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【2020年教本修正版】南西地方 2

2020/05/25
 
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第38回

ソムリエ試験対策は順調に進んでいますか?

まだ始めていない方、そろそろ覚悟を決めましょう。始めたばかりの方、最初はチョットしんどいものです。

また、少しずつでよいのですが、ワインをテイスティングしていますか?

まだぎりぎり2月ですが、あっという間に3月が終わり4月になります。何かと忙しくなることでしょう。ですから、今のうちになんとか助走をつけて忙しくなってもペースを乱さずに試験対策に取り組めるように意識してください。

この講座と同じペースで試験対策に取り組んでいる方はとってもとっても順調です。このリズムをしっかり維持して最後まで走り抜けてください。このまま進めば一次試験突破は間違いありません。
でも、なかなか、この講座と同じペースで試験対策に取り組んでいる人は少ないと思います。さらに、一度で全てを理解し、暗記することなど不可能なわけですし…。

覚えても覚えてもすぐに忘れてしまう。もう昔のように暗記できなくなった。

気持ちはよくわかります。でも、多少の差はあれ、皆誰もが同じことを感じ、そして悩むものです。

それでも合格するためにどうするべきなのか?

この講座のテーマで、もう言われなくても知ってるよ、とお思いかもしれませんが、
明日ではなく、今日少しだけでも頑張りましょう。
私が毎回呪文のように唱えておりますが、これに尽きます。もちろん、さまざまなテクニック等もあるでしょうが、何よりも毎日少しずつでよいので、あきらめずに暗記作業を繰り返すことです。

エビングハウスの忘却曲線という有名な実験結果があります。意味のないアルファベットを複数の被験者に覚えてもらって、いつまで覚えているのかという事を調べたものです。リンク先にも書かれていますが、20分後に42%、1時間後に56%、1日後に67%、6日後75%、1ケ月後79%が忘れてしまうという結果になったそうです。

こうして皆忘れるものなんです。

ただ、”知らないこと”と”忘れたこと”は全く違います。忘れても再び覚え直すことで、定着率がどんどん上がっていくこともわかっているんです。ですから、一次試験対策を乗り切るコツは忘れてしまうことを受け入れることにあるのかもしれません。

多少の差はあれ、みんな忘れるんですよ。人間は忘れるようにできているんですから。ただ、忘れてしまった後にどうするかというところで差がつくんです。リンク先にも書かれていますが、繰り返し復習しましょう。過去問を何度も繰り返すことも有意義だと思います。そのうち復習する時間も短縮され、過去問を繰り返すことで本番当日のスピードアップにもつながるはずです。

あと半年、とにかく暗記暗記の毎日ですが、バッジをつけている人は皆、忘れても忘れても諦めずに一次試験に挑んだ人達だということです。

※表紙は‎サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路にあり、中世の街並みを残すカオール。

明日ではなく、今日少しだけでも頑張りましょう。疲れているのは皆同じです!
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南西地方 2

ガロンヌ川をさらに上流に進んだこの地域の中心は航空機製造や宇宙産業で有名なトゥールーズです。豊かな自然を生かしてフォアグラやトリュフの産地としても有名です。
→近年、黒トリュフの最高級品がヴォークリューズ産(南ローヌ近辺)に移りつつあります。また、四季が反対のオーストラリアからも素晴らしい黒トリュフ(夏トリュフではありません)が産出されます。



C ロット川流域

このロット川はガロンヌ川に流れ込みます。

まずは色付きのAOC二つを確認しましょう。
※同じく”★”のAOCは地図上でどこにあるか答えられるようにしましょう。

Cahors
黒いワイン 
赤のみが認められており、ブドウはコット(=オーセロワ、マルベック)が主体です。70%以上。補助品種はメルロとタナ。→マルベックのシノニムも含めて、ここは完全に暗記です。

・Marcillac
赤・ロゼブドウ品種はフェール・セルヴァドゥ種主体です。

こちらもまずはここまで。下記はあきらめても全く問題ありません。フランスで新しいAOCはわりと珍しいので一応通っておくくらいです。

赤・ロゼ
・Coteaux du Quercy←カベルネ・フラン主体

下記は全て赤・白・ロゼが認められています。
・Entraygues -Le fel→赤:フェール・セルヴァドゥ、白:シュナン・ブラン
・Estaing→赤:フェール・セルヴァドゥ、ガメイ、白:シュナン・ブラン



D タルン川流域

・Gaillac(赤・白・ロゼ、白は甘辛さらに発泡まで可) タルン川
黒ブドウ デュラス、フェール・セルヴァドゥ(ブローコル)、シラーなど
白ブドウ レン・ド・レル、モーザック、ミュスカデルなど
→Gaillacの後ろに何かがつくと白の何か(発泡だったり、甘口だったり)になります。でも、Gaillacの細かいことについては出ないかなと…。

・Cotes de Millau→ガメイ、シラー、シュナン・ブラン

E ガスコーニュ・バスク地区

・白ブドウはプティ・マンサン、グロ・マンサンが有名です。
・黒ブドウは全AOCでタナカベルネ・フランと考えていいと思います。
→ここのワインもなかなか面白いですよ。試験が終わったあとに是非お試しください。

Madiran(赤のみ)
ブドウ品種:タナ(50%以上)、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン
・Pacherenc du Vic Bilh(白甘口)
Pacherenc du Vic Bilh Sec(白辛口)
ブドウ品種:プティ・マンサン、グロ・マンサン、プティ・クルビュ、クルビュ
→上記のMadiranとPacherenc du Vic Bilhは同じ地区で、赤ワインを造れば前者、白ワインを造れば後者になります。

Jurancon(白甘口)
Jurancon Sec(白辛口)
ブドウ品種:プティ・マンサン、グロ・マンサン

上記以外のAOCは赤・白・ロゼが認められております。

Irouleguy→2014年度には地図上で場所を問う出題がありました。
赤:カベルネ・フラン、タナ、補助品種カベルネ・ソーヴィニョン
白:プティ・マンサン、グロ・マンサンプティ・クルビュ、クルビュ

以下は新しいAOC。すべて白赤ロゼ可。
・Bearn
・Saint-Mont→マディラン、パシュラン・デュ・ヴィク・ビル辛の弟分
・Tursan

F リームーザン地区

昔からブドウ畑はあったようですが、フィロキセラ等で…。2017年に新AOCが発表されました。

・Correze(赤)カベルネ・フラン主体
・Correze Coteaux de la Vezere(赤・白)カベルネ・フラン、シュナン・ブラン
・Correze vin de paille(白・ロゼ)甘口のヴァン・ド・パイユ

ここも眺めるだけでOK!

お疲れ様でしたー。私もかなり疲れました。AOCも増えてるし…。なんとなく目を通したら次に進みましょう。一気に全てを覚えるのは無理ですから。

次回、もう一度まとめてから【過去問】で確認したいと思います。

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩






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