三次試験対策!2022年のソムリエ実技を振り返る

第156回
今回は昨年の実技試験の振り返りです。
今年の試験でも採用されるトレイの上での作業は、昨年から導入されましたので、この振り返りはとても参考になるはずです。
条件の変更により試験中に苦悩される様子がリアルに伝わります。必ず皆さんの力になるでしょう。
さて、本日の更新でとうとう試験対策としての更新が最後となりました。
→三次試験直前にもう一回だけお伝えしたいことを更新します。
号外を含めれば2日に一回はこのブログを更新してきたことになります。
受験された方もされなかった方も含め、ここまでお読みくださった皆様に感謝いたします。
三次試験、そしてソムリエ呼称の合格発表までまだ少し時間がありますので、ここから12月初旬までは今年の二次試験のテイスティングを振り返っていきたいと思います。→他の方の感想を心待ちにしていた方々にはお待たせいたしました。
ただ、今年は様々な事情があり、テイスティングの振り返りはパスワード付きの更新にすることといたしました。
このパスワードは、
・二次試験対策メルマガをお読みいただいていた方
・必勝マニュアルをご購入いただいた方
・テイスティングセミナーにご参加いただいた方
・感想を送っていただいた方
にお伝えいたします。
それ以外の方で「振り返り」をご覧になりたい方は、info@majime2.comまでご連絡下さい。
ご不便をおかけいたしますが、ご容赦ください。
それでは実技試験、最後の振り返りを見ていきましょう。
三次試験対策!2022年のソムリエ実技を振り返る
さて、2022度の三次試験、実技の受験報告です。お題はやはり「シャトー・タサン」でした。(ちなみに実技のみの評価で不合格だったという報告はひとつもいただいておりません。)
いつもお世話になっております。先ほど2022年度ソムリエ三次試験を終えましたので、今覚えていることを書き出しました。何かのお役に立てましたら幸いです。
11月28日(月)三次試験@京都会場
12:00控え室開場案内では12:00開場でしたが、11:10頃にホテルに着いたところで既に20人ぐらいはいらっしゃったと思います。全体的な人数は50人ほど?だったと思います。
(控え室着席の席が一番前だったので正確な人数は分からず…です。)早く着きましたが、更衣室は利用可能と係の方がすぐに案内して下さり、着替えました。
(女性の方は着替えを持ってきている方が多い印象でしたが、男性の方々はもう既に着替えて来られていた方も多かったです。お仕事場から直接来られていたのかも…と思いつつ)過去の三次試験受験報告を読んでいる中で、色々なユニフォームの方々がいると知っていたので、普段通りにシャツにミニスカート、サロン、で行ったのですが、周りの方々はすごくフォーマルな装いの方々が9.5割でした。
サービススーツ姿、ジャケットやベストをバッチリ決められている方、そして髪型もワックスで皆様ガチガチに固められていて、女性もバンケットスタイル(披露宴会場のような)ネットに結ったお団子を入れられている方がほとんどでした。
ユニフォームは真っ黒なスタイルで行ったので、特に浮きませんでしたが、他の方々全員が黒髪の中、私1人だけ金髪でしたので、浮いているような気がしてきて、悪目立ちしないだろうか…と不安になりました。→採点基準には含まれないはずです。
でもその瞬間に悪く目立つのなら、それを逆手に取って、ここの試験開場の方全員にラポールを取りに行こう!という気持ちで臨みました。→素晴らしいです。派手なイメージをもし外見で持たれていたら逆に覆してみせよう!というぐらいで、いつもお客様に接するように明るくニコニコして、スタッフの皆様や試験官の方に目を合わせました。そうすると落ち着いてきて、試験に臨むことが出来ました。
試験の流れとしては大きな失敗はしなかったものの、
・抜栓後のテイスティングの前に紙ナプキンで瓶口を拭く
ということを忘れてしまいました。テイスティング後のデキャンタージュ前に机に残ったままの紙一枚に気づき、「あっ!」と思ったのですが、何もなかったかの様に、そっとサロンのポケットの中に入れて続行しました。→些細な減点です。合否に影響はありません。
あと、使える小皿が2枚のみというアナウンスを直前に受けました。
いつもデキャンタ、ワインボトル、コルクと小皿3枚それぞれに置いて、コルクをお下げする時はお皿ごと下げていたので、一瞬判断に迷いました。コルクを置いたお皿の上に空のボトルを一緒に置き、もう一つのお皿にデキャンタを乗せて
「ごゆっくりお楽しみ下さいませ」の後に、
片付けの際に「コルクはお下げしてもよろしいでしょうか?」
とお伺いして、コルクだけお皿の上から取ってサービストレーに乗せて備品コーナーに置いて
(衛生上これは…良いのか?と思いつつ)「終了致しました」
としたのですが、私以外の受験者の方はコルクはお皿の上に乗ったまま終了されていた様でした。
ソムリエ協会公式の動画ではコルクは下げられているのでそうしたのですが、どちらが良かったのか…未だに分からず、知りたいところです。→明確な正解はわかりません。ただ、どんな方法であれ、自分の思った通りにやり切れば合格です。実技が終わるまでは、考えながら実技するということが出来ず、身体が勝手にやっているような感覚でした。いつも忘れなかった紙ナプキンで拭うところも頭真っ白だったのだと思います。
終わって思ったのは、身体が覚えるまで、自分で模擬試験やデモンストレーションを行うのが良いということです。イメトレでは忘れない行程も(イメトレは毎日行っていましたが)実際にやってみると上手くいかない部分が出てきます。試験と同じ状況下を作ることで、より高い練習の成果が得られることは間違い無く、本番での失敗項目が減ったり、順序良く出来ると思いました。
あとは私が受けた会場は4人が横並びのテーブル対3人の試験官様×2テーブルだったので、他の方々のセリフが被りがちで、お互いがお互いに譲り合いながら、試験官の方に向けてセリフを言っているような様子でした。
その言い方もそれぞれ若干個性が見られていて、そういうプレゼンテーションの仕方もあるのだなぁと勉強させて頂いた気がします。私の組の方々は全員30秒前までには終わり、抜栓時の事故なども無さそうでした。あとは合格発表日を待ちたいと思います。長々と失礼致しました。ありがとうございました。
お疲れさまでした。貴重なご報告ありがとうございます。
お世話になっております。ソムリエ試験の実技を終えましたのでご報告いたします。
大きな流れは過去の先輩方の体験記の通りでした。個人的に感じたところを中心にお伝えできればと思います。雅叙園にて、集合時間は12:20。
到着は12:00頃でしたが、お手洗いを済ませて着替えや荷物を預けるなどしていたらいい時間になっていました。スマホをクロークに預けてしまったため、ここから時間が不確かです。荷物は預けなくても良かったと思いました。預けてない方は結構いらしゃいました。
オリエンテーションにて受験の流れの説明書きを読むのですが、「試験官から終了ですの合図があったらワインのボトルをパニエから出し、テーブルに立ててください」と気になる記載がありました。
ということはサービス終了時点ではパニエにボトルが入っている?練習ではお皿3枚用意し、コルク、デキャンター、そしてデキャンタージュが終わるとボトルをお皿に載せていたので、いつもと違うことをする余裕があるか不安に。
→どれくらいの量が残っているかを試験管が確認するために、以前からボトルを立てて下さいという指示はあったと思います。ただ事前の説明書きで伝えられたのは、お皿が2枚だったことと関係があるのかもしれません。コルクとデカンタ、2つに皿を使うとボトルはパニエに入れておくのがおさまりが良いですからね。ただ、明確な正解は誰にもわかりません。ただ、この部分の作業がどんな形であれ、合否を左右することが無いことだけは確実です。オリエンテーションが終わり、アルファベットが大きく書かれた紙を持った誘導スタッフの方達が6人ずつ声をかけて先導していきます。ほどなくして(体感では10分ないくらい)スタッフの方達が戻られ、次の受験者を呼びました。私はこの時呼ばれました。6人チームの前から二番目でしたのでコの字の位置は悪くはないかなと予想。アルファベットはおそらくAからTまででした。
試験会場と思われる部屋の前で、小学校の徒競走の順番待ちのようにアルファベット順に整列して待ちます。この時にスタッフさんに質問もできました。荷物を置く場所を質問している方がいました。
15分ほどで試験会場へ入室。
思ったよりも1ブースがコンパクトにまとまっています。入室時にトレイの枚数を目視確認。3枚ある!人数より少ない枚数だったと言う報告があったので心配していましたが、ここはクリアに。しかしお皿が全然足りません。こちらの作業台には5枚、反対側にはたくさん積んであります。
放送で使用する備品の数が伝えられます。お皿は2枚とのこと。練習と違う。。足りなければあちらから借りてこよう。
試験開始。すでに緊張で口の中が渇いていましたが、第一声ハキハキと発声できました。手は震えるし笑顔は不自然だったと思います。いつもより慎重に、と自分に言い聞かせます。
私をメインに見てくださるであろう試験官は眉間に皺を寄せてむっつりとした雰囲気でした。でも場所が遠いし、上司に練習を見てもらっているような雰囲気だし、あまり気になりませんでした。早く飲みたい、早くして!というプレッシャーがないのが実践とは違うと感じました。
シャトータサン2020。ワインを開かせるためのデキャンタージュ。澱はございませんでした、とボトルを差し出すと「ウム」と頷く試験官。少々お味見よろしいでしょうか。「どうぞ」のジェスチャー。
周りの方達より早く進められていたと思います。抜栓とデキャンタージュは練習の成果が出せて上手くいったと自負しています。ワインをこぼすこともありませんでした。
終了後、荷物をクロークで受け取り、更衣室に戻りスマホを見ると13:20。あっという間だった、、、失敗は二点です。
片付ける時にライトがつけっぱなしだった(トレイに備品を載せるタイミングで消灯。所作が美しくない。。涙)
そして、空のワインボトルを入れたパニエをボトルごと片付けてしまいました。
→些細な減点です。緊張のあまり早くなりすぎ、周りの方を見ている余裕がなかったのは反省点です。
自分が終わってから他の方達の作業スペースを見ると、
コルクとボトルが載った皿①とデキャンターが載った皿②があるタイプ
コルクが載った皿①とデキャンターが載った皿②、ボトルの入ったパニエがあるタイプ
に分かれていました。後者がやりたかったのです。前者でもきっと大きな失点にはならないでしょう。。なぜ、私はボトルごとパニエを片付けてしまったのか、、、後悔しかありません。これまでの練習と異なる指示があり、考える間も無く本番が始まり、冷静に考えれば絶対にやらないミスをしてしまいました。結構落ち込んでいます。
これまでの報告を拝読する限り致命的ではないと信じたいのですが、先生に「問題なし」と言っていただけることを願っています。涙→問題ありません(笑)。
二次試験終了時ほど晴れ晴れとはいきませんが、今年一年の成果が出ることを信じて結果を待ちたいと思います。ご多忙のところ恐縮ですが、コメントいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
いつもお世話になっております。
先日は「今年のソムリエ呼称のテイスティングを振り返る 2」にて1番上に掲載いただだいた者です。
2次試験の結果をご報告できておらず申し訳ございません。
無事通過し、本日の実技試験へと進ませていただいております。
いつも拝見していた中で、自分の送らせていただいた文章が出てきた喜びは今も覚えております。先程ソムリエの2次試験を受けてまいりましたので、受けてのご報告を簡単ではございますがお伝えできればと思います(自分の備忘録も兼ねております)。
受験地は2次と同じく「金沢」。ANAクラウンプラザホテル金沢 4Fの雲雀の間という会場でした。式場の親族控室のような空間で控室と同じくらいのサイズ感でした。当日は清々しく晴れた日であり、移動時間や待ち時間も含め気持ち良く過ごすことができました。
12:00開場とあり、1時間前に試験のフロアに着いたところ、12:00から控室に入れる→12:30からオリエンテーションということでかなり待ちました(想定の上、早く行きました。何かあって遅刻、が1番避けたいので)。
控室兼オリエンテーションの部屋には受験番号の書かれた椅子はソーシャルディスタンスを保ち、間隔を空けて配置されていました。正面の中央にホワイトボードがあり、受験番号が書かれ、どの椅子に座って良いかと同時に何人受けるのががわかりました。
金沢会場は14名でした。私は受験番号Aでしたが、他にGやJ?の方少数もいて何の区分かなと思いました。
荷物はクロークと説明書きには記載ありましたが、クロークの場所を尋ねるとそのまま持っていて良いとのことでした。12:30〜オリエンテーションがスタート。早めに説明は終わったが、12:40まで待機し、1番始め(若い番号から順に)のグループから試験会場に荷物を持って移動。4人1グループでした。私は1番始めのグループでした。
会場の配置は中心に一文字に2つの会議テーブル(白クロスがかけられている)が置かれ、その上に今年からの角トレー。
正面に試験官2名。1試験官あたり2人見るようです。
そして部屋の両サイドにゲリドンに見立てたテーブル。2人で1ゲリドンの計算か。横目で配置と備品の数を確認。4人が整列すると、受験番号と名前を順に伝える。
そして説明スタート。
ワインは、シャトー・タサンの2019年。
パン皿は2枚まで!!「パン皿?」とゲリドンを見ると想定より大きなお皿が…。→比較的大きな皿が出てくるとの報告を以前もいただいたことがあります。ご覧の皆さんもご注意下さい。
3枚で練習してきたが、まあ良いでしょう。→素晴らしい切り替えです。
デキャンタにリンスは不要も含め、後は例年の報告と同じでした。説明中も前後に体を揺らしこっそりゲリドンチェック。
説明が終わると再度説明するか問われ、無言が2秒続いたので「大丈夫です」と答えました(この積極性はポイントに入りますでしょうか(笑))。→(笑)減点方式のはずなので、加算はありません。試験官「それでは始めます。よーい始め」
急に始まるものだな、と内心思いながらスピーディーにスタート。第一声は4人とも同時スタートと思いますが、私が1番に終わり、ゲリドンに向かう。(私は「かしこまりました。少々お待ちくださいませ」しか言っていません。オンラインセミナーで受けた講師の流派に則っています)→この”こーざ”ではオーダーの復唱は基本の一つとしておすすめしていますが、合否を左右するほどのものではありません。パニエにワインを入れ、試験官にプレゼン。デキャンタの了承を得る。
(ここでも上記の流派からデキャンタの理由は省きました。試験官の顔が曇りました。飛ばした、と思われた?)→多少の減点はあるかもしれません。スピーディーにゲリドンへ。トレーにアイテムをセット。運ぶ途中、デキャンタを忘れたことに気づき戻る。すると途中、紙ナフ2枚が宙に舞い落ちた!慌てて拾い、ゲリドンの端に置き、新しい紙ナフ2枚に交換。そうこうしているうちに、もう1人の受験生がゲリドンに。(試験修理後気づきましたが、グラスとデキャンタの汚れチェックしていなかったかもしれません。覚えていません)
角トレーにアイテムを配置。ライトを点ける。
キャップシール→ナフで拭く→抜栓→ナフで拭く→お味させていただく
ここはスムーズにいきました。
デキャンタも最後に澱が見られ、数ミリ残す。(残した理由は伝えず)
ボトルをコルクを乗せたパン皿に乗せ、2回に分けてゲストグラスに注ぐ(トーションでカバーも忘れず)。
そして、「ごゆっくりお楽しみくださいませ」ライトを消す→「コルクはお下げしてよろしいでしょうか?」
トレーを持ってくる。
するとどうか!練習でコルク、ボトル、デキャンタそれぞれを小皿に載せていたため、今回のパン皿2枚のため、コルクとボトルが共存。迷っている暇はないので、コルクを素手で下げました(何が正解でしょうか?)。→ここの明確な正解はわかりません。
ゲリドンに片づけ、「終了しました」1番乗り。だいぶ早く終わったと思います。
そこから体感1分待ち、全員終了。試験官から「後1分程残っておりますが終了でよろしいでしょうか?」
5分前後で終わったのか。早過ぎたか?と思いました。
ちなみに全員ボトルは立ててあり、コルクは素手で(もしくはトーションで掴んだ?)戻したようでした。「じょうごでボトルに戻し、お持ち帰りください」
ボトルに戻した後のじょうご、どうしたら良い?と思いながら、恐る恐るデキャンタの上に添えて置きました(笑)ここも見られている?終わったグループから即解散でした。以上です。
論述も実技も想定した最悪の結果にはならず、ひとまずホッとすると同時に、結果発表の12/9(木)まで絶対ドキドキしていると確信しております(笑)個人的には書類不備が1番怖いです…。→確かに一番怖いかもしれませんね(笑)長文と稚拙な文章失礼いたしました。もしご迷惑でなければ3次の結果もご報告させていただければと願っております。
ありがとうございます。
昨日のソムリエ三次試験について気づいたことをまとめました。参考までにお願いいたします。
会場:ホテル阪急インターナショナル
・会場の様子について
試験会場はA~Dの4つのブースに分かれており、パーテーションで区切られていました。A~Dグループそれぞれ試験が終わり次第グループごとに次の受験者が入っていくため私が会場に入った際には他のグループが試験中でした。私のCブースへ入ると、6名の受験者対して、3名の試験官が座っていました。今回から始まったトレーについてはブースに入った段階で受験者の前に置かれていました。各道具は、すぐ後ろのテーブルに置かれていました。試験官と受験者の距離が思っていた以上にあったので余り緊張しすぎずにできました。
(受験者の長机と試験官の長机の間は1メートルは空いていたと思います。)・サービスについて
トレーの使用についてはHPでも記載があった通りトレーの中でサービスができていればよいという内容だったので人によって皿やグラスを置く位置は様々でした。私自身のサービスでいえば、デカンタージュする際にライトを当てる位置を間違えてしまい、半分注いだ段階で、デカンタージュしたまま角度は変えずにライトが当たる位置にさりげなくずらして修正しました。→ボトルの角度を変えなかったのが素晴らしいです。しっかりライトを当てているアピールになったかもしれませんね。
唯一失敗したのはその点です。私自身は現在の仕事で抜栓することが全くなく、普段ボトルを開けることもないので抜栓は非常に心配でした。前日の夜の練習では、コルクにスクリューを斜めに入れてしまい力ずくで開け、家の壁と自分のワイシャツに赤ワインをぶちまけてしまいました。→実際に試験でやってしまう人が大勢います。なにより落ち着いて抜栓することをこころがけましょう。それでも合格しますので大丈夫ですが…。余談ですが、私の後輩が受験した時に、上記と同じミスをした隣の受験生にワインをぶちまけられ(笑)、当時着ていたコックコートを真っ赤にして帰ってきました。受験番号が隣同士だったらしく、その方も合格していたことも確認したそうです。
心配な気持ちが残る中、本番では慎重に落ち着いてでき、今までで一番スムーズに抜栓できました。
後は論述の結果もふまえて、天に祈るだけです。以上、何か他に気になることがありましたら返信させていただきますのでよろしくお願いいたします。
お世話になっております。先日、二次試験の報告をさせて頂きました。
二次試験の結果の報告が遅くなりましたことをお詫びすると共に三次試験のご報告をさせて頂きます。
(二次試験は無事通りました!ご返信下さり、ありがとうございました)会場:大阪(阪急ホテルインターナショナル)
【流れ】
12:05頃に向かいました。
現場に到着するとすぐに更衣室に案内され着替えを済まし、控室へと案内されました。既にたくさんの方が着席されていました。
オリエンテーションから案内されるまではずっと静かで暇でした。待ってる間ずっと脳内でイメージトレーニングをしていました。メモを見ている方もいました。【試験開始】
順番に案内をされ、試験場へ移動。私は4巡目でした。45〜1時間くらい待ったかと思います。受験者6名に対して試験官は3名。広い宴会場のような場所でグループごとにパーテーションで区切られており隣のグループの声は丸聞こえでした。
(思ったよりガヤガヤと騒がしい感じだなとも思いました)先に1人ずつ受験番号と名前を順番に言い3人のうち重鎮ぽい男性が
・トレーの注意事項
・2020年シャトータサンであること
・パン皿は2枚まで使用可能であること
・片付けまでが試験の対象であること
などを述べました。そのまま「では始めてください」となりみんな数秒沈黙し「か、か、かしこまりました。シャトータサンですね」というややドタバタのスタート(笑)→緊張感が伝わりますね(笑)
すぐ背後にワイン、備品は用意されていました。2人分が同じ場所に置かれていたので取り合いにはなりませんでした。
→取り合いはしないように気を付けましょう。マナーの無い所作は減点になる可能性がありますので。
お皿やデキャンタは赤ワインが付いていたのでそのまま使っているんだな、と思いました。(さすがにグラスは綺麗でしたが)→毎年のことのようです。私の時もそうでした。まぁ、そのつど洗ってられませんからね。
今年から導入のトレーはまったく滑らず安定感がありました。
2020年なので「ワインの香りと味わいを開かせるために、デキャンタージュをさせて頂いてもよろしいでしょうか?」と述べ(あまりにもタイミングが全員一緒だったので少し笑ってしまいました笑)準備を始めました。とても剥がしやすいキャップシールだったので滞りなく。抜栓もスマートではないですが問題なかったです。
ナプキンで拭く工程、ライトの点灯、デキャンタも滞りありませんでした。若いワインなので澱もなく全て注ぎ切り「澱はございませんでした」と一言。パン皿2枚はコルクとボトルに使用しました。ホストテイスティングをお願いした後ワインを注ぎ「ごゆっくりお楽しみくださいませ」で締め、「コルクはお下げしてよろしいでしょうか?」と声かけし、片付けを終了しました。
皆終了したところで無表情だった重鎮のような方が「お疲れ様でした」とニッコリ笑って下さったのでようやくホッとしました。
ワインをボトルに戻し、お皿などを元の位置に戻して会場を後にしました。【振り返り】
自分の中では大きなミスは無かったと思います。緊張して手が震えてはおりましたが練習通りにできました。私の職場はワインが頻繁に出る環境ではありません。抜栓がぎこちないのはもう仕方ない!と割り切り流れを完全に身体に染み込ませるよう自宅で練習を重ねました。マスキングテープをトレーの内寸サイズでカットし自宅のテーブルに四角に貼って練習しましたがとてもおすすめです。→とても良い方法ですね。おかげでデキャンタージュの準備は誰よりもスムーズでした!
私は「この中で完結させよ!」というトレーのシステムの方が置く場所を決めてしまえるのでやりやすいのではないかなと思いました。→私も同意見です。試験と割り切れば迷わずに済みますからね。
お皿が直径14〜15cmくらいだったので想定していたより大きく感じました。以上です。
長文になりましたが少しでもお役に立てれば幸いでございます。結果はまだわかりませんがとにかくやりきりました!
またご報告させていただきます!
お世話になっております。この度名古屋会場にて三次試験(実技試験)を受験しましたので報告をいたします。
名古屋会場はコの字ではなく受験生6人が一連に並び試験管3人と向い合せになるセットでした。
ワインは「シャトータサン2020」小皿は2枚のみで小皿3枚で練習していた私は何かを小皿以外に置かなくてはならないと考えては見ましたが、デカンタージュを終えたワインをパニエに戻して調整しました。→一番しっくりくるかもしれませんね。名古屋会場実技試験トップバッターのグループでした。
1回目だったので途中試験官同士が備品配置にミスがあったのかバタバタしていました。私の前にいた試験官は無表情どころか目も合わせてくれない状態で、プレゼンテーション中もワインの名前、ヴィンテージを伝えたあと「こちらのワインはヴィンテージが若いので〜」と説明しているのにも関わらずもう早くワイン置いていいよと手で合図されてしまいました。試験中はあまり気にせず大きなミスなく最後までやりきりましたが、試験が終わってから考えると、もう君は論述で落ちてるから実技は見ないよと言われてるような気がして気持ちが落ち込みました。(隣の受験生も試験中縮こまってしまい申し訳なさそうにサービスをしていました)→おそらくそんなことはないと思いますが、態度が威圧的な試験管のお話は聞こえてきます。わざとなのか、採点に必死で余裕がないのか、真意はわかりませんが気にせず自分のペースで作業をすることが大切です。気にするだけ損ですから。
こーざの先輩方の無愛想な試験官についてのコメントがあり、私もそれを読んでそういう人もいることはわかっていましたが、実際自分が体験すると試験中より試験後の気持ちに影響が出ます。→気持ちはわかります。
今日この7分の為に2次試験結果発表から何本もワインを買って開けて練習して交通費を出して試験会場に来てさあベストを尽くそうというときに、普通にやれば受かるとはいえ試験官の対応でパフォーマンスにばらつきが出てしまうのは如何なものかと思いました。
すみません、本当は細かく実技の中の動きをコメントしたかったのですが、気持ちの整理がつかないのでまた改めて報告いたします。
こんばんは、3次試験終了しました。
僕自身、お店で平均1日3本くらいは出ていたので練習はしっかりできていたと思います。
緊張しいなのでなるべく意識しないように試験まで過ごしていました。直前までは緊張はなかったのですがやはり目の前に来るととても緊張しました。まず、名古屋会場の雰囲気ですが2次試験会場がオリエンテーション会場でした、そこから隣の部屋に行き実技試験場というような感じでした。横並びの机に今年からのトレーが並んでいました。
5歩くらい後ろに同じ机が並んでいて必要なものが置いてある感じでした。デキャンタは使い回しだったようで前の人のワインが少し残っていました。試験官は温かい人で頷きや笑みをくれ緊張は多少解れました、セミナーで知り合った方と一緒に受けたのですが別の試験官だったらしくとても塩対応だったらしいです。めちゃめちゃ緊張したと伺いました。→まさに上の報告の方のような…ですね(笑)
実技ですが、実物に即した提供方法でとの事でしたので、特にデキャンタの意図は伝えず、終わった後に澱はございませんでした。と伝えつぎきりました。
横の人がバリバリのホテルマンな感じの方で完全にペースを乱されてしまい、コルク抜栓後の紙ナフキンで瓶口拭き忘れ、コルクの下げ忘れがありました、2番目くらいに終わったのですが終了しました。と言った僕より後の方がコルクはお下げしてもよろしいでしょうかと聞いていてアチャーと思いましたが胸を張ってみなさんが終わるのを待ちました。凡ミスをしてしまいましたが自分的にはやりきった気持ちでいっぱいです。→些細な減点で全く問題ありません。
合格発表まで時間はありますが先生には感謝しかありません、来年度のこーざはどうなってるかわからないですが、間違いなく僕のワイン勉強の故郷です、初心を忘れないためにもダルマさんをクリックしに帰ってきます!→ありがとうございます!
本当にありがとうございました、また結果報告致します。
お疲れ様です!来年からも独学の皆さんに情報が少しでも回れば!と思い早速ご報告させていただきます!
東京会場、ホテル雅叙園東京
私は13:00集合でした。12:30頃に会場に付き、最初に受験票の提出、控室や着替えの場所を確認する所がありました。集合場所兼控室は2階、着替えとクロークは3階でした。3階へのぼり着替えを。わたしは小さな手提げを持っていき、その中に試験の流れを書いたメモ、時間をつぶすための本、筆記用具、お水、受験票などを移しました。大きな荷物とコートを預けるためにクロークヘ、なんとクロークが大変に大行列。15分近く並びました。もう少し余裕をもって来ればよかった!と思いました。→東京会場は受験者が多いですからね。今年受験の皆様もご注意下さい。
荷物を預け、お手洗いをすませ、12:57ぎりぎり集合場所へ。しかし前の方々が押しているようで、13時になってもしばらく入室できませんでした。特に指示もなく控室前でわちゃわちゃと人が集まっていたので、心配する方々が入口の方に確認をとる姿を何度も見ました。13時すぎにようやく入室です。
13:15から試験についてのアナウンス。アナウンスしてくださっている方が優しい方であと15分くらいは呼ばれないのでお化粧室などどうぞと声をかけてくださいました。控室にはいってから45分くらいの待ち時間だったかなと。
14時ちょっと前くらいに試験会場へ案内が始まりました!AからTくらいまでのアルファベットに振り分けられ、しばらく待機。そしていよいよ会場へ。
長テーブルに3名の試験官さんが座っておりコの字型のテーブルに6名受験者が並びました。わたしはちょうど真ん中の試験管さんの真正面。目ヂカラの強い方でした。それまで平気だったのに試験官さんの目を見た瞬間ぶわっと緊張がはしりました。
働いているお店はカジュアルなので、パニエやデキャンタージュなどあまり使ったこともなくパニエを購入して練習したり、エクセレンスを受けている上司に見て頂いたり…というような練習をしておりましたがやはり慣れないことをするという緊張感がすごい。そして思っている以上に一人の範囲が狭かったです。わたしの真後ろが備品等を置いてあるところで、気をつけないと備品を取りにきた方とぶつかってしまうほどの距離でした。
2020年シャトータサン、グラスは2個、お皿は2枚、今年からトレーの上で完結すること。
いやもうほんとに緊張しました。自分がちゃんと声を発せているかすら危うくキャップシールに切れ目をいれたまではいいですが、手が震えまくっていてなかなかいつものように上手くはずせない!焦りました…
あと、トレーとパニエの相性なのか布の上でやるよりも動きやすくけっこうしっかり目に押さえないとずれました。→確かにクロスの上よりは動くかもしれません。
コルクにスクリューを刺しゆっくり抜き取る、最後は手でそっといったつもりだったのですが、ぶしゃ!っとワインを少しまき散らしました…→緊張であるんですよね。上でも書きましたが、毎年必ずいらっしゃいます。
練習でそんなことしたことなかったのでもうテンパりまくりました。目ヂカラの試験官さんと目があい、すかさず何か書き込んでおりました…→それでも些細な減点です。
失礼しました。と言い続行。瓶口をふき、大変に、コルクは大変に健全です!と噛みまくりながら変なことを発してしまいました。お味見させて頂きます。と言い、味見を。
ワインは大変素晴らしいです!と言ったところで自分がゲストのところに置いていたグラスでテイスティングしていたことを気づきました。大失態!やらかした!と思いながらそっとグラスを移して続行。そこからは逆に開き直ることができ、ライトをつけてデキャンタージュしてお味見を。と少量注いで合図や頷きは一切なかったのでそのまま一呼吸おいて注ぎ足しました。隣の方がごゆっくりお楽しみください!という言葉を聞いて、はっ!、そうだった!と自分もごゆっくりお楽しみください!と言い、片付け。終了しました!と一連の流れを終了。→やり切れば絶対に大丈夫です。
同じチームの方にはライトを片付け忘れている方や片付けのときにグラスを倒してしまった方などもいました。皆緊張しているのだなと。2枚のお皿もワインとデキャンタージュを載せている人、デキャンタージュとコルクを載せている人など様々でした。
このようなかんじで、7分の試験はあっという間に終了しました。たくさんミスをしてしまいとても落ち込みました…。お客様の前だと平気なのに、なぜ試験は緊張してしまうんでしょうか…→不思議ですよね。私も受験した時はお客様の前より緊張しました。
1次試験から長い間大変お世話になりました。論述も気がかりですがここまできたので希望は捨てずに結果発表まで待とうと思います。
ありがとうございました!
ホテル雅叙園 東京会場
昨年3次で不合格で 今年 再試験をした者です。【試験前~控室入場まで】
11:30にホテルへ到着。ソムリエ受験の方は着々と集まっていました。
2階受験会場フロアへ行きホワイトボードに貼り出された受験番号 集合時間 控室を確認し3階 更衣室へ移動し着替え。クロークへ荷物を預けて控室前へ待機。
12時に控室へ入場し20分からのオリエンテーションまで待機。12:20に受験による説明があり、10分後 すぐに試験室前へ整列して移動。【試験室入場】
入場しコの字テーブルへ整列
今年から変更されたトレーでの作業としてトレーは最初からテーブル上に置かれてありました。
受験番号 名前を言ってアナウンスが流れました。・ワイン『シャトータサン2020』
・リンス 必要なし
・ 実技 トレー内での完結 etc…
そのときに 下皿は2枚までのみの使用
まずこれに戸惑った方も居たと思われます。3枚で練習した方はとくに。最後に ボトルは皿から作業台(トレー)へ移動させるとのこと。→おそらく、残ったワインの量を見たいのだと思います。
この意味が良く理解できませんでしたが練習した通りにやろうと思い受験スタート。【サービス実技】
『かしこまりました 少々お待ち下さいませ』でパニエ、ワインの順で取りに行きワインプレゼンテーション。
そして備品の用意。このときにハプニングが起きました。自分が手に取ったライトの電灯が着きませんでした。すぐに試験官の元へ『ライトが着きません』と言いに行きました。試験官もチェックしてましたがやはり電灯が着かず。このまま着けた呈でやってくれということでした。
おいおい…とは思いましたが改めてゲリトンでのグラス汚れチェックも同様。備品がしっかり使用できるかを最初の段階でチェックしておくことは大事なんだなと思いました。→ライトを使えているかどうかが合否に大きく影響しない証明ですね。というか、すべての作業の一つ一つが、大きな減点にはならないのですが。またゲリトンに行く順番が、私が一番最後だったので神様から試されたなと思いました(^^;
再度残った備品を取りに行き通常通り、ワイン抜栓 ナフキン2回拭く、テイスティングをこなしました。デキャンタージュもライトを付けるフリだけし 通常通り行いました。
あと先ほどの皿に関して私も3枚で練習していたので2枚に少し戸惑い抜栓したコルクをデキャンタを置く皿へ置いてしまいました。最後デキャンタージュを行い皿の上にデキャンタを置いた際にしれっとコルクをボトルの置いた皿へ移動させました。→このとき何か一言添えれば良かった…と後々考えました。そしてコルクを下げるとき一番困ったのですがトレー上には無論ボトル デキャンタそれぞれ置いた皿のみでコルクは直に下げることしかできないためそれで良かったのか困りました。→今回の試験において、受験者全員が困った部分だったと思います。それでも合否には関係ありません。全て片付けて終了しましたと一言。少し周りを見渡したら皿の上に置かれていないワイン、皿の上にあるデキャンタの人と私同様 皿の上に置かれたワイン、皿の上にあるデキャンタの人で半々に分かれていました。
そのときにアナウンスの指示と実技中に時折、周囲の受験生から聞こえてきた『ワインをトレーに移動させても宜しいでしょうか』の言葉の意図が初めて自分の中で理解できました。
そういう意味か… と。でもどのタイミングでワインを置いていた皿を片付けたのかも私には分からず。少なくとも練習では3枚でやっていてワインを移動させることもしていなかったので良く分からずで終わってしまいました。
唯一の後悔はそこです。この辺りはソムリエに求められる臨機応変さを試されたかなと今更感じています。→コンクールでは沢山の想定外が起こりますから、これくらいはなんでもないと協会も思っているのでしょう。そして採点においても大した比重はありません。
私を採点してるであろうペーパーが少し見えて最後の欄が✕となっていたような気がします。→ワインがトレーに移動されているか?という項目なのでしょうか…。→(笑)
それ以外はほとんど○だったような気がします。分かりませんが。またトレー内でのサービス実技完結というのがルール。皿もパン皿で少し大きいのでトレーに置いた際の備品同士の距離がせまかったです。皿の枚数も2枚しか置かれていないため余分に取ってしまった場合他の受験者さんに迷惑が掛かります。こういうのは余分に置いといてもらいたいです。
備品の距離感がせまいので最後に置いたワインを傾けて倒しそうになってしまいました。→すぐ立て直して『失礼しました』と一言添えました。
コルクの下げ ワインの移動
ワインを傾けた
あとはライトの付かないハプニングそれ以外は練習通りできたと思います。→全く問題ありません。
昨年受験し不合格から1年。去年よりもワインの知識が増えたので1年勉強し直したのは良かったですがもう受けたくないので今度こそは受かりたいです。論述も完璧とは言い切れませんがとにかく字を埋めたのは確かです。
本当に合格を祈るばかりです。
本番まで約2週間。何度も言いますが余程のことをしないと不合格にならないのが実技です。経験の少ない方が抜栓やサービスの技術が未熟なのは当たり前です。多少かっこ悪くてもいいんです。ただただ自分のペースで手順通りに作業を終了すれば、それで合格です。
何かございましたらこちらまで
info★majime2.com 牧野 重希