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試験対策ではないかもしれないけど…

ラム・VdL

2020/03/03
 
この記事を書いている人 - WRITER -

第41回

新型コロナウイルス感染症、どうなるんでしょうか。飲食店としても大きな影響を受けております。もちろん、意識し対策することが大切です。ただ、今の報道を見ていると必要以上に不安を煽り続けているように感じます。ここまで大げさに騒ぐ必要があるのでしょうか。

安倍首相の全国休校要請がニュースを騒がせております。イタリアでも感染地域から順に休校になっているようで、日本と同様にこの混乱した状況の中において、ある校長先生が生徒に送った手紙が秀逸!ということで紹介されていましたので、そのまま引用させていただきます。
※引用:ボン先輩は今日もご機嫌より

ロンバルディア州の緊急対策で休校になったミラノのアレッサンドロ・ヴォルタ高校のドメニコ・スクイラーチェ校長が、生徒たちへのメッセージを同行のネット掲示板に掲載。17世紀のミラノを襲ったペスト感染の状況を語るマンゾーニの名著”許嫁(I Promessi Sposi)”の引用から始まる。

〜ヴォルタ高校の皆さんへ〜

”ドイツのアラマン族がミラノに持ち込む可能性があると健康省が恐れていたペスト。それは、実際に持ち込まれ、イタリア中に蔓延し、人々を死に至らしめた…”

これは、1630年にミラノを襲ったペストの流行について書かれた”許嫁”の有名な第31章です。見事な先見性と良質な文章。ここ数日の混乱の中に置かれた君たちに、よく読んでみることをお勧めします。ここに全てが書かれています。

外国人を危険と見なし、当局間は激しい衝突。最初の感染者をヒステリックなまでに捜索し、専門家を軽視し、感染させた疑いのある者を狩り、デマに翻弄され、愚かな治療を試し、必需品を買い漁り、そして医療危機。

君たちもよく知っている通りの名前がいくつも登場するこの章は、マンゾーニの小説というより、まるで今日の新聞を読んでいるかのようです。

親愛なる生徒たち。規則的な学校生活は市民の秩序を学ぶためにも必要です。休校に至るには、当局もそれ相応の決断をしたのでしょう。専門家でもない私は、その判断の正当性を評価することも、また評価できると過信もしません。当局の判断を信頼し、尊重し、その指示を注意深く観察して、そして君たちには次のことを伝えたいと思います。

冷静さを保ち、集団パニックに巻き込まれないでください。基本的な対策(手洗いうがいなど)を怠らず日常生活を続けてください。

この機会を利用して散歩をしたり、良質な本を読んでください。体調に不備がなければ家にこもっている理由はありませんが、スーパーや薬局に殺到しマスクを探しに行く理由もありません。マスクは病気の人に必要なものです。

感染の広がりが速いのは、発展した文明の結果です。それを止める壁がないことは、数世紀前も同様で、ただその速度が遅かっただけです。このような危機における最大のリスクについては、マンゾーニ、そしてボッカッチョが、私たちに教えてくれています。

それは、人間が作る社会が毒され、市民生活が荒れること。目に見えない敵に脅かされた時、人間の本能は、あたかもそこらじゅうに敵がいるかのように感じさせ、私たちと同じ人々までもを脅威とみなしてしまう危険があります。

14世紀と17世紀のペスト流行時とは異なり、現代の私たちには確実で進歩し続ける医学があります。社会と人間性、私たちの最も貴重な資産であるこれらを守るために、文明的で合理的な思考をしましょう。もしそれができなければ、”ペスト”が勝利してしまうかもしれません。

では、学校で君たちを待っています。

一番恐ろしいのはコロナウイルスではありません。

※表紙はコロンブスが”世界で最も美しい場所”と称したマルティニク島

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ラム・VdL

【ポイント】
単独ではほとんど出題されておりません。他分野と絡めてたまに出題される程度です。ここはさらっといきましょう。

A ラム

サトウキビの搾汁や糖蜜から造られる西インド諸島の蒸留酒です。フランスが西インド諸島にマルティニク島やグアドループ島、レユニオン島などの海外県を所有しているためにラムのAOCが存在します。→その他、ジャマイカ、プエルトリコ、ハイチ、メキシコなどでも生産されています。

大きくわけて二つの製法で造られます。一つ目はサトウキビの絞り汁を煮詰めて砂糖を精製し、その後に残った成分(これが糖蜜)から製造する方法です。こちらをラム・アンデュストリエル(工業生産ラム)と呼びます。

もう一方のアグリコール・ラムは農業生産ラムと呼ばれ、天然のサトウキビから採れた純粋で新鮮な絞り汁を使用します。サトウキビの絞り汁をそのまま発酵させるためサトウキビ本来の甘く濃厚な香りがラム酒に封じ込められることが特徴です。

フランスがAOCとして認めているラムは後者のアグリコール・ラムになります。INAOによってサトウキビの品種も決められており、伝統的に連続式蒸留機が使用されます。

AOC→1996年に制定されています。
・Martinique Rhum Agricole

B Vins de Liqueurs

Vins Doux Naturelsとは違い、いろんな地方で造られていますが(たとえばシャンパーニュやブルゴーニュ)、AOCが認められているのはラングドック、ジュラ、コニャック、アルマニャックのみです。

・ラングドックのVdLはのみです。
・Macvin de Jura、Pineau des Charentesはロゼ全てが認められています。
・Floc de Gascogneには赤がありません。
※このなかで一番有名で、おそらく出会う確率が高いものはPineau des Charentesでしょう。比較的手ごろな価格で、ソーテルヌなどの貴腐ワインに比べて軽いものの、適度な酸味と甘さが魅力です。

・VdLとは言いませんが、リンゴ版VdL(リンゴ果汁にカルヴァドス)が三つAOCに認められています。
Pommeau de Normandie
Pommeau de Bretagne
Pommeau du Maine
→フランス語でリンゴをPomme(ポム)と言います。

※ブドウ品種に関しては考えなくてもいいです。



C マールとフィーヌ

※教本に記載がなくなったような…。

マールはイタリアのグラッパにあたり、ワイン醸造に使われたブドウの搾りかすを発酵、蒸留して造ったブランデーです。
一方、フィーヌはワイン造りには使用されなかった(いろんな意味で選果され、はじかれた)ブドウから造ったブランデー(オー・ド・ヴィー・ド・ヴァン)。
→選ばれたブドウの搾りかす果汁と選ばれなかったブドウの新しい果汁。どちらがよいかは好みの問題です。香り味わいともに全く違います。DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社)もこの上記を二つとも造っています。

マールはワインが造られているところで生産可能なので、各地で生産されており、さまざまなAOCが存在します。

覚えなくてもイイと思うけど有名なAOCだけ紹介
・Marc de Bourgogne
・Fine de Bourgogne
→共に2011年にAOCに昇格!

あと、Marc d’Alsace de Gewurztraminerあたりですかね。→これが45度以上と規定されていることがなんだか有名です。

ここはなんとなく読んで頭の片隅に残っていればいいな程度で先にすすんでください。




ソムリエ試験 過去問

【過去問】
ユニ・ブラン、フォル・ブランシュ、コロンバールなどの原料を用いて製造される酒を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. Armagnac
2. Marc du Jura
3. Calvados du Pays d’Auge
4. Martinique Blanc

【過去問】
コニャック地方で造られる V.D.L. を 1 つ選んでください。

1. Pineau des Charentes
2. Floc de Gascogne
3. Frontignan
4. Rivesaltes

【過去問】
ピノー・デ・シャラントの醸造法による分類を1つ選んでくださ い。

1. スティル・ワイン
2. スパークリング・ワイン
3. フォーティファイド・ワイン
4. フレーヴァード・ワイン

【過去問】
「Martinique vieux」と呼ばれる名称が認められているスピリッツを1つ選んでください。

1. カルバドス
2. アルマニャック
3. ラム
4. マール

【解説】
今年の教本には記載がありません…。

【過去問】
次の 1-4 の Cognac 地方で生産されている飲料に関する文章の中から誤っているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Esprit de Cognacは Vin Mousseux の調整などに使用されアルコール 度は 80~85 度で、2回蒸留である。
2. Cognac の熟成表示で Vieille Reserve はNapoleon より古い熟成のものである。
3. Vin de Liqueur の Pineau des Charentesは白とロゼが認められている。
4. Fine Champagne とは 50 % 以上の Grand Champagne と残り Petite Champagne を混合したものである。

【解説】
やや難問ですね。Esprit de Cognacは3回蒸留なのですが、1.と2.の選択肢で迷うことになるのでしょう。さらに、この問題はちょっと前なので 3.に赤が入らないんですね。
それでも、私はコニャックやアルマニャックの熟成表示を覚える必要はないと思っています。

【過去問】
次の1~4の農業生産RhumのA.O.C.Martinique についての文章の中から誤っているものを1 つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 農業生産Rhum A.O.C.Martinique Blanc は、着色されておらず蒸留後最低3 ヵ月の予備期間を経ている。
2. 農業生産Rhum A.O.C.Martinique が制定されたのは、1996 年である。
3. 農業生産Rhum A.O.C.Martinique の原料であるさとうきびの刈り取り期間は、毎年6月1日から12月31日までと限定されている。
4. 農業生産Rhum A.O.C.Martinique は、いずれの場合も消費される時点でアルコール度が40%以上でなければならない。

【解説】
ここも教本に記載のない事柄が出てきますが、そんなに重要ではないということで、サラッと目を通して先に進みましょう。

【過去問】
次の1~5 の中からフランスで、2002 年にA.O.C.に認定されたものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Pommeau de Bretagne
2. Calvados du Pays d’Auge
3. Pommeau de Normandie
4. Domfront
5. Eaux-de-Vie de Poire de Normandie

【解説】
この手の難問がたまに見られますが、すべてを覚えるのは不可能なので、新しいものをなんとなく意識しておきましょう。そして、わからないのであればあきらめるくらいでいいと思います。正解は4.です。

【過去問】
次の中から V.D.L. と V.D.N. が交互に並んでいるものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Maury、Pineau des Charentes、Macvin du Jura、Rivesaltes
2. Macvin du Jura、Rasteau、Floc de Gascogne、Banyuls
3. Maury、Pineau des Charentes、Floc de Gascogne、Rasteau
4. Rivesaltes、Pineau des Charentes、Banyuls、Rasteau

【過去問】
次の1~4 のフランスで生産される飲料の中から最も南で生産されるものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Floc de Gascogne
2. Pineau des Charentes
3. Macvin du Jura
4. Frontigna

なんだかんだで長くなってしまいましたが、今日の内容は本当になんとなくでよいです。そして、あともう少しでフランス終了です!

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩






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