第85回 ドイツワインまとめ

   

さて、6月も数日が過ぎました。

焦っている方がいる一方で目標が近づき集中力を増している方、いらっしゃると思います。

ソムリエ試験対策を山登りに例えると、二次試験まで含めても七合目が見えたところくらいにおります。もちろん、かなり上の方まで進んだ方、まだ麓でフーフー言ってる方、皆さんいろんなところを歩いていらっしゃると思いますが、道は必ず山頂(合格)に続いております。

今日の一歩が山頂(合格)へたどり着くための必要にして十分な努力です。おそらく近道はありません。経験や体力、歩幅に差はあるでしょう。それでも、皆この険しい山道を登っています。あなたが苦しいときは他の人も同じ苦しみを味わっているのです。

またこの時期、先が見えづらいものです。山頂はまだずっと彼方に見え隠れしていますから。

これから先、疲れて、精神的に追い込まれて、もっともっと辛い時期を迎えることでしょう。それでも、山頂を目指して、自分を信じて一歩一歩前進するしかありません。前に踏み出さなければ絶対に山頂(合格)には着かないのですから。

特に焦っている方、まだ波に乗り切れていない方、今日、今、宣言しましょう。自分の時間は全てソムリエ試験対策に費やすと。そして、必ず合格すると。

そう、山頂(合格)にたどり着くために。

※表紙は現在のクロスター・エーベルバッハ

明日ではなく、今日しっかり頑張りましょう。

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第85回 ドイツワインまとめ

あと少しだけです。

F ドイツワインの歴史

それほど出題されませんが、ポイントとなりそうな言葉だけ拾ってみます。

・8~9世紀 カール大帝、ワイン造り発展
・1136年 シトー会派のエーバーバッハ修道院
・1720年 ヨハニスベルク修道院でリースリング大量植樹
・1775年よりヨハニスベルグ城で毎年貴腐ブドウの収穫←その前の1753年と1760年にエーバーバッハ修道院所有のシュタインベルグで貴腐葡萄が収穫されました。
・1830年 エクスレ←比重計による糖度測定法。ドイツの物理学者の名前から。

・1874年 フィロキセラ

G ドイツワイン概論
・白ブドウと黒ブドウ(33.8%)の生産量比率も重要です。想像以上に赤ワインが造られており年々増加しておりましたが、ここにきてリースリング人気から白ワインが再び増加傾向のようです。→80年代初頭は黒ブドウは10%程度。
・辛口ワインの方が多く生産されています。
・生産されるワインのほとんどが上級ワインに分類されることも確認しておきましょう。

・北緯47度から52度の数字もなんとなく。

過去問等に出てくるたびに確認する程度で十分です。また、今年の教本に記載のない過去問は捨ててもよいでしょう。

あと一息です。【過去問】を確認してドイツを終わらせてしまいましょう。

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ソムリエ試験 過去問

【過去問】
ドイツワインの歴史に関する記述のうち正しいものを次の中から1つ選び、解答欄にマークしてください。

1. 12 世紀ドイツ南部ではワインは高級品として取引され日常的には地元のビールが飲まれていた
2. 1720 年ラインガウのヨハニスベルク修道院でリースリングの樹が大量に引き抜かれた
3. 1860 年代ラインガウとモーゼルではブドウ畑の格付けが行われた
4. 1960 年代〜 1970 年代にかけて甘口ワインから辛口ワインへ生産がシフトしていった

【解説】
ここに出てきた事柄くらいは覚えておきましょう。

【過去問】
ヨハニスベルク城において、ブドウの遅摘み法が発見された年を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. 1775 年
2. 1783 年
3. 1870 年
4. 1876 年

【過去問】

次の1~4の文章の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. ライン川の源流であるボーデン湖は、フランス、ドイツ、スイスの国境にある。
2. ぶどうの遅摘み法の発見は、1775 年ラインガウ地域にあるクロスター・エーベルバッハ修道院である。
3. 2000年ヴィンテージから導入されたSELECTION は、単一畑のぶどうから造られる上級辛口ワインである。

4. Ahr 地域はドイツ最大の赤ワインの産地で、Wurttemberg地域より多い。

【解説】

SELECTIONの記載がなくなりました。だから、知らなくていいはずです。ちなみに1.ボーデン湖はスイスとドイツの国境です。

【過去問】

次の1-4 の文章の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 2003年では、ドイツの赤ワイン用ぶどう品種の栽培比率は66%である。
2. ドイツと国境を接している国は全部で8カ国である。
3.「SELECTION」 のぶどう収穫量は、60hL / ha 以下で、収穫は全て手摘みである。

4. 品質等級 Auslese の最低アルコール度(% vol)は、5.5%なければならない。

【解説】

2. 9カ国もあるようですが偶然覚えていればくらいの感じでよいです。

【過去問】

次の中からドイツワインを辛口タイプと甘口タイプに分類した場合、辛口タイプが全体に占める割合に該当するものを1つ選んでください。

1. 約36%
2. 約45%
3. 約53%

4. 約64%

【過去問】

次のドイツワイン産地の区画に関する記述の中から誤っているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. ドイツワイン産地の区画は13の限定生産地域ベシュティムテ・アンバウゲビーテ(Bestimmtes Anbaugebiet)に分類されている。
2. ベシュティムテ・アンバウゲビーテ(Bestimmtes Anbaugebiet)はベライヒ(Bereich)と呼ばれる地区に分割されている。
3. ベライヒ(Bereich)はグロースラーゲ(Grosslage)と呼ばれる統合畑に分けられ、さらにアインツェルラーゲ(Einzellage)と呼ばれる単一畑に分かれている。

4. 13 の限定生産地域のうち、Mosel のみが、アインツェルラーゲ(Einzellage)を呼称することができる。

【解説】

一瞬、混乱しそうな選択肢が並んでいますが、よく読めば悩むことはありません。このような言い回しにも慣れましょう。正解は4.です。

【過去問】

次の1-3の中から2002年に生産されたドイツワインの赤ワイン用ぶどう品種の栽培割合として正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 31.5%
2. 45.2%

3. 54.8%

【解説】

近年の数字に直して理解してください。

【過去問】

次のドイツワインの歴史に関する記述の中から19世紀の出来事に該当するものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. ヨハニスベルグ城において、ぶどうの遅摘み法の発見
2. 物理学者 Ferdinand Oechsle 氏が果汁の糖度を調べる比重計を発明
3. ドイツ高級ワイン生産者連盟(VDP)の設立

4. シトー派の修道院クロスター・エーベルバッハの設立

【解説】

覚えなくてもいいと思いますが、3.は1910年設立です。

【過去問】

次の中からドイツで、ぶどうの遅摘み法の発見やアウスレーゼの開発が行われた場所を1つ選んでください。

1. ヨハニスブルグ城
2. フォルラーツ城
3. シトー派修道院

4. クロスター・エーベルバッハ

【過去問】

ドイツワインの生産地域の記述について、正しいものを1つ選んでください。

1. 13の特定栽培地域がある
2. 北緯37~42度の範囲内にある
3. 特定栽培地域は西部(旧西ドイツ)のみである

4. 白ワインの生産が80%を超える

お疲れ様でした。ドイツはポイントだけ押さえて、あとはどこまで覚えるかを自分で決めること。100点取る必要はないんですから。これでヨーロッパ終了です!素晴らしい!でも、しばらくしてからまた戻ってきてちゃんと復習してくださいね。

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩

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