2020年度講座開講中!もう9年目、自信あります。ワインスクールに通わずとも合格できるということ。

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ソムリエ試験二次、テイスティングの受験報告2018~エキスパート呼称編 2

2020/08/19
 
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※表紙はドイツの世界遺産「ヴィースの巡礼教会」



ソムリエ試験二次、テイスティングの受験報告2018~エキスパート呼称編 2

出題アイテム

2016年 / ドイツ / リースリング
2015年 / オーストラリア / シャルドネ
2014年 / 日本 / メルロ
2013年 / フランス / グルナッシュ
ベネディクティン

お世話になります、先日の直前セミナーと懇親会に参加させていただきました。改めて直前セミナーではありがとうございました。講習の内容はもちろんですが、懇親会の際に、貴重なワインと共に松岡様のサービスマンとしてのお話を直接伺うことが出来たのはとても得難い経験でした。

取り急ぎですが、先ほど受けてきた2次試験と解答発表を見ての感想などを送らせていただこうと思います。乱文長文になりますが、どうぞご笑読ください。

【今回自分で決めていたルール】
・白は比較的得意なので基本3品種+甲州、ミュスカデ、ヴィオニエ、ゲヴュルツトラミネールまでは勝負する。ヴィンテージはー3年を基準。
・赤は基本3品種の見極めに不安が残るので、原則として3品種+ガメイとマスカット・ベーリーAまで。ヴィンテージはー4年を基準。

【試験開始前】
白2 赤2 ハードリカー1でとりあえず安心。なんとなく甘い香りがしたようなしなかったような。
着席してからスティルワインを眺めると白はわかりにくいけど淡めと濃いめ、赤は両方濃いめ?どっちかがカベルネかシラーだろうな~と思いつつ開始を待つ…。

【試験開始】
<白ワイン1>
解答:ドイツのリースリング、2015年
正解:ドイツのリースリング、2016年

外観
色は淡めだけど甲州・ミュスカデほどじゃない印象。ちょっとだけ気泡があったのでスクリューキャップ?ってことはリースリングあたりかな?

香り
まず感じたのがパンドゥミっぽいイースト香。今年こそ甲州??と思いながらスワリングすると白いお花、冷涼系果実の香りが比較的はっきりと。リースリングの印象が強くなりやや混乱。

口に含んで綺麗な酸に控えめだけど甘みあり、この味わいでリースリングに確定。甘みをどう取るか悩みつつ確率論でドイツにしました。

ちなみにあとで香りを取り直したらイースト香は全く感じなくなってました。見た目で引っ張られてたのかもしれません。

ヴィンテージは深く考えずセオリー通り。

>協会の発表を見てここは予想通りで一安心。フランスを消しきれなかったので少しドキドキしていました。
→コメントも非常に明快、完璧です。

<白ワイン2>
解答:2015年 アメリカ シャルドネ
正解:2015年 オーストラリア シャルドネ

外観
色調は黄色だけど、樽の効いたシャルドネにしてはそこまで濃くない…。粘性も思ったほど強くないけどサラサラってほどじゃない。ヴィオニエだと嬉しい(個人的に好きな品種なんです)けど確率的にはシャルドネ。

香り
いきなり強烈にカラメル、トースト!加えて少しオイリー、ナッティな印象だったので新世界のシャルドネと決めてスワリング。なかなか果実の香りが出なかったんですが、トロピカル的なところにマーキング。

味わい
あくまで確認、香り同様に味も”ブレッド&バター”。ややオイリーなのが引っかかりつつ新大陸でアメリカ以外を選ぶ気は全くありませんでした。
ここもヴィンテージは深く考えずセオリー通り。

アメリカ以外の覚悟はしてたんですがオーストラリアでしたか…まあ100回受けたら100回同じ解答をする自信があるのでここはもう気にしないことにします。この2つで10分くらい、これで赤に時間がかけられる…と思い後半へ。
→時間配分も含めてこちらも完璧です。模範解答を読んでいるかのようです。

<赤ワイン3>
解答:チリ カベルネ・ソーヴィニョン 2014年
正解:日本 メルロー 2014年

外観
赤ワインは二つの色調の違いがほとんど感じ取れなかったので濃い系のコメントでまとめました。どちらも熟成を感じるようなオレンジがかった色合いもないし、特別濃いって印象でもなかったので外観ではあまりイメージせずに香りへ。

香り
最初の印象が鉛筆の芯、針葉樹でした。ボルドーのカベルネ・ソーヴィニョンが第一候補、と思いつつスワリング、予想通り黒い果実を感じたんですが同時に樽を焦がしたようなチョコレートやカカオのニュアンスも。

味わい
たしかにアタックは強いんだけどタンニンがそれほど主張してこない。鋭角な印象はないんだけど複雑な印象もない…。だからといって新世界的な果実味を感じるわけでもない…。強いて言うならば直前セミナーのチリのカベルネと共通項を感じた(樽感が強くてチョコレート、あと表現は悪いんですが”締まりのない”感じ)のでその方向でまとめることに。

但しタンニンだけは直前にコメントを力強い→シルキーにランクダウン?しました。

ここはヴィンテージを考える余裕もなかったのでセオリー通りー4年で。

今ちょうど家に置いてた信州のメルローを飲みながら書いてるんですが、たしかに香りも味も本番のワインに似た印象を持ちました。ただ、タンニンを感じない点に引っ掛かりを覚えていたこと、新世界の割には第一印象が果実感ではなかったことから他の選択肢を疑えなかったのが悔しいです。
→いや、ワインの特徴はほぼ完璧にとらえていらっしゃると思います。ソムリエ試験的に”合格するライン”で考えたために日本・メルロにまで思い至らなかっただけです。ご報告いただいた報告を読み直すと、日本のメルロっぽなぁと思います。

<赤ワイン4>
解答:フランス メルロー 2015年
正解:フランス グルナッシュ 2013年

香り
森やヴェジタルなイメージ。テンプラニーリョやサンジョヴェーゼのような土を感じられませんでした。スワリングして黒果実系(ブラックベリーと干しプラム)を確認、ただそれ以上の要素は拾えず。森だとすると二つともカベルネ・ソーヴィニョンにしちゃうかもなーと思いました(笑)。

味わいは赤ワイン3以上にタンニンを感じるけど強く突出する印象はなく、新世界のような果実味の凝縮感もなし。なんとなく味わいに落ち着きを感じたのでシラーではなさそう、という訳で選びたくはないけどフランスのメルローを選択。コメントもすべてふくよか系でまとめました。

ここだけはなんでかー3年に変更。今考えると落ち着いていると思ったなら逆に古いですよね…。

グルナッシュは完全に選択肢から消していたので、ここは正直そんな悔しくもなく、敢えて言うなら自分のルールを守ってこっちもカベルネ・ソーヴィニョンでもよかったなって思うくらいです。旧世界がイメージ出来ていたのでそれほどコメントも外れていないと信じていますが、他の受験生の方々がどう感じたのかすごく興味があります。
→メルロと答えたくなる気持ち、よくわかります。グルナッシュも黒くて丸いんです。高いレベルでテイスティングできているので、メルロにいっても問題ないと思います。素晴らしいテイスティングでした。

<ハードリカー5>
解答:ドランブイ
正解:ベネディクティン

ハーブ系の甘かったらドランブイ!と思ってました…。ハチミツやハーブの確認までしたのに。

>ベネディクティンは「病院の診察室の香り」と覚えていて、ここまで甘い印象は持っていませんでしたけどあんなにトロっとしたドランブイは見たことないとも思っていました。(苦笑)

総じてシンプルな白、複雑な赤という印象だったので、白の方が圧倒的に得意な自分には少し厳しいセッティングでした。

タイプ分けでの大外しはしていない(グルナッシュは分かりませんが)と思うので合格を信じて2週間弱過ごそうと思います。→全く問題ありません。

ーーーーーーーーーーーーーーー

それでは合格通知が出ましたらまたご連絡させていただこうと思います。

これからたくさん寄せられるであろう感想のまとめ、ソムリエ呼称の方々の三次対策などまだまだお忙しいと思いますが、いよいよ秋めいてきましたので健康にはお気を付けください。



名古屋会場

セミナーにも参加させていただき、必勝マニュアルも試験勉強に使わせていただきました。赤が微妙な感じで合格発表まで何とも言えない感じですが、松岡様のお陰様で合格への最短距離を走れた気がします。

品種が発表されてみると、恥ずかしくなるような箇所ばかりですが、修正せずに報告したいと思います。

やや冷房が効いていて、外は暑くてもジャケットは必須だと思います。席に着きワインを確認すると、赤1と赤2のワインの量が全然違う。気持ち的に1センチ弱の差がある。色調の判断に関わって来るので、そこは揃えて欲しい。そして、もっと酷いのは隣の方は白のグラスがひとつ空の状態。大切な試験開始までの時間を無駄にされて、可哀想。

【白ワイン1】
外観
白1、白2とも似た色調で、淡くは無いが、そこまで濃くは無く、白1には若干気泡が見られる。粘性も中程度で軽くは無く、外観からは冷涼産地ではないのではと予想。

香り
柑橘類主体で、白いお花もあるかな。明らかなペトロールは感じられ無いので、SBらしさを探してみるが感じられない。

味わい
残糖とまではいかないが、甘味があり、酸もある。ここでも余韻にSBらしさを探してみるが無くリースリングに決定。

新世界のリースリングのイメージを持ってるわけではないけど、甘みと酸、何度か経験したドイツのアルコール度数がやや低く甘味のあるイメージとは違う気がしたので産地はオーストラリア。→シンプルでわかりやすいテイスティング、素晴らしいと思います。ただ、柑橘と酸を明確に感じているので、そこは冷涼地域にいってもよかったかなと思います。まぁ、リースリングは冷涼地域と温暖地域の差はそれほどないので問題ないでしょう。

解答:オーストラリア・リースリング・2016

終了間際に、温くなったワインから再び香りと味わいをとるとSBっぽさを感じてしまったが、第一印象を信じ解答はそのまま。→温度が上がると香りが出てきます。ただ、第一印象も大切なので、絶対に!間違いなくレベルでなければ変更しない方がいいかも。反対に、”あっ、間違っていた”とまで思えば時間次第ですが、変更しましょう。

【白ワイン2】
外観
色調と粘性はほぼ白1と同じくらい。若干、白2の方がイエローが強い。

香り
誰でもわかるであろう明らかな樽香。この時点でシャルドネに決定。果実の香りをとろうとするが、あまりトロピカルな感じはとれない。

味わいは、優しい酸。甘味やボリューム感は新世界としては強くは無いかな。フランスにしては樽が強いし、チリは選択肢に無し。無難にアメリカを選択。

解答:アメリカ・シャルドネ・2016

【赤ワイン1】

外観
赤1・赤2ともに濃いめの色調。赤1の方が紫、赤2の方にオレンジのニュアンスを感じる。粘性は共に新世界と断定できる程は強く無いかな。

香り
濃い系ということで予想通り黒系果実に分類し、個人的にはブルーベリーにマークしたい感じ。

味わい
口にするとタンニンはそれほど、ベリー感が強く、自分の中でのカベルネらしさが無い。丸さの中でベリー感と果実実を伴った酸が目立つ。この感じ、直前に何度か飲んだマルベックに似ているが、さすがに同じ呼称で2年連続マルベックは出ないだろうと、シラーで。→太字にした箇所をしっかりと感じられているので、ブドウ品種は取れませんでしたが、(この講座ではメルロを捨ててましたし)ほぼ完璧なテイスティングだと思います。

解答:フランス・シラー・201?

【赤ワイン2】
外観
オレンジを感じる色調、ほどほどな粘性から欧州の熟成系かな

香り
うん、熟成感あり。干しプラムにマーク。

味わい
まず、かなり強めのタンニン、酸もそこそこ感じる。もしかして、久しぶりにネッビオーロ来たかと思い選択肢を確認すると、ネッビオーロが無い。じゃあ、熟成感、酸もあるし、若干タンニンの強さが気になるが、同じイタリアのサンジョベーゼで。熟成感もあるが、タンニンがこなれていないので2014年にしました。→酸の質が違うとは思いますが、飲みなれていないであろうグルナッシュ(おそらくシラーもブレンドされている)から感じ取ることは難しいかもしれません。ソムリエ試験的には全く危なげない解答です。

解答:イタリア・サンジョベーゼ・2014

終わって少しすると、熟成とタンニンからのネッビオーロ、ネッビオーロからのサンジョベーゼの流れが安直で、強めのタンニンから少し熟成したCS等の疑いは持つべきだったと反省。

【リキュール類】
その他のお酒は一切練習無し。一次の知識と市販の参考書やこーざの一覧表を直前に眺めただけ。
琥珀色で、口にすると甘い。選択肢はベネディクティン・ドランブイ・アマーロ・チナールだったかな?
アマーロ?確か珍しい種類に分類されていた気が、チナール?アンティチョーク?野菜だったかな?、ドランブイ?少し前ソムリエ呼称で出てなかったかな?ハチミツと書いてあった気がする。よし答えはドランブイ!といった感じで30秒で終了。
→全く問題なく合格です。

高松会場

お世話になっております。

本日エキスパート呼称の二次試験を受験してまいりました。出来たのか出来てないのか、なんとも言えない手応えですが、試験中の状況を報告差し上げます。

高松会場のエキスパート呼称は20名の受験者。11時に開場。既に白2赤2リキュール1が並んでいる。それほど室内は寒くないので上着を脱ぐ。着席後、手を出さず色調を観察。

白は2つとも淡い。白1は若干気泡あり。どちらも冷涼なイメージ。白2が少しだけ黄色いので、白1が甲州かソーヴィニヨン・ブラン、白2がシャルドネかリースリングを期待。
赤は2つとも濃い系、ピノは消えた。カベルネ・ソーヴィニヨンかシラーを期待。外観からは冷涼か温暖かはわからない。

11時10分にオリエンテーションが始まり、解答用紙などが入ったビニールを開封し、説明用紙を取り出して読むように指示がある。白ワインの選択用紙が見えたので品種をチェック。主要品種はあるが、ミュスカデはない。トロンテスが目新しい感じ。

11時20分試験開始。ワインは1つ5分で品種特定し、5分でマークする時間配分。主要品種以外は考えない方針。

白ワイン1

外観
白ワインは2種ともに粘性低そう。やはりどちらも冷涼イメージ。

香り
ん?優しい白い花系?それとも甲州?吟醸香を探すがわからない。色もグリ系のピンクはない。青さは感じないし樽も感じない。リースリングの可能性が高い?

味わい

酸がしっかり。甘酸っぱいアフター。新世界はやはりない。もう一度口に含む。青さは感じない。アフターの甘酸っぱさが特徴的。甲州はここまで酸がない?この甘みはフランスではなく、ドイツか?ドイツのリースリングでコメントをマークを始めるも、果実花植物が4箇所、香辛料化学物質が3箇所しかマーク数の指定がない。慌てて他の3つも確認するが、なんと赤も同じ数の指定!少し焦る。これは迷ってる暇はない。早めに先に進もう。それでも9分かかる。

【解答 ドイツ リースリング 2016】
【正確 ドイツ リースリング 2016】
白ワイン2

外観
やはり白1より少し黄色い。でも遠目には変わらない程度でな冷涼イメージ。

香り

かなりハッキリした樽香!シャルドネ決定。ただ香ばしさは強いが、甘ったるい感じはしない。

味わい

果実味もあるが、酸が勝っている気がする。やはり冷涼か?樽が効きすぎている気がするが、アメリカほど強くないし、迷ってる時間がないのでフランスに決定。香りの指定されたマーク数が少なく、選択に苦労する。やはりここまでで19分使っている。→この感じ方であればフランスアリですよね。

【解答 フランス シャルドネ 2016】
【正解 オーストラリア シャルドネ 2015】

赤ワイン1
外観
赤1赤2ともにほとんど同じ濃い色調だけど、少しだけ赤4がエッジに赤みがある。粘性はどちらも強そう。

香り

濃い系の外観で、黒果実!シラーかカベルネ・ソーヴィニヨンは確定。それほど強すぎないが、苦手なジャミーな香りもあるのでおそらく新世界。

味わい

やはりフランスにしては凝縮感が強い気がする。あとは品種がどちらか。マークしながら最後まで品種を迷うが、バランスというよりは酸が勝っていて、緑の森の感じも強くないので、エイヤとシラーズに。国はオーストラリアに。やはり香りのマーク数の少なさに戸惑う。

【解答 オーストラリア シラーズ 2014】
【正解 日本 メルロー 2014】
赤ワイン4
香り

香りが感じ取れない。ここまで果実系の香りが取れないのはイタリア、スペインか?少しだけ甘い香りが…。第1アロマ?第2アロマ?

味わい

そこまで熟成感もないが、果実味も強くない。酸はそれなり。ただ口の中がざらつくようなタンニンを感じる。タンニンからネッビオーロかと思ったが、選択肢にない。サンジョヴェーゼかテンプラ?難しい。これに5分余計に時間を使うことを決心。再度リセットして香りを取ろうとするがやはり弱い。カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーはないと腹をくくる。色はやはりエッジに赤みがあるように見える。少しだけ熟成なのか?紅茶、甘草の香りがあるような…。時間がない。この甘さは樽もあるのか?ここまでタニックなテンプラがあるのか疑問に思いながら、スペインのテンプラニーリョに。→そもそも想定外で難しいワインでしたが、その点もしっかり感じられていると思います。

【解答 スペイン テンプラニーリョ 2013】
【正解 フランス グルナッシユ 2013】

残り7分。まずマークミスがないことを確認。残り5分。

リキュール類

選択肢はドランブイ、アマーロ、ベネディクティン、チナール。
ウイスキーのような琥珀色。チナールはピコンのイメージなのでもっと色が赤い?香りは?強い薬草!味わいは?甘ーい!ここまでドランブイ甘くないような。ここまで薬草も強くないような。度数もウイスキーほど高くないように思える。ベネディクティンはドランブイよりさらにドライなはず。消去法でアマーロ。残り1分のアナウンス。深呼吸してるうちに終了。

【解答 アマーロ】
【正解 ベネディクティン】

本当に時間がないので第一印象を信じてどんどん進めるしかないですね。しかも香りの選択肢は、倍くらいマークするつもりで暗記していたので、ここまで絞り込むことを求めてきたのかと。試験中かなり迷いましたし、試験後、要求レベルが上がったんだと絶望的な気分になりました。絶対的にテイスティングのトレーニングが不足していたのがそのまま出てしまった感じです。あの緊張感の中で短時間で判断してコメントを絞って解答するのには経験不足であることを痛感しました。
とはいえ、必勝マニュアルがなければ絶対にマークもしきれなかったはずですし、そもそも松岡さんの講座のおかけで一次を突破してここまでたどり着いたので、今年ダメでもまた来年、経験値を上げてチャレンジしたいと思います。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。→問題なく合格だと思います。




東京会場:ホテル雅叙園(東京)

”こーざ”を毎日開き、必勝マニュアルを読み込みました。
毎回冒頭の読み物のところが興味深く、また、ポジティブ思考や言霊の話など私も全くの同意見で、いつも周囲にもそのように言っていることから、とても共感が持てました。

今日2次試験を終えたので、御礼と少しでも今後の皆様のご参考になればと思い、改めて報告をさせて頂きます。

10時半に到着。すでにかなりの人が来ており、2階の試験会場に行って自分の部屋と座席の位置を確認。多くの方が部屋の前あたりで立って待たれており、座るところもないので、一度一階に降りて雰囲気の良い広々とした喫茶スペースへ。人が足りないようで、サービスも会計もとても時間がかかりおすすめしませんと言われたが、まあ何とかなるだろうと、ゆったりしたところで座って最後の復習。もっと早く来て、この喫茶のゆったりした雰囲気の中で最終確認するのもよいかと思いました。

会場の扉が開くのが見えたので、喫茶スペースを出て、試験会場には2、3分遅れで着席。入室前に、いくつかの部屋を通り過ぎる際に、部屋の外から机の上のワインが見え、リキュールが(あの大変な)琥珀色であることを発見。入室直前にメモをちら見して最後の確認。

さて、机の上には白2、赤2、琥珀色のリキュール1。白ワインは2つとも淡い感じで、グリーンがかったレモンイエロー、きらきら輝いていて冷涼産地のイメージ。赤ワインはあまり紫色は出ていませんでしたが、両方共に濃い系でした。

オリエンテーション5分過ぎに解答用紙の入った封を開けてくださいとの指示があり、テイステイング用語選択用紙の内容を確認。一部表現の変わった箇所もありましたが、このサイトで入手した以前の選択用紙とほぼ同じだったので、まずはほっと一安心。そして、選択肢のブドウ品種も確認。まあこんなもんかと。私は必勝マニュアルの通り、基本品種だけを答えると決めていましたので、それらが並んでいるのを確認したところで、試験開始の合図。

白ワイン1
解答:フランス リースリング 2016年

外観
冷涼地域のイメージ。酸を感じるであろうと想像。

香り
やや華やかな感じだが、まだそれほどしっかりと感じ取れません。華やか系か、爽やか溌剌系か悩むところ。うーん、これはリースリングか、それともSBか。悩んでも進まないのでこんな時は飲むに限ると一口。

味わい
甘みはまろやかな感じ。おっと、酸がリースリング独特の酸だ。これは間違いない。だが残糖をそれほど感じない…とすると、ドイツではなくて、フランスか。再度香りを確認、華やかな感じが強い。甘みが少ないのでフランスのリースリングで決定。ヴィンテージは白ワインは2015年と決めていました。→順調です。

白ワイン2
解答:アメリカ シャルドネ 2015年

外観
冷涼産地っぽいけど、白1よりは黄色が強い。粘性も少し強い感じ。

香り
おっと、わかりやすい樽香。しめしめと。樽香を感じたのでシャルドネを想定して、さらに香りを確認。黄色い果物の感じが結構たくさん出ている。さらに、バターやアーモンド、そして樽からのバニラ香。とくれば、ほぼシャルドネで確定だなという感じで一口。

味わい
アタックはやや強くアルコール度もそれなりにあるけど、少しおとなしい感じで、特にナパの昔の濃いシャルドネのイメージではない。酸もしっかりしているけど、全体的には厚みがあるというより、その下の豊潤という感じ(教本のチャートだと豊潤→厚み→力強いなので)。うーん、この味の濃さは新世界だと思うんだけど、ナパではなさそうだし、といって他の国のシャルドネもあまり飲んでいないのでわからないし、まぁ必勝マニュアルのセオリー通り、米国のシャルドネということで決定。ヴィンテージは白1と同じく2015年に。

赤ワイン3
解答:チリ カベルネソービニヨン 2013年

外観
濃い系で、粘性もやや強い程度。

香り
第一印象は、香りはしっかりと感じられるけど、今まで経験がないような黒い?果実中心の香りで、うーん、とうなってしまいました。

味わい
よくわからないながらも、口に含んでみるとなんとかなるかと思いましたが、依然わからない。アタック、甘さも中くらいという感じですが、ブドウ品種がイメージできません。こんな時は一旦中断すると決めていたので、中断(ここで赤3を開始して3分程度)。→この対応は正解です。わからないのにうだうだ考えてもしかたがありません。

赤ワイン4
解答:オーストラリア シラーズ 2013年

外観
あまり紫色は目立たないガーネット。粘性は強め。ということで、濃い果実の香りを期待して、香りに進む。

香り
おー、これはスパイシーな香りがガツンと。グラスを回すと、黒こしょう、丁子、ナツメグなど、想定通りの香りがむんむんと。おそらくシラーに違いない。

味わい
口に含むとアタックはまだまろやかなのだけれど、タンニンが強くびっくり。ざらざらが最後に残る感じ。甘みはまろやかな感じで、一方酸は結構強かったので、悩みつつも骨格のあるタイプのシラーと決定。新世界シラーの代表的なオーストラリアに。(今までこんなにタンニンが強いのはなかったけれど)→とらえ方は正しいです。そして、コメントもそれほど外れてはいないはず。

赤ワイン3
香り
香り→味わいを確認するという作業を何回か繰り返したが、やっぱり特徴的な香りや味わいにはたどりつかず。少しシダっぽい、緑っぽい感じがすることから、品種はカベルネ・ソーヴィニヨン、国はチリに。→この”たどりつかなかった”と判断できたことは素晴らしいと思います。日本のメルロ、ソムリエ試験的には難しかったですね。ただ、わからないながらにも大筋をとらえ、得点に結びつける、これで十分です。

ここまでで35分経過。マークシートの見直しを開始(指定の項目数に合っているかなど)。残り10分のアナウンスがあり、5分になったところで、リキュールにとりかかる。(名称を選ぶだけなので、時間はかからない)。

リキュール類
選択肢には、ドランブイ、とあといくつか(失念)、チナール、ベネディクティン。
解答:ベネディクティン
香草(ハーブ)のスーッとする香り。おっと、これはベネディクティンだな。と思い、口に含むや意外に、歯磨き粉とシロップのあのドランブイの味が…。うーむ。ドランブイは黄色っぽいが、これは琥珀色だし、しかし味はドランブイに似ているし。(残念、勉強でもらった見本を飲んでいなかったのです)数分悩んだ結果、香りの第一印象を信じて、ベネディクティンに。ここで終わりですの合図。

終わっての感想
必勝マニュアルを自分の基軸として、石田博さん、佐藤陽一さんの本、その他いろいろなティスティングの本を読み、自分なりにノートにまとめていきました。テイスティングしつつ、考え方を理解し、香りや味わいのパターンを覚えました。そして、覚えたことをアウトプットするため、サイトからダウンロードした過去のティスティング用語選択用紙と、マークシート用紙を使って週末に何度もブラインドテイスティングを繰り返し、また、エノテカのブラインドテイスティング企画(過去の試験のシートも配ってくれて、これが結構良かった)にも3回参加して一連の作業を繰り返しました。したがって本番も緊張も特になくスムースでした。手順をイメージして、何度も訓練しておくことが重要だと思いました。

なお、本番にあたっては以下を心にとめて臨みました。
・雑念を払って目の前のワインに向き合うこと(過去の出題例は全て忘れること)
・外観と香りの第一印象を重要視すること
・飲んでわからなかったら一度やめて、次のワインに進むこと

ワインは1988年に75年のラトゥールを飲んで感動してから好きになり、かなり長い間飲んできました。実は、1997年にワインエキスパート受けて、1次試験で敗退。この時は勉強方法が全くなっていなかったと今は思えます。

そして、今年の2月にひょんなことから再受験を決意して、3月から勉強を開始。ワイン受験comではじめましたが、途中で松岡さんのサイト、あとは、とみワインcom(各地の地図が秀逸だと思います)を見つけて追加、合計3つのサイト、と杉山さんの本で独学でした。松岡さんのサイトはとにかく中身が濃いのと、頻繁にアップデートされるのが素晴らしいです。勉強の前のちょっとした話も含めて、こちらも勉強する意欲がわいてきますね。

リキュールは配点が低いようですが、理解したかったので、これもネットで探した表参道のbar MIZの50種類のサンプルの勉強会に参加しました。飲んだことのないものが多く、とても勉強になりました。

今年の1次試験は極めて難しかったと思います。私は2回受験しましたが、1回目を8月中旬に設定し、ここで必ず受かるんだという気持ちで準備をして臨んだ結果、2回目の8/30は割と余裕があったと思います。(帰宅して見直したら△のところが結構違っていて落ち込みましたが)

毎日少しでも勉強するのだと言い聞かせ、朝は毎朝5時から、会社から帰宅後、そして通勤の電車の行き帰りと、特に直前2か月は週末はこれに集中してかなりやったと思います。しかしワインは奥深いですね。だから勉強しがいもあり、面白いです。とりとめなくかなり長くなりまして、すみませんでした。合格しているかどうかはわかりませんが、とにかくやることはやったという感じはあります。改めて深く感謝と御礼を申し上げます。エキスパートを受かることが先ですが、シニアにもいずれ挑戦したいと思ってきました。




ワイン嗜み歴10年ちょっとのアラフォー(本当に嗜む程度ですが)、馬鹿にするなと怒られそうですが、実は本気で勉強し始めたのは今年の6月30日からでした。

最初の1ヶ月でちょまじ”こーざ”約100回分(過去問含む)を勉強し、残り半月で自分の地図帳を作成しながらの復習&過去問で臨みました。本当は教本も流し読みしたかったですが時間がなかったです。

ただ、今はっきり言えることは、今年は大きく試験形態が変わりましたが、基本をしっかり押さえておけば何とかなる、ということかと思います。つまり、”こーざ”の1次対策は今のままのスタイルで良いということです。

本当に”こーざ”にはお世話になりました、ありがとうございます。短期間の勉強には本当に役に立ちました。(今となっては既に半分ほど忘れてしまってますが…)

※その他の主な参考書は杉山さんの「ソムリエ試験対策講座」、地図帳は塚本悦子さんの「ワインの地図帳」(ややクセがある気がしますが、自分なりの地図帳に加工できて良し)です。

さて、2次試験ですが…

私の解答→ 正解
白①:SB仏16 → Ri独16
白②:Ri仏15 → Ch豪15
赤①:Sa伊15 → Me日14
赤②:Gr西14 → Gr仏13
リキュール:ベネディクティン → 正解

このような散々な結果で、特に白②の大間違いが痛すぎでした。しかも最初は樽=シャルドネでマークしていたにも関わらず、途中からかなりアロマティックな香りに変わったのでRiに変えてしまいました。いずれにしても、どの品種も香りの特徴のコメントはボロボロな気がします。→コメント次第ですが、そんなに悪くないと思います。

必勝マニュアルは大変参考になりました。

一方で、私はスクールやセミナー等には一切参加しておらず(していれば良かったと今更ながら後悔)、限られた時間の中で外観→香り→味わい→評価の順で行うテイスティングの練習が足らず、要領よく出来なかったように思います。

松岡さんのいう「最初はワインの酸とアルコールのボリュームを意識する、コメントを書く」ということも非常に大事かと思いますが、WEを受験する人は長くワインを嗜好している人も多く、実はワインの特徴を十分体感している人も多いと思われ、1次試験の勉強と並行して必勝マニュアルを参考にしながらのテイスティング練習も効果的な気がします。

私は、今までもワインノートを付けるようにしてましたが、今後はもし落ちた時の来年の試験対策として、ソムリエ試験に沿ったコメント(←これだと正直面白みに欠けるのですが…)を書くように練習しようと思います。

長くなりましたが、改めまして、ありがとうございました!!本当に試験勉強の助けになりました。

お仕事をされながらの”こーざ”のアップは大変かと思いますが、将来の受験者のために、ワイン愛好家のために、これからも頑張って下さい!

その3に続きます。

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩





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