スイス <A>「スイスのブドウ品種、シャスラって知ってますか?」

第64回

おはようございます。

強敵であるイタリアが終了し、本日よりその他のヨーロッパの国々に移行します。大物としてはオーストリア・ドイツがあるのですが、まずはフランスのお隣、スイスの勉強です。

ブルゴーニュの右側、もっと言えばジュラ・サヴォワ地方の東に位置しており、ブドウ品種に共通点があったり、似たようなチーズがあったりします。栽培面積1位のブドウ品種はピノ・ノワール、なんとなく以外ではないですか?
スイスの中で最もブドウ栽培が盛んなのがフランスと接した西側(スイス・ロマンド)であることも理由として挙げられます。→約8割を占めます。
そして、そのピノ・ノワール以上にスイスの重要なブドウ品種として挙げられるのがシャスラです。栽培面積は第2位、白ブドウでは面積最大、さらにスイスのグラン・クリュと称されるような畑には必ずこのシャスラが植えられています。

スイスのワインは生産量が少ないうえに輸出量もごくわずか(全体の1~2%)という特徴があり、日本市場でもあまり見かけることがありません。そんなスイスワインですが、数回このシャスラを飲んだことがあります。

あまり特徴的な個性がなく、ニュートラルなイメージ。日本の甲州や、フランスのミュスカデなどが近いイメージでしょうか。
→トップレンジのシャスラを飲んだことがないのも理由かもしれません。

先日、ブラインドワイン会で登場したのですが、その時にも全くわかりませんでした。チーズ・フォンデュに使われるのもこのシャスラだそうで、良い意味でクセの無いニュートラルな味わいが、逆にチーズの個性や味わいを引き立たせるのかも…なんて思った次第でした。

なんとも、まとまりのない話でしたね。
ということで本日はスイスです。
→どういうことじゃ!と言わずに広い心でご容赦ください。ブドウ品種はなんとなく覚えたでしょ?

※表紙の写真の解説。テラス状に広がる葡萄畑と栽培農家の小さな村が織り成す景観が2007年に「ラヴォー地区の葡萄畑」のとしてユネスコの世界遺産に登録されました。

明日はなんとかなると思う馬鹿者。今日でさえ遅すぎるのだ。賢者はもう昨日済ましている。 by チャールズ・クーリー(社会学者・アメリカ)

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スイス <A>

 

スイスはこれまであんまり出題されておりませんでした。輸出量が圧倒的に少ないからかもしれません。しかし、CBT方式以降、流れが変わったようです。ここはしっかりと見ていく必要があります。


地図は旅のとも ZenTechさんにお借りしました。ありがとうございます。

目次

 

A スイスワインの概要

地理的にはフランスの東に位置し、ドイツ、オーストリア、イタリアに囲まれています。国土の70%をアルプス山脈とジュラ山脈<1>が占め、大小1500の湖が点在します。土壌はジュラ紀・白亜紀の石灰質土壌が中心です。

・スイスのワイン産地は大きく三地域に大別されます。→2024年からドイツ語圏・イタリア語圏の呼び名が変わりました。
スイス・ロマンド:フランス語圏
ドイチュシュヴァイツ:ドイツ語圏
シュヴィツェーラ・イタリアーナ:イタリア語圏

・白ワインが56%、赤ワインが43%、ロゼが1%。

・果実飲料の糖度はBrix値を使用<1>

※地図問題が出題されています。<2>ValaisとVaudのような主要産地の場所は押さえておきましょう。

B 主なブドウ品種

白ブドウ
シャスラ=グートエーデル=ファンダン(Valais)=ドラン(Vaud)=ペルラン(Geneve)<3→栽培面積第2位(白ブドウではNO.1<1>)、白ブドウ栽培面積の55%を占める。
②ミュラー・トゥルガウ→ドイツ語圏で
③シャルドネ

その他、Valais州のHeida(サヴァニャン・ブラン)、プティット・アルヴィンなどは古くから伝わる白ブドウ品種です。

黒ブドウ<1>
ピノ・ノワール=ブラウブルグンダー(Blauburgunder<1>=Clevner→栽培面積第1位<2>、黒ブドウの約46%を占める。
②メルロ→栽培面積第3位→近年順位がガメイと入れ替わりました。
③ガメイ→栽培面積第4位→Ticino州

④ガマレ、⑤ガラノワール→どちらもガメイとReiなんとかの交配品種。後者の交配品種の方がやや数字が大きいとだけ。④⑤は栽培面積が増えています。

C スイス・ロマンド(フランス語圏)

スイス西部、ローヌ川沿いの山間にブドウ畑が広がるスイス全ワイン生産量の8割<1>を占める一大産地<2>。白ブドウはシャスラ、黒ブドウはピノ・ノワールガメイ

Valais ヴァレー州<1>
ローヌ川<3>の渓谷に80kmにわたって畑が連なるスイス最大のワイン産地<4>。標高は650m〜1150m。←さすがアルプスの産地、かなり高い!標高1600m近いグリメンツで熟成される氷河ワイン(Vin des Glaciers)<1>も有名です。日本のタレのように、1886年から飲んだ分を継ぎ足して受け継がれてきたワイン。

◆主要ブドウ品種
ファンダン<2>(=シャスラ)、甘口:ヨハニスベルグ<2>(=シルヴァーナー)ピノ・ノワール

◆グランクリュ12地区<1>
・Visperterminen→最も標高が高い!1150m<2>
・Saint-Leonard<2>
・Saillon<1>
・Saviese<1>
・Vetroz<1>
・Chamoson
・Leytron など
ブドウ品種と共に生産タイプが指定されています。

◆地理的表示以外のAOC
・Dole(ドール)<1>:ピノ・ノワール100%もしくは、ピノ・ノワール主体にガメイを合わせて85%以上使用した赤ワイン<2>

・Dole Blanche:Doleと同じブドウから造られる白ワイン(いわゆるブラン・ド・ノワール)

・Fendant=Chasselas:白ワイン

・Petite Arvine:白ワイン<1>

・Paien=Heida:サヴァニャン・ブランの白ワイン

・Fletrie:(AOCではありませんが)遅摘みの甘口ワイン<1>

Vaud ヴォー州<1>
レマン湖の北側に面する生産量がスイスで2番目のワイン産地。シャスラが6割を占めます。標高はValais州より低めの375m〜700m、ジュラ山脈とレマン湖<1>の影響を受け、多様な味わいのシャスラが生み出され、AOCに認定された10<2>の畑があります。

・Lauriers d’Or Terravin:シャスラ州の評議会で基準をクリアしたものに与えられる称号。そのうち最優秀銘柄に”Lauriers de Platine”が与えられます。

◆主要AOC
La Cote<2>:シャスラ主体。「MorgesのChateau de Vufflens」「PerroyのChateau d’Allaman」「Mont sur RolleのAbbey de Mont」<1>などの歴史的縁のあるワイン産地が多い。

Lavaux:ブドウ畑が”太陽からの照射””レマン湖の反射””日中太陽から土壌に蓄えられた熱”と「三つの太陽」が宿ると言われています。<2>
高品質なシャスラが産出され、Dezaley(白・赤)<3>Calamin<1>などのグランクリュを含む8つの銘醸ワイン産地が連なります。→余裕のある人だけ8つすべてに目を通しましょう(Chardonne<1>)。

特にDezaleyにある一部の畑は12世紀にシトー派の修道士が開墾。ブドウ畑の美しい景観とワイン造りの長い歴史が評価され、2007年にユネスコの世界文化遺産に認定されました。<1>

◆地理的表示以外のAOC
・Dorin=Chasselas:白ワイン

・Salvagnin=ピノ・ノワール、ガメイのどちらか、または両方を使用した赤・ロゼ<2>

Geneve ジュネーヴ州
ジュネーヴ郊外の田園地帯にあるワイン産地。シャスラとガメイが有名で、ここではシャスラが”ペルラン”<1>という愛称で親しまれています。

・Mandement地区<1>:レマン湖南西ダルダニーから湖畔沿いセリニーまでの地区。シャスラ、メルロ 、ガメイ、ピノ・ノワールなど。辛口シャスラが多く生産され、スイス最大のワインコミューンであるSatigny<1>があります。
・Arve et Rhone :フランスとの国境の産地
・Arve et Lac<1>:Colognyのシャスラが有名

Neuchatel ヌーシャテル州
ジュラ山脈を背景に、ヌーシャテル湖北岸からビール湖に沿いにブドウ畑が続きます。土壌はジュラ紀の石灰岩。フレッシュで微発泡のシャスラが多い。瓶内二次発酵のVin Mousseux<1>、陰干しにした甘口ワインVin Douxも造られています。

・Oeil de Perdrix(ウイユ・ド・ペルドリ:ヤマウズラの目」):ロゼ<4>、ピノ・ノワール<1>→ヌーシャテル発祥、現在はスイス全土で造られています。

・La Gerle:VaudのLauriers d’Or Terravinと同様に官能検査によって与えられる称号。最優秀ワインはLa Gerle d’Or。

D ドイチュシュヴァイツ(ドイツ語圏)

→2023年教本まではスイス・アルモン(=Allemand:フランス語で「ドイツの」を意味します)と呼ばれていましたが変更になりました。なんか赤ちゃん言葉みたいになっちゃいましたね(笑)。

ブドウ栽培の北限という厳しい気候条件を湖や河川、フェーン現象、太陽日射が支えています。チューリッヒ<1>はこの地方に属します。生産量はスイス全体の16%。

主要ブドウ品種はミュラー・トゥルガウブラウブルグンダー(ピノ・ノワール)など。交配品種ミュラー・トゥルガウはこの地方”Thurgau”出身の”Muller”博士が開発

E シュヴィツェーラ・イタリアーナ(イタリア語圏)

→こちらも同上で、2023年まではスイス・イタリエンヌと呼ばれていました。

スイスの南部、イタリアとの国境に隣接。温暖な地中海性気候<3>で、日照量・降水量共に多い。栽培品種の80%がメルロ<3>で、白・赤・ロゼ全てが造られています。生産量はスイス全体の5%。

Ticino ティチーノ州<2>
・Sottoceneri:「ティチーノのメルロ」<1>
・Sopraceneri →細かい産地を指定して気候が問われたので一応頭に入れておいて下さい。名前も似てますし…。

結構大変ですね。あと少し(じゃないかも…)がんばりましょう!

ソムリエ試験 過去問

【過去問】
スイス最大のワイン産地を次の中から1つ選び、解答欄にマークしてください。

1.  Valais
2.  Vaud
3.  Geneve
4.  Neuchetel

【過去問】
シャスラが生産量の約 60% を占めるスイス第 2 のワイン生産地を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. Vaud
2. Geneve
3. Neuchatel
4. Valais

【過去問】
国際都市としても有名で 1988 年からスイスで初めて A.O.C. を導入した生産地を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. Ticino
2. Vaud
3. Valais
4. Geneve

【解説】
国際都市ですからねぇ。

【過去問】
スイスで最も栽培面積が大きい白ブドウ品種を 1 つ選んでください。

1. Chardonnay
2. Chasselas
3. Muller-Thuragau
4. Sylvaner

【過去問】
スイス南部 Ticino 州で最も多く栽培されているブドウ品種を 1 つ選んでください。

1. Pinot Noir
2. Gamay
3. Merlot
4. Syrah

【過去問】
2007 年にブドウ畑の美しい景観とワイン造りの長い歴史が評価されてユネスコの世界遺産に認定されたスイスのワイン生産地を 1 つ選んでください。

1. La Cote
2. Lavaux
3. Chablais
4. Cote-de-l’Orbe

【過去問】
スイスのワイン産地 Lavaux が属する州を 1 つ選んでください。

1. ジュネーヴ州
2. ヴォー州
3. ティチーノ州
4. ヴァレー州

【シニア過去問】
スイスのVaud州でLauriers d’Or Terravinの称号が与えられるワイン用ブドウ品種を一つ選んでください。

1. シャスラ
2. ガメイ
3. ピノ・ノワール
4. ミュラー・トゥルガウ

今回は引き続きCBT想定問題です。ちょっと大変ですが頑張りましょう。

 

CBT想定問題

↓想定問題の回では毎回同じ記述を添えております。ご存知の方は読み飛ばして下さい。
※これらの問題は2022年以前に受験された方々からいただいた出題情報をもとに、私が手直したものです。CBTという特性上、全く同じ問題という確証は取れませんので<想定問題>とさせていただきました。出題頻度が高いと予想される問題は複数回登場していますが、そこも確認だと思って目を通してみてください。また、先に進むほど最新の出題を意識したものになっております。
実際の試験では選択肢方式ですが、問題量も多いのですべてにはつけておりません。また各回の過去問と同じく解答はつけておりませんが、提供された情報から実際の試験で何を問う問題だったのかがわかっている問題は解答をつけました。
【答】マークの右横を選択、もしくはタップや長押し(スマホ・タブレットの方)をしていただくと解答が見れるように同系色の文字で記載してあります。「何が問われたか」という部分で参考にしてください。

【問題】

・スイスにおける最大のワイン産地は?
・Oeil de Perdrixの主要ブドウ品種は?
・地図問題 Vaudの位置
・Ticino州の主な気候は?
・シャスラのシノニムを選べ。
・Valais州で最も標高が高い産地(グランクリュ)は?
・Dezaley Grand cruのワインのタイプ(生産可能色)は?
・スイスにおいて最も栽培面積の広い白ブドウ品種は?→そのシノニムを選択
・ワイン生産量において、スイス・ロマンドのスイス全生産量に占める割合は?
・Papet Vaudois とは何州の料理?
【答】【下に写真有】Vaud州産ソーセージと西洋ネギ・玉ねぎのクリーム煮込み
・シルヴァーナーのValais州での呼び名は?
・Oeil de Perdixのワインのタイプ(生産可能色)は?
・「Calamin」「Dezaley」「Saint-Leonard」「Chardonne」の中からValais州のグランクリュを選べ。
・Valais州の主要白ブドウ品種の組み合わせとして正しいものを選べ。
・「MorgesのChateau de Vufflens」「PerroyのChateau d’Allaman」「Mont sur RolleのAbbey de Mont」が属するワイン産地は?
・Oeil de Predrixの発祥地は?
・Ticino州が属する地方は?
・シャスラのValais州での呼び名は?
・Vaud州にある代表的な湖は?
・「Vetroz」「Saint-Leonard」「Morges」「Dezaley」の中からVaud州のグランクリュを選べ。
・Valais州を流れる川の名前は?
・ブドウ畑の美しい景観とワイン造りの長い歴史が評価され、ユネスコの世界遺産に認定された産地は?
・レマン湖南西のダルダニーから湖畔沿いセリニーまでの地区。シャスラ、メルロ 、ガメイ、ピノ・ノワールなどが有名な産地は?
・「三つの太陽が宿る」と言われている産地を選べ。
・Sottoceneriにおいて軽快な食前酒として楽しく白やロゼが造られるブドウ品種を選べ。
・Valais州のグランクリュの数は?
・Osso bucoはどの地方の料理か?
【答】【下に写真有】 仔牛のすね肉と野菜のトマト煮込み。もともとは北イタリア料理。
・スイス、イタリエンヌの産地を選べ。
・スイスにおいて、栽培面積の広い黒ブドウ品種の上位三位の組み合わせで正しいものを選べ。
・スイス国土の70%を占める地形は?
・Zurichはどの地区に属しているか?
・Doleの説明で正しいものを選べ。
・スイス・イタリエンヌの主要黒ブドウ品種は?

・「Dezaley」「Vetroz」「Calamin」「Villette」の中からValais州のグランクリュを選べ。
・Vaud州のAOCの数は?
・スイス最大のワイン産地は?
・La Coteは何州に属しているAOCか?
・Doleを産出する州は?
・Salvagninの説明として正しいものを選べ。
・シャスラのValais州での呼び名は?
・スイスにおいて、最も栽培面積の広い黒ブドウ品種は?→そのシノニムを選択
・Appenzellerはどの州で生産されるか選びなさい。
【答】【下に写真有】 アッペンツェル州、牛乳、ハードタイプ
・Walliser Trockenfleischとはどの州の何か?
【答】【下に写真有】 Valais州、ドライビーフ
・Petite Arvineのワインのタイプ(生産可能色)は?
・ジュネーブにおいてPerlanと呼ばれるブドウ品種は?

・地図問題 Valais州の位置
・「Dezaley」「Saillon」「Calamin」「Villette」の中からValais州のグランクリュを選べ。
・スイスにおいて、最も栽培面積の広いブドウ品種は?
・ヌーシャテルで生産されるOeil de Perdixのワインのタイプ(生産可能色)は?
・Vaud州の説明として正しいものを選べ。
・「Calamin」「Vetroz」「Chablais」「St.Leonard」の中からLavaux地区のAOCを選べ。
・Geschnetzeltesの説明として正しいものを選べ。
【答】【下に写真有】 チューリッヒの薄切り仔牛肉とマッシュルームのクリーム煮込み
・Dezaleyグランクリュのワインのタイプ(生産可能色)は?
・Valais州で造られる遅摘みの甘口ワインは?
・スイスにおいて栽培面積が最大の白ブドウ品種は?
・Ticino州の主要ブドウ品種は?
・スイスにおいて、板の上で熟成させるチーズは?
【答】【下に写真有】 Tete de Moine(修道士の頭):表面を塩水で洗いながら、エピセアというモミの木の一種から作った板の上で熟成させていきます。
・「Calamin」「Vetroz」「Saint-Leonard」「Morges」の中からVaud州のグランクリュを選べ。
・山岳地帯に多く見られるチーズのタイプは?
・スイスとルクセンブルクで使われている糖度表記は?

・地図問題 Vaudの位置
・スイスにおける最大のワイン産地は?
・Ticino州の主な気候は?
・地図問題 Valaisの位置
・スイスにおいて栽培面積が最大の白ブドウ品種は?
・スイス、イタリエンヌの産地を選べ。
・スイス・イタリエンヌの主要黒ブドウ品種は?
・シルヴァーナーのValais州での呼び名は?
・「MorgesのChateau de Vufflens」「PerroyのChateau d’Allaman」「Mont sur RolleのAbbey de Mont」が属するワイン産地は?
・次の中からLavauxのグランクリュを選べ。
【答】 Dezaley
・スイスにおいて最もメルロが栽培されている州を選べ。
・スイスにおいて、最も栽培面積の広いブドウ品種は?
・Oeil de Perdrixの生産可能色は?
・Marsanne Blancheのヴァレー州での呼び名は?
【答】 Ermitage:グランクリュの指定品種に選ばれています。いくつかシノニムが記載されていますが細かいですね。

 

・Valais州のグランクリュを選べ。
【答】 Saint-Leonard
・地図問題 Valaisの位置
・Visperterminen について正しいものを選べ。
【答】 標高1,150mの高地にある
・Ticino州の郷土料理を選べ。→スイス・イタリエンヌと言われるくらいですし
【答】Osso buco
・Sopraceneriの主な気候を選べ。→要はティチーノですね。細かく産地を指定されました。
・Valais州を流れる川の名前は?
・スイスにおける最大のワイン産地は?
・Vaud州のブドウ栽培に影響を与えるな湖は?
・スイスにおいて最も栽培面積の広い白ブドウ品種は?→選択肢はシノニム
・次の中でValaisに属する産地を選べ。→残り3つはVaudのAOCでChablais、Dezaley、Vullyだったとの報告
・Geneve州のArve et Lacに属している産地を選べ。→Arve et Rhoneの可能性もあるそうで、余裕のある方は両方押さえておきましょう。
・Osso buco に関連する産地を選べ。
【答】Ticino
・地図問題 Vaudの位置

・スイス・ロマンドにおける最大のワイン産地は?
・Doleのワインの説明で正しいものを選べ。
・スイスのワイン産地に影響を与える川を選べ。
・Lavauxに属する産地を選べ。
【答】 Chardonne
・Savieseが位置する州を選べ。
・Satignyが位置する州を選べ。→スイス最大のワインコミューンだそうです。ワインコミューンってなに?
・「山ウズラの目」の意味を持つロゼワインを選べ。
・「三つの太陽が宿る」と言われている産地を選べ。
・氷河ワイン(Vin des Glaciers)が有名な州はどこか?
・スイスにおいてスパークリングワインが産出される州はどこか?
・(白、白・赤、ロゼ、ロゼ・赤)のうち、スイスのSalvagninで認められているワインタイプを選べ。
・Racletteはどこの国の料理かを選べ。→ラクレットチーズとじゃがいもを使った料理です。ラクレットチーズは知っている人も多いのでは?

 

Papet Vaudois(Vaud州産ソーセージと西洋ネギ・玉ねぎのクリーム煮込み)

Osso buco(仔牛のすね肉と野菜のトマト煮込み)

アッペンツェル州のAppenzeller(牛乳、ハードタイプ)

Walliser Trockenfleisch(Valais州産ドライビーフ)

Geschnetzeltes(チューリッヒの薄切り仔牛肉とマッシュルームのクリーム煮込み)

Tete de Moine(修道士の頭)

 

ここはシッカリと勉強しましょう。今日はここまでにします。

何かございましたらこちらまで
info@majime2.com 牧野 重希



牧野 重希