第2回 二次のテイスティングはなんとかなる1〜テイスティング対策お勧めの本

   

あきらめなければ夢は必ず叶うものです。

陳腐な言葉かもしれませんが、この講座のテーマでもあり、私自身がそう信じております。反対にあきらめた瞬間に夢への道が完全に閉ざされます。歩くことを辞めれば目的地にたどり着くことは絶対にありません。

以前にいただいたメッセージをこちらで紹介したいと思います。

受験は今年で五回目になります。二年目に一次試験に合格しましたが、二次試験で不合格。次の年は一次試験免除でしたが、また二次試験で不合格。
四年目、一次試験からの再スタート。気持ちを切り替えるのにすごく時間がかかりました。そして、何度も何度もあきらめようと思いました…。でも、ここで辞めるとこれまでがんばってきた事全てを否定してしまうんではないかと思い…。センスが無いのはわかっているんです。その年、一次試験を突破しましたが、また二次試験で撃沈しました。

それでも、あきらめません!五回目の今年こそ必ず合格してみせます!

松岡様の講座はすごくわかりやすく、どの参考書よりも為になります。私のような人がたくさんいるはずですので、大変お忙しいことと存じますが、こちらの講座を末長く継続して頂ければと願います。

四度の不合格通知を受け取ってもなおあきらめないこの姿勢、本当に素晴らしいと思います。私もこのメッセージから力をいただきました。

多くの苦労を知っていること、何よりもここまであきらめなかったことが今後の人生においても大いに生かされると私は信じております。

ただ、ソムリエ試験にセンスは必要ありません。特別な能力もいらなければ、味覚が敏感であることが求められているわけでもありません。もちろん、生きていくうえでも、試験対策においても”センスがある”に越したことはありませんが。

数年前、私の友人のお母様(おそらく60代後半)が四回目の挑戦でソムリエ資格を取得されました。そのお母様は娘(私の友人)がワインバーを始めたことをきっかけにワインに携わるようになった方です。

友人のお母様がソムリエ資格取得を目指すという話を聞いた時は正直ビックリしました。だって、私の母がソムリエ資格を取るなんて考えられませんから。
このお母様は二度一次試験を通過されています。そして、四回目の二次試験で合格されました。何度もあきらめようと思われたことでしょう。大変失礼な言い方ですが、年齢的なハンデやさまざまな不安もお持ちになられていたはずです。
テイスティング対策に際して、私もほんの少しだけお手伝いをさせていただきましたが、合格されたと聞いた時、自分の母のことのようにうれしかったです。

そして、次の秋、前出の方から再びメッセージをいただきました。

松岡様、ご無沙汰しております。今年のはじめごろにメッセージを送らせていただいた●●です。
五回目の挑戦で無事に合格する事ができました!本当に嬉しいです!応援してくれた家族、会社の上司、同僚、そして何よりもこの講座のおかげです!

あきらめなければ必ず夢は叶う!本当です!あきらめずにここまできて本当に本当に良かったです。
ありがとうございました!

辛い時期もあったことでしょう。それでもあきらめずに努力を続けたことで最後に合格を勝ち取られました。本当に素晴らしいと思います。

もう一方より

私は四年前にソムリエ試験の存在すら知らない時に偶然この講座に出会いました。

以降、まつさんの言葉に様々な場面で励まされ、ついには一年前にエキスパート呼称に合格しました。今でも一人で思い悩み辛くなった時はこの講座を開き、まつさんの励ましの言葉を何度も自分に言い聞かせています。

先日もまつさんの素晴らしい励ましの言葉が、ソムリエ試験受験者以外の人に伝わり実を結びました。

私の従兄弟は法学部、ロースクールの出身ですが、司法試験に何度も失敗していました。その後就職し、司法試験はあきらめたようなことを口にしていましたが…。再び受験を決意し、仕事を続けながらも辛い試験勉強を続け、今年やっと合格したんです!

その彼が合格後開口一番、
”あきらめなければ夢は叶うんだから、あきらめなければいつか必ず合格するんだから、決してあきらめてはダメ。あきらめないというだけで確実に目標に近づいているんだから”と君が会うたびに励ましてくれたから、なんとんか勉強を続けることができた。そして合格したんだよ。

何度も心が折れかけたけど、あきらめないで本当によかった。君の”あきらめなければ”という言葉がなければ今の僕は存在していない。心から感謝している。ありがとう!」

私も彼のこのメッセージを心に留めて、あらためて夢をあきらめないことを常に意識して生きていこうと思っています。

今年も期待しております。本当に出会えて良かったです。

あきらめかけていた夢を自分のものにする。素晴らしいですね。

もう一方、ここ数年強烈に難しくなったシニア試験にチャレンジし続けた方からのコメントです。

私は昨年(2017年)、シニアソムリエ呼称にようやく合格致しました。この合格はこの講座のお陰だと思っています。ありがとうございました。

恥ずかしながらシニアソムリエ受験は7年越し5回目でした。実は今年ダメならあきらめようとしていたのですが、最後に本気を出してやれるだけのことはやろうと決めました。

この講座は通勤の時間の利用でした。2日に1回程度更新される松岡様の講座を拝読しながら、基本を繰り返し復習させて頂きました。

「あきらめなければ夢は必ず叶う」
この言葉に何度救われたでしょうか。もうダメかもと思った時にこの言葉を信じて乗り越えました。

1次試験対策は、1月から始め、先ずはボルドーのメドックの格付けすべてを覚え直すことから始めました。ワインアドバイザー呼称受験の時もそうでしたが、メドックの61シャトーはすぐには覚えられませんが、これを覚えはじめた時からなぜか脳が働きだすので1月に覚えるのがいいと思います。

その後、夏にはソムリエ協会のフォローアップセミナーに参加し、テキスト以外の勉強をしました。

それでも、なんといっても(シニア呼称においても)基本が大事。本当にこの講座の基本とソムリエ過去問を徹底的に自分のものにしました。大事なのは、覚えたポイントを自分のノートにまとめることです。地図もテキストをコピーしノートに張り付けて覚えました。

2次対策としては、松岡様のテイスティングセミナー、必勝マニュアルをフル活用させて頂きました。もちろん、自身でも自信のない品種のワインを多数そろえ、そして毎日、舌がしびれるほど一人でブラインドテイスティング(同じ形のグラスを用意し、裏に番号を書いた紙を貼りシャッフル)を繰り返しました…。

あきらめないで合格を信じ、毎日少しでも前進すること、これが一番大切です。

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第2回 二次のテイスティングはなんとかなる1〜テイスティング対策お勧めの本

もういくつ寝ると…、今年もあと二日。多くの方がお休みに入っているのではないでしょうか。いやいや、実は年末年始が一年で一番忙しいよという方もいらっしゃると思います。(子供達が帰省して家族でという流れが多い地方都市の飲食店など)→私は日本料理店に勤めており、”おせち”があるので31日まで出勤です。今夜は少なくとも調理場は徹夜、私は何時に帰れるのやら。でも、通勤の電車はガラガラ、特に朝はいつもより圧倒的に広い車内が朝日に照らされ、ちょっといい気分でした。

試験対策を始めようにもお正月から机に向かって勉強というのもなんですし、お休みの間に一冊でも読んでもらえればということで、ワインテイスティングに関する本を四冊紹介します。

最初に、ソムリエ試験のテイスティング対策として非常にわかりやすい本がこちら二冊です。

2007年世界最優秀ソムリエコンクール日本代表の佐藤陽一氏が書かれた『ワインテイスティング―ワインを感じとるために』とホテルニューオータニ・エグゼクティブシェフソムリエの谷宣英さんの著作『ワインテイスティングバイブル』です。

ワインテイスティング―ワインを感じとるために


ワインテイスティングバイブル

どちらもワインテイスティングに関して非常に細かいところまでやさしく解説されています。私も読み返してみましたが、改めて勉強になることがたくさんありました。さらに、写真が綺麗で、書物では表現が難しいワインの微妙な色合いもよくわかり感心してしまいます。

どちらの本がわかりやすいかは人それぞれ感じ方が違うでしょうからここではふれません。ただ、この時期ですから二冊とも購入して通読されることをお勧めします。
特に独学の方はテイスティングを”言葉”で理解しなくてはなりません。二人のプロフェッショナルが書いたテイスティングの本それぞれから理解しやすいところ、感じる部分を少しでも多く拾うことができれば本の価格など安いものです。

これらの本だけでワインのテイスティングを理解することは難しいのですが、テイスティング時の座右の書としても手元に置いておく価値があると思います。

また、初めてワインのテイスティングを学ぼうという方は、今すぐに本の内容全てを理解することは困難ですから、最初はイメージを掴む程度で十分です。書物で文字でワインのテイスティングを学ぶんです。すんなり理解できるわけはありません。とらえづらい表現や実際に香りや味わいを経験していないものがたくさん出てくると思います。たとえば、カシスやスイカズラの香りがわからなくても今はかまいません。カシスってどんな香りかな?スイカズラってどうなんだろう?と心の片隅に留めておくことで、今後どこかで出会う確率が高まります。意識していることで確実に目や耳に入りやすくなるからです。

飲食業の方はわからないものが食材であれば調理場が暇な時間にでも在庫があるか聞いてみましょう。私はソムリエ試験受験以来、いろんなものの香りや味わいに興味を持ち、手に取ってもよい場合はさまざまなところで香りを感じることを楽しんでいます。

まだ始めたばかりですから、わからないところはスルーしてどんどん先へ進むことも試験対策をうまく進める為のポイントです。←私はわからないところでつまづいて、そこで止まってしまうことがよくありました。わからなくてもいいんです。また戻ってくればよいだけですから。どんどん進みましょう!これはソムリエ試験対策に限らず、とても大切なことだと私は考えております。

これらの本を読めばわかると思いますが、ワインのテイスティングに特別な能力は必要ありません。特にソムリエ試験に合格する程度の利き分けなら誰でもそれなりの努力で成し得るものです。

三冊目はこちら。
ソムリエ協会副会長(ですよね?)の石田博さんの著作『10種のぶどうでわかるワイン』です。


10種のぶどうでわかるワイン

石田さんはソムリエ協会における試験問題作成の中心人物です。その彼がこのブドウ品種10種が大切です!と言っているのです。必ず読まなくてはなりません。特にベリー系の香りに対する記述は必読です←ブルーベリーやカシス、ブラックベリーやブラックチェリーの序列。赤ワインの距離感を表します。ここを大まかにでも理解できるかどうかが二次のテイスティング攻略のポイントの一つです。
また、読み物としても非常に面白く、ソムリエ視点からのワインという意味でもとってもためになります。

最後はこちらです。
ソムリエ試験受験当時、大きな影響を受けた私にとってのテイスティングのバイブルです。

『ワインを聴く-テースティングの奥義を極める』 伊藤 真人 著

私のソムリエ試験受験当時は現在のようにかゆい所に手が届くような書籍やネット情報がありませんでした。そのような中、繰り返し読んだのがこの本です。


ワインを聴く―テースティングの奥義を極める【アマゾン中古】
ワインを聴く テースティングの奥義を極める /伊藤真人(著者) 【ブックオフ中古】
※もしかすると絶版になっているのかもしれません。

1990年代の本なので、古いデータや情報も見受けられますが、イラストを使いイメージを表現するなど、テイスティングについての根本的な考え方が綴られています。
最初に紹介した二冊のように的確に試験対策としてのテイスティング方法を述べているわけではありませんが、ワインのテイスティングを感覚的にとらえる、個々のワインのイメージを持つ為にはわかりやすいと思います。この時期だからこそ一読の価値がある良書です。

この時期はまだあせる必要はないので、今日紹介した以外でも気になる本があれば読まれることをお勧めします。このような一見回り道に見えることが実は一番身になるんです。

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩

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 - ●二次のテイスティングはなんとかなる!, ・お勧め本と書き留めることでなんとかなる!