
もし知らなくても酒類の性質を考えるとわかる問題です。

【過去問】
厚生労働省の規定で輸入ワインの裏ステッカーとしてボトルに記載しなければならない項目があるが、次の中から記載不要なものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 輸入業者名
2. アルコール度数
3. 未成年者禁酒表示
4. 輸出業者名

【過去問】
2010年度実績における日本の成人一人当たりのワイン消費量を1つ選んでください。

1. 約0.6L
2. 約1.6L
3. 約2.6L
4. 約3.6L

【解説】
日本のところでお伝えしましたが、ここに近年の数字が記載されていました。
ワイン消費量(成人1人あたり)

2014年ー3.62ℓ
2015年ー3.70ℓ

【過去問】
次のワインの輸入に関する記述の中から誤っているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. FOB とは輸出港本船積込渡価格の事である。

2. Invoice とは品名、アルコール度、酸度、エキス分、糖度、添加物分析数値などの証明の事である。
3. B/L とは船荷証券の事である。
4. ドライコンテナはリーファーコンテナに比べ、1 割以上多く積める。

【解説】
2. Invoiceについては先ほどふれました。これは分析証明書についての説明です。

【過去問】
次の中から日本における酸化防止剤二酸化硫黄(SO2)の規定に該当するものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 150 ppm 未満
2. 250 ppm 未満
3. 350 ppm 未満
4. 450 ppm 未満

【過去問】

次の日本におけるワインの輸入に関する記述中、下線部(A)~(D)で誤っている箇所を1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

「ワインを輸入するためには、(A)分析証明書の取得が必要です。これは、(B)品名、アルコール度、酸、エキス、糖度、(C)添加物分析数値などの証明で、(D)財務省に提出をします」

1. (A)
2. (B)
3. (C)
4. (D)

【過去問】
次の記述について正しい場合は1を、誤っている場合は2を選んでください。

「ワインを管理する上で理想的な条件として、温度は年間を通じて12~15℃、湿度は70~75%が良いとされる。また、光は白色光で必要時のみ点灯できる暗所が望ましい。」

1. 正

2. 誤

【過去問】
次のワインの輸入価格条件の中から誤っているものを1つ選んでください。

1. FASとは現地倉庫前渡価格のことである。
2. FOBとは輸出港本船積込渡価格のことである。
3. C&Fとは海上運賃込価格のことである。
4. CIFとは運賃保険料込価格のことである。

【過去問】
次の中から日本でワインを輸入する業者がボトルにステッカーを貼付する際に、表示義務事項ではないものを1つ選んでください。

1. アルコール度数
2. プラマーク(コルクが合成樹脂製の場合)
3. 輸出業者名
4. 原産国名

【過去問】
次の中から酒類の分類において、混成酒類に分類されているものを1つ選んでください。

1. 発泡酒

2. 果実酒
3. スピリッツ
4. みりん

【過去問】
次のワインの出荷・輸送に関する記述中、(a)~(d)に該当する数字および語句を1つ選んでください。

「20フィートサイズコンテナには750ml瓶12本入りカートンで(a)ケース前後(ボルドーブルゴーニュ)、40フィートサイズコンテナで同じく約(b)ケース、最近はリーファーコンテナや断熱材付きのコンテナーが使われるようになったため800から(c)ケース、リーファーコンテナーは(d)が装備されている。」

1.(a)600(b)800 (c)450(d)クーラー
2.(a)700(b)1,000(c)550(d)ヒーター
3.(a)800(b)1,200(c)650(d)クーラー
4.(a)900(b)1,400(c)750(d)ヒーター

【解説】
単純に、20フィートサイズコンテナに800~1000ケース、40フィートサイズコンテナで1200ケース、リーファーコンテナで800~650ケース→リーファーコンテナは運賃が二倍以上。

【過去問】
次の中からワインの輸入に関する用語で、「輸出港本船積込渡価格」に該当するものを1つ選んでください。

1. Ex Cellar
2. FAS
3. FOB
4. CIF

【過去問】
次の記述の中から、酒税(キロリットル当たり)の金額について、正しいものを1つ選んでください。

1. ビールと発泡酒(麦芽50%以上)は134,000円である。
2. ウイスキー(38度未満)は200,000円である。
3. 果実酒は80,000円である。
4. リキュール(12度)は390,000円である。

【過去問】
ワインの輸入価格条件において「売主が船積港で指定の船舶に物品を積み込むまでの一切の責任および費用をもつもの」を意味する略語を1つ選んでください。

1. FAS
2. CIF
3. FOB
4. CFR

【解説】
2012年の問題です。本当に繰り返し出題されます。

【過去問】
日本へのワインの輸入に使用される20フィートサイズコンテナの750mℓ瓶12本入りカートン換算での積載量を1つ選んでください。

1. 約1,000ケース
2. 約1,500ケース
3. 約2,000ケース
4. 約2,500ケース

【過去問】
日本へのワインの輸入における船積書類の中で、厚生労働大臣または厚生労働検疫所に提出する書類を1つ選んでください。

1. 海上保険証券
2. B/L(Bill of Lading船荷証券)
3. インボイス
4. 分析証明書

【過去問】
日本へのワインの輸入において、到着してからの輸入手続き期間の規定として正しいものを1つ選んでください。

1. 3ヶ月以内
2. 6ヶ月以内
3. 12ヶ月以内
4. 18ヶ月以内

【解説】
輸入手続きは貨物到着後3ヶ月以内に終わらせなければなりません。

【過去問】
厚生労働省の規定、また税関の指導により、輸入業者は、果実酒類の品目等表示項目を明記したステッカーをボトルに貼付しなければならないが、ボトルに貼付義務がない項目を1つ選んでください。

1. 食品添加物
2. 収穫年
3. 容器の内容量
4. 原産国名

【過去問】
次の日本における記述について正しい場合は1を、誤っている場合は2を選んでください。

「輸入ワインの仕入れコストでかかる税金は、酒税、消費税の二つのみである。」

1. 正

2. 誤

【解説】
輸入時にかかる税金は上記以外に関税があります。

【過去問】
次の数値をもとに正しい原価率を1つ選んでください。

ワイン総合売上金額:500万円
前月棚卸在庫金額:420万円
当月仕入金額:150万円
当月棚卸在庫金額:380万円
他部署への振替金額:10万円
社用金額:3万円
破損金額:2万円

1. 33%
2. 35%
3. 37%
4. 39%

【解説】

原価率は仕入れ価格÷販売価格×100です。仕入れ価格のプラス・マイナスを間違えなければ問題ありません。2. 35%です。

【過去問】
日本への2010年度の主要国別・ぶどう酒(2ℓ以下の容入り)の輸入状況実績で、フランス・イタリア・チリ・スペイン・アメリカ(上位5か国)の合計金額が全体を占める割合を1つ選んでください。

1. 約58.4%
2. 約68.4%
3. 約78.4%
4. 約88.4%

【解説】
輸入金額は上位5か国で全体の約9割を占めているようです。

【過去問】
日本の酒税法における果実酒1kℓあたりの酒税を1つ選んでください。

1. 60,000円
2. 70,000円
3. 80,000円
4. 90,000円

【過去問】
コルク臭の原因となる化学物質の略称を1つ選んでください。

1. TCA
2. NCO
3. OCA
4. COA

【過去問】を見ながら進めてみましたが、これだけでこの分野の大切なポイントはほとんど網羅しているはずです。

大丈夫です。自分を信じて、合格を信じて明日も頑張りましょう!

何かございましたらこちらまで

koza★majime2.com 松岡 正浩

 スポンサードリンク

 - ●テイスティング、ワインの購入・管理