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イギリス

2020/05/21
 
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イギリス

イギリスはイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの四カ国で構成される連合王国です。 1980年代から気候の温暖化とともにブドウの熟度が上がるようになり、特にイングランド南部で栽培されたシャンパーニュ品種で造るスパークリングワインが高い評価を得るようになりました。現在Englandには133軒の、Walesには21軒のワイナリーがあります。

A 歴史

・紀元前1世紀頃にベルガエ人(現在のベルギー周辺の人々)が英国南東部に進出してワインを持ち込みました。

・キリスト教が6世紀末に広まると、英国南東部の修道院でブドウ栽培とワイン醸造が行われました。

1152年にアキテーヌ女公アリエノールの夫アンリがイングランド王ヘンリー2世となり、現在のフランス西部と英国全体にあたる地域を支配するアンジュー帝国が生まれたため、ボルドーなど大陸側のワインが英国に盛んに供給されるようになりました。 →超有名な史実です。

・1980年代から気候の温暖化と共に、イングランド南部で栽培されたシャンパーニュ品種で造られるスパークリングワインが国際的に高い評価を得始めました。

B 気候・風土

北緯49~61度ワイン栽培地としてはかなり北。メキシコ湾流(暖流)のおかげで、比較的暖かい海洋性温帯気候
→最近1世紀以上にわたって気候の温暖化が顕著で、1900年にはイングランド南端にわずかしか存在しなかった年間平均気温10°Cを超える地域が、2000年にはイングラ ンド南部の大半、2080年にはイングランドのほぼ全体に拡大すると予測されているそうです。

C 主要ブドウ品種とワイン産地

・栽培面積順 シャルドネピノ・ノワール→バッカス→ピノ・ムニエ

・生産量 4.8万hl:スパークリングワイン 66%、白 24%、赤・ロゼ 10% ・四カ国のうち、最大の生産国はイングランドで、8割以上を占めます。

・イングランドにおける最大の産地はサウス・イースト・イングランド地方(州別ではケント州)です。→シャンパーニュと同じ白亜土壌の地層が見られます。

D ワイン法

→2016年のEUの離脱を受けて、今後どのように変わるのか。

・地理的表示保護P.G.I(Protected Geographical Indication)

原産地名称保護P.D.O.(Protected Designation of Origin)
イングランドまたはウェールズ産のブドウは85%以上、アルコール8.5〜15%、最大収量100L/ha

・スパークリングワインに関しては 伝統的製法 最低9ヶ月の瓶内熟成 ガス圧3.5バール、最低アルコール10% →シャンパーニュとの違いと比較して覚えましょう。ブドウ品種はシャルドネ、ピノを主体におおよそ想像できるもの




ソムリエ試験 過去問

【過去問 2017】
イギリスで生産されるワインのうち、スパークリングワインが占める割合として適当なものを次の中から1つ選び、解答欄にマークしてください。

1. 22%
2. 44%
3. 66%
4. 88%

【解説】 過去問がありませんでしたからね。知らなくてもワイン業界にいるとなんとなくわかったかも。でも、今年からは取りたいですね。

【過去問 2017】
2015 年統計で、イギリスのワイン生産州のうち、最もブドウ栽培面積が大きい州を次の中から 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. Essex
2. Kent
3. West Sussex
4. East Sussex

出題されても一問です。気軽にいきましょう。そして、次回はルクセンブルクです!

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩






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