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ソムリエ試験二次、テイスティングの受験報告2016~ワインエキスパート呼称編 2

2020/05/27
 
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2016年度のテイスティング報告、エキスパート呼称編二回目です。

※表紙は「Monsieur Boileau au Cafe」:トゥールーズ=ロートレック画→手前のグラスに入った白濁した水色の液体はアブサンだと思われます。


ソムリエ試験二次、テイスティングの受験報告2016~ワインエキスパート呼称編 2

東京会場:目黒雅叙園

かなり広めの会場。一つの長机に4人ずつ。部屋全体では400人くらい。空調は快適、照明は白色。テイスティングアイテムは会場が開いた時点で5つ全てがセットされた状態。

開場時間が少し遅れ、試験開始も5分程度遅れました。開始時刻を自分で確認しておかないと何時に終了するかわからず。終了時間の告知はなし。ただ、「あと10分です」の案内はありました。

白ワイン1(正解:リースリング フランス 2013年)
外観:少し緑がかったイエロー、若々しい感じ。粘性は中程度くらい?

香り:あまり感じられず、焦る…。なんとか集中して…、どちらかと言えば柑橘系、青リンゴかな。パイナップルなどの南国的な要素はない感じ。花系はわからず…。ミントなど少しスッキリ系の雰囲気もあり。

味わい:酸が目立つ。甘みは少な目で、苦味もそれほどない印象。強い果実味を感じられなかったので新世界ではないかな…と思う。

ブドウ品種はリースリングだろうと思ったものの、ペトロール香を感じられず、決め手に欠ける。酸の印象が強くあり、そこからシュナン・ブランを選択。

今、冷静に考えれば、リースリングとシュナン・ブランで迷ったなら”リースリングにしとけよ、自分”と、思う次第です。→全くもって。

私の解答:シュナン・ブラン フランス 2014年

白ワイン2(正解:シャルドネ アメリカ 2013年)
外観:レモンイエローからイエロー。それほど濃いとは思いませんでした。粘性もそこそこで、白ワイン1と近い印象。

香り:第一印象は知ってる香り!でしたが…でもこれなに? 経験したことあるけどわからない…。迷った末、ソーヴィニョン・ブランの青さでは?と思ってしまう。そして、ここからソーヴィニョン・ブランの特徴を探してしまう。しかし、若干南国系のフルーツのニュアンスがあると気付き、違和感を感じる…。

味わい:バランスの取れた印象で、突出した要素がない。
→二番目に大切なポイント、バランスの良さ、突出したものがないこと。完全にシャルドネの特徴です。

ソーヴィニヨン・ブランならもう少し特徴があるのでは?と思いつつもスッキリした感じだったのでフランスをイメージし、結論としてフランスのソーヴィニョン・ブランを選択。

南国系フルーツの印象は焦っていて忘れていました。
→ここに気がついたのに…。この南国感、一番大切なポイントです。

ところが全てをテイスティングし終わった後にもう一度香りを取ると、今度は樽香が…、シャルドネ?だろうと気がつきました。しかし、依然としてそれほど果実味は感じられず。

残り時間もなく焦っていたこともあり、コメントの一部をシャルドネ寄りに修正後、ブドウ品種をシャルドネに変更。生産国は迷いましたが、果実味が感じられなかったのでフランスのまま。

あまりインパクトのない上品なシャルドネといった感じのコメントになってしまいました。

結果を見て、あれがアメリカ?と自分の実力不足を再認識しました。コメント的にもアメリカ寄りにはしていないので残念です。
→南国感を感じていたので、アメリカでも不思議ではないと思うのですが。

私の解答:シャルドネ フランス 2014年

赤ワイン1(正解:シラーズ オーストラリア 2014年)
外観:ガーネット、黒系。落ち着いた印象。粘性もそこそこあり。カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、シラーあたりかなと想像する。

香り:第一印象はとんかつソース!?スパイスのニュアンスを強く感じる。果実系をあまり感じず戸惑う。とんかつソースの材料は野菜、果物、スパイスなのだから分解すれば要素は出てくるはずと思い直し再トライ。落ち着いてもう一度香りを取ると、カシス、ブラックベリーあたりの印象。花系の香りは取れず…。全体として華やかさを感じず、硬質な印象。
スパイスからシラー?を疑う。

味わい:酸、タンニン、甘みともバランスの取れた印象。香りよりも果実味を感じる。

総合して考えると、香りのスパイス感からシラーかなと。生産国を考えると、こんなに強烈な香りのシラーはフランスではないと判断。松岡様主催のテイスティングセミナーで、ニュージーランドのソーヴィニョン・ブランをテイスティングしたときに強烈な太い青さを感じたので、この強烈さはニューワールドの方が出やすいかもと思い、オーストラリアを選択。

もう少し言えばフランスならもう少し上品な感じかなと思いました。ニューワールドの方が特徴がはっきりとしているものが多いように思います。ヴィンテージはあまり考えている余裕がなく、2012年に。

私の解答:シラーズ オーストラリア 2012年

赤ワイン2(正解:テンプラニーリョ スペイン 2013年)
外観:こちらも赤ワイン1と似た印象。ガーネットくらい。と思いきや若干赤1よりもオレンジがかった印象。少し熟成感が感じられる。全体的に落ち着いた印象で、粘性は中程度。

香り:はっきりとした香りがあるものの、何かわからず…しばらく考えて、甘い梅干しのような香りと認識。「甘い」の部分と「梅干し」の部分に分けて解釈し、「甘い」ところからカシス、ブルーベリー等の果実系を、「梅干し」から熟成感を想像して、干しプラム、なめし革、丁子などを選択。
→この解釈はとても面白いと思います。テンプラニーリョには梅系の赤いニュアンスがあります。

味わい:まずまずバランスがよい感じ。ただ、赤1よりも酸とタンニンが少し強い。特にタンニンは少し長めに口に残る感じ。果実味は控えめで若さはあまり感じられない。

総合して考えると、カベルネ、シラー系のコクのある品種ではない。(そもそもカベルネは選択肢になし、シラーは使用済み)果実味があまり前面に出てこない感じからヨーロッパの伝統的な作りを思い浮かべ、ネッビオーロとテンプラニーリョが候補となる。

ネッビオーロならもっとも色にオレンジを感じることが多いし、タンニンにもう少し特徴がある気がしたので、テンプラニーリョを選択。最後にマルベックの印象はあまりないと思ったので、ちょっと気になったんですが削除しました。

私の解答:テンプラニーリョ スペイン 2012年

リキュール(正解:泡盛)
赤ワインまで一通り終えてからトライ。香りに甘い、お米のようなニュアンスがあり、一瞬日本酒?かと思う。その香りからウォッカ、グラッパを除外。テキーラと泡盛で迷う。テキーラをあまり飲んだことがなかったことが痛かった…。しかし、このお米っぽい「和」の香りはテキーラのイメージに一致しないと思い、泡盛を選択。

私の解答:泡盛

<所感>
・やはり、かなり緊張しました。限られた時間の中でテイスティングするという経験が圧倒的に不足しており、焦って冷静さを失いました。

・最初に選択肢のブドウ品種を確認したのですが、カベルネ・ソーヴィニヨンやピノ・ノワールがないのにびっくりしました。頭の片隅では想定していましたが、まさか本当にないとは…。
結果的にはほぼ主要ブドウ品種(テンプラニーリョ以外)だったので冷静に学んだ主要ブドウ品種だけを見ればよかったのですが。

・試験を受けてみて改めて自分の実力不足を実感しました。各ブドウ品種(特に主要ブドウ品種)については自分なりのイメージを持っていたつもりですが、活かせなかったように思います。これからも勉強だなと思った次第です。

最後になりましたが、松岡様には大変お世話になりました。今年初めにこの講座をたまたま見つけ、全て拝読させていただきました。私はワインスクールに通っていましたが、この講座とスクールを並行して活用することで効率よく学ぶことができました。

また、テイスティングセミナーでは普段あまり飲む機会のないニューワールドのワインにも触れることができ、大変貴重な経験となりました。本当にありがとうございました。



東京会場
13:00からオリエンテーション開始とのことでしたので、45分前の12:15には会場の目黒雅叙園に着いていました。お手洗いが混んだら嫌だなと思い、早めに済ませてテイスティングコメントを確認していました。

余談ですが、隣で待機していた女性が仲間うちで”日本酒が出るわよ!””問題形式、絶対変わるわよ!”などと話し、気が散るのでイヤホンで音楽を聴いていました。(笑)周りに惑わされなくなかったので…。
→正しいです。何が出るのか、どう変わるのか、変わらないのか誰にもわからないのですから。

会場前に張り出されていた案内には12:50に開場と書いてあったのに、それが13:00になり、オリエンテーションは13:10からスタート。試験は13:20頃から始まるのですが、いきなり始めてください!と言われるし、試験官から”試験は14:10までです”などのアナウンスはなし。ちょっと嫌な感じでした。

オリエンテーション中、すでに並べられていたワインを眺めていました。
白ワインは淡い系が2つで外観からは判断できないな。赤は濃い系が2つだからピノはないな。リキュール類が例年は二つなのに一つしかない!しかも強烈な香りを放っている…くさいな…など考えてました。

白ワイン1
私の解答:シャルドネ アメリカ 2013

まず、香りで樽を感じてしまいました。リースリングに樽なんてないのに。緊張していたのだと思います。さらに、余韻も凝縮感もそんなにないのに果実味があると思い込み、ニューワールドと判断してしまいました。

白ワインのヴィンテージは2013と決めていました。試験中に迷いたくなかったので…。当たればラッキーという感じです。

そして、5種テイスティングを終えて、戻って確認したときにぺトロール香を感じたんです。えっ!?リースリング!?となったのですが、第一印象を信じろとよく言われていたし、時間もないのでそのままに…。これが白ワイン2にも響くことになりました。

白ワイン2.
私の解答:リースリング オーストラリア 2015

最悪です。白1で解答したものが正解でした。

香りがしっかりあるから甲州・ミュスカデはないな。青さはない、ソーヴィニヨン・ブランでもないな。白1はシャルドネだったしリースリングか!という具合です…。→この「ひとつ目が○○だから、二つ目は○○ではないな、○○以外で考えよう…」は大抵失敗します。ひとつ目にそんなに自信があるのですか?この年はこのミスが目につきます。

果実味たっぷりなのは自信が持てたので、ニューワールドを選べたことがまだ救いかな…と。練習ではけっこう当てられていただけに、かなりショックでした。

あと、外観で気泡が見えたんです。試験開始前に隣の人のもチラ見しましたが、同様でした。ワインバーで気泡が残っているのは発酵直後のものだから2015年の可能性が高いと教わったので2015年を選びました。そんなに若いものではなかったのですね。
→気泡はスクリューキャップなどほかの要因も考えられます。

赤ワイン1
私の解答:シラーズ オーストラリア 2014

香りでわかりました。松岡さんの言うシラーの”マリネされたオリーブ”の香りを最後まで理解することができなかったのですが、このシラーズはよく言われる黒胡椒とジャムの香りがたっぷりでした。

味わいは煮詰めたジャムの感じ、豊富な甘味、アルコールのボリューム感、キツすぎないタンニン、とシラーズの特徴ばかりでした。偶然、前日に全く同じヴィンテージのものをテイスティングしたこともあり、同じニュアンスでしたので2014にしました。

赤ワイン2
私の解答:ネッビオーロ イタリア 2012

これは迷いました。私はテンプラニーリョ、ネッビオーロ、サンジョヴェーゼが苦手で、最後まで攻略できず当日を迎えました。

サンジョヴェーゼは選択肢にありませんでした。他にマルベックやらジンファンデルやら色々飲んだことのない選択肢が並んでいて迷いましたが、飲んだことのないものを選ぶより、飲んだことのあるものを選ぼうと思い、ネッビオーロかテンプラニーリョに絞りました。

複雑な香り。少しピノ的な香りがあったように思いました。味わいはタンニンもほどよくあり力強い。少し甘いような気もするなぁと思いつつ、最初のピノ的な印象が抜けず、力強いピノはネッビオーロかなと思い、時間もないのでネッビオーロとして解答しました。

正解はテンプラニーリョでしたが、テイスティングコメントが少し似ているのでなんとかならないかなと願っているところです。→まぁ、大丈夫でしょう。

リキュール
私の解答:泡盛

試験開始前から強烈な香りを放っていました。鼻と舌が麻痺したら嫌なので、スティルを終えてからテイスティングしました。キツイ香りと焼酎に似た味わい。選択肢は泡盛、グラッパ、ウォッカ、テキーラでした。サービス問題だったのでしょうか。

とにかく時間がなかった。落ち着け、落ち着けと言い聞かせながら臨みましたが、なかなか難しかったです。それでも、私の持てる力はすべて出し切ったと思います。

最年少ワインエキスパート取得を目指して4月から勉強してきました。

ワインに関しての知識はほぼゼロ。ロマネ・コンティってワインだよね?という状況から一次試験をパスし、こうして二次試験を受けることができたことだけで、よくやったなと自分を誉めたいと思います。

スクールに通わず独学で勉強していた私にとって松岡さんはとっても頼りになる先生でした。松岡先生がいたからここまで来ることができたのだと思います。ありがとうございました。




会場:リーガロイヤルホテル大阪

試験開始5分前に入場。会場の照明は少しオレンジがかった電球色でした。テーブル上には1~6の数字が書かれた紙が敷かれ、その上に白2種、赤2種、リキュール類1種が並べられていました。「6番だけまだ配られていないのかな?」と思いましたが、リキュール類は1つであるということに暫くして気が付きました。配点がどうなるかはわかりませんが、リキュール類に自信のない私はそれをラッキーなことと感じました。

しかし、安心したのも束の間、問題発生です。私の前に座っている殿方の香水(整髪料?)の香りが強い…。出来る限り自分の椅子を後ろに下げたり、わずかに体を通路側に向けたりしましたが無駄な抵抗でした。運営の方に言えば席を変えてもらえるかな?迷惑かな?と思案しているうちに開始時刻になりましたので、気持ちを切り替えて試験スタートです。(笑)
→どうなんでしょうね。言ってもいいと思うんですけど。努力した一年間がかかっていますから。

まずはテイスティング用語選択用紙の「主なぶどう品種」を確認。飲んだことのないもの&飲んだことはあるけど勉強不足のものがいくつか並んでいます。これらは無視することに決めました。この時点で私の白ぶどう品種は8→4品種です!
→何度も言いますが、自信のない人にとってこの考え方がベストです。

白ワイン1
香りでリースリング確定です。
「でも、なんかミント?というかスースーする感じの香り…?って前の人の香水!」
以降この”スースーする香り”を引き算する作業が加わりました。(笑)
ワインのテイストは酸味と甘味のバランスが良く、ミネラルも豊富で私的には典型的なフランス産でした。

白ワイン2
こちらも香りでシャルドネ確定。生産地はフランスではないことはわかりましたが、選択肢には米、豪、NZとあります(南アフリカ、アルゼンチンも選択肢にありましたが、私には見えません(笑))。
ワインを口にするも「この3国を見分けるには修行が足りないな…」と。でも前に飲んだアメリカのものと第一印象が似ているし、大阪セミナーで出されたアメリカ・シャルドネとの共通点もあるような…他に気になる要素はありつつもアメリカ・シャルドネを選択。松岡先生に感謝しつつ赤ワインへ。

まずは選択肢のブドウ品種を確認。過去頻出のカベルネ・ソーヴィニヨンとピノ・ノワールがありませんでした。

赤ワイン1
黒に近い紫に少し赤を足した色調。スパイシーで明るい香り。シラーズ・オーストラリアで間違いない。一口飲んでみる。果実味主体で豊か「ザ・ぶどう」といった感じ。

赤ワイン2
色は濃く、赤?紫?なんとも言えない。赤1と近いけど赤2の方がわずかに透明度が高い。香りは少しスパイシーでドライフルーツのようなニュアンスと赤い果実も感じる。それと土っぽさ。

「イタリア品種は土っぽさを感じると勉強したし、テンプラニーリョもそうだったような…」
この時点でネッビオーロとテンプラニーリョの2択になりました。ネッビオーロは意識して飲んだことがなかったので特徴をあまり掴んでいませんでした。

決めかねたので一先ずコメントを埋めつつ自分の記憶を辿って品種を探ります。ワインを口にすると渋味はそこそこで酸味も少なめ、表現力が足りなくて申し訳ありませんが、なんというか少しモッタリとした印象。イタリア品種はもっと酸味があるか、もしくは他の何かの要素が主張してくるんじゃないかなと思いました。

よってスペイン・テンプラニーリョを選択…したつもりが試験終了の合図があってから生産国を「イタリア」にマークしていることに気付きました。「あと10秒早く気付けたら…ありえない組み合わせだからって減点されませんように!」と祈りながら見送りました。(笑)

リキュール類
透明の液体。香りで選択肢のウォッカ、テキーラは除外。残りの泡盛orグラッパの二択。

口に含むと「お米っぽい香り…。でもグラッパの後味もこんなのだったような…わからない」泡盛とグラッパを買って勉強したのに。(泣)
でもわからないものはわからない。悩んだ挙げ句、グラッパを選択。

10分程時間が余ったのでマークの写し間違いや選択個数を間違えていないか確認。(最後の最後にマークミスを発見しましたが前述の通り時間切れでした)

テイスティングコメントは自分の感じたものを各々のブドウ品種に推奨されるコメントとすり合わせ、大外ししないよう選んだつもりです。生産年は失念しましたが全く自信がありません。

試験が終わり赤ワイン2とリキュール類に自信がなく意気消沈していると、他の受験者の皆さんが口々に「泡盛」「あわもり」「アワモリ!」と仰っているのを耳にし、泣きそうになりながら会場を後にしました。(笑)

電車に乗る頃には「他の3つはきっと大丈夫!」と気を取り直したり、大阪セミナーの帰り際に松岡先生から「ブドウ品種を全て当てて落ちる人も稀にいるし、反対に全て外して合格した人はけっこういます」と聞いたことを思い出して不安になったりと、気持ちの変化が激しくて忙しかったです。(笑)

会場は宴会場と思われる大きな部屋で、扉前には多くの受験生が溢れており、より一層緊張した気持ちになりました。指定されたの席に着き、ワイングラスを見て、まずワインの量の少なさに違和感を感じてしまいました。

慣れた感じにお見受けできる方などが挙手をしてワインの交換をされていらっしゃいましたが、私にはそんな余裕もなくそのままワインの外観ばかりを見つめていました。

白ワイン1
香りの第一印象から柑橘系かなと思いながら外観のマークを開始し、スワリングしながら香りを分析していくとやはりSauvignon Blancの印象を持ってしまいましたが、どこか弱弱しく感じ不安を覚えたので、ひとまず白ワイン2に進みました。

白ワイン2
香りから樽香を感じたので、こちらはChardonnayではと思いながらそのまま味わいへと進み、Chardonnayであると確信したので、こちらから全てのテイスティングコメントをマークしました。

果実の凝縮感はそれほど感じなかったのですが、その数日前に飲んだアメリカ・Chardonnayの印象に近かったため新世界・アメリカを選択。

その後、白ワイン1に戻って香りを確認すると、甘い白い花の様なニュアンスを感じたので、初めに抱いた違和感はこれか〜と思いつつ、再度味わい華やか系だと認識したのでRieslingを選択。酸味はややなめらかに感じましたが、選択肢にドイツが無かったのでフランスに決定。ドイツが選択肢にあればドイツにしていたと思います。→ワインによりますが、ドイツのリースリングは酸がしっかりしています。

この時点で試験時間の半分以上が過ぎており、慌てて赤ワインに移りました。

赤ワイン
時間的に考えて、赤ワイン1・2共に外観のマークを開始します。

香りから赤ワイン1は黒果実系に分類、赤ワイン2は甘ったるいキャンディー香を感じ、松岡さんの直前セミナーで試飲したGamayにとても近い感覚を持ったので、赤ワイン2からテイスティングを開始しました。

赤ワイン2
味わいからもやはりあの時に近いニュアンスを感じた為Gamayとし、赤い果実系でマニュアルに従ってテイスティングスコメントを埋めました。今思い出しても、あのセミナー時の香りや味覚に近いものがあったと思っています。

自分の感性からGamayをチョイスしましたが、後に銘柄がTempranilloと分かり自分の経験不足を痛感しました。→甘さの種類が違うんですけどね。樽もあるはずで。

赤ワイン1
再度外観・香りからもやはり黒果実系と判断し、味わいそして選択肢からもSyrahしか考えられませんでした。

イタリアの土っぽさも感じられなかったですし、スペインのTempranilloはよく分からず、黒果実系のCabernet Sauvignonは選択肢にありませんでした。

ただ、酸味・渋み共にしっかりした印象はあるのですが、黒コショウやマリネされたオリーブのニュアンスを今一つ感じることが出来ず、アルコールのボリューム感からもオーストラリアのSyirazとは感じなかったので、フランスのSyrahを選択しました。

結果的に赤ワイン二つ共に生産国をフランスにしていますが、何かおかしいなという懸念も持つ余裕も時間的に全くありませんでした。

テイスティングの感想としては、とにかく時間にゆとりが無かったの一言につきます。やっぱりワインは難しいなと再認識出来ましたし、まだまだ研鑽を積まなければならないということが理解出来ました。

運よく合格することが出来ましたが、松岡さんのおっしゃる通りこれからがワイン道の本当のスタートだとかみしめている次第です。

また、大阪の直前セミナーの勉強会後の懇親会で松岡さんや他の受講生の方とも色々なお話をさせて頂きまして参考になることが多々あり、大いに刺激を受けました。




東京会場:目黒雅叙園

宴会場が通路に沿って一列にいくつも並んでいます。開場時間になっても私たちの入る「オリオンの間」だけ扉が閉まったまま5分ほど待たされました。

入室してみると、白ワインのグラスがやや曇り気味でした。自宅でのテイスティングでも冷えているとブドウ品種の取り違えが多かったんです。ワインスクールでは香りすら取れずに飲みきってしまい、おかわりをもらってやっと別のワインかと思うほどはっきりわかったこともあります。

白ワイン1
外観的には色調も粘性も比較的しっかりしているものの、香りがミュスカデ、甲州かと思うほど感じない。柑橘系かなと思いつつ、他の要素を探すもみつからず。結局ソーヴィニヨン・ブランに。

白ワイン2
すぐに樽香を感じ、シャルドネ決定!否定する要素は感じられません。アメリカを選ぶつもりがなぜかオーストラリアを選んでしまう。.

赤ワイン1
外観から第一印象シラー、香りの酸っぽいニュアンスからもシラー。口に含んで強さ果実味の凝縮感を感じ、新世界シラーズ決定。その後も違和感を感じませんでした。

赤ワイン2
かなり黒みが強い。偶然、数日前にテンプラニーリョを出してもらいました。その記憶がどこかに残っていたようで、ふと思い浮かびました。私的に主要ブドウ品種に入っていましたが、まさか本当に出題されるとは思っておらず、テイスティングコメントはうろ覚えでした…。その場で香りを確かめつつの解答。

途中、外観からもしやマルベックでは?との疑問が頭をもたげました。ソムリエコンクールがアルゼンチンだったし…。でも、知らない品種に手を出さないでよかったです。

リキュール類
あんなに特訓したのに一種類だけ。でも、すぐ泡盛ってわかりました。

二次試験終了直後は「全滅かも~!」と少々凹んでいましたが、協会発表の正解アイテムをみるとそこそこあっていました.

今回、合格しましたが、自分に力が無いことがはっきりとわかりました。テイスティングはまた基礎から始めます。

友人から松岡先生のサイトを教えてもらったのが5月でした。その時はとても追いつけないと思い、検索で引っかかったときに見るくらいでした。一次試験の後、何気なく読んでみると必勝マニュアルがあるということを知り「途中乗車」させて頂きました。そして、必勝マニュアルのおかげで合格できました。

また、テイスティングセミナーも短時間ながらインパクト大で、参加していなければ合格はなかったと断言できます。

本当にありがとうございました。ワイン歴の浅い私が合格できるなんて、必勝マニュアルとテイスティングセミナーなくしては考えられません。感謝の気持ちでいっぱいです!(≧▽≦)

でも、結局あっていたのは、オーストラリアのシラーズと泡盛だけ。

自信のあったシラーズは、暗記したコメントをそのまま選びましたが、それ以外は必勝マニュアルで覚えたものの中から、なるべくどれにでも共通するコメントを選んだことが良かったのかもしれません。
→これも一つの作戦ですね。また、シラーズに強かったことが功を奏したように思います。

特に白ワインは白1/ヴィオニエ、白2/リースリングと答えました。

ヴィオニエなんて選んだら、松岡さんに”そんなの出ませんよ”って叱られるなあ^_^; と思いながらも、先に白2のリースリングを決めてしまったので、あと飲んだことがあるのがヴィオニエとシャルドネ。どうしてもシャルドネじゃない気がして、選んでしまいました。どっちにしても、違ったのですが。^_^;
→そうですね。”シャルドネじゃない気がする”くらいでヴィオニエを選んではいけません。では、うかがいますが、シャルドネじゃない気がするほどシャルドネを知っていますか?まぁ、気持ちはわかりますが。

私は特にフランスの各AOCにある程度明確な基準を持っていますから、そのワインが一般的な基準からどの程度”らしくないのか”がわかります。
その私ですら(すいません。偉そうに)今でもシャルドネを外すことがありますし、フランス産でなないと言い切って蓋を開ければ”フランス産でした”ってことがたまにあります。

なんども言いますが、ワインって人が造るものなんで、本当にいろいろあるんです。料理人だって師匠、修行した先が同じでも全然違う料理を作るものです。ワインもおなじです。

合格することができましたので、ご報告いたします。

ブドウ品種的にはテンプラニーリョが取れませんでした。試験後、先生のテンプラニーリョの解説・模範解答を拝読させていただいたところ、プラムの香りが感じられるとあり、たしかに試験のテンプラニーリョにもそれがありました。もっとしっかり読んでおけばよかったと後悔しました。
→それでも、試験後に復習される姿勢は素晴らしいと思います。

試験勉強期間が3か月、合格するための勉強に終始したため、まだ未熟な部分がたくさんあります。これからワイン販売業務を行いながらしっかりと知識を身につけ、さらに上を目指そうと思います。

さらにもう一回続きます。

何かございましたらこちらまで

koza★majime2.com 松岡 正浩



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