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オーストラリアのワインについて

2020/06/10
 
この記事を書いている人 - WRITER -

※表紙はオーストラリア”ナチュラル・ワイン・ムーヴメント”の旗手の一人、ルーシー・マルゴーのワイン



オーストラリアのワインについて

オーストラリアは新世界のワインとしてソムリエ試験的に非常に重要な位置を占めています。ただ、これまではそれほどつっこんだ出題は見られず、広くポイントを押さえて理解しておけば得点源になりました。

中でも産地に関する問題が多く、主要産地の簡単な特徴と位置関係を地図と照らし合わせて確認する必要があります。

ここはあせらず、ちょっと気合を入れていきましょう。

A オーストラリアのワインについて

ブドウ栽培地域は、国の南半分にあたる南緯31度から43度の間に帯状に分布し、東端のニュー・サウス・ウェールズ州から西端の西オーストラリア州まで3,000km超に渡ってワイン産地が点在しています。広大な土地ゆえに気候・土壌も多種多様です。

ワイン造りの歴史は220年ほどですが、90年代半ばから生産量が急速に伸び、さらに輸出(全販売量の6割)にも力を入れています。また、ワイナリー数は約2400、この20年で三倍になりました。

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B オーストラリアワインの歴史
1788年 イギリス人のアーサー・フィリップ大佐がシドニーにブドウの樹を持ち込む。
1825年 オーストラリアのブドウ栽培の父と称されるジェームズ・バズピーがニュー・サウス・ウェールズ州のハンター・ヴァレーに本格的なブドウ園を開く。
※ワイン生産開始 1823年/タスマニア州→1825年/ニュー・サウス・ウェールズ州→1834年/ビクトリア州・西オーストラリア州→1837年/南オーストラリア州
1840年年代 南オーストラリア州のバロッサ・ヴァレーにドイツから宗教迫害のため逃れて来た人達が入植、ワイン造りを始める。クレア・ヴァレー、イーデン・ヴァレーのリースリングもその流れです。
1877年 フィロキセラ
1880年代 酒精強化ワインへの移行
1929年 ワインオーストラリア公社設立
→現在はAGWA(オーストラリア・ブドウ・ワイン管理局)となりワインに関する種々の規定を定めています。
1950年代 酒精強化ワインの時代からスティルワインに以降。→そのタイミングで、1951年 ペンフォールド社 グランジ・ハーミテージ シラーズ100%

1993年 GI制度導入(地理呼称制度)
2000年 スクリュー栓拡大の「引き金」:クレアヴァレーの生産者13社がスクリュー栓の採用を決めたことで、豪・NZなどに急速に広まるきっかけとなる。

90年代に入り、世界の潮流と市場拡大に合わせて、より果実の充実・成熟を目指すようになります。また94年にEUとの取り決めで、「ジェネリック名表示」を禁止したことで、「ブドウ品種表示」のワインが主流になっていきます。そして、90年代末には「シラーズ」が質・量ともに同国を代表するブドウ品種として世界に認識されるようになりました。

2000年から2005年にかけてワイナリーの再編成が行われます。そして、近年力強く、濃厚で熟した果実味”の伝統的なオーストラリアスタイルから脱したナチュラル・ワイン”を手がける若い生産者も出てきています。

C 主なブドウ品種と州別生産量
・白ブドウ
③シャルドネ→ソーヴィニヨン・ブラン→セミヨン
・黒ブドウ
①シラーズ → ②カベルネ・ソーヴィニヨン → メルロ

→栽培面積順に。黒ブドウの方が白ブドウよりも多く栽培されています。

・ワイン産地別生産量
1位 南オーストラリア
2位 ニュー・サウス・ウェールズ
3位 ヴィクトリア
4位 西オーストラリア
5位 タスマニア

→生産量最大の南オーストラリア以外は白ブドウの方が生産量が多い。

D ワイン法とエチケット表示
・GI制度:原産地呼称
・アルコール4.5度未満は不可。補糖禁止。酸化防止剤、保存料の表示義務。
・GIの表示・ブドウ品種表示・ヴィンテージすべて85%以上
※三地域以下のブレンドの場合は合計が95%以上で多い順に記載可
・ワインのスタイル

ジェネリック、ヴァラエタル、ヴァラエタル・ブレンド

・酒精強化ワインの国内名称変更(バロッサ・ヴァレー、ラザグレン)←2010年
シェリー → Apera(ドライ、ミィディアムドライ、スィート、クリーム)
ポート → Fortified(ヴィンテージ、トゥニー)
リキュール・トカイ → Topaque(ラザグレン、クラシック、グランド、レア)
→2017年に出題されましたからねぇ…。

さて、ひとまず過去問で。



ソムリエ試験 過去問

【過去問】
オーストラリアのGI制度においてヴィンテージ表示するためには、特定のヴィンテージのワインが何パーセント以上含まれている必要があるか。次の中から1つ選び、解答欄にマークしてください。

1. 75%
2. 80%
3. 85%
4. 90%

【過去問】
Aperaのカテゴリーとして正しいものを次の中から1つ選び、解答欄にマークし てください。

1. クリーム
2. ヴィンテージ
3. クラシック
4. レア

【過去問】
1890 年にスコットランド人ジョン・リドックが最初のブドウを植えた、オーストラリアを代表するカベルネ・ソーヴィニヨンの産地を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. クナワラ
2. ヘンティー
3. アデレード・ヒルズ
3. クレア・ヴァレー

【解説】
スコットランド人ジョン・リドックを知らなくても、この選択肢の中から”オーストラリアを代表するカベルネ・ソーヴィニヨンの産地”と問われれば、ここしかありません。




【過去問】
クレア・ヴァレーのワイン生産者 13 社が、白ワインにスクリュー栓ステルヴァン)を採用すると一致して決めた年を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. 2000
2. 2005
3. 2010
4. 2015

【過去問】
ハンター・ヴァレーに本格的なブドウ園を開設し、「オーストラリアのワイン用ブドウ栽培の父」と形容される人物を 1 人選んでください。

1. アーサー・フィリップ
2. ヤン・ファン・リーベック
3. ジェームズ・バズビー
4. クラウス・ユング

【過去問】
オーストラリアに最初にワイン用ブドウ樹が持ち込まれた年号を 1 つ選んでください。

1. 1788 年
2. 1768 年
3. 1748 年
4. 1728 年

【過去問】
オーストラリアで栽培面積が最も大きいワイン用白ブドウ品種を 1 つ選んでください。

1. Sauvignon Blanc
2. Riesling
3. Chardonnay
4. Semillon

【過去問】
オーストラリアで栽培面積が最も大きいワイン用ブドウ品種を 1 つ選んでください。

1. Cabernet Sauvignon
2. Grenache
3. Merlot
4. Shiraz

【過去問】

オーストラリアの地理的呼称(G.I.)制度が導入された年を 1 つ選んでください。

1. 1986 年
2. 1991 年
3. 1993 年

4. 1997 年

【過去問】

オーストラリアに最初にワイン用ぶどう樹が持ち込まれた年を1つ選んでください。

1. 1788年
2. 1825年
3. 1829年

4. 1834年

【過去問】

「オーストラリアのワイン用ぶどう栽培の父」と形容され、重要な遺産を残した人物を1人選んでください。

1. アーサー・フィリップ
2. ジェームズ・バズビー
3. マックス・シューバート

4. ジョン・リドック

【過去問】

1788年オーストラリアに初めてぶどうがもたらされ、その後Hunter Valleyに本格的な畑が開かれた年として、正しいものを次の1~4の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 1815 年
2. 1825 年
3. 1835 年

4. 1845 年

【過去問】

次の 1-4 のオーストラリアワインに関する記述の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. オーストラリアで一番多く栽培されている黒ぶどう品種はカベルネ・ソーヴィニヨン、白ぶどうはシャルドネである。
2. オーストラリアワイン独自のカテゴリーとしてヴァラエタル・ブレンドワインがあり、ラベル表示は使用ぶどう品種の比率の多い順と決められている。
3. オーストラリアのワインづくりは英国のアーサー・フィリップ大佐がメルボルンに上陸し、記念として公邸庭園にぶどう樹を植えたのが始まりである。

4. オーストラリアは 7つの州から成るが、近年ノーザン・テリトリーやタスマニア州から多くのワインがつくられている。

【解説】

よく読んで答えてくださいね。3.はメルボルンではなくシドニーです。

【過去問】

次のオーストラリアにおけるぶどう造りに関する記述の( )に該当するものを下記の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

「オーストラリアのぶどう園は南緯31度から43度にあり、ぶどう造りの歴史は (   )と比較的浅いものの限りない可能性を秘めた国として知られている」

1. 約100 年
2. 約150 年
3. 約200 年

4. 約250 年

【過去問】

次の中から2006 年度に最も生産量が多かったオーストラリアのワイン用ぶどう品種を1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Chardonnay
2. Shiraz
3. Sultana

4. Cabernet Sauvignon

【過去問】

次の中からオーストラリアで複数のぶどうを原料にして使用比率の多い順に品種名をラベル表記するワインの名称に該当するものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. リージョナル・ワイン
2. ヴァラエタル・ブレンド・ワイン
3. ジェネリック・ワイン

4. ヴァラエタル・ワイン

【解説】

問題文はヴァラエタル・ブレンド・ワインについて説明しています。

【過去問】

次のオーストラリアのワイン用ぶどう、歴史、気候、ワイン法に関する記述の中から誤っているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 南オーストラリア州は白ぶどう、および黒ぶどうの生産量がオーストラリアで一番多い。
2. オーストラリアに初めてぶどうが植えられたのは 1788 年といわれている。
3. カンガルー島はオーストラリアで最も大きい島で海洋性気候である。

4. オーストラリアのヴァラエタル・ワインで収穫年を表示する場合は、表示されている収穫年のものを 85 % 以上使用しなければならない。

【過去問】

次のオーストラリアワインのラベル表示に関する記述の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. ヴィンテージ表示は、特定のヴィンテージのワインが75%以上含まれている場合表示できる。
2. 地理的呼称(GI)表示は、特定の地理的呼称で産出されたワインが85%以上含まれている場合表示できる。
3. 複数のぶどう品種が使用されている場合、原則的に全ての品種を少ない順に記載することになっている。

4. 複数のぶどう品種が使用されている場合でも、特定のぶどう品種が75%以上含まれる場合は、その品種だけを表示することが可能である。

【過去問】

次のオーストラリアワインに関する記述(2007年度)の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Shirazは黒ぶどう品種の生産量ではCabernet Sauvignonに次いで第2位である。
2. 最も多い生産量の白ぶどう品種Semillonは2位のChardonnayの約1.5 倍の量を生産している。
3. New South Wales州はSouth Australia州に次いで第2位のぶどう生産量である。

4. 全体のぶどう生産量は黒ぶどうが白ぶどうよりもわずかに多い。

【過去問】

次のオーストラリアのワイン用ぶどう、歴史、気候、ワイン法に関する記述の中から誤っているものを1つ選んでください。

1. 南オーストラリア州は白ぶどう、および黒ぶどうの生産量がオーストラリアで一番多い。
2. ハンター・ヴァレーに最初の本格的なぶどう畑が開かれたのは、1825年である。
3. カンガルー島はオーストラリアで2番目に大きい島で海洋性気候である。

4. オーストラリアのヴァラエタル・ワインで収穫年を表示する場合は、表示されている収穫年のものを85%以上使用しなければならない。

【過去問】

次の中から、オーストラリア連邦政府管轄下に設立された、オーストラリアワインに関する種々の規定を定めている機関の略称として適当なものを1つ選んでください。

1. AWA
2. AWBC
3. WBO

4. WAVB

【解説】

以前はAWBCと呼ばれていましたが、現在はWACに変更されました。

【過去問】

次のオーストラリアワインに関する記述の中から誤っているものを1つ選んでください。

1. 国土の割りに人口が少ないオーストラリアでは、ワイン販売量の約60%以上が輸出向けとなっている。
2. かつて酒精強化ワインの生産量が多かったが、近年では生産量の約90%がテーブルワインとなっている。
3. ユニークなBYOシステムは、国内の高品質ワインの消費拡大に貢献している。

4. 南オーストラリアのテラロッサ土壌は、ぶどう栽培に理想的であることが知られている。

【解説】

2. 99%です。

【過去問】

次のオーストラリアの「ヴァラエタル・ブレンド・ワイン」に関する記述の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 上質ぶどうのブレンドワインで、使用ぶどう品種が比率の多い順に、ラベルに表示される。
2. セミヨン種とシャルドネ種をブレンドした白ワインだけに表記できる。
3. フランス・ボルドー地方のぶどう品種だけをブレンドしたワインである。

4. オーストラリア国内のシラー種だけをブレンドしたワインである。

【過去問】

次の中からオーストラリアのワイン用白ぶどう栽培面積が、多いものから少ないものの順序で正しく並んでいるものを1つ選んでください。

1. Riesling → Chardonnay → Semillon
2. Chardonnay → Semillon → Sauvignon Blanc
3. Chardonnay → Colombard → Semillon

4. Semillon → Chardonnay → Riesling

【解説】

当時の模範解答では2.が正解となっていますが、近年Sauvignon Blanc の生産量が増え、Semillon と順位が入れ変わっています。

【過去問】

オーストラリアで最も栽培面積の広いワイン用ぶどう品種を1つ選んでください。

1. Cabernet Sauvignon
2. Shiraz
3. Chardonnay

4. Semillon

次回はオーストラリアのワイン産地に進みます。

何かございましたらこちらまで

koza★majime2.com 松岡 正浩

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