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頑張り過ぎのあなたにお伝えしたいこと。

2020/10/02
 
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第129回

一次試験を終えてホッとしたのも束の間、あっという間に10月になってしまいました。泣いても笑ってもあと10日と少し、もうジタバタしてもどうにもなりません。ですから、これからは何よりも体調管理を優先して当日を迎えることを意識しましょう。テイスティングですから、体調に左右されることは明白です。

今回は”そろそろテイスティングするペースを落とし、その分イメージトレーニングに切り替えましょう。集中してテイスティングし続けると疲れるんですよ。”というお話です。

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頑張り過ぎのあなたにお伝えしたいこと。

 

さて、二次試験まであと10日と少しとなりました。毎日テイスティング漬けの日々だと思われますが、頑張り過ぎてしまうあなたにお伝えしたいことがございます。

テイスティングの頻度、量にもよりますが、集中してテイスティングし続けると気づかないうちに口の中が疲れてきます。アルコールは思った以上に刺激が強く、さらにかなり神経を集中させてテイスティングしているでしょうから、普段毎日お酒を飲んでいる方でも全く違う状態になっていく可能性があります。単純に舌が疲れるんです。→もちろん個人差があるでしょうから全く大丈夫な方もいらっしゃるとは思います。

ですから、これから二次試験本番に向けて、徐々にテイスティングする量を減らしていきましょう。一日テイスティングしたら一日休む。そして、二次試験二日前くらいからはテイスティングしてもサラッと確認する程度に止める。こんなイメージで。

ただ、まだぜんぜん間に合っていない人は、こんなこと言っている場合ではなく、頑張らなくてはいけないかもしれません。



これは私自身が実際に経験したことです。

私はフランス時代にパリで行われたワインコンクールに出場したことがあります。出る以上は良い成績を収めたいですから、筆記対策とテイスティング対策を並行して毎日かなり頑張りました。
特にテイスティング対策に関しては、当時勤めていたレストランのシェフとスタッフ、また近所に住むワイン仲間が連日連夜協力してくれました。私自身が買い揃えたさまざまなワインやその仲間達が持ち寄ってくれたワインで毎日ブラインドテイスティングできる環境を作ってくれたのです。→もちろん、彼らも飲むことが大好きであったことは言うまでもありません。

そして、そのブラインドテイスティングはコンクール前日まで続きました。

私は本気で優勝を狙っていました。しかし、残念ながら結果は二位でした。とっても悔しかったのですが、ワインのプロが四十人集まった中での結果でしたから、満足感やそれなりの達成感がありました。
そして、コンクールを終えてしばらくしてからあることに気がついたのです。

どうも口の中がおかしい…。
ちょっと荒れているような感じで、やや痺れも感じます。とはいえ、生活に支障をきたすほどでも、苦痛をともなうこともありません。
このことを何気なく職場で話したところ、シェフから『君があまりにも頑張っていたから何も言えなかったけど、毎日あれだけの量を真剣にテイスティングしていたら、ワインがわかる以前に舌が麻痺するんじゃないかと心配していたんだ』と言われました。

そうです。私の舌は連日のアルコール漬けで、さらにかなり集中してテイスティングしていましたから、舌が疲れきっており、少し麻痺していたのです。そう考えると、その麻痺した状態でコンクールに臨んだのであろうことに思い当たり、やりすぎたことに対して少しだけ後悔しました。

はっきり覚えていませんが、一日に最低10種類はテイスティングし、そのあと小一時間ほどは普通に飲んでいました。ただの飲みすぎだとは思いますが、この時期は通常時よりもお酒の量は少なかったはずなんです。←いつもどれだけ飲んでいたんですか!

本当に毎日同僚や仲間、そしてシェフまでがいろんなワインを持ち寄ってくれてテイスティングに付き合ってくれました。そんな仲間に恵まれたこと、そしてある目標に対して本気で取り組めたことは私にとって大きな財産となりました。



普通に飲むのとテイスティングするのはぜんぜん違うんです。

私が飲みすぎだったという説もあり、全ての方に当てはまるわけではないかもしれませんが、試験当日に向けて、徐々にテイスティングする量を調節し、口内の状態にも気を配っていただきたいという私の経験談でした。

そして、もう新しいブドウ品種に手を出すのは一切やめましょう。今、自分の持っている力でなんとか合格できないかと考えるんです。絶対にこちらの方が合格する可能性が高いです。ブドウ品種なんて、一つか二つ当たればいいんですから。

これから10日間、二日に一回くらいのテイスティングにして、その減らした分、寝る前に二次試験本番を想定した主要ブドウ品種ごとにイメージトレーニングを行いましょう。二次試験は想像以上に時間がないものです。また、緊張するでしょうし、雰囲気に飲まれてしまうかもしれません。それでも、事前にイメージすることで対処できる確率があがりますし、心構えがあるのとないのでは全く結果が異なります。

このイメージトレーニングがうまくいくようになれば合格は間違いありません。

今日はこれだけです。

何度も繰り返しますが、最後まであきらめてはいけません。あきらめたところで全てが止まってしまいます。私は皆さんの合格を信じております。

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩






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