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赤ワインの尺度~ソムリエ協会の求めるベリー系の香り

2023/09/21
 
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第125回

おはようございます。

そして厳しい夏となるなか、最後の最後まで一次試験対策の追い込みをされている皆さん、本当にお疲れ様です。
泣いても笑っても本日を含めてあと一週間、今までこんなに頑張ったことないというぐらい、頑張ってみましょう!
→声を大にして言えませんが、出題情報もちゃんと参考にしてください。ちょっとまじめにチーム戦です。

そして最後まで、なにがなんでも合格するという気持ちをもってのぞんでください。
頑張るだけ頑張ったら、当日は運を天にまかせましょう。

ここまでついてこられた皆さんなら、絶対に合格できると信じております。

さて、本日はメルマガの復習最終回です。

一昨日にアップした二次のテイスティング必勝マニュアル+必勝講座2023のなかでも触れていますが、このベリーの香りはブドウの熟度や産地の気候を探るうえでとても重要であり、ソムリエ協会も重要だと考えている部分です。

短いですが、2次試験に向けてしっかり意識しておいてください。


ぬるま湯から出る決意をした瞬間、人間の成長は始まる。自分よりちょっと上にある不快ゾーンに手を伸ばそう。
by 紫舟(書家)
※↑いつぞやのコンフォートゾーンの外のお話ですね。表紙はブルーベリーです。

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赤ワインの尺度~ソムリエ協会の求めるベリー系の香り

 

今回はとっても短いですが、二次のテイスティングにおいてとっても大切なことをお伝えします。

ブログで参考書籍として紹介した石田さんの10種のぶどうでわかるワイン」にベリー系の香りのついての記述があります。非常に大切なことなのでここで読み返してみたいと思います。→この本はソムリエ協会の重鎮である石田ソムリエがブドウ品種について感覚的なことも含めて書かれています。必読をおすすめします

10種のぶどうでわかるワイン

P103より原文より抜粋

・スグリ
味わいは軽く、酸味が主体のフルーツです。ワインはフレッシュで、若々しく軽いタイプを示します。

・ラズベリー
味わいはより強くなり、酸味も強いです。若々しいワインですが、より濃縮感があります。

・ブルーベリー
実もしっかりとし”カリッ”とした噛みごたえがあります。酸味と甘みのバランスがとれた味ワインとなります。

・カシス
甘さを連想させる香りがはっきりと感じられます。酸味もありますが、甘みや豊かさのあるワインです。

・ブラックベリー
凝縮感がとても強そうです。成熟度の高さが際立ちます。

・ブラックチェリー
酸味よりも、甘み渋みが前面に出ています。 

何の香りがするかととらえること以上に大切なのは、香りの変換をスケール(ものさし)と考え、成熟度合いを推測するためにベリーフルーツに例えることです。

この部分です。ソムリエ協会を司る方がこれが基準だ!とおっしゃっているのです。実際に「カシスの香りがするから」「これはブルーベリーっぽいな」なんて私たちがどう感じるかというレベルのお話ではありません。

スグリ→ラズベリー→ブルーベリー→カシス→ブラックベリー→ブラックチェリー

こんな目盛りのついた”ものさし”があるというイメージです。目の前にある赤ワインの成熟度がどのベリー系果実に当たるのか、ブドウ品種別にどのベリー系果実のニュアンスが顕著なのかを意識する必要があるということです。

香りの強弱、凝縮感から上記のベリー系フルーツに当てはめ、これくらい成熟しているから例えばカシスだなとソムリエ協会の基準で判断できることが二次試験的に大変重要なポイントです。
→石田さんも書かれていますが、”ブドウの成熟度を「中間より上」と感じたならカシスといえばよい”ということです。まぁ、正直難しいです。最終的に、テイスティングコメントを覚えていただきますので、その時にカシスであればこの位置なんだなと思えれば十分です。

ブドウ品種別の石田さんの目安
・カベルネ・ソーヴィニヨンはカシス
・メルロはブルーベリー
・ピノはラズベリーからブラックチェリーまで様々
・シラーはブラックベリーブラックチェリー
とこのように石田さんが書かれていますから、間違いなく一つの基準になります。

上記のベリー系果物の実際の香りを知ることが本当は大切なのですが(そんなことやってる時間もありませんので)、ソムリエ協会的にはこのベリー系果実を用いて特に黒ブドウの成熟度を表現しているんだということを理解しておいてください。

何かございましたらこちらまで
info★majime2.com 牧野 重希





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