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二次のテイスティングを振り返る~2022年度ソムリエ呼称編 3

2024/08/16
 
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2022年ソムリエ呼称第3回です。

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二次のテイスティングを振り返る~2022年度ソムリエ呼称編 3

こちらがソムリエ呼称のテイスティングアイテムです。

ソムリエ呼称 テイスティングアイテム
1 2020年 フランス シャルドネ
2 2019年 ドイツ リースリング
3 2020年 オーストラリア シラーズ
4 ピスコ
5 イエガーマイスター

 

いつもお世話になっております。ソムリエ呼称で受験中のものです。
二次試験が終わり、一次試験の時にも増して喪失感を感じております。

こーざでご紹介いただいた体験記は緊張や焦りが手に取るようにわかり、読んでいるだけで嫌な汗をかくほどでした。そして私も体験記をお送りすることを楽しみに、モチベーションの一つにしておりました。
長くなってしまい恐縮ですが、お送りします。→ありがとうございます。きっと来年の受験者が手に汗握ってご覧になることでしょう。
先生からのコメントも、いただけましたら幸いです。

=============================

試験当日、いつも通り朝ごはんにグラノーラを食べ、念の為のフロスと歯磨きをして、コーヒーは飲まずに出発。我が家の歯磨き粉はミント系ではなくしょっぱい系なので、テイスティングには影響しないと判断して使っています。
(歯磨きはやめた方がいいという意見を目にしますが、なるべく試験当日もいつも通り、いつもと同じ条件であることを心がけようと思っていました。となると、二次試験対策に本腰を入れた9月頭から試験日まで絶対歯磨きしないか、試験日も含めて歯磨きをするか。後者が現実的だなと。。)

会場は、初めて足を踏み入れるグランドプリンスホテル新高輪。
40分くらい前に会場到着。思ったよりも受験者の方が多くてびっくりするも、集団でおしゃべりしている雰囲気ではなく皆さん真剣です。皆同じ気持ちなのかなあと少し安心しました。

試験前2日ほど断酒していたこともあり、また最初の一口は強く取りすぎる傾向にあるので、確認用に持ってきたフランスリースリング(ALC12.5%)を少しだけ飲んで確認しました。
テイスティングもさることながら論述対策に自信がなく、直前まで自作のノートで復習。

開場してからは、外からリキュールの色を確認。
前の方の席だとわかっていたので、自席から見えるワインが少ないだろうと思い、置いてあるワインを遠くのものも近くのものも、目線を変えてじっくり見ながら自席まで。自席でもしっかりアイテムを眺める。
①やや黄みが強いけど、イエローほどではない。②は①に比べると薄いけれど、無色に近いほどではない、よくある色。③は濃い系で縁は紫が強いみたい。
リキュールも見ておこう。④は無色。無色系は種類多いから嗅いでみないとわからないな。⑤は黒に近い茶色。ポートは赤みが強いから違う…と思う。シェリーのペドロヒメネスがこんな色だったか。飲んだことないけどチナールかフランジェリコかも?
→ここまでまったく抜け目なく、気迫を感じます。

オリエンテーション中はマークシートをチェック。
白①②の同じ項目で選択数が異なることを発見。
「マークシートを取り出して」の合図で裏面のリキュール類の選択肢も確認。いくつかは飲んだことがあるのでなんとかなりそう。

開始の合図でスタート。

①回答 シャルドネ、日本、2019

外観は②より濃いものの、コメント上はレモンイエロー、濃淡やや濃いにマーク。
香りが控えめだったので先に②からとしました。
②から戻ってきて香りを取ると、なんとなく樽由来のトーストの香りがうっすら感じられる。
ただこれまでの経験ですぐ樽に飛びつくと高確率で間違えるので(シャブリの強めのミネラルやミュスカデのミネラル&パンドゥミと混同してしまう)、一旦樽は保留。
果物はりんご、洋梨。パイナップルほどの温暖さはない。ミネラルは感じられるも、ジッポのフリント感ほどの強さはない。
味わいへ。あまりアタックが強い印象はなく、甘みもまろやか止まり。
酸味弱い。かつ、口の中でまとわりつくような。キリッと感がないのでMLFかな?
アルコールも強くはない。13%くらいかなあ。
飲み込んだあと、鼻から抜ける香りにも樽ありアイテムに感じる香ばしさを発見。
改めて香りを取ってみると、ヴァニラほどではないがトーストのこんがりした香り。ずっと迷っていても仕方ないので、樽のシャルドネでしょう、と気持ちを決める。

とにかく決定的なものがなく、最初に浮かんだ樽の気配に引っ張られてしまいました。
アメリカではなさそうだということと、直前にテイスティングした日本シャルドネを思い出してしまい、確信はないものの生産地を日本に。

協会のアイテム発表を見て、シャブリも考えなければいけなかったかな、、と反省しております。樽なしニュートラルの可能性も残してコメントできればよかったのですが、時間がない焦りもありそこまで気が回りませんでした。。。→ここは樽あり・なしの意見がわれているんですが、アメリカではなく日本とした(ボリュームダウンした)部分がコメントに反映されていれば得点できていると思います。

②回答 リースリング、ドイツ、2020

淡い見た目が冷涼そうな印象。香りは控えめだが、リースリングでイメージする大きなゆりの花が、ある。いつもは花束を抱えているのかというくらいにぶわっと感じるが、今日は部屋の対角線上に生けてある距離感。そこにやや油っぽい、おそらくペトロールと思われる香りが混じっている。相反するかもと思いながら、控えめ、華やかなを一旦チェック。→「開いている」でも良かったかも。結果ニュートラル品種だと断定したときに変更するぐらいで良いと思います。
これだけ控えめだと、ニュートラルの可能性もあるかも。本番想定で甲州をリースリングと間違えた苦い記憶が蘇ります。よし、気をつけてやって行こう。
柑橘、青りんご、すいかずら。ザ・冷涼という印象が続きます。 SB系の青さは多分ないけど、酸を感じるまでは可能性は捨てきれない。
味わいへ。アタックは強くないが甘みがしっかりと感じられ、低いところから伸びやかな酸。よかった、ニュートラル系の酸じゃない。
飲んだことはないのですが、これが残糖があるタイプのリースリングかなと予想。冷涼な印象とも辻褄が合うと思いドイツとしました。→飲んだことがないのに残糖のあるタイプを正確にとらえています。素晴らしい。

香りの選択肢にペトロールが出現していましたが、新出コメントは選ばないと決めていました。ネガティヴコメントだと以前聞いたことがあり個人的にも好きな香りではないので、積極的に選ぶものではないかなという気持ちもありスルー。

この辺りで20分経過のアナウンス。
見直しもしなければいけないことを考えると、少し押している。本番想定より時間がかかっていて、自分が焦っていることを自覚。いつも通りやれば大丈夫、と言い聞かせる。
ざっと白2アイテムを見直して次へ。

③回答 テンプラニーリョ、スペイン、2018

一番難しかったです。ここが今回の肝かな?論述には出ないでほしいな、、と祈りつつテイスティング開始。
縁の紫が若々しい印象ですが、持ち上げて傾けてみると若干ほんのりオレンジの気配があるような。そして、中心が黒い「濃い系」とは違い、若干向こう側が透けて見える。なんだろう。怪しいな。。艶のあるはやめて、輝きのある、紫がかった、ガーネットダークチェリーレッド、濃淡はやや濃い。紫優勢なのは変わらずですがどうにも若々しいには思いきれず、成熟度が高い、凝縮感が強い、としました。
そして香り。なんだろう、何も感じられない。鼻がおかしくなったのか緊張のためかとも思いましたが、外観の違和感もありテンプラニーリョ、サンジョヴェーゼがよぎる。
CSのようなカシス感はなし。黒オリーブ、黒胡椒もない。イタリアの埃っぽさもない。ドライフルーツのような乾いた印象。ここは無難に濃い系のコメントで埋めました。カシス、ブラックベリー、スミレ、牡丹。シナモン、ナツメグ、甘草、、、
味わいへ。アタック強い、甘みまろやか、酸味なめらか。ここで酸味の豊かなが選択肢から消えていることに気づく。→あっさり無くなりましたね・・・
タンニンは力強い。でもイタリア2品種ほどの強さはないかな。CSくらいのタンニンと思われるも、味の複雑さがない。タンニンだけが突出していて、甘みと酸味がやや尖っている二等辺三角形。
ここで、昨年WEで出題されたという、熟成感の弱いテンプラニーリョを思い出す。このタイプは少し前にブラインドで飲んだことがあり、捉えどころがなくて混乱させられました。でもそのときは、感じたままにコメントしたらPNっぽいコメントになったんだっけ。。

と、この辺りで30分経過のアナウンス。そろそろ腹を決めなければ。ここは外しても仕方ない、とテンプラニーリョにチェックしました。
特徴的な香りを捉えられず、ものすごく迷走した自覚があります。ユーカリは個人的に感じ取れないことが多く、、シラー/シラーズは今後の課題です。
→ワインの強弱としっかり向き合っているので、得点としては問題ないでしょう。

ざっと全体を見直して35分経過。リキュールに急ごう。

④回答 マールダルザス
→正解はピスコ

選択肢はマール、テキーラ、ピスコ、キルシュ。
ピスコって、確かチリで出てきた。自家醸造もする、ぶどうで作るやつ、、実際見たことがないので悩んでも仕方ない。視界から消える。
香ってみて、香りが特徴的なテキーラとキルシュも消える。
一応一口飲んでみる。ややフレッシュな甘み。マールってこんな感じだったっけ?うーん、、よし次。

⑤回答 イエーガーマイスター
→正解はイエーガーマイスター

選択肢はドランブイ、ベネディクティン、イエーガーマイスター、チナール。
ドランブイとベネディクティンはこんなに色が濃くなかった気がする。
一口。この薬っぽさ、イエーガーマイスターで違和感なし、と安堵しました。

ここで終了の合図が。なんとか全て埋められました。。。

余談ですが、リキュールは事前に小瓶売りのものを買い、数回は近所のバーでも飲み比べをさせてもらいました。また製菓用のリキュールも家にいくつかあったので、50〜60種くらいは「一度は口にしたことがある」状態だったと思います。
なのでピスコを外したことが結構悔しいです。知らなくても消去法で選べたのに。。
私はお酒が好きで、でもそこまで詳しくないので、息抜きのお楽しみにリキュールに取り組みました。知らないお酒を飲むのが本当に楽しくて、、、
ただ、ここは時間的金銭的にコスパが悪く、「当たればラッキー、捨ててもいい」のがよくわかりました。
→ 確かにどこまで時間をかけるか悩みます。ただ、一問正解は十分な成果ですし、必ず今後の役にたつと思います。

さらに余談で、ホテルだから仕方ないのだと思いますが、テイスティング中に換気口からお料理の美味しい香りが漂ってきました。今はやめてー!と心の叫び。。
これはシミュレーションで周囲の匂いが気になる環境でも練習していたので、なんとかなりました。(お米を炊きながら、料理をしながら、整髪料や柔軟剤の香りがする人の隣で、オープンキッチンのレストランのカウンターで、etc)

続けて論述試験が始まります。
オリエンテーションを聞きながら、おお、冊子なんだ。厚くていい紙質だな。と考えていたら開始の合図。
表紙をめくるとひとつ目の問題が飛び込みます。

論述①3の赤ワインに合う料理をひとつ、その理由とともに書け。200字。

ああ、やっぱりあの悩ましい赤を書かせるんですね、、、
とは言え濃い系で行こうと決めていたので、準備していた文章を書き始める。フラッシュコメントから始めて、料理はひとつか。牛サーロインのロティにしよう。云々。ここで残りのテーマを確認していないことを思い出し、次ページへ。

論述②ロゼワインの製法と楽しみ方について書け。300字。
論述③ワインを熟成させる保管について書け。400字。

予想と全然違った。オレンジワインの対策ばかり考えていてロゼをすっかり忘れてた。冷や汗。しかも製法、セニエ法とあとなんだっけ?
論述③は、舞台が飲食店でも酒販店でも書けるような問題かな。なんでも書けそうだしこれはラッキー問題かも。でも文字数埋めるのが大変だ。
こんなことを考えながら論述①を終えました。料理合わせ系は暗記するほど練習していたので点が取れるといいのですが。。

先に三問目に取り掛かります。
まず浮かんだのが、「ワインボトルを寝かせて、なるべく温度変化や振動を与えない」大きな保管庫がある酒販店のイメージです。白は6〜8度、赤は12〜15度と書いた気がします。補足的に個人宅で保管する場合のセラー温度についても記載。→この辺は現場では様々なルールがあるかと思いますが、求められているのは教本に記載されている内容です。
でも全然埋まらない。ここで樽熟成についても当てはまるのでは?と閃き、「製造工程での樽熟成も、温度変化や振動には注意」「酸化を防ぐためにウイヤージュという工程がある」と説明。ついでにちょっと変わった熟成としてマデイラの酸化熟成に言及してみようかな。最後の2行ほどを埋める。
脈絡がないけれど、きっとお客様との会話はこれくらいの瞬発力が求められるのでしょう。と納得させ、振り返る余裕はなく次へ。→得点の有無は判断できませんが、発想の柔らかさが素晴らしいです。「ワインの熟成」でしたらもちろん樽熟成も含まれます。模範解答が気になりますね。

個人的に一番不安なロゼワインに取り掛かる。
結局セニエ法しか思い出せず、名前の由来と、「除梗破砕した黒ぶどうを漬け込み、果汁を抜き取り、、、」というようなことを書きました。少し前の協会誌でサーモンの特集があり、サーモングリルにロゼを合わせていたと急に思い出し、「サーモンの香草パン粉焼きとのペアリング」を説明。供出温度やグラスを淡い赤に寄せて書きました。←ロゼを全く理解しておらず恥ずかしいです。これからはロゼもたくさん飲もう!と心に決めました。

自分の知識不足、勉強不足を呪いつつ、とりあえず升目を9割方埋められたのでいいでしょう。と思いながら試験終了。

論述対策は、”こーざ”の想定テーマと、自分でもいくつか想像して、300〜400字で書くことを繰り返していました。
ヤマを当てることはできませんでしたが、自分なりに文章を書くことの訓練になりました。「400字だと論点は3、4個必要だな」というように、どれくらい書けば全部埋められるのか体感でわかる程度には慣れたのだと思います。これは良かったと思います。→原則加点ですから、しっかりかけているのは強みです。

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試験が終わり、今は解放感と少しの喪失感が心地よいです。
試験対策用のワインは、これからは大切に飲みながら、もっとテイスティング練習を続けたいと思っています。
実技の方も下調べはしながら、一週間ほどゆっくりワインの知識を深めたいです。

引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

お疲れ様でした。やや苦戦する様子などがありながらも素晴らしいテイスティングでした。
臨場感が伝わってくる報告でした。
ちなみにこの方からは、後日合格の報告をいただいております。おめでとうございます。

 

いつも「ちょっとまじめにソムリエ試験対策こーざ」を拝読しております。
この度初めてメールをお送りします。

先日、ソムリエ二次試験を終えて、私の経験が少しでも今後の皆様の参考になればと思い、微力ではございますが
試験の報告をさせて頂きます。

■①白ワイン
回答:2020 フランス シャルドネ

外観はレモンイエローでした。よくある色だなと思ったので品種を検討せず素直に向き合いました。
香りを嗅ぐとささやかにフワッと甘い香りがありました。この「甘い香り」が花なのか樽なのか、その時は判断できませんでした。香りのチェックは置いておき、味わいは思った通りにマークしました。
ひとまず甲州やSB、ヴィオニエではないと大まかに選択肢を消去して②の白ワインにすすみました。
2周目で香りが開いた時に確認すると「樽の甘さ」だと判断できたのでシャルドネで回答しました。
収穫年は白は2020にしようと決めていました。国は新世界ではないと思いフランスにしました。
→落ち着いた対応が素晴らしい。その後のソムリエ試験に則した対応も完璧です。

■②白ワイン
正解:2019 ドイツ リースリング

外観はかなり淡いイエローだったので「甲州かな?」と検討していました。
香りをとると石油、石の香りがあったのでリースリングかなと思い、味わいも確認のつもりでチェックをすすめました。
収穫年は2020、生産国はフランスとドイツで悩みましたが①と同じくフランスにしました(どっちかはフランスだろう!と思い…)→手法の一つとしてアリだと思います。

■③赤ワイン
回答:2019 スペイン テンプラニーリョ

外観はやや淡い〜やや濃いルビーレッドかなと判断しました。ここでは品種は検討つけずに香りをとって行きました。品種当てゲームにならないよう気をつけていたつもりでしたが、実際は品種が絞れず焦っていました。とにかく感じたままチェックを進めました。
収穫年は赤は2019と決めていました。品種は軽めのテンプラニーリョかな、と判断してそのままスペインをチェック。(今思うとチェックした選択用語はかなり黒系果実でした。ブラックチェリーや甘草など…。気持ちをリセットして向き合う冷静さを欠けていました。)→試験の緊張感がなかなかそれをさせてくれません。それでも品種ではなくワインの強弱としっかり向き合っているので、コメントは期待できそうです。
きちんと根拠を持って品種を絞れなかったのでとても不安でした。

■④その他酒
回答:テキーラ
選択肢は上記の他にマールゲヴェルツトラミネールとあと何かの4択。
透明の液体。ツンとくる香り。ピスコは飲んだことがなかったので選ぶ勇気がありませんでした。
あとあまり熟考できる時間がなくテキーラを選択。

■⑤その他酒
回答:イエガーマイスター
選択肢はドランブイ、チナール、あと何かの4択。
濃い茶色をみてチナールかイエガーマイスターかと思いました。少し飲んでみるとアルコール感が強かったのでイエガーマイスターを選択。

■論述
論述の時はテイスティングしたワインは置いたままでした(回収されると思ってました)
むしろ最初のガイダンスの際に「残しておいたほうがいいですよ」と説明もありました。
→貴重な情報ありがとうございます。

■論述①「赤ワインのマリアージュ」
自信の無い赤ワインのマリアージュだったので不安を抱えながら書き出しました。
「重すぎない赤」と判断したので、鴨のローストのバルサミコソースで記入しました。
結果を見てからは「シラーズだったのか!うわーやってしまった!」と嘆き…。
こーざの教えの通り品種は明言し、あくまで堂々と書きました。
→問題ありません。得点できているはずです。

■論述②「ロゼワインの製法の種類とその楽しみ方」
セニエ法、直接圧搾法がパッと出てきたので書き出しました。混醸法が出てこなかったのですが思い悩む時間も惜しかったのでとにかく書き進めました。
醸造方法の違いを本当にざっくりと書いてトレンドであることや食事にも合わせやすいなどなど書きまくりました!

■論述③「熟成をさせる保管方法」
記入するマス目が多かったので(300〜400字くらい)急いで書きました。温度設定や、保管の注意事項などなど…。「熟成させる保管方法」に関しては言及できていなかったと思います…。急いで書いたつもりでしたが半分くらいしか埋められず終了。→適切な保管=熟成させる保管 なので問題ないかと。

■会場
大阪「ホテル阪急インターナショナル」
広い宴会場でした。話に聞いていた通り寒かったです。
腕時計は外すよう指示がありました。吐器あり。

■試験対策を振り返って
品種をかなり絞って勉強しました。
あまり自分の中で品種の引き出しを増やしすぎないよう、(例えばジンファンデルやアリゴテなど…)はあえて飲まないようにしました。
あとは自分でエクセルでマークシートを作成し、実際にどれくらいの時間がかかるのか時間の配分も注意するように心がけていました。それでも本番は時間が足りなくなったので、やっていなかったらと思うとゾッとします。
論述も勉強したつもりでしたが基本を疎かにしてました。1次試験からの2ヶ月ほどで意外と細かいことは忘れてしまうなあと…。
やれることはやり切りました。あとはマークミスがないことを祈るばかりです。

長々と書いてしまいました。
ぜひ今後のご参考に活用できれば幸いでございます!

詳細な報告、ありがとうございます。必ず来年の受験者の役に立ちます。
テイスティングも素晴らしい対応でした。コメント次第ではありますが、間違いなく合格ラインに届いているかと思います。その後の報告はいただいていませんが、合格を信じております。

 

テイスティング報告

とてもニュートラルに感じました。
あまり香りを感じなかった為、リースリングを選択しました。一通り解いて戻った時にシャルドネと迷ったので、答えを変えればよかったと今なら思います。最初の感覚が大事だと思って、変えませんでした。
シンプルフレッシュ感を楽しむ、系統のワインだと思いました。


またまたニュートラル!
最初は甲州と迷ったほどです。色やアタックから、甲州はないと思い、ソーヴィニヨンブランを選びました。
こちらもシンプルフレッシュ感を楽しむ系です。


ダークチェリーのような香り。色も濃かったので、シラー、マルベック、カベルネで迷いました。
重め、しっかりめ。香りが少しスパイシーに感じたので、シラーを選びました。

論述
③のワインと合う料理
シラーはなんとなく自信があったので、赤み肉のステーキ!

ロゼの製法と楽しみ方
うわー!今更ロゼワインかい!と思いました。
赤ワインと同じ圧搾してから主発酵の製造方法、セニエ、赤ワインと白ワインを混ぜて作るドイツのロートリング等…ロゼは幅広い料理と楽しむことができます。淡いピンク色なので視覚的にも、楽しめるワインです。

醸造の保存は自信ありません。
温度や湿度の調整、冷暗所などありきたりなこと、醸造家の熱い想いと書きました。いろいろ頑張って字数稼ぎをしました。

以上です。参考になれば幸いです。

こちらの方からは、詳細なコメント用紙と一緒に、「白②の<香辛料>の数を間違えた可能性がある」との報告をいただきました。その場合、<香辛料>の項目だけが0点になるのですが、本当に間違っていたかどうかはわからないとのことでした。同じ項目でも選択数が違うことはありますので、注意が必要です。

ただその後、無事に合格の報告をいただきましたので、ほっとしております。

 

必勝マニュアルでお世話になりました。
大変心強く試験に立ち向かえました。ありがとうございました。
さて感想です。

・二次のテイスティング回顧

①白 アリゴテ フランス 2020
必勝マニュアルに従いスムーズに進められたと思います。
澄んだ、輝きのあるグリーンがかったレモンイエロー、の濃淡の淡い若々しいワインが目の前にあったので、見たまま素直にチェックを進められました。

さて香りに進んで選択肢の少なさに驚きました。練習の時は4つは選んでいたのに選択肢が減っていて3つしかないなら回答が外れている可能性も上がるのではないでしょうか?→どの香りを優先してチェックするかも含めて見られているのでしょう。

開いている・フレッシュな
柑橘類・リンゴ・スイカズラ
石灰・貝殻・香木
若々しい・第一アロマが強い
を選択したと思います。

味わい。無難な回答をしたと思います。
やや強い・ソフトな・爽やかな・穏やかな・スムーズな・中程度だったかやや強いだったか・やや長い。
こう来たら評価はシンプルフレッシュで小ぶりのグラスと順当に進めたと思います。

そして品種ではたと止まってしまいました。だってシャルドネは去年も出たしその前も出たし…
なのでアリゴテにしてしまいました。生産地はフランス。→出題されないとは言いませんが、試験的にはアリゴテまで手を伸ばすのはおすすめできません。
振り返ってみればカリフォルニアのシャルドネとフランスのシャルドネはまったく別のニュアンスなので今年もシャルドネの可能性があったはずなのに打算で失敗しました。
→こちらのシャルドネが樽有無しで意見が割れています。樽有りだと「味わい」以外で得点を取り逃しているかもしれません。

②白 甲州 日本
あまりよくわからなかったです。わからないなりに回答していけば①と同じような答えに。
花の蜜や白胡椒も選んだような気がするのになぜか甲州を選んでしまいました。よくわからなかったから最後の最後で日本ワインも入れるでしょ、って感じです。落ち着けばそれはないってわかりそうなものなのに。ああ。
→整合性の部分や、詰めの部分で残念なところもありますが、弱めのワインのコメントになっていれば得点できている部分もあるはずです。

③赤 カベルネ・ソーヴィニョン オーストラリア
濃い系が出たら
1.シラー
2.シラーズ
3.カベルネ・ソーヴィニョン(仏)
4.カベルネ・ソーヴィニョン(米)
5.カベルネ・ソーヴィニョン(豪)
6.カベルネ・ソーヴィニョン(チリ)
を想定してこの順番で香りや味わいを探っていきました。

結果、シラー・シラーズらしい尖がった雰囲気は感じられずCSにしました。樽香は強く感じられずオーストラリアに。これが論述の題材となるので論述にも自信をもってカベルネ・ソーヴィニョンと書いてます。カベルネ・ソーヴィニョンはマス埋めに字数が多いのが良かった点ですね(笑)

その他のお酒はどちらも外しました。
最初ブドウの香りがしたのでマール・ド・ゲヴェルツトラミネールかピスコかと思いましたがどちらも飲んだことがなく、キルシュにしました。

ソムリエ呼称の論述試験ついて
①ペアリング
黒系ベリーの香りが特徴のワインなので、お料理は牛ステーキベリーソース、ピーマンや焼き野菜のハーブソテー添えで回答しました。少し大きめのグラス、抜栓まで常温で保管していただくとちょうどよい温度だと言い添えました。→常温とは何度なのかを書き添えた方が良かったですね。

②ロゼワイン
セニエ法の説明を軽くした後、混醸法の説明、ドイツのロートリングを様々な料理に合わせられる懐の深さがあると熱く語りましたが、完全にオーストリアのゲミシュターサッツと間違えてますね。穴があったら入りたいです。

③ワインの劣化は熱、日光、振動なので実は冷蔵庫は向いてない、ワインセラーがやはり良い。洞窟が最適などをつらつらと。→ここは完璧ですね。

・会場の雰囲気、レイアウト(こちらは受験地・会場名もお書き添えいただけるとありがたいです)

リーガロイヤルホテル京都で受験しました。入って右側が2回目受験の方、左側が初回の席でした。
それがわからず右側から席を探し番号を探し当てましたが受験番号先頭のアルファベットが違うことに気付き、正しい席にたどり着くまで時間がかかりました。
長テーブルを仕切り、1テーブルにつき2名。横に4列、縦に9列のテーブルがあったと思います。ということは72名程度の受験者がいたのでしょうか?
風の強い日でしたが会場寒かったです。もっと暖かい格好で行けばよかったと思います。

・試験対策を振り返って

一次試験対策の仕上がりが遅れていたので8月終わりに受験しました。
なので2次試験対策も情報を探すところから始めたので遅くなり完全に時間不足、練習不足、経験不足という結果です。アカデミーデュヴァンの試験対策ハーフボトルセット第1弾+第2弾を、その後第3弾+第4弾のセットを注文しましたが、練習用ワインもすべて開封する前に試験日が来てしまいました。
でもこのセットがとてもよかったです。確かに割高かもしれませんが、解説動画とコメントシートがあり独学の受験生にはまるで通信講座のように思えました。

報告ありがとうございます。この方からは残念ながら不合格のご連絡をいただきました。練習用のワインも消化できなかった準備不足を悔やんでおられました。しかし、「合格しても不合格でも勉強をつづけることに変わりはない」という前向きなコメントで、来年への決意を新たにしておられました。きっと今よりずっと実力をつけて来年のこの時期を迎えることでしょう。応援しております。

 

“ちょっとまじめにソムリエ試験こーざ”やセミナーではお世話になりました。
勉強の仕方を教えていただき、二次試験を突破することができました。ありがとうございます。

ソムリエ2次試験を振り返って

白ワイン 2種(以下①、②)、赤ワイン 1種(以下③)、透明液体(以下④)、茶褐色液体(以下⑤)

・確実なところはマークシートに●(塗りつぶす)、選んだニュアンスを 指定された数に絞る場合や不確定なところはマークシートに◯(塗りつぶさない)かレ点を記入する。
・白ワインは香りが取りにくかったら、まずひと通り流し2週目で塗りつぶす作戦。
・ハードリカーは飲まない。目星をつけ最後に口にして選考する。

①から手に取る。
そこまで濃くない。【外観】の欄を埋めた後、【香り】「第一印象」開いてる・華やか で蜂蜜、樽のニュアンスがしたので、即「シャルドネ」。「リンゴ・洋梨・アカシア、石灰・トースト・ヴァニラ・蜂蜜・乳製品」。
【味わい】に行くとニューワールドほど強くない。なのに、香りがすごくわかりやすかったし後で振り返ればいいと思い、「アメリカ」を選んで次の②へ。

②は①より「色調」が薄い。「粘性」もやや軽め。比べるのが「シャルドネ」なので、【外観】では品種を絞れない。
【香り】ぺトロール香かなと思ったら、選択肢に「21.ぺトロール(ケロセン)」ってある!、迷いながら「リースリング」で進める。
【味わい】で「残糖感がある」までいかないけど少しヌメッとした感じ(直感)があったので「まろやか」で「ドイツ」。主要品種以外は選ばない、セオリー通りに。甲州・ミュスカデほど細くない。自分の「ぺトロール」感に自信が持てず、SBのひっかけも考えるなど迷った挙句、2週目できめればいいと思い次へ。

③【外観】でCSかSyに絞ってました。「紫がかった、ガーネット/ダークチェリー、若々しい」「濃縮感が強い」など選択。
【香り】で豪Sy。前日に飲んだ豪Syの記憶を引き寄せ、「ブラックベリー・干しプラム・スミレ・ユーカリ、シナモン・ナツメグ・鉄分」に◯。「メントール・甘草・ブラックチェリー」にレ点を付け次へ。

④香りを嗅いだが、取れない。ので青臭い「テキーラ」、華やか「キルシュ」はなし。とりあえず、「マール アルザス ゲビュルツトラミネール」を選択。口をつけず次へ。

⑤香りを嗅ぎ「イエガーマイスター」を選択。他の選択肢「チナール、ドランブイ、〇△□」。口をつけず次へ。

〈30分経過〉
①に戻ると、温度が上がってるからよく香りました。「シャルドネ」で間違いなし。しかし【味わい】が軽い。上から「やや軽い、まろやか、爽やか、スリムな、やや強め、やや短い」なのに焦りで「アメリカ」が離れず、「成熟度が高く、豊か・11-14度」。ちぐはぐだと思いながら次へ。あれほど飲んだのにマコンを思い出せなかった…。

②の香りには強く柑橘がでてないし決定的ではない。 〈35分経過〉
「青リンゴ・スイカズラ・ヴェルヴェーヌ」「石灰・貝殻・ぺトロール」に決定しました。「菩提樹」を選べなかったのが迷いの証拠になりました。→このぺトロールが模範解答で使われるかが楽しみですね。

③は、すでに〇してたものを急いで塗りつぶし、レ点を消しました。(再考する余裕がなかったし、大丈夫という慢心もありました。)

④へ。〈3分前〉ここは時間切れになるまでずっと悩みました。香りがとれないし飲んだらドライ。ピスコはマスカット系の葡萄の蒸留酒。ストレートはマスカットの香るものか樽熟しか知らない。消去法でマール・ゲビュルツ。きっとドライなマール・ゲビュルツもあるんだと言い聞かせてタイムアップでした。

収穫年は ①2019/正解2020 ②2020/正解2019 ③2018/正解2020(上で、紫がかった・若々しいをえらんでいるのに…)全部外しました。→ヴィンテージは当たったらラッキーぐらいで十分です。

合格おめでとうございます。全体としては危なげない素晴らしいテイスティングです。ご自身で反省されてる部分もありますが、ここまでできれば不合格はないというレベルだと感じます。

 

ご無沙汰しております。
大変報告が遅くなりましたが、2次試験、合格いたしましたので、今後の役に立てばと思い体験談を送らさせていただきます。

会場 福岡 ホテルニューオータニ

私の席は一番前の席でした。着席してから受験票、鉛筆4本、シャーペン1本、消しゴムを出しました。
その後は、一番前の席のため、私よりも前列の人のワインの色の確認ができない状況でしたので、隣の人のワインを色調確認で見ていました。ですが隣でもよくわからず、思い切って後ろを振り返り、後ろの方々のワインの色調をまじまじと見ておりました。

試験管の方からの合図があり、説明を聞きます。その後試験スタート。

①のワインについてです。正解はフランスシャルドネでした。

外観は黄色味が若干あるように感じていたので、グリーンがかったイエローを選択しました。
清澄度と、輝きは迷いなく、澄んだ、輝いているを選びました。
粘性はやや強いを選択しました。
外観の印象は黄色も感じていたのて成熟度が高い、グリーンも存在していたので、若々しい、を選択しました。

香りですが、私は樽があるような、ないような、でも、無いとは言い切れない印象でした。ですが、あります!とも言い切れないどっちつかずてした。この系統は試験までに練習してきたフランスシャルドネと同じ雰囲気を感じで、ひょっとして仏シャルドネかな?と頭の片隅に置いてそのまま進めて行きました。

香りの項目についてですが、第一印象は、開いている、フレッシュなを選択しました。
果実、花、植物はリンゴ、洋梨、アカシア
香辛料芳香は、石灰、貝殻、花の蜜
香りの印象で、若々しい、第一アロマが強い、三つ目を迷いに迷い嫌気的な、にしました。
樽です!と言い切れなかったのが理由です。他のものでも良かったかもしれませんが、その時は嫌気的か木樽からのニュアンスのこの二択しか頭の中にありませんでした。
味わいは、アタックはやや強い、甘みはまろやか、酸味もまろやか、苦味は穏やか、バランスはまろやか、アルコールは中程度、余韻はやや長いを選択しました。

ここまできて私の中ではやっぱりフランスシャルドネと結論づけていました。
そして評価は、シャルドネと結論づけると成熟度高いを選択しやすい私は今回も成熟度が高く、豊かなの選択としてしまいました。今年から新しく見た、滑らかで、バランスが良いの存在の認識すらしてなかったので、ここは試験終わって此方にマークした方が良かったなと思いました。→コメントから見るに、成熟度が高く豊かでも問題ないように思えます。

そんなにすごくすっきりしたワインにも思えなかったのと酸味の具合からも温度は11-14度、グラスは中庸、収穫年は2020で決め打ち、フランスシャルドネとしました。

②の白ワインです。正解はドイツリースリングでした。

外観は順調にチェック。
澄んだ、輝きのある、グリーンがかったレモンイエロー、淡い、やや軽い、若々しい、多分これは大丈夫だと思います。この辺りでソーヴィニヨンブランやリースリング、などその辺りを想像していました。

香りについてです。香った瞬間にグラスの上の方にペトロールを感じました。リースリングの可能性高そうだなー、とこちらも頭の片隅にリースリングの存在を置きながら、引っ張られないよう気をつけながら目の前のワインの分析に進みました。
第一印象は開いている、フレッシュな
果実花植物は香った瞬間に柑橘を感じる爽やかなワインを感じました。柑橘、青リンゴ、スイカズラを選択しました。
香辛料で石灰、コリアンダー、ペトロール
香りの印象で若々しい、嫌気的、第一アロマが強い、です。

味わいはアタックはやや強い、甘みはドライよりもまろやかに感じたのでまろやかを選択、酸味は爽やかで苦味は穏やか。ただ全体的にはバランスはドライかなと思い、ドライを選択しアルコールは中程度、余韻はやや長いにしました。

評価はシンプル、フレッシュ感を楽しむ、温度は8-10度、グラスは中庸、2020何の決めうちで、ドイツリースリングを選択しました。→全く問題なしですね。

③の赤ワインですが、正解はオーストラリアシラーズでした。
外観は澄んだ、輝きのある、しっかりと紫も感じたので、紫がかったガーネット、ラズベリーレッドを選択しました。濃淡は濃く、粘性も強かったです。紫の印象があったので外観は若々しい、そして、見るからに感じた濃縮感が強いを選択しました。

香りは第一印象で開いている、強いを選択しました。
果実花植物植物でブラックベリー、ブラックチェリー、そして、スミレがドライハーブを選択しています。(メモが定かではありませんでした)
香辛料です。私は練習の頃から赤ワインの香辛料がすごく苦手だったのですが、樽は感じたので、シナモンとナツメグ、生っぽい血のようなものを感じたので、生肉を選択しました。
香りの印象は果物感があったので、第一アロマが強い、若々しい、木樽からのニュアンスです。

味わいですが、練習してきた濃い色の赤ワイン系でまとめようと思い、口に含みながら確認して、
アタックは強い、甘みはまろやか、酸味はなめらか、タンニンは力強い、バランスは、アメリカほどの派手さも感じなかったので豊満よりも骨格のしっかりした、にとどめて、アルコールはやや強め、余韻はやや長いにしました。

評価は成熟度高く豊かな、温度はタンニンもあったので17-20度、デキャンタは必要なし、年は赤は2019年と決めていたので、決めうちでした。

品種産地、大変迷いました。
まず、香りや味わいから、ピノノワール、MBA、ガメイは除外しました。IBMPは捉えられないのと、メルローにしてはタンニンが強く感じるし、カベルネにしてもタンニンが少し足りないように感じたので2種は除外しました。

残りはサンジョベーゼ、シラーズ、テンプラニーリョ、ネッビオーロ、マルベック、です。

ネッビオーロ、サンジョベーゼはもっとギシギシしたらタンニンだと思うのと、オレンジかかった印象があったので、色調からも今回はやけに紫が強いと判断して除外しました。
マルベックもイメージと違う気がして除外しました。

残すはシラーズがテンプラニーリョです。果実味はあるのでシラーズ??でも、シラーズにしては酸味が弱い気がする。うーんテンプラニーリョ??でもテンプラニーリョはこんなに果物感あるかな、うーんどっちだー!決められず、どちらにしようかな、天の神様の言う通り〜でテンプラニーリョにしました。外しました。

その他のお酒は、ピスコって何?となり、その他3つも違うなとは思いながら知らないものを選ぶ勇気もなく、その他のお酒①はテキーラと、②は勉強の中で香りと味覚が覚えていたイェーガーマイスターにしました。正解は、ピスコとイェーガーマイスターでした。

結果は合格でした!白①が一番自信がなかったです。フレッシュ系でまとめている方が多く、あーやばい大きくされたかもしれない、と感じでます。→ここは意見が分かれていて難しいですね。赤は濃い色の赤系でまとめたので、そんなに悪くはないかなと思っていましたがどうでしょうか。

とても長くなったのでもし、掲載されるのであればところどころ消したいただいても構いません。三次試験も頑張ります!体験談がとても役に立っております!今後もよろしくお願いいたします。

合格おめでとうございます。全体を通して、取るべきところをしっかり押さえていると感じました。自信を持ったコメントにしっかりトレーニングをされた様子がうかがえます。

ソムリエ呼称の振り返りはこれで終了します。皆さんからのご報告に改めて感謝いたします。

何かございましたらこちらまで
info@majime2.com 牧野 重希






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