2022年度講座開講!CBT試験対応!ワインスクールに通わずとも合格できるということ。

CBT過去問・想定問題 ブルゴーニュ編

2022/02/22
 
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第33回

ブルゴーニュ地方の過去問・想定問題に入る前にお話を一つ。
おそらく世界で一番有名でかつ高価なワイン、ロマネ・コンティの名前の由来について。

ロマネ・コンティの名前の由来~ポンパドゥール夫人とコンティ公爵

1700年代半ば、ルイ15世の愛妾・ポンパドール夫人とコンティ公爵が畑の取得をめぐって争いました。

銀行家の娘という平民の出ながら、美貌と才能でフランス国王の愛妾となったポンパドゥール夫人。その後、その持てる能力を如何なく発揮し、政治に関心の薄いルイ15世に代わって権勢を振るうようになりました。ベッドの上でフランスを牛耳ったと言われ、「私の時代が来た」という言葉を残しています。

一方のコンティ公爵(ルイ・フランソワ1世)は優秀な将軍で、ルイ15世の絶大なる信頼得ており、ポーランド王にと名前が挙がるほどの人物でした。

そして、この二人の諍いが始まるのですが…。

ある日、ポンパドゥール夫人は、外国からやって来る大使に対して彼女本人と謁見することを義務付けました。王妃ではなく、妾(めかけ)であるにもかかわらず。さらに、謁見の場から椅子を全て取り払ったといいます。”私と会う時は立っていなさい”ということです。

普段から彼女の傍若無人ぶりを快く思っていなかったコンティ公爵は、彼女のところに招かれた時、部屋の中央にある彼女のベッドに腰掛けて「素敵な椅子をお持ちだ」と言ったそうな。

この日を境に二人は完全に決裂してしまいました。

この後、コンティ公爵はポーランド王に推挙され、ルイ15世も最初は彼を後押ししたと言われますが、力を持ったポンパドゥール夫人が四方八方手を尽くし、この話を潰してしまいます。

ちょうどこの頃、当時としても最高の畑として名声を博していた「サン・ヴィヴァン修道院」所有の区画ロマネ(現ロマネ・コンティ)が売りに出されます。(ちなみに、リシュブールやラ・ターシュは「シトー修道院」の所有)

ワインを愛寵していたポンパドール夫人は、自分の力を誇示する為にもこの最高といわれていたブドウ畑を手に入れようとしました。しかし、コンティ公爵が黙ってはいませんでした。この話を聞きつけたコンティ公爵はすぐさま大金を用意し、このぶどう畑を購入してしまいます。そして、購入した瞬間に、畑の名前をロマネ・コンティとしたのです。

ロマネ・コンティが誕生した瞬間です。

ポンパドール夫人の失望感は並々ならぬもので、以降、ベルサイユ宮殿から全てのブルゴーニュワインを閉め出したと伝えられているほどです。

そして、ちょうどその時、ボルドーに左遷されていたリシュリュー男爵が事の顛末を知り、彼自身も起死回生を狙いラフィットをポンパドゥール夫人に勧めました。
そして、ルイ15世がラフィットを大絶賛、王室御用達のワインとしてヴェルサイユ宮殿の晩餐会で振る舞われるようになりました。この件で、リシュリュー男爵は汚名挽回し、ポンパドゥール夫人もより評価を高めたそうな。

さて、主役のロマネ・コンティはというと、コンティ公爵が自分の宮殿に来た王族・貴族、芸術家たちにのみ振舞ったものですから、そして、それが素晴らしいワインだったようですから、噂が噂を呼び、希少性も相まってロマネ・コンティの名声がさらに広がっていったということです。

ここからロマネ・コンティの伝説が始まりました。

ただ、この時代のロマネ・コンティはおそらく今私たちが知っているロマネ・コンティの香り・味わいとは全く別物であったはずです。

他のグランクリュについても、名前の由来を見ておくと暗記に役立つかもしれません。
30回・31回でご紹介しましたが、もう一度。→時間のある方だけで

ブルゴーニュのグランクリュの畑名の由来~コート・ド・ニュイ編
ブルゴーニュのグランクリュの畑名の由来~コート・ド・ボーヌ編

それでは過去問・想定問題です。
問題数が多いですが、どんな内容が問われたのかをしっかり確認していきましょう。
毎年同じような出題が必ずありますので、そこを落とさないようにチェックしてください。


明日ではなく、今日少しだけでも頑張りましょう。疲れているのは皆同じです!
写真は秋のブルゴーニュです。

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CBT過去問・想定問題 ブルゴーニュ編

 

↓想定問題の回では毎回同じ記述を添えております。ご存知の方は読み飛ばして下さい。
※これらの問題は受験された方々からいただいた出題情報をもとに、私が手直したものです。CBTという特性上、全く同じ問題という確証は取れませんので<想定問題>とさせていただきました。
実際の試験では選択肢方式ですが、問題量も多いのでそこはつけておりません。また各回の過去問と同じく解答はつけておりませんが、実際の試験で何を問う問題だったのかがわかっている問題は解答をつけました。
【答】マークの右横を選択、もしくはタップや長押し(スマホ・タブレットの方)をしていただくと解答が見れるように同系色の文字で記載してあります。
各年度の問題量は、提供していただいた情報量にもとづいており、出題頻度とは無関係です。ランダムに配置しましたので、試験感覚で復習してみて下さい。

目次

 

2018年

・シャブリ地区の有名な土壌は?

・ボージョレ・ヌーヴォーの醸造方法は?

・Chablis Grand Cru Moutonneが位置するGrand Cru二つは?

・ヨンヌ県において赤ワインのみが認められたAOCは?

・AOC Pouilly-Fuisseが属する地区は?

・AOC Cortonのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。

・AOC Irancyの主要ブドウ品種は?

・Premier Cru Marconnetsが属するAOCを選べ。

・AOC Rullyが属する地区は?

・Premier Cru Les Rugiens Basが属するAOCを選べ。

・地図問題 Chablis Grand Cru Valmurの畑の位置

・Chambertin Clos de BezeとGriotte Chambertinに隣接しているGrand Cruは?

・Premier Cru Genevrieresが属するAOCを選べ。

・Chablisにおいて一番大きなGrand Cruは?

・Premier Cru Les Grevesが属するAOCを選べ

・コート・ド・ニュイで最も南にあるGrand Cruは?

・Mazis Chambertinと隣接するGrand Cruは?

・Bourgogne-Hautes-Cotes de Nuitsのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。

・Premier Cru Les Amoureusesが属するAOCを選べ。

・ボージョレ地区北部の主な土壌を選べ。

・Charmes-Chambertinを名乗ることができるGrand Cruを選べ。

・コート・シャロネーズにおいて白ワインのみの生産が認められているAOCを選べ。

・AOC Marsannayのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。

・地図問題 Criot-Batard-Montrachetの畑の位置

・アリゴテ種100%で造られるAOCは?

・AOC Givryのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。

・Premier Cru Clos des Mouchesが属するAOCを選べ。

・Puligny-MontrachetとChassagne-MontrachetにまたがるGrand Cruは?

・AOC Macon-Villageのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。

・AOC Blagnyのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。

・Vosne-Romanee村にあるGrand Cruの数は?

・ブルゴーニュにおいて、最も栽培面積が大きい特級畑は?

・地図問題 Bienvenues-Batard-Montrachetの畑の位置

・AOC Cotes de Beaune Villagesのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。

・Saint-Brisで使用が認められているブドウ品種は?

・地図問題 Chevalier-Montrachetの畑の位置

・マセラシオン・カルボニックについての説明として正しいものを選べ。

・マコネ地区において白ワインのみが認められているAOCを選べ。

・Grand Cru Corton-Charlemagneを産出する村の組み合わせとして正しいものを選べ。

・AOC Vougeotのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。

・Puligny-Montrachetのみに位置するGrand Cruを選べ。

・Chassagne-Montrachetのみに位置するGrand Cruを選べ。

・AOC Mercureyが属する地区は?

・地図問題 Ruchottes Chambertinの畑の位置

・「La Grande Rue」「La Romanee」「Clos de Tart」「Richebourg」の中からモノポールではない畑を選べ。

・Morey-Saint-DenisにあるGrand Cruの数は?

・AOC Beaujolaisが主に属する県を選べ。

・Premier Cru Grands Epenotsが属するAOCを選べ。

・Griotte Chambertinの北にあるGrand Cruは?

・ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社のモノポールを選べ。

・ブルゴーニュ地方の代表的なチーズを選べ。
【答】 エポワス(ウォッシュ)

 

2019年

・モノポール La Romaneeの所有者は?

・Vosne-RomaneeのGrand Cruの中で最も南に位置する畑は?

・地図問題 Volnay の位置

・AOC Beaujolais Villagesのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。

・AOC Cotes de Nuits Villagesのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。

・AOC Irancyのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。

・コート・シャロネーズにおいて白ワインのみが認められているAOCを選べ。

・AOC Montagnyのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。

・Chablisにおいて二つのGrand Cruにまたがる由緒ある畑は?

・地図問題 Pernand Vergelesses の位置

・ボージョレを除くブルゴーニュワイン販売における輸出の割合は?
【答】 55%→うち金額ベースで、日本はアメリカ・英国に続き第三位。

・AOC Pommardのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。

・Chambertin Clos de BezeとChapelle Chambertinに隣接しているGrand Cruは?

・「Clos de la Roche」「La Grande Rue」「Clos de Tart」「La Tache」の中からモノポールではない畑を選べ。

・Premier Cru Folatieresが属するAOCを選べ。

・地図問題 Chevalier-Montrachetの畑の位置

・Cru du Beaujolaisの中で栽培面積が二番目大きいAOCは?

・Premier Cru Perrieresが属するAOCを選べ。

・コート・ド・ニュイにおいて最も南に位置する村名AOCは?

・Premier Cru Clos Saint-Jacquesが属するAOCを選べ。

・ブルゴーニュ公国の首都として栄華を極めた都市を選べ。
【答】 ディジョン

・Chablisにおいて一番小さなGrand Cruは?

・Charmes-Chambertinを名乗ることができるGrand Cruを選べ。

・Premier CruClos des Chenesが属するAOCを選べ。

・Morey-Saint-DenisとChambolle-Musignyにまたがる特級畑は?

・Premier Cru Clos des Reasが属するAOCを選べ。

・Chambolle-MusignyのPremier Cruは?

・AOC Saint-Aubinのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。

・Puligny-Montrachetのみに位置するGrand Cruを選べ。

・コート・ド・ニュイで最も北に位置するGrand Cruは?

 



2020年

・地図問題 Chablis Grand Cru Bougrosの畑の位置

・この川の右岸の丘陵にChablis Grand Cruの畑が並びます。この川の名前は?

・AOC Vezelayが属するエリア(県名)は?
【答】 ヨンヌ県

・地図問題 Chablis Grand Cru Les Closの畑の位置

・VougeotにあるGrand Cruの数は?

・Premier Cru Les Cazetiersが属するAOCを選べ。

・AOC Musignyのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。

・1981年にGrand Cruに昇格したMorey-Saint-Denisの畑は?
【答】 Clos des Lambrays近年昇格したGrand CruとしてはLa Grande Rue(1992年)などがあります。

・AOC Chambolle-Musignyのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。

・Grand Cru Romanee-contiの下部(東側)に隣接する特級畑は?

・Premier Cru Les Amoureusesが属するAOCを選べ。

・コート・ド・ニュイにおいて南から数えて3番目にある村名AOCは?

・コート・ド・ニュイで唯一白ワインが認められているGrand Cruは?

・Vosne-RomaneeにあるGrand Cruの中で最も南にある畑は?

・Chambertin、Musigny、Grands-Echezeaux、La Grande Rueのうち最も北にあるものと南にあるものを選べ。

・地図問題 Ruchottes Chambertinの畑の位置

・コート・ド・ニュイにおいて、最も栽培面積が大きい村名AOCは?

・地図問題 Griotte Chambertinの畑の位置

・ヴォーヌ・ロマネの最南端のGrand Cruは?

・Chambertin Clos de BezeとGriotte Chambertinに隣接しているGrand Cruは?

・地図問題 Vosne-Romaneeの位置

・地図問題 Criot-Batard-Montrachetの畑の位置

・ピエール・ダモアが所有するモノポールは?
【答】 Clos Tamisotこれは答えられなくてもいい問題です。なんで出題されたんだろう、だったら他にもっと有名で知っておくべきモノポールがあるのにと思うくらいです。

・1395年にフィリップ豪胆公がコート・ドールでの栽培を禁じたブドウ品種は?
【答】 ガメイ比較的有名な逸話です。

・「Chorey-les-Beaune」「Pernand Vergelesses」「Monthelie」「Blagny」の中から最も北にある村名AOCを選べ。

・AOC Cortonのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。

・地図問題 Chevalier-Montrachetの畑の位置

・地図問題 Pommard の位置

・コート・ド・ボーヌにおいて、赤ワインのみが認められたAOCを選べ。

・コート・ド・ボーヌにおいて、Premier CruもGrand Cruもない村名AOCは?

・Premier Cru Clos de la Commaraineが属するAOCを選べ。
【答】 Pommard

・Chassagne-Montrachetのみに位置するGrand Cruを選べ。

・フランソワ・ラマルシュが所有するモノポールは?

・コート・ド・ボーヌにおいて、最も栽培面積が大きい村名AOCは?

・ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ社が所有するモノポールは?

・Premier Cru Les Ruchottesが属するAOCを選べ。

・AOC Meursaultのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。

・AOC Mercureyのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。

・ボージョレ地区北部の主な土壌を選べ。

・AOC Beaujolais Superieurのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。

・Cru du Beaujolaisの中で栽培面積が最も大きいAOCは?

・Cru du Beaujolaisの中で最も北に位置するAOCは?

・Bourgogne Passe Tout Grainsのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。

・AOC Pouilly-Fuisseが属する地区は?

 

2021年

・Chablisにおいて一番大きなGrand Cruは?

・AOC Rullyが属する地区は?

・AOC Mercureyが属する地区は?

・ブルゴーニュ地方で赤のみが生産されるAOCを選べ。
【答】 Irancy

・Chablis Grand Cru Moutonneが位置するGrand Cru二つは?

・次のブルゴーニュ地方のAOCにおいて、赤白共に認められているAOCを選べ。
【答】 Fixin

・フランス全土で面積最小のAOCを選べ。

・アリゴテ種100%の白ワインのみが認められているA.O.Cを選べ。

・ボージョレ・ヌーヴォーの輸出先第1位は?

・この中でChablis Grand Cru はどれか?
【答】 Preuses

・Saint-Brisで使用が認められているブドウ品種は?

・Cru du Beaujolaisの中で最も南に位置するAOCは?

・ブルゴーニュ地方において赤のみが認められているAOCを選べ。
【答】 Cote de Beaune-Villages

・この中からGevrey-Chambertinのプルミエクリュを選べ。
【答】 Les Cazetiers

・ボージョレ地区北部の主な土壌を選べ。

・次のブルゴーニュの畑の中から、フランソワ・ピノーのモノポールを選べ。

・Chambolle-MusignyのPremier Cruは?

・Charmes-Chambertinを名乗ることができるGrand Cruを選べ。

・ボージョレ・ヌーヴォーの醸造方法は?

・ヴォーヌ・ロマネの最南端のGrand Cruは?

・シャブリ地区の中心を流れる川は?

・ボージョレ地区において赤ワインのみが認められているAOCを選べ。
【答】 Beaujolais Superieur

・次のブルゴーニュ地方にあるGrand Cruの中で、最も北にある畑を選べ。

・Puligny-Montrachetのみに位置するGrand Cruを選べ。

 

ブルゴーニュまで終えることができました。 意外とすんなり…、とはいかないでしょうが、フランスを半分以上を終えたのですからちょっとした充実感があるのではないでしょうか。

 

何かございましたらこちらまで
info★majime2.com 松岡 正浩







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