コート・シャロネーズからボージョレ

   

コート・シャロネーズからボージョレ

G コート・シャロネーズ

・北から順に主要AOCを確認してください。順番を問われることがあります。

BouzeronRullyMercureyGivryMontagny

・主要AOC5つの中で、BouzeronMontagnyは白ワインのみが認められており、その他は赤・白が生産可能です。

・Bouzeronはアリゴテ種のみのAOCです。

・Mercureyが栽培面積最大です。

・プルミエ・クリュが認められている場合もありますが、一切覚える必要なし!グラン・クリュはありません。

・ブドウは主にシャルドネピノ・ノワールです。

H マコネ

・AOC名にMaconがつくものは、さらにロゼワインまで認められていますが、唯一、Macon-Villages白ワインのみのAOCになります。

・上記AOCの赤、ロゼはピノ・ノワール以外にガメイも認められています。

Vire ClessePouilly-Fuisseなど主要コミュナルAOC5つはすべて、白・シャルドネのみが認められています。
→ロワール地方のAOC Pouilly FumeAOC Pouilly Sur Loire(共に白ワインのみ)と混同しないように注意してください。

・コミュナルのAOCの中でPouilly-Fuisseが最大です。

・同Vire Clesseが最北のAOCとなります。

・マコネにプルミエ・クリュ、グラン・クリュはありません。


I ボージョレ

※日本ではボジョレーという表記をよく目にしますが、ここではソムリエ協会にならってみました。フランスでは”ボジョレ”が最も近いように思います。

・この地域のAOCで認められているブドウは
赤:ガメイ
白:シャルドネ
になります。土壌は主に花崗岩

・AOC名にBeaujolaisがつけば、、さらにロゼインまで認められていますが、こちらはMaconと違い、BeaujolaisSuperieurがつくと、赤のみになります。

Cru du Beaujolais(すべて赤)が10ありますが、できれば北から順に覚えたほうがよいと思います。→最初はパスしてもかまいません。

・Cru du Beaujolaisの中で、栽培面積が最大のAOCはBrouilly、その次がMorgon、同最小がChenasになります。

Saint-Amourで造られるシャルドネの白はAOC Saint-Veranの名前で出荷されます。

あとこの地域で出題されるとすれば、プリムールの問題ですが、こちらは後日まとめたいと思います。
※ボージョレ・ヌーヴォーはロゼが認められています。

J ブルゴーニュのその他のAOC

※このような試験対策的な細々した事柄は、ある程度フランスワインの基本を理解した後でまとめて覚えたほうが効率的だと私は思います。ですからなんとなく目を通して【過去問】に進みましょう。

ブルゴーニュはかなり広い地域で、これまでに紹介した以外にもAOCが存在します。その中から試験対策として取り上げたほうがよさそうなものに絞って紹介しようと思います。

・単一品種で造られるブルゴーニュでは珍しいピノ・ノワールとガメイの混醸タイプのAOCがあります。

Bourgogne Passe Tout Grains

ロゼが認められています。

・下記は赤か白かを見ておきましょう。

Cotes de Nuits Villages→赤・白
Cotes de Beaune Villages →赤のみ
Cotes de Beaune→赤・白
Hautes-Cotes de Nuits  →赤・白そして、ロゼまで可。
Hautes-Cotes de Beaune →赤・白そして、ロゼまで可。
→この5つはなんとなくNuitsとBeauneが違うだけのように見えますが、ある特定の村名ワインであったり、かたやちょっと外れの地域を指したりと性格もレヴェルも全く異なるAOCです。でも、試験では何色のワインかということしか問われませんから、それだけ見てればいいのです。

ワインを知る上で本当に大事なのは、それぞれのAOCが持つ意味なので、試験合格後興味のある方は調べてみて下さい。

その他、赤ワインだけ、白ワインだけが認められているAOCがいくつかあります。そのあたりも、な~んとなく眺めておきましょう。

赤ワインのみ/Cotes du Couchois
白ワインのみ/Bourgogne Vezlayなど。

クレマンはブルゴーニュに限らず、全て↓です。
Cremant de Bourgogne ロゼ、瓶内二次発酵

・AOC Coteaux BourguignonsやAOC Bourgogne Gamayなど近年新しく定められたAOCがいくつかありますが、こちらもさらになんとなく見ておくくらいでいいと思います。→あとは赤・白・ロゼ全てが認められている!くらいの感覚でいいです。たいして重要ではありません。

この最後のところは頑張って覚える必要ありませんからね。




さてと、

【過去問 2015】
ボージョレ地区北部の基盤となる土壌を 1 つ選んでください。

1. 粘板岩
2. 花崗岩
3. 火山岩
4. 泥灰岩

【解説】
ここの土壌はかなり有名です。この花崗岩土壌はボージョレより以南、コート・デュ・ローヌなどでも良く見られます。ガメイ種との相性がよいとも言われています。

【過去問】
白ワイン・ロゼワイン・赤ワイン全てを生産する事が可能な A.O.C. を 1 つ選んでください。

1. Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits
2. Cote de Nuits-Villages
3. Nuits-Saint-Georges
4 Cote de Beaune-Villages

【過去問】
ワイン用ぶどう品種Aligoteを100%使用して造られるA.O.C.を1つ選んでください。

1.  Maranges
2.  Rully
3.  Bouzeron
4.  Montagny

【過去問】
ボージョレ・ヌーヴォーの最大の輸出先を1つ選んでください。

1.         日本
2.         中国
3.         アメリカ
4.         イギリス

【解説】
素直に答えれば大丈夫な気もしますが。日本は”いいカモ”なのかもしれません。

【過去問】
次の1~5 のブルゴーニュ地方のA.O.C.ワインの中からSauvignon Blanc種のぶどうから造られているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1.Bouzeron
2.Irancy
3.Vire-Clesse
4.Saint Bris
5.Maranges

【過去問】
次の中からブルゴーニュ地方のA.O.C.を北から南の順序で正しく並べたものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1.Vougeot →Blagny →Givry →Montagny
2.Nuits-Saint-Georges →Chambolle-Musigny →Puligny-Montrachet →Mercurey
3. Volnay →Meursault →Saint-Amour →Pouilly-Fuisse
4.Aloxe-Corton →Chassagne-Montrachet →Montagny →Rully

【過去問】
次の 1-4 の中から A.O.C. Beaujolais を最も多く生産する県を1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Cote d’Or
2. Rhone
3. Yonne
4. Saone-et-Loire

【解説】
フランスの産地・AOCに関して、ときおり県名を問われることがあります。全ての県名を覚える必要など全くありませんが、なぜかボージョレは問われることが多いと感じます。無視してもよいと思いますが、ボージョレと今後出てくるあと一つか二つの県名は覚えておく方がよいかもしれません。
正解はちょっと意外な2.Rhone県になります。

【過去問】
次の1~5 の中から赤ワインだけが認められているA.O.C.ワインを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1.Bouzeron
2.Montagny
3.Macon Superieur
4.Beaujolais Villages
5.Regnie

【過去問】
次の1~5の中から白ワインだけが認められているA.O.C.ワインを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1.Macon-Villages
2.Macon Superieur
3.Rully
4.Mercurey
5.Bourgogne Ordinaire

【過去問】
次の 1-4 のブルゴーニュ地方の A.O.C. ワインの中から最も早くA.O.C.ワインに認定されたものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Bouzeron
2. Saint-Bris
3. Bourgogne Aligote
4. Irancy

【解説】
これは知らなくてよい問題です。正解は3.ですが。

【過去問】
次のブルゴーニュワインに関する記述の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Beaujolaisワインのほとんどが Saone-et-Loire県で生産されている。
2. Romanee Contiの畑の面積は、La Romaneeと比較すると小さい。
3. Beaune村にあるClos de la Mousseの畑はFaiveley社によって単独所有されている。
4. ラベルに A.O.C. 名が Blagnyと表示されているワインはすべて赤ワインである。

【解説】
これは一見難問のように見えます。皆さんはBlagnyのことをしっかり理解されているでしょうから、心配ありませんが、もしBlagnyのことを忘れているとどうなるでしょうか?

2.のLa Romaneeが最小特級畑であることはお伝えしましたから、2.は外します。あとは1.と3.が正しいかどうかを判断するのですが、ボージョレのことを知っていれば、1.がRhone県で間違っていることがわかります。Clos de la Mousseはそれなりに有名なワインですが、覚える必要はありません。ですから、あとに残る3.と4.を50%の確率にかけてマークするしかありません。

ここで思うことはボージョレがRhone県であることを知らなければ二つか三つの中から一つの正解を鉛筆を転がして選らばなくてはならなかったことです。

試験に出題されることのすべてを覚える必要はありません。七割取れれば合格です。覚えるべき事柄と覚えたほうがよい事柄、そして稀に出題されるけど覚えなくてもよいであろう事柄が皆さんの中で判断できるようになれば合格も近いと言えます。

【過去問】
次の Cru Beaujolaisの中から最も生産量の多いものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Brouilly
2. Morgon
3. Moulin-a-Vent
4. Saint-Amour

【過去問】
次のBourgogne地方 Beaujolais地区のA.O.C.についての記述の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Beaujolais Villages は白、赤、ロゼともに生産が認められている。
2. Beaujolais は白、赤だけの生産が認められている。
3. Chiroubles は白、赤ともに生産が認められている。
4. Saint-Amour は赤とロゼの生産が認められている。

【過去問】
次のブルゴーニュ地方のA.O.C.に関する記述の中から誤っているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1.Chevalier-Montrachet はPuligny-Montrachet 村のGrand Cru である。
2.Nuits-Saint-Georges 村にはGrand Cru の畑が存在しない。
3.Saint-Veran は白のみA.O.C.である。
4.Mercurey は赤、ロゼ、白の全てのタイプが認められている。

【過去問】
次のブルゴーニュ地方 Maconnais地区のA.O.C.の中から存在しないものを1つ選んでください。

1. Pouilly-Loche
2. Pouilly-Fuisse
3. Pouilly-Clesse
4. Pouilly-Vinzelles

【過去問】
次のクリュ・ボージョレの中から最も栽培面積が広いものを1つ選んでください。

1. Fleurie
2. Saint-Amour
3. Brouilly
4. Moulin-a-Vent

【過去問】
北部のクリュ・ボージョレに大きな影響を与えている土壌を1つ選んでください。

1. 花崗岩質
2. 火山岩質
3. 石灰岩質
4. 粘板岩質

お疲れ様でした。ブルゴーニュまで終えることができました。

意外とすんなり…、とはいかないでしょうが、ボルドーとブルゴーニュを終えたのですからちょっとした充実感があるのではないでしょうか?

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩




 - ・2016