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頑張り過ぎのあなたにお伝えしたいこと。

2024/09/27
 
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第143回

一次試験を終えてホッとしたのも束の間、あっという間に10月が目前です。泣いても笑ってもあと10日程度、最後のラストスパートですが、これからは何よりも体調管理を優先して当日を迎えることを意識しましょう。テイスティングですから、体調に左右されることは明白です。

今回は”徐々にテイスティングするペースを落とし、その分イメージトレーニングに切り替えましょう。あまりにも集中してテイスティングし続けると疲れるんですよ。”というお話です。

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頑張り過ぎのあなたにお伝えしたいこと。

 

さて、一次試験を終え、9月に入ってからは毎日テイスティング漬けの方もいらっしゃると思います。そんな、頑張り過ぎてしまうあなたに、この”こーざ”からお伝えしたいことがございます。

テイスティングの頻度、量にもよりますが、集中してテイスティングし続けると気づかないうちに口の中が疲れてきます。アルコールは思った以上に刺激が強く、さらにかなり神経を集中させてテイスティングしているでしょうから、普段毎日お酒を飲んでいる方でも全く違う状態になっていく可能性があります。単純に鼻と舌が疲れるんです。→もちろん個人差があるでしょうから全く大丈夫な方もいらっしゃるとは思います。

ですから、これから二次試験本番に向けて、徐々にテイスティングする量を減すことを意識しましょう。そして、二次試験2日前くらいからはテイスティングしてもサラッと確認する程度でいいように計画を建てる。こんなイメージでいきましょう。

ただ、まだぜんぜん間に合っていない人は、こんなこと言っている場合ではなく、頑張らなくてはいけないかもしれません。

この”こーざ”がなぜこのようなススメをするかには理由があります。

これは名誉管理人の松岡氏が実際に経験したことです。

フランス時代にパリで行われたワインコンクールに出場したことがある松岡氏は、出る以上は良い成績を収めたいと、筆記対策とテイスティング対策を並行して毎日かなりの練習をしたそうです。
特にテイスティング対策に関しては、当時勤めていたレストランのシェフとスタッフ、また近所に住むワイン仲間たちが連日連夜協力しにかけつけ、ご自身で買い揃えたさまざまなワインや、その仲間達が持ち寄ってくれたワインで毎日ブラインドテイスティングできる環境を作ってくれたそうです。

そして、そのブラインドテイスティングはコンクール前日まで続きました。

松岡氏は本気で優勝を狙っていましたが、残念ながら結果は二位となりました。それでも、ワインのプロが四十人以上集まった中での結素晴らしい結果です。

しかし、コンクールを終えてしばらくしてからあることに気がつかれたそうです。

「どうも口の中がおかしい…。」
ちょっと荒れているような感じで、やや痺れも感じ、とはいえ生活に支障をきたすほどでも、苦痛をともなうことない。
このことを何気なく当時の職場で話したところ、お店のシェフから『君があまりにも頑張っていたから何も言えなかったけど、毎日あれだけの量を真剣にテイスティングしていたら、ワインがわかる以前に舌が麻痺するんじゃないかと心配していたんだ』と言われたそうです。

つまり、松岡氏の舌は疲れきっており、少し麻痺していたということです。連日かなり集中して思いっきり五感をフル回転、ある意味酷使しながらテイスティングをしていたために、舌が完全にやられてしまったのです。その麻痺した状態でコンクールに臨んでしまったことに後に気づき、やりすぎたことを反省したそうです。→しかし、それだけの努力をされたから2位に入賞されたのだとも思います。

だいたい一日に最低10種類はテイスティングし、そのあと小一時間ほどは普通に飲んでいたそうです(笑)。でも、この時期は通常時よりもお酒の量は少なかったはずだそう。←いつもどれだけ飲んでいたんですか!

このことで知っていただきたいのは、普通に飲むのとテイスティングするのはぜんぜん違うということです。

もちろん、全ての方に当てはまるわけではないかもしれませんが、試験当日に向けて、徐々にテイスティングする量を調節し、口内の状態にも気を配っていただきたいのです。

私も、この松岡氏の話を教訓に、当日のコンディションにはとても気を使いました。

そして、もう新しいブドウ品種に手を出すのは一切やめましょう。今、自分の持っている力でなんとか合格できないかと考えてください。絶対にこちらの方が合格する可能性が高いです。ブドウ品種なんて、一つか二つ当たればいいんですから。

これからは徐々にテイスティングする量・頻度を減らし、最後の一週間は2日~3日に一回くらいのテイスティングにして、その減らした分、寝る前に二次試験本番を想定した主要ブドウ品種ごとにイメージトレーニングを行いましょう。二次試験は想像以上に時間がないものです。また、緊張するでしょうし、雰囲気に飲まれてしまうかもしれません。それでも、事前にイメージすることで対処できる確率があがりますし、心構えがあるのとないのでは全く結果が異なります。

このイメージトレーニングがうまくいくようになれば合格は間違いありません。

本日お伝えしたいことは以上です。

何度も繰り返しますが、最後まであきらめてはいけません。あきらめたところで全てが止まってしまいます。

私は皆さんの合格を信じ、最後まで応援いたします。

何かございましたらこちらまで
info@majime2.com 牧野 重希





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