第60回 フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア、エミリア・ロマーニャ州

   

前回の続き的な感じです。

私は学生時代から20代頃まで精神論やオカルト的な考え方、霊的な存在に対して思いっきり否定的でした。ですから、学生時代に前回紹介した”「心のブレーキ」の外し方”のような本を読んでも全く理解できなかったと思います。
→昔から読書だけは好きでしたが、学生時代は村上春樹や吉本ばななが全く理解できず、なぜ売れているのかちっともわかりませんでした。時は過ぎ、今はときおり村上春樹の世界に浸っております。吉本ばななも読めるようになりました。

その後、年を重ねるとともに”気”や”流れ”のようなものが存在し、心のありようが人生に大きく影響すると考えるようになりました。インドを一ヶ月ほどブラブラしたことや、パリでイスラム教徒の方と一緒に働いたことも多少影響しているのかもしれません。
→そして、10年ほど前、帰らないつもりだったフランスからの完全帰国を余儀なくされるきっかけとなった大病が私の二度目の人生の節目でした(一度目は大学入学)。この時、数か月間生死を彷徨い、一時期は完全に死を覚悟しました。死に対する圧倒的な恐怖や悲しみ、喪失感に押し潰されそうになりましたが、ある時その感情さえ通り越し「それでもまぁ、19歳以降の20年間はとても恵まれた楽しい人生だったな」と思い至った瞬間がありました。なんというか死に対して納得できたというか、周りの方々に生まれて初めて心から感謝できたというか、うまく言えませんが全てを素直に受け入れることができたように感じた瞬間が何度かあったんです。今思い出しても不思議な感覚でした。

しばらくして、”死”からはなんとか逃れましたが、以降三年間は完全な療養生活(一年半入院、残り自宅療養)でほとんど社会との接点はありませんでした。この先の見えない、さらに体が元に戻るかどうかもわからない、仕事もなく今後働けるようになるかどうかもわからない日々は、強烈なアイデンティティクライシスをもたらし、今自分が何をしているのかさえ見失うことが度々ありました。

ただ、この時に見出せたことがいくつかあります。その中で、”心の持ちよう”や”運”、”イメージすること”や”言葉の持つ力”など、これらが人生に大きく影響するであろうことを理解し始めました。というか、そのように信じないと(辛すぎて)生きていけないと、ある日悟ったんです。世界中の多くの方が信仰を持っている感覚に近いのかもしれません。

その後、なんとか気持ちを切り替えるとともに、療養後の生活を前向きにイメージする努力を続けました。単純に元気になってあそこに住んで、あれをして、仕事は…子供が無邪気に楽しい夢を見るように。度々、辛い瞬間が襲ってきましたが、自分は大丈夫だと言い聞かせ、自作の前向きになるための感謝の言葉(呪文みたいなもの)を繰り返し唱えました。まさに、お経のように。そして、今こうして社会に復帰し、それなりに生きていけるようになりました。私自身、よくここまで復活したなと思っていますが、これは当初はかなり無理をしてでも復活以上のことをイメージし、呪文(笑)を唱え続けたからだと信じております。

ちなみに、この”ちょっとまじめにこーざ”を始めたのは入院して一年と少し経ったころです。この療養生活中にシニア試験を受けたことが一番のきっかけですが、当時唯一、病気になる前の過去の自分との接点を意識できる貴重な時間・場所でした。ですから、一年目はよりハイテンションで夢見心地の文章が散見されたはずです。今でもこの講座で時折呟いている夢や運の話は、特にこの講座を始めた頃は私自身に言い聞かせる為であったと言っても過言ではありません。

すいません。暗いリアルな話になってしまいました。

で、なんの話だったのか忘れてしまいましたが、続けます。笑

特にいまいち乗り切れない方は騙されたと思って”「心のブレーキ」の外し方”読んでみて下さい。→この本で少しでも何かが変わればめっけもんですよ。

そして、そろそろ試験勉強の合間に金色の葡萄バッジを付けている自分の姿をイメージしてみてください。必ず効果が表れると私は信じています。

以前いただいたコメントをそのまま紹介させていただきます。

ロンドン五輪ボクシングで金メダルを取った村田選手の奥様は、自宅の冷蔵庫に「金メダルを獲って、家を買いました。ありがとうございました」と未来日記を貼っていたそうです。

私の親友(かなりオカルトな人)に、ソムリエ試験対策中にそれを真似るように言われました。

え~?と思いながら、『ワインエキスパート合格おめでとう!!』と大きなハナマルまで書いて冷蔵庫に張りました…。今も合格通知と一緒に大事に取ってあります。

私もうまく説明できないのですが、常に意識に働きかけ続けるって、効果があるのかもしれませんね。

私も、毎日毎日、自分が金のブドウバッジを付けている姿を脳裏に焼き付けていました。 携帯の待ち受けも、もちろんJSAのソムリエバッジです。

試験当日も変わりなく、頭に思い浮かべていたのは言うまでもありません。

脳に強烈にイメージすることで、行動も変わると思いますのでオススメです!

イメージすること、常に意識すること、大切だと思います。

※表紙は甘口ワインが造られるピコリット種です。

成功するには、成功するまで決して諦めないことだ。by アンドリュー・カーネギー

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第60回 フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア、エミリア・ロマーニャ州

G Friuli Venezia Giulia

フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州
→注意!!州都はヴェネツィアではありません。

基本的に温和で雨の多いこの州では、主に丘陵地帯でブドウが栽培されています。栽培技術も非常に発達しており、ワインは高級志向で特に白ワイン(77%)に力を入れてきましたが、近年固有品種による赤ワインにも注目が集まり始めています。

◆覚えておきたいDOC

・Collio Goriziano / Collio
・Friuli Colli Orientali
→共に様々なブドウ品種が認められております(白・赤などいろいろ可)。この地方の料理と合わせるワインとして選択肢に出てくるくらいでしょうか。

◆DOCG

Ramandolo(白甘口)
→ブドウ品種はVerduzzo Friulanoです。完熟したこのブドウを乾燥させ、糖度を高めてからゆっくり発酵させます。アルコール度数は14度と高くなり、甘口に仕上げられます。
Colli Orientali del Friuli Picolit(白甘口)
ピコリット種は現在僅かに栽培されている古い品種で、野生のブドウに近いと言われます。ブドウの粒が一房に十数粒程度(今回の表紙の写真:通常の数分の一)しか出来ません。こちらも甘口に仕上げられます。
Rosazzo
→ブドウはFriulano。白ワインのみ。もともとはColli Orientali del Friuliの一部でした。

※この州のDOCGは白ワインのみが認められています。

H Emilia Romagna エミリア・ロマーニャ州

イタリアの中で、最も肥沃な平野が広がります。気候は冬と夏の温度差が大きい大陸性気候ですが、海岸に近いところでは海の影響でその厳しさが和らげられています。州都はスパゲッティ・ボロネーゼのボローニャ。

◆覚えておきたいDOC

Lambrusco なんとか(赤発・ロゼ発)
Lambruscoはブドウの名前。フルーティーなロゼの弱発泡性ワインです。数種類ありますが、Lambrusco di Sorbaraが一番人気のようです。
・Romagna
→先ほどと同様にさまざまなブドウ品種が認められております。ソムリエ試験的に、今後もこのようなお料理に合わせる為のに覚えて方がよいDOCが出てきます。

【過去問】
イタリアの地方料理「Costoletta alla Bolognese(仔牛のカツレツ、ボローニャ風)」と最も相性が良いとされるワインを地方性も考慮し、適切なものを 1 つ選んでください。

1. Cinque Terre
2. Biferno
3. Chianti Classico
4. Sangiovese di Romagna

例えばこんな感じです。ワインと料理はいつかまとめてやります。

◆主要DOCG

Romagna Albana
→ブドウ品種はAlbana、主に辛口。甘口のパッシートもあります。
Colli Bolognesi Classico Pignoletto
→長い名前ですが、州都ボローニャのBolognesiが入っています。Pignolettoがブドウ品種です。

※この州もDOCGは白のみです。

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ソムリエ試験 過去問

【過去問】
次の中から Emilia Romagna 州に隣接していない州を1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Toscana
2. Marche
3. Liguria
4. Umbria

【解説】
ちょっと変化球的な問題ですね。隣接まで確認するのは難しいかもしれませんが、20州の位置関係はしっかり頭に入れておけばなんとかなるはずです。

【過去問】
次の記述について正しい場合は1.を、誤っている場合は2.を選んでください。

「D.O.P(. D.O.C.G.)Albana di RomagnaはEmilia Romagna州で造られ、AlbanaはTrebbianoの別名であり、Trebbiano di Romagnaとも呼ばれる。」

1. 正    2. 誤

【解説】
AlbanaとTrebbianoは関連がなく、別品種です。

【過去問】
D.O.P. (D.O.C.G.)Ramandoloを産出する州を1つ選んでください。

※選択肢省略:地図から上記に当てはまる州を選ぶ問題です。今、頭の中で地図をイメージしてください。

【シニア過去問】
次の中からフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州において、白の甘口タイプの生産に使用されるワイン用ぶどう品種に該当するものを1つ選んでください。

1. Albana
2. Catarratto
3. Picolit
4. Garganega

やっとイタリア20州の1/3が終わりました。イタリアもなんとかなりそうです。では、この調子で、また明日も頑張りましょう。

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩
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