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コート・ド・ボーヌ <A>

 
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第29回

さて、コート・ド・ニュイに引き続き、コート・ド・ボーヌに進みます。

ボーヌといえば、オスピス・ド・ボーヌのワインオークションが有名です。『栄光の三日間』と呼ばれるワイン祭の中で行われるメインイベントです。

オスピス・ド・ボーヌとは慈善施療院、簡単に言えば病院で、その歴史は古く1443年まで遡ります。ちなみに日本の歴史に照らし合わせると室町時代です。

当時、貧困の為、治療費を払うことができない多くの人々が病院を訪れることができず、そのまま命を落とすこともしばしばでした。このことに心を痛めた続けたブルゴーニュ公国の大法官ニコラ・ロランが私財を投じて施療院を設立したのが始まりです。

無償の施しにより多くの人々が救われました。この慈悲の精神に共感した富裕層や近隣の貴族から施療院にお金の代わりとしてブドウ畑が寄進されるようになりました。そして、そのワインが施療院の運営を支えたのです。

ここは当時からオテル・デュー(神の宿)と呼ばれ、驚くべきことに1971年まで施療院としての機能を果たしていたそうです。タイル貼りの鮮やかな外観が美しい中世ブルゴーニュを代表する建築物で、現在は博物館になっています。

さて、ワインオークションですが、オスピス・ド・ボーヌに寄進された畑から収穫されたブドウを醸造し樽につめられた状態でオークションに出品されます。すでに150年以上の歴史があり、フランス中のいや、世界中のワイン関係者から注目されるイベントで『栄光の三日間』の盛り上がりも最高潮に達します。

私は運よくこのオークションに友人の付き添いとして参加する機会がありました。2006年のことです。

前日にボーヌに着いた私達はオークションに参加できる喜びやお祭り気分も手伝って、昼から延々と飲み続けました。当日の朝、オークションに出品される醸造し終えたばかりのワインを樽から試飲することになっていました。オークションが行われるのは11月半ばですから、ブドウがワインになってニヶ月程度ということになります。経験のある方はおわかりだと思いますが、醸造が終わってすぐのワインは渋みや苦味が強く、ギスギスしていて到底美味しいと思えるものではありません。それでも、この段階のテイスティングで、その年のワインの出来を占うというわけです。

前夜も遅くまでワイン三昧であった私たちは、二日酔いの体に鞭を打って朝早くからテイスティングに望みました。しかし、はっきり言ってワインの記憶はありません。カーヴに入場するためにものすごく寒い中しばらく並んだことと、薄暗いカーヴの中をグラス片手に進んだことを思い出す程度です。

午後になり体調も戻り始めた頃、私たちもオークション会場に入りました。 2005年よりこのオークションを大手のクリスティーズが取り仕切ることになったようで、『ワインテースティング』で有名なマイケル・ブロードベントの姿も見えます。

MKBWT

私の友人はマイケル・ブロードベントがいることをあらかじめ知っていたようで、持参したこの本にサインをもらっていました。

参加者の熱気と興奮の中、オークションが始まりました。私の友人が狙っている樽はBeauneのキュヴェで、およそ3000ユーロ前後(当時のレートで約45万円)での落札を考えていました。→今では考えられない価格ですが。

参加者それぞれの思惑が渦巻く中、私たちは冷静に各ロットの落札価格を記録し、過去のデータと照らし合わせていました。2005年が非常に評判の良い年であった為、この年の2006年の価格はやや抑え気味といったところで推移していました。 そして、開始から数時間後、私の友人が落札を目指すBeauneのキュヴェがコールされ、ビットが始まりました。

「2200」、「2300」、「2500」…と皆相手の出方を伺いながらビットが繰り返されます。私の友人が3000ユーロ手前でビットを終えた後、しばしの静寂が訪れました。

・・・

そして、とうとう進行者が手にしたハンマーを打ち鳴らしたのです。

見事落札です。 なんともいえない高揚感の中、まだなお熱気につつまれた会場を後にした私たちは、勝利の美酒を求めてなじみのビストロへと向かったのでした。

さて、落札したワインをどうするのかという疑問についてです。 Beauneはネゴシアンの街とも言われています。これらの樽の管理・熟成を代行しているネゴシアン(ワイン商)がいくつもあり、最終的に二年後にビンに詰められた状態で落札者の手に戻るというわけです。←当然お金がかかります。一樽がおおよそ300本弱のボトルになります。

私はこのときのワインをまだ一本手元に残しています。いつになるかわかりませんが、この日の興奮を思い出しながらこのワインを楽しみたいと思っています。

※表紙の写真がオテル・デューです。

明日ではなく、今日少しだけでも頑張りましょう。疲れているのは皆同じです!

イメージはいつか形になるものです。
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コート・ド・ボーヌ <A>

 

こちらもCote de Nuitsと同様に地図を見ながら、北から村名AOCを確認していきましょう。

地図をもう一度

H Cote de Beauneの村名AOC

コート・ド・ニュイ地区から続く街道沿いに主要村名AOCが並びます。
北から

1. Ladoix Serrigny ラドワ・セリニィ
2. Aloxe-Corton アロース・コルトン
3. Chorey-les-Beaune ショレイ・レ・ボーヌ
4. Savigny-les-Beaune サヴィニィ・レ・ボーヌ
5. Beaune ボーヌ
6. Pommard ポマール<2020>
7. Volnay ヴォルネイ<2019>
8. Meursault ムルソー
9. Puligny-Montrachet ピュリニィ・モンラッシェ
10. Chassagne-Montrachet シャサーニュ・モンラッシェ
11. Santenay サントネイ
12. Maranges マランジュ

となります。
↑ひとまずここまでをしっかりと押さえましょう。特にBeauneからChassagne-Montrachet(上記5から10)まで街道沿いに続く村名AOCの順番をきっちり頭に入れましょう。

※厳密にはSantenayまでがコート・ドール県、Marangesから南はソーヌ・エ・ロワール県になります。

続いて、上記の街道沿いの村の西側にある村名AOCが下記になります。西側(地図上左側)になるにつれて標高が高くなります。ですからSaint-Romainなどはかなりの高地に畑があります。

2.5. Pernand Vergelesses ペルナン・ヴェルジュレス<2019>
8.2. Monthelie モンテリ
8.5. Auxey Duresses オーセイ・デュレス
8.8. Saint-Romain サン・ロマン
9.1. Blagny ブラニー<2018> ※
9.5. Saint-Aubin サン・トーバン

ところどころ二列になりながら、村名AOCが北から並んでいるところをイメージしましょう。試験では北からの順を問われます。

Pommard、Volnay、Blagnyは赤のみ<2020>、その他全てのAOCで白・両方の生産が認められています。

BlagnyはMeursaultとPuligny-Montrachetにまたがる地区で村の名前ではありませんが、赤のみのAOCです。<2020>

・広域の村名格のAOC Cote de Beaune Village赤のみが認められています。→ワイン自体はあまり見かけませんが、ときおり試験に出ます。

・コート・ド・ボーヌ地区でもっとも栽培面積が大きい村はBeauneです。

・白ワインのイメージが強いですが、赤ワインが60%を占めています。

・上記の村名の中ではMarangesが一番新しいAOCになります。

・Chorey-les-Beaune、Saint-RomainにはGrand CruもPremier Cruもありません。<2020>

※Aloxe-Corton、Auxey Duressesの”x”の発音ですが、”s”に近い音になるのが正しいようです。さまざまな表記を目にしますが、アロースまたはアロス、オーセイがよりフランス語の発音に近いと思われます。Fixinがフィサンと読まれるのも同じ理由です。


I Cote de BeauneのGrand Cru

最初にニュイの時と同様に参考程度に読んでください。
ブルゴーニュのグランクリュの畑名の由来〜コート・ド・ボーヌ編

◆Cortonの仲間達
Grand CruのAOCとして
・Corton ―白・赤
・Corton-Charlemagne ― 白
Charlemagne ― 白
の三つが存在します。
※ CortonがCote de Beaune唯一の(白も認められています)のGrand Cruです。

教本に”シャルルマーニュは事実上使われていません”とありますから覚えなくてもよいでしょう。→ルイ・ジャド社がシャルルマーニュを造っている、もしくは近年まで造っていたようです。

上記のGrand Cruは、Ladoix-Serrigny、Aloxe-Corton、Pernand-Vergelessesにまたがっているのですが、すべてが均等に認められているわけではありません。

Ladoix-Serrigny=La、Aloxe-Corton=Al、Pernand-Vergelesses=Pe
Corton=Co Corton-Charlemagne=CC Charlemagne=Ch

とします。
  Co   CC  Ch
La 赤白  白  なし

Al 赤白   白  
Pe 赤   白  

という割り振りがあり、私が受験した時代は上記を覚えさせられたものです。また、コルトンのクリマは一切覚える必要がありません。

◆Montrachetの仲間達→全て白ワインです。この”モンラッシェの仲間達”の畑の位置は地図で確認しておきましょう。

下記の二つのGrand Cruがピュリニィ・モンラッシェ村とシャサーニュ・モンラッシェ村にまたがっています。<2018>
Montrachet→3
Batard-Montrache→4

ピュリニィ・モンラッシェ村にあるのは
Chevalier-Montrachet→2
Bienvenues-Batard-Montrachet→1
です。<2018><2019><2020>

シャサーニュ・モンラッシェ村には
Criot-Batard-Montrachet→5
があります。<2018><2020>

こちらもよく出題されますが、比較的頭に入りやすいのではないでしょうか。

このモンラッシェは「テロワール」という概念を理解するために最も適した畑だと私は考えております。その辺りを綴りました。興味を持たれた方はどうぞ。
フランスワインのテロワールについて思うこと~神に選ばれたブドウ畑 Montrachet/モンラッシェ

さて、試験勉強に戻ります。

J ブルゴーニュのグラン・クリュのモノ・ポール

区分の仕方によってこの他にも存在しますが、試験的には必要ないと思われるので、記載しておりません。

シャブリ
Chablis Grand Cru La Moutonne:ロン・デバキ
Chablis Grand Cru Clos des Hospices dans Les Clos:クリスチャン・モロー

ジュヴレ・シャンペルタン
Ruchottes Chambertin”Clos des Ruchottes”:アルマン・ルソー→リュショット・シャンベルタンの上部北半分にある非常に有名な区画。

モレ・サン・ドニ
Clos des Lambrays:ドメーヌ・デ・ランブレイ→1974年、ドメーヌ・トプノ・メルムが野菜畑としていた畑にブドウを再び植樹し、現在僅か0.043ヘクタール、年間1樽だけ造られています。
Clos de Tart:フランソワ・ピノー

ヴォーヌ・ロマネ
Romanee-conti:ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ<2020>
La Tache:ドメ-ヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ<2020>
La Romanee:コント・リジェ・ベレール<2019>
La Grande Rue:フランソワ・ラマルシュ<2020>

K これくらいは常識!?Cote de Beauneの1er Cru一覧

一級畑についてはニュイと同じく自然に頭に入ったもの以外は必要ありません。→CBT方式になってからけっこう出題されるなぁ。

Beaune ― Greves<2018>、Clos des Mouches<2018>、Clos de la Mousse
Pommard ― Rugiens、Epenots<2018>がつく畑
Volnay ― Champans、Caillerets、Clos des Chenes<2019>
Meursault ― Perrieres、Genevrieres<2018>
Puligny-Montrachet ― Pucelles、Folatieres<2019>
Chassagne-Montrachet ― Ruchottes<2020>、Morgeotがつく畑

ボルドーの格付けも手強いですが、ブルゴーニュは理解するのに時間がかかります。



ソムリエ試験 過去問

【過去問】
地図中のA 〜 E の中から Criots-Batard-Montrachet を示す所を次の中から1つ選び、解答欄にマークしてください。

【過去問】
次の地図中A 〜D の中からAloxe-Cortonを示すものを1つ選び、解答欄にマー クしてください。

【過去問】
Puligny-Montrachet 村のみで生産されるグラン・クリュを 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. Montrachet
2. Criots-Batard-Montrachet
3. Batard-Montrachet
4. Chevalier-Montrachet

【過去問】
シャサーニュ・モンラッシェ村のみで生産されるグラン・クリュを 1 つ選んでください。

1. Bienvenues-Batard-Montrachet
2. Criots-Batard-Montrachet
3. Chevalier-Montrachet
4. Batard-Montrachet

【過去問】
1932年からモメサン家が、そして2017年からシャトー・ラトゥールのオーナー、フランソワ・ピノー氏一族によって単独所有(Monopole)されているクリマを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Clos de Meix
2. Clos des Reas
3. Clos de Tart
4. Clos de la Mousse
5. Clos de la Commaraine

【過去問】
ブルゴーニュ地方で赤ワインのみが認められている A.O.C. を 1 つ選んでください。

1. Vosne-Romanee
2. Beaune
3. Nuits-Saint-Georges
4. Meursault

【過去問】
白ワイン・赤ワイン共に生産が認められているA.O.C.を1つ選んでください。

1. Gevrey- Chambertin
2. Musigny
3. Vosne-Romanee
4. Volnay

【過去問】
次のA~D のワインについての説明で誤っているものを1~4 の中から1 つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

〈ワイン名〉
A. Sancerre Rouge
B. Rose des Riceys
C. Blagny
D. Irancy

1. 全てフランスで産するA.O.C.ワインである。
2. 全て辛口ワインである。
3. 全てRose の認められたA.O.C.ワインである。
4. 全てPinot Noir が主要品種である。

【過去問】
白ワイン・赤ワイン共に生産が認められているA.O.C.を1つ選んでください。

1. Gevrey- Chambertin
2. Musigny
3. Vosne-Romanee
4. Volnay

【過去問】
Grand Cru Corton-Charlemagne を産出する村名(コミュナル)を 1 つ選んでください。

1. Monthelie
2. Auxey-Duresses
3. Santenay
4. Pernand-Vergelesses

【過去問】
次の中からブルゴーニュ地方の Monopole でないものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Clos de Tart
2. La Grande Rue
3. Richebourg
4. Romanee-Conti

【過去問】
下記の地図 A ~ D の中から Grand Cru Montrachet を 1 つ選んでください。

montrachet

1. A
2. B
3. C
4. D

【解説】
それぞれA~Dがどの畑に該当するのか確認してください。このような小さな積み重ねが合否をわけるのだと私は思います。

【過去問】
かつてブルゴーニュ公国の首都として栄華を極めた都市を1つ選んでください。

1. ボーヌ
2. ニュイ・サン・ジョルジュ
3. ディジョン
4. ヴージョ

【解説】
知っておいた方が良いでしょう。

【過去問】
次の1~4 のワインの中からPuligny-Montrachet村でのみ生産されるものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Montrachet
2. Chevalier-Montrachet
3. Batard-Montrachet
4. Criots-Batard-Montrachet

【過去問】
次の文章の()に該当するものを1~5の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

(  )村には特級格付けの畑はないがClos de la CommaraineやLes Rugiens Bas などの1 級格付けのワインがある。

1. Santenay
2. Beaune
3. Volnay
4. Meursault
5. Pommard

【解説】
このあたりがわかってくると断然ブルゴーニュに興味が持てるようになるのも事実です。

【過去問】
次の 1-4 の中からブルゴーニュ地方のグラン・クリュのぶどう畑が存在する村を1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Nuits-Saint-Georges
2. Fixin
3. Pernand-Vergelesses
4. Meursault

【過去問】
次の1~5 のワインの中から畑がDomaine du Comte Liger Belairによって所有され、生産されているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Corton Clos des Meix
2. La Grande Rue
3. La Romanee
4. La Tache
5. Clos de Tart

【解説】
生産者名は問われないって言ってましたよね?と言われそうですが、実はモノポールの問題がちょっと角度を変えて出題されたものです。

【過去問】
次のブルゴーニュ地方の Grand Cru の中から白、赤ともに生産が認められているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Clos de Vougeot
2. Corton
3. Bonnes-Mares
4. Echezeaux

【過去問】
次のブルゴーニュ地方の村名 A.O.C.の中から最も栽培面積の大きいものを 1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Beaune
2. Meursault
3. Nuits-Saint-Georges
4. Vosne-Romanee

【解説】
コード・ドール全体でということになると、大きい順に、Beaune → Gevrey-Chambertin → Meursault になります。

【過去問】
次のブルゴーニュ地方の Grand Cru の中からPuligny-Montrachet と Chassagne-Montrachet の 2つの村から生産されるものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Montrachet
2. Chevalier-Montrachet
3. Bienvenues-Batard-Montrachet
4. Criots-Batard-Montrachet

【過去問】
次のBourgogne地方のA.O.C.の中から白、赤ともに生産が認められているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Chambolle-Musigny
2. Pommard
3. Saint-Aubin
4. Cote de Beaune-Villages

【解説】
4.の選択肢を見て、あれっと思うかもしれませんが、知らなくてもその他のAOCについてしっかり覚えていれば問題ありませんね。

【過去問】
次の中からブルゴーニュ地方の Monopole でないものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Clos de Tart
2. La Grande Rue
3. Richebourg
4. Romanee-Conti

【過去問】
次のBourgogne地方のA.O.C.の中から赤ワインだけの生産が認められているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Fixin
2. Chorey-Les-Beaune
3. Monthelie
4. Blagny

【過去問】
次の中からBourgogne地方で有名な1級格付け畑Les Gouttes d’Orの属する村名を1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Meursault
2. Beaune
3. Volnay
4. Chassagne-Montrachet

【解説】
Les Gouttes d’Orは確かに有名ですけどね。ここで愚痴っても仕方ありませんが、だったら先にPerrieres、Genevrieresだと思うんですよ。一般的な評価はこれらの畑の方が高いですし。正解は1.です。

【過去問】
次の中から赤・白ともに認められているコート・ド・ボーヌ地区のA.O.C.を1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Meursault
2. Blagny
3. Chambolle-Musigny
4. Cote de Beaune-Villages

【解説】
Meursaultは白のイメージが強いですが、ほんの少量の赤が造られています。Puligny-Montrachetも同様です。また、Chassagne-Montrachetでは四割ほど赤が造られており、普通に流通しています。

【過去問】
次のブルゴーニュ地方のグラン・クリュに関する記述の中から正しいものを1つ選んでください。

1. Chassagne-Montrachet村には、4つのグラン・クリュが認められている。
2. Cortonは赤、白ともに生産が認められている。
3. Vosne-Romanee村のクリマで、La TacheとRomanee-Contiは隣接している。
4. Cote de Nuits地区のグラン・クリュは、すべてのクリマが赤のみを生産する。

【過去問】
次のブルゴーニュ地方Cote de Beaune地区のA.O.C.の中から、Chassagne-Montrachet村のみで生産されているグラン・クリュを1つ選んでください。

1. Montrachet
2. Chevalier-Montrachet
3. Bienvenues-Batard-Montrachet
4. Criots-Batard-Montrachet

【過去問】
次の中からChassagne-Montrachet村のGrand Cruでないものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Montrachet
2. Batard-Montrachet
3  Chevalier-Montrachet
4. Criots-Batard-Montrachet

【過去問】
ピュリニィ・モンラッシェ村のみで生産されるグラン・クリュを 1 つ選んでください。

1. Montrachet
2. Criots-Batard-Montrachet
3. Batard-Montrachet
4. Chevalier-Montrachet

【過去問】
次の 1-4 のブルゴーニュ地方の A.O.C. ワインの中から複数の所有者が所有する畑を 1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Clos de Tart
2. Corton Clos des Meix
3. Clos de la Roche
4. La Grande Rue

【過去問】
次のBourgogne 地方のGrand Cru についての記述の中から誤っているものを1 つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Pernand-Vergelesses 村には3つのGrand Cru がある。
2. Cote de Nuits 地区のGrand Cru では、Musignyだけが白、赤ともに生産が認められている。
3. Vosne-Romanee 村には5つのGrand Cru がある。
4. Criots-Batard-Montrachet はChassagne-Montrachet村にあるGrand Cru である。

【解説】
Vosne-Romaneeには確か8つのGrand Cruがあったはずだと思って3.を選択してこの問題は正解です。

ここからはオマケです。実はVougeot村とVosne-Romanee村の間にFlagey Echezeauxという村が存在します。このFlagey Echezeaux村で造られたワインはAOC Vosne-Romanee として出荷されるので特に覚える必要はないのですが、Vosne-RomaneeのGrand CruとされていたEchezeauxとGrand Echezeauxはこのフラジェ・エシェゾー村にある畑です。
もし上記の選択肢が 『Vosne-Romanee 村には6つのGrand Cruがある』でしたら正しいということになります。

引き続きCBT試験過去問、想定問題です。

【CBT過去問・想定問題 2018】
・地図問題 Criot-Batard-Montrachetの畑の位置
・プルミエ・クリュ Genevrieresはどこの村に属しているか?
・地図問題 Bienvenues-Batard-Montrachetの畑の位置
・プルミエ・クリュ Clos des Mouchesはどこの村に属しているか?
・AOC Blagnyの生産可能色は?
・Chassagne-Montrachetのみに位置するグランクリュを選べ。
・プルミエ・クリュ Les Grevesはどこの村に属しているか?
・Puligny-MontrachetとChassagne-Montrachetにまたがるグランクリュは?
・Puligny-Montrachetのみに位置するグランクリュを選べ。
・地図問題 Chevalier-Montrachetの畑の位置
・プルミエ・クリュ Grands Epenotsはどこの村に属しているか?
・プルミエ・クリュ Marconnetsはどこの村に属しているか?

【CBT過去問・想定問題 2019】
・Puligny-Montrachetのみに位置するグランクリュを選べ。
・地図問題 Chevalier-Montrachetの畑の位置
・プルミエ・クリュ Folatieresはどこの村に属しているか?
・モノポール La Romaneeの所有者は?
・地図問題 Volnay の位置
・地図問題 Pernand Vergelesses の位置
・プルミエ・クリュ Clos des Chenesはどこの村に属しているか?

【CBT過去問・想定問題 2020】
・地図問題 Criot-Batard-Montrachetの畑の位置
・フランソワ・ラマルシュのモノポールは?
・地図問題 Chevalier-Montrachetの畑の位置
・地図問題 Pommard の位置
・コート・ド・ボーヌにおいて、赤ワインのみが認められたAOCを選べ。
・コート・ド・ボーヌにおいて、プルミエクリュもグランクリュもない村名AOCは?
・Chassagne-Montrachetのみに位置するグランクリュを選べ。
・ピエール・ダモアの所有するモノポールは?
→これは答えられなくてもいい問題です。なんで出題されたんだろう、だったら他にもっと有名で知っておくべきモノポールがあるのにと思うくらい、試験的に覚えなくてはいけないワインだとは思えません。気になる方は調べてください。
・ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ社が所有するモノポールは?
・プルミエ・クリュ Les Ruchottesはどこの村に属しているか?

これでコート・ドールが終わりました。ブルゴーニュのメインでフランス対策の山場の一つですが、終えてしまうと覚えることもこれだけ(!?)で呆気ないものだと感じませんか?

そう感じるようになればしめたものです。学習するリズムができてきたのでしょう。まだ、暗記が辛いとおっしゃる方はもう少し辛抱して続けましょう。繰り返しが大事です。そして、そのリズムがいつか体に馴染んでくるはずです。

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩






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