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二次のテイスティングを振り返る~2023年度ソムリエ呼称編1

2024/10/05
 
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第137回

昨日まで大阪の実践セミナーでした。
セミナーにお越し下さった皆様、ありがとうございます。合格の助けになればと、短い時間でしたができる限りのことは伝えさせていただきました。

実践セミナーも残すところは仙台のみです。まだ受け付けておりますので、ご希望の方はお急ぎください。

そして、翌週の24日・25日に東京、翌々週の10月1日で直前セミナーを開催します。→2か所のみの開催になり、申し訳ありません。

直前セミナーは本番さながらに、白白赤、白赤赤の2パターンを計4回戦、12種類のワインをブラインドテイスティングです。本番前の総仕上げにも、ご自身の現状のチェックにも、またより合格を近づけるための勉強にも使っていただけます。今からでも何とかするために、最大限お伝えしたいと思っています。ご興味のある方は是非ご検討下さい。→直前セミナーの詳細はこちら

さて、本日は昨年のテイスティング試験の内容を振り返っていきます。
少し前のエキスパート呼称に続き、ソムリエ呼称の一回目です。ソムリエ呼称はエキスパートよりやや癖のあるワインだったように思います。

最新年度ですから、より皆様に近い状況と言えるでしょう。受験者のみなさんの葛藤を是非参考にしてください。
必ず伝わるものがあるはずです。

こちらがソムリエ呼称のテイスティングアイテムです。

ソムリエ呼称 テイスティングアイテム
1 2021年 フランス ソーヴィニヨン・ブラン
2 2020年 アルゼンチン マルベック
3 2018年 日本 メルロ
4 ドライベルモット
5 スコッチウィスキー

1番のみが基本品種という構成でした。ですがこのソーヴィニヨン・ブランもボルドー・ブランだったとのことで、基本として想定しているロワールのSBではありませんでした。→この年、ソムリエ呼称では論述試験で1番のワインがボルドー・ブランだと判明するという新しい動きがありました。正解した人は良いですが、不正解だった方はメンタルをやられた状態で論述試験を受けなければならないという地獄が用意されていたようです…。

それ以外もマルベック、メルロの構成ですから、このソムリエ呼称こそ「パターン分け」がとても重要なラインナップだったと言えます。

それでは早速見ていきましょう。

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ソムリエ試験二次のテイスティング対策関連のご案内

◆「二次のテイスティングをなんとか乗り切るための必勝マニュアル2024+必勝講座」のご案内
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詳しくはこちら
・実践仙台17>> 日時 9月17日(火)14:30~17:00→間もなく締め切ります。

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詳しくはこちら
・直前東京24>> 日時 9月24日(火)14:30~17:00
・直前東京25>> 日時 9月25日(水)14:30~17:00
・直前大阪1>> 日時 10月1
日(火)14:30~17:00

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二次のテイスティングを振り返る~2023年度ソムリエ呼称編1

ソムリエ呼称 テイスティングアイテム
1 2021年 フランス ソーヴィニヨン・ブラン
2 2020年 アルゼンチン マルベック
3 2018年 日本 メルロ
4 ドライベルモット
5 スコッチウィスキー

 

二次試験報告を送らせていただきます!

必勝マニュアルはもちろんのこと、テイスティング受験報告がすごく勉強になりました。なんでこういう思考になったとか心境の変化は読んでてハラハラしましたし、とてもイメージトレーニングになりました。必勝マニュアルがベースにあってこそですが…
本当にありがとうございました。

今後受ける方の為になる事を願ってます。→ありがとうございます。

試験会場 グランドプリンスホテル新高輪

グラスは汗をかいてなく、テイスティングには適温だと思いました。①のワインからテイスティング。

①白 正解→SB フランス 2021
回答→SB フランス 2022

まずは外観から第一印象はレモンイエローでよく見る色調、温暖産地より冷涼な産地をイメージ。
澄んだ、輝きのある、グリーンがかった、レモンイエロー、淡い、やや軽い、若々しい、軽快なをマーク。

次に香りに移ります。

1番にハーブっぽい、青っぽい香り。次にふわっと青リンゴや柑橘の香りかな?
ニュートラルというよりはアロマティックな香りがあると思いました。

この時点で第一候補ソーヴィニヨンブラン。

開いている、フレッシュな、柑橘、青リンゴ、スイカズラ、草のような、石灰、火打石、貝殻、コリアンダー、若々しい、第一アロマが強いをマーク。

次に味わいです。

とにかくフレッシュで冷涼な感じなのですが、とにかく酸が強く感じました。広がる様な酸と伸びる様な直線的な酸の違いがわからないまま挑んでたのですが、これは直線的な酸じゃないかと思いリースリングかもと頭をよぎります。

やや軽い、ソフトな、軽やかな、穏やかな、コンパクトな、中程度、やや短いをマーク。

その後

シンプル、フレッシュ感を楽しむ、8-10度、中庸、2022とマーク。
この時点で仏ソーヴィニヨンブランか独リースリングで迷ったまま②の赤ワインへ。

後で戻ってきて香り…樽…?ペトロール…?最初とは違う印象。

樽ならシャルドネ?でも酸味が強いから違うかと。リースリング?でも飲んで鼻を抜ける香りは若干青っぽさ?があるな〜とめちゃくちゃ迷いました。第一印象を大事にすると決めていたので仏、ソーヴィニヨンブランに。→やっぱりこういう時は第一印象ですね。素晴らしいです。

ただ迷った挙句、リースリングを捨てきれず、草のような→アカシア、酸味を直線的な、に変更しました。
自分を信じきれなかったです。。

②赤 正解→マルベック アルゼンチン 2020
回答→CS フランス 2020

外観の第一印象は濃い系かな?でもめちゃめちゃ濃い訳ではなく若干の淡さもあり??となりました。でもまぁ濃い系だなと決断し、澄んだ、輝きのある、紫がかった、ガーネット/ダークチェリーレッド、やや濃い、やや強い、若々しい、成熟度が高いをマーク。

次に香りです。
濃い系だったらシラー/シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨンと決めてました。産地はフランス、アメリカ、オーストラリアのどれかで。
開いている、華やかな、ブルーベリー、カシス、スミレ、杉、ナツメグ、甘草、ロースト、鉄分、若々しい、木樽からのニュアンスをマーク。杉の様な香りを感じてカベルネ・ソーヴィニヨンを候補に。

味わいです。
果実味まぁまぁありで酸味強め、タンニンまぁありとなりました。果実味の感じからして新世界ではないと判断しました。ジャミーな感じはせず。酸味などフレッシュな感じがしてフランスへ。

やや強い、まろやか、軽やかな、緻密、骨格のしっかりした、中程度、やや長いをマーク。酸味の表現方法がよく分かってなく、自分の中では多分違うなと思いながら軽やかにしました。

その後
成熟感が高く、豊か
17-20度、中庸、必要なし、2020、フランス、カベルネ・ソーヴィニヨンをマーク。

後から戻ってきても特に印象変わらず。マルベックはもっと強いタンニンがあると思っていましたがバランスの良いワインでした。→濃い系にしっかり持ってきているので問題ありません。コメントはしっかり取れているはずです。

③赤 正解→メルロー 日本 2018
回答→サンジョヴェーゼ イタリア 2018

外観の第一印象はオレンジがかってる?熟成系?でした。熟成系はあまり経験がなく確かにオレンジがかってるわとなりました。色は後ろの文字がギリギリ透けて見えるくらいだったと思います。→日本のメルロはけっこう熟成していることも多いように思います。テイスティング直前セミナーで出題した日本のメルロも同じように熟成感のあるタイプでした。

ネッビオーロとサンジョヴェーゼ、テンプラリーニョを想像します。マニュアル通りに。→OKです。違和感を感じた方だけが、メルロを検討する程度で十分です。
澄んだ、輝きのある、縁が明るい、ルビー/ラズベリーレッド、やや濃い、やや強い、若い状態を抜けた、成熟度が高いをマーク。

次に香りに。
1番に紅茶や土っぽいニュアンスを感じてフレッシュな果実ではなく、熟成?されているような。あと血のような感じもしました。この感じは初めてです。
開いている、深みのある、ブラックベリー、干しプラム、紅茶、土、甘草、ロースト、乾いた肉、鉄分、熟成感が表れてる、木樽からのニュアンスをマーク。
この辺りでネッビオーロかサンジョヴェーゼの2択になってました。テンプラリーニョはもっと黒いかなと思っていたので…。

味わいに。
タンニンがめちゃくちゃ強ければネッビオーロ、そうでなければサンジョヴェーゼという気持ちで味わいに臨みました。タンニンはあるけどネッビオーロ程ではないとなりサンジョヴェーゼに。そのことだけを考えててそれ以外は何も考えなかったです。味わいも全然覚えていません。→メルロにネッビオーロほどのタンニンはありませんから、順当な選択です。
やや強い、まろやか、軽やかな、緻密、骨格のしっかりした、やや強め、やや長いをマーク。

その後
成熟度が高く、豊か
14-16度、中庸、必要なし、2018、イタリア、サンジョヴェーゼをマーク。

戻ってくる時間無かったです。熟成系ももっとしっかり対策するべきだったと後悔しました。

④無色 正解→ドライベルモット
回答→ドライベルモット
アルコール感強くなく、知ってるのがこれだけでした。

⑤薄い琥珀色 正解→スコッチウィスキー
回答→スコッチウィスキー
知ってるのスコッチだけでお祈りしながら飲みました。良かったです。

長くなり申し訳ございません。

とても緊張しましたが、人生においてこんな機会ほとんどないので、良い経験になりました。これからも精進したいと思います。
ここまで連れてきて下さり本当にありがとうございました。

素晴らしいテイスティングです。合格ですとお返事させていただきました。

 

お世話になっております。直前セミナーありがとうございました。
二次試験を無事終えましたので、ご報告と体験談を送らせていただきます。
なかなかな結果ですが、希望は感じております。あとは祈るだけ。

東京、グランドプリンスホテル新高輪にて受験。
前日はナマモノを食べるのは避けて、1頃には布団に入り、まあ、眠れなかったとしても目を瞑っておけばいいやと思いながら論述問題の対策を脳内リピート。いつの間にか就寝。8時前には1度目が覚める。朝ごはんは温かい蕎麦と梅干しと決めていた。食事後のハミガキは朝一に磨いた歯ブラシに残る歯磨き粉だけで磨き歯間ブラシにて世無駄な香りがしそうなものを除去。さて出発。
前日は雨が降っていましたが、当日は晴天。キンモクセイの香りもあちこちからする。→本当にあちこちでしていましねぇ。
試験会場には50分前ぐらいに到着。おーおー聞いていた通り、人がいっぱいいる。しかも地べたに座ってる。サービスマンには清潔感が大事と思い、座るのはやめてブラブラとする。そうこうしてる内に30分前に入り口が開き、各階への移動と控え室利用が可能に。控え室は椅子のみズラリ。120名分と書かれていたのですぐ埋まるかとおもいきやガラガラ。皆さん部屋前で立たれてました。トイレも済ませ、いよいよ本陣に乗り込みます。(長々すみません)→いえいえ、こういう部分も大事なんです。

まず、会場に入ったら1番端っこの角。そりゃそうだ。多分誰よりも1番最後に出願したんだから。
入り口から遠い分、他の席のグラスを見放題。
予想では白白赤と聞いてたけど、実際は白赤赤。しかも赤は両方とも濃ゆい!!
白もそれなりの濃さ。うーん。
またシャルドネか?いや、なんか違う濃さだな。トロンテスとかいうやつか?まさヴィオニエ?
赤1番目は紫がかって、中心は濃い。
赤2番目は紫色よりも縁が赤く、熟成したニュアンス。ふむふむ。
他のは無色透明と、やや薄めの琥珀色。

オリエンテーション時に、論述で出題のワインについて問われる問題ありなので、残しておくと良い旨を伝えられる。
スタート!!
まずは、白赤の選択用紙、最下部の品種をチェック。
大きな違和感は感じない。やっぱりトロンテスがあると思ったくらい。(帰宅後、2022と比較して白にピノ・グリではなくトロンテス、赤にガメイではなくグルナッシュが記載変更あり)

自分の解答
①白:2021 仏 ミュスカデ
正解:2021 仏 ソーヴィニヨン・ブラン

まず、外観から澄んだ輝きのあるはテッパンで選ぶ。見た目の通り若干の濃いめ、若々しいけどこれはなんだ。
と、ここで香りの選択数が4になっていることに気づく!あぶねー。→今年も選択数はいろいろと変更が出ていましたね。
香りに移る。全然しない。微かに香るようなでもそれは自分が香りを取りたいからの希望的錯覚なのか。とにかく香りがしない。控えめ、フレッシュを迷いながらも選択。これはミュスカデかまたシャブリか?と悩みだす。甲州らしさはない。パンドゥミや乳製品も微妙なところ。むしろないに等しい。もはや香りだけではわからない。
味わいへ。ここで柑橘系の酸味感じる。SBが頭をよぎるが全く香りからは取れないので、再びミュスカデかシャブリで悩む。でもなんで濃いんだろう?リースリングか??いや、そんな香りはしない。冷涼地、フランス、と判断して選択していく。赤の途中も何度も迷ったけど最終的にミュスカデと判断。次へ。→外観は割と濃さのあるワインだったようですが、このワインをニュートラルに感じた方も多かったです。ボルドーブランとしては軽快なスタイルだったのでしょう。

②赤:2020 仏 シラー
正解:2020 アルゼンチン マルベック

見るからに紫がかったガーネット系。濃いんだけど真っ黒とも言い切れない。けど、シラーかカベルネで進める。外観は見たまま、濃い、やや強い、若々しい、濃縮感が強いを選択。香りへ。黒系果実の香りはする。けど、まだ開いていない感じ。どちらとも言えない。むしろ何かがおかしい。スワリングもしてみるがあまり上がってこない。ややドライハーブの香りかな。こちらも味わいから判断しよう。口いっぱいに広がるタンニンの収斂感。この感じはカベルネというよりもシラーかな?また今年もシラーか?少し黒胡椒の感じが取れた気がしたのと、シラーだとしたらオーストラリアではなくフランス感がある。その方向で選択していく。アタックはやや強い、まろやかな、なめらかな、力強い、骨格のしっかりした、やや強め、やや長め、成熟度が高い。大ぶり、必要なし、2020年仏シラー。→全く問題ありません。

③赤:2019 スペイン テンプラニーリョ
正解:2018 日本 メルロ

さあ、最後。やっぱり3種類を20分でやるセミナーにも参加させてもらっていたので、ここまで時間配分はいい感じ。→セミナーに参加された皆さんから同じようにコメントをいただいています。やっぱり本番は時間が厳しいんです。短い時間で練習する意味は大きいと思います。
外観は縁が明るくて、少し熟成感が出ている感じ。香りはややぼやっとしている。違和感だらけ。だけど、何かわからない。どうとも取りづらい香り。熟成系のイタリア系で進める。味わいでは、酸味は強過ぎず、渋みもそこまで強くない。うーん、、ネッビオーロではないな。じゃあサンジョヴェーゼで進めていこう。コメント埋めていく。突如、もしやスペインではないかとなる。イタリアはそれなりに取れる自信があるけど、テンプラニーリョはそれ以外の時に選ぼうと思っていたのでほぼ選択肢は変えず、2019年スペイン、テンプラニーリョで選択。→ここも十分寄せています。メルロは難しいので、仕方ありません。
(まさかの全滅。でも確かに結果発表から見ると、直前セミナーでも出た日本のメルロは同じ感じだったし、ヴィノスやまざきでやったティスティング3種の中にマルベックあってそれと似てたし、今となっては確かになんとかなる。まあ、勉強した証かな。他でとれてることを祈る)

④無色透明:ドライベルモット
正解:ドライベルモット

ピノー・デ・シャラント
ドライベルモット
ホワイトポート
サザンカンフォート

選択肢はこの四つだったと思います。
ホワイトポートがひっかけっぽいけど、口に含んだらドライベルモットらしさが出てました。やった。唯一の正解がその他の種類とは。。

⑤淡い茶系:コニャック
正解:スコッチウィスキー

ダークラム
カルヴァドス
スコッチウィスキー
コニャック

こちらも選択肢はこの四つだったはず。
スコッチのピート感はあんまりなかったし、少し前に試したブランデーっぽかったのでコニャック選択。残念。

あとは、天に祈るのみ。

************

さあ、論述!!
1問目:「出題された1番目の白ワイン(ソーヴィニヨン・ブラン、フランス、ボルドー、2021)についてPOPを作ってください。」
一面白紙の自由に記入する新しいタイプの問題が登場!!→聞いた時は驚きました。また新たなスタイルが登場しましたね。
それよりも、問題文に答えが書いてある!!品種を間違えてたことに動揺!しかし、確かにそうだよなと、あの柑橘と酸味はSBだ。ソーヴィニヨン・ブランでフランスのボルドーは頭から勝手に外してしまっていたことに後悔。でも産地とビンテージが正解していて、冷涼産地のニュアンスとしてはまあまあいけたんじゃないかと。
そして、気持ちを切り替えて、さあPOP作り!
どうしたものか、瓶の絵でも描いたらいいのか??
自由にと表記されていたはず。
文字だけで良いのか悩みつつも、タワーレコードとか音楽のお店にいてありそうな宣伝のPOPを思い出す。よし!その方向性でいこう!
まず漢字一文字で表すならと、前置きをしてデカデカと『爽』の文字。爽やかなニュアンスと、軽やかな飲み心地がお酒を飲み慣れていない人や弱い人にもおすすめする。
そうこうしてる内に、ん?よく考えたら、これはワインと合わせる料理を提案する問題に応用できそうだぞ。そこから、爽やか系白ワインに合わせる問題用に準備してた文章を記入する。なんとかバランスよく埋められて一問目終了!この時点で多分7分強ほどの感覚。

2問目:「ワインを飲み慣れていないお客様にオーガニックワインについて説明してください。300字以内」
キタ!キタ!!やっぱりオーガニックについて問われた!2番目は何が来るかわからない枠だけど、とりあえず準備していたものが的中。問題は300字という量だけ。チラ見している3問目の方がいっぱい書けそう。1問目で時間をかけすぎたので、この200字は書いて次に進めようとなんとか、オーガニック農法で出来たブドウで造られた内容と世界で広がっていることを書き連ねる。200字前後を記入して終了。よし、次!この時点で残り7分弱の感覚。

3問目:「料理とワインを合わせる上で考察するポイントを教えてください。(文字数指定はないけど多分400字のマス目)」
(3問とも正確な設問文ではなく、すみません。。)
さて、やってまいりました、教本初登場の料理とワインの相性の枠からの出題!
考察と書かれていたので、少し考えましたが、すぐ考慮すべき要素を書こう!と鉛筆を走らせる。→素晴らしいです。まさに教本に書いてある内容が問われていると思って良いでしょう。
考慮すべき4つの点を細かく書いてマス目を埋めていく。さらにまだマス目を埋めるために、良いペアリングとはの項目から3つを記入していく。最後の一列まで書き連ねてちょうど時間いっぱいフィニッシュ!!

なんとか3問とも対応できてよかった。こればかりは運。もちろん多方面から準備はしたけど。→運をしっかり引き寄せる準備をされていますね。
やっぱり流行りもんと新しいことには大好きなソムリエ協会でした。
1問目のプチイレギュラーには少し動揺しましたが、きっと採点も緩くしてくれるんじゃないかと、帰りがけ同じ試験を受けてた人にお疲れ様でしたと声をかけたら答えてくれた人が言ってました。
独学で勉強してると仲間がいない寂しさと開放感を共有したくなりました。
あとは、結果を待つのみ。

こーざにはお世話になりました。
ありがとうございました。

素晴らしいテイスティング、および論述でした。3次試験の結果はまだですが、間違いなく合格でしょう。

 

お世話になっております。大阪の二次試験対策セミナーでもお世話になりました。
二次試験終わりまして、ぽろぽろと感想を。

会場はホテル阪急インターナショナルでした。少し照明が暖色気味かなという印象。

・白は甲州、シャルドネ、SB、リースリングから、赤はガメイ、ベーリーA、ピノ、カベソー、シラーから答える。違和感を感じた時にサンジョヴェーゼ、テンプラニーリョを考える

・ヴィンテージは白は-2年、赤は-3年で決め打ち

以上のルールで臨んでいました。→こういう準備、大切です。

ワインは白1赤2、ハードリカーは琥珀色とやや黄味がかった無色透明の液体。

・白1
正解 : ソーヴィニヨン・ブラン 仏 2021年
解答 : ソーヴィニヨン・ブラン NZ 2021年

外観はレモンイエロー、イエローどちらでも取れそうな色合い。粘性はやや弱い。冷涼産地かな?という想定のみで進めました。 香りをとるとフレッシュな柑橘の香り、ペトロール香はない。青さは感じられないけどSBが浮かびました。何度も嗅ぐうちにSBじゃない?という思いが強くなり、口に含むと溌剌とした酸の感じ。これはリースリングの伸びやかな酸の感じではないと思いSBで決定。そのままSBでコメントをとるも、味わいと香りがなんだかちょっと強めなような気がして、最後はNZに…。→このワインの全体像を想像するにいい感じではないでしょうか。素晴らしいです。

・赤1
正解 : マルベック アルゼンチン 2020年
解答 : カベルネ・ソーヴィニヨン 仏 2020年

外観の縁まで詰まった紫色、粘性で濃い系品種だろうと想定し、ルール通りカベソーかシラーでコメントしようと思いました。ですがカベソーほどの複雑さもない…シラーほど三角形な感じもしないような…すごく迷いましたが、マルベックを選ぶ勇気は到底なく、歯にまとわりつくタンニンの印象からカベソーを選択。全体的に強さを感じることができず、フランスを選択しました。→まったく問題ありません。

・赤2
正解 : メルロ 日本 2018年
解答 : ピノ・ノワール 仏 2020年

はい、完敗です。

正直着席した時点で、「あ、薄い。いよいよ来たかなピノが」といった具合に勝手に自分でバイアスをかけていたと思います。 ただ、他の席のグラスもキョロキョロ確認してみて若干オレンジがかって見えたりもしたんですが、照明のせいかなと気にしていませんでした…はい、アホです。 縁が薄く、色もルビー/ガーネットといった印象。この時点でピノとほぼ決めつけてしまっていたのでしょう、香りでも「うん、黒系よりは赤系果実の感じがする」と日本メルロなどは頭の片隅にも考えていませんでした。完全に力不足です。→熟成したピノ・ノワールの出題は可能性としては低いですね。ただ、日本のメルロはそこまで強くありませんから、ワインの強さとしては取れている部分も十分あると思います。

ハードリカーは1問正解。ラッキーでした。

夕方の品種発表を見て、ショックでもう笑うしかありませんでした! ただやれることはやったので、悔いはないです。むしろ”こーざ”のおかげで私はここまで来られたと断言できます。 受かっていようがいまいが、感謝しかありません。

本当に本当にお世話になりました。ありがとうございます。

完敗とおっしゃられておりますが、タイプ分けという意味ではしっかり寄せており素晴らしいテイスティングです。もちろん合格のご連絡をいただきました。

こんばんは。お忙しい中お返事ありがとうございます。ご報告させいただきます。

まずは①
第一印象は香りはとても控えめ
(鼻の調子が悪かったかもしれません…)→このワインの香りは難しかったようです。
なのでノンアロマティック品種で読むも、シャルドネらしさはあまりなく
奥に少し青っぽさを見つけたので、フランス、シュナンブランにしました。
しかしながら、自信がなかったので香りは柑橘、青リンゴ、スイカズラなど無難なコメントをつけました。
爽やかながら重心が少し重いと感じたので、味わいはそのようにつけました。→ボルドーとしは軽快なタイプだったようです。重さをどこまで取ったかで得点が変わりそうです。ただ、青っぽさを捉えてらっしゃるので、そこはシュナンでなく王道のSBを選択してほしかったです。

②のワインは
色も濃く、しっかり系だと感じるものタンニンはそこまでがっつり感じず、ニューワールドさは感じ、少しスパイスらしきものを感じたのでオーストリア、シラーズにしました。
なので黒胡椒をつけてしまいました。
その他香りは濃い系のブラックベリーやブラックチェリーの無難な選択にしました。
ヴィンテージは合っていたかと思います。→ここは全く問題なしですね。

③のワインは
色は淡く、縁が明るい、までつけた気がします…
飲み口もすごく軽やかで、私的にはタンニンもそこまで感じず…
疑いもなくフランス、ピノノワールにしました。
なので香りは完全にピノノワールのコメントをとってしまいました。
味わいも軽やかでとってしまったので、答えを見てびっくりしました…→日本のメルロは強さとしてはピノノワールでも全く問題はないのですが、違和感を感じずに進んでおられる様子でした。マルベックにマスキングされて、軽く取りすぎていないかが気になりました。

お酒は絶対に当てたいと望んだのに
当てれず…惨敗です

とても残念ですが、不合格のご連絡をいただきました。惜しかったと思います。①と③のワインの強さで少し得点を落としてしまったのかもしれません。来年の受験に意欲を燃やされていました。応援しております。

 

お忙しい中失礼します。
昨日zoomの方でお邪魔させていただきました。→ご参加いただきありがとうございました。

可能であれば今回ソムリエ2次の評価をして頂けたらと思います。少し長い文章になりますが、宜しくお願いいたします。

①白ワイン
選択(フランス2021・ソーヴィニヨンブラン)
正解(フランス2021・ソーヴィニヨンブラン)

外観は少し黄色のニュアンスがあったので、樽シャルドネかなと思いましたが、柑橘系の香りがあったので、不安になりながらもソーヴィニヨン系の解答に進みました。ただほんの少し樽の香りが感じたのでシャルドネも迷いましたが、個人的にはギャンブル感が過ぎたので、安全策に走りました。産地はフランスかNZで迷いましたが、フルーティー感が弱く感じたのでフランスにしました。→色がやや濃いものの、軽めのボルドーブラン。難しかったと思います。ロワールを想定されたのでしょうが結果オーライです。素晴らしい。

②赤ワイン
選択(フランス2020 シラー)
正解(アルゼンチン2020・マルベック)

外観は紫がかった黒系だったので、多分CSやシラー系統かなと思いました。
香りを嗅いでみると果実感は控えめのように感じ、サンジョベーゼなども視野にしれましたが、自信がなかったので王道な黒系に方向性を決めました。
飲んでみるとボディは強く、個人的には果実味より渋みが強く感じたのでシラーを軸にCSになっても大丈夫なようにコメントしていきました。

産地品種は不正解でしたが、多分大丈夫かなって思いたいです。→もちろん大丈夫です。ここは品種が当たっていなくても大丈夫、濃い系に振っていれば得点できるワインです。

③赤ワイン
選択(イタリア2019・ネッビオーロ)
正解(日本2018・メルロー)

先に申し上げますと1番やってしまったと思っています。

外観がピノノワールぽい淡さがあったのですが、縁がオレンジっぽかったので熟成したワインだと思いました。
この時点でネッビオーロのバイアスが若干掛かっていたと反省しています。

香りの選択は、開いてる、深みがある
果実花系はラズベリー、ブルベリー、ゼラニウム、土→ネッビオーロに振っている割に、日本のメルロに適したコメントになっています(笑)。
香辛料系は、シナモン、ナツメグ、甘草、鉄分

評価が熟成してる、樽のニュアンス
ここまではまだ、まあ極端に悪くないと思いたいです。
問題はここからで、味わいと評価は、ほぼ”力強い”などの濃い黒系のコメントに入れてしまいました。
一応、”やや強い”の範囲に収めてはいますがかなり危ないかもしれません。→やや強いでしたら大丈夫です。極端に軽いはずはありませんので。
日本のメルローは飲む機会がなかったので完全に想定外になってしまいました。これは僕の対策不足です。
→日本のメルロは難しかったと思います。熟成感があるものは結構強く出ているので、色からもネッビオーロを想像するのは当然と言えるかもしれません。味わいのタンニンの少なさがポイントになると思います。

自己総評ですが1番の白と、2番の赤まだなんとかなると思いますが3番の赤が壊滅的かもしれません。もう少し品種の視野を広げるべきだったのと、品種ありきの考え方を払拭しきれなかったのが反省点です。
発表は来週ですが正直厳しいかもしれません。→③は壊滅的というほどではありません。①と②が素晴らしいです。

残りの2種類のお酒は香りを知っていたのでストレートに選択しました。

この時点でかなり長い文章で大変申し訳ありませんがもう少しだけお付き合いください。

続けて論述ですが、最初のPOPに関しては完全に面食らってしまい後回しにしました。今思えば最初にこれをやるべきでした。

オーガニックワインの説明(300字以内)は、記憶が少し曖昧だったので無農薬栽培のブドウを使ったワインであること。環境への配慮を考えた取り組みの事をひたすら書いたと思います。もっとトレンドの情報に目を通して知識蓄えておくべきでした。

料理とワインの考察(字数なし400マス)は調理法や味付け、食材に対してワインを合わせるべきだと最初に書いて、その後に例として、樽を使った重い赤ワインには、炭で焼いた牛のサーロインステーキを上げて牛の油脂の旨みをワインの渋味で引き立てる事や同じ産地同士は相性が比較的良い、見たい事も書きました。
今思うと少し自己流に走り過ぎた感じもあります。→確かにここは教本の内容をできる限り書きたかったですね。
しかしこの時点で残り5分を切ってしまい、まだ文字数を稼ぎたかったのですがキリの良いところでやめました。もっと時間配分に気をつけるべきでした。
それでも残念ながら少し時間が足りずPOPの問題は途中で終わってしまいました。
あの時点で僕は字数を書いて加点されるより、「1問だけ何も書けず白紙で出す方が不味い」と思い、全部の設問に答える方に方向性を決めました。→良い判断だったと思います。加点方式のはずですから、できるだけ加点になる記述がほしいところです。その場合、字数を埋めるだけの回答は得点になりにくいですからね。
完全に時間配分のミスです。文字数も6割7割程度であまり自信がありません。もっと対策をしておくべきだったと猛省しています
仮に2次が合格できても3次はこの論述で落とされるかもしれません。今後の試験はかなり綱渡りになるかと自分では思います。

以上が今回の試験の自己分析です。
かなり長い文章なってしまいました申し訳ありませんが、何卒宜しくお願い致します。

テイスティングについては十分合格の可能性があるとお答えしましたが、後日ちゃんと合格の連絡をいただきました。おめでとうございます。3次の論述については、悔しい部分もあるでしょうが、こちらも十分合格の可能性があると思っています。信じて結果を待ちましょう。報告お待ちしております。

ソムリエ呼称の受験者がエキスパートに比べてかなり少なかったようです。報告もエキスパートの3分の1しかありません。長かったコロナ禍が影響しているのだと思います。、もっと盛り上げていきたいですね。この年のソムリエ呼称はあと1回で終わりです。

何かございましたらこちらまで
info@majime2.com 牧野 重希






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