第118回 論述試験対策!? 2015年度アドバイザー呼称の口頭試問を振り返る

   

さて、東京に出て…の最終回です。

焼肉店を後にしての帰り道、その元上司から
「お前が和歌山に入っていなければ○○を送り込むつもりだったけど、この二日間一緒にやってみてお前がここ和歌山にいてよかったと今は思っているよ」
と言っていただきました。

もう数年前の話ですが、本当にうれしかったですね。当時全てにおいてダメ出しをされていた私が彼と再び共に仕事をし、ある程度認めていただけたことでこの十数年間が間違っていなかったと再認識することができました。

私は血液型がB型で大学も中退、けっこういい加減な人間でしたが、あの時だけは逃げませんでした。死のうとまで思った瞬間はありませんでしたが、本当に辛い思い出しかありません。それでも、絶対に逃げないと決めたことを貫くことが出来ました。

「絶対に逃げない」と心に決めてこの元上司の下、辛い日々を数年間過ごしたわけですが、ある日突然終わりを迎えます。シェフ吉野建にパリに来ないかと誘われたのです。

”やったー、この最悪の日々から開放される!!!”と心の中で絶叫しガッツポーズを決めつつ、ポーカーフェイスで「ありがとうございます。是非お世話になります」と答えたことが思い出されます。

この瞬間の喜びはおそらく一生忘れないでしょう。

上記では偉そうに”逃げなかった”ように話してますが、実はちょっと逃げたんです。パリに行くことはうれしかったし、吉野建氏に個人的に声を掛けてもらったこともとっても光栄でした。しかし、何よりもこの辛い時代が終わることが、誰にも言ってませんが、本当は一番うれしかったのです。

この時代には絶対に戻りたくありませんが、ここを乗り越えたことは私の人生にとって大きな意味を持っていると今は自信を持って言えます。本当に、本当にめちゃくちゃ辛かったのですが、この時代に何とかしがみつきながらも逃げ出さず努力したことが私のサービスマンとしての礎です。

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第118回 論述試験対策!2015年度アドバイザー呼称の口頭試問を振り返る

2016年度にアドバイザー呼称がソムリエ呼称に統合されたことにより生まれたであろう論述試験。2015年以前は長年の口頭試問という試験が行われてきました。近年はアドバイザー呼称のみに課されていましたが、昔はソムリエ呼称でも行われていました。←ちなみに私は楽チンな時代の口頭試問を受験しました。

ということで、試験のスタイルは変わりましたが、アドバイザー呼称の口頭試問を振り返ってみます。論述試験のイメージに置き換えて読んでください。

正直思い出したくない、そのくらい出来なかったし難しかったです。
いまいち順番が思い出せませんが書いていきます。

1.購入したシャンパンに年数が記入されていなかった。なぜでしょうか?
法定熟成期間を答えてしまう。『15、30カ月と熟成期間が決まっているのに達しておらず…』と言ったとこで面接官が不可思議な顔で首をかしげていることに気づく。急いで『シャンパンは複数年のワインをアッサンブラージュするので!』と付け加える。果たして何点になっただろうか。

2.酒石とは何か?
『ワインの酒石酸とカリウムが結合した結晶。身体に害はない』と答える。あっていることを祈る。

3.薬草系リキュールを3つ挙げよ。
『べネディクティーヌ、シャルトリューズ・ジョーヌとヴェール、パスティス、ぺルノなど』知ってるものを挙げまくる。面接官満足そう…。

4.シャンパンボトル”ジェロボアム”のサイズは?
もはや、すっかり忘却の彼方!まさか問われるとは!マチュザレム、サルマナザールはかろうじてわかるけど、計算できもしない。『忘れました』と潔く答えた。無念。

5.VDLとは?
『発酵前の果汁にアルコール添加して作る』と答え、何か足りない気がしてVDNは発酵途中と丁寧に付け加えてみる。

6.ワイン法が2009年から変わった。Vin de payはどこの区分に入るのか?
『それまでの4つから3つのカテゴリー”AOP””IGP””地理的表示のないワイン”にわけられ、Vin de payは地理的表示のないワインに区分される』と答える。間違えてしまった、IGPだろう。

7.サンジョヴェーゼを使ったワイン五種を30秒で答えよ(他の問題の二倍の時間を与えられている)
『キャンティ、キャンティ・クラシコ、ブルネロ、ブルネロ・ディ・モンタルチーノ』と答える。パニック気味に、『これで何個ですか?』と聞くと面接官は3と指で作る。ブルネロとモンタルチーノは同じか!と思ったけど、これ以上本当に思い浮かばない。終了となる。

まともに答えられたのは2つか3つでしょうか。受験仲間もVDLを発酵途中と答えてしまったり、サンジョヴェーゼが4つしか答えられなかったり、酒石のところでカリウムという用語が出なかったり…それぞれに落ち込む。

というか、あの膨大な教本からこの8つしか出題されず、それを面接官相手に正確に答えるのは経験が浅い者には至難の業でした。テイスティングの採点配分が大きいことを祈るばかり。これで落ちたら面接の配点が高いことになります。

最初に私の学習環境ですが、社内にソムリエ試験対策プログラムがあり、テキスト・過去問・模試・テイスティングセミナーなどが提供されるので、それに沿って学習しました。内容は一次も二次も松岡様の講座とほぼ同じ戦略です。その点で松岡様の講座は良く研究されており感心しておりました。(上から目線で申し訳ありません)→ありがとうございます。恐縮です。

さて、二次試験ですが東京会場・雅叙園でした。9時に到着。当初9時30分に開場でしたが準備が押しているとのことで9時50分開場でした。

〈テイスティングの報告のため中略〉

さて、口頭試問です。

1 シャンパーニュにはヴィンテージが書いてありませんがなぜですか?
『いろんな年のワインをアッサンブラージュするので基本的にヴィンテージはありません』

2 香草薬草系リキュールを3つ言ってください。
『トランブイ、ベネデクティン、スーズ』

3 ジェロボワムの容量を答えてください。
『3000ミリリットル』

4 ワインをあけたら結晶がありました。これはなんですか?
『ワインの酒石酸とカリウムが結合し結晶化してキラキラと光る』(時間切れ)

5 ペイドック(ヴァンドペイ?)は2009年から何?
『ラングドック?』

6 VDLの製法を答えてください。
『発酵中の…失礼、未発酵のブドウ果汁にアルコールを添加し、樽で熟成させます』

7 ピノタージュと書いてあるワインについて説明してください。
『南アフリカの交配品種で、ピノノワールとサンソーを掛け合わせた交配品種です』(テンパって交配品種を連発)

8 トスカーナ州のサンジョヴェーゼ種が主体のDOCGを5つ答えてください。<30秒>
『キアンティ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、キャンティ・クラシコ、ヴィーノ・ノビーレ・ディ・モンテプチアーノ以上です』(5個目は出てこず)

質問を想定し練習をしていたのですが、役に立ったのは6番くらいでした。

やはり、一次試験対策時にキチンと理解し、二次試験までその理解を持続させる必要がありますね。今回の口頭試問は難しかったと言う声が多かったです。

以上、アドバイザー呼称二次の報告でした。さて、合格してるでしょうか?ドキドキしながら待ちたいと思います。

ワインアドバイザー二次試験 目黒雅叙園 口頭試問

予定表には最終12時とありましたが、大幅に遅れて私が終わったのが12:40頃。最後の人は13時を過ぎていたのではないでしょうか。問題は全部で八問。一問あたり15秒、最後の問題のみ30秒。時間がくると自動的に次の問題に移ります。わかっていても焦りますね。

覚えているものだけ(順不同)

・シャンパーニュでヴィンテージ表記がないものがあるのはなぜ?
→問題なし。少し落ち着きました。

・ペイドックの現在の表記は?
→IGPと答えたような気が?

・VDLって何?
→どっちだっけと思っているうちに時間切れ。冷静になれば簡単なのに…。

・酒石とは?
→前問のショックをちょっと引きずってしまい、答えてる最中に時間切れ…もったいない。

・薬草系のリキュールを3つ…だったかな
→なんて答えたか覚えてないけど、たぶん大丈夫。

・ピノタージュって?
→これは正解。

・トスカーナでサンジョヴェーゼ主体のDOCGを5つ答えよ。(30秒)
→キアンティ、キアンティ・クラシコ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノと3つ答えてあとは思いつかない!!

残り一問は問題すら思い出せないです。

想像以上に緊張しましたし、焦るものですね。お店でお客様に質問されても何の問題もないのに(笑)。職場の人とロールプレイングを行い慣れておけばよかったかなと思いました。

試験が終わった後も仕事でしたが、かなりグッタリしてました。そして、その日の夜は飲まずにぐっすり寝ました!!翌日あれほどスッキリした気分で起きられるとは(笑)。もう教本開かなくてすむことが何よりうれしかったです。
→これからが本当の勉強ですよ(笑)。

次回は2014年度の口頭試問を振り返ります。

何かございましたらこちらまで

koza★majime2.com 松岡 正浩

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