2016年度エキスパート呼称のテイスティングを振り返る 1

   

2016年度のテイスティング報告、エキスパート呼称編です。

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2016年度エキスパート呼称のテイスティングを振り返る 1

ソムリエ協会発表のテイスティングアイテムです。

白1 2013年 / フランス / Riesling
白2 2013年 / アメリカ / Chardonnay
赤1 2014年 / オーストラリア / Syrah(Shiraz)
赤2 2013年 / スペイン / Tempranillo
リキュール類 泡盛

始めます。

試験を終えての私の感想です。

・二次のテイスティングの感想、苦悩、歓喜

充満しているワインの香りを感じながら会場入りし、机にたどり着くまでに並んでいるグラスを見ながら外観を探ってみると白ワイン、赤ワインともに色調が似ている。白ワインはレモンイエロー系、赤ワインは濃い系だなと推測。リキュール類が1つしかなく、あれ?と思いながら着席。

試験開始。色調を見ると、白ワイン1はレモンイエロー、白ワイン2は緑がかってるようなレモンイエローに見える。

白ワイン1
粘性があり、よく熟したニュアンス。香りは第一アロマが強い。樽香のようなものを感じ、シャルドネを疑うがまだ早いと気を落ち着かせスワリング。
→一般的に第一アロマと樽香は共存しません。樽に入れることで変化することが多々あるからです。

柑橘系、青リンゴ、アカシアの香り。火打石や石灰も感じる。その時、項目にペトロールが無いことに気付く。最初に感じた樽香的なものが引っかかるが、爽やかな酸味やまろやかな甘さを感じ、シャルドネにしては主張が過ぎると考えました。粘性とまろやかさからリースリングを疑う。残糖を感じたらドイツにと思うも選択肢にはない。しかし、去年もフランス/リースリングが出題されている。二年連続??と葛藤するが、迷わずフランス/リースリングを選択。
→樽香ではなかったのだと思います。

白ワイン2
気泡が見える。これはスクリューキャップ、新世界だと判断。緑がかったレモンイエロー。粘性はあまりない。第一アロマをあまり感じず、ちょっと冷たい気がしてグラスを温める。んんん、あまり香りが取れない。スワリングすると、温暖系の果実の感じ。また、しばらくするとヨード香を強く感じるようになった。
→非常に良い滑り出しです。

酸味もしっかりある。甘みはあまりないな。悩んだ末、もう一度白ワイン1に戻り香りを取る。あぁ、こっちはリースリングだ。白ワイン1は間違いない。

白ワイン2に戻る。潮の香りなのか、樽の香りなのか、わからない。選択肢には、南アフリカ?お初ですと思いながら、南アフリカのヨード香をテキストで見たことに気付く。これが南アフリカのスティーンなのか??磯の香りに違いないと思い、南アフリカ、シュナン・ブランを選択。
→一般呼称では出ないと言ったのに…。このように知らないブドウ品種を勝手なイメージだけで答えると大抵失敗します。スティーンは難しいです。2016年のシニア呼称で出題されましたが、ほとんどの受験者がブドウ品種まで到達していなかったと聞きます。ちなみにシニアのブドウ品種は選択肢がありません。記述式です。

赤ワイン3
赤ワイン2種どちらも濃いが、上から覗くと足が見えないわけではない。

エッジがややオレンジがかっている様に見える。香りは赤い果実主体?よくよく感じるとメントールや黒胡椒を感じる。血液や土のニュアンスもある。悩む、すごく悩む。消去法、メルロではない。ピノやガメイでもない。しかも、ピノもカベルネ・ソービニヨンも選択肢にない!シラーズか、テンプラリーニョの二択。でも、シラーズにしては黒胡椒が弱い。

赤いニュアンスもあるし、何よりこの酸味が気になる。スペイン/テンプラリーニョを選択。17時の出題アイテム発表時、難しく考えてしまった自分を恨む。
→赤いニュアンスはシラー、テンプラリーニョのどちらからも感じますが、酸が気になるといえばシラーです。

赤ワイン4
紫色がかったガーネット。濃い印象。香りは黒い果実主体?干しプラムやドライハーブを選択。血液、肉、硫黄、腐葉土を感じる。またも悩む。なんだこれは。決め手はない。選択肢にマルベックやジンファンデルがみえる。たしか、マルベックはピノとカベルネを足して2で割ったような感じだった事を思い出す。
→一般的には違います。マルベックは圧倒的に黒、黒、黒で、カベルネ・ソービニヨンよりも黒が突出した強い品種です。ただ、アルゼンチンのものはやや軽めのものもあります。

赤ワイン3でテンプラリーニョを選んだこの時点で、こちらをテンプラリーニョにする思考はなくなる。消去法で…マルベック/アルゼンチン。これも誤算。悔しい結果となる。
→辛口です。読ませていただいた感想は、正直、ソムリエ試験合格のレベルには達していないにもかかわらず、試験的なセオリーを無視した結果のように思います。

まず何よりもよくわからないままこれまでに出題されたことすらないスティーンとマルベックを選択したこと。もちろん、絶対に出題されないとは言いませんが、勝手なイメージだけでブドウ品種を選択したように思えます。あれほど自信のない方はブドウ品種を絞ってくださいといったのに…。

白ワイン1に関しては”樽香”以外はしっかりと感じられていると思います。樽香を勘違いしたことも初心者にはままあることなので問題はありません。

ブドウ品種の特徴以上に大切なワインの強弱、酸とアルコールのボリューム感に関しても、書かれていないということは重要性をそれほど理解していただけなかったのかなとも思います。

5は香りだけで即答。

・ご自身の試験対策を振り返って

6月から独学で対策を進める。この講座を食い入る様に見直し、自分でノートを作り、毎日見返す。独学にしては良くできたと思う。

・この講座(セミナー、マニュアル等を含む)、私に対するご意見、お叱り等

松岡様には、ちょっとまじめにで勇気をもらいました。主に小噺の部分で(笑)。自分の人生に無くてはならない三ヶ月?になりました。ありがとうございます。

結果がたのしみです!
→”人生に無くてはならない三ヶ月”を経験され、達成感とともにこうして振り返ることができたことは本当に素晴らしいと思います。お疲れ様でした。

大阪テイスティングセミナーでは大変お世話になりました。また、必勝マニュアルの効果は絶大でした。どちらか判断がつかない場合、中間的なコメントを選択出来たこと。そして、時間が15分近く余りました。そこから、ゆっくり調整できたのはマニュアルのおかげです。

白ワイン
シャルドネ、セミヨン、リースリング、ソーヴィニヨン・ブラン、ヴィオニエ、ピノ・グリ、マルヴァジア、シュナンブラン
えっ?全然知らないブドウ品種が…と思ったことから試験が始まりました。ということはブドウ品種を当てることよりテイスティングコメントを慎重にしなくてはと思い直して冷静になりました。というか、開き直ったという感じです。

それでも、私がわかるのはこの中で、シャルドネ、リースリング、ソーヴィニョン・ブランのみ。甲州無いし….。知らない品種を想定することはやめました。どうせ当らない。

大阪の会場は白ワインも赤ワインも少し冷んやりしていて、香りが判りずらかったような気がします。そして、間違えました。

白ワイン1
フランス シャルドネ
白ワイン2
フランス リースリング
フランス続きでしかも逆。その他を選択するのが、怖かった。

テイスティングコメントはどっちにでも使えるようなコメントに○をしたつもりです。グレープフルーツ消えてるじゃん!リースリングに樽しちゃった…ソーヴィニヨン・ブランは無いな等々。

赤ワイン
ガメイ、ジンファンデル、シラー、マルベック、ネッビオーロ、マスカットベーリーA、テンプラニーリョ。

大笑いです。カベルネ・ソービニヨンもピノも無いじゃん。色からしてガメイは無しだな。あと飲んだことあるのシラーのみ。でも、絶対どっちかシラーだぁ!!当ててやる!って気持ちでした。
→このソムリエ試験的な考え方の方は皆さん、ちゃんとシラーを取りました。

赤ワイン3
シラーにしました。ニューワールドぉ~!オーストラリア!当たった。

赤ワイン4
コメントは感じた通りに選択。ブドウ品種は何だかさっぱりわかりません。でも、カベルネみたいにキツクない。サンジョヴェーゼでは無い…。マスカットベーリーAを知らない。→大阪セミナーでテイスティングしましたよ。マルベックは当然知らない。ネッピオーロもあんまり経験ないけど濃かったような…。で、テンプラニーリョを選択。当たったらしい。

リキュール類
泡盛を選択。他の選択肢はみんな度数が40度あるものばっかり。だってコレってそんなに度数高くない。

全く知識ゼロからのスタートで、ワイン歴1年目でエキスパートを目指す事になりました。

秋から、初級のワインスクールに通い、年明けからは”ちょっとまじめに講座”と並行してお勉強し、春からの試験対策講座のスクールにも通いました。

私はリキュール類が全く馴染みがなく最初はジンやグラッパ、カルバドスさえも知りませんでした。1次試験が終わってからは、リキュール、ハードリカー中心にテイスティングしていましたが、二次試験対策のスクールでは、ワインすらほぼ全問間違えることを三週続き、自信喪失になりつつ本番をむかえました。

試験の3日前に、全身蕁麻疹になりアルコールNG。薬で何とか治まりましたが、これは休養しなさいという事だと思い二日練習を休み、当日の朝にちょいと再確認して会場へむかいました。

会場:札幌プリンスホテル

試験開始10分前までは会場内へ入れませんでした。開場するとテイスティングアイテム5種がすでに並んでいました。エキスパートは6種類だと思っていましたが、白ワイン2、赤ワイン2、リキュール系1でした。

外観はどちらも似ていて白ワイン2種類とも同じように見えましたし、赤ワインも濃い系黒い果実2種類で外観はほぼ同じ。

オリエンテーションの時に、テイスティングコメントシートを見ることが許されたので、ブドウ品種を確認しますと、選択肢が多く驚きました。そして、黒ブドウ品種の選択肢には、定番のピノとカベルネがありません…。

白ワイン1
香りは柑橘系と華やかさの両方をとらえたものの、ペトロール香は感じず。味わいから酸味がしっかりしていると感じ、選択肢から考えてフランスのリースリングにしました。

白ワイン2
香りからすぐにシャルドネだと思いました。樽のニュアンスと穏やかな酸味、きっとニューワールド・アメリカならもっと粘性があってボリューム感がある気がして、直感でオーストラリアにしましたが、確率的にはアメリカでした。

赤ワイン1
黒胡椒はわからなかったものの、爽やかでわかりやすいメントールを感じ、黒いベリー系の選択肢から迷わずオーストラリアのシラーズを選択。

赤ワイン2
とにかく迷いました。
これまで鼻を酷使しすぎたのか全く香りがとれず、先に香りとブドウ品種以外のコメントを埋めていきました。

外観と味わいからは、熟した果実、干しプラムなど黒い果実のイメージ。酸味がありタンニンはあまり感じない…。ますますわからなくなり、残り10分。ここは、捨てようと一か八かにかけて、マスカットベーリーAを選びました。

マスカットベーリーAは、ガメイぽくて赤い果実、イチゴキャンディの香りだから外観からして違うのですが、もしかしてがあるかも、なんて思ったけどやはり違いました。コメントは、黒い果実系のコメント寄りにしました。
→干しプラムはテンプラニーリョの特徴的な香りで、ここを感じ取れたなら、惜しかったです。

リキュール類は、透明だったことと選択肢を見て香りも嗅がずに泡盛だろうと思いました。残り5分前に確認してやっぱり泡盛!!会長が泡盛がお好きなことから出るだろうと予想的中でした。

テイスティングコメントは、マニュアルを元にある程度は暗記していましたが、暗記通りに完全には当てはめていないので、それがどうなるかわかりませんが自信喪失していた中でやりきれた事にホッとしています。

昨年の7月に夏期休暇でサンフランシスコへ行き、ナパバレーのワイナリーを巡ってきました。

オーパスワンやスタッグスリープを案内され、ワインの奥深さを知りました。帰国したら本格的にワインの勉強をしようと考え、いろいろと調べるうちに、ワインエキスパートという資格があることを知り、受験しようと心に決めました。

ワインの雑学から入り、今年4月より受験勉強を開始。

参考書とともに「ちょっとまじめにソムリエ試験対策こーざ」を活用させていただきました。過去問とともに、何を覚えなければならないかがよくわかり、とても効率よく勉強を進めることができました。

おかげで一次試験はかなり余裕でクリアできました。

しかし、二次試験対策はほとんどといっていいほどできておらす、残り5週間で何とかしなければならない状況でした。地方なのでワインスクールなどはなく、当然独学でした。

ただ、いくら前から準備していても、結局最後の1か月をどう集中してやるかで結果が決まると考え、前向きに取り組みました。
→テイスティングは時間がかかります。本来であれば一ヶ月くらいでどうにかなるものではありません。だって、有資格者はワインのプロとみなされるんですよ。

作戦としては、白ワインはソーヴィニヨン・ブラン、リースリング、シャルドネのフランス系と新世界系のみ、赤ワインはピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー(ズ)のフランス系と新世界系の全12種類を徹底的にテイスティングし、自分の中で基準を作り、それぞれの品種・産地のテイスティングコメントを暗記することに努めました。
→ソムリエ試験的にとても正しいです。

そして、二次試験当日です。

白ブドウの選択肢が8種類もあり驚きましたが、その中にシャルドネ、リースリング、ソーヴィニヨン・ブランがあり、必ずこの3つの中の2つだと心に決め、テイスティングを行いました。
→さらに、ソムリエ試験的には素晴らしい考え方が続きます。

そのおかげでしょうか、ほとんど迷わず白ワイン1はフランスのリースリングを、白ワイン2はアメリカのシャルドネを選ぶことができました。

次に赤ワインですが、こちらはもっと驚きました。選択肢は7つでしたが、私が特訓した主要三品種ではシラー(ズ)しかありませんでした。

やはり傾向が変わったのかと思いつつ、しかし、ということはシラー(ズ)は必ずあるはずだと、テイスティングを行い、赤ワイン1をオーストラリアのシラーズと決めました。

赤ワイン2はタンニンが強く、選択肢にカベルネ・ソーヴィニヨンがあれば、まちがいなく選んでいたと思います。しかし、ありません。また、メルロやサンジョヴェーゼもありません。

候補としては、ネッビオーロとテンプラニーリョということになります。

色や濃縮感からいって、どうみてもネッビオーロではないので、スペインのテンプラニーリョに決めました。
→絶対ではありませんが、悪くない判断だと思います。

この時頭をよぎったのは、こちらで読んだ三年前にガメイが出題された時の受験者の報告でした。選択肢にピノ・ノワールがなかったとあり、何人かの方が選択肢にピノ・ノワールがあったらおそらく選んだという記載があったことを思い出したんです。

今年、多分初めて(?)テンプラニーリョが出題されたのではないかと思いますが、そこはソムリエ協会も配慮をしてくれて、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、サンジョベーゼを選択肢から外してくれたのだと思うに至りました。
→いえ、初めてはありません。2011年に出題されています。

ということで、4品種と生産国を全て当てることができました。奇跡です。諦めずに頑張れば何とかなるものだと思いました。どうもありがとうございました。

これからはゆっくりとワインを楽しむことにします。

東京の直前セミナーを受講しました●●と申します。

大変に充実し、しかも温もりを感じるセミナーでした。私の稚拙な質問にも丁寧に対応してくださり、何よりずっと読んでいた「ちょっとまじめに」の先生に直接お会いできたこと、とても嬉しく、貴重な体験となりました。

さて、昨日、目黒雅叙園にてエキスパート二次試験を受けて参りました。

品種については惨敗でした。

白ワイン二種は当たりましたが、赤ワイン二種とリキュール類は外してしまいました。私の能力不足とは思うのですが、実はワイン四種とも、特に白ワインからほとんど香りを感じ取れなかったんです。

白ワイン1は試験終盤にようやく少しお花を感じ、リースリングを選択しましたが、白ワイン2は「コレ、バターだよね、バターでしょ?」と自分に言い聞かせてシャルドネを選択しました。産地はもちろんフランスにしたのですが、蓋を開けてみたらアメリカ。信じられませんでした。

しかもリースリングは常温でしたが、シャルドネは冷えてグラスに水滴がたくさん。一度に何百人もが受験するので、それは仕方ないのでしょうか。

赤ワイン1はシラーズが正解でしたが、私はテンプラリーニョにしてしまいました。黒コショウを全く感じなかったのです。確かに最初、果実味があったので新世界だと思ったのですが、それにしても全体に弱弱しく、スペインあたりではと思い至り、やってしまいました。
→果実味が主体と感じ取れたなら、新世界で突き通して欲しかったです。

もうひとつの赤は何も分かりませんでした。豊かなタンニンを感じたので、ネッビオーロにしてしまいました。

最後の透明なお酒もテキーラにしてしまいました。いまこれを書いていても泣きそうです。

松岡先生のセミナーでは、いろいろ重要なポイントをつかむことができました。「メルロはカべルネを全体的に丸く穏やかにした感じ」等、本当に分かりやすかったです。セミナーではあまりにたくさんのテイスティングだったので、少し疲れてしまいましたが。

昨日、東京会場(目黒雅叙園)にてワインエキスパートの二次試験を受けてまいりました。

会場に入って、テーブルの上に並べられているワインの数を見て、まず驚きました。グラスが5つしかなかったからです。

グラスの下の用紙には6番まで番号があったので『後から一つ出てくるのかな?』と思いましたが、結局、今年は白2、赤2、リキュール1の計5つテイスティングでした。

さらに、オリエンテーションでテイスティング用語選択用紙を見ると、ブドウ品種の選択肢に、カベルネ・ソーヴィニヨンもピノ・ノワールもメルロもありません。黒ブドウで主要品種と言われるもののうち2つが選択肢にありませんでした。

この時点で、『今年は大きく変えてきたんだ…』という疑念が頭の中を支配してしまいました。結果、これが自分にとってはマイナスに働いてしまったようです。
→このブドウ品種の選択肢だけでも皆さん、それぞれ思うところが違い、ドラマがあるものだと感じました。

以下、私の試験を振り返ってみたいと思います。

外観は白、赤ともに似た感じの色調。赤2のほうが、幾分、赤いニュアンスがあるような気がするから『熟成系かな…』と想像する程度。前の人やその前の人のワインを眺めると、必ずしもそう感じなかったのでライトの影響もあったのかもしれません。

私はすぐに鼻が麻痺して香りが感じ取れなくなるので、まずすべてのスティルワインの香りを取ってみることにしました。

その時の第一印象以下になります。

白1:リースリングかシャブリか…。
白2:樽の香りがあるからシャルドネ?
赤1:重く濃い黒系ワインの香り
赤2:土っぽい感じがする。

この第一印象で判断していれば、すべて正解できていたかもしれません。→ここまでは完璧です。

白ワイン1 リースリング(フランス)
柑橘系やリンゴのニュアンスがあったような気がする。それから、ほんのりとペトロール香も。口に含むと、これまで経験したことがないくらいの酸っぱさ。『なんだこれ!?』と思い、少しパニックになりました。本当にそのくらい酸を強く感じたのです。たぶんリースリングだと思いながら判断は保留。『もしかして冷涼なニューワールド? 該当する国があったかな?』。白ワイン2をテイスティングした後、酸の印象を頼りに、リースリングを選択しました。けれども、自分がこれまでに飲んできたリースリングはフランスとドイツのものが多く、そのどちらとも違う感じがしたので、オーストラリアを選択してしまいました。
→セオリーから言えば、酸っぱいくらいの酸ですから新世界はありえません。さらに、冷涼な感じをしっかりと捉えているのですから。

白ワイン2 シャルドネ(アメリカ)
樽を感じたので、本来であればシャルドネを選択したところですが、色が緑っぽく感じたことと(1とほぼ同じに見えました)と、何となくソーヴィニョンブランのハーブ香がするような気がする、と思ってしまったことで、迷いが生じました。今にして思えば、単に樽香とハーブ香を取り違えていただけなのですが、冒頭の『今年は大きく変えてきたんだ…』という意識も働き、『初めて樽香のあるソーヴィニョン・ブランを出してきたのでは…?』と思い、ボルドーのソーヴィニョン・ブランを選んでしまいました。しかも、ボルドーのソーヴィニョンのつもりでコメントをつけていけば、まだ加点が見込めたかもしれませんが、1で少々パニックになり冷静さを欠いていたのかもしれません、ソーヴィニョン・ブランに寄せたコメントで仕上げてしまいました。
→これが試験の怖さかもしれません。一度ハマってしまうと抜け出せないことがあるように思います。この『今年は大きく変えてきたんだ…』という意識から”これまで出題されてないけど、今年初めてかも”と思いそれほど経験のないワインを選択してしまう…。
もちろん、今年ソムリエ呼称でマスカットベーリーAが出題されたように、全く傾向どおりとはいきません。
ただ、私もマスカットベーリーAはいつか、いつになるかわかりませんが出題されると思いますよとお伝えしたように、近年のソムリエ協会の流れからすると想定することはできました。それでも、私は2016年度は無視しましょうといったのは、初心者の方、自信のない方が幅を広げることで、迷いのサイクルにハマってしまうことを避けたかったからです。そして、今年のソムリエ呼称場合、たとえマスカットベーリーAと答えられなくても、その他二つのブドウ品種は超王道でしたから、こちらをしっかりとればクリアできたはずなんです。
残念ながら毎年(私から見れば自分から)難しく考えて後悔する方がいらっしゃいます。いまのところ、一般呼称であればそこまで意識する必要はなく、反対に中途半端に(自信もないのに)幅を広げる方が自滅する可能性が高いと思うので、私はブドウ品種を絞り、セオリーを大切にしたいと言い続けているんです。

赤ワイン1 シラーズ(オーストラリア)
黒系果実の香りをしっかりと感じとれていたので、カベルネ・ソーヴィニヨンかシラーのどちらかと思い、カベルネ・ソーヴィニヨンは選択肢になかったので、素直にシラーを選ぶべきでした…。

ただ、ここでも『今年は大きく変えてきたんだ…』という思いにとらわれてしまいました。『シラーにしてはスパイシーさが弱いかな…』と疑い始め、少し前に飲んだジンファンデルに強く感じた「ゴムのような樹脂っぽいニュアンス」が気になってきました。結局、そこを共通項として過剰評価してしまい、アメリカのジンファンデルを選択してしまいました。こちらは、2と違い、少し加点は期待できるのではないかと思っています。
→ここも”ちょっとまじめに”的には全くお勧め出来ない考え方ですが、テイスティングコメント的には大きく方向性を外してはいないと思います。

赤ワイン2 テンプラニーリョ(スペイン)

香りで黒系果実とは思うものの、土っぽさを感じたため、熟成系の品種を疑い、最初サンジョベーゼかな…と思いましたが、選択肢にありません。熟成系はネッビオーロとテンプラニーリョの二つ。ネッビオーロは濃いピノ・ノワールというイメージから判断し、ネッビオーロではないなと考えました。ここは消去法で、テンプラニーリョを選ぶことができました。
→こちらの考え方は私的にはパーフェクトです。

リキュール類 泡盛
私は蒸留酒をほとんど飲まないため(というか、アルコールがキツすぎて飲めません)、リキュール類はもっとも不安視していました。蒸留酒、酒精強化、リキュールの計40ほどの色と香りを、味覚ではなく”知識”として覚えて臨みました。選択肢はたしか、ジン、テキーラ(ウォッカだったかも…)、グラッパ、泡盛だったかと思います。色はすべて無色透明、香りを取ると、少しお米っぽい感じがする。『グラッパか泡盛かな…』。口に含んでみると、高アルコールの飲めない私にも、ギリギリ飲めるレベルということで、泡盛を選択できました。リキュール類が一つになっていたのと、正解が唯一自分にも飲めるアルコール度数だったことは、正直ラッキーでした。

終わってみれば、スティルワイン4アイテム中3つが基本品種という結果。私の場合は、テイスティングの数が6から5に減ったことと、選択用紙の品種からカベルネ・ソーヴィニヨンとピノ・ノワールが外されていたことで、必要以上に『今年は大きく変えてきたんだ…』という思い込みにとらわれてしまった感があります。今にして思えば、なんで素直にシャルドネとシラーズを選んでおかなかったのかと後悔もありますが(さすがに赤の正解が「ジンファンデル」と「テンプラニーリョ」の2つということはないでしょう)、シラーズのスパイシー感、マリネしたオリーブ感など品種特性や、樽の感じをまだはっきりと捉え切れない自分の実力がそのまま出た形には、納得もしています。

松岡様のサイトと必勝マニュアルには、多くの学びと示唆をいただきました。

タイプ分けを間違わずコメントで加点という発想は、テイスティングを始めて日の浅い私には、試験対策の支えになりました。

本番、『今年は大きく変えてきたんだ…』という思いにとらわれ過ぎ、その支えの部分を実行できなかったことは残念に感じています(シャルドネとソーヴィニョンブランを間違えたこと)。

追伸:
ちなみに、「諸事情により」開始が10分遅れました。全国一律に遅れたのか、東京会場のみ遅れたのかはわかりません。また、選択用紙の香りの候補の中で、「すいかずら」を「すいすがら」と誤植しており、訂正のアナウンスがありました。

先生に気持ちを引っ張っていただいて無事に最終地点まで向かうことが出来ました。
先生の直前セミナーを受講させていただき、「今日は感じるがままに」とフリーなコメントを選ぶことが今回の試験の香りのコメントで感じるままに選ぶことにつながりました。

東京会場の照明で見る色が、直前セミナーと同じ色でしたが、輝度が若干低く、色を拾いにくかったので、輝度が明るいと良かったのではと思いました。

ブドウ品種は選択肢にマルヴァジアやセミヨンなど、対策していなかった品種があがってて焦りましたが、先生に前日のイメージトレーニングのおすすめをいただいていたので、もしブドウ品種が当てられなくても強弱のどちらかでフローしようと思い、落ち着いて試験に臨むことができました。コメントがちゃんと選べたかどうかは不安ですが、自分の未熟な点に気付くことが出来た意味で試験を受けてよかったと思います。

いつか先生とゆっくりとお話しさせていただける日が訪れることを楽しみに、これからもお酒道に励み続けたいと思います。

東京会場である雅叙園に12時に到着。部屋と座席を確認して、どこかに座って復習をと思いきや、各フロアの椅子には受験者が既に陣取っていて満席。仕方ないからラウンジにでもと思ったがそこも満席。結果、部屋の前の廊下の片隅で立ちながら復習を始める。

オリエンテーション10分前、入室開始。

試験会場内では参考書などを見ることができないので、部屋の外からちらりとリキュールを確認。透明系だと知り、手元の資料を確認。かなり遅れての入室。この時点でオリエンテーション5分前。

入室した瞬間、アルコールの香りがぷわーん!と。いま思えば、きっとスピリッツの強い香りだったんだなぁ。テーブルの上のスピリッツは1種類。心の中でラッキー!白ワインのグラスには水滴がついており、ちょっと冷たいのかな。赤ワインは常温っぽい。

白ワイン1はややグリーンがかったレモンイエロー。白ワイン2は白1より緑が強いレモンイエローでちょっと気泡がある。(独リースリングかな?と)赤ワインはともに紫がかったガーネット。

オリエンテーションが始まる。手元の資料を開けて注意事項等を確認。そして、テイスティングコメントシートの確認。ここで試験が10分押しで始まることが告げられる。

マークシートを取り出すと、赤ワインのブドウ品種の選択肢が見えた!

ひゃあ〜、カベルネ・ソーヴィニヨンもメルロもピノ・ノワールもない〜。選択肢にはガメイとマスカット・ベーリーA、ジンファンデル、シラー、グルナッシュ、ネッビオーロ、テンプラニーリョ。外観だけの判断だけど、熟成系のネッビオーロはないんじゃないかな。ベーリーAとガメイもないはず。

白ワインの選択肢は…まずまず普通。甲州がなくて安心。この段階でヴィオニエは色調からないんじゃないかなと判断。シャルドネ、リースリング、ソービニヨン・ブランに絞って進めようとなんとなく決める。

マークシートに受験番号の記入。この時、マークシート裏面のスピリッツの記入欄が見える。

◯泡盛 ◯グラッパ ◯ウォッカ ◯テキーラ

試験が始まる前から、この会場全体を包むこの香りは泡盛じゃないかなーと思ってました。

試験開始まで、マークシートとワインを眺めながら、マークシートにある各項目何個コメントするか確認。

試験開始。

白ワイン1
まだやや冷たい。ここでまず、大きな判断ミス!!!
まだ冷たく、香りが開ききっていない白ワインからテイスティングを始めてしまった。
(最後の5分で1番と2番の品種を取り間違えていることに気づいて慌ててコメントを直すが間に合わなかったという最悪なパターン)

酸がシャキーン!白い花、黄色い花、はちみつ。樽は少ない?こんなに酸が豊かならフランスだなと。

白ワイン2
ほどほどの酸味と苦味が少し。青さはないなぁ。うーんわからない。

白ワイン1をシャブリ、白ワイン2を仏ソーヴィニヨン・ブランだと思いテイスティングを進めてしまったことがこの後最悪の事態を招く。つまり、まだ香りが開いてなくて、ペトロール香が取れなかった。(そしてコメントシートにもペトロールの文字はない。グレープフルーツもなかった)

ここですでに20分以上経過。やばい。間に合わなくなると焦り始めながらスピリッツと赤のテイスティング。

スピリッツは即判断。すぐに赤ワインに移る…。

赤ワイン1
黒い果実系。針葉樹‥、ほどほどの渋みと酸味。赤ワイン2と比べて、色調のグラデーションが穏やかで、タンニンが濃すぎない感じ。でも、ブドウ品種がわからない。焦る。

赤ワイン2
タンニンがどっしり重く感じる黒い果実系?酸味はおだやかでまろやか。でもどこか薬っぱぽい。(いま思えば、果実味が豊かだったのかも)

これもブドウ品種がわからない。

先生のマニュアルにあったように、味わいにもディスクの淵にも赤みがないなーと思い、この段階でネッビオーロとテンプラニーリョを捨て、仏マルベックか米ジンファンデルで検討。(ここがわけ目だったんですね。結局、フランスの酸ではないと判断して、米ジンファンデル。→解答はテンプラニーリョ。トホホ)
→おそらく、あまり自信のないマルベックやジンファンデルに期待をしたのでしょう。これらのブドウ品種が出題されないとは言いませんが、これまでの受験者を見ていると、この考え方は大抵失敗におわります。

よって赤ワイン1は消去法で残ったシラー。そう考えて赤ワイン1に戻って再度香りを取ると、こっこれは黒胡椒?ラッキー!仏シラーなら、もっと複雑だし、酸味が強いかなと判断して、コメントをオーストラリアのシラーズで進める。ここで残り5分。
→こちらも結果としてはブドウ品種は正解になりましたが、赤ワイン二つとも自信がない状況で、この消去法の考え方は危険です。2016年度も数名この消去法で失敗した方がいらっしゃいました。二つ並んだうちの一つにある程度自信が持てるのであれば消去法もありです。ただ、どちらも自信のない状況でこのように消去法に頼れば、共倒れになる可能性があります。

勇気のいる決断ですが、2015年の報告でお伝えしますが、一つは捨てて、二つとも同じブドウ品種を選択することも考え方です。または、そのつもりでテイスティングを行い、最終的に違う品種を選ぶこともありでしょう。そもそも、ブドウ品種正解ゼロで合格する人が毎年いらっしゃるのですから、そこまでブドウ品種にこだわる必要もないわけです。

今年のソムリエ呼称のマスカット・ベーリーAは主要品種に入れませんでしたが(2017年度以降は入れると思います)、多くの方がある程度”自信をもって”選択されていました。このようにある程度確信に近いものを持てた場合を除き、主要ブドウ品種以外を選んではいけません。これまで多くの方がここでつまづいています。
これまで飲んだシラーとはちょっと違うなぁ、なんとなくソーヴィニヨン・ブランでもシャルドネでもないなぁ、レベルで知らないブドウ品種を思い浮かべてはいけないということ。

白ワインに戻ると香りが開いており、しっかりとそれぞれペトロール香と樽っぽさを確認。これらのコメントを修正してる段階で、タイムアップ!

最後の品種だけでも直せてよかった。

東京会場:目黒雅叙園

かなり広めの会場。一つの長机に4人ずつ。部屋全体では400人くらい。空調は快適、照明は白色。テイスティングアイテムは会場が開いた時点で5つ全てがセットされた状態。

開場時間が少し遅れ、試験開始も5分程度遅れました。開始時刻を自分で確認しておかないと何時に終了するかわからず。終了時間の告知はなし。ただ、「あと10分です」の案内はありました。

白ワイン1(正解:リースリング フランス 2013年)
外観:少し緑がかったイエロー、若々しい感じ。粘性は中程度くらい?

香り:あまり感じられず、焦る…。なんとか集中して…、どちらかと言えば柑橘系、青リンゴかな。パイナップルなどの南国的な要素はない感じ。花系はわからず…。ミントなど少しスッキリ系の雰囲気もあり。

味わい:酸が目立つ。甘みは少な目で、苦味もそれほどない印象。強い果実味を感じられなかったので新世界ではないかな…と思う。

ブドウ品種はリースリングだろうと思ったものの、ペトロール香を感じられず、決め手に欠ける。酸の印象が強くあり、そこからシュナン・ブランを選択。

今、冷静に考えれば、リースリングとシュナン・ブランで迷ったなら”リースリングにしとけよ、自分”と、思う次第です。→全くもって。

私の解答:シュナン・ブラン フランス 2014年

白ワイン2(正解:シャルドネ アメリカ 2013年)
外観:レモンイエローからイエロー。それほど濃いとは思いませんでした。粘性もそこそこで、白ワイン1と近い印象。

香り:第一印象は知ってる香り!でしたが…でもこれなに? 経験したことあるけどわからない…。迷った末、ソーヴィニョン・ブランの青さでは?と思ってしまう。そして、ここからソーヴィニョン・ブランの特徴を探してしまう。しかし、若干南国系のフルーツのニュアンスがあると気付き、違和感を感じる…。

味わい:バランスの取れた印象で、突出した要素がない。
→二番目に大切なポイント、バランスの良さ、突出したものがないこと。完全にシャルドネの特徴です。

ソーヴィニヨン・ブランならもう少し特徴があるのでは?と思いつつもスッキリした感じだったのでフランスをイメージし、結論としてフランスのソーヴィニョン・ブランを選択。

南国系フルーツの印象は焦っていて忘れていました。
→ここに気がついたのに…。この南国感、一番大切なポイントです。

ところが全てをテイスティングし終わった後にもう一度香りを取ると、今度は樽香が…、シャルドネ?だろうと気がつきました。しかし、依然としてそれほど果実味は感じられず。

残り時間もなく焦っていたこともあり、コメントの一部をシャルドネ寄りに修正後、ブドウ品種をシャルドネに変更。生産国は迷いましたが、果実味が感じられなかったのでフランスのまま。

あまりインパクトのない上品なシャルドネといった感じのコメントになってしまいました。

結果を見て、あれがアメリカ?と自分の実力不足を再認識しました。コメント的にもアメリカ寄りにはしていないので残念です。
→南国感を感じていたので、アメリカでも不思議ではないと思うのですが。

私の解答:シャルドネ フランス 2014年

赤ワイン1(正解:シラーズ オーストラリア 2014年)
外観:ルビーからガーネット、黒系。落ち着いた印象。粘性もそこそこあり。カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、シラーあたりかなと想像する。
→ルビーとガーネットは色々な意味で難しいコメントですが、近年は黒系であれば”ガーネット”にすべきです。

香り:第一印象はとんかつソース!?スパイスのニュアンスを強く感じる。果実系をあまり感じず戸惑う。とんかつソースの材料は野菜、果物、スパイスなのだから分解すれば要素は出てくるはずと思い直し再トライ。落ち着いてもう一度香りを取ると、カシス、ブラックベリーあたりの印象。花系の香りは取れず…。全体として華やかさを感じず、硬質な印象。
スパイスからシラー?を疑う。

味わい:酸、タンニン、甘みともバランスの取れた印象。香りよりも果実味を感じる。

総合して考えると、香りのスパイス感からシラーかなと。生産国を考えると、こんなに強烈な香りのシラーはフランスではないと判断。松岡様主催のテイスティングセミナーで、ニュージーランドのソーヴィニョン・ブランをテイスティングしたときに強烈な太い青さを感じたので、この強烈さはニューワールドの方が出やすいかもと思い、オーストラリアを選択。

もう少し言えばフランスならもう少し上品な感じかなと思いました。ニューワールドの方が特徴がはっきりとしているものが多いように思います。ヴィンテージはあまり考えている余裕がなく、2012年に。

私の解答:シラーズ オーストラリア 2012年

赤ワイン2(正解:テンプラニーリョ スペイン 2013年)
外観:こちらも赤ワイン1と似た印象。ルビーからガーネットくらい。→ガーネットですね。と思いきや若干赤1よりもオレンジがかった印象。少し熟成感が感じられる。全体的に落ち着いた印象で、粘性は中程度。

香り:はっきりとした香りがあるものの、何かわからず…しばらく考えて、甘い梅干しのような香りと認識。「甘い」の部分と「梅干し」の部分に分けて解釈し、「甘い」ところからカシス、ブルーベリー等の果実系を、「梅干し」から熟成感を想像して、干しプラム、なめし革、丁子などを選択。
→この解釈はとても面白いと思います。テンプラニーリョには梅系の赤いニュアンスがあります。

味わい:まずまずバランスがよい感じ。ただ、赤1よりも酸とタンニンが少し強い。特にタンニンは少し長めに口に残る感じ。果実味は控えめで若さはあまり感じられない。

総合して考えると、カベルネ、シラー系のコクのある品種ではない。(そもそもカベルネは選択肢になし、シラーは使用済み)果実味があまり前面に出てこない感じからヨーロッパの伝統的な作りを思い浮かべ、ネッビオーロとテンプラニーリョが候補となる。

ネッビオーロならもっとも色にオレンジを感じることが多いし、タンニンにもう少し特徴がある気がしたので、テンプラニーリョを選択。最後にマルベックの印象はあまりないと思ったので、ちょっと気になったんですが削除しました。

私の解答:テンプラニーリョ スペイン 2012年

リキュール(正解:泡盛)
赤ワインまで一通り終えてからトライ。香りに甘い、お米のようなニュアンスがあり、一瞬日本酒?かと思う。その香りからウォッカ、グラッパを除外。テキーラと泡盛で迷う。テキーラをあまり飲んだことがなかったことが痛かった…。しかし、このお米っぽい「和」の香りはテキーラのイメージに一致しないと思い、泡盛を選択。

私の解答:泡盛

<所感>
・やはり、かなり緊張しました。限られた時間の中でテイスティングするという経験が圧倒的に不足しており、焦って冷静さを失いました。

・最初に選択肢のブドウ品種を確認したのですが、カベルネ・ソーヴィニヨンやピノ・ノワールがないのにびっくりしました。頭の片隅では想定していましたが、まさか本当にないとは…。
結果的にはほぼ主要ブドウ品種(テンプラニーリョ以外)だったので冷静に学んだ主要ブドウ品種だけを見ればよかったのですが。

・試験を受けてみて改めて自分の実力不足を実感しました。各ブドウ品種(特に主要ブドウ品種)については自分なりのイメージを持っていたつもりですが、活かせなかったように思います。これからも勉強だなと思った次第です。

最後になりましたが、松岡様には大変お世話になりました。今年初めにこの講座をたまたま見つけ、全て拝読させていただきました。私はワインスクールに通っていましたが、この講座とスクールを並行して活用することで効率よく学ぶことができました。

また、テイスティングセミナーでは普段あまり飲む機会のないニューワールドのワインにも触れることができ、大変貴重な経験となりました。本当にありがとうございました。

続きます。

何かございましたらこちらまで

koza★majime2.com 松岡 正浩

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