第8回

では前回に引き続き、この”こーざ”の卒業生である合格者の勉強に関する報告や感想を見ていただきたいと思います。

ですが、

その前に、私自身の勉強法がどうだったのかも念のためお伝えしておきますね。
大した勉強法でもないので一言でお伝えしますと、

過去問に始まり、過去問に終わる

全てはこれにつきます。→過去問の重要性は後の回でもお伝えするつもりです。
私は、ほぼすべての資格試験において「過去問を制する者は試験を制す」と考えていただいて良いと思っています。ソムリエ試験でもそれは変わりません。CBT試験でも一緒です。→エクセレンスでも基本は同じです。

過去問を知るということは、これから戦うことになる相手を知るということです。

有名な孫子の兵法にある、「彼(か)を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず」という言葉をご存知の方も多いでしょう。
「敵を知り、己を知れば、百戦して危うからず」、

つまり、「どんな出題があるのか、どの程度の難易度なのか」といった敵の情報を知るのに過去問は必須。
どの程度の実力を求められているかを知ることも、己の実力を計るうえで大切です。

逆に言えば、それをしっかり理解しておけば、「百戦して危うからず」(必ず合格する)と教えてくれているのです。

過去問を勉強のベースに据えることを、皆さんにもおすすめしたいと思っています。

この”こーざ”では、毎回の講座の終わりにほぼ必ず過去問を用意しています。勉強した内容がどのように問われるかを知ってほしいからです。もちろん単純な暗記に終始しなければならない部分もあるでしょうが、理想としては過去問を通して知識を定着させていくのがベストだと考えています。

次回から本格的に講座を開始します。是非、積極的に過去問に触れて下さい。

 

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さらに続けて、
・ワインの酸とアルコールについて
・各ブドウ品種の特徴
・白ワイン・赤ワインの特徴
・二次試験で出題されたワインの分析
・二次試験対策用のワインについて
・ワインのヴィンテージについて
等をお伝えします。二次試験において重要なことばかりですので是非ご購読ください。

こーざ卒業生に聞く、合格するための勉強法 2

 

前回と同様に合格者からの感想、勉強法に関する報告を抜粋してお伝えします。

昨年、2次試験で敗退しました。原因ははっきりわかっています。ソムリエ試験自体を理解していませんでした。スクールにも通いましたが、ある程度経験のある人を対象という感じで、ど素人の私には理解できないことがたくさん。それでもなんとか白ワインは少しわかる様になり、ブドウ品種は特定できましたが(白のみ)、コメントが全く取れていなかったと思います。

本当に悔しかったですし、ワインの事をもっと知りたい気持ちがあり、今年も2次試験に挑戦する事にしました。が、勉強の仕方がわからない…。悩みつつネットなどで色々検索していたところ”こーざ”にたどり着きました。そして、この”こーざ”の単発で参加できるテイスティングセミナーよってソムリエ試験のテイスティングがどのようなものであるかを知りました。

本番までの2~3週間は毎日”こーざ”にあるの過去に受験された方の二次試験受験報告を何度も読み返して、シュミレーションをしました。自分のルールを作る事、着席したらワインの外観を凝視して予想を立てる事、外観から香りで温暖産地または冷涼産地か筋道をつける事、味わいから酸とアルコールの強弱をつかむ事などなど…これまでの受験者の皆さんの報告書はとても役に立ちました。

この度、ワインエキスパートに合格したため、ご報告させていただきます。

5月中旬ごろに受験してみようと思い立ち、普段からワインを嗜むとは言え、ワインに関する知識は乏しい状態から勉強に励みました。仕事はシフト制かつ夜勤もあったため、日々の勉強時間は、仕事前・仕事後・休憩時間・電車の中などまちまちでした。

”こーざ”を拝読しながら勉強を進め、まだまだ覚えるべきことがあることを承知でも一次試験に挑むときはなぜか自信に満ちていました。おそらく”こーざ”で常々おっしゃっていた、絶対合格するという気持ちを忘れずにいれたからだと思います。(あとは合格祈願だるまを押していたからかな?)

一次試験合格後、二次試験まではつかの間でしたが、その間に”こーざ”のテイスティングセミナーにも参加させていただきました。また、マニュアルを熟読し主要品種は理解できるようにしようと自宅でテイスティングを続け、アップロードしていただいたテイスティングシートをコピーし、マークを繰り返しました。

二次試験では、白ワイン2種は自信があったのですが、赤ワインに関しては…いろいろと悔いが残りました。テイスティングアイテム発表、結果が出るまではやはり不安になるものですね…。

詳しい勉強方法は他の方と似たり寄ったりなので、省略させていただきますが、私は受験を決めた時に、自分の周りに合格するとを言ってまわりました。こうすると合格しないわけにはいかなくなるので、なかなか本腰を入れて勉強できない方にはオススメの方法だと思います。

長くなりましたが.、この度は何から何までお世話になりました。本当にありがとうございました。まだワイン道のスタート地点に立っただけということ、それから二次試験の悔いを忘れず、先人の知恵を吸収しながら一歩ずつ確実に歩んでいきたいと思います。

明けましておめでとうございます。ソムリエ呼称に無事に合格することができました。
年末の忙しさでご報告が遅くなりましたが、先輩方の報告が大変参考になりましたので、お役にたつかはわかりませんが、私のこの一年の経験をお伝えさせて頂きます。

私の場合、3月も終わりかけた頃にソムリエ試験を受けようと決意し、スクールに通うか独学かで迷いました。これまでソムリエ試験を受けようと思ったことすらなく、過去問を見ても全くわからず、初挑戦で独学というのは無謀かと思っていたところ、この”こーざ”の存在を知りました。

そして、この”こーざ”で独学で合格された方々のお話を読んで、初挑戦だからこそ、独学で自分がどこまでできるのかチャレンジしてみようと決意しました。
その頃、”こーざ”は本格的に始まっており、大体二か月遅れくらいのスタートでしたので、最初の一か月はまずは”こーざ”に追いつくことを目標に少しハイペースで勉強をしました。

私の場合は全くの初心者でしたので、まずは”こーざ”を読み、参考書に書き込み、フリーで見ることができるSommelier For Freeの動画を見て耳でも聞くというようにしました。そうして、どういうことを暗記したら良いのかというこがわかったところで暗記の作業に入ります。
ボリュームの軽いものは有名な語呂合わせで、ちょっと苦しいものは富田葉子先生の替え歌に頼り←You Tubeで検索するとヒットします。毎日家事をしながら、通勤時間、仕事の合間に繰り返し頭の中で反芻しました。その後、”こーざ”の過去問やCBT想定問題、問題集、過去問アプリを何度も解くという繰り返しを基本としました。

Sommelier For Freeはメジャーな項目のみですが、初心者にはとてもわかりやすく面白いこぼれ話なども楽しめます。富田先生の替え歌も同様で、メジャーなものはそのまま使えますが、近年問題数が増えたところなどは、替え歌だけでは対応しきれません。ただ、私には歌って楽しく覚えるというのが合っていたので、足りない部分は自分で新しく替え歌を作ったりしました。

一次試験期間が始まり、出題情報が出回り始めた頃から教本を読み始めました。それまでは、過去問を解いていてどうしてもわからないときに教本を開いてはいましたが、読み込んではいなかったので。(”こーざ”の過去問は答えを書かれていないので、参考書だけではわからないときに教本を開いていましたが、結果的に教本を見る習慣がつきました)
そして、基本が頭に入った状態で読む教本は、初めて開いたときと違ってとても面白いワインの本という印象で、読むことが楽しく、時間が足りないとは思いましたが、それほど苦しい作業ではありませんでした。

CBT方式の一次試験では、その国がどのようなワイン作りの歴史を歩んできたのか、その国と日本の繋がり、ワインと料理のマリアージュ、といったことが問われることが多いように感じました。

二次試験対策ですが、これは”こーざ”でもおっしゃられていますが、なるべく早めに始めることを強くお勧めします。日常的に仕事場でテイスティングできる方も多いと思いますが、私の現場はレストランではないので、”こーざ”のテイスティングセミナーに第一回から参加しました。この最初のセミナーでテイスティングしたワインは試験対策の基本で、お手本のような回だったなと、後に色々なテイスティングセミナーに参加して気が付きました。
その他のスクールのセミナーは一次試験が合格してから受けましたが、”こーざ”のセミナーだけは二次に進めるかわからない中でも、受けようと決めておりました。そして、”こーざ”のセミナーに全て出席したことで、自分の中で朧げながらもセオリー・パターンのようなものができました。セミナーの後に懇親会のある時もあり、残念ながら私は毎回都合がつかず参加できませんでしたが、独学の方にはここで同じ受験者の方と触れ合い気持ちを高めている方もいたようです。

必勝マニュアルも利用させて頂き、暗記し、テイスティングしてタイプ分けをして、コメントに〇を付ける、という作業を繰り返しました。毎日飲みすぎると感覚が麻痺するとアドバイス頂きましたので、一日置きくらいのペースで進めました。

三次試験対策。これはほとんど参考にならないと思いますが、実技で落ちる人はいないと色々な方がおっしゃっていたので、肝は論述なのかな…と思います。

一次試験の時に教本をかなり読んでいたので、論述で何も書けないということはありませんでした。一次試験の勉強の確認といったところなのでしょうか。文字数が足りない、白紙で出したという人がダメだったとネットで見ました。白紙で出す猛者がいたことにかなり驚きでしたが…。

この一年、”こーざ”において繰り返し「諦めなければ夢は叶う」という言葉を見てきましたが、自分が一年勉強を続けられたことで、その言葉を実感することができました。そして、自分の人生においても何かにこれほど一生懸命になれたということが、本当に大きな経験と自信になりました。

ソムリエバッジを付けた一年後の自分をイメージしてください、良いイメージを持つことはとても大切だと”こーざ”でよくおっしゃっていらっしゃいました。私も、合格してこの報告メールを書くことを夢見て一年を過ごして参りましたので、念願の報告メールです!

これからが本当のワイン道のスタートですが、この”こーざ”のおかげで良いスタートがきれました。

最後に自分の年齢で(30代後半)、初挑戦、独学でストレート合格は”こーざ”がなかったら成し得なかったと思います。心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

ワインスクールに通えない自分にはこの講座が無くてはならなかったし、テイスティングセミナーにもお金をかけて地方から参加してよかったと心から思っています(できれば懇親会にも参加したかったです)。

白ワインと赤ワインの違いしかわからないというレベル(笑)から、テイスティングしてある程度ブドウ品種を判断してコメントが浮かぶほどにまでなりました。自分でもびっくりです!これはテイスティングセミナーと必勝マニュアルのおかげです!この2つのおかげでなんとかここまで来ることができました。この”こーざ”に出会えていなかったら今頃どうなっているのだろうと思わざるをえません。

ブドウ品種が全く当たらなくて落ち込む事もありました。(回目のテイスティングセミナー大阪では1つしか当たりませんでした。笑)でもブドウ品種を当てることが全てではなく、テイスティングコメントや外観から味わいまでのセオリーを筋道立てて考えることが大切だと知り、そこから少し先が見えるようになりました。

試験を終えて思ったことは、テイスティング対策は早めにとりかかるべきだったということです。一次試験対策や暗記ものであれば電車の中でも喫茶店でも出来ますが、テイスティングとなると腰をすえて一定時間集中する必要があるからです。ですが、一次試験対策で手一杯であった私のテイスティング対策は、ほぼ”こーざ”のマニュアルを覚える事に終始し、あとは残りわずかな時間で実際にワインと向き合い、香りと味わいを比較するくらいしかできませんでした。それでもなんとか合格できたことは本当に運が良かった、もしかして奇跡だったのかもしれません。

一次試験対策は、勉強するリズムがうまく取れなかったこともしばしばでしたが、更新されれば追いつかなければと思い必死に食らいつくように勉強しました。

”こーざ”はこの内容をほぼ二日に一回更新されていることを考えると、正直我々受験生よりも時間に追われていたのではないかと思い、言い訳せず勉強せずにはいられませんでした。

独学で勉強していた自分には暗闇の中の目指すべき光のような存在でした。ありがとうございました。

 

”こーざ”に導き頂きましたこの一年でした。何より他に代え難いものは日々辛い試験対策を続けている私たちに向けた励ましの言葉の数々です。

必勝マニュアルは試験に臨むための基本的な考え方と合格するための基準を理解するのに役立ちました。テイスティングセミナーにおいてはある種の緊張感の中、二次試験レベルのワインを比較試飲し、そのワインの特徴を知ることで一つ先に進んだように思えました。

独学での初挑戦でしたが、ワインスクールにお金を使う事なく、その分ワインを買ってテイスティングすることに費やしました。

この講座を知ったのが6月後半頃で「こんな良い講座をどうして今まで見つけられなかったのだろう」と後悔しました。ちなみにワインは15年以上飲んでいます。前年の9月頃から独学で受験のための勉強を開始しておりました。

この講座は独学でソムリエ試験対策を進めていた私にとって素晴らしい講座でした。私はこの講座とソムリエ教本を中心に、田辺由美のワインブック2022年版も一部まとめに使いました。また、徹底的に過去問+想定問題を繰り返しました。

この講座に惹かれた理由は、良いことだけを言わないことが挙げられるのかもしれません。
失敗談や挫折感も正直に書かれています。忘れてしまうのはみんな一緒!みんな苦労している!あきらめたらそこで終わりだ!というフレーズが毎回のように出てきます。試験直前まで大いに勇気をもらいました。


百数十回におよぶ”こーざ”から2次試験の必勝マニュアルまで大変お世話になりましたので、お礼のメールをいたします。 私は3月頃から約8ヶ月、”こーざ”に沿って勉強するのみでソムリエ試験に合格することができました。地方在住のためスクールなどにも通えず、近くに受験仲間もいない環境だったので不安いっぱいでした。 ”こーざ”は、独学の人やワインに不慣れな人、時間のない人でもなんとか合格まで持っていけるようにポイントを押さえて構成されており、私にはとてもありがたかったです。

また、試験内容以外にも、ワインにまつわる話や経験談、日々の励ましの言葉などの読み物としても充実していることも素晴らしいと思いました。実際に教室に出向いてスクールを受講しているような気分になりました。さらに、ソムリエの仕事やワインのおもしろさ・奥深さ、たまには本気でがんばってみることの大切さも学ばせていただいた気がします。
2次試験については、他のサイトや参考書を見ると色んな意見が書いてあり、何を信じるべきか大いに悩みました。しかし、”こーざ”を中心に勉強して1次を突破できたので、2次も浮気せずに”こーざ”の方針を信じることにしました。公開された2次の得点配分を見ても、”こーざ”の「テイスティングコメント重視」の方針が正しかったことがよくわかりました。

最後になりましたが、本業がお忙しい中、後輩のためとは言えここまで素晴らしい講座を開いて下さって本当にありがとうございました。これから周りでソムリエ受験を考えている人がいれば、全力で勧めたいと思います。

毎日お忙しいと思いますが、お身体ご自愛ください。

私がこのサイトを見つけたのは偶然でした。
4月になり、そろそろ本格的に筆記の勉強をしないと間に合わへんな…との思いはありましたが、なんせあの分厚い教本と向かい合うとどうも眠たくなってしまって。独学で頼る人もいなかったので、当初は教本を片っ端から読み漁るという途方もないやり方でした。ある日、もっといい勉強法があるんちゃうかなぁとの思いでネットサーフィンをしていた時に”こーざ”に辿り着きました。

読んでみると教本の重要箇所をピンポイントで解説されており、非常にわかりやすくまとめてありました。そして、この日から毎日机に向かえるようになり、かつ楽しみながら試験対策を進められるようになりました。

一次試験に関しては、”こーざ”の教えに沿って教本にマークし、あとはその箇所をひたすら暗記する。問題集は一冊だけ購入し、電車の中で確認する程度の活用でした。そして、一発で一次試験を突破しました。

このサイトに出会わなければ、受験することさえ諦めていたかもしれません。

そして二次試験対策です。
最初はテイスティングと言ってもまず、何をどうやればいいのかさっぱりわかりませんでした。

一次試験の勉強と並行して本で大まかなの流れを学んだり、テイスティングも手探り状態ながらも少しずつ進めていました。また、苦労しながらも”こーざ”で”感じたことを書きなさい”というのでそれも続けました。それでもいまいちピンとくることもなく、こうなったらとにかく”こーざ”のセミナーに参加して、そこを頼りにやるしかないと考えました。そして、実際にセミナーに参加して、これまでわけもわからずテイスティングし言葉にしていた辛い訓練が無駄ではなかったことを実感したんです。なんというのでしょう、セミナーで聞く言葉(コメント)がすんなり頭に入るような、実際に二次試験に使用されているテイスティング用語選択用紙のコメントが目に飛び込んでくるような。この瞬間に”あっ、少しずつだけどワインがわかってきているのかな”と思い、ちょっとした自信になったことで、その後のテイスティング対策をスムーズに進めることができたように思います。

セミナーに参加してからは、試験本番と同じテイスティンググラスを購入し、ワインも赤白合わせて計30種類くらいを準備しました。→グラスは例えばこちら。国際規格INAOのグラスが二次試験に使用されます。 【6脚セット】送料無料 箱入り ロナ テイスティング グラス 国際規格 INAO 210ml (ワイングラス)

周りに頼れる人もいないのでテイスティンググラスの裏に番号の書いたシールを貼り、それを番号順に並べ、入れたワインボトルをそのグラスの後ろに起き、グラスをシャッフルするという手順でひたすらブラインドテイスティングを繰り返しました。

無事、合格することができた今だから言えることですが、試験対策のやり方なんて多少の違いはあれそれほど差はなく、なによりも一つの方向性を持って、何かを信じて諦めずに継続することだと、今後受験される方に強くお伝えしたいです。

一次試験対策は本当に寝る間を惜しんで努力しました。自分なりにスケジュールを組み、その通りに進められたことが奇跡的だと感じています。しかし、その反動で一次試験が終わった途端、燃え尽き症候群に…。

二次試験に向けてどのような対策をしたらよいのか、なんとなくわかるような、でもわからないような…そんなこんなでしばらくボーっと過ごしてしまい、あと二週間を切ってからいよいよヤバいかも…と対策をはじめる始末。ただ暗記すればいい、という一次試験対策に比べて、どういう状況が待っているのかがわからないだけに、例えるなら散らかりすぎた部屋をどこから片付けるとよいのかわからないまま日が暮れる状態…でした。

正直、必勝マニュアルがなければ合格はありえませんでした。この短期間で本当になんとかなったからです(お酒は大好きで、一次試験対策と並行してテイスティング対策も少しずつ進めてはいましたが)

合格を手にした今、この講座に対する第一声は、とにかく”感謝”です。あの膨大な教本の内容から大事なところを抜粋してもらえたことだけでもありがたいのに、さらには、楽しい前説の四方山話。そして、励ましの言葉。最後に藁にもすがる思いで暗記した必勝マニュアル。

ネットという媒体ですが、血の通ったメッセージがしっかりと伝わり、本当に支えになりました。

ご指導の甲斐あり、ソムリエ呼称の合格を勝ち取ることが出来ました。
試験対策期間中の仕事と勉強との両立は、皆さんが経験されている事ですが、本当に本当に過酷でした。

でも、そんな苦労話も今は胸を張って笑って話せます。結果が伴わなければそれも叶わなかったでしょう。そして、この合格はこの講座がなければ絶対にありませんでした。

勉強面では各チャプターの重要ポイントを絞ってご教示頂き、本当に助かりました。しかし、それ以上に力強いお言葉の数々で精神面のサポートをして下さった事、本当に感謝の言葉が見当たりません。あの言葉がなければ合格を追い続ける為の「自信」と「気迫」を維持する事が出来なかったと思います。本当です。

合格できる!と自分を信じられるようになったことで試験当日も良い緊張感を持って試験に挑むことができました。

いつかエクセレンス呼称に挑戦するその時にも、この講座が続いていることを強く願います。それほど大きな心の支えでした。

必勝マニュアルにある「ワインをタイプ分けし、その模範テイスティングコメントを暗記して当てはめる」という二次のテイスティング対策は実践的で、本当に感動ものでした。

あのブドウこのブドウと手をつけたくなることもなく集中できましたし、経験の浅い私が試験中にワインから感じたことをテイスティングコメントとして答えるという正攻法では全く時間が足りないと思いました。タイプ分けし、パターンに当てはめるという考え方を指導されており、その一連の流れを繰り返したおかげで焦らず対応できたことも本当に良かったと思っています。

二次のテイスティングは基本ブドウ品種の特徴を理解し、タイプ分けすることに尽きます。そして、テイスティングコメントは覚えてしまえばいい。そう考えると、二次のテイスティングもなんとかなると思えました。

合格した今だから言えることですが、基本品種(シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、ピノ・ノワール)が判別できれば十分。
これでブドウ品種は最低一つは正解できます。その他のアイテムはブドウ品種を落としたとしても、タイプ分けさえ間違えなければ暗記した模範テイスティングコメントで乗り切れます。テイスティングコメントが配点のほとんど占めるからです。

とにかく、あえてブドウ品種にこだわらないことだと今は思えます。

来年度以降受験される方に参考にしていただきたいなと思います。

4月にソムリエ試験受験を思い立ち、遅めのスタート。
ワインスクールの要点暗記のみを繰り返す勉強法に不安を覚え、ウェブを徘徊してこの講座にたどりつきました。

『疲れているのは皆同じ、今日少しでもがんばりましょう』の言葉に何度励まされたことか。

私は数年間アメリカのレストラン業に携わった後帰国し、現在は飲食事業の責任者の任に就いております。長時間労働、薄給、低価格競争が取りざたされ、ブラックだなんだと言われることの多い日本の飲食業の在り方に悩む日々を過ごしております。
しかし、試験会場で目にした飲食業界で高みを目指し、長時間労働にもかかわらず努力し勉強してきた人達がこれだけたくさんいるんだと思ったとき、ここでも励まされる思いでした。

何かを思い、感じていただけたなら幸いです。ぼんやりとでも合格までの道のりをイメージできるようになれば試験対策もうまく進められるはずです。

それでは次回、フランス・ボルドーから今年の試験対策を本格的に始めます。ついてきてくださいね。

何かございましたらこちらまで
info@majime2.com 
牧野 重希

牧野 重希