2021年度講座開講中!CBT試験対応!ワインスクールに通わずとも合格できるということ。

ちょっとまじめにソムリエ試験対策こーざ

カテゴリー

はじめに、読み方、使い方

二次のテイスティングはなんとかなる!
二次のテイスティングに出題されたワイン
主要ブドウ品種の特徴
ワインの酸とアルコール
赤ワインの尺度

フランス
スペインポルトガル
イタリア
スイスオーストリア
ハンガリースロヴェニア
ギリシャクロアチア
ブルガリアルーマニア
ジョージアモルドバ
英国ルクセンブルク
ドイツ

アメリカカナダ
チリアルゼンチンウルグアイ
オーストラリア
NZ、南アフリカ

日本、日本酒

テイスティング・購入・販売
サービス実技・チーズ
酒類飲料概論

二次受験報告2014
二次受験報告2015
二次ソムリエ2016
二次エキスパート2016
二次ソムリエ2017
二次エキスパート2017

エクセレンス呼称対策
フランスワイン講座

フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア、エミリア・ロマーニャ <E>

2021/05/28
 
この記事を書いている人 - WRITER -

第56回

熊本を襲った地震から五年が過ぎました。報道によりますと、いまなお仮住まいでの生活を強いられている方がいらっしゃるそうです。阪神大震災を経験した私はあの寒くて辛い記憶が蘇り心が痛みます。

私は熊本に縁がありまして、昨年はさすがに行けませんでしたが、おおよそ年に一度は訪れております。素晴らしいシャルドネを造る熊本ワインにも足繁く通っております。→いつしかのソムリエコンクールにも出された菊鹿・小伏野がトップキュベです。

地震の直後の6月に熊本ワインの社長にお会いしたのですが、「箱やラックに入っていたワインはそれほど被害がなかったけど、棚に置いていた貴重なヴィンテージものがほぼ全滅でした」と残念な表情で語られました。

五年前、大阪でビストロを営んでいた友人夫妻がこの熊本地震が起こる少し前に熊本に移住しました。ご主人は長らく大阪で自然派ワインの人気店を経営しておりましたが、奥様が熊本出身ということもあり、いつか熊本でお店を開きたいと常々口にしておりました。

地震の前の冬、まだ大阪で営業中の彼のお店が不審火に見舞われました。火の出るはずのないフロアからの出火で、屋根にまで被害が及んだため営業できなくなりました。→調理場は一階で、二階の客席から出火しました。原因は結局不明です。そして、さまざまな葛藤の末、大阪の店を閉めて熊本に移り住んだのが地震直前の初春です。

大阪で大変な目にあいましたが、もともと熊本に移住したいという思いがあったため、心機一転気持ちを新たに熊本で新しいお店をスタートしようと心に決めての移住でした。その決心を嘲笑うかのように襲いかかった熊本地震。お店を再開するために集めた食器やワインもかなり被害にあったようです。

不審火も地震も彼の落ち度ではありません。店を失い、ようやく気持ちを切り替え新たに生活を始めた地で、二回も大きく揺れた大地震。この状況にありながら彼は熊本のワイン仲間と炊き出しを始めました。この話を聞い時に私なら同じことができるだろうかと自問していました。

その彼が、時間はかかりましたが、地震から9か月後にお店をオープンさせました。短い期間にこれだけの苦難に見舞われながらも立派にお店を立ち上げたんです。当時、常に気丈に振る舞っていた彼ですが、心が折れそうになったことは一度ではないはずです。そして、初めて彼の店に伺った時に見せた嬉しそうにはにかんだ表情が今でも忘れられません。

彼の前向きな姿勢が地元のワイン仲間に受け入れられ、お客様に愛されているようで今や熊本の人気店になっていると聞きます。

昨年も5月末に熊本に行く予定でしたが、叶わず。残念ながら今もこの状況なので難しいかもしれませんが、今年は他に目的もあり、なんとか熊本に行きたいと思っています。

※表紙は甘口ワインが造られるピコリット種です。

成功するには、成功するまで決して諦めないことだ。by アンドリュー・カーネギー

にほんブログ村 酒ブログ ソムリエへ



フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア、エミリア・ロマーニャ <E>

G Friuli Venezia Giulia

イタリア北東部、北はオーストリア、東はスロベニア、南はアドリア海に隣接しています。オーストリアとの国境に沿ってアルプス山脈が東西に延び、その南に丘陵地から平野がアドリア海まで広がっています。海岸地帯は亜地中海性気候、平野部から丘陵地も基本的に温和で湿度が高い。栽培技術も非常に発達しており、ワインは高級志向で特に白ワイン(77%)に力を入れてきましたが、近年固有品種による赤ワインにも注目が集まり始めています。<18>→注意!!州都はヴェネツィアではありません。

主要ブドウ品種
→ここはなんとなく。DOC、DOCGと合わせて確認するくらいで。

白ブドウ
フリウラーノ:州を代表する白ブドウ品種。フレッシュで優美、余韻に程よい苦み。
・リボッラ・ジャッラ:軽やかでフレッシュ
・ヴェルドゥッツォ・フリウラーノ:主に陰干し甘口ワインに<20>
・ピコリット:甘口ワインに。受粉が困難でブドウが小さく、生産量が少ない。→表紙の写真
・その他、シャルドネ、ピノ・ビアンコ、ピノ・グリージョ、ソーヴィニョンなどの国際品種も。

黒ブドウ
・レフォスコ・ダル・ペドゥンコロ・ロッソ:州を代表する黒ブドウ品種。果実味・酸ともに豊か。
・スキオッペッティーノ(=リボッラ・ネーラ):色が濃く、堅固で胡椒の香り。
・その他、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロなどの国際品種も。

覚えておきたいDOC
・Collio Goriziano / Collio→上記のほとんどの白ブドウから卓越した白ワインが造られます。
・Friuli Colli Orientali→白ワイン以上に赤ワイン(上記の品種)と甘口ワインが秀逸。

DOCG

Ramandolo<19>(白甘口)
→ブドウ品種はVerduzzo Friulanoです。完熟したこのブドウを陰干し、糖度を高めてからゆっくり発酵させます。アルコール度数は14度と高くなり、甘口に仕上げられます。
Colli Orientali del Friuli Picolit<19>(白甘口)
ピコリット種は現在僅かに栽培されている古い品種で、野生のブドウに近いと言われます。ブドウの粒が一房に十数粒程度(今回の表紙の写真:通常の数分の一)しか出来ません。こちらも甘口に仕上げられます。
Rosazzo<20>
→ブドウはFriulano。白ワインのみ。もともとはColli Orientali del Friuliの一部でした。
Lison
→ヴェネト、フリウリにまたがっている。<20>

※この州のDOCGは白ワインのみが認められています。



H Emilia Romagna エミリア・ロマーニャ州

イタリアの中で、最も肥沃な平野が広がります。気候は冬と夏の温度差が大きい大陸性気候ですが、海岸に近いところでは海の影響でその厳しさが和らげられ、地中海性気候となります。また、経済的にも文化的にも豊かな州で、モデナはフェラーリやマセラッティ、歌手のルチアーノ・パヴァロッティが有名です。さらに”パルマの生ハム<18>””パルミジャーノ・レッジャーノ<18><19>””バルサミコ酢”など高級食材も重要な産業です。州都はスパゲッティ・ボロネーゼのボローニャ。

主要ブドウ品種
→ここもなんとなくですね。同様にDOC、DOCGと合わせて確認するくらいで。

白ブドウ
・アルバーナ:州固有の白ブドウ品種<18><20>
・ピニョレット:ボローニャ県固有の白ブドウ品種

黒ブドウ
・サンジョヴェーゼ
・ランブルスコ<18><20>

覚えておきたいDOC
Lambrusco なんとか(赤発・ロゼ発)
Lambruscoはブドウの名前。フルーティーなロゼの弱発泡性ワインです。数種類ありますが、Lambrusco di Sorbaraが一番人気のようです。

主要DOCG

Romagna Albana
→ブドウ品種はAlbana、主に辛口。甘口のパッシートもあります。
Colli Bolognesi Classico Pignoletto
→長い名前ですが、州都ボローニャのBolognesiが入っています。Pignolettoがブドウ品種です。

※この州もDOCGは白のみです。




ソムリエ試験 過去問

【過去問】
次の中から Emilia Romagna 州に隣接していない州を1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Toscana
2. Marche
3. Liguria
4. Umbria

【解説】
ちょっと変化球的な問題ですね。隣接まで確認するのは難しいかもしれませんが、20州の位置関係はしっかり頭に入れておけばなんとかなるはずです。

【過去問】
次の記述について正しい場合は1.を、誤っている場合は2.を選んでください。

「D.O.P(. D.O.C.G.)Albana di RomagnaはEmilia Romagna州で造られ、AlbanaはTrebbianoの別名であり、Trebbiano di Romagnaとも呼ばれる。」

1. 正    2. 誤

【解説】
AlbanaとTrebbianoは関連がなく、別品種です。

【過去問】
D.O.P. (D.O.C.G.)Ramandoloを産出する州を1つ選んでください。

【過去問】
次の中からフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州において、白の甘口タイプの生産に使用されるワイン用ぶどう品種に該当するものを1つ選んでください。

1. Albana
2. Catarratto
3. Picolit
4. Garganega

引き続きCBT試験過去問、想定問題です。

【CBT過去問・想定問題 2018】
・フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州の説明文として正しいものを選べ。
・次の中からエミリア・ロマーニャ州の黒ブドウを選べ。
・パルミジャーノ・レッジャーノで有名な州は?
・エミリア・ロマーニャ州で古くから造られる白ブドウ品種は?
・パルマの生ハムなどの高級食材が有名な州は?

【CBT過去問・想定問題 2019】
・パルミジャーノ・レッジャーノで有名な州は?
・ロンバルディア州とヴェネト州の境にあるイタリアで最も広い湖は?
→ガルダ湖
Colli Orientali del Friuli Picolitの説明として正しいものを選べ。
・Ramandoloの主要ブドウ品種は?

【CBT過去問・想定問題 2020】
・次の中からエミリア・ロマーニャ州を代表する白ブドウを選べ。
・フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州において、陰干しのブドウから造られる甘口白ワイン用のブドウ品種は?
・ヴェネト州とフリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州にまたがるDOCGは?
・エミリア・ロマーニャ州において、発泡性ワインを造る黒ブドウ品種は?
・フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州において、フリウラーノ種から造られる白ワインのDOCGは?

やっとイタリア20州の1/3が終わりました。イタリアもなんとかなりそうです。

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩






この記事を書いている人 - WRITER -







- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© ちょっとまじめにソムリエ試験対策こーざ , 2021 All Rights Reserved.