番外編 2015年度 シニアワインエキスパート呼称一次試験

   

2015年度のシニアワインエキスパート呼称の試験問題を検証します。

明日ではなく、今日少しだけでも頑張りましょう。 疲れているのは皆同じです!

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番外編 2015年度 シニアワインエキスパート呼称一次試験

青文字の問題は一般呼称レベル、あるいはちょい難しいけど合格するためには確実に取らなくてはならない問題。

紫文字は一般呼称対策レベルでは答えられませんが、シニア呼称であればここまで勉強する必要があると思わせる問題。

赤文字はいくらシニアでもこれはあきらめざるを得ないだろうと私が思った問題。

※各出題に関する考察は2016年春の時点で私が思ったことです。

【問題 1】
ワインに含まれるポリフェノールが体内のある成分の酸化を防ぐことによっ
て、 動脈硬化予防に役立つと言われている。解答用紙にその成分を記入してください。
→いきなりちょいと難しい。しかも選択肢なし。ただ、このレベルを取らないと合格はないでしょう。

【問題 2】
EU 規定により、品質分類に A.O.P. および I.G.P. が適用されているのは何年ヴィンテージからか正しい年号を 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.         2012 年
2.         2008 年
3.         2009 年
4.         特定されていない

【問題 3】
EU 加盟国におけるワイン法による品質分類において、ラベル表記義務記載事項とされているものを 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.         収穫年
2.         原料のブドウ品種
3.         瓶詰め業者名

【問題 4】
EU 規定による、スパークリングワインの表示について、Sec の残糖量を 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.         3g    /ℓ 未満
2.         0 〜 6g    /ℓ
3.         17 〜 32g    /ℓ
4.         35 〜 50g    /ℓ

【問題 5】
ブドウでカテキン類が、もっとも多く含まれるものを 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.         果皮
2.         果肉
3.         種子

→【問題 2】~【問題 5】は一般呼称レベルプラスαです。確実に取らないといけません。

【問題 6】
次の A 〜 E のブドウ栽培における生理障害、病害に関する記述に該当する症状名、病害名および原因となる条件、病原菌、害虫などを選択肢の中から 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。(選択肢重複使用可)

A「通常は小花の 20 〜 60%が実際に結実し、果粒として成長する。成長しない子房 / 果粒は落果するが、受粉、結実が悪いなどで極めて多くの落果が発生し、果房につく果粒が極端に少ない状態になる場合」

B「単為結実などの結実不良で、小粒の果粒のまま、肥大せずに果房に残った状態」

C「1878 年ヨーロッパで発見される。湿度の高い地域で繁殖し、花や葉、果実に白いカビ状の胞子が形成され、落花、落葉、落果させる。防除対策として、古くからボルドー液(Bordeaux    mixture    = 硫酸銅 + 生石灰 + 水の混合溶液)散布などが行われている」

D「若枝または生育中のブドウ果粒が白い粉状の胞子で覆われてしまい、果粒の表皮成長が妨げられるが、果肉は成長し続ける。そのため、ブドウ果粒が裂かれ、果粒はミイラ化あるいは腐敗の原因となる。防除には開花時に硫黄を含んだ農薬を散布する」

E「ブドウ果実が軟化する頃から多く発病し、完熟期に被害は最大となる。初期は淡褐色の病斑が果皮面に現れ、しだいに紫褐色となり、果実は腐敗・ミイラ化する。発病した果房付近の枝などで年を越し、病菌は翌年の雨によって無数の胞子が飛散し、葉や枝、幼果に付着後、菌糸となって果粒組織内に侵入して繁殖を開始する」

[ 症状名、病害名 ]   1. Ripe rot / 2. Mildiou / 3. Oïdium / 4.
Coulure / 5. Millerandage / 6. Grey rot / 7. Nematode
[ 原因となる条件、病原菌、および害虫など ]   1. 雹 / 2. 遅霜 / 3. 不
適切な栽培管理および天候不良など / 4. Uncinura necator (Erisiphe
necator) / 5. Glomerella cingulata / 6. Botrytis cinerea / 7.
Plasmopara viticola /   8. Xyrella fastidiosa / 9. Drosohira suzukii
→この横文字をどこまで理解できるか、書けなくてもいいと思います。それでも半分は取れるでしょう。

【問題 7】
マロラクティック発酵の化学式を解答用紙に記入してください。

→大学等で化学を勉強した方以外で、ちゃんと書けた人がいたのでしょうか?コンクール対策であれば必須なのでしょうけど。シニア試験合格だけを考えるのであれば、このレベルまで手をつける必要はないと思います。反対に、このレベルまでしっかり勉強する人はここを読む必要性は皆無です。

【問題 8】 
1990 年代後半にブルゴーニュの白ワインにみられた、コルク、醸造などの問
題から、 本来よりも早期に酸化が進んでしまう現象を解答用紙に原語で記入してください。
→これはソムリエ試験的には難しいかもしれませんが、近年、業界や愛好家の間ではよく話題にのぼります。原語で難しいけど、なんとか取りたいかも。

【問題 9】
フランス・ピレネー地方マディラン地域で開発された、発酵中、あるいは貯蔵中の赤ワインにセラミック製筒を通して酸素の微泡を吹き込み、ポリフェノールの酸化、重縮合を促進させる方法を解答用紙に記入してください。(カタカナ可)

【問題 10】
純米酒の麹米使用割合は何%以上と定められているか 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.         15%以上
2.         25%以上
3.         50%以上
4.         60%以上

【問題 11】        
チェコのプルゼニュ生まれで下面発酵の淡色ビールを 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.         エール
2.         ピルスナー
3.         アルト
4.         トラピスト

【問題 12】
次のコニャック地方の地図中 A 〜 D に該当する生産地区を 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.         Grande Champagne
2.         Petite Champagne
3.         Borderies
4.         Fins Bois
5.         Bons Bois
6.         Bois Ordinaires

【問題 13】
次の飲料の主原料を選択肢の中から 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

A Ouzo
B Suze
C Campari
D Cynar
E Frangelico
F Advocaat

【 選択肢 】
1. アニス    /    2. アーティチョーク    /    3.    ヘーゼルナッツ    /    4.    卵黄    /    5.    ビターオレンジ    /     6. ジェンシアン

→【問題 9】~【問題 13】一般呼称レベルプラスα。

【問題 14】
アルマニャックで、使用が認められている Baco Blanc の交配品種として正しいものを 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1. Folle Blanche × Colombard
2. Folle Blanche × Mauzac
3. Folle Blanche × Graisse
4. Folle Blanche × Noah
→おお、難しい。こんなブドウ品種知りません。諦めましょう。ちなみに検索するとこちらに解説がありました。

【問題 15】 
日本のワイン消費において、ワインが甘味果実酒の消費量を上回った年を 1つ選 び、解答用紙にマークしてください。

1. 1964 年    
2. 1968 年    
3. 1970 年    
4. 1975 年
→第一回目のワインブームが大阪万博が開催された1970年、高度経済成長期の頃でした。以降、ワインの消費は増大し、1975年にワインの消費量が甘味果実酒を上回ります。
第一次ワインブームが1970年頃と知っていれば、なんとか正確にたどり着いたかもしれません。3か4で迷うところまで行けば1/2の確率で正解、と考えると半分取れるということ。

【問題 16】
4 〜 10 月の平均気温が、日本のワイン特区の先駆けである東御市とほぼ同じ都市を1 つ選び、解答用紙にマークしてください。    

1. Reims    
2. Montpellier    
3. Dijon    
4. Bordeaux
→難しいですね。まず、選択肢にある都市がフランスの主要ワイン産地の近郊の都市であることを知らなければ答えられません。2.がラングドック・ルーシヨン、3.がブルゴーニュです。これがわかった上で、東御市と同じ都市を探す…。イメージとして冷涼ですから…。
ここも1と3の1/2にまで絞りたいところです。

【問題 17】
北海道のワイン産地である後志地方の余市町、北斗市の気候を 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.         高山性気候
2.         地中海性気候
3.         大陸性気候
4.         海洋性気候

【問題 18】
次の甲州に関する記述中( a )(  b )に該当する語句の組み合わせとして正しいものを 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

「2013 年、甲州はヨーロッパ系品種である( a )の DNA に、中国の野生種である( b )の DNA が少し含まれていることが明らかになった。」

1.( a ) Vitis Coignatiae     ( b )Vitis Vinifera
2.( a ) Vitis Vinifera          ( b )Vitis Davidii
3.( a ) Vitis Amurensis     ( b ) Vitis Vinifera
4.( a ) Vitis Vinifera        ( b ) Vitis Riparia
→難しいですけどね。教本には書いてあるんです。まず、( a )はわかるはずなので、二択に絞られます。あとはVitis Ripariaのことをしっかり理解してれば、もしかするとVitis Davidiiを選ぶことができたかも。いずれにせよ日本のワインに関しては要注意です。

【問題 19】
日本においてヨーロッパ系品種の中で最も栽培面積が多いブドウ品種を 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.         Merlot
2.         Cabernet Sauvignon
3.         Zweigeltrebe
4.         Chardonnay

【問題 20】
信州ワインバレーの中で、網羅している範囲が最も広いものを 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.         千曲川ワインバレー
2.         日本アルプスワインバレー
3.         天竜川ワインバレー
4.         桔梗ヶ原ワインバレー

【問題 21】
日本の 2011 年度成人 1 人あたりの都道府県別果実酒消費量実績で最も消費量の多かった都道県を 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.     山梨県
2.     東京都
3.     神奈川県
4.     北海道

→【問題 17】、【問題 19】~【問題 21】はちょいと難しい問題も含まれますが、近年のソムリエ協会の日本のワインの力の入れようを考えるとしっかりと答えられるようになりたいところです。

【問題 22】
フランスの I.G.P. の正式名称を 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1. Institut Géographique Protégée
2. Institut Générale Program
3. Indication Géographique Protégée    
4. Indication Générale Protégée

【問題 23】
フランスのアルザス地方で Sylvaner の使用が認められているグラン・クリュを 1つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.         Zotzenberg
2.         Kaefferkopf
3.         Mambourg    
4.         Altenberg de Bergheim

→【問題 22】、【問題 23】もちょいレベル高ですが、一般呼称で出題されてもおかしくありません。

【問題 24】
A.O.C. Bourgogne Vezelay が位置するエリアを 1 つ選び、解答用紙にマー
クして ください。

1. ヨンヌ県
2. コート・ドール県
3. ソーヌ・エ・ロワール県
4. ローヌ県
→うーん。マイナーアペラシオンの所在エリアを答えさせる。無視してもいいんじゃないですかね。キリがありません。ヨンヌ県を知っているなら…。

【問題 25】
Ventoux、Gigondas、Vacqueyras、Beaumes de Venise に共通する、これらアペラシオンに大きな影響を与える自然環境について、該当するものを 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.         Mistral
2.         Galet roul
3.         Garrigue
4.         Dentelles de Montmirail
→この問題を落としているようではダメです。

【問題 26】
2013 年の政令にて認められたコート・ド・プロヴァンスのサブ・アペラシオンを 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.    Sainte-Victoire    
2.    Frejus    
3.    La Londe    
4.    Pierrefeu
→サブ・アペラシオンですが、フランスはこのような点に関してそれほど変更がないので、ここに限らず、フランスの新しいAOC、サブ・アペラシオンはシニアレベルであればチェックすべきです。

【問題 27】
2013 年の政令にて単独のアペラシオンとして認められたラングドックのA.O.C.を 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.         Pic-Saint-Loup
2.         Terrasses du Larzac
3.         Picpoul-de-Pinet
4.         Limoux Pétillant
→【問題 26】と同様。

【問題 28】
次の中から Vendanges Tardives が認められている A.O.C.を 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.         Bergerac
2.         Gaillac
3.         Montravel  
→本講座でGaillacは出ません!って言っちゃいましたからね。シニアの方スイマセン…。

【問題 29】
Brems、Pissotte、Vix、Chantennay、Mereuil などをサブ・アペラシオンにもつA.O.C.を 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1. Fiefs Vendéens    
2. Coteaux du Layon    
3. Coteaux du Vendômois    
4. Côtes d’Auvergne
→マイナーAOCのサブ・アペラシオンについて、ですか…。新アペラシオンだけど、ここまでは必要ないと思うんですけどね。

【問題 30】
次のブドウが主に栽培されているイタリアの州または地方を選択肢の中から 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

A Picoutener
B Pigato
C Teroldego
D Ribolla Gialla
E Nero d’Avola
F Gaglioppo

【 選択肢 】
1. Valle    d’Aosta    /    2. Veneto    /    3.    Liguria    /    4.    Toscana    /    5.    Trentino    /    6.    Alto    Adige    / 7.    Friuli-Venezia    Giulia    /    8. Emilia    Romagna    /    9.    Marche    /    10.    Campania    / 11.Calabria    / 12.    Sicilia    /    13.    Sardegna

【問題 31】
次の D.O.P. が位置するイタリアの州を選択肢の中から 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

A  Cirò
B  Vernaccia di Oristano
C  Primitivo di Manduria
D  Biferno
E  Castelli Romani
F  Elba Aleatico Passito

【 選択肢 】
1. Toscana    / 2. Lazio    / 3.  Molise    /4.  Puglia    / 5. Calabria    / 6.  Sardegna

【問題 32】
スペインにおいてテンプラニーリョの以下のシノニムはそれぞれどの生産地のものか選択肢の中から 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

A Tinto del País
B Cencibel
C Ull de Llebre

【 選択肢 】
1. Cataluña    /    2. Valencia    /    3.    Rioja    /    4.    Ribera    del    Duero    /    5.    Toro    /    6.    La    Mancha    /    7.    Galicia

【問題 33】
次の(A)〜(C)に該当するサブゾーンをスペインの北部地方リオハの地図中 1 〜3 の中から 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

(A)Rioja    Alta
(B)Rioja    Baja
(C)Rioja    Alavesa
→【問題 30】~【問題 33】は絶対に落としてはいけません。一般呼称レベルです。

【問題 34】
D.O.Ca. Priorato の主要土壌を 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.  火山灰土壌
2.  粘板岩土壌
3.  粘土土壌
4.  石灰岩土壌
→試験的は難しいでしょうけど、有名なんですよね。もちろん教本に記載があります。

【問題 35】
Borba、Portalegre、Redondo、Reguengos、Vidigueira などをサブ・リージョンにもつポルトガルの D.O.P.を 1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1. Vinho Verde    
2. Douro    
3. Lisboa    
4. Alentejo
→これらのサブ・リージョンまで覚えるのは至難の技かもしれません。諦めましょう。実際、私は知りませんでした。そして、あくまで勘ですが、私なら4.と答えるかなと思って模範解答を見ると正解でした。
それは、サブリージョンがあるということはそれなりの酒質・レベルのワインが造られているということであり、また、Douro はポルトの産地と考えて外してみたわけです。こんな感覚も駆使しないとシニア呼称対策は大変です。

【問題 36】
D.O.P. Dão の赤ワイン用主要ブドウ品種を1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.  Touriga Nacional
2.  Tempranillo
3.  Monastrell
4.  Mencía

【問題 37】
ドイツにおいて、ワイン用ブドウ品種Pinot Meunier の別名を1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.  Weißburgunder
2.  Schwarzriesling
3.  Grauburgunder
4.  Portugieser

【問題 38】
次のドイツのブドウ畑が位置する村を選択肢の中から1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

A  Doktor
B  Treppchen
C  Würzgarten

【 選択肢 】
1. Erden / 2. Urzig / 3. Graach / 4. Bernkastel / 5. Piesport

→36~38 も一般呼称レベルプラスα。

【問題 39】
オーストリアのライタベルク DAC において赤ワインの生産に最低 85%使用しなければならないブドウ品種を1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.  Blauburger
2.  Blauer Zweigelt
3.  Blaufränkisch
4.  Blauer Portugieser
→85%使用云々を知らなくても、ライタベルグといえばブラウフレンキッシュです。

【問題 40】
Lutry、Villette、Epesses、St-Saphorin、Chardonne などの銘醸畑がひしめく世界遺産にも認定されているスイスのワイン産地を 1 つ選び、解答用紙にマークしてくだ さい

1. Fully    
2. La Côte    
3. Lavaux
4. Chablais
→こちらも【問題 35】と同じように考えると選ぶべきは2.か3.ですね。ここでも1/2まで来れば良いでしょう。

【問題 41】
次のワイン産地が位置する国を選択肢の中から1 つ選び、解答用紙にマークしてください。(選択肢重複使用可)

A  Asenovgrad
B  Kras
C  Etyek-Buda
D  Zagorje-Medimurje
E  Banat
F  Eger
G  Bela Krajina

【 選択肢 】
1. Hungary / 2. Bulgaria / 3. Romania / 4. Croatia / 5. Slovenia

A Asenovgrad → ブルガリアを代表する品種”マヴルッド”の産地として有名ですが…。
B Kras → スロヴェニアのプリモルスカ地区。レフォシュク種から造られるクラシュキ(Kraski)・テランというワインが有名みたいですが…。
C Etyek-Buda → ハンガリーです。確かに教本に記載があります。
D Zagorje-Medimurje  → クロアチア、ようやく昨年のこの講座でふれた産地が出てきました。
E Banat → ルーマニアにバナット地方というのがあるのですが。
F Eger → これは一般呼称レベル
G Bela Krajina → スロヴェニアのポサウイエ地域ですが…

→DとF以外はかなり難しいです。ただ、教本に記載があるわけで、教本を読み込むうちに何とか思い出せるものがあるとして、半分取れるレベルを目指しましょう。

【問題 42】
ギリシャのO.P.E. に使用可能なブドウ品種の組み合わせとして正しいものを1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.  Savatiano ー Xinomavro
2.  Muscat ー Mavrodaphne
3.  Savatiano ー Mavrodaphne
4.  Muscat ー Xinomavro
→ここしばらく、O.P.Eに関する出題を見なかったので、この講座ではふれませんでした。昔から教本には記載され続けている甘口の規定なのですが、シニアであればチェックすべきなんですね。

【問題 43】
ハルキディキ半島の中央に位置し、海が見渡せるドメイヌ・カラスのブドウ畑で知られるギリシャのワイン産地を1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.  Naoussa
2.  Attica
3.  Nemea
4.  Côtes de Meliton

【問題 44】
カリフォルニアの2013 年品種別栽培面積の実績で、1 位から3 位の組み合わせとして正しいものを1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1. 1 位 Cabernet Sauvignon / 2 位 Chardonnay / 3 位 Merlot
2. 1 位 Chardonnay / 2 位 Merlot / 3 位 Cabernet Sauvignon
3. 1 位 Cabernet Sauvignon / 2 位 Chardonnay / 3 位 Zinfandel
4. 1 位 Chardonnay / 2 位 Cabernet Sauvignon / 3 位 Zinfandel
→上記二問に関しては昨年度のこの講座でふれています。必須です。

【問題 45】
ナパ・カウンティーのワイン産地を南から北へ並べた際、組み合わせとして正しいものを1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1. Coombsville → Yountville → Saint Helena → Calistoga
2. Los Carneros → Rutherford → Oakville → Diamond Mountain District
3. Calistoga → Spring Mountain District → Mount Veeder → Atlas Peak
4. Chiles Valley → Stags Leap District → Wild Horse Valley → Howell Mountain
→難しいですね。これらを覚えるだけでも大変なのに、ナパ・カウンティーの中の細かい位置的関係を求められると。私はこの地域に行ったことがあるのですが、それでも難しい。わかる人には簡単なのでしょうけど。

【問題 46】
次のワシントン州のA.V.A. に関する記述に該当するA.V.A. を解答用紙に原語で記入してください。

「ワシントン州で唯一、カスケード山脈の西側(太平洋岸)にある産地で、穏やかな海洋性気候。」
→ここは言語で書けるかどうか。答えはわかるでしょう。何とか書きたいところです。

【問題 47】
毎年7月にピノ・ノワール・セレブレーションのテイスティング・イベントが開催されるオレゴン州のワイン産地を1つ選び、解答用紙にマークしてください。

1. McMinnville
2. Ribbon Ridge
3. Yamhill-Carlton District
4. Dundee Hills
→教本には書いてありますが、知らないですよね。

【問題 48】
アメリカのA.V.A. を所管するTTB の正式名称を解答用紙に原語で記入してくだ
さい。
→はい。書けません。この手の問題はどこまで対応するべきか難しい。

【問題 49】
カナダのオカナガン・ヴァレー内にあるサブ・リージョンで、最も北に位置するものを1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1. Black Sage / Osoyoos
2. Naramata
3. Kelowna
4. Golden Mile
→オカナガン・ヴァレーのサブリージョン、しかも位置関係まで。無理だ…。

【問題 50】
カナダのオンタリオ州において、2013 年実績でのバラエタルワイン生産量が最も多いブドウ品種を1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1. Riesling
2. Merlot
3. Pinot Noir
4. Chardonnay
→一般呼称でもここはシャルドネを選ばなくてはなりません。この講座でもふれています。

【問題 51】
アルゼンチンのブドウ栽培地の平均標高を1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1. 約600 m
2. 約700 m
3. 約800 m
4. 約900 m
→こちらも昨年度の本講座に記載があります。

【問題 52】
アルゼンチンのメンドーサ州においてブドウ園の約49%が集中する最大の産地を1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1. Area Valle de Uco
2. Area Sur
3. Area Centro
4. Area Este
→こちらも教本にかいてあるといえばそれまでですが。

【問題 53】
アルゼンチンのワイン産地Cafayate が位置する州を1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.  Salta
2.  Mendoza
3.  La Rioja
4.  San Juan
→カファジャテがトロンテスの産地として知っていても州名を答えるのは難しい…。

問題 54】
Chile has recently re-organized its appellations, and they are now divided into three large groups by longitude. What are those groups ?
(原語で記入してください)
→まず英語を理解できての話ですが、この新区分に関してはごく最近教本に記載され始めました。正直、ここを原語で問うのかと思ってしまいます。難問です。

【問題 55】
次のチリのサブ・リージョンに関する記述に該当するワイン生産地域を1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

「海岸山脈の西側で太平洋に近く、冷涼な海風の影響を受ける。爽やかな酸味とミネラルの要素を伴う白ワインを中心に近年頭角を現してきている地域。」

1. Bío Bío Valley
2. Elqui Valley
3. San Antonio Valley
4. Osorno Valley
→このクラスの問題を取れなければ合格はありません。ただ、一般呼称として考えるとちょっと難しいかなと思いますが、このシニアの並びではラッキー問題に見えてしまいます。ちなみに昨年度、この講座でもお伝えしています。

【問題 56】
チリのワイン法に関する記述で、正しいものを1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1. Reserva またはReservas は、アルコール度が法定最低アルコール度数より少なくとも1 度以上高く、特有かつ独自の風味特性を持ち、樽熟成したワイン
2. 補足表記として認められているものの1 つにGrand Cru がある
3. ラベルに原産地を表示するには、その地域の該当品種を少なくとも85%以上使用しなければならない
4. Dulce は残留糖分量が40g/ℓ 以上含む場合に記載が可能
→もちろん、正解を知っていれば惑わされないのですが、細かい数字が”ひっかけ問題”のようにちりばめられており、正解にたどり着くのは難しいと思われます。

【問題 57】
Which grape variety was traditionally called “Tokay” in Australia?
(原語で記入してください)
→シニアクラスであれば知っているべきなのでしょう。Rutherglenのことなんですが。新世界において以前、「シャブリ」「エルミタージュ」「モーゼル」などとヨーロッパのワイン産地の名前を冠していたころの時代の名残です。

【問題 58】
オーストラリアにおける、2012 年ブドウ栽培面積の実績(白ブドウと黒ブドウの合計)に該当するものを1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1. 約 108,500ha
2. 約 148,500ha
3. 約 458,500ha
4. 約1,058,500ha
→世界の栽培面積ベスト5は確実に押さえておくべきで、わからずとも世界のワイン生産量ベスト10は頭に入っているでしょうからそこからある程度推測できればと。ただ、オーストラリアは意外と小さいいんです。スペインの栽培面積、イタリア=フランス、アメリカのブドウ栽培面積をご存知ですか?

【問題 59】
次のA、B の記述に該当するオーストラリアのワイン産地を選択肢の中から1
つ選び、解答用紙にマークしてください。

A「ペンフォールド(Penfolds)、ウルフ・ブラス(Wolf Blass)、ジェイコブス・クリーク(Jacobs Creek)、ピーター・レーマン(Peter Lehmann)などオーストラリアワイン産業の屋台骨を支える重要なワイン生産者が本社ワイナリーを構える一方で、多くの小規模ワイン生産者、ブドウ農家が集積している。とりわけ同国ワインを象徴するShiraz の名醸畑が点在しており、Shiraz の「首都」と言うことが可能な、ワイン産業の中心地である」

B「ジョン・グラッドストーンズ博士が1965 年の研究で、この土地の気候がボルドーと似ていて、表土が砂利混じりの粘土で、サブソイル(心土/ 下層土)が粘土質だったことがブドウ栽培に好適であると指摘。この研究を踏まえて、新規にワイナリーが設立されていった、当時としては科学的裏付けに基づいて発展した珍しい産地形成の歴史をもつ」

【 選択肢 】
1. Barossa Valley / 2. Clare Valley / 3. Adelaide Hills / 4. Coonawarra / 5. Yarra Valley /6. Mornington Peninsula / 7. Margaret River / 8. Hunter
→これは問題ありませんね。

【問題 60】
ニュージーランドのMartinborough 地区はどの産地のSub Region か解答用紙に原語で記入してください。
→言語とはいえこれはほぼローマ字!取れるでしょう。

【問題 61】
ニュージーランドで最も標高が高く、高品質なPinot Noir が世界的な評価を得て名声を高めている産地を解答用紙に原語で記入してください。
→こちらもそんなに言語が難しくない。わからない人は一般呼称レベル以下です。

【問題 62】
Which grape variety is the most widely planted in South Africa?
(原語で記入してください)
→こちらも同様。言語で書きましょう。

【問題 63】
次の南アフリカワインを生産するDistrict が属するRegion を選択肢の中から1 つ選び、解答用紙にマークしてください。(選択肢重複使用可)

A Stellenbosch
B Swartland
C  ※

【 選択肢 】1.    ※    / 2. Cape South Coast / 3. Coastal Region / 4. Klein Karoo  ※ 選択肢に不備があり無効といたします。
→Swartlandが西ケープ州最大の産地であることから、知っている人もいるのでは?

【問題 64】
DIAM(ディアム)コルクのメリットを解答用紙に簡潔に記入してください。
→このあたりの知識は実践において非常に重要で、現場に立っていればお客様に説明する必要性を感じるはずです。
余談ですが、先日大阪で行われたマコン地区最高の生産者・ギュファン・エナンのセミナーに出席したのですが、現当主のジャン・マリー・ギュファンは現状ではDIAM以外のコルクを使う理由が見つからないと話していました。このコルクは酸素の透過性を調節することもできます。

【問題 65】
日本における2013 年度成人1 人あたりのワイン消費量を1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.  3.05ℓ
2.  3.46ℓ
3.  4.43ℓ
4.  4.82ℓ

【問題 66】
次の「ワイナリー」「生産者」「産地」の組み合わせの中から正しいものを1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1. Villa d’ Est Gardenfarm and Winery ー 玉村豊男 ー 山梨県 北杜市
2. Takeda Winery ー 岸平典子 ー 山形県 上山市
3. La Grande Colline ー 新井順子 ー フランス アルザス地方
4. Clos Leo ー 木村滋久 ー ニュージーランド マールボロ
→これまでの流れからすると無かった問題ですが、業界的には知っていて当然の日本のワイナリー、日本人醸造家に関する問題です。

【問題 67】
リースリング特有の香り「ペトロール」の成分に該当するものを1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1. Trimethyl Dihydronaphtalene
2. Benzylmercaptan
3. Hydroxymethoxypyrazine
4. Isoamyl Acetate
→難しいですが、最近はこの手のことが解説されている本も日本語で出ていますし、どちらかといえばわかっておいた方が良い知識でもあると思います。

【問題 68】
テイスティングにおける味わいの官能表現チャートにおいて、タンニン(収斂性)と甘みのバランスの表現の段階に関して正しいものを1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1. 豊潤な → 肉厚な → 力強い → がっしりした
2. 痩せた → スマートな → 骨格のしっかりした → 固い
3. やわらかな → 心地よい → 流れるような → まろやかな

【問題 69】
About which element of the wine do you use a tasting term “supple” or “souple” inFrench?

1. Texture
2. Structure
3. Alcohol
4. Longevity
→この言葉、フランスのテイスティング用語としてはとてもメジャーです。日本のワイン会などでもたまに聞くコメントです。

【問題 70】
(仏)Arômes Tertiaires /(英)Tertiary Aromas のテイスティング用語として正しいものを1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1. (仏)Arrière-goût /(英)Aftertaste
2. (仏)Bouquet /(英)Bouquet
3. (仏)Apparence /(英)Appearance
4. (仏)Transparence /(英)Transparency
→英語またはフランス語がわかれば答えられますが。

【問題 71】
揮発性フェノールに該当する記述を1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1. テトラクロロフェノールがトリクロロアニゾールからコルク臭に変化したもの
2. リナロール、シトロネールなどモノテルペン化合物のアロマティックな香り
3. ヴィニルフェノール/ グァイヤコール、ブルタノミセス等の汚染が原因する欠点
4. リーフアルコール・リーフアルデヒドなどのエルバセ/ herbasé(青草臭)の原因物質
→シニアレベルであれば必須の知識です。フェノールに関してはこちらのサイト12がわかりやすいかもしれません。

【問題 72】
Barolo にお勧めするパスタ料理を1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1. リガトーニ
2. キタッラ
3. タリアテッレ
4. タヤリン

【問題 73】
感染症にが成立するために必要な3つの要因について、感染源、宿主の感受性の他に挙げられる要因を1つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.  感染経路
2.  免疫力
3.  予防接種
4.  低栄養

【問題 74】
高血糖、高血圧、脂質異常などを呈するもので内臓脂肪型肥満を共通要因とする状態のことをいい、過栄養や運動不足などで内臓脂肪が蓄積された結果、引き起こされる代謝異常が原因とされている状態を示すものを1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.  ロコモティブシンドローム
2.  ギランバレー症候群
3.  メタボリックシンドローム
4.  エコノミークラス症候群

【問題 75】
不潔なもの、異物が混入又は添加されたもので人の健康を損なうおそれのある食品等の流通、使用、調理等を禁止している法律を1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1.  食品リサイクル法(食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律)
2.  食品衛生法
3.  JAS 法(農林物資の規格化等に関する法律)
4.  健康増進法

【問題 76】
次の細菌の中で食中毒(飲食物を介して体内に入った病原菌等による消化器症状等の健康障害)の原因となる細菌を1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1. 乳酸菌
2. サルモネラ属菌
3. 結核菌
4. ペスト菌

【問題 77】
食品の表示事項で、「定められた方法により保存した場合、変質や腐敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月日」を1 つ選び、解答用紙にマークしてください。

1. 消費期限
2. 保存期限
3. 食品期限
4. 保証期限
→公衆衛生が77問中5問も出題されています。配点が違うかどうかはわかりませんが、わからないものをどうこう考えても仕方がないので、とにかく公衆衛生は確実に取りましょう。
シニアの広い勉強範囲を考えると公衆衛生はある意味サービス問題です。絶対に落とさないくらいのしっかりとした対策が必要です。

※2016年度より教本から項目がなくなり、出題も見られなくなりました。残念…。

koza★majime2.com 松岡 正浩
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