2015年度のエキスパート呼称の二次テイスティングを振り返る

   

今回は2015年エキスパート呼称受験者からのテイスティングに関する報告です。

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2015年度のエキスパート呼称の二次テイスティングを振り返る

ワインエキスパート
白1 リースリング 2013:オーストラリア
白2 シャルドネ 2012:フランス
赤1 シラー 2014:フランス
赤2 カベルネ・ソーヴィニヨン 2012:アメリカ
リキュール類1 コニャック
リキュール類1 アマレット

一気にいきますので、長いです。

イタリアワインしか知らない状況で約一年間勉強して、ワインエキスパートを受けた者です。

独学でやろうと決めて始めましたが、やはり何から始めていいかわからず、この講座に出会ったことで最後まで気持ちを保ちつつ試験対策に取り組むことができました。本当にありがとうございました。

二次試験の感想です。今後受験される方に役立てばと思います。

白① 正解:リースリング・オーストラリア・2013
香りを感じた瞬間からリースリングでした。ドイツとフランスの二択しか思い浮かばず、なんの迷いもなくフランス・リースリングと解答してしまいました。今考えてもオーストラリアとは出てこないと思います。
→他の方の報告を読む限り、国名を落としただけで全く問題ないと思われます。

白② 正解:シャルドネ・フランス・2012
こちらも香りの時点でシャルドネだと判断しました。ただ、リースリングの後だったので、なんだか樽の香りが強い気がしてしまいアメリカを疑いましたが、次の赤ワインの香りを軽く感じた時にそちらがアメリカのような気がしたので、白②はアメリカではないと考え、それでもニューワルドの感覚から抜け出せず、NZシャルドネを選択しました。

赤① 正解:シラー・フランス・2014
香りは赤い果実系、ラズベリーの香りを強く思い浮かべました。去年の報告で、「アメリカのピノでこんなに濃い色調のものがあるのか」という話が頭をよぎり、妙に納得してしまいアメリカのピノ・ノワールを選択しました。ピノ・ノワールにしては強すぎたにもかかわらず…。もうちょっと悩んでみたらよかった…。
→それはそれは世界にはいろんなワインがあるわけですが、試験ではセオリー通りとらえた方が望ましいと思います。と言っても、それができれば苦労しませんよね。ただ、最初に赤い香りを取られたことでピノを思い浮かべたのは仕方がないかなとも思います。

赤② 正解:カベルネソーヴィニヨン・アメリカ・2012
気がつくと残り15分ほどで、少し焦りながら香りを取っているとあれっシラーかな…と思ってみたけれど、一瞬カベルネのタンニンを感じてしまい、カベルネに偏って行きました。強さとしては新世界であろうと。

それでも、最後に香りと果実味がシラーのような気がして悩みに悩みシラーにしてしまいました。もう国名を考えている余裕はなくオーストラリアのシラーズと解答しました…。
→残り15分、焦る気持ちは存分に理解できます。ここを新世界のシラーズと答えたことが良かったです。正解も新世界、テイスティングコメント的にはそんなに変わりません。

その他のお酒① 正解:コニャック
香りでコニャックかカルヴァドスだろうと思いましたが、試験の前々日にコニャックを飲んだ時はもう少し口の中で爽やかに広がる感覚があったのでカルヴァドスと選択してしまいました。
→これも慣れというか、知っているかどうかですが、カルヴァドスにはやっぱりリンゴの香りがあります。

その他のお酒② 正解:アマレット
これはもうアマレットでした。

以上です。
なんだか不安でいっぱいですが、やりきった感はあります。

この度ただのワイン好きから有資格者になるべく一念発起し、ワインエキスパートに初挑戦中の者です。ネットで松岡様のブログを見つけ、一次試験の時よりお世話になっていました。

一次試験は、松岡様のブログを読みつつ問題集をこなす形でクリアできました。遅ればせながら感謝申し上げます。二次試験は、必勝マニュアルを購入し、自分で用意した赤白の基本セットを飲みながら、コメントをひたすら暗記することにしました。

本日ワインエキスパートの二次試験を受験しましたので、雑感を以下に記したいと思います。

会場:京王プラザホテル(やや薄暗い)

■試験前  外観の第一印象(15分間)

白① 薄い
白② やや黄色
赤③ 濃い
赤④ 濃いが③程ではない
その他⑤とその他⑥は同程度のブラウン

白①リースリング:ドイツ・2013(正解:リースリング・オーストラリア・2013)
ペトロール香あり。リースリングは確定。色が薄く軽めと判断したため欧州と判断。残糖感がないのでフランスを疑いつつ、確率的にドイツを選択。ヴィンテージに関しては、白は-2と決めていた。

白②ソーヴィニヨン・ブラン・フランス・2013(正解:シャルドネ・フランス・2012)
色調は黄色がかっており、香りをあまり感じ取れない。香りが乏しくて酸味が強いためシュナン・ブランを疑うが、口に含んでみると青臭さがあった。よくわからないまま時間とワインが減り動悸がしてきたので、フランスのソーヴィニヨン・ブランを選択。
「わからないときはシャルドネ」でしたね…。冷静に考えると、外観の第一印象からも推測できたかもしれません。また、温度を上げれば香りが出てきたかも知れません。
→そうですね。黄色い外観を感じてますし、香りに特徴がないわけですから。迷ったら、わからなければシャルドネはソムリエ二次では確率的にセオリーだと思います。

③シラーズ・オーストラリア・2011(正解:シラー・フランス・2014)
渋みが強いもののザラついた感じがなかったので、シラーと決める。ブラックベリーやカシスの凝縮感を強く感じたため新世界を疑い、オーストラリアを選択。ヴィンテージ赤は-4と決めていたので2011。

④カベルネ・ソーヴィニヨン・フランス・2011(正解:カベルネソーヴィニヨン・アメリカ・2012)
甘い香りがしたので、濃いピノかと思いましたが、口に入れると流れるような感じがなく、程よくバランスのよい酸味・渋み・甘味を感じたのでカベルネ・ソーヴィニヨンを選択。濃すぎない上品な味からフランスに。
→最初に“甘い”香りを感じられているので、この部分は新世界的かなと思わせますね。

⑤バーボン
コニャックと迷いつつも、バーボンを選択。

⑥アマレット
強いアーモンドフレーバーあり。迷わず選択。

■結果
白:品種1、国1、年1
赤:品種2、国0、年0
他:1

テイスティングコメントについては、8~9割程度は松岡様の模範解答の範囲で答えられたと思います。ただし、選択指定数が少なく、漠然とした不安がぬぐえません。ヴィンテージや国などの正解が少なく、微妙なラインと分析しています。
→問題なく合格だと思います。白ワインも赤ワインもしっかりと理解されているように思います。

結果がどうであれ、大変お世話になりました。とても感謝しています。

昨年、一昨年に試験を受けられた方々の報告やお話は大変参考になり、とても励みになりました。そして、自分も少しでもこれから受験をされる方の参考になるのであればと、自分なりの体験記をお伝えしようと思います。

「ワインエキスパートを目指すということ」

私はワインが大好きですが、ワインを楽しむ為に資格など全く必要ないと思っています。そして、私にとって何かの役に立つものでもないとも思っています。資格など持たずとも精通している方々がたくさんおられるのは周知であります。

ただ、「資格なんていらないよね」と言えるのは、資格を持っている人間だけだとも思うのです。それなら“取ってやろう”と。持っていて邪魔になるものでもありませんし、資格を取った上で、それが必要ない事を証明してやろうと思ったことがきっかけでした。

私は土地柄、仕事柄、ワインスクールへ通うという選択肢はありませんでした。私の先生はこの講座と田辺由美先生の参考書、そして、ソムリエ教本だけでした。そして、少々特殊な職業のため、朝8時に家を出て帰りは早くて21時、遅ければ午前0時を過ぎる事もしばしばです。しかも、受験を決めた2月頃は週休1日という生活でした。妻も子供もいます。

しかし、受験を決めた時に一つだけ心に誓いました。

「時間がない」を言い訳にしない事です。

私より時間に余裕がない人はいくらでもいるでしょうし、一日30分が工面できないほど多忙でない事はわかっていたからです。

昼食時にパソコンが使える環境でしたので昼食をとリながら、よくこの講座を覗いていました。帰って机に向かったのは30分から60分程度でしたが、ほぼ毎日継続いたしました。継続できたのはなによりもこの講座の存在が大きかったように思います。

また、これはあまりお勧めできることではないのかもしれませんが、私は「とりあえず一次試験合格!」と考えていたために、一次試験が終わるまでテイスティングの練習をほとんどしませんでした。ただ、毎日のようにワインは飲んでいましたけど…。ストレス発散のためにも必要でした。

一次試験を無事にクリアしてはじめて二次対策をはじめました。といっても、品種ごとのコメントのチェックと自宅でブラインドを数回したくらいなのです。

「テイスティングを始める前に」

まず解答用紙に記入する事

・本人確認にマーク
・氏名・会場名・受験資格の名称・受験番号を記述
・忘れがちな受験番号のマークに注意

試験開始前に1-6全てのグラスが並びました。少し時間があると思うのでワインの外観をしっかりと観察する事をお勧めします。

また、解答用紙とコメントの選択用紙は、それぞれ裏表で白・赤用となっています。試験前にコメントの選択用紙も見ることが可能なので、特に品種などを赤白ともに確認しておくとなお良いと思います。

残り時間10分前まではスピリッツに手を出さないと決めていたことも良かったと思っています。私はスピリッツに向う前にワインの見直しをしておく方が良いと思いました。ただ、時間がかなりタイトなので、項目全ての見直しは不可能と思っておいた方が良いかもしれません。見直しができるのは選択数のチェックと、自分の気になった項目数カ所くらいでしょうか。

「テイスティング開始」

白① 正解:リースリング・オーストラリア・2013
色調は淡いレモンイエロー、ペトロールをしっかりと感じる為リースリングで間違いない。甘さは控えめでしたが、ドイツでも甘くないのもあるしなぁと。正直フランスとの二択でしたが、アルザスはもっと濃い色調のイメージだったのでドイツを選択。

オーストラリアのリースリングの特徴は勉強してませんでした。仕方ないです。ヴィンテージはリースリングなら-2年くらいだろうと思っていたので2013年に。

私の解答:リース リング・ドイツ・2013

②正解:シャルドネ・フランス・2012
色調はやや濃い目のイエローですが、新世界を連想するほど濃くはない。香りには程よい樽感、バランスのとれた香り。品種はシャルドネに間違いないだろう。全てにおいてまとまっており美味しいシャルドネでしたが、後味に残る苦みは控えめでした。

シャルドネならアメリカかフランスと思っていましたが、新世界の強さ・濃さを感じなかったためにフランスとしました。ヴィンテージは全くの勘で2012年に。

私の解答:シャルドネ・フランス・2012

③正解:シラー・フランス・2014
③、④は共に濃い色調であり、試験開始前の時点で「今年、ピノはないな」と思いました。

黒こしょうがあまり感じられず、メントールとオリーブの酸っぽい。ただ、私はシラーとカベルネがわからなくなることがよくあります。カベルネの針葉樹や青さが私にとっては少々不快に感じる事が多く、シラーにはその“クセ”が無いことが自分の中での基準でした。何度か確認して嫌な“クセ”がなかったのでシラーを選択。

フランスかオーストラリアで迷いましたが、色調が濃かった事と果実が前面に出ていた事でオーストラリアを選択。ヴィンテージはもちろん勘です。赤で2014年とか選べません。笑

私の解答:シラーズ・オーストラリア・2011

④正解:カベルネソーヴィニヨン・アメリカ・2012
色調は③同様に濃い。香りの第一印象にブルーベリーを感じてしまいました。そして、なんとなく全体に丸く感じた為にメルローを思い浮かべ進めてしまいました。答えを聞いても「こりゃ、わからんな…」でした。

私の解答:メルロー・フランス・2012

⑤正解:コニャック
⑤、⑥に関して色調は共に褐色だが、⑥の方が濃い。
⑤は色調と選択肢からカルヴァドスかコニャックを疑う。ウイスキーも選択肢にあったが、もう少し薄い色調のものが多いので。後味の滑らかさからコニャックを選択。頑張ってリンゴの香りを探したけど見つからず。

私の解答:コニャック

⑥正解:アマレット
これは飲んだ事がある方ならすぐにわかったのだと思います。私は初めて飲んだので???でした。ここが、独学の辛いところです。ただ、スピリッツでわからなかった時は過去問や自分の勉強してきた中によく出てくる名前を選択しておくべきでした。「スーズ以外」としかわかりませんでした。

私の解答:アマレット以外の何か…

結果:
白:品種2、国1、年2
赤:品種1、国0、年1
スピリッツ:1

コメント次第でしょうか…。コメントも全く自信がないのですが。かなり不安ですが、今の自分の実力ではここが限界だったような気もしています。
→コメント次第ですが、大丈夫だと思います。白ワインに関してはしっかりととらえていらっしゃいますし、赤ワインも大きく外しているようには思えません。何よりも、かなりワインを理解されているであろうことが読み取れます。合格だと思います。

合否に関わらず、これからもワインの事を学び楽しみ、人生を少しでも豊かにできればと思っています。良い結果のご報告ができると祈りつつ、感謝を込めて。

2013年の夏、ソムリエ試験の存在を知り、過去問を初めて見たのがこの“こーざ”でした。

当時は、まさか私が受験生になるとは思ってもいませんでした。私は学生で学業だけでもいっぱいいっぱいなのに、いつも私がお世話になってるソムリエ・アドバイザーの方々は働きながら、試験勉強をして合格し私の前に立ってワインを提供し教えて下さっている、という事実に感動し自分も学業をもっと頑張れるはず!と強く言い聞かせました。そのうちにソムリエ試験に対する好奇心もどんどん大きくなり修士課程を無事終えられたら、博士課程に入ったら、今度はワインエキスパートに必ず合格する!と親友に宣言したのです。

さて、テイスティングの感想です。

国を全て、品種を一つ、ヴィンテージを一つか二つ間違えました。でも、外観・香り・味わい・全体的な評価やグラスの選択などは自信を持って解答しました。“香り”で複数選択の場合、最後の一つで悩むことが多かったのですが、大幅に選ぶべきコメントがズレているとは思えません。だから、合格していると信じています。

今、気になっているのは、赤3番目のシラーをイタリア・サンジョベーゼにしてしまったことです。これは悩みました。イタリア系やフランスのメルローも少し候補に入ってましたが、それにしては丸さがない。やや赤系、やや角張っている印象、酸が強い…メルローではない!私は直前までサンジョヴェーゼ、シラー、メルローを品種特定できないことが多かったんです。

赤い感じもある黒系果実で、アルコール度数がやや高め、ほどほどに強いタンニン…。ただ、黒胡椒などスパイシーな感じがわかりませんでした。合わせてマリネしたオリーブのイメージも感じ取れなかったんです。

今思えば「肉」「血液」を感じたなら一番にシラーを疑うべきでした。ピノ・ノワール、メルロー、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、サンジョヴェーゼと並んだ場合、この「肉」「血液」最も特徴的に感じるのはシラーではないでしょうか?
→その通りだと思います。血っぽい赤黒さ、鉄っぽさ、肉的な感じや野性味はシラーの特徴です。

サンジョヴェーゼはやや粗いタンニンで、“乾いた”ニュアンスと何度も確認したのに、そして、このワインからはそれらを感じなかったのに…。反省です。(強く、口の中に張りついて残り、最後にキュッと締まるようなタンニンと酸を感じたのでタンニンの項目は「収斂性のある」にしました)

さらに、話は前後しますが、オーストラリアのリースリングをフランスにしてしまいました。

色が薄いので最初、樽が控えめな冷涼産地のシャルドネを思い浮かべました。リースリングって私の中でもう少し黄色い印象だったからです。この色でニューワールドに行けなかったのかもしれません。
→シャルドネとリースリングを色調だけで判断するのは困難です。

その後、香りに移り、最初に貝殻・石灰・ヨードといった白いミネラルのイメージが浮び、「りんご」「グレープフルーツ」「レモン」系の酸を感じた一方で、ほどほどの粘性に熟した果実のニュアンス、比較的しっかりめのアルコール感も見受けられました。

今思えば、フランスよりはニューワールド系だろうと思えるのですが、試験中にどうしてたどり着かなかったのだろうかと自問しています。

ドイツのリースリングに慣れている私にとって、果実の熟した感じの強いニューワールドのリースリングはペトロール香が取りにくいと感じます。今回もそうでした。

今回の白1は「リースリング!」と第一印象でわからなかったんです。(テイスティングセミナー大阪でも同じ間違いをしました。質問にも答えて頂いたのに。学べていない、私…)

白2は「樽のニュアンスの強いニューワールドのシャルドネ!」と決めつけてしまいました…。あぁ~あ…。アメリカのシャルドネと答え、こちらも国名を外す…。でも、この白ワインは、色が濃くて、粘性強く、アルコール強めで、コク・深みを与えるような苦味もあって、樽のニュアンス強めで、やさしい酸、まろやかな甘さ、豊潤で厚みまで感じました。

赤4のカベルネ・ソーヴィニヨンは、「ダークチェリー、黒系果実のチュイール入りチョコレート」のイメージがはっきりとあったのに…、熟した甘い果実のニュアンスをはっきり感じられず、とはいえ甘い感じは覚えており、
・甘み  「豊かな」
・評価   「凝縮し、力強い 」
・香りの印象 「木樽からのニュアンス」
を選択、しかも比較的強めと感じ、でも、フィニッシュにそれなりに酸も感じられて
・酸味 「なめらかな」
結局、フランスのカベルネ・ソーヴィニヨンと間違えました。

さらに、エッジが隣の赤3に比べて幾分グラデーションになっているように見え、ややガーネット系でしたので、ちょっと古いのかと思い2010 年に…。(正解は、2012年、ちなみに赤3のシラーは2014年。こちらは、2013年にしてしまったんです) 「熟成感が現れている」「熟した」といったキーワードを選んでしまったんです!
→結果として間違ってしまったところはあるようですが、テイスティングの基本はしっかり身に着いていると思います。

会場について。

京都のホテルオークラの宴会場でした。シャンデリアの下で暖かみのあるアイボリー系の照明、厚みのある白いテーブルクロスがあり、思ったよりは色がわかりやすい(白色蛍光灯に近い)環境でした。テーブルクロスが柔らかいので、透明のプラスチック下敷きが配られ、その上で解答するように指示されます。マークシートなのですが、全てのワインに対して、それぞれ選ぶべき項目の数が違うので注意が必要です。

例えば、白1はバランス (二つ選択)、白2はバランス(一つ選択)といった具合に。

筆記用具は、「必ず持ってくるように。貸し出しはしない」というような記述がありましたが、実際には、一次も二次も借りられます(笑)。

終了20分ほど前にスピリッツを飲んでむせてしまい、水を消費してしまったので、お代わりを要求しましたが「時間がかかる」といわれ、待っても待っても来ず、結局試験終了…。
→2015年は水のおかわりは無しのようでした。

また、ティッシュやハンカチは机上には出しておけません。

面白かったのは、前の教壇にいる試験監督も同時に試験問題を真剣な顔して解答しているところでした。自分で解けるかどうか確かめてるのでしょうか(笑)?

テイスティングアイテムは試験開始前からゆっくりと一つずつ配っていくので、外観はバッチリ観察できます。グラスを自分で受け取って番号が書かれた白い紙の上に置くので、その時ついでに粘性と透明度の観察もしました。

この段階では、赤二つはほぼ同じ外観コメントになりそうだと思いました。また、アマレットとコニャックもほぼ同じ外観に見えました。 温度は白も赤もかなり冷たく、冷えているなという印象でした。

会場内は、寒くも暑くもなく、薄い長袖のカットソーくらいの人が多かったです。(一次試験はかなり冷房がきつかった)

カバンは特に置く場所はないので、床に直接、椅子の下など邪魔にならないところに置くように指示されます。

話は変わりますが。

フレーヴァーの「ヴェジタル」がよくわかりませんでした。だから一つも選んでません。赤ワインに対して、青い感じでややネガティヴなコメントという認識で大丈夫でしょうか?
→フランスのカベルネやメルロに感じる青さ、野菜っぽさを指すコメントです。ネガティブではないと思います。

さて二次のテイスティングですが、終えての感想は『もっと第一印象を信じれば良かった』です。

白1 正解:リースリング・オーストラリア・2013
香りですぐにペトロールを感じ取り、リースリングとわかりました。産地もドイツやフランスの冷涼さを感じなかったので消去法でオーストラリアにしました。これは正解。

白2 正解:シャルドネ・フランス・2012
二つ目の白ワインは失敗しました。会場の照明が暖色系なのか色調をとらえづらく、なんだか濃い系の黄色と思ってしまいました。香りを取ってみると、んん?これは樽かな…、バターっぽさやアーモンドのニュアンスを感じました。

樽の効いたシャルドネだと思いつつも、口に含んでみると「あれ?なんか思ったより軽い?」、樽が効いてるのに軽いというところに違和感を感じ、香っていくうちに樽の効いたソーヴィニヨン・ブランだと思ってしまい、樽の感じも青っぽい印象にすり替えられ、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランだと決めつけてしまいました。

協会発表の解答でフランスのシャルドネと知り、第一印象のまま行けば良かったと後悔です。軽いと感じたのはシャルドネのニュートラルな感じだったのかと、解答を知ってから思いました。
→バターっぽさやアーモンドのニュアンスを感じたなら、迷わずシャルドネです。そして、特にシャルドネは軽めからトロトロの重厚感のあるものまでさまざまなタイプが造られています。

赤1 正解:シラー・フランス・2014
赤1も第一印象ではシラー・フランスと解答していました。

シラーと解答したのは過去に飲んだクローズ・エルミタージュに近いものを感じたからです。でも、もともとシラーは練習していた時から何度飲んでもわかった気がせず、黒胡椒もオリーブのマリネもわかったことがありませんでした。ただ、動物的なニュアンスを感じることがあるとは思っていました。

ここでも後から見直している時に、苦手意識から違う気がしてしまい、なぜかサンジョヴェーゼに変更してしまいました…。国もイタリアに。ただ、テイスティングコメントまで見直す時間はなかったのでシラーよりのコメントになっているはずです。また第一印象に逆らってしまいました。

赤2 正解:カベルネソーヴィニヨン・アメリカ・2012
赤2つ目は強いバニラの香りと色調からカベルネ・ソーヴィニヨンが思い浮かび、香り、味わい共に強いと判断したので、新世界に。国は前日に飲んだオーストラリアより樽が効いていることからアメリカに決定し正解でした。

前日にシラーをテイスティングしていたので赤1つ目が当てられなくて本当に後悔しかありません。

ワイン以外のお酒に関しては、アマレットはアーモンドの香りと後味の杏仁ですぐにわかりました。コニャックは飲んだことがなくて悩みましたが、バーボンはバニラ香がするらしいし、りんごは感じないし、ラムでもない。コニャックかマールだけど、前日にグラッパは飲んでいたのでマールならもう少し色が薄くなる気がするな。消去法で残ったコニャックで正解でした。
→テイスティングコメント次第ですが、合格していると思います。過去にいただいた報告と合わせてもここまで理解されていてダメということは無いはずです。

大阪会場でしたが、試験が始まる5分ほど前に1つ目のワインが配られ始め、試験開始後に残りが順番に配られました。

スタッフが持つトレーから受験者がグラスを取って所定の位置に置く必要がある為、ワインが配られるたびに解答用紙から目を放し、どこまで解答したのかわからなくなりマークをする場所を間違えそうになり少し混乱しました。→なんとかしてもらいたいものです。

解答では香りの項目で【果実と花と植物】の香りが同じ欄なのですが、選択を選ぶ時に果実も花も植物もバランスよくそれぞれから選ぶべきなのか、正解のものなら果実のみから選んでもいいものなのか少し悩みました。
→バランスは考える必要はないと思います。

この講座を卒業できることを信じて合否を待ちます。
→卒業できるはずです。大丈夫です。

松岡様もお疲れ様でした。本当にありがとうございました。

昨年の再受験の頃でしたか、独学ゆえに行き詰っていた時に松岡さんのブログに辿り着き、どれだけ勇気づけられ学ばせて頂いたかわかりません。そのお礼も込めて、今回はメールを差し上げた次第です。

・テイスティングに関して。

正解 → 私の解答
白1 オーストラリア・リースリング → フランス・シャルドネ
白2 フランス・シャルドネ → フランス・ヴィオニエ
赤1 フランス・シラー → オーストラリア・シラーズ
赤2 アメリカ・カベルネソーヴィニヨン → フランス・メルロー
その他のお酒1 コニャック → 正解
その他のお酒2 アマレット → 正解

【白】
昨年はグラスがくもる程冷えていたのに比べ、今年は温度がやや高めといいますか、くもるほどではありませんでしたので、余計なプレッシャーにならずに済んだように思います。

白1に関しては、最後の最後でリースリングかもっ!?と思い、ドイツ・リースリングと書き直したものの、「迷ったら、第一印象で!」とほぼ全員が仰るので、フランス・シャルドネ(シャブリかと思ったのです)に再修正し、撃沈しました。リースリングには苦手意識があり、しっかりと対策したつもりでしたが、今となっては悔やまれます。
→いろいろな考え方があると思いますが、私はソムリエ試験でシャブリを考える必要はなかったと思います。いわゆる典型的なシャルドネ像から少し離れることもあり、シャブリまで手を広げると、混乱する可能性が高いからです。過去の出題を見ても、シャブリは出題されていないと思います。難しくとらえすぎました。
→2017年度追記
2016年度に樽を使っていないシャルドネ(シャブリ)が出題されました。確かに、シャブリにはシャブリらしさがあるのですが、ソムリエ試験レベルでは難しいと思います。
樽のないシャルドネを同じ爽やか系のソービニヨン・ブラン、もしくはやや強めのミュスカデと想定してコメントをとり、ブドウ品種(シャルドネ)はあえて捨てることをお勧めします。樽のニュアンスがないのですから、テイスティングコメントも樽を使ったシャルドネよりも圧倒的にソービニヨン・ブラン、ミュスカデに近く、反対に樽を使ったシャルドネのイメージでコメントを取ると大幅にズレるからです。ブドウ品種を捨てて、得点(コメント)を稼ぐ方が間違いなく合格に近づきます。

ヴィオニエはかなり特殊なブドウで、華やかな甘い香りに、低めの酸、比較的暖かいところを好むのでアルコールのボリューム感をしっかりと感じます。確かに、シャルドネからも甘い香りを感じることがありますが、ヴィオニエのようなある意味偏った香り、味わいにはならず、基本バランスが取れています。こちらもなぜあえて難しい方向に考えるのだろうと思ってしまいました。

・会場の雰囲気、レイアウト。

会場は札幌プリンスホテル別館・パミールの3階で、ホテルによくある会議室のような部屋を使用(昨年と同様)。入り口に背を向け、部屋の奥に向かって着席。試験管1名のほか、サーヴして下さるソムリエ・ソムリエールが5、6名。

受験者は50名ほどかと思います。長机が左右に2台で、多分12、3列はあったかと。長机1台に2名ずつ着席、少なくとも2名は欠席していました。

隣の中年男性がとても独り言の多い方で、試験開始前に「すみませんが…」と黙っていただくようにお願いしました。それでも、習慣・クセなのか、どうにもならないようで、試験中もこの独り言は続き、「あっ」、「おっと」と言っては、私の忠告を思い出したのか静かになる、そしてまた独り言…の繰り返しでした。

私の心の声「本当にうるさい」というのが、口をついて出た気もしますが、私も緊張とほろ酔いとで余裕は皆無だった為、定かではありません(苦笑)。知った事ではないです。

・ご自身の試験対策を振り返って

札幌で有名なワインショップの一つにグランヴァンセラーというお店があり、そこでは毎年、二次試験対策を行っています。

私は今年もお世話になりましたが、ワインのチョイスと解説をして下さる副店長(ソムリエ保有者)が、「物凄く良いサイトを見つけました。バリバリのソムリエが本気で試験対策しており、その解説は明瞭でわかりやすく、非の打ち所が無い。本当に凄い。絶対、オススメです!」と、松岡さんのブログを猛プッシュしていました。→ありがとうございます。

私もずっと見ていることを申しましたら、

「やっぱり有名ですか。本当に参考になるから、ここで勉強する事をお薦めします」と言い、実際、対策用のワインを選ぶ際などは、ブログを参考にされていたようです。

ワインのお勉強を通じて、多くの方々がこのように本当に親身になって下さり、細やかに教えて下さり力になって頂いたので、報いる意味でも、合格して恩返しをしたいと思っていたのですが無念です。
→正直、いただいた報告から想像するに少々厳しいかもしれませんが、信じて待ちましょう。

先述のとおり、もう受験する事はきっと無いと思いますが(翻意するかも知れませんが)、コツコツと勉強し、少しずつクリアし前進してゆく過程で、それまで知らなかった世界を知り、知的好奇心が刺激される日々でした。

合格して、バッジを手にし、自信を付けたいという願いは叶わないかも知れませんが、努力した事実は変わらないので、そこだけは及第点としようと思います。

日々のお仕事の傍ら、このように津々浦々の受験生を導き、励まし、バッジ保有者を続々と誕生させていらっしゃることに心から尊敬申し上げ御礼申し上げます。

会場:リーガロイヤルホテル大阪 ワインエキスパート

9:20到着

まずホテル到着後(正面玄関から入らなかった為か)会場がわかりにくかったです。ワインアドバイザー受験の方が時間ギリギリに会場を間違えてこられ慌てて隣の国際会場へ行かれてました。

到着して、ワインを凝視すべく着席しましたが、まだ並べられておらず、10時の試験開始時刻とほぼ同時に一番目のワインがやっと配られました。会場はかなり冷房がきいており、松岡さんの教え通りに手のひらで温めました。

配られるワインに関して。

試験中、集中して解答しているときに②、③、④、リキュール⑤、⑥と順にバラバラに持ってこられます。細かいことですが、いちいち「②番です。どうぞ」と手渡されるので、そのたびに思考も手も止まり少々イライラが募ってしまいました。(その方に罪はないのですが)
→他の大阪会場の方からも同様の報告をいただきました。会場によっては全てのワインが並んでいる状態で開場となっており、受験者数、スタッフの人数等の関係もあるのでしょうが、統一してもらいたいものです。

白ワイン①
香りを取るとすぐにペトロール香を感じリースリングと判断。ドイツの残糖感はなく、なんとなく暖かい感じからアルザスでもないなと思い、松岡さんが”オーストラリアも有名ですよ”と言っていたのを思い出し、オーストラリアに決定。見事当たりました!

正解:リースリング・オーストラリア・2013

白ワイン②
こちらも香りからすぐに樽香を感じ取りシャルドネへ。フランスらしい上品さを感じ取ることができず、アメリカにしてしまいました。今考えると、パイナップル、アプリコットなど”暑いニュアンス”が顕著ではなかったと反省です。

正解:シャルドネ・フランス・2012

赤ワイン①
こちらの赤ワインは恥ずかしながら全くわかりませんでした。どうしてもキャンディ香が鼻をつきピノ・ノワールと決めつけてしまいました。私にとっては表現しがたいワインでした。そう考えてしまうといろいろなブドウ品種が頭をよぎり、ダメでした。コメントも似つかわしくなく、相当ダメージです!まだまだ勉強不足です…。

正解:シラー・フランス・2014

赤ワイン②
香った瞬に固い感じがして”杉”っぽさをイメージし、酸もきれいに出ていたので躊躇なくカベルネ・ソーヴィニヨンを。しかし、品の良さを感じてしまいフランスに。

正解:カベルネソーヴィニヨン・アメリカ・2012

総評として
出題されたワインに関して「リースリングは去年も出たし、出ないんじゃないの?」とか「えっシャルドネ?王道~」などなど、ひねくれた考えが頭をよぎりました。しかし、自分が感じたことを素直に信じるべきだということがよくわかりました。

当日、隣・前後には見知らぬ方が着席されています。その中にはいろんな癖をお持ちの方もいらっしゃいます。

ただ、ほんの些細なことで集中力というのは欠けてしまうものです。とはいえ、私も人のことは言えません。落ち着きもなく所作もできておりません。

ですから、前日より松岡さんのおっしゃられていたイメージトレーニングを自分なりに実行してみました。そのおかげでしょうか、着席してから慌てることなく、人のことは気にならず冷静にワインと向き合うことができました。その集中力もとても大事だと思いました。

以上が試験についての報告です。何かのお役に立てれば幸いです。

こちらの講座のおかげで常に高いモチベーションを保ちながらここまで辿り着くことができました。本当に感謝しております。講義内容もさることながら、毎回の人生訓、涙が出るくらいありがたかったです。
今後チャレンジされる方々の少しでも参考になればと、私の体験談をご報告させていただきます。

私は名古屋会場で受験しましたが、会場の照明が昼光色ではなく、やや暖色系の照明で、ワインの色調の評価がし辛かったです。
赤ワインは二種類ともに濃い紫ではっきりと識別できましたが、白ワインは微妙でした。白を2つ並べると、2番目のワインが1番目より黄色の色調が強いことがわかりましたが、それぞれ単体で評価すると迷ったかもしれません。

「必勝マニュアル」に従い、ブドウ品種別にテイスティングコメントをある程度暗記していたものの、それでも解答時間に余裕はありませんでした。テイスティングコメント用紙からコメントを選択し、解答用紙のマークする作業に想像以上に時間をとられたからです。

マークシートの解答欄が詰めて配置されているため、何回か塗る個所を間違え、訂正しました。事前に本番と同じ形式のマークシート用紙で練習して慣れておくとだいぶ違ったと思います。

白ワイン①
やや淡いレモンイエロー(白②と比較すると明らかに淡いと認識)。香りからかすかにペトロ―ル香を感じたのでリースリングと確信。近年、ドイツのリースリングが連続して出題されており、残糖も感じなかったのでドイツは除外。
オーストラリアならもう少しブドウが熟してペトロ―ル香が強いのではと勝手に思い込み、フランスを選択。ヴィンテージは白だと-2年と決めていたので2013年としました。

【正解:リースリング・オーストラリア・2013】

白ワイン②
色調は白①より明らかに濃い。爽やかな柑橘系の香りはなく、穏やかな果実味と樽香を感じたのでシャルドネを選択。私にはまだこれがフランスの酸味という自分の尺度に自信がなく、果実味を比較的強く感じたためアメリカと考え、白①よりやや熟成の印象から2012年としました。

【正解:シャルドネ・フランス・2012】

赤ワイン➀
赤ワインは二つともに濃い紫系であり、カベルネ、シラー、メルロの中の2つであろうと推測。
実は二次試験の数日前に一番力を入れたのが、カベルネとシラーの識別でした。シラーの黒胡椒、マリネされたオリーブの香りを何とか感じることができるようになったかなという状況で臨みましたが、赤➀にシラーの香りの印象は全く感じず、逆に青っぽいインクの印象からカベルネ・ソーヴィニヨンを選択。後にシラーとの解答に自分の未熟さに愕然。今一度シラーとわかった状況でテイスティングし直したいと思いました。また、アルコールのヴォリュームを感じたためアメリカとし、赤ワインは-4年と決めていたので2011年ヴィンテージとしました。

【正解:シラー・フランス・2014】

赤ワイン②
赤②にもシラーの印象はなく、➀をカベルネ・ソーヴィニヨンと解答してしまったため、悲しいかな自分の中ではメルロの選択肢しか残りませんでした。
赤➀と同様に果実味と甘みを感じ、また、バニラの印象が強く樽を利かした2012年オーストラリアのメルロと解答し撃沈。

【正解:カベルネ・ソーヴィニヨン・アメリカ・2012】

その他のお酒➀
蒸留酒やリキュールに関してほとんど知識と経験がなかったため、あるワイン専門店で二次試験対策の蒸留酒やリキュール類の有料試飲会があることを知り、試験直前に参加したことが非常に役に立ちました。

最初かすかにリンゴの香りを感じたため、カルヴァドスと解答。先の試飲会でリンゴ香を感じなければカルヴァドス、ブランデー、ウィスキーの区別に全く自信がなかったのですが、再度香りを取ってもリンゴ香は感じられず混乱。三年連続してカルヴァドスが出題されており、まさか四年連続はないだろうという思いと、 色調がかなり濃い茶褐色のためこれはコニャックに違いないと考え直し、終了10秒前に訂正し滑り込みセーフ。

【正解:コニャック】

その他のお酒②
先日の試飲会で印象が残っていたため、迷わずアマレットを選択。

【正解:アマレット】

→赤二つのブドウ品種を落としていらっしゃいますが、”濃い系ブドウ”をしっかりととらえていらっしゃるので、合格だと思います。メルロとカベルネ・ソーヴィニヨンも似ていますし。

今回いろいろテイスティングしていくなかで、昨今の地球温暖化の影響でフランスワインの味わいも変化してきていないのだろうかとふと考えてしまいました。

長らくお疲れ様でした。
ワインエキスパートを目指し受験の意思を固めたものの、子育て中の私の周囲に同士はなく、講師もおらず本当に孤独な受験でした。しかし、この講座に出逢ってどれほど救われたか!感謝にたえません。
一次試験から二次試験までの想いや反省も多々ありますが、記憶が鮮明なうちに書き留めた二次試験のレポを送らせていただきます。

会場:大阪

昨年受験した先輩のアドバイスから開場より早めに到着。昨年はリキュールのグラスが既に配膳されており、開け放した扉から色目の確認が出来たそうです。しかし、今年は厳戒態勢?で時間までは扉がピタリと閉められたまま。定刻より数分早く開場されるもグラスは全く用意されていませんでした。

オリエンテーション開始までのあの緊張高まる沈黙の時間が…ただ、こちらの会場では試験官の方の軽快なお話で少し緊迫感がほぐれました。試飲アイテムの配布はオリエンテーション開始と同時にひとつづつ。まずは白①から置かれて行きました。

白ワイン
白➀、白②共にホテルの宴会場の照明の下で緑がかった若々しい輝きを感じました。
まずは外観から予測。あきらかに白②の方が濃い。もう頭の中は「シャルドネ、やはりきたかっ!」などと思案しながら両グラスの香りを確認。(若輩者なので比較検討する方式をとりました)

白①はやわらかながらしっかりとお花の香り。白②はふわっと樽香が、瞬時に「シャルドネきたー!!」。何しろ時間がありません。外観と香りを頭の中の暗記コメントと照らし合わせながらいっきにマークしました。
そして味わいます。

ん、決めた!
白①はリースリング…どこだろう?残糖感はなく酸味はそこまではっきりしない。外観も淡いし、でも決定打に欠ける…となると、ドイツでいこう。

白②はもちろんシャドルネ…これもどこだろう?高々しい樽ではない、大輪の花というよりは綺麗まとめられている、かな?うん、フランス。

白①②の残りコメントをマークしながら、ふと気付くと、前後左右の席には全アイテムが揃っているのに私の席には赤①が届いておりません!マークミスを気にしつつ挙手してみるものの、試験官の方になかなか気付いてもれえず、焦る~。もう想定時間を過ぎています。

白①【正解:リースリング・オーストラリア・2013】
白②【正解:シャルドネ・フランス・2012】

赤ワイン
(赤①がまだ届いていないので)赤②の外観から。
コメントを埋めつつ、やっと催促に気付いてもらえて、詫びながら慌てて運ばれた赤①は通常の倍もあるかと思われるなみなみの量…。規定分量で外観を測ることに慣れていたのでちょっと難儀しました。

とにかく落ち着いて、落ち着いて。

赤①を赤②と比較。どちらも濃い、そして紫の要素もある。赤➀の方がやや明るい赤みが…。
あれこれ予測しながら香りを。頭の中でガチャガチャとさまざまな様相が浮かびましたが「黒果実しっかり系」に絞り込み、味わいを確認。

赤①、なんだ???この甘さ。タンニンもそこそこ。この時点で恐れていた「日本メルロ」は消えましたが、この味わい、私には飲み慣れたニューワールドの安価格なメルロの風味なんです。しかし、しかし、そんなものが試験に並ぶはずがない。思い巡らせる~、この数カ月の自主トレで何度となく間違えたのはこの手の風味で思わせぶりな「シラー」でした。

先生の講座を何度となく読み返した私にメルロを選択する勇気はなく、シラーを念頭に再度ティスティング。

見えた!
シラーの要素がちらほらと。最後まで後に残った甘さ、濃いながらも感じる軽快さ。(本当に、そう思い込むと該当要素を探してしまうのですね)
赤①はシラーズ、オーストラリア。

【正解:シラー・フランス・2014】

さぁ、時間がないぞ、赤②だ。こちらはおおよそ想像していた香り、味わい。
しっかりとした骨格、鉛筆の芯、インク?
赤②はカベルネ・ソーヴィニヨン、フランス。

【正解:カベルネ・ソーヴィニヨン・アメリカ・2012】

残り時間を見るともう10分を切っていました。
ようやくその他のお酒に移ります。

見た目はどちらも琥珀色。選択肢から消去です。香りでその他②は瞬時に判断。これはラッキー!杏仁豆腐は大好きです。
その他②アマレット

最後のその他①は悩みました。以前に一度だけ飲んだマールの麦風味にあまりに驚いたので、これにはそれがない。残るはコニャックかバーポン。苦手なウィスキーとブランデーの判別です。自主トレで一番口にしたのはコニャック。バーボンが苦手だったから。葡萄に敬意をはらい、ここはコニャックに(???)
その他➀コニャック

全てのマークを終えた時点で残り3分。全てのアイテムのコメントを見直す時間はもはやなく、コメント数の確認のみ必死で見直しました。

これは絶対必要です。アイテムによって、当たり前だと思ってた複数選択が単数だったり、各々微妙に数が違うのです。間違いが三つもありました。もう考え直す時間はないのでとりあえず過剰分を消しました。

そこで試験終了です。

以上が二次試験当日の葛藤レポです。
本当に時間がありませんでした。必勝マニュアル無しでは到底間に合いませんでした。

なかば直感と勢い、ノリで選んだブドウ品種。
幸運にも全制覇することが出来ました。が、生産国に収穫年は半分以下です。コメントも多品種を頭に置きながらだったので自信はありません。
生産国も新旧を派手に間違えました。マイナス要素がどこまで響くか不安で仕方ありませんが、今は発表を静かに待つのみですね。
→赤ワインの生産国は多くの方が反対を答えています。ですから、そのような特徴を持ったワインだったのでしょう。間違いなく合格です。

この講座を知って、勉強して、ワインが少し嫌いになりかけて(笑)。
でもやっぱり大好きです。
ありがとうございました。

仙台会場です。
9時30分の定刻に開場。会議用の長テーブルの中央に椅子が1脚。テーブルの上には白いクロス。数字が1~6まで大きく印刷された紙が上のほうに並び、その右脇に水と吐器。手前にはビニールの袋に入った冊子。とりあえず時間までそのまま待ちます。

そして9時50分。スタッフが同じ種類のワインが入ったグラスをトレ-にのせ受験者の前に置いていきます。最初はリキュール・スピリッツから。その後赤ワイン、そして試験開始時間ギリギリに大急ぎで白ワイン。

その作業と平行してマイクを持った試験官が注意事項などを話します。ビニール袋を開けて冊子を取りだすようにという指示を聞き、読み上げられる注意事項に目を通します。その後、テイスティングコメント選択用紙を見て、白・赤・スピリッツ等の選択肢を眺めながらなんとなく予想してみました。

そして試験開始。まずは白ワインから手を伸ばす。

白ワイン①
色はごく薄め。ソーヴィニヨン・ブランかなと思ったのが第一印象。粘性は軽めでサラっとしている。香りは私がいつもシャブリで感じる雰囲気が…シャブリだ!そう直感し、あとはそれ相応のコメントを埋める。
【正解:リースリング・オーストラリア・2013】

あっという間に10分経過。あ、ペースが遅いなと思い直し、すぐに白②へ。

白ワイン②
今思えば、フランスのシャルドネをイメージさせるイエロー。白①と比べても濃く感じます。粘性も白①より豊かに感じました。
そして香りは…あれ!?なんの香りもしない…。で、グラスを見ると、グラスの表面が白くなるほど冷えている様子。これは、冷えすぎてわからないんだと思い、とりあえず放置することに。
その間、いったんリキュール・スピリッツへ。

その他のお酒
茶色。鼻を近づけると、うん、慣れた香り。でも強いなぁ随分。鼻が麻痺するといけないから、とりあえずさらっと感じるだけで、その他のお酒②へ。これは飲まずして決定。選択肢を見ても迷う要素なし。というわけで、アマレット即決。

再び白ワイン②
そして、あらためて白ワイン②に戻る。少しだけ香りが出てきているけど、それでもまだまだ。これは…以前経験した、なかなか香りが出てこないフランスのリースリングではないか?と思い、リースリングでも他の白ワインでもいけそうな無難なコメントをマーク。そして再び放置。さて、いよいよ赤ワインへと進み ます。
→このようにすぐに香りを感じることが出来ないワインは存在しますが、リースリングとは限りません。

【正解:シャルドネ・フランス・2012】

赤ワイン①
こちらが配布されているときからイチゴジャムのような甘くモッタリとした強い香りが漂っていた。これで色が薄ければガメイ!と言いたかった…。でも色調はめっちゃ濃い。粘性も結構ある。うーーーーん、なんだろ。

口に含むと甘味もある。タンニンはメルロのようにじわじわ~っと舌に広がる感じ。でも”メルロは何かが突出しておらず丸い”という言葉を思い出し、この香りが突出していると考えメルロは外す。青っぽくもないので、カベルネ・ソーヴィニヨンも外す。イタリアやスペインの独特な香りもないので同様に。

消去法で残ったシラーまたはシラーズ。そう考えてあらためてグラスに鼻を近づけると、確かにムッとした香りが中心から伝わってくる。オーストラリアのシラーズはフランスに比べると凝縮した香りが強いというのを聞いていたので、このワインはそこまで強くないなぁ…と思いつつも、フランスの上品なイメージとも違っていると判断し、オーストラリアのシラーズに決定。

【正解:シラー・フランス・2014】

赤ワイン②
こちらも濃い色調。しかも、濁ってる!?無濾過とまではいかないけれど、モヤがかっている印象。
鼻を近づけると、はっきりと青い香り。これは最近覚えたカベルネ・ソーヴィニヨンの特徴かも…。でも生産国は…。アメリカなら甘味を感じるはずと思い口に 含むと、スッと引いていくスッキリ系の後味。あれ、ってことはフランスなの?ということで、甘味・凝縮感をそれほど感じないことからフランスと判断し、カベルネ・ソーヴィニヨン/フランスと解答。

【正解:カベルネ・ソーヴィニヨン・アメリカ・2012】

再びその他のお酒
その他のお酒の①に戻り口に含む。後味に残る甘いニュアンス。“茶色で甘さが残ればコニャック”という法則にのっとり、即決。

そして、残り10分。とりあえずマークシートの記入漏れ、マーク数の間違いがないかを再チェック。そしたら、結構ありました…。塗り忘れた項目や、規定の数に達していないもの、多くマークしていたところなど。

残り3分…。大急ぎで修正中。

残り1分。最後にもう一度白ワイン②に鼻を近づけると…。あれ?シャルドネ特有の香りが!!えーーーーーー!!もしかしてこれってシャルドネじゃ?!だとしたら1番は???
「試験終了です」

ありゃ、時間切れ…。ま、しょうがないか。そんな一部始終でした。とりあえず14時に発表された解答と照らし合わせてから、選んだコメントがどの程度カバーできているのかを自己採点。テイスティングコメントを完全に覚えきれていなかったことが幸いし(シャルドネのコメントとリースリングのコメントを取り違え ていたところも多く、また赤ワインのフランスとアメリカ、オーストラリアのコメントを取り違えていたことも多くありそれが結果としていい方に作用している 可能性も感じつつ…)ちょっと安堵。

実際の採点基準はわからないので悩んでもしかたない。あとは結果が来るまで待とうと、ランチで昼酒。

一次試験対策は本当に寝る時間を惜しんで努力しました。自分なりにスケジュールを組み、その通りに進めていけたことが奇跡的だと思っています。しかし、その反動で一次試験が終わった途端、燃え尽き症候群に。テイスティング対策として何をすれば良いのか、なんとなくわかるような、でもわからないような…、そんなこんなで九月末までボーっと過ごしてしまい十月に入ってから、いよいよヤバいかも…と動きはじめた始末。
ただ暗記すればいい、という一次試験に比べて、どういう状況が待っているのかがわからないだけに、例えるなら散らかりすぎた部屋をどこから片付けたらよいのかわからないまま日が暮れる状態…でした。そこが今思えば悔やまれるところです。
→いただいた報告を読んだだけでは何とも言えませんが、ギリギリなんとか合格ラインかな…あとはテイスティングコメント次第だと思います。特に白ワインに 関して、もちろん誰もがこれまでの経験からブドウ品種を想像するのですが、ちょっと個人的な感覚に偏り過ぎているように思いました。

二次試験の受験報告です。

結果から、ブドウ品種正解 1、その他のお酒正解 1…。(コメントも間違えた品種に引きずられました。)
せっかく、たくさんご指導いただいたのにこのような報告で申し訳ありません。

白1
色調は薄く、最初は(まだ会場の光に慣れてなかったため)グリ系が一瞬よぎりましたが、グリーンがかったレモンイエローに修正。粘性は強め。

香りがあまり感じられず、かすかに石油香を感じたのでリースリングを想定し、”菩提樹””アカシア””すいかずら”、そして”ペトロール”より”ハチミツ”かも?と思いチェック。

味わいはどうしても酸が弱いと感じ、シュナン・ブランやゲヴュルツを試したときにハチミツと石油が合わさったような香りでリースリングと間違えたことを思い出し、不安を覚えたところで選択肢にシュナン・ブラン発見!緑ミカンに思えてきて、”アカシア”を”カリン”に変更、結局シュナン・ブランにしてしまい ました。
→シュナン・ブランはリースリング以上に”ゴツイ”酸のある品種です。決して酸の弱い品種ではありません。でも、シュナン・ブランは出ません!って言ったのに…。難しく考えすぎました。

【正解:リースリング・オーストラリア・2013】

白2
典型的な軽く樽の効いたブルゴーニュ・シャルドネでした。シャブリじゃないですよね。
→もちろん、生産者によりますが、試験に出題されるレベルのシャブリであれば樽から感じることは少ないと思います。

【正解:シャルドネ・フランス・2012】

赤3
色調は明るめ、若々しく感じました。最初にマスカットべーリーAのような甘い香りを感じ、大阪テイスティングセミナーの時のアメリカのピノ・ノワール(あの時もマスカットベーリーAと思いました)に似てる!と思ってしまい、結局濃い目の若いニューワールド・ピノ・ノワールと答えてしまいました。
しかし、フレーバーのところの選択枠が3つもあり、ピノ・ノワールだったらこんなに選ぶことは無いかもとも思ったのですが…。今思えば、スパイシーにするべきだったと。

【正解:シラー・フランス・2014】

赤4
こちらも濃い色調ではないと判断したため、最初にカベルネ・ソーヴィニヨンとシラーを外しました。
香りはカカオパウダーとベリー系の香り、シダ、少し土っぽさを感じ、味わいが丸くバランスが取れていると感じたため、少し熟成したカベルネ・ソーヴィニヨ ン/ボルドーを思い浮かべました。ただ、カベルネ・ソーヴィニヨン主体のボルドーは少ないので、メルロ/フランス/2012と解答。
→確かにボルドーにおいて全生産量等を考えるとメルロが多いのですが、一般的にボルドー左岸はカベルネ・ソーヴィニヨン主体と考えるべきです。ですから、”カベルネ・ソーヴィ ニヨン主体のボルドーは少ない”というのは間違いです。ただ、メルロとカベルネ・ソーヴィニヨンは似ています。

【正解:カベルネ・ソーヴィニヨン・アメリカ・2012】

→結果はどうなるかわかりませんが、特に赤ワインの色調をどちらも“濃い”系ではないととらえたことは致命的です。
ワインがわかることと合格することは違うかもしれませんが、全体を通してソムリエ協会の求めるテイスティングのスタイルをまだそれほど理解されていらっしゃらないと思いました。

テイスティングセミナーでもお世話になりました。

<2次試験の体験記>
試験会場:京王プラザホテル

ホテル到着時刻は9:15頃でしたが、既に受験者がひしめいており、何となく立ち止まれないような雰囲気でした。案内係の方に受験番号を伝え案内された会場に行ってみるとホワイトボードに会場内の机のレイアウトと受験番号が貼り出してありました。
しかし、良く見ると自分の該当する受験番号は無く、直ぐに案内された会場が誤っている事に気がつきました。9:30の開場案内が受験票のハガキに記載され ていましたが、この講座のどこかで読んだ通り9:45に開場するというアナウンスがごった返している受験者に伝えられ、続けて入場する前に携帯電話の電源を切る事、中に入ったら私語を禁止する事、自席を探して着席する事等を繰り返しアナウンスされていました。

開場時間となり、入室すると既に6種のアイテムがテイスティンググラスに注がれており、歩きながらハード系2種がともに琥珀色の透き通った液体である事を確認して思わず心の中でガッツポーズしました。
着席して間も無くオリエンテーションが始まり、ビニールの封筒を開封し試験概要の案内、テイスティングコメントシート、解答用のマークシート、下敷きを確認しなさいと案内がありました。
解答用紙に受験会場名と氏名・受験呼称を記載し、受験番号のマークを済ませ、気になるワインに目を向けました。

開始前に見た外観の印象
・白ワイン1が薄めの色調である事から甲州、ミュスカデ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリングまでをイメージしました。
・白ワイン2は白1に比べ濃い色調からこちらはシャルドネを。
・赤ワイン1と赤ワイン2は共に黒系の濃い色調でガメイ、ピノは無いなと。
・ハード系の1の解答欄にカルバドス、コニャック等の順当な茶色いお酒、2はドランブイやアマレットといった茶色でもカクテルベースっぽい類が並んでいました。

その後、気になるワインのテイスティングコメントシート欄を眺めている時に開始時間となり、試験開始の合図が有りました。

私はこれまで練習してきた経験から自分の傾向を理解し、下記の作戦を実行するつもりでした。
・直ぐに鼻が麻痺してしまうので、香りは一回目が大切。何度もクンクンしない。
・舌はもっと麻痺しやすいので、本当にわからない時まで味わいに頼らない。
・今まで散々呑んだくれた経験をもとに外観をしっかり観察して香りは一回目に特徴をとらえ出来るところまでコメントを埋める。
・最後に確認の意味で味をみてコメントを見直す。

さて、白ワイン
まず白二種から。お決まりの”澄んだ””輝き”のあるといった外観をマークし、香りを取る直前まで白ワイン1・2を同時に進めました。
続いて香りを取ってみると、白ワイン1は時折感じられる「このグラス、ちゃんと洗えていないんじゃないか?」と思う牛乳飲んだ後でちゃんと洗わずに水入れちゃったぽい印象から、甲州、リースリングあたりの可能性が強いと推測。
白ワイン2は樽香を強く、温暖な印象の為、一瞬でアメリカのシャルドネをイメージしました。
二種の白ワインのわかる香りのコメントを埋めてココまでで時計を見ると開始から9分、ちょっと焦りました。
白1を味わう決心をして本当に少量を口に含んでみるとキュッとした酸を強く感じ、思わずソーヴィニヨン・ブランの香りを取れなかったのかと自分を疑いました。しかし、甘みを感じないながらも、口の中に広がる白い花の香りはリースリングだと思いアルザスのリースリングに決めました。
【正解:リースリング・オーストラリア・2013】

白2は口に入れてもそれまでの印象同様に強い。練習の為に買ったシャルドネ/アメリカにそっくりでした。(新世界のシャルドネと思ったらアメリカにしようと決めていたので)
【正解:シャルドネ・フランス・2012】

後から協会の発表を見て、白二種ともにヨーロッパと新世界を取り違えておりガックリ来ましたが、今思えばこのリースリングは松岡さんのテイスティングセミナーで感じたリースリング/オーストラリアに近いと改めて思いました。
シャルドネは樽の強い香りにこだわり過ぎて果実味とアルコールのボリューム感を意識できていなかったのではないかと反省しています。

この時点で開始20分を過ぎており、続いて赤ワイン1と2へ。

赤ワイン
黒系ブドウ品種である事は明らかで、この時点で解答欄のピノ・ノワールとサンジョヴェーゼが消えました。残りの選択肢はメルロ、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨンとなり予想通りの展開に。

”澄んだ””輝きのある”といった外観をマークしつつ、赤1は紫がかったのみを選択(選択数指定が一つだった気が…)、赤2は若干落ち着きつつある印象を受けながらもガーネットを選びきれず、紫がかった/ルビーの方が安全と思い選択しました。この時、赤2は少し熟成しはじめているかもしれないとも思ったの ですが。

香りに移って、赤1は若干迷いました。これといった何かを感じるわけでもなく、ただ、カベルネではないという印象からメルロとシラーの両天秤でマークを追加していきました。それでも、コメントの選択に大いに迷い、自分で決めたルールを破ることになりましたが、直後に試飲してしまいました。すると過去に呑んだオーストラリア/シラーズを思い出し(確か田崎さん絶賛だったらしいというヨコシマな記憶が現れ始め)、その時コメントをとって無かった事を若干後悔しながらもアルコール感の強い印象からシラーズ/オーストラリアに決めました。
【正解:シラー・フランス・2014】

赤2はグラスを鼻に近づけただだけでカベルネ・ソーヴィニヨンと特定出来ました。松岡さんのセミナーで出てきたボルドーのイメージそのままで、念のため試飲してみても強いアルコールのボリューム感を感じなかったのでボルドーのカベルネ・ソーヴィニヨンと決めました。
【正解:カベルネ・ソーヴィニヨン・アメリカ・2012】

試飲しての印象は赤1と比べて赤2の方が落ち着いているというくらいで、既にカベルネ・ソーヴィニヨンの自信は揺るぎないものになっていましたので、その先を深く追求しませんでした。(解答発表を見てヨーロッパ/新世界が逆転している事に気付いた時、自分の強みは15年以上ワインを呑んだくれてきた経験だと思っていた事が恥ずかしく、つくづく分析は向いていないんだなぁと笑いがこみ上げて来ました)
→いえいえ、これまでに紹介した報告を見ても、今回の赤ワイン二種はヨーロッパ/新世界を両方とも反対に答えた方が多数いらっしゃいます。ですから、テイスティングコメントはそれほど間違っていないでしょうし、実際のワインもそれらの(逆転の)特徴を持っていたのであろうと推測します。ですから、分析としても間違ってはいなかった、素晴らしいと思います。

ただ、味わいを感じる前にテイスティングコメントを埋める方法は多少危険かなと私は思いました。やはり、トータルで考えるべきだと。

その他のお酒
ハード系二種は香りだけで即決。安いカルバドスとコニャックとアマレットを1瓶ずつ買って寝酒にしてきた経験が活きました。念のためと思いコニャックを口に含むとカルバドスに近い印象を感じ、余計な事したと後悔してもう見ない事にしました。 (アマレットは飲んでもいません)

こうして全体を通して見るとブドウ品種は全部わかりましたが、以下の点など不安はいっぱいです。
・テイスティングコメントは二つの候補から両天秤で書いていたこと
・香りの特徴において、果物と花に偏って選択してしまったこと
・生産国が新旧逆転で特徴をとらえ間違えたかも知れないと思っていること

若干迷った白1と赤1に関しては生産国を間違えたことを納得できるのですが、即決した白2と赤2はもう少し慎重に粘性、香りの凝縮感、酸とアルコールのボリューム感を分析しても良かったかなと感じています。
もしこちらをお読みになる方が参考にしてくださるのであれば、嬉しくて飛びついた答えにも慢心せず冷静に分析を続ける事をお勧めします。

松岡さんに導き頂きましたこの一年でした。何より他に代え難いものは日々の試験対策に向けた励ましの言葉の数々です。二次試験対策マニュアルは試験に臨む基本的な考え方を理解するのに役立ち、テイスティングセミナーは自分では購入してないワインを味わうことが出来て良い体験だったと感じております。
まだ、ちょっぴり不安ですが、もし合格していましたら、この満足感は辛かった筆記試験対策の記憶と共に合格の喜びと重なって、私にとって大切な思い出になりそうです。
→問題なく合格だと思います。良い思い出になりそうですね。

二次試験は時間不足故の焦りからズタボロでしたが、これが今の実力と気を取り直して振り返ってみました。
エキスパート呼称@大阪リーガロイヤルホテルです。

なによりも、あんなに時間不足で焦るとはこれっぽっちも思っていませんでした。

白ワイン➀終了段階で、15分も経過!そこからは焦りまくり、品種絞っても頭の中が真っ白、必勝マニュアルのページがバラバラっとめくれるばかりで落ち着かず、模範コメントが正しく思い出せなくなりました。ひとつは、転記する際に間違えないようとマークする数を解答用紙にいちいち全て書いたことで時間を使い過ぎたことも反省点です。結局、その後焦ってしまったため、終了直後にマークミス発見という体たらくでした。
焦った時にマニュアル脳内再生がぐちゃぐちゃになったのも、理解不足が原因でした。時間不足だろうが何だろうが、スラスラ出てくるまでしっかり理解して暗記すべきでした。また、リキュールは残り1分で、両方外しました。

白ワイン①
ペトロール香をしっかりと感じ、残糖が感じられなかったので、ここはマニュアルを思い出しリースリングに。ただ、冷涼なイメージでドイツは除外したものの、フランスにしてしまいました。
【正解:リースリング・オーストラリア・2013】

白ワイン②
明確に樽香を感じ、それほど全体的にそれほど強くないと思ったため、シャルドネ/フランスにしました。しかし、すでに焦っており、香り・味わいのコメントはズレていると思われます。
【正解:シャルドネ・フランス・2012】

赤ワイン➀
外観を”明るい”と判断してしまい、ピノ・ノワールと想定、全てのコメントを赤系で通してしまいました。香りや味わいからもシラーとは気づかず。
【正解:シラー・フランス・2014】

赤ワイン②
外観は黒系、香りからオリーブ香を感じず、甘くて強い黒系果実の香り。よってカベルネ・ソーヴィニヨン/アメリカに。しかし、もうこの時は焦りのピークであったことからもテイスティングコメントには全く自信が持てません…。

事前のテイスティング練習の時に時間を意識していたつもりでしたが、認識が甘かったように思います。
→ 早い段階であせってしまってしまい、パニックになってのミスはとても残念でした。間に合わなければ”仕方がない”とはなかなか思えないものですが、”最悪、最後は切り捨てて取るべきところをしっかり取る。100点取る必要はないんだから”と思うことが出来ると良かったのかもしれません。ただ、大きく外したのは赤➀くらいなので、大丈夫な気もします。

●会場の雰囲気など
・進行役の試験官は気さくな方で、室温なども受験者に気遣ってくれました。
・水のお代わり可能でした。
→2015年は他会場でダメだという報告が…。
・オリエンテーション時に白ワイン➀が、試験開始後にその他のグラスが配られました。
・試験官から、注意事項は読み上げないので各自黙読をするようにと指示がありました。(黙読中に白ワイン①が配られたため、途中でその外見チェックに気を取られてしまいました)
・予想していたとはいえ、間接照明とテーブル縦幅が狭く、特に赤ワインの外観が判断しにくかったです。(白のカーディガンを着ていったので、テーブルクロスと袖も使って色をチェックしました)

●自身の試験対策を振り返って
・一次試験対策は、”ちょっとまじめにこーざ”のペースに追いつくだけで精一杯で、暗記や過去問対策などが不十分なままでした。
・テイスティング対策を一次試験対策と同時進行で行わず、何とかなるさという油断や甘えゆえの経験・暗記不足、詰めの甘さが本番の惨状となりました。
・ただ、テイスティングを重ねる内に、最初はわからなかった樽香やペトロール香、オリーブ香(黒胡椒はわからずのまま)が、直前に何とか感じ取れるようになりました。そして、試験本番で、ペトロール香、樽香を感じた時はとても嬉しかったです。
・テイスティングの練習を白ワインから始めたため、赤ワインが後回しになり経験不足でした。今思えば、白・赤同時にまたは難しい赤ワインから始めるべきだったと思います。
・知らない植物や香辛料の香りが想像できず、記憶の定着が困難だったので、もっと早目に確認すべきでした。

あと二週間を切りました。焦らず、とにかくシンプルに基本に忠実にを意識してテイスティングを進めてください。

何かございましたらこちらまで

koza★majime2.com 松岡 正浩

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