【一次試験受験日前日に読んでください】ソムリエ試験一次、前日の心得

ちょっとまじめに管理人の牧野です。
とうとう明日一次試験というところまで来てしまいました。今の気分はいかがでしょうか?
やり残した事や手が回らなかった所もあると思います。そしておそらく、あなた以外の受験者もきっと同じように「時間が足りなかった」と思っていることでしょう。
それでも、とにかくやることをやってここまで来れました。あきらめてしまう人もいます。誰もがここまで来ることができるわけではありません。
この”こーざ”では、常々”自分を信じて前に進んでください”と言い続けてきました。資格試験対策に方法論や能力も多少は必要だとお話はしましたが、なによりも心のあり方が一番大切で、合格するという思いの強い方が結果を出すと信じています。
明日一次試験本番となりますが、今だからこそさらに強く合格した自分の姿を意識してみてください。これは試験開始前に心を落ち着けるためにも効果的です。
程度の差はあれ、誰もが不安を覚え、それなりに緊張している状態で試験に臨むものです。でも、皆さんはこれまで十分に努力しました。
ここまでたどり着いたあなたなら絶対に大丈夫です!
最後まで自分を信じて、まずはワイン道最初の関所を突破してください。
ソムリエ試験一次、前日の心得
試験前、誰もが緊張するなか、私があなたにお伝えできることをお話しします。
今夜、眠れないならそれでもいい。
私は基本的に落ちるように眠ってしまうタイプなので、普段眠れなくて困るということはないのですが、緊張が強い場合は別です。
早朝出発で絶対に遅刻できないような用事があったりした場合、「眠れないと明日大変だなぁ」なんて考えると反対にダメで、結局寝たのか寝てないのかよくわからないような感じで朝を迎えてしまったりします。
でも、一日くらい寝なくてもぜんぜん大丈夫なんです。例えば、これまで眠れなかった次の日にものすごく困ったことはありましたか?
まぁ、もちろん寝なかった日よりは日中眠いわけですが、忙しかったり集中した出来事があった場合は眠気もどこかへ行ってしまうことがほとんどではありませんか?
不安になる気持ちはわかりますが、ほとんど何も問題がないものです。私はエクセレンス試験の前夜もほとんど眠れませんでした。正直そこまでに積み上げてきたものが大きかっただけに緊張度もすごくて、(お恥ずかしい限りですが)布団に入って静かにしていたら不整脈が出ていることに気づいたぐらいです(笑)
その時も、まぁ緊張するのも仕方ないかと寝るのをスッパリあきらめ、朝まで勉強していたのを思い出します。
試験中の眠気を心配されるでしょうが、極度の緊張状態ですから眠気を感じません。もちろんぐっすり寝て気持ちの良い朝を迎えて試験に臨むことがベストですが、眠れない人もたくさんいるので心配しないでください。
そして、眠れないならそれでもいい、布団の中で復習でもしようかな。まだ復習する時間がある私はツイている!くらいの気持ちが合格を導きます。
自宅(ホテル)から試験会場までの道のりをイメージ
私は試験に限らず、割と前もって予定を立てる方の人間です。
初めて行く場所でイメージできなくても、今は便利なアプリがいっぱいありますから、ここで電車からバスに乗り換えて等と事前に頭の中で整理することで突発的な事故に巻き込まれた時に対処できる確率が高くなります。そして、私はこうすることで安心し落ち着くんです。今はグーグルのストリートヴューなどもありイメージが掴みやすいですから、試験会場の確認を含めて一度お試しください。
試験問題を前にして
2018年から試験の形式が変わり、パソコンとマウスを使って進めることになりました。これまでのマークシート形式とは若干勝手が違ってくるかとは思いますが、基本的な考え方は同じです。
よく言われることですが、わからない問題は印を付けて後回しにし、どんどん先に進むことです。わからない問題に時間をかけてもどうにもなりません。できる問題を確実に得点に結びつけることが大切です。CBTになっても、あとで見直す問題にはチェックができるようになっており、その指定した問題に簡単に戻ることができますので安心してください。さらに、メモ用紙も会場で配布され使用できます。(試験終了後、回収されます。)
さらに、CBTで出題がランダムになったがゆえのラッキーもあったりします。他の問題文にわからなかった問題のヒントがあったりするのです。→ごく稀ですが答えがでているケースもあります(笑)
なので、わからない問題が続いたりしても慌てず、次に進みましょう。落ち着いて問題を進めれば、戻ってきたときにヒントを持って帰ってこれるかもしれませんし、そうでなくても脳の中で何かが繋がって思い出すことができるかもしれませんから。
また、出題範囲となる国の名前や項目、例えば「フランス」や「酒類飲料概論」といった情報が問題の上に表示されています。どの範囲からの出題かわかっているだけで問題文もすんなり頭に入ってくるはずです。忘れず確認しましょう。
やりにくい部分を強いて言えば、問題文を読むときに重要なところ、例えば「誤っているものを選びなさい」などの問題のポイントとなる箇所に下線を引きながら読み進めることができなくなりました。選択肢に何か印をつけてということもできません。それでも、重要なところに線を引いているイメージで問題文、選択肢を読んでください。しっかり意識することで、間違いなくミスが減ります。
スピードは意識しつつも落ち着いて、わからない問題は飛ばして確実に先に進めば私は時間切れということにはならないと思っています。
さて、私が皆さんを応援できるのもひとまずここまです。あとはご自身の力で一次試験を突破しなくてはなりません。
あなたは合格します!!
皆さんの一次試験突破を心よりお祈りいたします。
牧野 重希