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ドイツワインについて

2020/04/27
 
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ドイツワインについて

【ポイント】
ソムリエ試験対策としてドイツは私が受験した当時から避けて通りたい分野の代表格であり、ほとんど何も手をつけずに合格したという”つわもの”も数人知っております。

しかし、ここでちょっとだけ気合を入れて(と私自身に言い聞かせているのですが)少なくとも平均的な知識は身につけようではありませんか。

ということで、ここ十数年の出題傾向(〜2017年度)を調べてみました。(ドイツの全出題数に対するそのカテゴリーの出題の割合です)

■13の特定栽培地域に関する問題 31%
・生産量の多い地域、少ない地域が問われます。
・栽培面積が広い地域が問われます。
・最北の地域など位置関係も問われます。
・地域の特徴に関する出題が少々。

・ドイツワイン全体と絡めての問題

■ベライヒ、畑の名前に関する問題 13%
『次の畑の中から、Hattenheim村にあるものを1つ選び…』
というタイプの皆さんが苦労する問題です。

→何とも言えませんが、ここをあきらめることも一つの考え方です。ここは日常でドイツワインにふれている方でないと本当に頭に入らないように思います。

■ワイン法、地域ごとのいろいろなワインに関する問題 29%

ドイツはこれまで学んだフランスとはタイプの異なるワイン法を制定しています。

■ワイン用語に関する問題 2%

ほとんど出ないと思っていいですね。2015年は一問出ましたが…。

■ブドウ品種に関する問題 17% 

ブドウ栽培の北限であることもあり、厳しい環境に耐えるブドウを交配によって作り出しています。この交配に関する問題とシノニムが試験で狙われるわけです。

■歴史、その他の問題 8%

2017年、2016年、2015年と三年連続で出題がありました。一次試験直前に教本をサラッと読むだけでも違うと思います。

この講座的に赤字の項目はおさえておきたいところです。ベライヒ、畑の名前に関する問題は出題されても一問でしょうから、覚えなくてもいいんじゃないとこっそり思っております。

さて、始めます。

A ドイツのワイン法

◆二度にわたる大きな改革
1971年 果汁糖度による計測可能な基準でシュペートレーゼ等の格付けを行うようになり、加えて畑名の統合を行いました。
2009年 EU全域で地理的呼称制度施行。→ドイツにおいては表記は任意。

◆地理的表示のないワイン

Deutscher Wein
・ドイツ国内産のブドウを100%使用
・”ブドウ品種”と”収穫年”の表示が可能→シュペートブルグンダー、リースリング等の伝統的な主要品種の表示は不可

・地理的表記は不可。生産国(ドイツ)のみ表記

◆地理的表示付きワイン

地理的表示保護ワイン(g.g.A.)
Landlwein
・ブドウはラントヴァイン指定地域(26あります)産を85%以上使用

一部を除き、トロッケン(辛口)とハルプトロッケン(中辛口)のみ

原産地呼称保護ワイン(g.U.)
Qualitatswein(かつてのQ.b.A.)
・13ある特定ワイン生産地域のうちの一つの地域内で収穫されたブドウを100%使用し、その地域内で醸造
・各地域で許可されたブドウ品種のみ使用可
・最低アルコール度数が7%以上
・補糖可
・公的検査合格番号A.P.Nr.を表示しなくてはならない。→末尾は検査年号です。収穫年(ヴィンテージ)ではありません。

・ドイツワイン生産量の75%を占めます。

Pradikatswein(かつてのQ.m.P.)
補糖は不可
・糖分測定法はドイツの物理学者の名前を取ってエクスレという単位で表されます。
・ドイツワイン生産量の23%を占めます。

・果汁糖度に準じて六段階の肩書があります。→あくまで収穫された時の糖度が基準で、ワインの味わいのタイプを決定するものではありません。
1 カビネット 熟したブドウ
2 シュペートレーゼ 完熟ブドウ
3 アウスレーゼ 完熟、一部貴腐ブドウ
↑ ここまでは最低アルコール度数が7%以上
↓ 以下は最低アルコール度数が5.5%以上
4 ベーレンアウスレーゼ 過熟か貴腐ブドウ
5 アイスヴァイン 樹上で凍結したブドウ
6 トロッケンベーレンアウスレーゼ 干しブドウ状の貴腐ブドウ

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩






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