ソムリエ試験二次のテイスティングを振り返る~2021年

第131回
おはようございます。台風もあってか最近は曇りがちですね。
じめじめした天気は苦手です。→今日は予報に反して東京は快晴ですが。
メルマガではお伝えしたのですが、湿度が高いと、香りの感じ方が変わるって知ってましたか?
ワインの香り成分が、空気中の高い湿度の影響で発散せず、その場にとどまるからです。
一応、湿度が高い状態の方が、香りが発散せずその場に留まるので強く感じやすいと言われています。
ただ私個人としては、香りが発散しないために香りが滞り、なんとなく捉えずらいような気がしています。(香りが上に上がってこないイメージなんです)
こういうタイミングで、自分の感じ方を意識しておくと、本番の天候にも左右されずに済むかもしれません。
また、鼻の粘膜が湿っていた方が香りを取りやすいという話もあります。試験当日は水分も適宜摂取しておきましょう。
現在開催中の二次試験テイスティング実践セミナーですが、そろそろ大阪開催の期日が近づいております。
テイスティング用のワインの準備などもありますので、大阪開催は9/8(金)24時で応募を締め切らせていただきます。
もし、参加をご検討の方がいらっしゃいましたら早めにご連絡いただければと思います。
以下、告知内容を再掲載しておきます。よろしければご覧ください。
それでは、本日はテイスティング試験の振り返りです。2年前の2021年ですので、いろいろと最近の傾向が感じ取れるのではないかと思っています。受験された先輩方のリアルな情報から学べることはとても多いですので、時間を造って目を通してみてください。
以下再掲載部分です。~~~~~~~~~
◆二次のテイスティング対策実践セミナー 〜ワインのタイプ分けと主要ブドウ品種の特徴〜
テイスティングアイテム12種をブラインドで試飲していただきます。大阪 12
日時:9月12日(火曜日)14:30~17:00
会場:上本町・鶴橋
会費:11,000円(税込12,100円)東京 19
日時:9月19日(火曜日)14:30~17:00
会場:銀座
会費:11,000円(税込12,100円)東京 20
日時:9月20日(水曜日)14:30~17:00
会場:銀座
会費:11,000円(税込12,100円)名古屋 26
日時:9月26日(火曜日)14:30~17:00
会場:本山
会費:11,000円(税込12,100円)※上記セミナーは全て同じ内容です。また、すべて開催が決定しております。
二次のテイスティングを突破するために、ワインのタイプ分けに注力しつつ、今回は最大の難関ともいえる主要ブドウ品種の特徴・イメージをとらえていただく為のテイスティングセミナーです。
二次のテイスティングにおいて、最も大切なことは大きくわけて二つです。
① ワインの強弱をしっかりと感じつつ、タイプ分けする。
② そのタイプ分けした先にあるブドウ品種をイメージして(わからなくてもいい)、ソムリエ協会の求めるテイスティングコメントを選択肢の中から的確に選ぶ。
今回のセミナーは特に上記①について、外観・香り・味わいそれぞれの強弱をしっかりととらえ、その感じ取った強弱を意識しつつワインのタイプ分け行い、その先にあるブドウ品種まで見ていこうという内容です。
②のテイスティングコメントに関する詳細については、必勝マニュアルにて徹底して解説しますので、時間の関係もあり細かくは触れません。よろしければ、必勝マニュアルを是非ご検討ください。
「二次のテイスティングをなんとか乗り切るための必勝マニュアル2023+必勝講座」
ソムリエ協会のテイスティングコメントの選択にはある程度テクニック的なものが必要です。そこはしっかり必勝マニュアルで解説させていただきます。ただ、そのテクニックを使うためにも、実際のワインの強弱を的確に捉え、ワインのタイプ分けができなければなりません。
外観で感じ取ったイメージ(淡い色調なのか、濃い色調なのか、また、冷涼産地なのか、温暖産地なのか)をもって香りに進み、そのイメージがつながるのかどうかを感じます。そこから、特徴的な香りをとらえここでタイプ分けです。全体像がある程度見えたところで口に含み、酸とアルコールのボリュームを感じ最終確認。外観からスムーズにテイスティングが進められた場合は、味わいは確認作業と言ってもいいかもしれません。
さらに、ブドウ品種を当てる必要はないと言いつつも、各主要ブドウ品種の特徴はある程度理解する必要があります。理解することで、よりタイプ分け時に全体像が見えるようになり、意識すべき点が明確になります。また、タイプ分けからブドウ品種につなげられるようにパターン化できれば最高です。→ブドウ品種ばかり意識してテイスティングすると大抵が失敗してしまいます。タイプ分け→ブドウ品種の特定の流れであることがポイントです。
この部分も、必勝マニュアルで解説をしっかりやりますが、同じワインを共有することでしか伝わらないものがあるのも事実です。
セミナーでは、その部分に重点を置きつつ、2022年の試験で使われた実際のコメントシートと、こちらで用意する模擬マークシートを使い、実際の試験さながらにワインと向き合っていただきます。
テイスティングアイテムは12種を予定しております。→スピリッツ、リキュール系はありません。
かなり濃い2時間半になると思いますが、その分より多くのものを持ち帰っていただけるように、こちらも精一杯やらせていただきます。
興味をお持ちいただいた方はメールの件名欄に次のいずれか(大阪12、東京19、東京20、名古屋26)+お名前フルネームをご記入のうえ、在住県名・受験呼称をメール本文中にお書き添えいただきメールにてお知らせください。→件名を見て優先順位を判断しております。件名欄に必要事項をお書き添えください。よろしくお願いいたします。
なお、催行予定人数に達しない場合はセミナー開催を見送ることがございますので、東京19と東京20のどちらでも受講可能な方はその旨をお書き添えくださいませ。
セミナー受付はこちらです。
info@majime2.com
お願いと注意点
ご案内等、皆さんとのやり取りは基本メールとさせていただきます。そして、こちらで受け取ったメールに対しては、必ず48時間以内に何らかの返信をいたします。→たとえ『メールを受け取りました』だけでも必ずご返信します。
ですので、メールをお送りいただいてから48時間経っても私から返信のない場合は、大変恐縮ですがメールの再送をお願い致します。手違いやシステム上の問題でメールが届いていない可能性がございます。
また、携帯メールを使用されている方で、PCメールを受け付けない設定の方が例年いらっしゃいます。合わせてご確認ください。
宜しくお願いいたします。
皆さんも最後まであきらめずに、あと少し、気持ちを新たに頑張りましょう。
ソムリエ試験二次のテイスティング対策関連のご案内
◆「二次のテイスティングをなんとか乗り切るための必勝マニュアル2023+必勝講座」のご案内
→詳しくはこちらをご覧ください。◆【名古屋、東京、大阪】ソムリエ試験二次テイスティング対策「実践」セミナー9月開催
→詳しくはこちらをご覧ください。
ソムリエ試験二次のテイスティングを振り返る~2021年
自分が受験する時をイメージしながら見てください。イメージトレーニングです。
二次のテイスティングを振り返る~2021年度 ソムリエ呼称編 1
二次のテイスティングを振り返る~2021年度 ソムリエ呼称編 2
二次のテイスティングを振り返る~2021年度 ソムリエ呼称編 3
二次のテイスティングを振り返る~2021年度 エキスパート呼称編 1
二次のテイスティングを振り返る~2021年度 エキスパート呼称編 2
二次のテイスティングを振り返る~2021年度 エキスパート呼称編 3
一次試験が終わりましたが、お願いとご案内です。
一次試験を受験されましたら、「出題情報」や「何か気づいたこと」など、一次試験の報告をお送りいただけないでしょうか。
今年は情報提供が難しい状況だと伺っておりますが、少しでもご協力いただきたく思います。
必ず、来年以降の受験者の力になれるよう、活用させていただくことをお約束いたします。お手数をおかけしますが、出題情報を
info@majime2.com
までお願い致します。この”こーざ”のテーマの一つは「ワインスクールに通わずとも合格できる」であり、特に情報の少ない地方に住んでいる方に対して日々更新しております。また、地方都市は大阪、東京にくらべワイン人口も有資格者も圧倒的に少ないのが現状で、少しでも地方のワイン人口発展に役立てたいという思いもあり、ここまで続いています。
何卒、よろしくお願いいたします。
何かございましたらこちらまで
info★majime2.com 牧野 重希