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二次のテイスティングを振り返る~2020年度エキスパート呼称編 3

 
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第138回

さて、「フランス料理の香り」の最終回。

日本料理が魚を主とした料理であるようにフランス料理は基本、肉料理です。その肉を捌き、調理する過程で感じられる血のニュアンスを取り込み、いかに美味しい料理にまで昇華させることができるのか、ここから始まったように思います。さらに、香草やアルコール、バターを加えることが多かったのですが、それらによって複雑味が増したことで得られる旨味、ふくよかさ、リッチさも大切な要素になりました。そこからさらに進んで、先日のヴェッシー(豚の膀胱包み)にも感じた、人間の動物としての本能に訴えかけるような香り、フェロモン系・淫靡な香りにまで達してくれると、私としては心から”あぁ、フランス料理だな”と感じるわけです。

足し算のフランス料理。肉をベースに、”加えて””重ねて”旨味と複雑味を増しながらどこかにある頂点・高みを目指し、最高の美味しさを表現する料理。まさに足し算の力強さ、美学がここにあります。

一方で、引き算の日本料理。魚と野菜を基本とし、一見、そう高くはない手の届くところにありそうな、それでいて完璧な到達点まで、素材の力を引き出しつつ出汁と合わせてギリギリまで近づける。魚や野菜から旨味が出るようであれば、出汁を薄くし、加えるものを控え、それぞれの存在を大切にしながら究極のバランスでもってその到達点を目指す。そして、その完璧とされる到達点を決して超えてはならない。
全てが決して強く主張しないものの、素材それぞれが紙一重のレベルで完璧に共存し活かし合う。それが日本料理の真髄なのではと長年フランス料理を食べてきた者として今思うことです。

ただ、私がどのように思い願おうとも、時代とともにすべてが移ろいます。我々は変化の中に生きているんです。
さまざまな理由で世界が狭くなったことにより、各国の料理の垣根もわかりづらくなってきました。特にスペインのエル・ブリから北欧ブーム以降、素材重視の料理、乳脂肪分を極力使わない軽めの料理が”フランス料理”という看板を掲げたレストランにおいて提供されていることも現実です。

また先日もお伝えしましたが、多皿構成でコース料理のみを提供するレストランが主流です。ポーションが小さく品数が多いということは、届く香りも少なくなり、一つの香りを楽しむ時間が短くなることでもあります。このあたりもフランス料理の香りを感じることが少なくなった要因の一つで、私としては「フランス料理の香りが届かない」ということになるんです。

このような時代だからこそ、私の思う”フランス料理の香り”も後世にも伝えていってほしいと心から願っております。

長くなりました。この話は今も時折、現場に立ちながら、またプライベートで食事をしながら考えることです。

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二次のテイスティングを振り返る~2020年度エキスパート呼称編3

 

◆エキスパート呼称
1 2019年 アルゼンチン Torrontes
2 2018年 フランス Chardonnay
3 2018年 フランス Cabernet Franc
4 2018年 ニュージーランド Pinot Noir
5 ラム

ANAクラウンプラザ神戸 大宴会場

大阪会場でのテイスティングセミナーではお世話になりました。2次試験について報告させていただきます。

会場として、特別に暗いとか寒いとか思いませんでした。

白ワイン①
最初から強く華やかな香り。トロンテス?かなと思うものの、出題履歴的になどと思い悩みながらも、他の選択肢にこのレベルの華やかな品種はないので、アルゼンチン/トロンテス(2018)と解答。コメントはアロマティック系品種のコメントを軸にして、白桃を中心としたコメントを選択しました。

白ワイン②
本当に悩みました。最初は、フランスの樽シャルドネを想定しましたが、酸味が非常に強かった事と、樽香をほとんど感じ取る事ができなかったため、樽シャルドネは諦めてしまいました。そこから、次にニュートラル系品種を考えました。ミュスカデにしては色調が濃すぎると思い、甲州で色調が濃いものの経験があり日本の甲州(2018)にしました。コメントはニュートラル系です。やはり考えすぎは怖いなと思いました。第1印象の直感を信じるべきであったと悔いが残ります。

赤ワイン③
森林にいるような香りが一気にきました。これってフランスのカベルネ・フランじゃとない?すぐに思い浮かんだものの、まさかカベルネ・フラン?とも悩み…それでも、選択肢にあったので直感を信じました(カベルネ・フラン 2016)。しかし、カベルネ・フランのコメントを勉強していないため、フランス/シラーのコメントから野生っぽい表現を外して、杉などを追加してコメントを選択しました。→香りはカベルネ・ソーヴィニヨン系です。

赤ワイン④
これも淡い色調と、赤系果実の香りで間違いなくピノ・ノワールだと思いました。しかも、アメリカではないエレガントなフランス/ピノ・ノワール(2016)に。典型的なフランスのピノ・ノワールのコメントを選択しました。

その他のお酒
選択肢の中で後味の甘みが強いのはラムだけ。他の選択肢はマールにしても、ウイスキーにしても全然違うと思い迷わずラムにしました。
→合格だと思います。ただ、それなりに経験がおありなのでしょう。あまりにもブドウ品種を意識しすぎのように感じます。

お世話になっております、セミナーに2度ほど参加させていただきました。簡単にですが二次試験の感想をお送りいたします。

白ワイン1
トロンテス(アルゼンチン)
白いお花系であることははっきりわかったのですが、トロンテスは全く考慮に入らず(そもそもトロンテスがこんなに淡い色という認識がありませんでした。むしろ白2でトロンテスか?なんて考えていました)。リースリングだろうという想定のもと進めました。残糖感は全くない為フランスかオーストラリアで。ややもったり感はあったものの、そこまで気になるほどではなかったので強めのフランスなのかなぁとあまり自信なく選びました。

白ワイン2
シャルドネ(フランス)
見た目はどう見てもシャルドネなのに、樽の感じが全くなく、というか「え、まったく香りがしない?」と思うくらいで、思い切って”閉じている”を選んでしまいました。香りはしないもののあとは基本的にシャルドネだという判断で進めていきました。

赤ワイン3
カベルネ・フラン(フランス)
黒果実系は間違いなし。シラーかなカベルネ・ソーヴィニヨンかなと考えながら進めました。スーッとした感じからカベルネにしたいと思いながらも、どうしても酸のイメージが強く(八角形ではなく三角形的な)、かと言ってフランスのシラーのような黒オリーブ感はなく(これには自信がありました)、最終的にコメントはカベルネっぽい感じ、品種はオーストラリアのシラーズという中途半端なことをしてしまいました。試験会場でお酒が入った上であせるとよくわからない判断をしてしまうんですね。→酸を感じているのですから。

赤ワイン4
ピノ・ノワール(ニュージーランド)
間違いなくピノ・ノワール、あとは産地だけ。セミナーで飲んだ2018年のピノ・ノワールが、天候に恵まれてフランスにしては濃い目のピノ・ノワールみたいなことをお話ししてたなーと思い出し、それだ!と思って仏ピノにしてしまいました。ニュージーランドのピノ・ノワールってほんとにおいしいですね。
→合格だと思います。ただ、もう少しワインの強弱をしっかり感じて、そこから生産国等を絞り込んでいくべきです。

その他のお酒
恥ずかしながらラムを飲んだことがなく、ウイスキーも嗜まないので、色で二択には絞ったものの、度数が高すぎて甘いか苦いかもよくわからず、外れました。

振り返ってみると手応えはあまりなく、受かるにしてもギリギリなんだろうなという感じです。ダメだったとしてもワインを楽しみながら来年またチャレンジします。

簡単にと書きましたが長くなってしまいました。
最後に、半年以上にわたって松岡さまのサイトにお世話になり、勉強を通してワインの楽しみ方が何倍にも充実したものになったと思います。本当にありがとうございました。

---後日---

お世話になっております。
ワインエキスパート試験に無事合格いたしました。ブドウ品種が1つしか合っていないのに合格した人の一例になってしまいました。ですが、サイトのアドバイスどおりにブドウ品種をそこまで気にせず、しっかりとワインの特徴をつかむことを一番に考えることができたことの結果だと思います。
今後はワインの沼にはまってしまったと諦めて(もちろんいい意味で)、ワインを楽しみつつワイン仲間を増やしていきたいと思います。
残念だったのは、セミナーには参加できたのですが、懇親会には一度も参加できなかったことくらいでしょうか。

最後になりますが、直接お話しする機会もほとんどなかったとはいえ、約10か月間本当にお世話になりました。ありがとうございました。

東京会場:目黒雅叙園

当方ワインエキスパート受験です。大きな会場で、同じスクールに行っている仲間同士の集団や、高価なバックやアクセサリーの女性の皆さまが目立ち、ハイクラスな人々が多い雰囲気にやられそうでしたが、自分を見失う事なく淡々と受験しようと意識しました。

マークシート対策として、四種の太さ(1.3mm/0.9mm/0.5mm/0.3mm)のシャープペンシルを用意していました。なかでも0.9mmが一番塗り易かったため、これをメインに使用しました。失敗したのは、老眼鏡をカバンから出さずに会場に入ってしまい、無しで試験を受けたため塗りにくかったことです。会場に入る前に必要なものは全てかばんから出しておくべきでした。(もしくは、係の人に言えば出せたのでしょうが、ためらってしまいました)

時計がダメというのは、ソムリエコンクールを意識しているのかなと思いましたが、エキスパートの人にはそこまでしなくてもと思いました。10分経過毎と最後1分にアナウンスがありました。最初の10分の時に一つのテイスティングが終わっているようなペースを意識していました。→時計の持ち込み禁止の件は、アップルウオッチ等、多機能な時計による不正防止だと思います。

白ワイン1
緑がかった外観からは冷涼地域を予想したが、洋ナシや青りんご系のフルーツ香に加えて何かしら華やかな印象。でも、これまで経験のない香り。香りのボリュームも強く感じられ、新世界のワインの印象。まず、ゲヴュルツトラミネールを疑ったが、選択肢にはなし。
そして、トロンテス、ハンターセミヨン、アルバリーニョかなと。このような選択はやるまいと決めていたが、トロンテスは数年前に出ている事実から出ないだろうと排除。→確かにトロンテスが二回もと思う気持ちもわかりますが、何度もお伝えしているようにこの考え方はダメです。色調からは標高の高い産地であると考え、どちらかというとハンターの方が高地であろうと思う事にした。酸味は強く、加えて複雑味も感じられた。これらから華やかな香りのハンターセミヨンを前提としたコメントを選択。→ハンターセミヨン、アルバリーニョにここまでの華やかさないですねぇ。どちらかと言えば潮の風味、ミネラルです。

白ワイン2
濃いめのレモンイエローの外観からは温暖地域を予想したが、ニュートラルな印象の香り。また、香りとしては控えめで、フルーツ香としては柑橘系は弱く、白桃のニュアンス。樽香は感じられないのと、酸味がシャープ(白1よりも強く感じた)な事からシャルドネは一旦排除。酸味が強い事からアリゴテを予想するも、アリゴテであれば、もう少し色が薄いであろうという事と、変わった品種が二つ出るとは思えず排除。アルバリーニョも同じ理由で排除。
白1と比べると、こちらは経験がある香りだと思い、消去法でリースリングを選択する。それでも、香りの華やかさが乏しいと思い、樽を使わないシャルドネも候補にして考え直したが、強い酸味が決め手となり、当初のリースリングとした。香りのコメントにやや矛盾があると思います。(自信の無さの表れ)→リースリングは強い酸味、シャープという感じではありません。ただ、樽なしで白桃のニュアンス等であればリースリングで問題ありません。

赤ワイン3
濃い外観から黒果実系を予想。粘性も高く、実際の香りも黒果実が主体であったが、樽香が強くない事と、甘味が穏やかなこと、弱いながらも青っぽさが感じられた事からフランスのカベルネ・ソー・ヴィニヨンを第一候補とする。他にマルベック、シラー、テンプラリーニョなどの黒果実系も疑ったが、色調がそれほど濃くない、果実の力強さやスパイスが感じられない、アメリカンオークの香りが感じられないと思い、やはり青っぽさと強めの酸味が気になりカベルネ・ソー・ヴィニヨンに。このとき、カベルネ・フランは一切考えず、メルロの割合が高いのかなくらいにしか思わなかった。(この違いを区別するのは今の自分には無理だと思っているので考えようとも思いませんでした)

赤ワイン4
明るく光沢が感じられる外観から赤果実系を予想。最初に香りを確認した段階で、自分好みのピノ・ノワールだと確信したが、焦らず他の赤果実系でないことを確認することに。外観や香りからは冷涼系であると予想。
ガメイやベーリーAに感じられるほどの甘さは感じられず、ネッビオーロのような強いタンニンも感じられなかったので、やはりピノ・ノワールだと結論付けた。香りが穏やかでアルコールのボリュームも控えめに感じたため、産地としてはフランスを選択。今思えば、このとき、アメリカではないとは判断できていたが、NZという選択肢は全くなくフランスとした。→ピノ・ノワールに関しては、フランスとNZは比較的近いです。

その他のお酒
飲んだ時に感じるピリっとした辛さからウイスキーだと自信を持って選択。ラムではこのような辛さは感じないと思っていたが…。
→経験もおありで、しっかりと的確にとらえていると思います。ただ、ブドウ品種を狙い過ぎですが。問題なく合格でしょう。

こーざには2018年からお世話になってます。
当時私はベルギーに住んでおり、2018年には受験できないことは確実だったため、この年は軽くこーざの内容を見る程度とし、翌2019年に帰国し受験するつもりでいました。迎えた2019年シーズンはこーざの内容を追い、過去問も解きながらついて行きました。しかしながら、帰国が9月となり受験できない事が確定しました。
当時、テイスティングというものが全くわからなかったため、2019年のマニュアルを購入させていただきました。ワインを分類するアプローチはわかり易く共感でき、この時から二次試験に対する不安はなくなり、何とかなるだろうと思うようになりました。
迎えた2020年はこーざの内容を毎回追わせて頂きましたが、問題を解くという点においては浮気させてもらいまして、ワイン受験.comを利用しました。一次試験が終わり、二次試験対策と、過去の受験者に対するコメントはとても役に立ちました。

外観と酸味からワイン産地の緯度は意識するようにはなりましたが、ブドウ品種を選択する決め手についてはピンと来るまでに時間が掛かりました。しかしながら、品種を絞り込んで、それ以外の品種は出ないと諦める方法は理に適っているなと強く納得できました。(そのくせ、試験ではハンターセミヨンを選択したのですが、どう考えても主要品種以外という結論の末だとご理解下さい)可能であれば、産地の標高を意識できればさらに良いと思いましたので、今後は産地の緯度だけでなく標高も意識しようと思っています。→ワインテイスティングにおいてとっても大切なことです。

香りのコメントとしてどれを選択するかは、ある程度暗記というのも納得しています。スクールで同じワインを飲んだ先生のコメントをいくつも聞いていれば、なんとなくイメージできると思いますが、先生が身近にいない環境では代表的なコメントを覚える感じで理解し、可能であれば実際自分が感じたコメントを経験としてとらえていけば良いと思っています。私の場合は試験の為に3年間ワインを意識しながら飲んでいた事が、有利に働いたのではないかと思っています。果実や花のコメントまではある程度的確にとらえる事ができたと思ってますが、香辛料や化学物質、ミネラルに関しては今でもピンと来ていないため、品種を決めたらその品種のお決まりコメントを参考に選ぶようにしました。

本当であれば、直前セミナーに参加させて頂き、一言お礼を…と思っておりましたが、このご時世で、今私が住んでいる茨城から東京に出るのはためらわざるを得ませんでしたのであきらめました。(試験に行くのも本当に罪悪感を持ちながら行きました)
私は松岡さんと同世代で、同じ時代に同じ東北地方で大学生をやってたということで勝手ながら親近感を持たせて頂いておりました。この騒ぎが収まり、以前の世界に戻った際には、何かしらのイベントの時にでもご挨拶に伺いたいと思っておりますのでお許し下さい。

コンビニやスーパーにすらワインが沢山あるのに、その違いがわからない自分が嫌で勉強を開始しました。高校時代の同級生がエキスパート呼称に合格したという話を聞いて、私も受験を決意しました。そして、こんな私でもワインが縁となり、素晴らしい出会いがありました。その人たちとの縁を大切にしたいと思いつつ、そのためにはもう少し知識もテイスティングも上のレベルを意識したいとなんとなく考えています。

---後日---

結果は不合格でした。“こーざ”は地方の人間もスクールに通わずに合格することを目標されていて、私は実現できると思っていました。今回はとても残念ですが、いろいろと手を差し伸べて下さった松岡様に申し訳ない気持ちでいっぱいです。すいませんでした。

今後どうするかについて現時点では考えられないのですが、少なくともこれまでのお礼だけはさせていただこうと思います。

残念な報告で申し訳ありませんでしたが、取り急ぎご連絡まで失礼します。
→お疲れ様でした。いただいた報告を読み返しても、ダメだったとは思えないです。ギリギリだなぁと思った方や、もっとダメそうな方が合格されています。マークミスや指定数オーバーなどがあったのでしょうか。

それでも気になるところといえば、
・華やかな香りのハンターセミヨンのコメントでしょうか。それでも、大きくは外れていないと思います。
・強い酸味が決め手となり、リースリングとした。おそらくシャブリなので、強い酸はあっています。華やかに取り過ぎたのでしょうか。
・カベルネ・フランのところもフランスのカベルネ・ソーヴィニヨンで取っていればそんなに外れないはずなんです。ただ、酸味や果実味を突出して感じるバランス的には三角形でシラー仏に近いです。
・NZピノはどちらかといえばフランス寄りだと思いますし。

やはり、ダメだった理由がわかりません。そんなに大幅に外れていませんし、どう考えても余裕で合格ラインを超えていると読み取れます。

---さらに後日---

本業でお忙しいところ、ご配慮ありがとうございました。

まだ心の整理がつかず、結果を受け入れられないのですが、そろそろ思い直すことにします。マークミスなどがあったのかもしれませんが結果は結果です。根拠の無い自信や驕りなどがあったのでしょうし、受験生としての謙虚さに欠けていたのだと思っています。今年はそんな自分に対してそれなりの罰が下されたのだと理解しつつあります。
これまでの私であれば、さっぱりと諦めてたと思うのですが、今回ばかりは松岡さんをはじめお世話になった皆様に申し訳が立たず、合格という結果だけは残さないといけないと思うようになりました。

ただ、私の場合はプロではなく、単に趣味の資格ですので、スクールには行かずに合格するという一線は越えないつもりです。来シーズンの松岡さんのセミナーには何が何でも参加させていただこうと思っています。そして、来年は文句なしで合格できるように、また、松岡さんのセミナーでは昨年の経験者として反面教師でもよいので多少はお役に立てるくらいの心持ちで臨もうと思っていますので、もう一年お世話になりますが、今度は何かしらのお返しができるようにという意識を持ちたいと考えています。大学受験の時も浪人を経験していますが、その時にはあまり思わなかった屈辱感を真正面から受け止める一年を今日から始めます。

ここまで追い込まれたのは数十年ぶりでしたが、そのような状況で頂いた暖かいお言葉に本当に救われました。おかげさまで前を向くことができそうです。

本当にありがとうございました。くれぐれもご自愛ください。

取り急ぎ御礼まで。

会場:ANAクラウンプラザホテル

お世話になっております。
去年は1次のみ合格し、今年は2次試験からでした。先生のテイスティングセミナーは去年は2回、今年は1回受けさせて頂きました。

会場はANAクラウンプラザホテル。時計を使えないのが不安でしたが、試験官の方が10分おきに告知してもらえたので落ち着いて取り組めました。

席が一番前だったのですが、松岡先生から「色をしっかり見ましょう、他の方のグラスも見比べるとわかりやすいことがあります」と聞いていたので、席に着くまでワインの色調をゆっくりと観察しながら歩きました。自分の席のワインといろいろ見たものとを比較することでいつも以上にしっかりとイメージが持てたので良かったです。

白ワイン1
色調がとても淡く、最初からお花系の華やかな香りでしたが、品種はわからず、ひとまず後にまわしました。

(赤ワイン4の後に)戻って香りを取ると、強く甘いお花や洋梨のような特徴的な香りが続いていたのでアルゼンチントロンテスだと判断しました。こちらは最近ブラインドで飲んでいたのでとても助かりました。

白ワイン2
濃いめのイエロー、粘性はやや強め。香りは控えめ、樽の感じも全く届かず、ものすごく悩みましたが、ハッキリした決め手が見つからず少し柑橘や酸もあるのでフランスのソーヴィニヨン・ブランにしました。
今思えば濃いめの色調でやや強めの粘性なのに、フランスのソーヴィニヨン・ブランはないなと反省しています。→樽なしワインで迷った場合はリースリングです。ソーヴィニヨン・ブランには「青い」ニュアンスがどこかにあります。

赤ワイン3
濃い系で粘性もまずまずしっかり。ブルーベリー、カシス、杉の香り。少し違和感があるけれど、カベルネ・ソーヴィニヨンかと。生産国はフランスとチリを迷い、チリのカベルネにしてしまいました。
ス〜っとハーブのような香りが、チリのカベルネの印象だったので。→「ス〜っとハーブのような香り」でチリというのはイマイチ理解できません。ただ、「新世界としては」線が細く、酸を感じたり、冷涼さを感じたのであればチリと答えることはアリです。

赤ワイン4
明るいラズベリーリーレッドで赤い果実からブルーベリー、そしてスミレの華やかな香りで、複雑さもあるのでフランスのピノ・ノワールを選択しました。
→コメントがしっかり取れていれば合格だと思います。ただ、読ませていただいた限りではブドウ品種ありきのテイスティングで、あまり褒められたものではありません。

最後のラムは甘さで即答しました。

まだまだ経験不足、生産国ごとのブドウ品種の特徴などわからない事も多いのでこれから精進していきたいと決意を固めました。

こーざと2次試験対策とても為になりました。ありがとうございました。
先生のテイスティングセミナーはたくさんの種類を経験できましたが、アルコールに強くない私は最後のラウンドの頃にはよくわからない状態で少し苦しかったです。

長々と失礼致しました。

---後日---

ワインエキスパート無事に2次合格しました。ありがとうございます。

東京会場:目黒雅叙園

初めまして。
いつも素敵なコンテンツのご提供、ありがとうございます。
「こーざ」の「ソムリエ試験二次、テイスティングアイテム発表」の記事を読み、感想を寄稿させていただきたいと思いメールしました。

実は先生のセミナーを受講したことはないのですが、「こーざ」の受験報告を紙であれば擦り切れるであろう勢いで読み込み(全年度10周はしました)、イメージトレーニングをしていたので非常に思い入れがありご報告させていただきます。

以下、長文となりますが報告です。

1. 出発〜試験開始まで
朝は緊張からか7:30に目が覚めました。塩むすびと白湯を摂り、ごく少量の歯磨き粉で歯磨きして出発。会場は目黒雅叙園です。

1時間半以上前に到着してしまったので、水を買ったり「こーざ」の受験報告を読んでイメトレしたりして過ごしました。しかし、いかんせん肩に力が入りすぎてたのか持病の偏頭痛発生。慌ててロキソニンを流し込み、開始30分前にトイレで仏・リースリングでうがいを済ませて受付へ。
入口に検温コーナーがあり、ちゃんと測って入場しましたが、別のルートでも入れるようになっており、機能しているかは疑問でした。なお、会場内は着席するとソーシャルディスタンスが保たれていましたが、会場外は相当密な状態になっていました。また、知り合い同士で固まってワイワイしている人達ばかりで孤独感が凄かったです。
試験会場のドアが開かれるや否やその他のお酒を目視、明るい琥珀色に見えたため手持ちの資料で確認してから入場。予告通り吐器・時計はありませんでした。

過去の受験報告に散見された通り、前方の他の受験者のグラスの方が色調が良く確認できました。
さて、外観を凝視。白1が無色に近いレモンイエローに見え、まさか二年連続甲州?と若干びっくりしました。白2はレモンイエローからイエローより。
赤3は紫がかなり強く、若い新世界CSを想定。赤4はいかにもピノ的な淡い色調でしたが、ネッビオーロの可能性も頭の片隅に。

袋に入っていた用紙類の白ブドウ品種の選択肢だけが透けて見えました。そして、甲州は無く、あれ?じゃあ白1は何だ?と。
開封の指示があった後はオリエンテーションを聞きながら、選択肢のブドウ品種と外観をもとに絞り込みを始めました。

2. 試験中
まず白1〜赤4の外観から香りを一気にマークしてワインの全体像を想定、味わいから総合評価をあとでマークしつつ結論を微調整する、いつもの方式でスタート。
(このやり方は最後まで修さなかったのですが、外観から香りの総チェックはともかく、マークまでしてしまうのは手戻りもあり得るのであまりお勧めできません)

白ワイン1
外観は色調淡め、粘性強め。新世界の若いヴィンテージを想定。香りを取り、即アロマティック品種と断定。選択肢を見てトロンテスと確信。
(品種当てゲームに走らないと決めていたのですが、得意品種で流石に間違いようがないと思い、腹を括りました)
品種を確信している一方でコメントをあまり覚えていないため、ライチ、白バラ等、確実に感じ取れる品種特有のコメントをマークしていきます。蜜リンゴの想定でリンゴに、スワリングでミネラルを感じたので取りましたが、このあたりで若干落としたかもしれません。
味わうと甘みがそれほどでもない一方で酸味は爽やか、ここはトロンテスのコメントが定かでなかったので、感じたままに選択しました。

解答:アルゼンチン・トロンテス・2019
正解:アルゼンチン・トロンテス・2019

白ワイン2
色調がやや濃く、粘性はやや軽め。直前にうがいした仏リースリングと同じ控えめな香りから豪リースリングを想定。柑橘系と青りんご、すいかずら、菩提樹、ミネラル系をマーク。味わった際のシャープな酸が印象的だったこともあり、仏リースリングに決定。→リースリングの酸はシャープではないんですよね。もちろん、シャープというのも人それぞれなんでしょうけど。ただ、樽なしでイマイチ決め手にかける時はリースリングです。
この時点で、上述の色調の濃さに抱いた違和感は何故か消し飛んでしまっていました。
なお、一部の方の報告にある樽香は感じ取れませんでした。温度が上がってから確認したらまた違ったかもしれません。ここは苦手品種のリースリングを意識しすぎ、かなりズレたと思われます。→フランス・香り控えめ白ワインをイメージしてコメントを取ればそれほど大きく外れていないはずです。

解答:フランス・リースリング・2018
正解:フランス・シャルドネ・2018

合格したとしても基本品種を間違えてWEは名乗れないと思い、試験終了後も小瓶練習を続けています。

赤ワイン3
若々しい紫色のエッジ、香りはピラジンが顕著。ディスクもやや厚く、小瓶でひたすら練習したチリカベが思い浮かぶが何かが違う…。違和感…。
ここで突き抜けるような紫色と黒系果実の香り弱めの印象から練習で出てきたカベルネ・フランの特徴にぴたり一致することに気づきました。
ラズベリー、ブルーベリーを始め、ピーマン、すみれ、甘草、樹脂と感じ取れた香りをマークしていきます。
味わいはミディアムボディの印象ですが、要素を分解していくと意外とタンニンが強く、アルコールやや強め、骨格しっかりと感じたため、そのままマークしました。ここもズレたかもしれません。味わいのバランスも確認した上で再びチリカベの誘惑に負けそうになりましたが、全アイテムのテイスティング後にトロンテスとピノ・ノワールの2品種は取れていると確信し、外しても悔いなしと思い、第一印象で感じたカベルネ・フランに賭けることに決めました。→ここまで冷静に覚悟を決めての決断は素晴らしいと思います。

解答:フランス・カベルネ・フラン・2018
正解:フランス・カベルネ・フラン・2018

赤ワイン4
外観は明るめ、粘性はやや強め、ディスク厚め。色調と香りでピノ・ノワールと断定。
仏ピノ・ノワールを想定しながら(粘性とディスクに気づいていながら、この時点で新世界が浮かびませんでした…)、確実に取れる香りから優先してコメントを埋めていきました。
味わいを確認し、やや強めのアタックからやっとNZが頭を過ぎったのですが、赤3を大外しした場合の保険として第一印象の仏のまま置きに行ったと思います。
(NZに修正したか記憶が曖昧で…前述の特徴を総合してNZを導き出せたと思うのですが、第一印象から修正する勇気が出なかった覚えがあります)

その他のお酒
ラムレーズンの香りと他選択肢を確認し、ラムと即答。

この時点で確か、残り10分ほどだったと思います。
ここで見直しをしたところ、普段スクールで練習していた時とコメントの選択数が違うことに気づきました。
焦りに焦りながら全項目の選択数を見直し、超過分を消し、不足分を埋める作業へ。最後、白1の香りの第一印象の不足分を埋めたのと同時に試験終了の合図。
通っていたスクールには、今後はせめて本番直前だけでも良いので本番同様の選択語数で授業をしてほしいと伝えるつもりです。→毎年、選択数は変わります(変わらない年もありますが)。ですから、誰も試験当日の選択数はわかりません。私はセミナーにおいて「コメントは毎年少しずつ変わります。また、コメントの選択数が変わるかもしれないし、ブドウ品種の選択肢がなくなり、記述式になるかもしれないので、もしそうなっても慌てないように」と伝えております。

3. 試験終了後
力を出し切った疲労感と、酔っ払って大胆な選択をした&コメントを手なりで進めてしまった不安感が綯交ぜになったまま会場を後にしました。
帰宅後、各所で受験生の解答を見て白1:アルバリーニョ、赤3:チリカベの多さに驚愕。白2のシャルドネも外し、ブドウ品種正解ピノ・ノワールだけかなと落ち込みましたが、蓋を開けてみれば品種、生産国、ヴィンテージ全て3/4と大健闘でした。
トロンテスとカベルネ・フランのコメントラインが覚束なかったこと、白2の品種ミス&樽香を捉えられなかったことでどれだけズレてしまったか、そして最後の大修正によるマークミスが不安要素ですが、合格のご報告ができることを祈りながら発表を待ちたいと思います。→問題なく合格です。

最後になりますが、先生のコンテンツのおかげで一人の時間も頑張ることができました。本当にありがとうございます。

---後日---

遅くに申し訳ありません。二次試験合格していました!
不安な日々過ごしていましたが、先生の太鼓判のおかげで何とか自信を持って今日を迎えることができました。ありがとうございます!

そろそろご自身の中にパターンができて来たのではないでしょうか。もう少し続きます。

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 






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