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スペインまとめ<C>「スペインの飲食事情2」

2024/03/19
 
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第47回

さて、スペインの勉強も本日で最後、後はCBT想定問題を残すのみとなります。あとひと踏ん張り、頑張りましょう。

ちなみに、松岡さんのスペイン旅行シリーズにはちょっとした続きがありまして、時間のある方だけ読んでみて下さい。
ヨーロッパと日本の文化の違いが良く分かるお話です。

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スペインのレストランの営業時間はけっこう驚きでした。

ちなみにフランスの場合、昼は12:00、もしくは12:30~、夜は20:00~が一般的です。しかし、20:00に来るフランス人はまずいないので、お客様の来店時刻のピークは20:30を回ったころから21:00過ぎという感じでしょうか。
外国人観光客を意識したレストランでは19:30にオープンということもあります。それでも待ちきれない多くの日本人観光客が19:15頃にレストランの扉を叩くので「なんで開いていないのに来るんだろう?日本人ってマナーがないなぁ」なんてギャルソンに思われています。
→フランスのレストランでは、予約時間からほんの少し遅れていくのがマナーです。パリのギャルソンはその早く着く日本人に慣れていますが、開店時間前には絶対に中に入れてくれません。たとえ雨が降っていたとしても。

私にとって初めてのスペイン、マドリードを旅行中、ある星付きレストランに予約なしでランチを食べに行こうと思い立ちました。ちょうど13:00頃でまだ少し早いかなと思い、近くの観光名所をブラブラして13:30過ぎに目的のレストランに立ち寄ってみました。扉は開いていましたが、店内には誰もいません。奥の方からお店の人らしきオジサンが出てきたので、『席はありますか』と聞いてみました。すると、『大丈夫だけど、お昼は14時からなんだよ』と言われてしまいました。

当時パリに住んでいたので、遅いお昼には慣れていましたが、まさか13:30を過ぎても始まっていないとは思いもよりませんでした。

それでもせっかくですから予約して14時過ぎに再訪することにしました。そして、14:05頃にお店に着くと先ほどのオジサンがよく来たねと言わんばかりの笑顔で迎えてくれました。→ちょっと遅れるのがマナーです(笑)。ただ、入店した時にお客様は誰もいませんでした。

13:30にランチでお店を訪ねたところ(遅めに行ったつもりでしたが)14時がオープンだと言われましたので、14:05頃に再訪しました。ただ、入店した時にお客様は誰もいませんでした。

入店してすぐの写真です。時計を見てませんが14:15くらいでしょう。
madorido 1
私の席から見た店内です。

もしかして、暇な店なのかなと思いながらも、お店のオジサンが何かとかまってくれたので、楽しく食事を始めました。私が入店してから30、40分経った頃でしょうか、ポツポツとお客様が入り始めました。どうも皆予約のようです。

そして、私の手元の写真の順番からするとお肉料理の頃(推定15:45)このレストランは満席になっていたのです。
madorido 2
この時、ちょっと気になっていたことが解決しました。

私はこの旅行時、マドリッド中心部、プラド美術館のすぐ近くのホテルに泊まっていました。美術館に行くまでの通り沿いに繁盛しているビストロがあり、滞在中に行ってみよう思っていました。ですから、その店の定休日を調べていたのです。ある土曜日の夕方(17時半くらい)、そのビストロは土曜夜の営業が休みであるにもかかわらず店の前を通って中を覗くと店内が賑わっていました。

あれ?今夜は休みのはず…と思いながらもその時は結婚式か貸切のパーティーかなくらいに思っていたのです。

違いました。お昼の営業が14:30くらいから始まるので、まだ普通にお昼のお客様がいらっしゃったのです。

こんな感じですから当然夜の営業時間も遅めです。レストランの予約は21:00以降が一般的のようで、食事スタートが22:00くらいになることも珍しくないようです。日本で22:00はラストオーダーか閉店時間ですよね。シエスタの習慣がなお残っている国ならではの時間の感覚なのだと思います。

タパス等をつまめるバルなどは朝からず~っと開いているところが多いです。また、観光客向けにお昼は12:00頃から、夜は20:00くらいから開いているレストランもたくさんありました。

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日本では考えられない時間です。私の勤務先のシェフも同じようなことを言っていました。イタリア修行先のシェフやスタッフが同じ人間とは思えないような体力で、毎日のようにかなり夜遅くまでお酒に付き合わされたとか…。日本人には真似できないリズムかもしれません。おそろしや…。

※広大なラマンチャのブドウ畑です。

進歩し続けない限りは退歩していることになるのです。目的を高く掲げなさい。by ナイチンゲール

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スペインワインまとめ <C>

目次

 

K 気候風土

スペインはヨーロッパ大陸の中でスイスについで山脈が多く、中央部のほとんどを占めるメセタ<4>と呼ばれる広大で高く平らな台地があり、国土の平均標高は660m<1>にもなります。

土壌は、ラ・マンチャ地方では赤い粘土質、アンダルシア地方のシェリーでは真っ白な石灰質、プリオラートのスレート、カナリア諸島ランサローテ島の火山性土壌などさまざまです。

基本的に日照量が多く雨が少ないと言えますが、大西洋岸にあるガリシア地方のように年降水量が1500mmという地域もあります。また、穏やかな気候の北東部や地中海沿岸のカタルーニャ地方などがある一方で、寒暖差が激しく、極めて乾燥した内陸部の大陸性気候と地方によって大きく異なります。

赤ワインのイメージが強いのですが、白ワインが生産量の約半分(ちょい少ない)を占めます。→La Manchaで大量の白が造られているからです。

有機栽培のブドウ畑の面積が約13万haで世界最大規模。上記のメセタに代表される大陸性気候がブドウを病害から守っているのも一因。カステーリャ・ラ・マンチャ・カタルーニャ・バレンシアの順で有機栽培面積が多い。

L ワインの歴史

・紀元前1100年<1>ころ、カディスに到着したフェニキア人によってワイン造りが伝えられます。<1>→シェリーの産地はカディス県にあります。

・711年 イスラム系のムーア人による支配のためワイン造りが停滞します。→シェリーという名称の由来

・1492年 キリスト教徒によるレコンキスタ(国土回復運動)が成就し、さらにこの時期に大航海時代<1>が始まりワイン造りは活気を取り戻しました。→シェリーやマラガ、カナリア諸島など、船の出発地や中継地のワインが大量に積み込まれました。

・19世紀後半のフィロキセラの害<1>によってフランスからの移住者がスペイン北部に移住しワイン造りに従事したことにより、大きく技術革新がなされました。<2>

・1926年 リオハにおいて原産地名保護のための統制委員会(Consejo Regurador)<3>が設立されました。→コンセホ・レグラドールと読みます。

・1933年 原産地呼称制度と共にワイン法がフランス(1935年)より早く施行されました。<1>→ワイン法制定は1932年

・1970年代に入り、独裁政権から立憲君主制に戻り、それまでの半鎖国的な状況から抜け出します。ワイン産業も復興し始めると共に輸出を意識した質を重視する方向へ転換することで、国際社会でも競争力を付けていくことになります。<1>EUに加盟した1986年<2>以降の革新は目覚ましい。

M 主要ブドウ品種とシノニム

主要ブドウ品種(生産量順に)
白ブドウ
① アイレン<3>(全体2位:減少傾向で21年にテンプラニーリョに抜かれました。それでも3位以下を突き放していますが…。)
② マカベオ(ビウラ)
③ ベルデホ

黒ブドウ
① テンプラニーリョ(全体1位)<1>
ガルナッチャ・ティンタ
③ ボバル
④ ガルナッチャ・ティントレラ
⑤ モナストレル<1>

※赤ワインの生産量が半分を少し超えます。<1>

主要ブドウ品種のシノニム<6>

下記はすべてテンプラニーリョの別名ですが、どの地方の呼び名かわかりますか?
→一つちょっと違うものが混ざってます。近々出てきます。
1. Tinto Fino
2. Cencibel
3. Tinto de Madorid
4. Tinto del Pais
5. Tinta de Toro
6. Ull de Llebre
7. Tinta Roriz

その他
・マカベオ=ビウラ<3>
・カリニェナ=マスエロ<2>=カリニャン
・モナストレル=ムールヴェードル<1>

N ワイン法

IGPとDOP
IGP(地理的表示保護)
・Vino de la Tierra<2>→地酒<1>。フランスのヴァン・ド・ペイに相当。

DOP(原産地呼称保護:101
・Vino de Calidad con Indicacion Geografica(V.C.=地域名付き高級ワイン<2>:現在7)
・Denominacion de Origen(D.O.=原産地呼称ワイン<2>:現在68)高級ワインの中核カテゴリー<1>
・Denominacion de Origen Calificada(D.O.Ca.=特選原産地呼称ワイン<2>:現在2 リオハとプリオラート)
・Vino de Pago<1>(V.P.<1>=単一ブドウ畑限定ワイン<2>:現在24)→DOやDOCaに認められていない地域でも可。最初に認められたのはDominio de Valdepusa<1>。DOCaと重なるとVino de Pago Calificadoを名乗れるが現在0。

熟成規定の表示
→残念ながら、覚えなくてはいけないようですが、下記くらいをサラッとでいいんじゃないですか。

・Crianzaの白・ロゼ<19・20>とNoble<18>=18ヶ月熟成義務
・Reservaの白・ロゼ<18>Anejo(アニェホ)=24ヶ月
・Reservaの赤とViejo(ヴィエホ)=36ヶ月
・Gran Reservaの白・ロゼ=48ヶ月

・Crianza、Reserva、Gran Reserva<1>の赤の熟成期間が順に二年、三年、五年であること。→クリアンサ(2)+レセルバ(3)=グランレセルバ(5)

さらに、
・Crianza<1>、Reserva<2>、Gran Reserva<2>の赤の熟成期間はおおよそ上記の1/3であること。→順番に6ヶ月、12ヶ月、18ヶ月ですが、まぁ1/3くらいでしょ。
白・ロゼの熟成期間はすべて共通の6ヶ月です。<1>

※熟成用の樽の容量上限は600ℓです。<2>

O 出題が見られる料理やチーズ

・Pimientos Relleos(ピミエントス・レリェーノス)<1>
赤ピーマンの肉詰め リオハの伝統料理です。

・Queso Manchego(ケソ・マンチェゴ)<1>
ラ・マンチャ
地方 羊 セミハード
おそらくスペインで一番有名なチーズです。2018年の論述試験に出題されて受験者には一躍有名になりました。

・ Idiazabal(イディアサバル)
バスク州<1> ケソ・マンチェゴと同じ 羊 セミハード です。

・ Cabrales(カブラレス)
アストゥリアス州 混乳(基本は牛乳) 青カビ<1>

【過去問】で確認です!

ソムリエ試験 過去問

【過去問】
スペインワインの熟成規定で、「Gran Reserva」の 赤ワインに関して、最低樽熟成期間を1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. 12ヵ月以上
2. 18ヵ月以上
3. 24ヵ月以上
4. 36ヵ月以上

【解説】
樽熟ですよ。五年の1/3だから…。

【過去問】
スペインで最初のD.O.Ca.を獲得したワイン産地を次の中から1つ選び、解答欄 にマークしてください。

1. Rioja
2. Priorato
3. Penedes
4. Ribera del Duero

【過去問】
スペインのワイン法による分類で、「Vinos de Pago」の意味に該当するものを次 の中から1つ選び、解答欄にマークしてください。

1. 地理的表示保護ワイン
2. 地域名付き高級ワイン
3. 特選原産地呼称ワイン
4. 単一ブドウ畑限定ワイン

【過去問】
紀元前 1000 年頃、ヘレスにブドウ栽培を伝えた人種を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. ギリシャ人
2. アラブ人
3. フェニキア人
4. ローマ人

【過去問】
スペインワインの熟成期間について、「Viejo」の最低熟成期間を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. 12 ヵ月
2. 24 ヵ月
3. 36 ヵ月
4. 48 ヵ月

【過去問
スペインで最も多く栽培されている黒ブドウ品種を 1 つ選び、解答欄にマークしてください

1. Garnacha Tinta
2. Bobal
3. Tempranillo
4. Merlot

【過去問】
スペインにおいて、「単一ブドウ畑限定ワイン」を意味するものを 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. V.C.
2. V.P.
3. D.O.
4. D.O.Ca.

【過去問】
スペインで黒ブドウ品種の栽培面積が第 2 位で、南東部の地中海沿岸のバレンシア州で主に栽培されているブドウ品種名を 1 つ選んでください。

1. Bobal
2. Tempranillo
3. Garnacha Tinta
4. Monastrell

【過去問】
次の 1-4 の中から「ビノ・デ・パゴ」の日本語表記として正しいものを 1 つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください

1. 特選原産地呼称ワイン
2. 原産地呼称ワイン
3. 地理的生産地表示ワイン
4. 単一ぶどう畑限定ワイン

【過去問】
スペインで原産地呼称制度ができ、ワイン法が発効された年を1つ選んでください。

1. 1920 年
2. 1926 年
3. 1933 年
4. 1970 年

【過去問】
スペインの D.O.P.赤ワインの熟成規定で、レセルバ(Reserva)の表示に必要な最低熟成期間を 1 つ選んでください。

1. 12 カ月
2. 18 カ月
3. 24 カ月
4. 36 カ月

【解説】
ねっ、覚えた通りでしょ。

【過去問】
スペインのワイン用ブドウ品種の中から最も栽培面積が大きいものを 1 つ選んでください。

1. Garnacha Tinta
2. Verdejo
3. Airen
4. Bobal

【過去問】
スペインの D.O.P. 赤ワイン熟成規定で、クリアンサ(Crianza)の表示に必要な最低熟成期間を 1 つ選んでください。

1. 6 カ月
2. 12 カ月
3. 24 カ月
4. 48 カ月

【過去問】
次のスペインの D.O. および飲み物に関する記述の中から誤っているものを 1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Toro, Ribera del Duero, Priorato は全てマドリッドよりも北に位置している。
2. Jerez de la Frontera で造られる Manzanillaはドライタイプのシェリーである。
3. スペインの大西洋地方 La Mancha はスペイン全体の50%にあたるワインを生産している。
4. Cava の熟成表示の Gran Reserva は瓶詰めから澱抜きまで 30 ヶ月以上経ったものに許される。

【過去問】
次のスペインの記述について正しい場合は 1 を、誤っている場合は 2 を選んでください。

「18 世紀後半、フィロキセラの害で畑を失ったフランス人たちがリオハやスペイン北部にやってきてワイン造りに従事した」

1. 正
2. 誤

【過去問】
スペイにンの Gran Reserva の赤ワインは、最低 60 ヶ月の熟成のうち、最低何ヶ月の樽熟成が必要か 1 つ選んでください。

1. 6 ヶ月
2. 12 ヶ月
3. 18 ヶ月
4. 24 ヶ月

【過去問】
次の1~4の中からスペインワインの品質分類である、デノミナシオン・デ・オリヘンの正しい原語を1 つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Denomination de Origin
2. Denomminacion de Origen
3. Denominesion de Origan
4. Denominacion de Origen

【解説】
正しく書ける必要はありませんが、選べるように確認しておきましょう。

【過去問】
次の1~4の中からスペインの黒ぶどう品種を1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Alvarelhao
2. Jaen
3. Carinena
4. Mandilaria

【過去問】
次の中からスペインの赤ワインについてReservaの規定に該当するものを 1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 樽熟成 12ヶ月以下
2. 樽および瓶内にて24ヶ月以上熟成、うち6ヶ月以上樽熟成
3. 樽および瓶内にて36ヶ月以上熟成、うち12ヶ月以上樽熟成
4. 24ヶ月以上樽熟成の後、36ヶ月以上瓶熟

【解説】
クリアンサ、レセルバ、グランレセルバの赤は二年、三年、五年の順ですから。

【過去問】
次の中からスペインの赤ワイン用ぶどう品種Tempranilloの別名として誤っているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Tinto Fino
2. Cencibel
3. Mazuero
4. Ull de Liebre

【過去問】
次のスペインのワイン法の歴史に関する記述の中から誤っているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 原産地保護の目的で活動を始めたのは、リオハ地方が最初で 1926 年にリオハ原産地呼称統制委員会を設立した。
2. リオハ原産地統制委員会を規範に、各地で原産地呼称統制委員会が立ち上げられ、それらを統轄する国の「ワイン法」が制定されたのは 1935 年である。
3. 1970 年にワイン法が新しく整備され「ぶどう園、ワインおよびアルコール飲料に関する法」が施行された。
4. 1986 年に EU 加盟後、大幅にワイン法が改正されたのは 2003 年である。

【解説】
おそらく解答として2.が求められているのだと思います。4.はEUではなくこの当時はECなので、正解は2.と4.ということになります。
1.と3.の選択肢は正しく、2.は1932年、4.もEEC(欧州経済共同体)に直せば正しいということになります。正しく直した選択肢をよく読んでおいてください。

【過去問】
次の記述について正しい場合は1を、誤っている場合は2を選んでください。

「スペインにぶどう栽培が伝わったのは、紀元前1100年頃のことで、フェニキア人が大西洋岸の町、現在のカディスに到達し、内陸のヘレス地域や地中海沿岸地域でワイン造りをし、交易に使った。」

1. 正    2. 誤

【過去問】
次の記述について正しい場合は1を、誤っている場合は2を選んでください。

「スペインで最も多く栽培されている黒ぶどう品種はTempranilloであり、Tinto FinoまたはCencibelとも呼ばれる。」

1. 正    2. 誤

【過去問】
次のスペインワインに関する記述の中から正しいものを1つ選んでください。

1. シェリーは英語名でその語源は711年から1264年まで この地域を支配していたアラブ人たちが現在のヘレスにつけた名前、シェリシュにある。
2. スペインワインの熟成規定で、Crianzaの表示が認められている赤ワインは最低36ヶ月の熟成を経ており、うち12ヶ月は樽熟成が必要である。
3. Riojaは首都マドリードから西北に約50キロに位置しているワイン産地である。
4. スペインは赤ワインの生産国のイメージが強いが、白ワインの生産量が約60%に及ぶ。

【過去問】
次の中からスペイン独自のワイン熟成規定において、Nobleの説明として正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 600L以下のオーク樽か、または瓶で、最低18ヶ月熟成させたもの。
2. 1,000L以下のオーク樽か、または瓶で、最低18ヶ月熟成させたもの。
3. 600L以下のオーク樽か、または瓶で、最低24ヶ月熟成させたもの。
4. 1,000L以下のオーク樽か、または瓶で、最低24ヶ月熟成させたもの。

【解説】
ノーブレ、クリアンサ白=18ヶ月、アニェホ、レセルバ白=24ヶ月でしたよね。

【過去問】
スペインで最も栽培面積の広いワイン用黒ぶどう品種を1つ選んでください。

1. Garnacha Tinta
2. Airen
3. Tempranillo
4. Macabeo

【過去問】
次の中からスペイン固有のぶどう品種で、スペインで最も栽培面積が大きいぶどう品種を1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Garnacha Tinta
2. Parellada
3. Airen
4. Tempranillo

【解説】
近年正解が変わってしまいましたが、選択肢はあります。

 

これでスペインも終わりですが、けっこう大変でしたね。ただ、CBT方式以降、出題が増えています(シェリーを除く)。ここはしっかり時間をかけて取り組みましょう。次回CBT想定問題でしっかり復習です。

何かございましたらこちらまで
info@majime2.com 牧野 重希





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