第4回 CBT方式になった一次試験対策について

   

お正月三が日を終え、今日から仕事始めという方もいらっしゃると思います。

さて、この時期だからこそ紹介したい拙著がございます。

フランスで発行されている日本人向け情報誌FR JAPONに2012年から2014年まで連載させていただいた「初心者のためのフランスワイン講座」全30回です。

特にパリに留学に来た20代から40代の女性に向けて、日本に帰ってからもフランスワインを嗜んでほしいという趣向で、ワインの基本とフランスワインについて書きました。

「初心者のためのフランスワイン講座」

舞台がパリですが、これだけでフランスワインの基本の基本は身に着くはずです。

これから膨大なワインの世界に挑むわけですが、一次試験対策のほとんどがけっこう辛い暗記作業です。これは資格を取る為には誰もが通る道のりで回避することはできません。ただ、事前に予備知識があるのとないのでは記憶の定着が全く違います。この時期はまだそれほどガツガツ頑張る必要はありません。ですから、ちょっとした時間にでもサラッと読んで見てください。

また、試験対策以外のワインの本も読んでみましょう。今このタイミングで幅広くワインに関する知識を吸収することで、一次試験直前に”夏バテ”せず乗り切ることができるものです。

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第4回 CBT方式になった一次試験対策について

昨年より、一次試験のスタイルが大きく変わりました。CBT方式と呼ばれる試験形式になり、二回受験できるようになった分、試験の難易度が大幅に上がりました。
→CBT(Computer Based Testing )方式とは、コンピューターを利用して実施する試験方式のことです。 受験者はコンピューターに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答します。 パソコン操作に自信が無い方でも、当日操作方法の説明を受けられますのでご安心ください。 受験日時・会場の選択ができますので、受験者様の利便性向上に繋がることが期待されます。ソムリエ協会サイトより。

ただ、この試験スタイルでは一次試験期間が一か月以上に及び、出題情報を共有することができます。ですから、昨年度はその試験情報を皆さんから募集し、この講座にアップしました。今年も8月には同様のスタイルで、一次試験対策を一気に締めくくるつもりです。

では、それまでどのように一次試験対策に取り組むと良いのかというところが大切になってきます。大前提として、ソムリエ協会としては「教本」を読んで欲しいと考えています。そして、近年の「教本」はよくできており、内容も(私が受験した20年前に比べるとはるかに)充実しております。ただ、今からワインの勉強を始める皆さんにとってこの教本はあまりにも厚すぎるんです。いきなり読んでもどこが重要で、何を覚えるべきなのかがわかりずらいはず。何よりもこの教本全てを…と考えるだけで意気消沈してしまう方も少なくないと思います。

昨年から始まった一次試験、たしかにこれまでの流れから考えると重箱の隅的な出題も見られました。もう過去問は役に立たない等々、色々言われておりますが、私は一次試験を突破するためにはやっぱり基本事項・過去問が大切だと思うんです。

大手ワインスクール、アカデミーデュヴァンのHPにおいても「過去問をやっておけば大丈夫」…な時代は終わりました。と言っている一方で「一方で、当校での受講者の声を聴くと、マニアックな問題は解けなくとも、基本問題を確実に正確することで、合格できたという方が数多くいらっしゃいます。どんな試験にも言えることですが、まずは確実に基本を押さえ、その上で、知識を広げていくことが肝心と言えます」と謳っております。

〈アカデミー・デュ・ヴァンのHPにおいて言及されている件ですが、セミナーの懇親会でも同じ話が話題になりました。それも違うタイミングで違う人たちと二回も。ただ、あくまで噂レベルですので、ここからは各自の判断でお読みください〉
一次試験を終えた9月のテイスティングセミナーの懇親会にて一次試験を突破されたある方が、「私はなんとか一次試験を突破したのですが、協会の一次通過者の発表を見るかどうか迷ったくらい絶対にダメだと思っていました。それは結構頑張って自己採点しても正解率が6割に満たなかったからです。私は過去問中心の試験対策を行い、昨年までのスタイルの一次試験であれば大丈夫であろうと思っていました。ただ、今年からスタイルが変わり…。もちろん、出題情報を元に対策を行いましたが、一次試験終了後は絶望的な気持ちでした。でも、一次試験を突破しておりました。そして、しばらくしてふと思ったことが、各設問に対する配点が違うのではないかということです。私は基本問題(過去問系)はかなりしっかりと対策をしたこともあって、ほぼノーミスで答えられたと思っています。その私が正解率6割未満で一次試験を突破したので、もしかすると基本問題の配点が高かったのではと思ったんです」ととうとうと話されました。その話を聞いていた数人は、私もそうかもしれないと。

その数日後、また違う方達が集ったセミナーの懇親会にて、ほぼ同じ内容の話をされる方がいらっしゃいました。正解率5割ちょいくらいであろうこと、過去問はかなり頑張ったので、基本問題はしっかり取れたであろうこと。私は最初にこの話を聞いた時はそんなこともあるのかなというくらいにしか思っておりませんでしたが、違うタイミングで二人も同じことをおっしゃる方がいたことで、もしかして信憑性があるのかもと思った次第です。

あくまで、飲み会での話で本当かどうかはわかりません。ただ、このように話された方が二人いたことは事実ですし、先日たまたま見かけたアカデミー・デュ・ヴァンのHPにも上記のような記載があったので、こちらでお伝えすることにしました。

さらに、昨年合格された方からいただいた報告を紹介いたします。

昨年11月に受験を決意しました。年内はフランスについて昨年の”こーざ”に沿ってノートにまとめ、新年度の”こーざ”が始まって追いつかれるまではひたすらフランスの復習。”こーざ”に追いつかれてからは、必死でしがみつきマイノートを作成しました。田辺先生の参考書と問題集を買いましたが、結果的にこちらは全く使いませんでした。

しかし、50歳を越えた頭にこの暗記量は完全に容量オーバー。次々に登場する新しい国をまとめているうちに、あれだけ頑張って復習したフランスもどんどん忘れていきます。ワインとして思い入れの少ない新世界に入ってからは、何度も何度も”これは無理かな””あきらめようかな”と思いましたが、松岡様の「ソムリエ試験くらいクリア出来ないようでは、これから何も乗り越えられない」という叱咤が本当に効きました。

8月6日が一回目の受験日。その一週間前から、”こーざ”に沿ってまとめたノートを全て見直し(きちんと覚えられていることは殆ど無く、これだけで4日はかかりました)、ネットの情報から日本、日本酒だけは教本をしっかり読みました。また、教本のページが少ない国についてはプロフィールのみを流し読みしました。これで10問近く拾えたと思います。それでも7割は届いてない感触。

その後、ネット上に出題情報が増えていきましたが、復習、忘れないことだけで精一杯、新たに多くを覚えるのは無理と判断して、ひたすらまとめたノートを復習しました。

二回目の受験前日に得点を上げるためと割り切って、これまでノーマークであった試験情報的に試験に出そうなオーストリアの料理、チーズ、残糖度の規定、ブドウの生育に関するフランス語のみを一夜漬けで詰め込みました。そして、8月30日の二回目は、なんとか120中80問は自信を持って答えることができ、その他の30問も二択までは持って行けました。この一夜漬けで5問ほど拾えたことはラッキーでした。

一次試験を振り返ると、やはり基本事項が大切だと実感しました。これまでの過去問に準じる基本問題を9割答えられるようになれば、後は直前にポイントを絞って教本を読むことでトータル7割には十分届きます。

今年の一次試験は単なる暗記ものばかりではなく、各国の歴史や気候の知識がワインの理解につながるという協会の意図は伝わりましたし、共感出来ました。

ネット上には、ワインスクールに行っていれば早めに受験した講師から問題情報がもらえるので絶対有利という書き込みもありましたが、基本事項の理解なく出題情報を覚えられるわけはないので、基本事項を効率的に押さえている松岡様の”こーざ”はやはりものすごく有効だと思います。そして、新傾向をふまえると参考書も問題集も不要だと私は思います。

4月に知人から「ワイン検定」という資格試験があることを教わり「ブロンズクラス」を受験しました。このことがキッカケとなり、この度の「ワインエキスパート」への挑戦となりました。

それまでもワインは大好きでしたが、エチケットから生産国、超有名な品種ぐらいの情報しか読み取ることができない程度の知識しかありませんでした。いつも飲んでいるワインが「スティルワイン」ということすら知らない状態です。

4月1日に受験した「ブロンズクラス」に無事合格。次は「シルバークラス」受験が妥当だとはわかっていたのですが、せっかくならと一足飛びに「ワインエキスパート」を受験することを決めました。しかも独学で。

今思えば無茶なことだったと思いますが、勢いだけはありました。そこからインターネットで情報収集。試験まで4か月弱、時間がないことは十分承知しておりました。さまざまなサイトや情報がある中、松岡さまの「こーざ」を拝見したとき、コレだ!!と思い、そこから本格的に勉強をスタートさせました。4月5日だったと思います。

すでに「こーざ」はかなり回を重ねておりましたが、時間を見つけてはサイトにアクセス、第1回から順に内容を頭に叩き込んでいきました。参考書は「田辺由美さんのワインBOOK」を併用しました。

始めて早々、いきなり「フランス」という大きな峠がやってきました。誰もがおっしゃる通り、私もボルドーの格付けで見事に躓きました。燃えていた心が一気に折れそうに…。特に4級と5級はかなり苦戦しました。シャトー名を何度も見ては目に焼き付け、繰り返し声に出して読み上げるしかありません。さらに、フランスはボルドーに限らずとにかく項目が多い。覚えても覚えても次から次へと知らない産地やブドウ品種が出てきます。似たような地名がいくつもあり、頭は混乱してページを行ったり来たり。

次に苦しむのがドイツ。読みづらい文字の羅列、フランスとは違った世界に苦戦を強いられました。品質等級やベライヒ、畑の名前、地図も頭に叩き込まなくてはいけません。さらに、川も大事。終わりが見えず、はたして自分は最後まで完走できるのだろうかと不安に。でも、大好きなワインの勉強。暗記はつらいけど、知ることは楽しい。躓きながらもだんだんと記憶するという作業に慣れていきました。

「こーざ」冒頭部分のその回にちなんだエピソードがとても楽しく、大いに参考になりましたし、記憶する際の一助にもなりました。特にボルドー2級格付シャトーに関するコメントやルーション地方のバニュルス、ドイツのフーバーのブラインドテイスティングのエピソードなどです。エピソードがあるのと無いのとでは、記憶に残る度合が格段に違いました。松岡さまの豊富な経験によるエピソードに本当に助けられたと思います。

そして、躓き心折れそうな時、何より心強かったのは、松岡さまの「明日ではなく、今日少しだけでも頑張りましょう。疲れているのは皆同じです!」「絶対にあきらめてはいけません!」という言葉。この言葉に何度励まされたことか。もう感謝しかありません。

必死に前に進みました。これまで見た「こーざ」のページを何度も振り返り復習しつつ、とにかく前へ前へ。そうこうしているうちに松岡さまの更新タイミングに追いつきました。とても嬉しかったです。これなら最後まで頑張れそうだと思いました。しんどいのはみんな同じ。あきらめるか、あきらめず頑張るか。

そうして7月20日、いよいよ一次試験がスタートしました。しかし、「こーざ」で拝見した一次試験を受けられた方からの第一報に愕然としました。「坊さんの頭という名のチーズ」…何それ!?そんなこと、どこに書いてる!?恥ずかしながら、そこで初めて教本を開きました。甘かったと反省するも、限られた時間で出来ることをするしかありません。重箱の隅をつつくような、という表現をされる方もおられましたが、多くの奇が出題されている、とネット上では騒然となっておりました。どうやら過去や参考書だけでは、ボーダーを超えることが出来なさそうだと思い至ったのです。

入手できる出題情報をできるだけ集めて第1回の試験に臨みました。8月12日でした。基本題が4割程度だったでしょうか。フランスやイタリアはかなり基礎的な、即答できるような題でした。ひっかけっぽいのもありましたが、ちゃんと読めば落とさないであろう題。アメリカやスペインはちょっと突っ込んだ題だったように思います。

きっちり教本を細部まで読み込まないとわからないと思った題は、オーストリア(?)の仔豚の料理名を答える題(選択肢が全てアルファベット)、日本酒の山廃に関する題、ジョージアのイメレティの気候、バロッサバレーを名乗れる産地など。まったく見たことのない言葉、戸惑う題もいくつかありました(どんな題だったか忘れてしまいました …汗)。さらに、原価率の題がありました。ということはソムリエ呼称と題は同じ?自己採点では6割5分程度の正解率でした。

第一回の反省をふまえ、第二回受験日までの約2週間は更なる情報収集と過去問対策に励みました。スクールに通っていない分、ネットによる情報は大切だと実感、「こーざ」で取り上げてくださった「5ch」の情報にも大いに助けられました。出題されたであろう題を600掲載してくださった方には本当に感謝しています。600の答えを教本から探しては書き込む作業。その合間にも基本題を復習。寝る間も惜しんで取り組みました。フルタイムの仕事と家事をしながらの身には堪えましたが、何としても合格したかったのです。そして、スクールに通っている方々に絶対に負けたくなかった。

苦手な生産国や産地は何度も確認、基本事項・過去問はまんべんなく復習。教本のフランスやイタリアはさらっと目を通す程度にし、ページ数が少ない国々は細部まで読み込みました。どこを出題されても解答できることを目指して。そして日本も重点的に教本を読み込みました。

そして、8月25日に2回目の試験日を迎えました。試験スタートからあっという間の70分間。1回目より難易度が上がった印象です。

基本題はやはり4割程度。サービス題っぽい基礎的な題がいくつもありました。シャトー・ムートン・ロートシルトが1級に格付けされた年やジロンド川のもっとも下流にある産地など。ボルドーにおけるボトルサイズの名称題もありました。スペインやポルトガルはちょっと突っ込んだ題が見られました。そして1回目の試験に出たのと同じ題が数原価計算も出題されました。

難問奇問といえる問題はセントラル・オタゴのサブリージョンで最も暑い地区、ハンガリーの土着品種の白ブドウ(フルミントは選択肢にない)、ピコ・クライス、タスマニア島の土壌など。5chの600からの出題も数ありました。トータル7割程度取れたかどうか、といった感触でした。

それでも、終わってみるとやはり基本が大切だと感じました。そして、できればもっと教本を読み込みたかったと。出来ればフランスやイタリア、ドイツも。

5ch上では、CBT試験に関するいろいろな情報と憶測が流れていました。受験日程の前半と後半では、配点が違うではないか?基本的な題は1点、正解率の低い題(いわゆる難問奇は配点が大きいのではないか?日程後半はネットに題がたくさん流出したのでボーダーが上がり、8割は正解していないと合格できないのではないか?などなど。合格発表までは落ち着かずソワソワする毎日でした。

そして、とうとう9月4日の1次試験通過者発表の日を迎えました。おそるおそる協会のサイトにアクセス。自分の受験番号がありました!!思わず「やったー!」と声を出して飛び上がってしまました。(笑)

それでも、間違いだったらどうしようと、何度も何度も確認しました。本当に本当にうれしかった。報われました。

1次試験がCBT方式に変わり、ある程度教本を読み込まないと合格に近づけない方針へと舵が切られたようです。ですが、ワインスクールに通わずとも、独学でも一次試験に合格できると断言できます。諦めず、最後まで自分を信じて前に進むのみです。

「こーざ」には本当にお世話になりました。ありがとうございました。「こーざ」 に出会えたからこそ、 最後まで 頑張れたし、一次試験を突破できたと思います。

長文になりましたが、少しでも今後挑戦される皆さんのお役に立てたら幸甚です。

今回おかげさまで一次試験に合格することが出来ました。感謝しかありません!本当にありがとうございました。

長年、この業界にいながら情け無いことに酒類関連の資格は何一つ持っておらず、上司に相談したところこの「こーざ」を勧められたのが3月も終わりに差し掛かる頃でした。

既に「こーざ」ではフランスが終わっており、とにかく追いつかねばと思い「少しでも頑張りましょう。疲れているのは皆同じです」「半年くらい本気でやってみましょう」の言葉に疲労困憊の我が身を奮い立たせ、毎晩大学受験以来の勉強に勤しみました。しかも、試験勉強を開始した矢先に店舗掛け持ちの辞令が…。更新に追いついたのはなんと6月!遅い…。イタリアが始まるところでした。

やはり40代ともなると記憶力が10代、20代に比べ格段に落ちていることを痛感しましたが、ノートへの書き起こし、過去を何度も解くという単純作業でなんとか乗り切った感があります。(まとめたノートは最終的に12冊を超えておりました。今、見返すと睡魔に襲われている時の箇所がヒドイ!笑)
周囲からも“過去を解きまくれば一次試験はなんとかなる”と言われ、本当になんとかなりそうだなぁと思い迎えた7月下旬の一次試験受験者達の報告を知り愕然としました。オーストリアのフライドチキン?狐の尻尾の意の品種?

慌てて教本を開き、8月中旬に一回目の試験に挑むも確実に解答できたのは6割程度…。打ちのめされて帰路に着きました。なんと、強引に軌道修正したことが災いし、これまで培ってきた「こーざ」で学んだ基礎を忘れてしまい、取らなくてはいけない題をかなり落としてしまいました…。
以降、8月下旬の二回目に備えての対策は基本に帰り、「こーざ」の見返しと過去に集中。教本の読み込みは補足としました。

一回目と二回目の試験の間隔は12日間。この間、自分で言うのも何ですが、鬼神の如く勉強しました。早めに受験した者として出題情報を共有しなければと思いましたが、それどころではありませんでした。本当に申し訳なく思います。
酒類概論と清酒・焼酎はあえて勉強しませんでした(仕事柄この分野は経験と知識でなんとかなると判断)。睡眠時間は2時間、休日は近所の公民館で10時間勉強。付き合いでどうしても飲んで帰らなくてはいけない時でも、教本とスマホを枕元に寝落ちを繰り返しました。

そして、迎えた二回目の受験日が8月28日。「あれ?こんなに簡単だったっけ?」

一回目と出題傾向は変わらなかったように思いますが、教本ばかりにとらわれなかったことが大きかったと思います。正しかったです。やはり基本は「こーざ」です。教本の読み込みももちろん大事でしたが、「こーざ」での基礎があればなんとかなると思いました。自己採点では9割近く。さっそく二次対策の直前セミナーに参加の希望を申し出た次第です

ただ、心残りもあります。もし、一次試験を突破できなかったらもう一年勉強することにより、むしろワインの知識が高まったのではないのかと。笑

さて、前置きが長くなってしまいましたが、実際にどのように一次試験対策、勉強を進めると良いのか。人それぞれ、好みや向き不向き、試験対策にどの程度時間を充てることができるか等もあり一概に言えませんが、イメージはソムリエ教本に書き込んでいくスタイルが良いと思っております。例年3月頃の発行されます。

昨年までは”一冊の参考書と心中しましょう。書き込んで書き込んでいらないところを消して…”と謳っておりましたが、新しくなった一次試験を見て、最初から教本を手に取り、なじんでいく方が良いかなと思うようになりました。ただ、いきなりあの分厚い教本を読むのは憂鬱ですから、そこからはこの講座の出番です。これまで通り、ここが大切ですよ、ポイントですよ〜とお伝えしますので、教本の該当箇所にマークをするなり、書き込むなりしてください。一からきっちり読む必要はありません。というか、最初はあまり真剣に読んではいけません。←最初からちゃんと読み進めなきゃ…と思ってしまうから途中でつまずき、あきらめてしまうんです。もちろん、「教本、読んで楽しい〜!早く続きが読みたいなぁ」と思えるかなり珍しい方はどんどん読み進めてください。そこまで興味をもてる方は間違いなく合格しますから。

ただ、教本は3月頃まで発売されませんから、それはまで余裕のある方は、ノートにまとめることも良いと思ます。書くことによって、頭の中で整理され記憶の定着につながるからです。ただ、飲食業界にいる方等、どちらかと言えば時間のない方が受験する資格です。ノートにまとめる時間がないかもしれないと思うわけです。ですから、時間のない方は教本が届くまで、過去問中心の勉強をしましょう。この講座では、その日勉強した内容を試験に即した形で確認するために、該当箇所の過去問を掲載しております。ですから、これから教本を手に入れるまでの二ヶ月間、この講座を読んで、過去問で確認を繰り返してください。しばらくはそれだけでいいです。

そして、教本を手にしてからは、この講座でここが大切ですよというところをマークしていってください。教本は綺麗に扱おうと思ってはいけません。ボロボロになるくらいに、毎日持ち歩いて、書き込んでどんどん手を加えていってください。繰り返しますが、一通り一次試験対策が終わるまでは、きちんと教本を読まなくてけっこうです。

とにかく7月半ば過ぎまでは、教本にいろいろ書き込んで、基本事項は教本のどのページに書かれているかをイメージできるくらいになれば完璧です。細かいこと、昨年一部出題されたような重箱問題はそれまで無視し、7月後半から8月の追い込みにかけます加えて、その毎日手に取るソムリエ教本への愛着が深まることによって勉強に対するモチベーションが維持できればなお素晴らしいと思います。

ソムリエ教本はどんどん汚しましょう。何よりも合格することが一番の目的ですから。そして、合格してしばらくしたある日、そのぼろぼろになった教本を見て、頑張った一年をノスタルジックに思い出すことになるんです。

昨年の一次試験は100%選択式でした。今年も変わらないと信じましょう。(CBT試験でキーボード入力ってあるのでしょうか?)ですから、フランスに限らずワイン名・産地名を横文字で、たとえばBordeauxやらChambertinと書くことは求められず、基本的に正しく読むことができれば問題ありません。

ここまでがこの講座の基本方針です。

それでも、参考書も併用したいという方、まだ教本が発売されていないからそれまでのつなぎにという方のために参考書選びについてふれておきます。

書店にはそろそろ2019年度版の参考書が並び始めます。昨年度、一次試験の形式が大きくかわりましたので、各参考書がどのように対応するのか私も興味津々です。そして、参考書を利用しようと思う方は必ず書店に足を運んで、それぞれの雰囲気を感じて、皆さんにとって使い勝手の良さそうなものを選んでください。正直、7月まではどのような形で、書籍で、スクールで勉強してもそれほど違いはないと思います。それ以上にもっとも大切なことは毎日少しずつ努力することですから。

時代が変わりましたが、二十年前の受験時に私がお世話になったのがこちら、
「田辺由美のワインブック」

また、近年、評判の良い参考書がこちらですが、例年、発売がその年の教本が発売された後になります。
「受験のプロに教わる ソムリエ試験対策講座」


こちらは地図が使いやすいということで絶賛されている方もいらっしゃいました。

ともあれ、参考書を利用しようとお考えの方は一度本屋さんに足を運んで、必ず手に取って雰囲気を感じてから購入してください。

繰り返しますが、現段階でソムリエ協会の教本を最初から全てを読み進める必要はありません。まだ、発売もされていないので、教本が発売されるまでは、この講座をお読みいただいて、過去問で確認する程度で大丈夫です。

さて、この「ちょっとまじめにソムリエ試験対策こーざ」はソムリエ試験合格の為に特化しております。ワインがわかるようになるとか、実践で役立つ知識などはそれほど意識しておりません。さらに100点を取ることを目指してもいません。とにかく合格する為の講座です。合格してからワインがわかるようになる、そんな感じでもよいと思っております。

秋までの長丁場ですが、この一年の努力が人生を変えることになるかもしれません。しかし、ソムリエ試験といってもそんなに構える必要はありません。

ソムリエ試験対策は今から始めれば十分に間に合います。

ソムリエ、ワインエキスパートの資格を手にすることによって見えてくる世界が間違いなくあります。これからちょっとばかり辛い日々が続きますが、それだけ挑戦する価値があるということです。私の方は今年の秋に皆さんから「合格しました」といったメッセージをいただけるような講座を目指します。

それでは「明日ではなく、今日少しだけでも頑張ろう」を合言葉に二次試験終了時まで皆さんと共に学びたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩

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