2022年度講座開講!CBT試験対応!ワインスクールに通わずとも合格できるということ。

ちょっとまじめにソムリエ試験対策こーざ

カテゴリー

はじめに、読み方、使い方
三次試験ソムリエ呼称の実技について
今年の二次のテイスティングを振り返る
試験を終えて
二次試験必勝マニュアルのご案内
テイスティングのセミナーご案内
テイスティングセミナー模範解答
二次のテイスティングはなんとかなる!
テイスティングに関する質疑応答
テイスティング用語選択用紙
二次試験に出題されたワイン
主要ブドウ品種の特徴
論述試験対策
二次のテイスティングを振り返る〜2014年
二次のテイスティングを振り返る〜2015年
二次のテイスティングを振り返る〜2016年
二次のテイスティングを振り返る〜2017年
二次のテイスティングを振り返る〜2018年
二次のテイスティングを振り返る〜2019年
二次のテイスティングを振り返る~2020年
二次のテイスティングを振り返る~2021年
エクセレンス呼称対策(旧シニア呼称)
ボルドー
ロワール
シャンパーニュ
アルザス、ジュラ、サヴォワ
ブルゴーニュ
コート・デュ・ローヌ
プロヴァンス、コルス
ラングドック=ルーシヨン
シュッド・ウエスト
コニャック、フランス概論
スペイン・ポルトガル
イタリア
スイス・オーストリア
ハンガリー・スロヴェニア
ギリシャ・クロアチア
ブルガリア・ルーマニア
ジョージア・モルドバ
英国・ルクセンブルク
ドイツ
アメリカ・カナダ
アルゼンチン・チリ・ウルグアイ
オーストラリア
NZ・南アフリカ
日本
酒類飲料概論
テイスティング、ワインの購入・管理
サービス実技、チーズ

三次試験対策!今年の論述試験について考える。

 
この記事を書いている人 - WRITER -

第132回

ソムリエ試験を受けた当時、私は宴会場勤務でした。←ケーキ入刀です!ってやっておりました。

仕事で日常的にワインをテイスティングするといったことは皆無で、正直、ワインってそんなに美味しいと思っていなかったんです。ですから受験を決意した段階ではワインに関して本当に素人に毛が生えた程度で、シャトーってワインの名前だと思っていたくらいです。

受験を決意し、試験対策用のワインを求めて近所のやまやに行きました。しかし、何をどう選んでよいのか全くわからず困り果てたことを思い出します。当時の職場には上司に二人のソムリエ有資格者がいました。一緒にワインを飲むことはそれほどなかったもののいろいろとお世話になりました。

ある時、希望者を募ってボルドー五大シャトーを飲もうという会を企画しました。その有資格者の上司を巻き込んで、五大シャトーとそのセカンドワインを月に一シャトーずつテイスティングするという内容です。従業員食堂にワイン会のお知らせを掲示していたおかげで、当時の社長夫人からCh. Latour 1994を提供していただきました。うれしかったですね。

さらに、このワインがとても素晴らしかったんです。この会でテイスティングした他のワイン(五大シャトー)の印象は全くありませんが、Latour 1994は香りから味わいに至るまで今でも鮮明に覚えています。この時のことを思い出すと鼻腔にフワーっとあの芳醇な香りがよみがえってくる感じです。まだリリースされて間もないワインでしたが、初めてワインって美味しい!素晴らしい!と感動した一本であり、ワインが好きになったきっかけの一本です。今でも人生最高の赤ワインはと聞かれたときにこのLatour 1994を思い浮かべることがあります。

五大シャトーの会が終わったあとネタ切れだったのか、ワイン会を企画した記憶がありません。ですから、その上司とテイスティングしたのはその他数回くらいだったと思います。

私はワインスクールに通いませんでしたから上記のワイン会以外は一人で自宅でテイスティングしたのみ、完全に自己流で試験に挑みました。今思えば、ほとんど何もわかっておらず案の定、二次試験本番ではブドウ品種は二つも間違えてしまいました。当時はネットの環境もなく、テイスティングコメントが大事だなんて誰も終えてくれず…。
→当時はワイン3アイテム、リキュール類1つでした。試験終了後の答え合わせがありませんでしたが、周りの人たちの声を聞く限りどうも私は大幅に間違ったらしいと気づきました。リキュール類も外しました…。

さらに、実技でも大失敗し、二次試験終了後、ダメだった~と落ち込んで新幹線に乗って帰ったことを覚えています。でも、合格だったんです。ものすごくうれしかったです。→当時、二次試験会場は東京会場でした。

こんなに試験でダメだったのに、バッジを受け取った瞬間、僕はソムリエなんだ!という根拠のない自信が芽生えてしまいました。そして、しばらくして東京に出て腕試しをしようと考えたのでした。

続きます。

 

ソムリエ試験二次のテイスティング対策関連のご案内

◆ソムリエ試験二次テイスティング対策「実践」セミナー9月開催!→詳しくはこちらに。

◆「二次のテイスティングをなんとか乗り切るための必勝マニュアル」のご案内→詳しくはこちらをご覧くださいませ。

◆二次のテイスティング対策向け商品のご案内
「Le Nez du Vin 54 aroma kit」(ル・ネ・デュ・ヴァン 54種アロマキット 日本語版)→詳しくはこちらに。

合格を信じて前進してください。

にほんブログ村 酒ブログへ




三次試験対策! 今年の論述試験について考える。

 

【論述】を辞書で引くと
ろんじゅつ
意見や考えを筋道立てて述べること。また、その述べたもの。
と書かれています。

少し前に下記のメッセージをいただきました。

松岡さんの”こーざ”で勉強し、テイスティングセミナーに参加させていただいて、昨年二次試験までクリアしました。その節はお世話になりました。ありがとうございました。

ですが…三次試験にパスすることができず苦戦しております。論述の問題に上手く答えることができないようで…。論述試験対策も”こーざ”の方でお伝えいただけるならと思いまして。

二次試験と同じ日に行われる論述試験。昔は口頭試問と呼ばれ、テープで流れる問題を聞いてマークシートに解答するといった時代が長く続きました。その後、数年前まで存在したワインアドバイザー呼称では完全に面接形式で、試験官から直接問題が出され、口頭で答えるといったけっこうハードルの高い試験になりました。その後、アドバイザー呼称がソムリエ呼称と統合された結果、現在の論述試験というスタイルに落ち着いたようです。

2016年から始まったこの論述試験、過去五回は三問の出題でした。三問ですが論述の名の通り、それなりに文章を書かなくてはいけません。これまでの一次試験対策とは違い、ある事柄に対して自分自身の意見を言葉で伝えなくてはならない、またはある事柄について文章で説明できないといけないということ、「言葉にして、文章にして説明する」この点を意識してワインについて勉強する必要があるということです。



始める前にソムリエ呼称受験の方へ

2020年度より、新型コロナ対策として吐器が無くなったため、テイスティングのまえに論述試験が実施されていましたが、今年の試験から以前の順序に戻るようです。
つまり、テイスティングしたワインについて論述が求められる問題が復活する可能性が高いということです。そこはしっかり頭に入れておいて下さい。

それでは、これまでの出題を並べてみたいと思います。

2016年
①「赤ワインを冷やして飲みたい」とおっしゃるお客様に薦めるワインとお料理を提案してください。
② 初めてワインを飲むお客様に、テイスティング赤2(正解はシラーズ:豪)のワインについて説明してください。
③「ひやおろし」とは何か説明しなさい。

2017年
① テイスティング白1(正解は甲州)のワインに合わせてお勧めする料理を提案してください。
②「オレンジワイン」について説明しなさい。
③ 2018年10月30日に施行される新しい「日本ワインのラベル表示ルール」について説明しなさい。

2018年
① テイスティング白2(正解はリースリング:仏)のワインに合う料理とその理由を答えなさい。
② ジョージアワインについて説明しなさい。
③ 日本におけるチリワインの今後の展望について述べなさい。

2019年
① 二次試験においてテイスティングした白ワイン1(正解はアリゴテ)をワインを初めて飲むお客様に説明しなさい。
②「ケソ・マンチェゴ」について説明しなさい。
③ 日本ワインの地理的表示について述べない。

2020年
① ワイン初心者のお客様に自宅で飲むワインをお勧めしてください。
② マスカット・ベーリーAと相性の良い料理を1つあげ、その理由を書きなさい。
③ オーストリアのゼクトg.uについて説明しなさい。

2021年
①カリフォルニア/シャルドネ種の白ワインを飲むお客様に対して、お勧めの料理を 1 つ提案し、理由を含めて説明してください。
② 小売価格 1 万円相当のワインを注文(または購入)したお客様から、「味がおかしい」というクレームがありました。あなたの対応を詳細に説明してください。
③ ワインの生産から消費までの過程において、「サステイナブルな取り組み」の事例を 1 つ挙げて説明してください。

 

さて、何かを感じられたでしょうか?

2016年から2019年まではテイスティング試験の後に、論述試験が行われていたため「テイスティングしたワインについて書く」という問題が出題されました。2020年度と21年度は論術試験が先であったため、「マスカット・ベーリーAと相性の良い料理を1つあげ、その理由を書きなさい」や「カリフォルニア/シャルドネ種の白ワインを飲むお客様に対して、お勧めの料理を 1 つ提案しなさい」という問題が出題されました。このように若干スタイルが変わってはいるものの、主要ブドウ品種の特徴と、合わせる料理について、シチュエーションまで想定し文章にして書けるような練習はしておきましょう。→シチュエーション系、ソムリエ協会好きです。例えば、重要な接待での会食において、秋の食材に合わせるなどなど。ソムリエはその日の食事の流れの中で、ワインを選ぶことも仕事ですから。さらに求めるなら、主要ブドウ産地と合わせて、その地方料理との相性について書けるようになればこの項目に関しては万全でしょう。2020年の「マスカット・ベーリーA」に関しては多くの方が”解答”を準備していたのではと思われます。2021年度の「カリフォルニア/シャルドネ」もオールドスタイル・モダンスタイルどちらの場合でも、しっかり方向性が示せていればどちらでも正解すると模範解答に書いてあります。

そして、もし今年度からテイスティングしたワインについて書きなさいという出題が復活したのであれば、ブドウ品種の正解はその段階ではわからないわけですが、ご自身が想定したブドウ品種をしっかり明記し、そのブドウ品種の特徴をふまえて解答すべきです。→後日アップする2019年度の報告を読んでください。ブドウ品種を間違えていてもしっかりと書いた方が合格されています。本当に全くわからなかったのであれば、もしかするとどうにもならないかもしれませんが、ちょっと自信がないからとブドウ品種の名称・特徴を曖昧にした解答は、私なら例え間違っていてもしっかり書いた方よりもマイナスにします。ソムリエコンクール等でも曖昧な解答、コメントなしは間違っているよりもマイナスだからです。→ソムリエとしてはっきりと発言することはとても大切です。曖昧でぼんやりしたことしか言わないソムリエに接客してもらいたいですか?

さて、あと二問はどのようなことが問われるんでしょう。2019年度の「ケソ・マンチェゴ」は試験終了後、ネット上でかなり話題になりました。これまでの流れとはやや違いましたから。2020年の「ゼクトg.u」は一次試験対策をしっかりと行っていた方は取れたでしょう。でも、ほとんどの方が論述で問われるとは思っていなかったであろう項目でした。
ただ、2021年に出題された「サスティナビリティ」については、ソムリエ協会が大好きな、つまりまさに出題しそうな題材でした。準備していた方も多かったのではないでしょうか。
手前味噌ですが、この”こーざ”でも「サスティナビリティ」は絶対に押さえて下さいと明言していました。ソムリエ協会はこのような流行に敏感です。

ここの出題をピンポイントで予想するのは難しいですが、ちょっと考えてみます。
昨年以前の過去5回、「日本」に関連した出題は必ず見られまました。
2016年度:「ひやおろし」で日本酒でしたが、2017年度:「日本ワインのラベル表示ルール」、2018年度:「日本におけるチリワインの今後の展望」、2019年は「日本ワインの地理的表示について述べよ」となっており、教本の「日本」の箇所をしっかりと読み込んでおくことが大前提でした。残念なのか、2020年はマスカット・ベーリーAでしたが。

その他、「ケソ・マンチェゴ」から「ゼクトg.u」の流れは少々考えさせられます。この手の事柄を文章で”なんとか”説明できるようにならなくてはいけないということ。この二つの並びから今年どうなるかがいまいち読めません。オーストリアはCBT方式以降、出題が急増しており、注目する必要があったのかもしれません。この流れで考えると、チリ、南アフリカ、NZあたりは狙われるかもしれません。

協会のセミナーや機関紙「Sommelier」の中にはヒントがあるのかもしれません。ですから、教本中心の勉強になると思いますが、ソムリエ協会に入会した方は機関紙「Sommelier」もしっかり読んでみましょう。今入会してもバックナンバーを電子書籍版で読むことができます。そして、ある程度頭に入ったところで自分なりにいくつか設問を考えて、その答えを文章で書いてみましょう。まずは、その設問を考える行程が大切で、より理解が深まり、頭の中が整理されます。その後、文章にする練習をしておくことで、想定外の設問であっても何かが書けるようになると思います。
→2017年にいただいた報告(後日アップします)を読んでちょっとびっくりしたことがあります。”オレンジワイン”という言葉を全く聞いたことがないとおっしゃる方がわりといらっしゃったことです。好きか嫌いか、扱っているか否かは別にして、ワインと接する生活をしていると普通にほどほどに耳にする言葉です。もちろん、環境にもよるのでしょうけど、流行りであることも含めると私的には”オレンジワイン”は特にソムリエとしてプロ目指すのであれば常識くらいのイメージでした。少なくとも聞いたことはあるであろうと。もちろん、当時の機関紙「Sommelier」しっかり出ておりました。

まとめますと、設問を意識しつつ、教本および機関紙「Sommelier」を読み込む。そして、なんとなくピンときた箇所に関して、文章にして書き留める。この項目は満点とはいいませんが、なんとか書けるようになりたいものです。



見方を変えると、論述試験は細かい知識を問うというよりはお客様に質問されるような事柄をちゃんと答えられますか?もう少しつっこんで、ワイン好きのお客様と意見の交換、議論ができますか?というようなことが問われているように思います。昨年の2つ目の設問(クレーム対応)などは、やや現場の感覚を要しますが、お客様との対話という意味では同じ系統です。→ワイン好きの方はレストランやワイン会などで延々とワインの話をされます。私たちはその方たちと相対さなくてはなりません。もちろん、そのお客様から教わることもたくさんあります。もちろんクレームをいただくことも・・・。

そして、採点基準はわかりませんが、不合格になった方の話を総合すると、あまり書かなかった方、自信がないからといってぼんやり書いた方がダメだったように感じました。ですから、嘘でもハッタリでもいいんです。火事場のなんとかで自分の思ったことを、知っていることを総動員して何か書くことです。

今から約二ヶ月間時間があります。自分なりにテーマを想定して←ここが大事。今年は何が出題されるだろうと考えることに意味があります。書く練習をしましょう。何が出題されるかはわかりません。わかりませんが、とにかく設問を想定してその答えを書くことです。特に、ここしばらく文章を書いていない方は「書く」事にすら慣れていらっしゃらないはずですから。

テーマはご自身で考えることが大切なのですが、私が出題者ならどのような出題にしようかと考えてみました。

・マイクロオキシジェネーションについて○文字以内で説明しなさい。
・近年の日本のワイン造りに関する変貌について思うところを書きなさい。
・信州ワインバレー構想について思うところを書きなさい。
・近年のイギリスのワイン市場について説明してください。
・剪定について時期と効果も含めて説明してください。
・白ワインと赤ワインの製法上の違いについて説明しなさい。
・マロラクティック発酵について説明してください。
・フィロキセラはどのように対処し現在に至っていますか?
・亜硫酸添加のメリット・デメリットを教えてください。
・ウィヤージュとは何ですか?ウィヤージュが特徴的な産地を例に挙げて説明してください。
・ボトリティス・シネレアについて説明してください。
・シュル・リー製法についてその効果も含めて説明してください。
・クヴェヴリについて、出来上がるワインの特徴も合わせて説明してください。
・スキンコンタクトによるメリット、デメリットを例をあげて説明してください。
・アルザス地方のワインの特徴について教えてください。
・モーゼル地方の産地の特徴を説明してください。
・ヴィン・サントとはなんですか?
・リアス・バイシャスについて説明してください。
・シェリーの楽しみ方について、いくつか種類を挙げて説明してください。
・ポートとマディラの製法上、味わいの上での違いを説明してください。
・「Vin de Constance」について説明してください。
・チリ「Entre Cordilleras」について説明してください。
・ワイン産業における日本とNZの現在の関係について説明してください。

などなど。上記の問題がそのまま出題されるとは思っておりませんが、このようなタイプの設問が二問目、三問目に並ぶのではないかと考えております。→昨年度は、近年流行のイギリスのスパークリングなんかが狙われるかもと書いたのですが…。

昨年の「サスティナビリティ」に引き続き、ソムリエ協会が注目しそうな流行を考えるなら「温暖化」でしょうか。輸送面のひっ迫なども含め、まだまだ「ウィズ・コロナ」も終わっていないのですが、2020年に一度関連しているであろう出題がされています。
今年はとうとうブルゴーニュやボルドーでも森林火災がおきました。ワイン業界においても「温暖化」は待ったなしの状況になっており、生産者の中でも温室効果ガス削減の取り組みが進みだしています。「温暖化」がワインに与える影響は枚挙にいとまがありません。押さえておきましょう。

これまでのワインの経験が問われるわけですが、イメージし、書いて準備しておくことで対処できる確率が上がるはずです。

今後、論述試験対策として過去の受験者の報告を順次アップしていきます。

 

何かございましたらこちらまで
info★majime2.com 松岡 正浩






この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© ちょっとまじめにソムリエ試験対策こーざ , 2022 All Rights Reserved.