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ソムリエ試験二次、テイスティングの受験報告2017~ソムリエ呼称編 1

2021/06/11
 
この記事を書いている人 - WRITER -

2017年度に受験された方たちの魂の記録です。私の言葉以上に説得力があるように思います。

こちらの受験報告ですが、(2014)→2015年2016年と私の方法論が少しずつ変化しており、その方法論を元に受験された方がたくさんいらしゃいますので、順次お読みください。その変化を感じる中でソムリエ協会が二次のテイスティングで求めているものが見えてくると思います。



ソムリエ試験二次、テイスティングの受験報告2017~ソムリエ呼称編 1

2017年度ソムリエ呼称出題アイテム
・甲州 2016 日本
・カベルネ・ソーヴィニヨン 2014 オーストラリア
・サンジョヴェーゼ 2014 イタリア
・オー・ド・ヴィ・ド・キルッシュ
・ドランブイ

さて、始めます。
※下記の報告の中のオレンジ色字は私の感想です。

東京会場、京王プラザホテル、ソムリエ呼称

11時開場でギリギリになってドアが開きました。寒い!ワインの温度管理の為寒いと予想してました。長袖とホッカイロ持ってきて正解!緊張して手冷たくなってましたから。

ワインもその他のお酒も全て机に出揃った状態です。白ワイン1つ、赤ワイン2つ、透明のお酒1つ、琥珀色のお酒1つ。

オリエンテーションが15分くらい、その間ワインの外観をガン見。
白1:かなり色薄い、ミュスカデ甲州かな。
赤2:黒紫っぽくて濃い、シラーかカベルネかな。
赤3:赤2よりは薄い感じ、メルロかガメイかアメリカのピノの可能性。オレンジがかったワインはない。やったー苦手なイタリアなしだ!→順調です。

11時20分試験開始。まず選択肢のブドウ品種を確認。
白の選択肢はシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング、ミュスカデ、甲州、シュナン・ブラン、ヴィオニエ
赤の選択肢はピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー(シラーズ)、メルロ、ジンファンデル、ガメイ、
国はフランス、イタリア、アメリカ、チリ、南アフリカ、日本、オーストラリアだったかな?

白ワイン1
外観がかなり薄い、ゲヴェルツとシャルドネはもっと黄色いし、オーストラリア・リースリングもなさそう。甲州かミュスカデが怪しいけどソーヴィニヨン・ブラン、リースリングも候補に。

とりあえず温める。温度は大丈夫そう、グラスに水滴ついてないし。

香りは?辛い!甲州だ!このフルーツ感の全くない感じ。ミュスカデのマスカットの香りもないし、リースリングのお花の香りもないしペトロールもない。ソーヴィニヨン・ブランの緑っぽさと洋梨の香りもないし、シャルドネの樽香もない。樽使ってないシャブリはないでしょ、シャルドネにしては余韻短いし。→完璧です。

赤ワイン3
赤2は濃いから少し薄そうな赤ワイン3からティスティング。
色調は赤い果実系が濃くなった印象、粘性はそんなに強くない。香りの強弱とアルコール感、ジャムっぽさで冷涼か温暖か判断しよう。

うーん、新世界ほど香りもアルコールも強くないなぁ、冷涼っぽい。ガメイのイチゴキャンディ香がないからピノなかぁ。

飲んでみると酸味がしっかりしていて甘味はあまり感じない、スリムな感じ。アメリカのピノならもっと酸味弱くて甘いんだよね、べたっとした感じ。ガメイにしては複雑な味と香りと長い余韻だからフランスのピノに決定。結構色濃く見えたんだけど、メルロにしてはタンニンがサラサラだったし、色調もメルロの方が黒紫っぽいでしょ。これは赤紫っぽいからやっぱりピノ。
→この報告を読む限り、色調以外はピノですね。ただ、フランス・ピノはここまで濃いことは稀です。

赤ワイン2
色調は赤黒いからシラーかカベルネなんだけどさぁ、底は透き通った感じ。だったら、ちょっと薄い?前日に飲んだチリ・カベルネとクローズ・エルミタージュ・シラーとオーストラリア・シラーズはもっと濃い~かったんだよね。だからこれは冷涼地域のイメージ。粘性もしっかりあるけど新世界のあの涙に赤色が混じる感じってほどでもない。

香りも新世界の強さはないし、アルコールも新世界のモワァッと来る感じじゃない、やっぱ冷涼かな。そして、この香り!青い青い青い!はい!カベルネ!即答!

しかもチリのカベルネはこの青い感じが少ないから探さなきゃいけないけど、これは探さなくてもすぐわかる青さ。新世界じゃないな。シラーは”この青さ”が全くないからシラーじゃない。

味わいにも”この青さ”出てるし、ただカベルネにしては力強さが足りないんだけど。カベルネ・フラン?いや選択肢にないし。メルロ?いや、メルロでここまでの青さ感じたことないな。メルロも若干青さあるけどね。冷涼だからかしら。フランス カベルネ・ソーヴィニヨンに決定。
→この感じ方でフランス・カベルネ・ソーヴィニヨンは正しいです。ただ、他の多くの方は温暖なニュアンスを感じていました。

リキュール4
選択肢には麦焼酎、オー・ド・ヴィ・ド・キルシュ、ホワイトラム、あと忘れた。

香りはむわっとする感じ。フルーツ感はない。キルシュはチェリーでアメリカ産のピンクのガムのイメージだから違う。麦焼酎かホワイトラムなんだけど、これ40度はあるよ、アルコール強いもん。ホワイトラムに決定。麦焼酎は20度から30度くらいだし、麦焼酎の日本酒+ウィスキーの香りじゃないしね。

リキュール5
琥珀色のお酒。選択肢はベネディクティーヌ、イエーガーマイスター、ドランブイ、あと忘れた。

イエーガーマイスターは焦げ茶色だから違う。香りは薬草っぽい。ベネディクティーヌかドランブイだな。この二つよく似てるんだよねー、田崎さんいじわる。でも、練習でよく間違えてたから見分け方はばっちりだよ。ベネディクティーヌはコーラ飴とジンジャエールの香り、ドランブイはそれより香りが落ちついてる。飲んでみたら蜂蜜のトロッとした感じ、はいドランブイに決定。
→ドランブイの解説は見事です。

(論述試験についての記述のため)中略

論述はダメダメだったけど、松岡マニュアルを、毎日丸暗記したおかげで、ティスティングコメントはスラスラ埋められました。最後見直しの時間もとれるぐらい。コメントはしっかり覚えて心配ないから、目の前のワインの判定にじっくりゆっくり落ち着いて向き合えた感じです。

私のトレーニング方法
一ヶ月前:松岡マニュアルを暗記、主要品種のワインを買ってきて家で飲み比べ
5日前:その他のお酒判別セット40種類(ミニボトルで3万円!高い!)を毎晩テイスティング

前日:ワインスクールのフリーテイスティングで主要品種の最終確認。

こんな感じでした。

ここに来るまでに100回くらい『もうだめだ、覚えても覚えても忘れるし、諦めよう』って思いましたが、松岡さんの『疲れてるのはみんな一緒、今日少しだけ頑張りましょう』に励まされてここまで来られました。本当に感謝しております。

本日ソムリエ2次試験を終えましたので感想を送らせて頂きます。会場はホテル阪急インターナショナルで定刻に開場しました。
室内は噂ほど寒くはなく、グラスにも全く霜などついていませんでしたので持って来たカイロや上着は不要でした。
ただ、テーブルの上に置いてオーケーな物は限られていたのでカイロは使えなかったと思います。→こっそり隠し持っているものです。

テーブルの上には白1種赤2種、その他無色透明と茶色い液体が1種ずつの5種でした。10分ほどのオリエンテーションの間は眺めるだけでしたが、白ワイン1は淡く、ややグリーンがかっているように見えました。赤2と赤3の見た目はほぼ同じに見えました。

私は松岡様の教えのとおり、ブドウ品種自体を当てることはそれほど意識せず、テイスティングコメントで大きくブレがないように努めること、解答数を決められた数より多くつけないように気をつけました。

試験スタート!

白ワイン1

澄んでいて輝きがありました。「色調」は2つまで解答オーケーでしたので「グリーンがかった」と「レモンイエロー」を選びました。(その後、見直しの時に温度が上がったためか色調からグリーンの印象がなくなっていたので2.レモンイエローのみにしました)

香りはしっかり、柑橘やリンゴ、石灰まで感じられました。アタックは強く酸味もしっかりとしていました。二次試験前々日の夜にテイスティングしたシャブリ1erクリュに酷似していたので2015年フランス、シャルドネと答えました。

しかし、正解は2016年日本、甲州…。私の経験してきた甲州とは大きく違い力強く旨味のある白ワインでした。こらわかりませんわ…って感じです。
→力強く酸味がしっかりというコメントは他の報告ではあまり見ませんでした…。多くの方が甲州的な雰囲気を感じていらっしゃいます。ブドウ品種にこだわらないならシャブリは難しいので捨てるべきです。

赤ワイン2
深みのある落ち着いたルビーで黒みを帯びていました。香りは力強くブルーベリーから干しプラム、乾燥イチジクまで感じられ黒胡椒のニュアンスもありました。アタックには「インパクトのある」を感じましたが「強い」を選択、タンニンは「力強い」を選択しました。
最終的には2012年オーストラリアのシラーズを選択しましたが正解は2014年オーストラリアのカベルネソーヴィニョンでした。
今思えば色素に紫の印象が少し足りなかったように思います。大きくは外してないので後悔はないです。
→はい。問題ありません。

赤ワイン3
赤2と同じような色の濃さでしたが、若干のオレンジ色を帯びていました。香りもしっかりと感じられましたのでカベルネ・ソーヴィニョンと仮定して進めていきました。香りにブルーベリーからブラックベリー、肉やジビエも感じました。
アタックは「やや強い」を選択しましたが余韻でエグ味を伴った違和感を感じました。この時にサンジョヴェーゼが浮かびましたが、サンジョヴェーゼには色々なパターンがあるため浮かんでも選択しない方針でしたので直感のカベルネ・ソーヴィニョン、国はアメリカ、ヴィンテージは2012年でいきました。
正解は2014年イタリア、サンジョヴェーゼでした。
これは自分自身で過去に同じ過ちをおかしていますがやっぱり間違ってしまいました。
→テイスティングとしては素晴らしいと思います。外観のオレンジ、肉やジビエを感じたこと、エグ味に違和感。サンジョヴェーゼを選ばないと決めていらっしゃったなら、肉・ジビエを感じているのでフランスに持っていってもよかったかもしれません。

リキュール4
焼酎、オー・ド・ヴィ・ド・キルシュ、マラスキーノ、ホワイトラムの選択から消去法でオー・ド・ヴィ・ド・キルシュを選択し正解でした。

リキュール5
ドランブイかベネディクティンで悩みベネディクティンを選択しましたが正解はドランブイ、これも3日くらい前に全く同じ過ちをしたのに外してしまいました。

ブドウ品種やタイプの判別に十分なトレーニングが出来ていたにもかかわらず、同じ過ちを繰り返し続けた事が悔しいです、しかし考察からテイスティング用語選択には大きく外してない気がしますのでもしかしたら通過できてるかもしれません。
→問題ありません。



本日、2次試験を終え、銘柄発表を拝見しました。以下、自身の解答をご報告致します。(非常に納得いかない点があり、協会に問い合わせまでしてしまいました)→いかなる理由があろうとも答えてくれないと思います。

白ワイン1 日本 甲州 2015
控えめで吟醸香を感じる雰囲気。これは大丈夫。

赤ワイン2  イタリア サンジョヴェーゼ 2013
当初はフランス・シラーと解答していたところ、赤3をフランス・カベルネソーヴィニヨンと解答したため、もう一度見直しの為に香りを取ったところ、直前セミナーで感じた「お薬感」を感じ、イタリア・サンジョヴェーゼに修正しました。

赤ワイン3 フランス カベルネソーヴィニヨン 2014
酸がそれなりに立っており、いつも親しんでいるフランスのカベルネ・ソーヴィニヨンの様に感じました。

リキュール4 オー・ド・ヴィ・ド・キルシュ
合ってました。マラスキーノと迷いましたが、キルシュと解答。

リキュール5 ベネディクティン
その他を知らなかったので、ベネディクティンと解答。

2次試験を終え、各解答にそれなりに自信を持っていたのですが、銘柄発表を見て愕然としました。赤2と赤3の感じ方が、生産国こそ間違いましたが逆だったのです。

赤2は「ヨーロッパ等比較的温暖ではない産地の雰囲気で独特の香りを感じる」ところで、フランス・シラーから、最終的にイタリア・サンジョヴェーゼに変更しました。
赤3は、フランス料理店で働いている為か、「いつも親しんでいる雰囲気のカベルネ・ソーヴィニヨン」という感じで解答しました。ピーマン的な香りも感じましたので。

確かに、オーストラリア特有のユーカリの香りと「お薬感」を直前セミナー後の懇親会で取り違えましたが、ここまでブドウ品種の特徴を反対に感じるものでしょうか?置き間違えられた可能性も感じる程でソムリエ協会に問い合わせまでしてしまいました。取り敢えず、金曜日の合否発表をヒヤヒヤしながらお待ちします。
→赤2と赤3を取り違えたにしても大丈夫でしょうとお伝えし、後日、この方も無事合格されました。




ソムリエ試験の勉強中、松岡様のサイトを開かない日は1日も無く、本当に本当にお世話になりました。

東京の直前セミナーに参加させていただきましたが、どんな印象の方なのだろうと、そのこともとても楽しみだったのです。

私が感じた松岡様の印象は”フランス人みたい!”でした。会話のリズムの取り方や、必要ないところで迎合しない感じなど…とても良いな、文章から感じる印象のままだと非常に嬉しく納得しました。
→ありがとうございます。自分ではよくわからないのですが。笑

また、あのセミナーでは自分の今いる位置を痛感させられ、まわりの方がとても進んで感じられ、打ちのめされたのですが、開き直ってできるところまでとにかく頑張るのみと思えたことが良かったです。

松岡様の説明を走り書きしたノートと、マニュアルを書き写しながら作ったノート、印刷したテイスティングコメントを持ち歩いて自分の中に落とし込む努力をしました。

試験は、東京会場・京王プラザホテルでした。

入室後は私語は一切禁止等のアナウンスが時間をおいて数回流れる中、ロビーの壁に寄りかかって最終確認をする方多数、知り合いと遭遇しておしゃべりする方もちらほらという雑然とした雰囲気。

11時開場、皆整然と会場内に入り、無言で着席。ソムリエ協会のセミナーのときとそっくりな設営でした。

すでにテーブル上には5種類のグラスが並んでいて、座りながらじーっと眺めました。椅子の位置を直そうとしてテーブルの脚にガツンと当ててしまい、グラスが大揺れに揺れるというハプニングがあり、左右の方に平謝り…でも、そのおかげで粘性もちょっと確認できました。←笑

白ワイン1
オリエンテーション中から、軽く茶色がかった色調からもしかして甲州かな?と思っていました。試験が始まり、香りをとると吟醸酒のニュアンスを感じ甲州決定。コメントも落ち着いて埋めることができました。

甲州はセミナーに参加したあと、もう一度自分で購入し確認したので、かなり自信を持って判断できました。ここまでは順調。

赤が両方濃い色系でガーンとなりながら、片方は黒系、もうひとつはもしかして熟成系かな?と思っていたんです、最初に見たときは。

それなのに…。

赤ワイン2
黒系と思った方は、複雑な香りと強く感じる樽、渋みの強さから新世界のカベルネ・ソーヴィニヨンに決定。生産国はアメリカにしました。

赤ワイン3
第一印象で熟成系かな?と感じたのに、香りと味わいからその印象を打ち消してしまい、パニックの中シラーを選んでしまいました。今思うと、どうして~⁉︎という感じなのですが、見方によってはやや赤っぽい黒系にも見え、感じた酸味をオリーブにあてはめ、無理やりスパイスをあてはめ…まぁ、実力のなさを短期間の努力で補おうとしても限界があったのかなと。

試験後、協会の発表を見て脱力しました。

リキュール5
ドランブイは正解。見たことのない名前も選択肢にある中、自分が知っているドランブイかベネディクティンにしようと思ってテイスティングし、甘ったるく尾をひく感じからドランブイを選びました。

リキュール4
透明なほうは、一目見たときからイヤな予感がしていました。香りはどうしても麦焼酎としか思えず、変に甘ったるい味が非常に気になったのですが、あの香りでキルシュを選ぶ勇気が持てませんでした。

このような結果になり、合格は難しいのかな?と思いつつも、金曜日までドキドキして待っていようと思っています。
→問題なく二次突破です。

試験中、隣の席の男性が焦りに焦っている様子で、ぐちゅぐちゅぐちゅーぶくぶくーぺっ!とお父さんの朝のウガイかと思うような感じで水で口をゆすいだり、水のグラスを倒し(一瞬グラスが宙に舞う感じで)、前の席の方が驚いて振り向くという事態もあり。その方、慌てて手を上げて水のグラスを取り替えてもらっていたのですが、会場内では私語禁止のアナウンスが何度もあったためか、すべてゼスチャーで行ってらして、慌てた感じが本当に気の毒でした。焦る気持ちが手に取るようにわかるので、特に気になったり腹が立ったりは一切なかったのですが、もう少し個人のスペースが広く取られていたら良いのになと思いました。

それから、論述試験に入る前の説明の時、試験用紙を開いてよいのかまだなのか、開始して下さいと言っているのかどうかがわかりにくく、皆さん戸惑った様子で周りを見回している感じでした。私はよくわからないけどイイのかなと思い、記入し始めていたのですが、そのあと「では始めて下さい」の声がかかったので、数十秒フライングをしてしまったことになります。

以上、簡単ですが、本日の試験のご報告です。

大阪会場
ホテル阪急インターナショナルの大宴会場で行われました。11時の開場前に係の方より、飲料は既にテーブルにセットされていること、一度入室したら私語禁止、トイレなどの退出も禁止等のアナウンスが何度もありました。会場前の広いスペースには、円卓と椅子がいくつか用意されており、早く来た人は皆陣取って最終確認をされていました。

会場内は予想通りエアコンが効いていてとても寒かったです。試験中ですが、水は係員の方がこまめにポットを持ってまわり注いでくださいました。

白ワイン1 正解:甲州 2016
入室した時から非常に淡い色合いを見て「甲州だ!」と確信していました。
香りは、自分が練習してきたものよりも日本酒的なコクが薄い気がしましたが、全体的にニュートラルな印象でした。
そして口に含むとはっきりとした酸を感じましたので、迷いなく甲州としました。ヴィンテージは白-2、赤-3と決めていましたので、2015としました。

赤ワインは色合いの似たものが2種類並んでいて、正直やってしまった…と思いました。いけないことですが、例年の流れからして白2赤1を想定し、赤対策を疎かにしてしまった自覚があったからです。しかも、どちらも同じに見える紫ガーネット系2種…。

赤ワイン2 正解:オーストラリア カベルネ・ソーヴィニヨン 2014
香りを取ってみると、すーっとメントールのような青っぽさを感じ、カベルネかな?とあたりをつけました。外観の粘性はいまいち判断がつかず。口に含むと甘みよりはしっかりとした酸と強いタンニンを感じ、フランスを想定し、甘み弱く酸しっかり的な、いかにも冷涼な産地のコメントを選んでしまいました。
答えがオーストラリアと知って呆然。。私が自宅で練習していた新世界のカベルネはカリフォルニアだったのですが、それはジャムを飛び越えてあんこのような、非常に甘い香りが特徴だったため、今日のものが新世界とは思いもしませんでした。撃沈。ヴィンテージは-3なので正解。
実は私はオーストラリアのユーカリ感というものが最後まで掴みきれなかったのですが、今日感じたスーッと感がもしかしてユーカリだったのでしょうか…。とき既に遅し、泣。
→新世界でもいろいろありますからね。一つのワインだけで練習し、それを基準としたことがよくなかったように思います。

赤ワイン3 正解:イタリア サンジョヴェーゼ 2014
外観は赤2とほぼ同じ濃い系。香りは赤2に比べてやや丸い印象がありましたが、肉っぽさも感じます。タンニンも赤2に比べ丸い印象。
サンジョヴェーゼやジンファンデルなど、時間がなく手を出さずじまいになったブドウ品種が頭をよぎりましたが「いや、私は主要3品種か日本産以外は選ばない、たとえそれで間違っても後悔しないのだ」と今一度自分に言い聞かせ、最近飲んだ中で一番酸の感じが近い気がした長野メルローを想定してコメントを選びました。←若干ヤマを張っていました。
日本・メルローを選び撃沈、ヴィンテージのみ正解。
→ここのコメントは悪くないと思いますよ。

リキュール4 正解:オードゥヴィード・キルシュ
リキュール5 正解:ドランブイ
こちらはリキュール対策のシャノワールさんのおかげで正解しました!それまで見たことも飲んだこともなかったリキュール。時間をかけて試飲させていただき、丁寧に質問にお答えくださったオーナーさんに感謝感謝です。

正直悔しい出来ですが、今の自分の実力かなと思っています。

松岡さんのブログ、マニュアルで一次、二次試験共に大変お世話になりました。ありがとうございます!
今、協会が発表した銘柄を見てとことん外しかなり落ち込んでおりますが、まずは松岡さんにお礼が言いたいです。

大阪会場 ホテル阪急インターナショナル
カーディガンを羽織っていましたが会場に入った瞬間、思わずぞくっとする程冷房が効いてました。「寒っ」って言葉がちらほら。外は暑くても上着は必須です。

白1種・赤2種・ハードリカーが無色透明と茶系が1種ずつ。
白1はそんなに薄くないなー。赤2種は黒系で、ほぼ同じ位の濃さだなーとか考えながら開始を待つ。

白ワイン1 正解  2016 甲州 日本
私の解答 2015 リースリング オーストラリア
色調は少し緑がかった薄黄色。
温度が低いのでグラスを必死で温めながら香りを取っていく。ぺトロール香がする…から、リースリングかな。
飲んでみると酸が穏やかな感じでこれはフランスではないなと思う。アルザス・リースリングのペトロール香は取りづらいけどこれははっきりと感じました。

赤ワイン3 正解 2014 カベルネ・ソーヴィニヨン オーストラリア
私の解答 2014カベルネ・ソーヴィニヨン フランス
色は濃く、涙を見て粘性がかなり高いことがわかった。カベルネ・ソーヴィニヨンかシラーか?タンニンを強く感じ、青っぽい匂いも感じられたのでカベルネ・ソーヴィニヨンでコメントを埋めていく。ヴィンテージは赤は-3年と決めていたので。
ただ、生産国で迷う。粘性の高さから新世界かなと思ったけど…。

赤ワイン4 正解 2014 サンジョベーゼ イタリア
私の解答 2014 シラーズ オーストラリア
これが一番謎でした。最初の香りはピノっぽい獣臭がする。←どの香りをとらえているかわかりませんが、一般的ではありません。でもピノにしては色が濃すぎる。じゃあ、熟した感じもあるからこの前、米ピノと間違えたサンジョヴェーゼかなと思い、コメントを埋めていく。しかし、時間が経つにつれ、チョコ?カカオっぽい香りが気になり、シラーズなんじゃないかと思う。

赤1の生産国に戻る。色調と粘性がかなり強いことから新世界かなと思ったものの、二次試験にフランスが出ないなんてありえない、赤2種のどっちかはフランスだろうと考えてしまう。白1を含めたあと2種はフランスの感じが全くしないから赤1がフランスかなと結論づける。
→ブドウ品種を当てることよりも、ワインの強弱をしっかり感じることがソムリエ試験では最も大切です。色調、粘性ともにかなり強いとかんじているのですから暖かい地域であろうと想定してテイスティングを進めることがセオリーです。一つ目がなんとかだからとか、フランスが一つは出るだろうとか、最も後悔するパターン。

リキュール1 正解 キルシュ
私の解答 焼酎
焼酎なんて答えたの多分私だけですね(恥)。飲んでないのバレバレ。→それはしかたかない。

リキュール2 正解 ドランブイ
私の解答 ベネディクティン
ドランブイと悩んだけど、飲んだことのあるベネディクティン。

協会発表の出題アイテムを見て。
白1の甲州には正直ビックリしました。私が飲んだ甲州はもっと色が薄く、香りも控えめだったから。ただ、私がペトロール香だと信じた香りは吟醸香だったのかなと。
→ペトロール香を理解していないんだと思います。また、一つのワインだけを経験してそれが基準だと思うこともいけません。

赤1はオーストラリアだったのかー。ブドウ品種はここしか合ってない(涙)。てか、今年ソムリエはフランスワイン0でしたね(涙)。

赤2はすごく悔しかった。やはりサンジョヴェーゼだったのかと。コメントを直さなければ良かったと少し後悔。しかし、終わったあとNZピノかもとも思った位のブレ具合なので、この結果が今の私のレベルなのでしょう。

今年29を迎え、どうしても20代でソムリエの資格を取りたいと考えておりました。この結果を見る限り難しそうですが、私の20代で間違いなく1番頑張った半年でした。力不足はかなり感じておりますが悔いはありません。←この頑張りが一番大切なことです。

ワインの事について何も分からなかった私がここまで来るのには不安もいっぱいで何度も挫けそうになりましたが、松岡さんにとても救われました。ありがとうございました。




松岡さんのソムリエ講座は会社の先輩から教えて頂きました。勉強方法は、市販の参考書とこのちょっとまじめに講座の二本に絞って勉強し、二次のテイスティングに関しては松岡さんの必勝マニュアルが多いに役立ちました。
色々なものに手を出しすぎるのも良くないかなと思い、松岡さんを信じてやってきました。
松岡さんの講座は、「合格すること」を目的にしており、ワイン初心者の私にとって非常に分かりやすく、ポイントを絞って勉強する事が出来、大変参考になりました。本当に感謝しております。
また、疲れているのはみんな一緒、という松岡さんの言葉に本当に励まされましたので、夜分遅くに申し訳ありませんが、メールさせて頂きます。

試験を受けるにあたって自分なりに以下のルールをもって試験に挑みました。
白ワイン
甲州・SB・Ri・Ge・Ch以外はマークしない。
収穫年は-3
コメントは松岡さんのテイスティングコメントを当てはめる。

赤ワイン
PN・マスカット・ベーリーA・CS・Sy・Me以外はマークしない。
収穫年はPN・ベリーAが-2、CS・Sy・Meが-4
コメントは白同様。

生産国はフランスかそれ以外かのみを判断し、フランス以外は過去の出題で最も多く出題された国をあてはめる。

※白赤ともにこれぐらいしか判断出来るものがなく、品種を思い切って絞りました。笑→いえいえ、合格するために。素晴らしいです!

東京会場 京王プラザホテル

11:00
開場され、最初にエアコンが効きすぎている…と感じました。一部屋150から250人くらいでしょうか、かなり大きな部屋にも関わらずこんなに寒いとなるとかなりエアコンを入れているなと感じました。

着席後、白1・赤2・その他2を観察。

白1→色調がかなり薄い…甲州かな?エアコンが効いているがグラスはそこまで冷えていないようなので、手で温める必要はなさそう。ただ、ここで甲州に決めつけるのは危ないと感じ、先入観を捨てようと自分に言い聞かせる。

赤2→比較的濃い印象、グラスを上から覗くとグラスの足がかすかに見える程度。CS、Meあたりかな?ただ、白と同じく先入観は捨てる。

赤3→赤2よりも色調が淡い。なので、赤3からテイスティングすると決める。

リキュール類→1は透明、2は琥珀色、あまりリキュール類に自信が無かった事もあり、試験開始まではワインに集中する。

11:20
試験開始。解答用紙の品種を確認。
白 C・Se・Ri・SB・ヴィオニエ・ピノグリ・Mu・シュナンブラン・甲州
赤 PN・ジンファンデル・Sy・CS・Sa・Me・Te・Ga・マルベック

白赤共に主要品種は全部ある。しっかり見極めないと…。

白ワイン1
やはり、色調は相当薄い。香りはかすかに柑橘系を感じるかなという程度。緊張しているのか、あまり香りを感じないのではと思い、SBも視野に入れ始める。
しかし、どうしてもSBの草っぽさを感じる事が出来ず、甲州と想定して一気にマーク。
私の解答 日本 甲州 2014
正解 日本 甲州 2016

赤ワイン3
色調の淡い赤3からテイスティング。香りからは赤系果実を感じる。この時点で、PNだとほぼ断定してしまいました。
酸味、タンニンも仏PNを思わせました。アルコールもそこまで高くない…。赤3はワイン三種の中で一番解答する時間が短かったです。
私の解答 仏 PN 2015
正解 伊 Sa 2014

赤ワイン2
外観からはイマイチ判断できず、香りを取る。黒系果実の香り。CS、Me、Syのいずれかだが、Syの獣っぽさ、黒い印象を感じ取れず、CSかMeで悩む。
味わいは歯茎がギシギシする感覚があり、CSに決定。アルコールもしっかりと感じ、仏ではないなと。CSの仏以外は米と決めていた。
私の解答 米 CS 2013
正解 豪 CS 2014

ワインが終わった時点で残り10分。時間としては順調。

リキュール1
選択肢は麦焼酎・オードヴィーキルシュ・マラスキーノ・ホワイトラム
選択肢が4つだったため、その分難易度上がってるんじゃ…と恐る恐る香りを取る。アルコールが高く、麦焼酎は除外。ただ、それ以外は分からず、勘を信じる笑
私の解答 マラスキーノ
正解 オードヴィーキルシュ

リキュール1
選択肢はベネディクティン・ウンダーベルグ・イエガーマイスター・ドランブイ
見た目は綺麗な琥珀色、香りはアルコールは高いものの、判断出来ず。味わってみると甘みを強く感じ、ドランブイを選択。ウンダーベルグは見た事も飲んだ事もありませんでしたが、ベネディクティン、イエガーマイスターにこの甘みはないと思い、ドランブイに決定。
私の解答 ドランブイ
正解 ドランブイ

試験終了後、17時に正解発表された時にはほっとしましたが、まだまだ不合格の可能性もあるので、合格となるまでは喜ばないようにします。

長くなりましたが、どんな結果でも悔いはありませんし、毎年松岡さんのソムリエ講座は楽しみに待っていますので、引き続き宜しくお願いします!

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩





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Comment

  1. 河村啓子 より:

    松岡様、ありがとうございました。おかげさまでソムリエ一次試験に合格することができました。私は、去年も挑戦して失敗しておりまして、去年は試験の数ヶ月前に松岡様のこのこーざを発見し、もっと早くこのこーざに気がつくべきだと後悔しました。それで、今年は1月1日の日からこのこーざとともに勉強を始めました。明日でなく今日!という松岡様の言葉に、少しずつ歩を進めてきました。そして、今年の試験は後半に受ける方が情報が上がってくるであろうから、後半の方が有利かも。と、いう松岡様のご意見を参考に後半に絞りました。そして、試験期間はやはりかなりネットに問題がアップされてましたので、それもチェックしました。私の感覚では、基本が6割、ネットで見た問題に関連した問題が3割、残りの1割が奇問というか、まったくわからないというか、ここまで問いますか?という問題でした。私は試験の前は、松岡様のこーざを始めからまた読み返しました。そうすると、基本がストンと抜け落ちていたところもあったりして復習はとても大事なことだと思いました。今年は、ネットに上がっていた問題もやったこともとても良かったとも思いました。難問奇問に免疫ができたというか、開き直れたかもしれません。
    2次試験の勉強も始めます。また、よろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。

  2. 吉田 より:

    ブログ更新いつもありがとうございます。
    今年で三回目、無事一次通過することができました。
    こちらのサイトには大変お世話になりました。
    今回一回目の試験を受けたとき、完全に心を折られてしまい
    立ち直ることができませんでした。
    一年間勉強し、毎日仕事をしながら4時間以上は勉強をし、
    プライベートも捨て、有休も勉強にあて、結果がおそらく6割しか取れず
    109回目の松岡さんの言葉で励まされ
    何とか一次通過となりました。
    あれがなければ決して通過はありえませんでした。
    本当にありがとうございます。

  3. sho より:

    松岡様
    この講座を1月から利用させて頂きまして、無事一次試験合格する事が出来ました。
    私はまだ22才ですがワインの世界に興味を持ち本気でこの世界のプロフェッショナルになりたいという思いだけで必死に勉強してまずは一歩ワインの世界に足を踏み入れられた気がします。
    まだまだ一次試験合格というだけなのでことわざにもある通り「勝って兜の緒を締めよ」の精神で合格まで一心不乱に頑張りたいと思います。
    本当に励みになりました。
    有難うございます。

  4. 大喜田 より:

    初めまして松岡先生、いつもブログ更新ありがとうございます。この講座のおかげで、一次試験、通過しました。
    ソムリエ試験を受けようと思ったのが去年の10月ごろです。自分なりに調べて、たどり着いたのがこの講座でした。独学で、周りには受験する人もおらず、勉強の仕方が正しいのか、自分のレベルがどの位置なのか、何もわからないまま、ただただ前だけを見て勉強してきました。この講座と、松岡先生の言葉だけが唯一の希望でした。毎日更新を楽しみにしながら勉強してました。
    恥ずかしながら、学生時代はあまり勉強はせず、どちらかというと荒れた青春時代を過ごしました。僕にとって松岡先生は、初めて恩師と言える人となりました。
    まだお会いしたことはありませんが、心から感謝しております。ありがとうございました。そして、気を抜かず、二次、三次としっかり勉強します。
    いつかソムリエとしてお会いしたいです。

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