2020年度講座開講中!もう9年目、自信あります。ワインスクールに通わずとも合格できるということ。

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二次のテイスティングを振り返る~2019年度 エキスパート呼称編 1

2020/09/08
 
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第121回

一次試験期間が終わりました。試験内容はこれから来年のために再度精査するつもりですが、昨年度より少し難しくなったように感じます。

一ヶ月以上前の期間開始早々に「合格」の文字を見られた方、ちょっと間に合わなかったなぁとお思いの方、最後にギリギリ飛び込んで一次を突破された方、さまざまのようです。

それでも、ひとまず最初の戦いが終わりました。そして、なによりも、ここまでたどり着いたのです。本当によく頑張ったと思います。これまでのご自身の努力を褒めてあげましょう。この半年から一年間、本気で頑張ることができたと思える方は、結果以上に素晴らしい経験だったと思います。もちろん、その努力が実を結ぶ事が一番なのですが。

改めまして、一次試験を突破された方、おめでとうございます。まだ山の頂は見えて来ませんが、手の届くところまでやってきました。これからが本番ですが、ここまで来たのです。一気に山の頂まで登りつめましょう。

残念ながら一歩届かなかった方、まずはお疲れ様でした。少し、ゆっくりしましょう。
これまでの頑張りが無駄になることはありません。今年一次試験を突破できなかったことで、来年ものすごくレベルアップできるチャンスを得たと考えるべきです。それは、もう一年本気で勉強する人と一次試験を突破してもう勉強しなくなる人とでは、来年合格する人の方がより高みに登る可能性が大いにあるからです。ソムリエ試験合格を目指しているこの講座ですが、ワイン道においては合格がゴールではありません。
少し休んで、気持ちを切り替えて来年に向けてスタートしましょう。今年の悔しさが来年の今頃には”もう一年勉強して本当によかった”と思えるように。

皆さん、ひとまずお疲れ様でした。

さて、気持ちも新たに始めます。お待たせしました。2019年の受験報告、エキスパート呼称編です。

近年、一次試験のスタイルが変わり、二次のテイスティングはどうなることやらと本当はちょっとドキドキしていたのですが、昨年もテイスティングアイテムを見る限り、それほど変わっていないということで私的にはホッとしております。ソムリエ呼称でアリゴテが出題されましたが、それでも主要ブドウ品種に絞ってしっかりとタイプ分けし、セオリーに則って解答をされた方はたとえブドウ品種を落としたとしても、全く問題なかったと断言できます。

いただいた受験報告を二次試験終了時の興奮もそのままにお伝えします。

※表紙は「バッカスの勝利」ベラスケス:マドリード・プラド美術館

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ソムリエ試験二次のテイスティングを振り返る~2019年度 エキスパート呼称編 1

 

出題アイテム
・Sauvignon Blanc ニュージーランド 2018
・甲州 日本 2017
・Sangiovese イタリア 2015
・Cabernet Sauvignon オーストラリア 2015
・紹興酒



昨年度、二次試験直前に模擬試験セミナーなるものを東京と大阪で開催しました。手前味噌で自分で言うのもなんですが出題アイテムがまずまずイケてました。サンジョヴェーゼは直前セミナーにてテイスティングしていたこともあり、熟成系はネッビオーロにしました。とはいえ、私は出題を予想する必要はないとは思っているのですが。→この模擬試験はソムリエ呼称パターンを2ラウンドでした。

2019年度模擬試験セミナー出題アイテム
第一ラウンド
白 リースリング 仏
白 甲州 日本
赤 ピノ・ノワール 米

第二ラウンド
白 SB NZ
赤 ネッビオーロ 伊
赤 CS 仏

今年も10月初旬におそらく東京と大阪で開催を予定しております。改めてご案内申し上げます。

こんな話はさておき、2019年度のエキスパート呼称のテイスティング報告です。

例年通り、オレンジの文字は私の感想及び意見です。

高松会場
→こちらの方はこの年の一番最初に、協会のテイスティングアイテム発表前に報告をお送りいただきました。

10時半過ぎに到着、11時入室 WE受験者は26名でした。入室した際にいきなり赤ワイン倒す人がいてふと我に返る。緊張感が伝わってきます。

僕も受験番号が見つからない!ってウロウロしてたらおじさんが間違えて占拠していました。みんな緊張してるんだなと思い、少し気持ちが落ち着きました。会場の室温は寒くはなく居心地良かったです。

用意されているグラスに目を向けます。

リキュールは琥珀色だ…。
ワイン1はグリーンがかったイエロー、白ワイン2はグリーンがかったレモンイエローにしようと思いました。なにせ白ワイン2の色が淡いもんで。
赤ワイン1は間違いなく赤系だー!ピノか?赤ワイン2は黒系だからCSかシラーだな?

11時10分にアナウンスがあり袋を開けると白ワインの選択肢の紙を見ることができます。白ワインに何をマークしていくか、外観を思いっきりイメージしているところで試験開始。

白ワイン1
香りは青い!味わいまで青いからソービニヨン決定!NZ 2017にしました

白ワイン2
あれ、香りがしない!閉じてるの?控えめでチャーミングにしときましょう。白ワイン1と一緒になるけど柑橘系ですかね…。ミュスカデを考えてましたのでパンドゥミをいれて、軽くてスリムな味わいにしました。フランスのミュスカデ、どーでしょうか?ツイッター見ると甲州みたいですね、でも、だとしてもスッキリ系コメントでそこそこ取れてるといーな…。←はい。問題ありません。

赤ワイン3
最初の香りでガーンと甘く妖艶な感じでブルゴーニュのピノを思い浮かべてしまいました…。エレガントな雰囲気ぷんぷんだったんですよね。さらに、悩んだのですが深みのある落ちいた外観を選んでしまいました。それなのにルビーとラズベリーレッドはつじつま合わないかもしれませんね…。濃淡:明るく、粘性:やや強め、若い状態を抜けた、成熟度高いにしました…。

香りは開いていて深みのある。引き続き、すみれ、ボタン、紅茶、腐葉土。香辛料は血液、ナツメグ、甘草。

味わいはアルコールやや強め、余韻やや長めでフランス・ピノにしました。
→粘性強め、アルコール強めでフランス・ピノは…。ただ、やや熟成寄りのコメントなので、得点になっていると思います。

赤ワイン4
最初クスリっぽい感じがしてシラーのオリーブ?と思っていましたが残り5分くらいで香りを取り直したら、青い!これはCSだろっと思い書き直しました。今考えるとデカンタージュは直前ではなく1時間前にしとくべきでしたか…あんなに印象変わるんですね…。オーストラリア・CS・2015でどーでしょうか?

リキュール
他を知らないけど紹興酒の香りだったので。

時間はあまり無いですね…。2、3分しかあまりませんでしたが、松岡さまのおかげで落ち着いて臨むことができたかと思います。もう受けたくはないですが今の自分のやれることはできたかと思います。結果出たらまた報告しますっ!

この約一年間をやってこれたのは松岡さまのこーざのおかげです。ホントに感謝しかありません!ありがとうございました!
→お疲れ様でした。合格ですね。問題ありません。

ーーー後日ーーー

お世話になっております。

松岡様から「合格だと思います」というメールの返信が届き、半分は自信が持てたのですが、正式な「合格」発表を見てあらためてようやくホッとし、ジワジワと嬉しさを実感しております。←おめでとうございます!
もう本当にこーざには感謝の言葉しかありません!こーざと必勝マニュアル、そして直前に買った明日香先生の問題集(最新)と古本で買った一年落ちの明日香先生のテキストが僕の全てでした。こーざの良いところは問題を解きながら調べるという行為が知識の定着につながったのかなと思っております。実際、明日香先生の問題集はあまりやりませんでした。ワインスクールに通わずとも合格できたのは間違いなくこーざのおかげです。まだまだ経験値が低いのでこれから長い長いワイン道をしっかり歩んでいきたいと思います。

会場:ホテルニューオータニ

まず、ホテルに着いたはいいが、会場がどこかわからない。ニューオータニは広いので各入口に看板を置いて欲しいと思いました。いろいろ歩き回ってプラカードを掲げてる方を見つけ、5階ということがわかる。

5階ロビーに着くと、300人はいそうな感じで、開場までひたすら必勝マニュアルを読みました。リキュールの対策をしてない!というか諦めてたので最後は会場で!ということで、時間までずっと暗記してました。

開場し、席に着きます。外観の特徴をしっかりと眺め、始まったらすぐにマークできるように準備しました。

白ワイン1
外観はレモンイエロー、粘性やや強めだった気が。
香りを取った瞬間、「これは絶対にNZのSB!」だと。これまでブラインドでNZのSBは外した事がなかったのでほぼ確信。ただ、思い込みは怖いので一つずつ柑橘系の香りをマークし、さらに香り・味わい共に最初の強い印象と相違なかったので2017年のNZのSBと解答。

白ワイン2
外観は白1より淡く、無色に近いを選んでも良かったのかもしれませんが、勇気がなく淡いに。
香りに移りますが、「香りが取れない!」ここで、シャルドネ、SBではないと思いました。かなり閉じている感じで第2アロマ系にコメントし、これは甲州?と思いながら、まだ自信はありませんでしたので、ひとまず先に進むことにました。

赤ワイン3
最初の印象は濃い系かなと思っていましたが、真上から見るとグラスの足が見えるので、そこまでではない感じ。→この”そこまでではない感じ”を感じ取れることはとっても大切です。
香りはピノ系のラズベリー、ブラックベリーなどの第1アロマ中心にコメント。
味わいもピノ系の柔らかいアタックでタンニンも感じ、外観がピノにしては濃いなと思いつつも、他の選択肢を選ぶ勇気はなくフランス、ピノに。→ここは二人連続フランス・ピノですねぇ。サンジョヴェーゼとピノ・ノワールはあまり間違えないと思うのですが…。ただ、ブラックベリーまで感じるなら新世界ピノかなと。

赤ワイン4
やや濃い外観。カベソーかシラーだなと思い、外観はそのコメントに。
香りを取ると、カベソーをイメージするバランスの良さ。ブラックチェリーなどの濃い黒果実の香りに、木樽、シダの香りが。すごくいい香りで美味しそうだなと思いました。
味わいもタンニンがまろやかに溶け込んでおり、カベソーだなと確信。シラーはもう少し鋭角なイメージだと思ってるので、シラーではない。
アメリカ・カベソーに。フランスではないと思ったのですが、アメリカのわかりやすい暖かい感じもしませんでした。チリ?とも思いましたが家で飲んだソノマのカベソーに似ていたのでアメリカに。

時間が余っていたので、ワインをもう1巡し、白2が最近よく飲んでるリースリングに近い気がしてしまい、甲州からフランス リースリングに!変えなきゃ良かったー。丁子の香りは取れてコメントしたので、コメントは甲州よりな感じだとは思いますが。←気持ちはわかりますけど。香りが少なくて、丁子が取れたなら甲州ですね。

リキュール
琥珀色でした。
選択肢はマディラ、シェリー、紹興酒、ポート。
1番最後にティスティングしましたが、「紹興酒で間違いない!これが紹興酒でなかったら自分の味覚を疑うレベル!」と思い、迷わず紹興酒に。

この時点で11:45。時間が余ったので改めてマークシートを見直し、残り5分と言われてからは特に何もしませんでした。

ダメな感じはしません!なので、合格してますように!1次試験も合格してるなと試験中に思ったので大丈夫なはず!→大丈夫でしょう。合格です。

長々と失礼しました。

ティスティングセミナーでご一緒した方とも会場でお会いして、ワインのつながりを感じて楽しく終える事ができました。また、合否結果が出た際にご連絡させていただきます。

ーーー後日ーーー

無事、合格しました!本当にお世話になりました。ありがとうございます!

試験会場は京都のANAクラウンプラザホテル京都。

今年WE初受験者です。
1次試験においては、松岡先生の講座で大変お世話になり、また2次試験対策でもテイスティングセミナーに2回参加させてもらい、大変勉強になりました。早速ですが、2次試験のご報告をいたします。

席に座ると同時に4種のワインとにらめっこ。

白1と白2を比べると、白1のほうが色は濃い。ただ、両方ともさほど濃い印象はない。色調だけでは判断が難しかったですが、まずは第一印象で白1をシャルドネかゲヴュルツと想定。よって白2はリースリングかソーヴィニョン・ブランと想定。

次に赤3と赤4を比較。
明らかに赤4の方が濃い。しかし赤3もピノ・ノワールほど淡くはない。よって赤3をマスカットベーリーAもしくはガメイと想定し、赤4をカベルネ・ソーヴィニョンもしくはシラーと想定。
→まずはいい感じです。ただこの段階ではブドウ品種を思い込み過ぎないことですね。

試験開始

<白ワイン1>
色はそれほど濃くはないが、粘性は強め。
香りに移ると、シャルドネの樽香は感じず、ゲヴュルツのライチ香もない。かといって、リースリングのぺトロール香もなければ、SBのミントや青臭さもない。ただフルーツ香のボリュームを強く感じる。新世界は間違いないけど、品種の特定には至らず。

主要品種以外かもしれないと思うが、あくまでも主要品種以外は解答しないと決めていたので、樽香のないシャルドネでコメントを埋める。

解答:2016年 アメリカ シャルドネ → 正解:2018年 NZ ソーヴィニョン・ブラン
→樽のないアメリカ・シャルドネも探せばあるでしょうけど、一般的ではないと思います。ただ、コメントはまずまず取れたのではないでしょうか。

<白ワイン2>
手に取って改めて色調を確認すると、とっても淡い。第一印象を捨てて、甲州かミュスカデで想定。グラスに鼻を近づけると、「吟醸酒っ!」ていうくらいに吟醸香が鼻を突く。その他の香りを探すが、閉じていてすごくドライな印象。迷わず甲州でコメント。

解答:2017年 日本 甲州 → 正解:2017年 日本 甲州

<赤ワイン3>
淡い系かもということで、赤果実の香りを探すが、真っ先に感じたのが埃っぽさ・土っぽさ。いくら香りを探しても赤果実香が見つからず、ここでイタリア品種かテンプラニーリョに絞る。←完璧です。

外観の印象でオレンジっぽくはなかったので、テンプラニーリョを外して、イタリア品種に。→??テンプラニーリョだけがオレンジではありません。

口にすると非常に強い渋みを感じたため、ネッビオーロに。→他の方の報告を見る限り、そこまで強い渋みではないと思います。そして、テンプラニーリョはそこまで渋くありません。

解答:2014年 イタリア ネッビオーロ → 正解:2015年 イタリア サンジョヴェーゼ

<赤ワイン4>
真っ先に香りから感じたのが緑っぽさ(これが松岡先生が仰ってたオリーブか?)。黒果実香もはっきり感じ取ることが出来ましたが、カベルネ・ソーヴィニヨンとシラーの区別に自信がなく、香りに緑っぽさを感じたので、新世界のシラーでコメント。→カベルネ・ソーヴィニヨンとシラーでは緑っぽさの種類が違うんです。でもここはOKです。

解答:2015年 オーストラリア シラーズ → 正解:2015年 オーストラリア カベルネ・ソーヴィニヨン

<リキュール>
リキュールはほとんど手を付けていませんでしたので、その場で思いつくままに解答しようと決めていました。

色は淡い琥珀色。口にすると甘さは全くなかったので、迷わず紹興酒。

解答:紹興酒 → 正解:紹興酒

時間配分も1アイテム/10分と決めていたので、40分ほどで全ての解答を埋めることが出来ました。マークの見直しも終わり、もう一度各ワインを味わう。

若干印象も変わりつつあるワインで、コメント修正も考えましたが、試験開始後の第一印象を大事にしたかったので、そのままで提出。結果、白1品種は的中しましたが、赤2品種は当たらずとも遠からずといったところでしょうか。←そうですね。大丈夫です。合格です。

合否はともかく、試験終了後はやり切った感があったので満足です。あとは結果を待つだけとなりますが、ここまで来れたのは松岡先生のおかげだと感謝しております。本当にありがとうございました。

ーーー後日ーーー

昨日、合格発表が行われ、無事ワインエキスパート2次試験の合格を勝ち取りました。

これも松岡先生の講座があってのことだと心から感謝しております。特に2次試験直近(10/6大阪セミナー)のテイスティングセミナーが、私にとって大きな収穫であり、合否の別れ道だったと確信しております。

これで終わりではなく、これからがスタートと肝に銘じ、ワインと向き合っていきたいと思います。引き続き松岡先生の講座を拝見し、勉強させて頂きたいと思います。本当にありがとうございました!




初めまして!大阪のレストランで働いている25歳です。

今年初めてエキスパートの試験を受験するにあたり、一次試験対策から松岡様の”こーざ”で勉強させて頂き、大変お世話になりました。
元々は「ワインについてもっと勉強したい!知識を増やしたい!教本が欲しい!」という想いから受験するに至ったのですが、勉強しているうちに「とにかく合格することが第一」と本末転倒になってしまったのは反省です。←努力を形にしようと思うことは悪いことではないと思いますよ。

勉強を始めたのは今年の6月。まず2ヶ月かけて教本を一読しました。そして8月に入ってやっとこの”こーざ”での勉強に取り掛かるという荒技。こーざの更新日とタイムラグがありすぎて「大丈夫かこれ」と思いながらマイペースに勉強を進めました。→ある程度ワインの知識があれば別ですが、全くの初心者は”先に教本を全部読んでから”というのは全くお勧めしません。ソムリエ試験的に何が大切で、何を意識すべきかわかってから読むべきです。

一次試験の結果は無事合格。

良かったと思う点は、直近に頭に詰めた方が試験の時にまだ鮮明に覚えているということ。悪い点は、1ヶ月経った現段階でもうすでに勉強した内容を忘れかけていることです。(反省)

一次試験の勉強方法と同じく、「自分のやり方でマイペースに」をモットーに、二次試験対策は一次試験が終わって一息二息ついた9月上旬からスタートしました。
私の二次試験対策は以下の2点です。
・職業柄、お店や試飲会でワインに触れる機会が多かったので、ワインを飲む度にその特徴を自分なりにノートに記しました。
・過去の出題傾向を分析し、ブドウ品種毎のテイスティングコメントの解答をおおよそ暗記しました。

そして本日、大阪のホテル阪急インターナショナルにて二次試験を受けて参りました!

前日に何も考えず水炊きを食べて舌をやけどし、今朝は少し冷え込んだせいか若干鼻詰まってる〜という状態…。先が思いやられます。
会場に入ると白2種、赤2種、遠目に見ると少しオレンジ色っぽい茶色のリキュールが並んでいました。着席してからオリエンテーションが始まるまで少し時間があるのでワインを観察。白はどちらも淡めの色調、赤はどちらも濃いめかな。

ここで、わかりやすい樽の効いたシャルドネは無い!ピノ・ノワールも無い!と落胆しました…。

【白ワイン①】
外観:輝きのある淡いレモンイエロー。若い感じ。リースリングかソーヴィニヨンブランと判断。

香り:そんなに強くはなく、リースリング特有のペトロール香は皆無だったのでソーヴィニヨンブラン確定。しかし青さをあまり感じられないと思いスワリングスワリング…やっと少し青さが顔を出しました。ほっ。
時間が経ってから再度確認するとパッションフルーツの華やかさが現れていました。

味わい:控えめの青さ、柑橘系の爽やかな酸味とミネラル感。

ソーヴィニヨンならフランス、NZ、チリと覚えていたので、最も青さが少なく華やかで親しみやすいNZを選択。→NZは青さが少ないですか…。他の要素がしっかりしているのでと考えると意味はわかります。
自身の解答:ニュージーランド/ソーヴィニヨン・ブラン/2017年
正解:ニュージーランド/ソーヴィニヨン・ブラン/2018年

【白ワイン②】
外観:無色に近いレモンイエロー。甲州かミュスカデと判断。

香り:まず最初に感じたのは吟醸酒の香り。これ松岡さんが書いてたやつ〜!即、甲州決定。他の香りの要素は弱い。白①と同じく、時間が経つと他の要素、りんご系の香りが出現。

味わい:甘みは弱く、最も際立つのがコクのある苦味。全体的にスリムな印象。→完璧です。

100%甲州の自信があったので国は日本で決め打ち。
自身の解答:日本/甲州/2018年
正解:日本/甲州/2017年

【赤ワイン③】←最も手こずりました。
外観:縁が若干オレンジがかった濃い目の赤。素直に濃いめなので、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロかな。オレンジっぽい色調が気のせいかどうなのか自信持てず。

香り:カシス、血や肉の香り。土っぽさあり。うーん、青さはないからカベソーではない。スパイシーさもそんなにないしシラーでもない。じゃあメルロ?うーん…。

味わい:タンニンが多め。メルロならもっと滑らかさが感じられるはずやけどそんなにやなぁ…と思案しつつ、アメリカのシラー?と一瞬頭をよぎりましたが、清涼感やニューワールドの樽感は無し。もっとクラシックな感じがし、何となくフランスかなと思いました。

自身の解答:フランス/メルロ/2016年
正解:サンジョベーゼ/イタリア/2015年
↑サンジョベはノーマークでした…。ガーン
→テイスティングとしてはきっちり感じられています。サンジョヴェーゼを想定していなければこの解答でも問題ありません。ただ、メルロ もカベルネと同様に青さがあります。

【赤ワイン④】
外観:紫がかった濃い目のガーネット。赤③よりも明らかに濃い。またまたシラー、カベソー、メルロのいずれかと予想。

香り:むむむっ!←これは完全にオーストラリア!!ユーカリの香りが全開です。ブルーベリーのような甘い凝縮した香りと明るい印象もそれを裏付けます。青さも十分あるのでカベルネ・ソーヴィニヨンで決まり!→素晴らしいです。飲んだワインをちゃんと記録したことがしっかり出てますねぇ。

味わい:アルコールを伴う甘みと清涼感。タンニンは緻密で嫌味がなく、酸味もまろやか。

自身の解答:オーストラリア/カベルネ・ソーヴィニヨン/2016年正解:オーストラリア/カベルネ・ソーヴィニヨン/2015年

【リキュール】
色調・香り共にシェリーっぽい。味はシェリーのクセを控えめにした感じ。ん?これシェリーか?と思いつつ紹興酒と迷う、しかし紹興酒は飲んだことがなかったので、一か八かでシェリーに。

正解:紹興酒(ひえ〜)

〈まとめ〉
赤一種以外は自信があったのですが、ヴィンテージは4種全滅でした。笑

試験時間は50分なので各ワイン10分×4とリキュール5分、見直し5分という計算で進めていましたが、模範テイスティングコメントをしっかり暗記していたため、10分ほど時間が余りました。ただ、マークシートは一度マークすると消しゴムで消しても割と黒い跡が残るので、あまり書き直しが出来ませんでした!(筆圧は弱い方なのですが今日は強かったのかも)

試験から解放されて帰宅後はマクドを爆食いしながら今流行りのバチェラーを観て一息つき、今に至ります。なるべく自宅で自力で勉強して合格したかったので、参考書や問題集を購入したりセミナーやワインバーには通わなかったのですが、ここまで来れたのは紛れもなく松岡様のお陰です。本当にありがとうございました。
関西にいらっしゃるということで、もしどこかでお会い出来る機会がありましたらフランスに住んでいた頃のお話など是非聞かせて頂きたいです。私も今年の春まで1年間、ヨーロッパでワイン関係の仕事をしておりました。今年合格出来なければまた”こーざ”のお世話になると思います。その時はまたどうぞよろしくお願い致します。→今年で卒業ですので、いろんなワインやワイン本にふれて、ワイン道をしっかり歩んでください。

受験会場 ニューオータニ(東京)

ティステイングセミナーでは大変お世話になり、ありがとうございました。実は昨年は2次で敗退し悔しい思いをしましたが、松岡さんのセミナーで、酸とアルコールのボリューム感の講義を聴き、突破口が見えた気がして、日々の地味なティスティング練習も頑張ることができました。

以下、ご報告させていただきます。

ホテルがとにかく広く、増改築をくりかえしているためか、移動が本当にわかりにくかったです。私はザ・メイン棟の「翔の間」でしたが、会場は各棟、各階に散らばっており、案内板も1つあるだけで不案内だなあと感じました。ただ化粧室は、前回の雅叙園より数は多かったです。

会場は90人くらいの部屋。シャンデリアの照明がかなり明るく、ワインの色調が明るく見え、心配になりました。冷房がかなりきいており、ひざかけと上着を持参して正解でした。

試験開始!

白ワイン①
グリーンがかったレモンイエロー、色調は淡く、粘性はやや強いような…。香りを取ると、上に抜けるような爽やかな青さ。SBか?ただ仏かNZかが微妙。口に含むと、若干アルコールが高めのような、そして、この時点で麝香やパッションフルーツの香りがほのかにとれました。
解答:NZ ソーヴィニヨンブラン 2017
正解:NZ ソーヴィニヨンブラン 2018

白ワイン②
こちらもグリーンがかったレモンイエロー、白①より淡く、粘性もやや弱いような…。香りは控えめ、というより全然香らない。こりや、だめだと思い先に赤ワインにとりかかることにしました。

赤2つが終わってから戻ると、甲州らしい丁子の香りが。アルコールもやや軽めで、爽やかな酸味と上品な苦味。やはり日本ワインきたか!と思い甲州のコメントをマーク。

解答:日本 甲州 2017
正解:日本 甲州 2017

ここで白②のワインをこぼしてしまうという痛恨のミス。手をあげて、係りの方を呼び、拭いていただきましたが解答用紙が少しぬれてしまいました。

赤ワイン③
澄んだ、輝きのある(酸が強いのか?)、やや明るい、やや濃いの中間くらいかやや明るい寄り。紫というよりは赤みがかっているかもという感じ。ただ選択肢にないので、仕方なく紫がかったルビーに。粘性はやや強い。

香りをとると、軽めの黒果実に乾いたニュアンス。シラーらしさもCSらしさも感じられず、この時点で???

飲んでみないとわからないと思い口中に含むとほどほどに渋く、酸味もけっこうある。ジューシーでほのかに甘い。色調や酸の高さなどから、新世界にふることもできず、またテンプラニーリョはここまで渋くないだろうと思い、サンジョヴェーゼを選びました。→素晴らしいテイスティングです。ここに書かれている内容がそのままサンジョヴェーゼの特徴です。
・軽めの黒果実

・乾いたニュアンス
・ほどほどに渋く、酸味もけっこうある
・ジューシーでほのかに甘い

解答:イタリア、サンジョヴェーゼ 2016(赤ワインは-3年と決めていました)
正解:イタリア サンジョヴェーゼ 2015
(試験中は気がつきませんでしたが、選択肢の中に黒オリーブがありました。あれ?と気づくべきでした)→黒オリーブが登場したようですね。何にかの方からご連絡をいただきました。

赤ワイン④
澄んだ輝きのある、こちらの赤もやや明るい、濃いの中間くらい、やや濃い寄りかも。赤①よりは紫がかってるガーネット。粘性はやや強め。←ここはもう少し濃く取るべきです。

香りをとると、杉っぽい青さや、すーっとするメントール。口に含むとタンニンも強い。

CSかなと思うも、私の知っているCSはもっと濃淡が濃いので、ここでうろたえる。日本?チリ?でもそこまで熟度が低い感じもない。奥の方に果実味のまろやかさも感じる。アルコールはやや強めなものの、そうボリュームを感じなかったので、新世界はないだろうと思い、フランスにしてしまいました。→メントールは温暖地域の特徴です。フランスワインに感じることはほぼありません。

解答:フランス カベルネソーヴィニヨン 2016
正解:オーストラリア カベルネソーヴィニヨン 2015←コメントをどのように取ったのかちょっと心配です。

リキュール類
・マデイラ・シェリー・紹興酒・もうひとつは失念しました。
私は紹興酒が苦手で、飲んですぐにわかりました(笑)

解答:紹興酒
正解:紹興酒

昨年も思いましたが、微妙な色調や濃淡の赤ワインの出題が増えているように思います。(すごく明るいピノや、すごく濃い新世界のシラーやCSなどが出題されると良いのですが)今回も外観からブドウ品種が予想できず苦戦しました。→全体的に的確に感じられていると思います。最後の赤はどう判断するかと言うところでちょっとずれましたね。でも、合格は間違いありません。
長々と失礼いたしました。何かのお役にたてば幸甚に存じます。




会場:東京 ニューオータニホテル

・二次試験のテイスティングの感想、苦悩、歓喜
試験二日前に参加した模擬試験セミナーですら、ワイン6品種中2つしか当たらないという体たらくで、ほぼ諦めかけていました。大好きな筈のリースリングとSBが飲めば飲むほどわからなくなり、失意のどん底でした。でも、松岡先生の試験前日のメッセージを読み、まぐれでも合格する!合格しないと何も始まらない!と決意を新たにして望みました。

当日朝に苦手のリースリングの香りを確認し、やっとペトロール香がわかりました笑笑。→この土壇場の強さ、すばらしいです。

結果
白①のNZのSB→フランスのSB
赤③は大外ししました(正解:イタリア サンジョベーゼ→私:アメリカPN)
ただ、その他の二品種はタイプ分けも冷涼・温暖の判断もうまく行きました。諦めなくて良かった。まだ合否はわかりませんが。

・会場の雰囲気、レイアウト、この講座でお伝えしたところとの違
滅多にホテルなど行かないので、またかなり大きなホテルで迷ってしまいそうになりました。赤坂見附側の入り口から会場まで10分以上かかりました。女性はトイレも混んでいるので時間にはくれぐれも余裕を持った方がいいです。
会場がいくつかあり、一つの会場がバカでかいので席を探すのが大変でした。照明はかなり暗いです。オリエンテーションが始まるまでグラスのワインを上から見たり他の人のを見たりしながら色調を確認しました。

WEはワイン4種なので、ソムリエ呼称以上に時間が足りないです。自信のあるものはサクサク進められますが、わからなくて悩んでいたら見直しでギリギリでした。マークシートの選択数や選択肢は昨年と変わらなかったようです。

・ご自身の試験対策を振り返って
先生が口を酸っぱくして言われていたように、早いうちから一次試験対策と並行してワインの試飲をし、自分の言葉で書き留めていくというのは本当に大事だと思いました。テイスティングコメント(特に香り)は自分にはピンと来ないものが多く、自分なりの感覚でこのワインはこの香り、味わいと言う基準をしっかり持ってるようになってから、テイスティングコメントを暗記するほうが良いと思います。

というのは結果論で、なかなか実際にはそうできず…。今回は試験一週間前に甲州=吟醸香というのがわかり、ドンピシャで出題されたので、他の品種も少し余裕を持ってテイスティングできた、というメンタル面と運が味方してくれた気がします。

まだ結果はわかりませんが、晴れ晴れとした気持ちです。半年以上、咤激励していただいたおかげでここまで来れました。先生のお陰です。本当にありがとうございます!

ーーー後日ーーー

こんにちは。おかげさまでワインエキスパートの試験に合格いたしました!二次試験のテイスティングに関しても全面的に先生のご指導のおかげです。ありがとうございました!  今年はまた配点がだいぶ変わったようですね。ギリギリでの通過だと思います。汗←おめでとうございます!

この10ヶ月ほど本当にブログを楽しみに読んで参りました。皆さんと同じく特にプロローグが楽しみでした。私は旅行業界が長く、特に西ヨーロッパに行く事が多く、各国の国民性の違い等は肌で感じてきましたので、特にフランスやその他国々の事情が興味深く、共感できたことが嬉しかったです。

ブログはこれからもフォローさせていただきたいです。先生は三次試験対策もあり、もうひと頑張りですね。不特定多数の読者のために、よくここまで、と本当に頭が下がります…。

さて、受験報告を読みながらなんとなくワインがイメージできた方は合格にかなり近いです。まだまだ続きます。

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩






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