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三次試験対策!2018年のソムリエ実技を振り返る

 
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第151回

さて、引き続き実技の振り返りを進めていきます。

改めて振り返りを確認してみると、この頃は小皿が3枚使えるようですね…。おそらくトレイになったことによってスペースが狭くなり2枚にしたのかもしれません。

このあたりの見本動画と違う部分を公開しないあたりは意地悪だなぁと思うところもあるのですが、
世界のコンクールでは、どんなトラップが仕掛けられているかわからない中でサービス実技を行うのが当たり前です。
そして、そんなコンクールで成績を残している人たちがトップにいるのがソムリエ協会ですから、これくらいの事など意地悪のうちに入らないということなのでしょう。→そもそもコンクールとは違い、そんなに厳しく見ていませんので、お皿の使い方が合格を左右することはありません。

自分なりに2枚で簡潔にできる方法を考えて実施すれば大丈夫です。協会の考える正解がどこにあるかわからない以上考えるだけ無駄ですから、自分の思った方法でしっかりやり切る事だけ考えましょう。

 

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三次試験対策!2018年のソムリエ実技を振り返る

 

2018年の実技試験もここ数年と同じスタイルのお題となりました。

東京会場:雅叙園

今年のお題もワインの実物に則したサービスとの事。銘柄は同じくシャトー・タサン2015でした。去年と変わらない銘柄でラッキー!緊張せずにすみました。
デキャンターのリンスは不要。下皿3枚使用可能。グラスはホスト用とテイスティング用の2つ。パニエは取手無しのタイプでした。

大広間で6人一グループ、仕切りなどなく、15グループくらい?一斉に試験を始めるという感じでした。

試験開始の合図と共に銘柄とヴィンテージを復唱。バックヤードに見立てた後ろの備品テーブルに人が殺到し、ワインの準備にかかるので、他の方が去って一呼吸してからパニエを持ちワインをあまり動かさないよう、ゆっくりパニエの中へ。

試験官にパニエに入ったワインを見せて銘柄、ビンテージをもう一度復唱。ここで「若いワインですので香りと味わいを開かせる為、デキャンタージュさせて頂きます」と言い、後ろのテーブルにグラス等の備品を取りにいきました。隣の方が僕のセリフにつられて同じことを言っていたので、申し訳ない事したなと…。

キャップシールが下、上と二回では切れず、もう一度上から切れてないトコを切って紙ナフキンで瓶口を拭い、抜栓へ。スムーズに抜栓終了!紙ナフキンにコルクを掴み、スクリューを抜いてもう片方の手で香りを取り、「コルクは健全です」と一言。

再び瓶口を紙ナフキンで拭き「テイスティングさせて頂きます」続いて「ワインは素晴らしい状態です」。

その後、できる限りボトルを揺らさないようにパニエから抜き出しデキャンタージュ。2015年だし、全部入れてやろう♪なんて軽い気持ちでライトを点けて注いでいたら、ありましたっ!!もわ〜っとしたやつ…。オリっ!!←澱ってある意味、旨味なので、もちろん量・状態にもよりますが、”もわ〜”くらいなら入れてもいいかもしれません。
無いつもりだったので、少しデキャンタ内に入れてしまったのですが、何故か落ち着いていて「どうせ試験官と距離あるからバレないだろう」と、全部入れ切るパターンから、ワインを残す量1センチ以内パターンにチェンジ。ここは本当に”こーざ”のアドバイスが活きました!!
0.5センチくらい残して、「多少のオリが見受けられました」と言い、ホストのグラスに少量注ぎ「お味見お願いします」もう一度適量を注ぎ、「ごゆっくり、おくつろぎください」そして、「コルクはお下げしますか?」を伝え、下げる。
ワインはパニエから抜きデキャンタージュした際に下皿に、デキャンタもホストに注いだ後に皿に置いてあったので、他のものをバッシング。試験のテーブルに戻り「ワイン、デキャンタはテーブルに置かせて頂いてよろしいでしょうか?」を告げて「終了しました」
←実技は完璧です。何も問題ありません。ただ、デキャンターをテーブルに置くことをなぜ確認するんでしょうね?私は無駄なこと以上に、お客様の大切な空間を犯しているとすら感じます。お店でそのようにしているスタッフがいれば問いただすくらいです。でも、まぁ、協会の動画がそのようになっているのだったらいいんですけど。

試験にかかった時間は4分半くらいだと思います。練習時もタイマーを使って練習していたのですが、さほど変わらないペースで進行できました。周りもほぼ時間内に終わっていました。←それは早い!試験的には素晴らしいです。コンクールなどでも、スピードを求められます。ただ、実践ではゆっくりでキャンタージュすることが必要な場面もあります。状況次第ですね。

疑問に思ったのは、オリの確認を他のテーブル(グループ)も試験官が行なわなかった事です。全グループ終了と共にデキャンタ内のワインを瓶に移し替えて持って帰って下さいとの事。てっきり、瓶内に残した者は定規で内容量を測ったり、実際のオリの有無を確認するするのかと思い、ドヤ顔で待っていたらスルーされたので肩透かしを喰らいました…。←澱なんてほとんどないし、実技を一目見ればどの程度の経験があるかわかるので。また、受験者数も多いので、そんなことをしている時間もないのでしょう。

イタリアンのコックなので、普段は余りワインのサービスに携わることはないのですが緊張せず、むしろ楽しく出来ました!!
もし、落ちてたら拙い内容の論述が響いたかなと思います(笑)。ほぼほぼ丸1年間、本当にお世話になりました。なによりも先生という存在を知れた事、嬉しく思っています。

P.S. 二次試験の報告が1番最初だったとの事、トロンテスの事、驚きました!!←ちなみに、今回も一番最初にいただいた報告でした。ありがとうございます。

東京会場:目黒雅叙園

さきほど、試験が終了しましたので、ご報告させていただきます。雨が降りはじめており、嫌な曇り空でしたが、良い緊張感と共に気が引き締まりました。

東京は2部制で、私は第2部の13時半から会場入り。別室で着替えをすませて控え室に集合。一列6人座りのテーブルが24組ほどの控え室。5分ほどしてオリエンテーション開始。

他の受験者が係りの方に質問しました。
「デカンタージュしたあとのボトルはパニエにいれておくのか、それとも出したままでいいのか」
とのこと。説明の紙には終了後にボトルをパニエから出すようにとの指示。これは今までにボトルをパニエ入れたまま終了される方がいらっしゃったので、その方に分かりやすく指示を記載してあるだけで、デキャンタージを終えたボトル(空瓶)は出したままでいいとのこと。”こーざ”のいってた通り。←はい。あくまで、試験を円滑に行うためだけのことで、こんな些細なことはどうでもいいはず。

私は最終グループだったので、控え室に入ってから1時間缶詰状態…。(この時間が一番辛かった)

ようやく、係の方に連れ添っていただき試験会場前へ。前のグループの方々は退場、扉の中から赤ワインのいい香りが…少しリラックスできました。

会場内はコの字に置かれたテーブルとそれを挟むように試験官席と備品テーブルが置かれていました。備品はワインラックの赤ワイン、リトー、携帯電灯、テイスティンググラス2脚(一つ自分、一つお客様用)、紙ナプキン、トレイ、デカンタ…。試験官は3人、私はソムリエ協会の服を着た方でした…汗。それぞれのテーブルのマーキングシールの前で実技をするように指示されます。

その後、名前と受験番号を求められました。そして、アナウンスにより、試験の流れの説明。
ワインは「シャトータサン2016」またこのワインでしたか。まぁ心の中でラッキーと思いスタート。

試験中は緊張していたので、よく覚えてませんが、特に大きいミスはなかったと思います。
一つ忘れたのは、コルクを抜いたあとに瓶口を拭き忘れたこと。ただ、止まっても仕方ないので続行。終始笑顔で進められたと思います。試験官の方も相槌をしてくれたので助かりました。

ちょうど7分ほどで終了。アナウンスでワインを瓶に戻してお持ち帰りくださいとのこと。

同じグループの他の受験者の方々はレストラン勤務ではないようでしたが、皆さんとても練習してきていることが伺えました。

2次試験から長かったですが、ようやく終わり気持ちがだいぶ楽になりました。”こーざ”にはいつも(勝手に)檄をもらってました。ありがとうございます。

名古屋会場 アイリス愛知

いつもお世話になっております、
名古屋でセミナーに参加させていただきました◯◯と申します。無事1次、2次と通過することができました。そして、本日の3次の報告です。

3階に更衣室、2階が控室と試験会場でした。控室にてタイムスケジュール、試験内容の説明書が配布されています。控室にCAさんとかいるのかなと思っていたのにいらっしゃらず…残念。割烹着を召された方がいました。私は日本酒の製造業についており、ジャケットで行こうかとも思いましたが、銘柄入りのTシャツ、サロン、手ぬぐいを頭に巻くスタイルで参加しました。迷いましたがこれが勝負服です!ただ会場では一番浮いてたかもしれません…(笑)。←最高です。現在、アドバイザー呼称がソムリエ呼称に統合されたので、いろんな勝負服があって当然だと思います。
控室入室から出るまでが長かったので(40分ぐらい?)読書してました。

昨年の報告では(名古屋会場は)6名1組×4でしたが、今年は6名1組×3でした。そして、今年のお題も「シャトータサン2014」でした。←ヴィンテージが各会場によって微妙に違うんですかね。ただ、ワインそのものに即してなので、多少違ってもいいのかもしれません。

開かせるためのデカンタージュと説明。キャップシールは練習の際は2回で開けれていないので割り切って4~5回切れ目を入れました。抜栓は問題なく終了。

余談ですが、持ち手なしのパニエでした。協会の動画はあるのに…。←ない方が使いやすいと思いますが。

パニエからボトルを取り出した時にライトの点灯を忘れているのに気づく…。でも、”こーざ”の報告を読んでいたおかげで「失礼しました」と言いボトル角度を変えずに無事ライト点灯。←若いワインで、いつも使ってよくわかっているワインの場合、ライトをつけずにデキャンタージュすることがよくあります。ソムリエ試験的には付けた方が安心でしょうが、若いワインの想定であれば忘れても問題ないと思います。

デキャンタージュの始めにワインをこぼすミス。「失礼しました」と一言…焦りました。(ただ試験開始時にテーブルを見るとリトーがかぶせてありました。おそらく前の人もこぼしたんだろうと気が楽に挑めました)

デキャンタージュが終わりに細かい澱が。(茎に見えました、茎も澱で良いのでしょうか)
その澱が見えた時点でストップ。「澱がございましたので少し残させていただきました」と伝える。よく見たら2~3㎜で、隣の注ぎ切った人との違いはあまりわかりませんでした。←2〜3ミリは素晴らしいです。そして、全部澱でイイと思いますよ。試験的にも、レストラン的にもお客様にわざわざ異物?がありましたなんて言うべきではありません。入っていてはいけないものが入っていた場合は別ですが。ごく稀に虫が入っているワインもありますけどね。

こぼしてしまいましたが、無事に時間内に終えることができました。振り返ると70点を取れればいいや、くらいの気楽な気持ちで臨めたことが良かったのではと思います。(じゃなきゃTシャツで行けないです。笑)これも”こーざ”のおかげです。独学で勉強する中、大切な道標でした。また結果が出ましたらご報告します。←全く問題ありません。Tシャツ、タオルの勝負服が最高です!

ーーーーー

(後日合格報告をいただきました)
3次試験Tシャツ、手ぬぐいで受験した○○です。無事に合格しました!大丈夫だとは思っていましたがホっとしております。合格できたのも”こーざ”のおかげです。ありがとうございました!

 

いつも拝見しています。二次のテイスティングを振り返るにおいて自分のコメントを載せていただいたこと嬉しく思います。その節は不安な気持ちが大きすぎて、自分のことばかり発信してしまい本当にお恥ずかしい限りです。お陰様で二次試験は突破し、本日、三次試験無事終了しました。

全くの無事…という訳ではありませんが、ミスした内容も些細なことだと言われるんだろうなぁと思いながら打ち込んでいます。笑

受験番号順に行われたため、トップバッター、でも待ち時間がなかったのでありがたいと思いました。4人1組で行われ、目の前には3人の試験官。試験官1人につき1つの長机、受験生にも1人1つの長机が4つ並んでいます。そして、1mほど後方、背面の壁沿いに並べられた長机にワインと備品が置かれていました。

お題はシャトータサン2015。去年、一昨年と同じ銘柄のヴィンテージ違いです。このワインに則したデカンタージュを行います。

試験開始の掛け声で、4人とも少し戸惑いながら「かしこまりました…」と始めました。練習でもよく忘れていた、「若いワインですので…」のフレーズ、本番でも忘れてしまいました。あっ!と思いましたが、そのままスルーして抜栓。キャップシールを取って、紙ナプキンで瓶口を拭い、スクリューを差し込む…。その際少し手間取ってしまいました。

コルクを抜く時にも力が入ってしまいましたが、無事に抜き切り「コルクは健全です」と言うと試験官が頷きました。

瓶口と瓶口内側を紙ナフキンで拭き、「お味見をしてよろしいでしょうか」と確認、試験官頷く。少し後ろを向き、香り、スワリング、香り、テイスティングをして「ワインはたいへん素晴らしい状態です」と、試験官頷く。

ライトを点け、角度を変えないようにボトルを持ち替え、デカンタージュ開始。…少しこぼしました。

澱のない設定なので、最後の方でほんの少し澱が見えましたが注ぎ切りました。「澱はございませんでした」と試験官頷く。←試験なら言った方が的確かと思いますが、レストランであれば、言わないですかねぇ。

ここで、試験前のオリエンテーションにあった、空のボトルは指示があるまでパニエから出さないとの記載が気にかかっていたため、いつもなら空のボトルをすぐに小皿に載せるところを、パニエに戻しました。←空瓶をパニエに入れてプレゼンテーションするなら入れ直す意味がありますが、それをまた出すなら完全に無駄な動きだと私は思うんですよね。しかも、レストラン的にはホストがテイスティングを待っている貴重な時間に。こちらは先ほどの報告にあったように、その後の段取りのためで、パニエに戻す必要はありません。

試験官用のグラスに少し注ぎ「お味見をお願いします」、試験官頷く。

ホストテイスティング後のワインをサービスして、デカンタを作業台スペース(長机)に置き、「ごゆっくりどうぞ」と、試験官頷く。

トレーを持ち「コルクはお下げしてよろしいでしょうか?」、試験官頷く。備品をトレーに載せ、背面の備品置きに備品を戻しました。ここで、またミス。使用済の紙ナプキンを置き忘れる。これも練習の時にいつもしていたミスです。習慣って恐ろしいなぁ…と思いながら、「ワインはテーブルに置いてよろしいでしょうか?」、試験官頷く。

「終了しました」で試験終了。

使用したグラス2つとも背面の備品置きに戻しましたが、他の3人はテーブルに置いたままでした。←お客様(試験官)用のグラスは置いておいた方がいいのでは。些細な事ですが。デカンタのワインのみボトルに戻し、紙袋に入れて持ち帰りました。2つのグラスの中にはワインを残して…。

結構ミスしたなぁと反省しましたが、報告したら多分、ソムリエ試験的にはなんの問題もありませんと言われるんだろうなぁと一人想像してニヤけてしまいました。笑←おっしゃる通り。

今年一年、”こーざ”には大変お世話になり、お陰様で無事ソムリエ試験の全てを終了することが出来ました。本当にありがとうございました。
結果は12月4日14時頃にホームページで発表になりますが、書類不備でもない限りは大丈夫だろうと少しタカをくくっています。笑

来年受験する後輩にもこのサイトを教えましたので、ぜひ来年もこのサイトを続けて頂けたら幸いです。

寒くなってきましたので、お身体にご自愛ください。また結果報告させていただきます。

追伸、先程帰宅途中に寄ったスーパーで、試験に使ったワインを落としてしまいました。笑
でもこれで、落ちるものはない!と思うようにしています。笑

いつも情報をありがとうございます。
3次試験まで辿り着けたのもこのサイトのおかげです。ありがとうございました。本日受験をして来ましたが、いくつか致命的なミスをしてしまいました…。少しでもモヤモヤが晴れるように私のミスに対して解説して頂けたら幸いです。

まず一番ヤバイと思ったミスが、通常でしたらパニエ抜栓後、パニエにワインを入れた状態で試験官の許可を得てテイスティングをするという流れだと思います。しかし、私の場合、極度の緊張のせいかパニエからワインを取り出してしまい試験官の許可を得ないままテイスティンググラスに注いでしまいました…。(注いでから試験監督にテイスティングをさせていただきますとお声掛けはしましたが…)←まぁ、確認はした方がベターなので、減点かもしれませんが、致命的なんて大げさな。

また、お題が若いボルドーワインで澱がないという設定だったので、全てデカンタージュしました。また、試験終了後グラスのワインに触るなということでしたが、持ち帰り用にボトルへ戻してしまいました…。←ここも指示は守った方が良いですが、この程度のことで合否に関わることはありません。

細かいミスをあげれば、キャップシール、紙ナプキンをポケットに入れずトレーに乗せてしまっている。ビンのふちの拭き忘れなど。

不合格者は少ない試験ということですが、これだけミスをしてしまったら流石に危ないですよね…?解説の程宜しくお願い致します。←たったこれだけのミスでダメと言われることはありません。テイスティングもミスが多々あったでしょう。それでも二次を突破できました。今回もちょっとしたミスを重ねただけ、実技では絶対に落とされません。もし、良い結果でないとすれば、論述か書類不備等が原因です。

会場福岡:ホテルニューオータニ博多

”こーざ”のおかげで、ようやくここまで辿り着きました!3次試験の報告を忘れないうちに綴らせて頂きます。

今回、実技試験を受験するにあたって目標を設定しました。何があっても楽しもうと…。←最高です!気持ちで勝ってますよね。

試験開始1時間前に会場到着。1階のトイレで仲間(60歳を超える男性で、この方からとても刺激を受けました!チャレンジ精神が半端ないです)と偶然に出会い合流。3階には控え室1室と小会議室(試験会場)2室があり、4階には着替え専用の小部屋が用意されていました。

控え室前にはすでに10人程の受験者が待機していて、イメージトレーニングされている方や協会の動画を見られている方などさまざまでした。私は仲間と談笑をし、終始緊張しないように心がけながら時間を過ごしました。(なるべく周りの人に迷惑にならないよう気を配りました)

12時前に控え室が開場となり、控え室前のホワイトボードに張り出された席順をチェックして(2次試験の時も1番前の1番左側でした~!順番的に1番最初に試験会場入りするのかなぁと思いつつ)席に着きました。

横に座っている方と小声でお話をしながら待機。(お話を伺うとホテル時代お世話になった先輩のお店で働いている方でした!偶然とはいえ嬉しい出会いに感謝です)←ワインのつなぐ縁は素晴らしいです。

12時30分になり、司会の方が軽く挨拶をしてオリエンテーションがスタート。サービス実技試験待機中に関する注意事項を説明されました。
受験票は求められた時にすぐにf示できるよう携帯しておくこと、待機中にテキストなどを読むことが可能なこと、カバンなど手荷物は試験会場まで持っていけること、協会スタッフが試験会場まで案内することなど。

その流れで、試験内容説明書を各自三分間で黙読してくださいとの指示がありました。
1:入室したら、試験官の指示に従い、受験番号、氏名を申告してください。
2:試験官の「始めてください」の合図で実技を始めてください。
3:審査時間は7分間です。7分超えますと試験は終了です。
4:試験官から終了の合図がありましたら、ボトルをパニエから出し、テーブルに立ててください。←こう書いてあるとパニエから出したボトルを再び、パニエに戻すのかなと思いますね。これはパニエに入っていた場合はという意味のようです。
5:試験官から指示がありましたら、デカンタのワインをじょうごでボトルに戻してください。グラスのワインにはお手を触れないようにお願い致します。ワインボトルは、用意されている紙袋に入れ、お持ちになって退出してください。
6:ワインは同じ銘柄であってもボトル差があります。デカンタージュにあたっては、ご自身に割り当てられたワインの実物に即した内容でサービス実技を行ってください。

きっちり3分後に今から受験番号を読み上げるのでスタッフに付いて、会場まで移動してください。とのアナウンス。(わかってはいましたが、やっぱり1番に呼ばれました。嬉しいやら緊張するやら…)6人一組で会場前まで移動し、用意されていた椅子に着席。(緊張して手のひらに大量の汗!!)
男性スタッフの方が、入場する際に手荷物はそのまま椅子に置いていてください。厳重に管理しますから!と嬉しい一言。別の協会幹部の方が、試験官は皆優しいので緊張しないでくださいね~。と泣きそうになるくらいの一言。

いざ入場!!

試験会場には、横1列の6名用受験者テーブル(サイドテーブル兼お客様用テーブルの設定)があり、テーブルの前に立つと真正面に試験官3名が座っておりました。部屋の両サイドに3名づつの備品(1名使用分づつ別々に)とエックス字の簡易ワインラックに、瓶底が手前にしてワインが積んでありました。

緊張するなぁ…と思いつつ試験官に受験番号と氏名を問われ、全員返答後すぐに、中央試験官から受験内容の説明。

試験時間は7分、ワインはシャトータサン2013年、ワインと備品は両サイドに用意してある事、お皿(パン皿でした)は1人3枚まで使用可、ライトは黒いボタンを押せば点く事、デキャンターのリンスは不要、ワインは実物に即した内容でサービスを行うこと。後片付けも採点の対象となります。もう1度繰り返しますか?と聞かれたので”お願いします”と答えました。(最初から聞くつもりでいました!)説明が終盤に差し掛かるにつれ…心拍数がマックス!!

試験開始!!!

6人が一斉に「はい。かしこまりましたシャトー・タサン2013年でございますね!少々お待ちいただけますか?」
正面にいらっしゃった試験官の方は聞きずらかったのか、なんかキョトンとしていらっしゃいました。次からは少しテンポをずらしていこうと。そして、ちょっとスピードアップ!

備品が置かれたテーブルに移動し、譲り合いながらパニエにワインを納め、静かにお持ちして試験官の方に、「ご注文いただきましたシャトー・タサン2013年でございます。ワインを開かせる為のデキャンタージュをお勧めいたしますが」と丁寧に満面の笑みでプレゼンするも、試験官の眉間にしわが寄って機嫌が悪そう…。みんな優しいって言ってたのにぃ…。当たっちゃいました!終始笑顔の無い試験官の方!!お腹の具合でも悪かったのでしょうか?予想はしていたので気にせず、機嫌が優れないお客様と見立てて続行しました!←笑。

とりあえず頷いて頂けたので、備品を取りに行きトレイを片手に、グラス(ISO規格のティスティンググラス2個)の汚れと香りをチェック、紙ナフキンを2枚、お皿を3枚、光源。あとはデキャンタ。お、重いっ!これ1キロくらいあるのでは…。(本当に重かったです。1キロは言い過ぎかもですが)瓶口狭いなぁ~!とりあえず汚れと香りのチェック。良かった~瓶口狭いのでも練習しておいて。

テーブルに戻り備品を配置して、いよいよ抜栓。よしよし。キャップシールも綺麗に取れたし、瓶口拭いて。コルクとソムリエナイフが折れませんように~!(一応、ソムリエナイフ2本持っていきました。無いとは思いましたが、コルクが折れたときの対応とソムリエナイフが折れた時の対応も考えていました。私の場合、心配症であがり症なので、ハプニングが起こると機能停止してしまいがちです。職場でも色々なシチュエーションを想定しながら働いています。泣)←素晴らしいです。

抜栓終了、「コルクは健全でございます」とお伝えしお皿に乗せ、再度瓶口を拭い、味見の了承を得て背中を向けて飲み干すも、味わからず(いつもならわかるんですけど…)。振り返り、「ワインは素晴らしい状態でございます!」

さて次は光源。このボタンを押して。うぉ!まぶしいっ!思わず顔がゆがんでしまいました。今働いているお店の光源は、とても光が弱くが非常に見えにくいのです。これ見えやすいかも!ラッキー!

ボトルをパニエから静かに取り出し、重いデキャンタを持って、えいっ!よしっ!と注ぎ始める。お~こぼれなかった~。ひと安心。でも手が震えてる。
そろそろ澱が見えるくらいの量だなぁ。澱は無さそう。全部入れちゃいます!
「澱はございませんでした」とお伝えし、左手にデキャンタとリトー、右手でコルクのプレゼン。デキャンタを右手に持ち替え、ワインのお味見をお願いし、瓶底を持ったまま注ごうとすると、やはり重い。しかもグラスが小さくて入れにくい。さらに手の汗で滑りそう。なんとか少し注ぎ入れ、試験官の方にアイコンタクトを送り了承を得て、再度ワインをサービス。「ごゆっくりどうぞ」の一言を添え、トレイを取りに行き、コルク回収の了承を得て余分な備品も片付け(パニエも片付けました)、ボトルとデキャンタをテーブルに置く了承を得て、終了しました!と宣言。

皆さん終了を伝えられたのを確認して、とりあえず終わった~!と満面の笑みで自分の空ボトルを見ると…ん?長さ3cm幅2mm程の澱らしき物がボトルの側面にっ!!

試験官の方が、ボトルに残ったワインの量をメジャーで測り、受験者がワインを注いだグラスにひとつづつ光源をかざし、澱をチェックしていました。←ほう。

隣の方も澱が無い想定のデキャンタージュを行っており、ボトルにはワインが無かったのですが、やはり目視できる澱みたいなものがボトルについていて。私を入れて3名のボトルには澱みたいなものが確認できました。他の方は、遠くて見えませんでした。空ボトルに対しては特にチェックはありませんでした。緊張していたとはいえ、試験だったから良かったですが。お客様にデキャンタージュする時は、もっと注意しないといかんな!と反省…。

特にパニエからボトルを出す指示もなく、(全員パニエは片付けていました)試験の終了が告げられ、デキャンタのワインとグラスのワインを瓶に戻し、退室しました。←素晴らしい実技です。澱の件も問題ありません。

以上が私の実技試験でした。自分なりに楽しめたように思います!やはり実技試験対策もすっごく助かりました!過去の実技試験報告と”こーざ”のアドバイスを拝読し、イメージトレーニングをする事ができました。重ね重ね感謝申し上げます。

ワインを通じて、色々な方と繋がりが持てたことが私にとって宝物です!今後もこのような縁に恵まれるようワイン道を精進してまいります!

論述問題の結果もあるのでどうなるかわかりませんが、良い報告ができればと思っております。

大阪会場:大阪 リーガロイヤルホテル

この”こーざ”を頼りに、なんとかやってこれました。同じ思いの受験者も沢山いると思います。あとは4日の結果待ちです。同じ飲食店をやっている者からすると、その日々の更新の大変さは想像を超えていると思います。発表前ですが、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうござます。

では3次報告です。他の受講者と重複するので簡単に。

会場は
12時開場
12:30オリエンテーション
12:40試験開始
4人一グループで5〜6ブースがありました。待ち時間はひとグループ15分くらい。3組目だったので30分程で試験開始。

大きな宴会場にパーテーションで仕切ったブースがあり、他のグループの声は普通に聞こえます。4人を試験官2人が採点、試験も同時スタートなのでセリフが被らない様に敢えてずらして始めました

僕の練習方法は協会のビデオをロールプレイング台本としてまとめ、セリフから所作まで叩き込みました。それでも試験は4人同時進行なのでペースは乱されます…。
それでもこの先現場で機会があるかわからないパニエ抜栓とデキャンタサービスを楽しんでやりきりました。愛想のいい試験官の相づちはとてもやり易かったです。試験後に隣の会場でセミナーをされていた田崎さんとすれ違いに挨拶をし、なんとも記念になったソムリエ試験でもありました。

ちょっとゆっくりする暇もなく年末に入ります。同じ業界ですので、何処かでお会いできたら、お声掛けさせて頂きたいと思います。→こちらこそよろしくお願いします。

こーざ一年
テイスティングセミナー3回
必勝マニュアル
お力頂きました!ありがとうございました。

会場はリーガロイヤル大阪。
職場ではスーツで働いておりますので、着替えの必要もないようスーツで行きました。クリーニングしたばかりのスーツにシャツ、ピカピカに磨いた靴は気持ちが良いです。

荷物をクロークに預け、時間になると控室に移動。受験番号ごとに6グループくらいに分けられていて自分の番号の席を探します。しばらくたってオリエンテーションが始まり、用紙の注意事項を読みます。ワインは現物に則したサービスをとのことです。各グループから最初の4人が呼ばれ別室に移動します。

やった!1番だ!

私は職場のキッチンスタッフにお願いして、料理用の白ワインの抜栓とデキャンタージュを二次試験終了後ほぼ毎日アイドルタイムにやらせてもらっていたので、不安がなく、なるべく早めの順番が良いなと思っていたので最初に名前を呼ばれ心の中で喜びました。最後のほうの方は待ち時間が本当に苦痛だったと思います。

実技の会場では、パーテーションで仕切られた空間で各グループ4人ずつ一斉にスタートする形でした。長テーブルの向こう側に試験官2名が座っており、真正面からサービスする形です。作業を行うテーブルと試験官のテーブルが結構離れているのでなんかやり辛い。

お題のワインがここで発表され、シャトータサン2014でした。一応、シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドという言う練習してましたが(笑)、去年と同じで言いやすい名前で良かったと安心。
グラスは2個使用、デキャンタのリンスは要らない、使ってよい皿は一人3枚などと伝えられ質問はありますかと聞かれ、3秒くらい沈黙だったので私が「ありません」というと、では始めてくださいと声がかかりました。

「かしこまりました。シャトータサン2014年をご用意いたします」

ワインを復唱し、ワインを取りにサイドテーブルへ。ワインやグラス、パニエ、ライトなどの備品は左右2か所にあります。静かにパニエをワインに添わせるようにして入れ、試験官に確認。

「ご注文頂きましたシャトータサン2014でございます」

ワインを開かせる為のデキャンタージュの旨を伝え了承を頂く。グラス、デキャンタ、お皿、ライト、紙ナフキンをトレーに乗せ作業台に配置。トレーを戻し、抜栓。
隣から「抜栓せていただきます」との声が。それ要るか?と思いながらも気にせず無言でキャップシールを切り取り、紙ナフキンで瓶口をふきふき。
スクリューを回していき、コルクを1センチ程引き出し、最後一回転させゆっくりと引き抜きます。問題なく抜栓完了。紙ナフキンでコルクを掴みスクリューから外して香りをチェック。

「コルクは健全な状態です」
と試験官に一言。再度、瓶口を紙ナフキンで拭きます。味見をして良いかの確認をとり、テイスティング。

「ワインは素晴らしい状態です」

ライトをつけ、デキャンタへ。
デキャンタが、練習で使っていたものと比べかなり口が狭かったので最初の瞬間は特に慎重にいきました。空気に触れさせるように意識しつつ移し替えます。オリも見られなかったので、注ぎきり、
「オリはございませんでした」と一言。

コルクを差しだし、チェックしてもらい、グラスに少し注いで
「お味見をお願い致します」
試験官が頷いたのでもう一度注ぎ、
「ごゆっくりお楽しみくださいませ」

備品を片付け、了承頂いてコルクを下げ、テーブルに皿を2枚並べ空になったボトル、デキャンタを置いて、
「終了しました」と伝え実技終了。

終了後、試験官がライトを点けボトルのワイン残量とグラスのワインにも明かりをあてて見ていました。指示通り漏斗でワインを戻し紙袋に入れて持って帰りました。
実技会場を出て晴れ晴れした気分で歩いていると、同じフロアの別会場でセミナーをされる為に来阪されておりました田崎会長とばったり。「おつかれさま!」と声をかけて頂き、その瞬間合格を確信しました(笑)→素晴らしい実技でした。お疲れ様でした。

ソムリエ試験実技の報告です。レポートを書くのが遅くなってしまったため、発表後の報告となりましたが合格致しました。この合格は「こーざ」や「必勝マニュアル」に出会わなければ難しかったと思います。本当にありがとうございました。自分は完全独学での初挑戦でしたので、本当に感謝しています。
雰囲気や当日の様子などはすでに他の方々が詳しくレポートされているので少し違う視点から報告したいと思います。このレポートも来年以降チャレンジされる方々に少しでも力や参考になればと思います。

会場:東京 目黒雅叙園

三次試験受験生は「A1~A9」「B1~B9」といった感じで一組6名にわけられます。会場は下記の図のような配置で、図のA,B,Cが試験官、1〜6が受験生です。私はE7、そして3の位置で実技でした。

後方の備品置き場に、デカンター、グラス、ライト、紙ナフキン、トレー、皿(アシェット)、パニエ、リトー(布ナフキン)、試験用ワイン、漏斗(試験後デカンターからボトルにワインを戻すために)が置いてあります。

ここで試験官と受験生ですが、どうもAの試験官は1と2の受験生を、Bの方は34、Cの方は56の受験生を審査するようです。

最初の説明の中で、お客様は目の前の台にいるという設定を告げられますが、私はイマイチ意味がわからず、Bの試験官の目の前まで進み、パニエに入れたワインをプレゼンしようとしました。しかし、ジェスチャーでそこで良いと教えていただけました。(試験がスタートすると一切質問できず、返答もありません)私は3だったのでBの試験官の方の目を見て話をしたり、すれば良かったのです。

それに気づき、その後の実技は問題なく終了しました。でも最後にお客様にデカンターとボトルをテーブルに置いて良いか確認するのを忘れましたが。笑

もう一つお伝えしたいことが、パニエの用意の時です。
作業台には、リトー(布ナフキン)があります。でもみんなパニエにリトーを敷いてないのです。パニエに直接ボトルを入れサービスしてました。周りを見る限り自分だけだったと思います。よくそんな不安定な状態で抜栓できるなぁと関心してしまう程でしたが。思うに実際に現場でパニエ抜栓していないのだろうとも思いました。
自分は注文のワインを復唱の後、パニエを取りに作業台にいき、パニエにリトーを敷いてからワインをパニエに入れてプレゼンしました。
まぁ、協会の動画ではそこまで細かく教えていないので仕方ないとも思いますが、加点、減点の要素以上に、パニエ抜栓がしやすいと思うのでリトーを敷くことを私はおすすめします。→そうですねぇ。私も通常はリトーをパニエに敷きます。でも、試験ではどっちでもいいんじゃないですかね。時間とやりやすさの兼ね合いで。

もう十分にイメージはつかめていると思います。あとは繰り返し練習あるのみ…ですが、毎日抜栓できる環境がない方もいらっしゃいますよね…。でも、少なくとも一日一回、イメージトレーニングしましょう。

何かございましたらこちらまで
info★majime2.com 牧野 重希






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