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ソムリエ試験二次のテイスティングを振り返る~2017年度 エキスパート呼称編

2022/06/12
 
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第99回

以前、こんなニュースが目に留まりました。
「ワイン離れが止まらない」 フランス人がワインの代わりに飲み始めたもの

一方で、けっこう前ですが
世界の飲酒量が27年間で7割増加、アジア各国は急増
このような数字もあるようで、お酒を生業としている者として考えさせられる記事でした。

フランスに限らず、日本の若者も昔ほどアルコールを飲まなくなっていると聞きます。生活や情報の多様化、健康志向などいろいろ要因はあるようですが、お酒好きとしては少々悲しい現実です。

私が大学時代に所属していた体育会合気道部においては、新入生歓迎会や昇級・昇段、卒業等の節目ごとに”車のハンドル”ほどの大きな盃に注がれた日本酒を飲み干すという由緒ある?儀式が飲み会ごとに行われました。もう30年ほど前の話ですが、今は当然なくなったようです。

私の勤めた職場の若い衆もそれほど飲まない印象でした。→どちらかと言えば、上の方が飲みますね。

このような流れの中ですが、私は料理人もお酒に興味を持たれた方が良い、もっと言えば勉強された方が良いと考えております。形態によりけりですが、概ね飲食店の売り上げのいくらかは飲料が占めることになります。特に、料理の単価が上がるほど飲料の占める割合が高くなることは、お客様が料理はもちろん飲料(まぁお酒ですね)も合わせて楽しまれるということからも理解できるかと思います。さらに、料理の価格には上限がありますが、お酒の価格の上限はものによってはお料理の遥か上をいきます。

私はフランスに住んでいた頃、食べることも飲むことも半分は勉強だと思っていたので、毎週と言っても過言ではないほど様々なレストランで食事しました。→特に、渡仏当初は”いつまでフランスに滞在できるかわからない”と思っていたので、時間を見つけては一人であっても三つ星レストランや有名店に足繁く通いました。その頃は給料をほとんどもらえなかったので、貯金を切り崩しながら。今でも私の青春の一ページ、良き思い出です。
特にブルゴーニュやワイン産地のビストロにおいては、料理代金 25ユーロ(当時で3500円くらい)、ワイン代 300〜500ユーロ(4万円〜7万円)などという無茶なこともしばしばやっておりました。もちろん、お目当てのワインがこの価格で!みたいなテンションでしたので、高いとはこれっぽっちも思っておりませんでしたが。→まぁ、これらの経験と蓄積によって今があるから良しとします。

ということで、(体がアルコールを受け付けない方はまぁ、仕方がないとして)料理人であっても、お酒に興味を持つこと、お酒を売る努力をすることがこの世界で成功する一つの鍵ではないかと思っております。また、お酒を飲む料理人と飲まない料理人では料理が違うとも感じます。→当然のことなのですが、例えばお客様が”シャトー・フィジャック”を注文されたとして、特にワインに詳しい料理人であればそのワインをイメージしながら調理するはずです。何かを変えるとかではないかもしれませんが、ワインのイメージがあることで料理に良い影響があることは間違いありません。
ここまででなくとも、日本酒を飲んでいるんだなとか、焼酎のお湯割をイメージすることで料理がお酒に寄り添う可能性が圧倒的に高くなります。私は夜、飲食店で食事をいただく時は必ずお酒もいただきますが、時折、お酒に興味のない料理人が作る料理を残念だなと思うことがあります。

近年は料理人の方もソムリエ資格を所有されるようになってきました。とても良い流れだと思っております。そうすることで、より高いレベルでお客様をおもてなしできるようになるはずで、業界全体としてのレベルアップにもつながっていると思うからです。

さて、一方でアジア各国のアルコール消費量が増えているとのこと。経済が伸びていることもあるのでしょう。また、世界のベストレストラン等のランキングや表彰式を見ても、特に東南アジアのレストランや料理人の名前が目に飛び込んできます。確実に市場として認知されてきているのでしょう。
この目覚ましい進歩や活躍によって、世界中から美食を求めて多くの方がやってきます。その方たちは料理と一緒にいろんなお酒を嗜むことでしょう。すると、優秀なソムリエやサービスが求められ、より洗練されていく。飽和状態の日本の飲食業界に比べて、特に東南アジアにはまだまだ素晴らしい伸びしろがあるように思えます。→WSETの Diplomaを取得した友人はソムリエとして生きる道をベトナムに求めて旅立ちました。

これだけが理由ではないでしょうけど、お酒の消費量が伸びていると耳にすると嬉しく思うものです。

そして、実は私も、ちょっとした話をいただいたこともあり、カンボジアに移住してみようかとコロナ騒動の直前までは思っており、以前の職場にその旨(退職)を伝えておりました。本来であれば今頃カンボジアにいる予定で…、コロナのおかげでその話はなくなりましたが…。

若いソムリエの方へ、これからは東南アジアかもしれません。

※表紙はリキュール類のテイスティングアイテム「サンブーカ」と隣のグラスはコーヒー豆を浮かべたカクテル「サンブーカ・コン・モスカ」

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ソムリエ試験二次のテイスティングを振り返る~2017年度 エキスパート呼称編

 

ソムリエ呼称編に引き続き、エキスパート呼称編です。

ソムリエ試験二次、テイスティングの受験報告2017~ワインエキスパート呼称編 1
ソムリエ試験二次、テイスティングの受験報告2017~ワインエキスパート呼称編 2
ソムリエ試験二次、テイスティングの受験報告2017~ワインエキスパート呼称編 3
ソムリエ試験二次、テイスティングの受験報告2017~ワインエキスパート呼称編 4
ソムリエ試験二次、テイスティングの受験報告2017~ワインエキスパート呼称編 5

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