第102回 テイスティング(ワインの鑑賞と表現)

   

もう少し相田康次話にお付き合いください。

いや彼、本当にスゴイ人なんです。社会人としては多少?なところもありますが、本当に面倒見がよく、何よりも抜群のセンスと前回お話しした強さを持ち合わせます。二十歳で初めてパリに降り立った瞬間から現在の成功を見据えていたかのように。そして、パリ「あい田」は初めからミシュランの星を狙ってのオープンでした。

本当に言葉では言い尽くせないほどの抜群のセンスを誇るんです。例えば、お花一本活けるにしても、相田氏が花瓶に花を一本挿すだけで全く違ったものになります。もちろん、そのセンスで料理を作り、お店を運営しています。

また、タイミングを見る力、スポットライトを浴びる能力も兼ね備えています。相田氏は2005年というタイミングでミシュランの星を意識した本気の日本料理店をパリに出しました。ここが本当にスゴイんです。これが10年前でも5年前でも早すぎでした。間違いなくフランスミシュランの星は取れなかったでしょう。反対に今では数軒のミシュランの星付き日本料理店がありますから、スポットライトを浴びるという意味では近年では遅かったのかもしれません。

タイミングを計ったかのように2005年に店を出しました。今思い返せば、日本人料理人が評価され、日本料理がフランス人にも理解され始めたころです。相田氏には見えていたかのような頃合いで「あい田」をオープンさせました。
また、オープンからしばらくはお客様が入ったり入らなかったりした時期が続くのですが、ここでもスポットライトを浴びる男、相田康次の元に毎日放送の情熱大陸の話が来ます。元いいとも青年隊という肩書も興味をそそったはずです。相田氏曰く、この時に初めて”いいとも青年隊”を経験して良かったと思ったそうです。

そして放送は2007年。この放送でお客様が日本から”ぼちぼち”来るようになりました。これが東京なら一気にお客様が押し寄せるところなのでしょうが、パリですからそう簡単に来ることはできません。だから、細く長くお客様に来ていただけたわけです。この情熱大陸の放送がなくても相田氏はあきらめていなかったと思いますが、この放送後から店に勢いが生まれます。私はこの頃店に入りました。そして、ようやくボチボチ忙しい店になりつつ、同時にフランス人の常連さんも増えていきました。

オープンから二年近く、お客様が入らない日が続いても常に”本物”にこだわり続けた相田氏の強さ。今でこそこのように話せるのですが、その当時、成功する保証はどこにもありませんでした。もちろんそれなりの蓄えがあったことは特筆すべきでしょう。それでも普通の人ならどこかで心が折れるものです。二年間も逆境の中、自分だけを信じてお客様が来ない店を守り続けることは並大抵のことではありません。

そして、情熱大陸から一年と少し経った2008年春、日本料理店初のフランス・ミシュラン一つ星獲得と続きます。”初””一番目””最初”というのは本当にスゴイことです。ある意味コロンブスの卵で、一度誰かが達成すると他の人にもその達成のイメージが持てるようになり、成功、実現しやすくなるんです。
例えばフィギュアスケートの何回転ジャンプも最初に誰かが成功することで他の選手もできるようになります。体操も”ウルトラC”と言われた時代←古い!に比べてどんどん難易度が上がってきています。
それらは誰かが達成したことによってはっきりとした映像となり明確にイメージできるようになるからであり、また、”できる”と潜在意識レベルで確信できるからなのです。フランス・ミシュランに届くレベルの日本料理というカテゴリーを相田氏が作り上げたと言っても過言ではありません。

私は「あい田」成功の一部始終を見てきました。今思えば、セオリー通りなんです。

大きな夢、目的を常に意識し、そこに向けて小さな目標を一つ一つ達成しつつ自分を成長させる。そして、たどり着くまで決してあきらめない。

パリに住みたいという夢、人生の目的を二十歳の頃から持ち続けた。

留学し、その後パリ行きのタイミングを計りながら日本料理の修行に励みました。さらに渡仏後、料理人でありながらワインもしっかり勉強しブルゴーニュに関してはソムリエ以上の知識を持つにまで至りました。

最初からミシュランの星獲得を一つの目標としてお店をオープンさせた。

一つの目標を明確に意識して、実現させるという強い意志をもってお店をオープンさせました。

機を見るに敏、チャンスを逃さない。

2005年というタイミングで高級日本料理店を住宅街に出店。その後、情熱大陸に出演、本当にスポットライトを浴びる人だと思います。できる人、成功する人は間違いなく運が良い人です。

お店の運営おいても明確なヴィジョンを持ち、耐えるところはしっかり耐えた。

オープンからしばらくお客様が入らず、まわりから散々ダメ出しをされたにもかかわらず自分のお店のスタイルを一切変えず、食材も妥協せず耐え抜くだけの強さを持っていました。相田氏には先人たちには全く見えていなかった未来をしっかりと見据え、抜群のタイミングで店をオープンさせたのです

”将来絶対にパリに住む”と決めてからほとんど揺らがなかったであろう決意とイメージ。相田氏に限らず成功する人達はこのように自分の夢・目的に向けて、その時々の明確なヴィジョンと圧倒的な強さ、そしてタイミングを見る力を必ず持っているのであろうと私は確信しております。

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あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。ドグマ(教義、常識、既存の理論)にとらわれるな。それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。他人の意見が雑音のようにあなたの内面の声をかき消したりすることのないようにしなさい。そして最も重要なのは、自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい。それはどういうわけかあなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。それ以外のことは、全部二の次の意味しかない。by スティーブ・ジョブズ

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第102回 テイスティング(ワインの鑑賞と表現)

テイスティングと言っても、一次試験対策の、以前は”ワインの鑑賞と表現”と言われていた項目です。ここはワインの常識という感じの問題と表現用語が主体になります。

このところ『ワインの官能表現チャート』に関する問題がみられるようになりました。ここ数年のうちに教本に登場したようですが、こうして連続して出題されるところを見ると協会としてはこのチャートをそれなりに重要視しているように思えます。

それでも、この『ワインの官能表現チャート』対策を行い、それ以外は【過去問】を通して感覚を掴んでから軽く教本に目を通す程度でよいでしょう。

ということで今回は【過去問】を見ながら進めます。

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ソムリエ試験 過去問

【過去問】
「ヴァニラ」の香りはどれに属するか、次の中から1つ選び、解答欄にマークし てください。

1. 第一のアロマ
2. 第二のアロマ
3. 第三のアロマ

【解説】
ヴァニラが主に何に由来する香りなのかを考えましょう。

【過去問】
赤ワイン品種の特徴で「若い樹からのものは青ピーマンの香り」が強く出る品種 を次の中から1つ選び、解答欄にマークしてください。

1. Cabernet Sauvignon
2. Merlot
3. Pinot Noir
4. Syrah

【過去問】
テイスティングにおいて、バターの香りはどれに属するか、次の中から1つ選び、 解答欄にマークしてください。

1. Spicy
2. Balsamic
3. Ether
4. Chemical

【解説】
もし知らなくても、1.と2.じゃないことはわかりますよね。あとは1/2。でも、なんとなくわかるんじゃないですか?

【過去問】
ワインのフレーバー・ホイールで酸化に関連するものを次の中から1つ選び、解答欄にマークしてください。

1. ダイアセチル
2. 酢酸エチル
3. メルカプタン
4. アセトアルデヒド

【解説】
これも割と有名です。二日酔いも…。

【過去問】
1トノーは何リットルか、次の中から1つ選び、解答欄にマークしてください。

1. 700ℓ
2. 800ℓ
3. 900ℓ
4. 1000ℓ

【過去問】
ワインテイスティングの用語において、熟成したワインに使われる表現を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. Cedre/Ceder
2. Humus/Humus
3. Reglisse/Licorice
4. Grenade/Pomegranate

【解説】
これは難しい思います。英語、フランス語がわかる人にはそうでもないのでしょうけど。ただ、1、3は違うなと思えるかどうか、ここが大きな差になります。最後は鉛筆を転がすにしても確率1/4と1/2では全然違います。100%は難しいけど、なんとか拾えるようなイメージで教本を眺めましょう。

【過去問】
ワインテイスティングの用語において、「第 2 アロマ」を表すものを 1 つ選び、 解答欄にマークしてください。

1. ヴァニラ
2. キャンディ
3. スパイス
4. ミネラル

【解説】
このアロマの分類はワインテイスティングにおいて非常に重要です。

第一アロマは、ブドウそのものに由来する果実香を指し、第二アロマは、発酵過程の乳酸や酵母に由来する香りのことを指します。さらにブーケ(第三アロマ)はワイン熟成中に生まれる香りのことです。ソムリエ試験においてはある程度、言葉の上では理解しておくことをお勧めします。一言では言い切れませんが、ここは思い切って単純に下記のように理解してはいかがでしょう。

第一アロマ→花やフルーツ系、野菜などの香り

第二アロマ→キャンディーやバナナ、乳製品、杏仁豆腐などのどちらかと言えば甘い香り
上記二つは比較的フレッシュな感じです。
第三アロマ(ブーケ)はフレッシュでない複雑系の香り。バニラ、ロースト、なめし皮や動物臭など。

余談になりますが、ブドウ由来の香りといいますが、ワインの香り研究における権威、ボルドー大学の故富永敬俊博士によると実際にブドウを搾った果汁そのものから香りが出ているのはマスカットくらいで、ソーヴィニヨン・ブランもシャルドネもセミヨンもワインになる前の果汁の段階では青臭いだけで、香りがないとおっしゃっています。

【過去問】
標準的なテイスティングを行う上で、室温として適した温度帯を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. 10°C〜 13°C
2. 14°C〜 17°C
3. 18°C〜 22°C
4. 23°C〜 26°C

【過去問】
ワインテイスティングにおいて口に含む量として適当なものを 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. 5mℓ〜 10mℓ
2. 10mℓ〜 15mℓ
3. 15mℓ〜 20mℓ
4. 20mℓ〜 25mℓ

【解説】
人によって違うようにも思いますし、何mℓなんて意識しない方のほうが多いでしょう。正解は2.で教本にも記載があります。

【過去問】
ワインの香りの分類で、第2アロマとして現れる香りを 1 つ選んでください。

1. 果実香や花の香り
2. ヴァニラやロースト香
3. キャンディやバナナの香り
4. スパイスやミネラルの香り

【過去問】
ワインの外観に関する記述で正しいものを 1 つ選んでください。

1. 輝きはワイン中の残留糖分の量と密接に関係する
2. 一般的にアルコール度が高いほど粘性が強くなる
3. ディスクとはグラスの壁面をつたう滴を意味する
4. スティル・ワインに泡立ちが見られることは無い

【過去問】
テイスティング用語で、ワインを口に含んだ第一印象を表す用語を 1 つ選んでくだ
さい。

1. フィネス
2. アタック
3. ボディ
4. バランス

【過去問】
ワインの香りの分類で、第2アロマとして現れる香りを1つ選んでください。

1. 果実香や花の香り
2. ヴァニラやロースト香
3. キャンディやバナナの香り

4. スパイスやミネラルの香り

【過去問】

基本的なワインの味わいの表現で「フィネス」に最も相応しいものを1つ選んでください。

1. 上品さや繊細さ
2. ミネラル分の多少
3. 口に含んだ時の第一印象

4. アルコールのヴォリューム感

【解説】
もし知らないとしても何となくわかるような気が…しません?

正解は1.です。

【過去問】

基本的なワインテイスティングに関する記述で最も適切なものを1つ選んでください。

1. 輝きは酸度と密接に関係する
2. 輝きはぶどうの成熟度合を示す

3. 輝きは二酸化硫黄添加量に比例する

【解説】
酸ですね。若々しいワインの方が、涼しい産地のワインの方が輝いているように感じませんか?酸が落ち着くにつれて輝きも落ち着いてきます。

石田さんもこちらでこのように述べています。

「輝き」は大変重要な要素です。なぜならワインの分析に直結するからです。輝きは酸度( pH)に比例します。 pH値が低い(酸度が高い)と輝きが強くなります。これは、酸味が豊富であること、若い状態であることを示すのです。ただ、酸味が少なくても、 pH値が安定する要素はありますので「輝きが強いイコール酸味が強い」と早計に判断できません。いずれにせよ、輝きが強いということは、ワインが活き活きとしている、酸化していない状態であることは間違いありません。輝きは、人間と同じで、例えば肌が明るく、キレイな人は pHが安定しています。また年齢に関わらず、活力にあふれ、輝いている人は魅力的です。ワインと人間はいろんな部分で繋がるのが面白いところです。

【過去問】

基本的なワインテイスティングに関する記述で「Bulles」を意味する用語を1つ選んでください。

1. 清澄度
2. ポリフェノール
3. 泡立ちの粒

4. 瓶内熟成の長さ

【過去問】

基本的な白ワインテイスティングに関する記述で、酸化熟成がもっとも進んだ状態を表現する色調を1つ選んでくだ さい。

1. グリーン
2. アンバー
3. レモンイエロー

4. 黄金

【解説】

まず、アンバーが琥珀色のことを指すことを知らなくてはなりません。そして、鉄が酸化して錆びると赤褐色になるように白ワインも酸化熟成が進むと赤味が増すため、色が濃くなり琥珀色に近づきます。最近はオレンジワインが知名度を得ており、世界的にはオレンジワイン=アンバーワインと呼ばれるので耳にしたことがあるでしょう。

【過去問】

基本的なワインテイスティングに関する記述で最も適切なものを1つ選んでください。

1. 第1アロームは原料ぶどう由来の香りである
2. 白い花の香りをブーケという
3. 第2アロームは熟成に関連する

4. 木樽の香りは大樽によるもののほうが強く感じられる

【過去問】
基本的なワインテイスティングに関する記述で、マロラクティック発酵によって生まれる香りを1つ選んでください。

1. 杏仁豆腐
2. 白い花
3. ヴァニラ

4. スパイス

【解説】

マロラクティック発酵ですから、発酵由来の香りで第二アロマとなり、マロラクティック発酵によって生まれる香りを知らなくてもここから正解にたどり着きます。

【過去問】

基本的なワインテイスティングに関する記述で「バナナの香り」が現れる条件を1つ選んでください。

1. 木樽発酵
2. シュル・リー
3. マセラシオン・カルボニック

4. スキン・コンタクト

【解説】

バナナとくればマセラシオン・カルボニックです。テイスティング対策でもおなじみでしょう。試験には関係ありませんが、木樽発酵って反対に樽のニュアンスがそれほど付かないんです。樽のニュアンスをしっかり付ける場合は樽以外(ステンレスやコンクリート)で発酵、その後樽熟成が適しています。さらに余談で”樽のロースト”ですが、一般的に焦がした方が樽香が穏やかになります。このあたりを面白いと思うとワインが楽しくなります。

【過去問】

基本的なワインテイスティングに関する記述について正しい場合は1を、誤っている場合は2を選んでください。

「外観の表現“テュイレ(トゥイル)”とは赤ワインが若々しい場合に用いる。」

1. 正

2. 誤

【解説】

Tuile=レンガ色です。こちらは過去に何度も問われています。レンガ色ですから若々しいわけはないですよね。

【過去問】

味わいの官能表現チャートにおける表現について、正しい場合は1を、誤っている場合は2を選んでください。

「白ワインにおいて“さわやかな”とは酸味がもっとも強く感じ られる状態を示す。」

1. 正

2. 誤

【解説】

ソムリエ協会的に”シャープな”がありますね。

【過去問】

次の1~8 の文章の中から正しいものを3つ選び、その番号を解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 白ワインの色は通常、年月を経て濃くなることはまず無く薄くなってゆく。
2. 北で生産される赤ワインの方が一般的に南で生産される赤ワインよりアントシアニン分が多い。
3. ワインのビンの中で結晶のようなものがしばしば見られる事があるが、ワインの風味を損ねるのですぐほかのワインと替えてあげたほうが良い。
4. エチルアルコールからは軽い苦味は感じるが甘味は全く感じられない。
5. マホガニー(Acajou)とはかなり熟成が進んだことを示す赤ワインの色である。
6. ワインの香りのなかでフォキシー・フレーヴァーとはアメリカ系ぶどう、ヴィティス・ラブルスカから造られたワイン特有の風味で、時に不快に感じるこの香りはアセトアルデヒドによるものである。
7. ワインの醗酵を低温(12~17 度)で行った場合、アロマティックな香気成分とアルコールが失われずに残る。
8. Bouchonne とは塩素系殺菌剤で処理されたコルク栓が微生物に汚染されたときに生じるカビ臭を思わせる異臭をいう。

【解説】
1. 年月と共にワインの色は変化しますが、白ワインは濃くなり、赤ワインは薄くなります。
2. アントシアニンは色素で、暖かい地域で造られるワインに多く含まれます。

3. この結晶は酒石で、基本問題はありません。しかしいまだこの結晶にクレームがつくことがあるそうで、しなくてもよいろ過をして、わざわざ”うまみ”を取り除いて、日本に輸出しているワインもあるようです。
4. アルコールからは甘味、丸みを感じることがあります。
5. 〇 熟成と共に赤味が強くなり、その色のことです。
6. ワインの香りがアセトアルデヒドによるものであれば大変です。アセトアルデヒドには強い毒性があり、二日酔いの原因となります。
7. 〇 低温発酵と呼ばれるものでブルゴーニュなどではよく耳にする言葉です。
8. 〇 コルク栓だけが原因ではないようですが。

【過去問】
ワインのきき酒用語で英語ではVelvety、フランス語ではVeloute と表現される用語の意味として正しいものを次の1~5の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 円熟した
2. 力強い
3. 高貴な
4. ビロードのような
5. 濃縮した

【解説】
フランスではよく聞くような気もします。フランス料理でVelouteといえば、トロリとしたスープを指します。同じように滑らかな口当たりのことを表しているのでしょう。

【過去問】
次の1~4の中からワインのテイスティング用語Attaqueの意味として正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 最後に感じる余韻の長さの表現。
2. 最初にワインを口に含んだ時の印象。
3. 甘味の強弱の表現に使う用語。
4. 酸味の強弱の表現に使う用語。

【解説】
現段階で、この問題がわからないようであれば、ちょっとあせらなくてはいけません。サービス問題です。

【過去問】
次の1~3 の中からスパークリングワインのテイスティングにおいて、スティルワインと最も異なるものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 外観
2. 香り
3. 味

【解説】
泡があるか、ないかということですから。これもサービス問題です。

【過去問】
ワインを表現する用語の「ヴァニラ香」について次の1-4の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 樽に由来する香り
2. ぶどう品種に由来する香り
3. 産地に由来する香り
4. 気候に由来する香り

【解説】
これもここまで勉強した皆さんには常識ですよね。

【過去問】
次の1-4 のぶどう品種の中から最もスパイシーな香りを持つものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Gewurztraminer
2. Muscat
3. Chenin Blanc
4. Riesling

【解説】
少し甘い”お香”のようなニュアンスを欧米ではスバイシーと言います。Gewurztraminerはスパイシーと表現されます。

【過去問】
次の中からワイン表現に用いられる利き酒用語で、Finesse(フィネス)の説明に該当するものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 外観から読み取れる表現。輝きと艶のあるワインを示す。
2. 味わいの表現。繊細さ、優雅さ、上品さを示す。
3. ぶどうの特徴を示す用語。骨格のしっかりとしたパワフルなワインを示す。
4. 香りの表現。荒々しく粗雑なワインを示す。

【解説】
もしわからない場合は、少なくとも否定的な選択肢を選んではいけません。これまでの流れとは違い近年はややマイナス的な表現も試験に出題されるようになりましたが、それでもまだ確率的に圧倒的に少ないからです。そして、このテイスティング用語は要暗記です。

【過去問】
次のワインの表現に関する文章の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Gewurztraminerは黒すぐりや木苺のアロームが顕著である。
2. Gewurztraminerはぶどう品種に由来する強烈な個性をもち、スパイシーな香りが顕著である。
3. Gewurztraminerは熟成すると柑橘のブーケが顕著である。
4. Gewurztraminerは熟成すると森の下生えやタバコのブーケが顕著である。

【過去問】
次の赤ワインの色調の変化についての記述の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 赤ワインは紫がかった赤色が、黄金色、琥珀色へと変化していく。
2. 赤ワインは紫がかった赤色が、オレンジ色の色調を呈し、レンガ色へと変化していく。
3. 赤ワインは紫がかった赤色が、酸化により黒味を帯び更に濃い色調へと変化していく。
4. 赤ワインは紫がかった赤色が、還元熟成により色調の変化は見られない。

【過去問】
次のワイン用ぶどう品種Sangioveseの特徴についての記述の中から誤っているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. イタリアを代表する品種で、国内各地で栽培されている。最も秀逸さを現すのはトスカーナ州である。伝統的な製法から現代的な製法のものまであり、上質のワインが産まれる。
2.  色調は地域や醸造法により濃淡に幅があるが、タンニンは赤ワインの中でもスマートで繊細。エレガントな酸味が特徴。
3.  香りの特徴はブラックチェリーやドライトマト、ブラックオリーブ、鉄分のニュアンスも含まれる。
4.  タンニンは強靭で、由来するタールやスパイス香が特徴で、長期熟成型のワインである。ピエモンテ州ではバローロやバルバレスコの主要品種である。

【過去問】
次の白ワインの色調についての利き酒用語の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 麦藁色= Or vert (仏)= Light-gold (英)
2. 麦藁色= Topaz (仏)= Topaz (英)
3. 麦藁色= Paille (仏)= Straw-colored(英)
4. 麦藁色= Jaune vert (仏)= Pale yellow (英)

【解説】
ここの選択肢くらいは覚えておきましょう。
麦藁色= Pailleレンガ色=Tuile
Vin de pailleのPailleも藁の意味でしたね。

【過去問】
次のワインの清澄度についてのきき酒用語の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 水晶のような= Cristallin (仏)= Crystalline(英)
2. 水晶のような= Torne (仏)= Dull (英)
3. 水晶のような= Eclatant (仏)= Bright (英)
4. 水晶のような= Mat (仏)= Lustreless (英)

【解説】
普通に考えて、クリスタルでよいのでしょう。

【過去問】
次のワインの最終的な印象の表現についてのきき酒用語の中から誤っているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 柔らかな = Tandre (仏)= Soft (英)
2. 力強い = Rond (仏)= Moldy (英)
3. 濃縮した = Concentre(仏)= Concentrated (英)
4. 溶け合った = Fondu (仏)= (well-) Blended(英)

【解説】

英語でなんとか1.と3.が正しいことはわかったのではないでしょうか。ちなみに、フランス語では柔らかな = Tandre、濃縮した = Concentreはよく使います。また、 力強い=Puissantでこちらもよく耳にします。

【過去問】
次の中からワインテイスティング用語の「ディスク」の意味に該当するものを 1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. グラスの真上、真横から見た液面の厚み
2. グラスの壁面をつたう滴の状態
3. 光に反射する輝きで照りや艶を見る
4. 透明感で健全度を判断する

【解説】
10年ほど前までの二次のテイスティングでは外観にこの「ディスク」の項目がありました。

【過去問】
次の中から赤ワインの色調に関するテイスティング用語で、Tuile(仏)、Tuile(英)が示す色調に該当するものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 紫紅赤
2. レンガ色
3. ルビー色
4. 暗紅色

【過去問】
次のワインの特徴に関する記述に該当するワイン用ぶどう品種を下記の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

「特徴として、冷涼な産地のワインは青みを帯びたハーブ香や、酸味のフレッシュなレモンや青リンゴを思わせる香りを持つ」

1. Chardonnay
2. Riesling
3. Sauvignon Blanc
4. Gewurztraminer

【解説】
そのまま考えてもわかりそうですが、消去法で。ハーブ香や酸味のフレッシュなレモンというくだりで、2.と4.は外れます。残った二つを比べて、青というキーワードに当てはまるのはどうしても3.になります。

【過去問】
次のテイスティングの方法に関する記述の中から正しいものを1つ選んでください。

1. 清澄度はワインの健全度を確認するもので、濁っている場合は問題がある。
2. 濃淡はぶどうの成熟度を示すもので、濃ければワインの品質は高いと判断できる。
3. 色調では、主にワインの熟成度合を判断することができる。
4. 粘性が強くみられる場合は、残糖分の多いワインである。

【解説】
1. 必ずしもそうとは言い切れません。特に最近は。
2. 濃ければ品質が良いということもありません。
3. 〇
4. 粘性の強いワインが必ずしも残糖分が多いかというと全くそんなことはありません。でも、この講座をお読みの方はよくご存知だと思います。

【過去問】
次の中からワインの色調において、若い状態から熟成した状態への段階として正しいものを1つ選んでください。

1. イエロー → アンバー
2. イエロー → レンガ色
3. ルビー → アンバー
4. レンガ色 → ルビー

【過去問】
次のテイスティング用語の中から、「第二のアローム」に分類されるものを1つ選んでください。

1. レモン
2. キャンディ
3. ミネラル
4. ヴァニラ

【解説】

マセラシオンカルボニック等のキャンディ香→第二アロマは狙われやすいかもしれません。

【過去問】
基本的なワインテイスティングに関する記述で適切なものを1つ選んでください。

1. ワインが濁っている場合は異常である
2. ワインの濁りは熟成とは全く関連しない
3. ワインが健全であっても濁っていることがある
4. 若いワインは濁っている

【解説】
ワインが濁っている理由はいくつかあります。自然派ワインの中には健全であっても濁っているワインがあります。

【過去問】
基本的なワインテイスティングに関する記述で適切なものを1つ選んでください。

1. 輝きは苦味と関係する
2. 輝きは渋味と関係する
3. 輝きは糖分と関係する
4. 輝きは酸度と関係する

【過去問】
基本的なワインテイスティングに関する記述で、アルコールの強弱と密接に関係する用語を1つ選んでください。

1. 繊細さ
2. 優雅さ
3. ボリューム感
4. 収斂味

【過去問】
基本的なワインテイスティングに関する記述で適切なものを1つ選んでください。

1. 第1アロームは原料ぶどう由来の香りである
2. 第1アロームは醸造由来の香りである
3. 第1アロームは熟成由来の香りである
4. 第1アロームはキャンディ香として表れる

【過去問】
次の基本的なワインテイスティングに関する記述について正しい場合は1を、誤っている場合は2を選んでください。

「アルコールは甘みとして感じられることがある。」

1. 正

2. 誤

【解説】
アルコールはワインにボリュームをもたらし、トロリとした口当たりと甘みを感じさせます。

【過去問】
基本的な白ワインテイスティングに関する記述で、酸化熟成を表現する用語を1つ選んでください。

1. グリーン
2. 紫
3. 赤
4. アンバー(琥珀色)

◆ここから例の『ワインの官能表現チャート』の問題になります。
→官能表現チャートは二次のテイスティングのコメントを理解するのに必要です。最初は戸惑うかもしれませんが、言葉の持つ意味と位置関係を理解しようと努めましょう。

【過去問】
次の白ワインの官能表現チャート中(C)に該当する言葉を 1 つ選び、解答欄にマー クしてください。

1. 甘み
2. 酸味
3. ミネラル
4. 果実味

【過去問】

下記の白ワインの官能表現チャートに関する問題です。
白 2011
A に該当する語句を1つ選んでください。

1. 甘み
2. 酸味
3. 苦味

4. バランス

C~Fに該当する語句として正しいものを1つ選んでください。

1. Cシャープな Dさわやかな Eなめらかな Fしなやかな

2. Cしなやかな Dなめらかな Eさわやかな Fシャープな
3. Cしなやかな Dフラットな Eさわやかな Fねっとりした
4. Cコンパクトな Dやわらかな Eスムーズな F甘みのある

【過去問】
下記の赤ワインの官能表現チャートに関する問題です。
赤ワインの官能表現チャート
A に該当する語句を1つ選んでください。

1. 甘み
2. 酸味
3. アルコール

4. 収斂性

D→Gに該当する適切な語句として正しいものを1つ選んでください。

1. Dなめらかな E豊かなFビロードのような Gシルキーな

2. D溶け合った E骨格のしっかりした F豊かな G固い
3. DシルキーなEビロードのようなFなめらかな、溶け込んだ G豊かな
4. Dなめらかな E円みのあるF豊かな G収斂性のある

(H)(I)、(J)(K)、(L)(M)に該当する適切な語句として正しいものを1つ選んでください。

1. H冷涼I温暖J男性的なK女性的なL飲みやすいM爽やか

2. H冷涼I温暖J男性的なK女性的なL重いM軽い
3. H温暖I冷涼J女性的なK男性的なL重いM軽い
4. H温暖I冷涼J女性的なK男性的なL飲みやすいM爽やか

【過去問】
下記の白ワインの官能表現チャートに関する問題です。
TGKCwo22
白ワインの味わいの官能表現チャートにおいて、(A)に該当する語句を1つ選んでください。

1. 甘み
2. 塩味
3. 酸味
4. 苦味

白ワインの味わいの官能表現チャートにおいて、(B)に該当する語句を1つ選んでください。

1. 甘み
2. 塩味
3. 酸味
4. 苦味

【過去問】
下記の赤ワインの官能表現チャートに関する問題です。
2012 kanno 2 60
赤ワインの味わいの官能表現チャートにおいて、(A)に該当する語句を1つ選んでください。

1. 甘み
2. 酸味
3. 収斂性
4. アルコール

赤ワインの味わいの官能表現チャートにおいて、(B)に該当する語句を1つ選んでください。

1. 甘み
2. 酸味
3. 収斂性
4. アルコール

【過去問】
次の白ワインの官能表現チャート、( A )に該当するものを 1 つ選んでください。

1. 甘み
2. 酸味
3. 収斂性
4. 苦味

TGKCwo

シニアの『ワインの官能表現チャート』の問題も見ておきましょう。

【シニア過去問】
次の白ワインの官能表現チャート、(A)に該当するものを1つ選んでください。
白 シニア

1. 甘み
2. 酸味
3. 収斂性

4. 苦味

【シニア過去問】
次の赤ワインの官能表現チャート、(A)(B)に該当する語句の組み合わせとして正しいものを1つ選んでください。
赤ワインの官能表現チャート シニア
1. (A)豊かな (B)ねっとりした
2. (A)豊かな (B)流れるような
3. (A)肉厚な (B)流れるような
4. (A)肉厚な (B)がっしりとした

過去問を通して、感覚は掴んでいただけたのではないでしょうか。

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩

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