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テイスティング <D-1>「ここは100本ノックくらいで…」

2024/07/14
 
この記事を書いている人 - WRITER -

第106回

こんばんは。先日の暑さから少し落ち着いたでしょうか。
→なのに本日、うっかり先の範囲を間違えてアップしてしまいました。まだ暑さにやられているようです…。すみません。
同時並行で作業を進めているのですが、まだ更新しきれてない部分がありますので一度取り下げました。勉強を進めてしまった方には申し訳ありませんが、最新の内容で後日アップしますのでもう少しお待ちください。

繰り返しで恐縮ですが、皆さんには体調管理をしっかりしてもらいつつ、刻々と近づく試験開始に向けて、ガンガン過去問に向き合って頭を試験モードにしてもらいたいと思います。

でも安心してください。前回の地獄の1000本ノックに比べれば今回は100本程度です(笑)。→前回の問題料をこなされた方、本当にお疲れさまでした。

また、試験を迎えるにあたって皆様にお伝えしておきたいことがあるのですが、そこは後日まとめて更新する予定です。こちらは試験を受ける前日に読んでいただきたいと思っています。トップに表示するようにしますので、ご自身のタイミングに合わせてご覧ください。

さて、今回は2次試験にも通じるテイスティングについてです。

ここまできたら、がむしゃらにやるだけです。泣いても笑っても、試験の終了まで残された時間はもはやあと1か月半です。最後まで一気に走り抜けましょう!

あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。ドグマ(教義、常識、既存の理論)にとらわれるな。それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。他人の意見が雑音のようにあなたの内面の声をかき消したりすることのないようにしなさい。そして最も重要なのは、自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい。それはどういうわけかあなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。それ以外のことは、全部二の次の意味しかない。by スティーブ・ジョブズ

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一次試験本番の時期を迎えました。バックナンバーをすべて配信するのに、2週間ほどかかります。ご自身の2次試験対策が始まる前に読んでおいてください。

特に「二次試験で出題されたワインの分析」と「各ブドウ品種とワインの特徴」、「二次試験対策用のワイン」、「この時期のテイスティング対策についてのまとめ」などは必読です。二次試験がどんな試験か把握しておいて下さい。

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→今年は未だ発信できず申し訳なく思っています。色々ありまして…、ちょっと新しい形を考えています。昨年アップした問題も練習や参考になると思うので、是非ご覧ください。




テイスティング <D-1>

目次

 

テイスティングと言っても、一次試験対策の、以前は”ワインの鑑賞と表現”と言われていた項目です。ここはワインの常識という感じの問題と表現用語が主体になります。

『ワインの官能表現チャート』に関する問題もみられるようになりました。『ワインの官能表現チャート』は一度しっかり理解するための対策を行い、それ以外は【過去問】を通して感覚を掴んでから軽く教本に目を通す程度でよいでしょう。

※7/13追記 テイスティングガイドがASI国際ソムリエ協会に準拠した形で全面改訂されています。二次試験への影響度はわかりませんが、一次試験でもターゲットになるかもしれません。余裕のある人は目を通しておいてください。

ということで今回も【過去問】を見ながら進めます。

ソムリエ試験 過去問

【過去問】
「ヴァニラ」の香りはどれに属するか、次の中から1つ選び、解答欄にマークし てください。

1. 第一のアロマ
2. 第二のアロマ
3. 第三のアロマ

【解説】
このアロマの分類はワインテイスティングにおいて非常に重要です。

第一アロマは、ブドウそのものに由来する香り第二アロマは、発酵に由来する香りのことを指し、どちらかといえばフレッシュな香りです。一方で、第三アロマブーケ)はワイン熟成中に生まれる香りでやや複雑な印象です。

第一アロマ花」「果実」「草木」「スパイス」など自然界に存在するものの香り
第二アロマ低温発酵した白ワインから「キャンディ」「吟醸香」マセラシオン・カルボニックの「バナナ」マロラクティック発酵由来の「乳製品」「生のアーモンド」「杏仁豆腐」などのどちらかと言えば甘い香り→これらの香りは若いワインの特徴でもあり、熟成と共に薄れていきます。

第三アロマ(ブーケ):フレッシュでない複雑系の香り。「キノコ」「湿った土や樹皮」「紅茶」「タバコ」「なめし皮や動物臭」、木樽由来の「ヴァニラ」「ロースト」「スパイス」など。

以下余談です。ブドウ由来の香りといいますが、ワインの香り研究における権威、ボルドー大学の故富永敬俊博士によると、実際にブドウを搾った果汁そのものから香りが出ているのはマスカットくらいで、ソーヴィニヨン・ブランもシャルドネもセミヨンもワインになる前の果汁の段階では青臭いだけで、香りがないとおっしゃっています。

【過去問】
赤ワイン品種の特徴で「若い樹からのものは青ピーマンの香り」が強く出る品種 を次の中から1つ選び、解答欄にマークしてください。

1. Cabernet Sauvignon
2. Merlot
3. Pinot Noir
4. Syrah

【過去問】
テイスティングにおいて、バターの香りはどれに属するか、次の中から1つ選び、 解答欄にマークしてください。

1. Spicy
2. Balsamic
3. Ether
4. Chemical

【解説】
もし知らなくても、1.と2.じゃないことはわかりますよね。あとは1/2。でも、なんとなくわかるんじゃないでしょうか?

正解は3.でエーテルと読みます。バターの香りがエーテルの香りに似ている(同じ)という意味ではなく、同じ有機化合物という問題。

【過去問】
ワインのフレーバー・ホイールで酸化に関連するものを次の中から1つ選び、解答欄にマークしてください。

1. ダイアセチル
2. 酢酸エチル
3. メルカプタン
4. アセトアルデヒド

【解説】
これも割と有名です。二日酔いも…。

【過去問】
ワインテイスティングの用語において、熟成したワインに使われる表現を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. Cedre/Ceder
2. Humus/Humus
3. Reglisse/Licorice
4. Grenade/Pomegranate

【解説】
これは難しい思います。ただ、1、3は違うなと思えるかどうか、ここが大きな差になります。最後は鉛筆を転がすにしても確率1/4と1/2では全然違います。100%は難しいけど、なんとか拾えるようなイメージで教本を眺めましょう。

【過去問】
ワインテイスティングの用語において、「第 2 アロマ」を表すものを 1 つ選び、 解答欄にマークしてください。

1. ヴァニラ
2. キャンディ
3. スパイス
4. ミネラル

【過去問】
標準的なテイスティングを行う上で、室温として適した温度帯を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. 10°C〜 13°C
2. 14°C〜 17°C
3. 18°C〜 22°C
4. 23°C〜 26°C

【過去問】
ワインテイスティングにおいて口に含む量として適当なものを 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. 5mℓ〜 10mℓ
2. 10mℓ〜 15mℓ
3. 15mℓ〜 20mℓ
4. 20mℓ〜 25mℓ

【解説】
人によって違うようにも思いますし、何mℓなんて意識しない方がほとんどですよね。正解は2.で以前の教本には記載がありました。

【過去問】
ワインの香りの分類で、第2アロマとして現れる香りを 1 つ選んでください。

1. 果実香や花の香り
2. ヴァニラやロースト香
3. キャンディやバナナの香り
4. スパイスやミネラルの香り

【過去問】
ワインの外観に関する記述で正しいものを 1 つ選んでください。

1. 輝きはワイン中の残留糖分の量と密接に関係する
2. 一般的にアルコール度が高いほど粘性が強くなる
3. ディスクとはグラスの壁面をつたう滴を意味する
4. スティル・ワインに泡立ちが見られることは無い

【過去問】
テイスティング用語で、ワインを口に含んだ第一印象を表す用語を 1 つ選んでくだ
さい。

1. フィネス
2. アタック
3. ボディ
4. バランス

【過去問】
基本的なワインの味わいの表現で「フィネス」に最も相応しいものを1つ選んでください。

1. 上品さや繊細さ
2. ミネラル分の多少
3. 口に含んだ時の第一印象
4. アルコールのヴォリューム感

【解説】
それなりにワインを嗜んでいれば、耳にすることがあると思うのですが。
正解は1.です。

【過去問】
基本的なワインテイスティングに関する記述で最も適切なものを1つ選んでください。

1. 輝きは酸度と密接に関係する
2. 輝きはぶどうの成熟度合を示す
3. 輝きは二酸化硫黄添加量に比例する

【解説】
酸ですね。若々しいワインの方が、涼しい産地のワインの方が輝いているように感じませんか?酸が落ち着くにつれて輝きも落ち着いてきます。

石田さんも以前このように述べておられました。

「輝き」は大変重要な要素です。なぜならワインの分析に直結するからです。輝きは酸度(pH)に比例します。 pH値が低い(酸度が高い)と輝きが強くなります。これは、酸味が豊富であること、若い状態であることを示すのです。ただ、酸味が少なくても、 pH値が安定する要素はありますので「輝きが強いイコール酸味が強い」と早計に判断できません。いずれにせよ、輝きが強いということは、ワインが活き活きとしている、酸化していない状態であることは間違いありません。輝きは、人間と同じで、例えば肌が明るく、キレイな人は pHが安定しています。また年齢に関わらず、活力にあふれ、輝いている人は魅力的です。ワインと人間はいろんな部分で繋がるのが面白いところです。

【過去問】
基本的なワインテイスティングに関する記述で「Bulles」を意味する用語を1つ選んでください。

1. 清澄度
2. ポリフェノール
3. 泡立ちの粒
4. 瓶内熟成の長さ

【解説】
泡です。

【過去問】
基本的な白ワインテイスティングに関する記述で、酸化熟成がもっとも進んだ状態を表現する色調を1つ選んでください。

1. グリーン
2. アンバー
3. レモンイエロー
4. 黄金

【解説】
まず、アンバーが琥珀色のことを指すことを知らなくてはなりません。そして、鉄が酸化して錆びると赤褐色になるように白ワインも酸化熟成が進むと赤味が増すため、色が濃くなり琥珀色に近づきます。最近はオレンジワインが知名度を得ており、世界的にはオレンジワイン=アンバーワインと呼ばれるので耳にしたことがあるでしょう。

【過去問】
基本的なワインテイスティングに関する記述で最も適切なものを1つ選んでください。

1. 第1アロームは原料ぶどう由来の香りである
2. 白い花の香りをブーケという
3. 第2アロームは熟成に関連する
4. 木樽の香りは大樽によるもののほうが強く感じられる

【過去問】
基本的なワインテイスティングに関する記述で、マロラクティック発酵によって生まれる香りを1つ選んでください。

1. 杏仁豆腐
2. 白い花
3. ヴァニラ
4. スパイス

【解説】
マロラクティック発酵ですから、発酵由来の香りで第二アロマとなり、マロラクティック発酵によって生まれる香りを知らなくてもここから正解にたどり着きます。

【過去問】
基本的なワインテイスティングに関する記述で「バナナの香り」が現れる条件を1つ選んでください。

1. 木樽発酵
2. シュル・リー
3. マセラシオン・カルボニック
4. スキン・コンタクト

【解説】
バナナとくればマセラシオン・カルボニックです。テイスティング対策でもおなじみでしょう。試験には関係ありませんが、木樽発酵って反対に樽のニュアンスがそれほど付かないんです。樽のニュアンスをしっかり付ける場合は樽以外(ステンレスやコンクリート)で発酵、その後樽熟成が適しています。さらに余談で”樽のロースト”ですが、一般的によく焦がした方が樽香が穏やかになります。このあたりを面白いと思うとワインが楽しくなります。

【過去問】
基本的なワインテイスティングに関する記述について正しい場合は1を、誤っている場合は2を選んでください。

「外観の表現“テュイレ(トゥイル)”とは赤ワインが若々しい場合に用いる。」

1. 正
2. 誤

【解説】
Tuile=レンガ色です。こちらは過去に何度も問われています。レンガ色ですから若々しいわけはないですよね。

【過去問】
味わいの官能表現チャートにおける表現について、正しい場合は1を、誤っている場合は2を選んでください。

「白ワインにおいて“さわやかな”とは酸味がもっとも強く感じられる状態を示す。」

1. 正
2. 誤

【解説】
ソムリエ協会的に”シャープな”がありますね。

【過去問】
次の1~8 の文章の中から正しいものを3つ選び、その番号を解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 白ワインの色は通常、年月を経て濃くなることはまず無く薄くなってゆく。
2. 北で生産される赤ワインの方が一般的に南で生産される赤ワインよりアントシアニン分が多い。
3. 白ワインのビンの中で結晶のようなものがしばしば見られる事があるが、ワインの風味を損ねるのですぐほかのワインと替えてあげたほうが良い。
4. エチルアルコールからは軽い苦味は感じるが甘味は全く感じられない。
5. マホガニー(Acajou)とはかなり熟成が進んだことを示す赤ワインの色である。
6. ワインの香りのなかでフォキシー・フレーヴァーとはアメリカ系ぶどう、ヴィティス・ラブルスカから造られたワイン特有の風味で、時に不快に感じるこの香りはアセトアルデヒドによるものである。
7. ワインの発酵を低温(12~17 度)で行った場合、アロマティックな香気成分とアルコールが失われずに残る。
8. Bouchonne とは塩素系殺菌剤で処理されたコルク栓が微生物に汚染されたときに生じるカビ臭を思わせる異臭をいう。

【解説】
1. 年月と共にワインの色は変化しますが、白ワインは濃くなり、赤ワインは薄くなります。
2. アントシアニンは色素で、暖かい地域で造られるワインに多く含まれます。

3. この結晶は酒石で、基本的に飲んでも問題はありません。しかしいまだこの結晶にクレームがつくことがあるそうで、しなくてもよいろ過をして、わざわざ”うまみ”を取り除いて、日本に輸出しているワインもあるようです。
4. アルコールからは甘味、丸みを感じることがあります。
5. 〇 熟成と共に赤味が強くなり、その色のことです。
6. ワインの香りがアセトアルデヒドによるものであれば大変です。アセトアルデヒドには強い毒性があり、二日酔いの原因となります。
7. 〇 低温発酵と呼ばれるものでブルゴーニュなどではよく耳にする言葉です。
8. 〇 コルク栓だけが原因ではないようですが。

【過去問】
ワインのきき酒用語で英語ではVelvety、フランス語ではVeloute と表現される用語の意味として正しいものを次の1~5の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 円熟した
2. 力強い
3. 高貴な
4. ビロードのような
5. 濃縮した

【解説】
フランス料理ではよく聞くような気もします。フランス料理でVelouteといえば、トロリとしたスープを指します。同じように滑らかな口当たりのことを表しているのでしょう。

【過去問】
次の1~4の中からワインのテイスティング用語Attaqueの意味として正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 最後に感じる余韻の長さの表現。
2. 最初にワインを口に含んだ時の印象。
3. 甘味の強弱の表現に使う用語。
4. 酸味の強弱の表現に使う用語。

【解説】
現段階で、この問題がわからないようであれば、困りものです。

【過去問】
次の1~3 の中からスパークリングワインのテイスティングにおいて、スティルワインと最も異なるものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 外観
2. 香り
3. 味

【解説】
まず、泡があるか、ないかということです。

【過去問】
ワインを表現する用語の「ヴァニラ香」について次の1-4の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 樽に由来する香り
2. ぶどう品種に由来する香り
3. 産地に由来する香り
4. 気候に由来する香り

【過去問】
次の1-4 のぶどう品種の中から最もスパイシーな香りを持つものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Gewurztraminer
2. Muscat
3. Chenin Blanc
4. Riesling

【解説】
少し甘い”お香”のようなニュアンスを欧米ではスバイシーと言います。よって、Gewurztraminerはスパイシーと表現されます。

【過去問】
次の中からワイン表現に用いられる利き酒用語で、Finesse(フィネス)の説明に該当するものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 外観から読み取れる表現。輝きと艶のあるワインを示す。
2. 味わいの表現。繊細さ、優雅さ、上品さを示す。
3. ぶどうの特徴を示す用語。骨格のしっかりとしたパワフルなワインを示す。
4. 香りの表現。荒々しく粗雑なワインを示す。

【解説】
もしわからない場合は、少なくとも否定的な選択肢を選んではいけません。これまでの流れとは違い近年はややマイナス的な表現も試験に出題されるようになりましたが、それでもまだ確率的に圧倒的に少ないからです。そして、このテイスティング用語は要暗記です。

【過去問】
次のワインの表現に関する文章の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Gewurztraminerは黒すぐりや木苺のアロームが顕著である。
2. Gewurztraminerはぶどう品種に由来する強烈な個性をもち、スパイシーな香りが顕著である。
3. Gewurztraminerは熟成すると柑橘のブーケが顕著である。
4. Gewurztraminerは熟成すると森の下生えやタバコのブーケが顕著である。

【過去問】
次の赤ワインの色調の変化についての記述の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 赤ワインは紫がかった赤色が、黄金色、琥珀色へと変化していく。
2. 赤ワインは紫がかった赤色が、オレンジ色の色調を呈し、レンガ色へと変化していく。
3. 赤ワインは紫がかった赤色が、酸化により黒味を帯び更に濃い色調へと変化していく。
4. 赤ワインは紫がかった赤色が、還元熟成により色調の変化は見られない。

【過去問】
次のワイン用ぶどう品種Sangioveseの特徴についての記述の中から誤っているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. イタリアを代表する品種で、国内各地で栽培されている。最も秀逸さを現すのはトスカーナ州である。伝統的な製法から現代的な製法のものまであり、上質のワインが産まれる。
2.  色調は地域や醸造法により濃淡に幅があるが、タンニンは赤ワインの中でもスマートで繊細。エレガントな酸味が特徴。
3.  香りの特徴はブラックチェリーやドライトマト、ブラックオリーブ、鉄分のニュアンスも含まれる。
4.  タンニンは強靭で、由来するタールやスパイス香が特徴で、長期熟成型のワインである。ピエモンテ州ではバローロやバルバレスコの主要品種である。

【過去問】
次の白ワインの色調についての利き酒用語の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 麦藁色= Or vert (仏)= Light-gold (英)
2. 麦藁色= Topaz (仏)= Topaz (英)
3. 麦藁色= Paille (仏)= Straw-colored(英)
4. 麦藁色= Jaune vert (仏)= Pale yellow (英)

【解説】
ここの選択肢くらいは覚えておきましょう。
麦藁色= Pailleレンガ色=Tuile
Vin de pailleのPailleも藁の意味でしたね。

【過去問】
次のワインの清澄度についてのきき酒用語の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 水晶のような= Cristallin (仏)= Crystalline(英)
2. 水晶のような= Torne (仏)= Dull (英)
3. 水晶のような= Eclatant (仏)= Bright (英)
4. 水晶のような= Mat (仏)= Lustreless (英)

【解説】
普通に考えて、クリスタルでよいのでしょう。

【過去問】
次のワインの最終的な印象の表現についてのきき酒用語の中から誤っているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 柔らかな = Tandre (仏)= Soft (英)
2. 力強い = Rond (仏)= Moldy (英)
3. 濃縮した = Concentre(仏)= Concentrated (英)
4. 溶け合った = Fondu (仏)= (well-) Blended(英)

【解説】
英語でなんとか1.と3.が正しいことはわかったのではないでしょうか。ちなみに、フランス語では柔らかな = Tandre、濃縮した = Concentreはよく使います。また、 力強い=Puissantの方がよく耳にする気がします。

【過去問】
次の中からワインテイスティング用語の「ディスク」の意味に該当するものを 1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. グラスの真上、真横から見た液面の厚み
2. グラスの壁面をつたう滴の状態
3. 光に反射する輝きで照りや艶を見る
4. 透明感で健全度を判断する

【解説】
10年ほど前までの二次のテイスティングでは外観にこの「ディスク」の項目がありました。

【過去問】
次の中から赤ワインの色調に関するテイスティング用語で、Tuile(仏)、Tuile(英)が示す色調に該当するものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 紫紅赤
2. レンガ色
3. ルビー色
4. 暗紅色

【過去問】
次のワインの特徴に関する記述に該当するワイン用ぶどう品種を下記の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。「特徴として、冷涼な産地のワインは青みを帯びたハーブ香や、酸味のフレッシュなレモンや青リンゴを思わせる香りを持つ」

1. Chardonnay
2. Riesling
3. Sauvignon Blanc
4. Gewurztraminer

【過去問】
次のテイスティングの方法に関する記述の中から正しいものを1つ選んでください。

1. 清澄度はワインの健全度を確認するもので、濁っている場合は問題がある。
2. 濃淡はぶどうの成熟度を示すもので、濃ければワインの品質は高いと判断できる。
3. 色調では、主にワインの熟成度合を判断することができる。
4. 粘性が強くみられる場合は、残糖分の多いワインである。

【解説】
1. 必ずしもそうとは言い切れません。特に最近は。
2. 濃ければ品質が良いということもありません。
3. 〇
4. 粘性の強いワインが必ずしも残糖分が多いかというと全くそんなことはありません。でも、この講座をお読みの方はよくご存知だと思います。

【過去問】
次の中からワインの色調において、若い状態から熟成した状態への段階として正しいものを1つ選んでください。

1. イエロー → アンバー
2. イエロー → レンガ色
3. ルビー → アンバー
4. レンガ色 → ルビー

【過去問】
次のテイスティング用語の中から、「第二のアローム」に分類されるものを1つ選んでください。

1. レモン
2. キャンディ
3. ミネラル
4. ヴァニラ

【過去問】
基本的なワインテイスティングに関する記述で適切なものを1つ選んでください。

1. ワインが濁っている場合は異常である
2. ワインの濁りは熟成とは全く関連しない
3. ワインが健全であっても濁っていることがある
4. 若いワインは濁っている

解説】
ワインが濁っている理由はいくつかあります。自然派ワインの中には健全であっても濁っているワインがあります。

【過去問】
基本的なワインテイスティングに関する記述で適切なものを1つ選んでください。

1. 輝きは苦味と関係する
2. 輝きは渋味と関係する
3. 輝きは糖分と関係する
4. 輝きは酸度と関係する

【過去問】
基本的なワインテイスティングに関する記述で、アルコールの強弱と密接に関係する用語を1つ選んでください。

1. 繊細さ
2. 優雅さ
3. ボリューム感
4. 収斂味

【過去問】
基本的なワインテイスティングに関する記述で適切なものを1つ選んでください。

1. 第1アロームは原料ぶどう由来の香りである
2. 第1アロームは醸造由来の香りである
3. 第1アロームは熟成由来の香りである
4. 第1アロームはキャンディ香として表れる

【過去問】
次の基本的なワインテイスティングに関する記述について正しい場合は1を、誤っている場合は2を選んでください。

「アルコールは甘みとして感じられることがある。」

1. 正
2. 誤

【解説】
アルコールはワインにボリュームをもたらし、トロリとした口当たりと甘みを感じさせます

【過去問】
基本的な白ワインテイスティングに関する記述で、酸化熟成を表現する用語を1つ選んでください。

1. グリーン
2. 紫
3. 赤
4. アンバー

◆ここから例の『ワインの官能表現チャート』の問題になります。
→官能表現チャートは二次試験のテイスティングのコメントを理解するのに必要です。最初は戸惑うかもしれませんが、言葉の持つ意味と位置関係を理解しようと努めましょう。

【過去問 】
次の白ワインの官能表現チャート中(C)に該当する言葉を 1 つ選び、解答欄にマー クしてください。

1. 甘み
2. 酸味
3. ミネラル
4. 果実味

【過去問】
下記の白ワインの官能表現チャートに関する問題です。
白 2011
① A に該当する語句を1つ選んでください。

1. 甘み
2. 酸味
3. 苦味
4. バランス

② C~Fに該当する語句として正しいものを1つ選んでください。

1. C シャープな・D さわやかな・E なめらかな・F しなやかな
2. C しなやかな・D なめらかな・E さわやかな・F シャープな
3. C しなやかな・D フラットな・E さわやかな・F ねっとりした
4. C コンパクトな・D やわらかな・E スムーズな・F 甘みのある

【過去問】
下記の赤ワインの官能表現チャートに関する問題です。
赤ワインの官能表現チャート
① A に該当する語句を1つ選んでください。

1. 甘み
2. 酸味
3. アルコール
4. 収斂性

② D→Gに該当する適切な語句として正しいものを1つ選んでください。

1. D なめらかな・E 豊かな・F ビロードのような・G シルキーな
2. D 溶け合った・E 骨格のしっかりした・F 豊かな・G 固い
3. D シルキーな・E ビロードのような・F なめらかな、溶け込んだ・G 豊かな
4. D なめらかな・E 円みのある・F 豊かな・G 収斂性のある

③(H)(I)、(J)(K)、(L)(M)に該当する適切な語句として正しいものを1つ選んでください。

1. H冷涼 I温暖 J男性的な K女性的な L飲みやすい M爽やか
2. H冷涼 I温暖 J男性的な K女性的な L重い M軽い
3. H温暖 I冷涼 J女性的な K男性的な L重い M軽い
4. H温暖 I冷涼 J女性的な K男性的な L飲みやすい M爽やか

【過去問】
下記の白ワインの官能表現チャートに関する問題です。
TGKCwo22

① 白ワインの味わいの官能表現チャートにおいて、(A)に該当する語句を1つ選んでください。

1. 甘み
2. 塩味
3. 酸味
4. 苦味

② 白ワインの味わいの官能表現チャートにおいて、(B)に該当する語句を1つ選んでください。

1. 甘み
2. 塩味
3. 酸味
4. 苦味

【過去問】
下記の赤ワインの官能表現チャートに関する問題です。
2012 kanno 2 60
① 赤ワインの味わいの官能表現チャートにおいて、(A)に該当する語句を1つ選んでください。

1. 甘み
2. 酸味
3. 収斂性
4. アルコール

② 赤ワインの味わいの官能表現チャートにおいて、(B)に該当する語句を1つ選んでください。

1. 甘み
2. 酸味
3. 収斂性
4. アルコール

【過去問】
次の白ワインの官能表現チャート、( A )に該当するものを 1 つ選んでください。

1. 甘み
2. 酸味
3. 収斂性
4. 苦味

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シニアの『ワインの官能表現チャート』の問題も見ておきましょう。

【シニア過去問】
次の白ワインの官能表現チャート、(A)に該当するものを1つ選んでください。
白 シニア

1. 甘み
2. 酸味
3. 収斂性
4. 苦味

【シニア過去問】
次の赤ワインの官能表現チャート、(A)(B)に該当する語句の組み合わせとして正しいものを1つ選んでください。
赤ワインの官能表現チャート シニア

1. (A)豊かな (B)ねっとりした
2. (A)豊かな (B)流れるような
3. (A)肉厚な (B)流れるような
4. (A)肉厚な (B)がっしりとした

引き続きCBT試験想定問題です。

CBT想定問題

↓想定問題の回では毎回同じ記述を添えております。ご存知の方は読み飛ばして下さい。
※これらの問題は以前に受験された方々からいただいた出題情報をもとに、私が手直したものです。CBTという特性上、全く同じ問題という確証は取れませんので<想定問題>とさせていただきました。出題頻度が高いと予想される問題は複数回登場していますが、そこも確認だと思って目を通してみてください。また、先に進むほど最新の出題を意識したものになっております。
実際の試験では選択肢方式ですが、問題量も多いのですべてにはつけておりません。また各回の過去問と同じく解答はつけておりませんが、提供された情報から実際の試験で何を問う問題だったのかがわかっている問題は解答をつけました。
【答】マークの右横を選択、もしくはタップや長押し(スマホ・タブレットの方)をしていただくと解答が見れるように同系色の文字で記載してあります。「何が問われたか」という部分で参考にしてください。

 

・白ワイン・ロゼワインのテイスティングに適した温度帯は?
【答】 10℃~12

・ティスティングに挑む心構えとして正しいものを選べ。?
「ネガティヴな気持ちをもって臨む」
「感覚を言葉以外で表現することを身につける」
「個人的な好みを前面に出さない」
「先入観や固定観念をもたず、客観的に行う」
【答】 個人的な好みを前面に出さない」:「先入観や固定観念をもたず、客観的に行う」は【客観的に→主観で】であれば正解

・jambes、larmesの強弱に影響を与える要素は?
【答】 アルコール

・ワインの香りにおいて、「ヴァニラ」の香りは何に由来するか選べ。

・「酸味」「苦み」「収斂性」「余韻」の中からテイスティングの表現で「ざらついた」が表すものを選べ。

・一般的なワインのphは?

・第3のアロマの説明として正しいものを選べ。

・テイスティングにおいて、アタックで感じるべきポイントは?
【答】 味の強弱広がり具合

・「粘性」「ブーケ」「ボディ」「アタック」の中から外観で見るべき項目は?

・ワインの香りにおいて、「杏仁豆腐」の香りは何に由来するか選べ。

・「果実、花、スパイス」「吟醸香」「キャンディ、バナナ」「ヴァニラ、ロースト、スパイス」の中から第3アロマを選べ。

・次の中から正しいものを選べ。
「アタックの持続性により、ワインのポテンシャルが判断できる」
「渋みは酸味同様、量と質をとらえる」
「白ワインの官能表現チャートの各軸は、甘み、酸味、収斂性である」
「ボディは、酸味、アルコール、渋みのバランスを体型で表す」
【答】 渋みは酸味同様、量と質をとらえる」

・一般的にワインの酸度が高いほど現れる外観の様子は?

・「肉付きの良い」「がっしりとした」「シルキーな」「シャープな」の中から収斂性に関連する用語を選べ。

・ワインテイスティングに関して、正しいものを選べ。
「混濁したワインが必ずしも異常とは限らない」
「ワインの濁りと熟成は関連しない」
「ワインが濁っている場合は何かの異常である」
「若いワインは濁っていることが多い」

・下記の空欄を埋めよ。
「白ワインの官能表現チャートの各軸は(  )と(  )であり、中央に(  )が位置する」

・ワインの外観を評価する流れに関して、下記の空欄を埋めよ。
「濃淡→色調→(  )→(  )→ディスク→粘性→泡立ち→外観の印象」
【答】 輝き清澄度

・「酸味」「アタック」「余韻」「渋み」の中からワインのポテンシャルを判断する項目を選べ。
【答】 余韻

・赤ワインのテイスティングに適した温度帯は?
【答】 16℃~18

・「繊細さ」「優雅さ」「ヴォリューム感」「収斂性」の中からアルコールの強弱と密接に関係のある用語を選べ。

・白ワインの官能表現チャートにおいて、最も酸味が強く感じられる状態を示す言葉を選べ。

・主にマセラシオン・カルボニック由来の香りといわれる香りを選べ。

・第1アロマは何由来の香りか?

・ワインのティスティングついて正しいものを4つ選べ。
「ワインの欠点を探し、個性及び特性を知る」
「感覚を言葉で表現することを身につける」
「ワインを分析し記憶する」
「ワインのあるべき姿を見い出す」
「自分の能力を知り、客観的に行うことによってさらに自分の力量を磨く」
「感覚を身振り手振りで表現することを身につける」
「自分の嗅覚、味覚の能力を知り、経験を積むことによりその能力を向上させる」
「味わいにはフレーバーも含まれる」
「ワインのアタックとは果実味のことである」
「バランスはワインを口に含んだ時の第一印象の影響が大きい」
【答】 番目

・ワインの香りにおいて、第2アロマに分類され、低温発酵の場合に感じ取れる香りを選べ。

・テイスティングにおけるアタックとは?

・「乳製品」といえば第何アロマに分類されるか選べ。

・ティスティングについて正しいものを選べ。
「甘みは残糖分以外、アルコール、熟成期間から感じられる」
「”ざらついた”が表すのは苦みである」
「アルコールはボディとは関係しない」
「ワインのボディは、甘み、酸味、アルコールのバランスを体型で表す」
【答】 ボディは、甘み、酸味、アルコールのバランスを体型で表す」

・次の中から味わいの官能表現チャートにおいて、「男性的な」に該当するものを選べ。
「収斂性と甘みのバランスにおいて、収斂性が優る場合」
「酸味と収斂性のバランスにおいて、収斂性が優る場合」
「甘みと酸味のバランスにおいて、甘みが優る場合」
「収斂性と甘みのバランスにおいて、甘みが優る場合」

・テイスティング用語として「クリスタルのような」といえば何を指すか選べ。
【答】 輝き

・味わいの官能表現チャートにおいて、「ビロードのような」に該当する項目を選べ。

・「ラルム」の意味に該当するものを選べ。
【答】 ワインの脚

・ワインのアロマについて、酵母や乳酸菌が生成するものは?

・「アンバー」「テュイレ」「グリーン」「マホガニー」の中から白ワインにおいて、最も熟成した状態を表現する用語を選べ。

・スパークリングワインのテイスティングに適した温度帯は?
【答】 10℃~12

・Tuile(仏)、Tuile(英)の意味に該当するものを選べ。

・ワインの香りにおいて、「バナナ」の香りがもたらされる条件を選べ。

・下記の空欄を埋めよ。
「赤ワインの官能表現チャートの各軸は(  )(  )(  )の3つであり、中央に(  )が位置する」

・「果実、花、スパイス」「吟醸香」「キャンディ、バナナ」「ヴァニラ、ロースト、スパイス」の中から第1アロマを選べ。

・「溶け込んだ」「溶け合った」「円みのある」「厚みのある」の中からタンニンに関連する言葉を選べ。

・次の中から正しいものを選べ。
「赤ワインは紫がかった赤色が琥珀色へと変化していく」
「タンニン分豊富なワインは常に強い輝きを放つ」
「ディスクとはグラス側面をつたう滴を指す」
「残糖分の多い甘口ワインは粘性が強い」
「ボディは、甘み、酸味、渋みのバランスを体型で表す」

・ワインの第2アロマは何由来の香りか?

・ワインの外観における輝きは何に最も関係するか選べ。

・スパークリングワインのテイスティングについて、下記の空欄を埋めよ。
「グラスの淵に沿ってできる泡立ちの輪をグラスの(  )から見る」
【答】 真上

・官能表現チャートにおいて、「やさしい」「まろやか」「肉付きの良い」「豊かな」の中から酸味に関する言葉を選べ。

・消費する立場として、ティスティングの目的として正しいものを2つ選べ。
「ワインの現在(どのような状態、特徴をもっているか、どのように楽しめるか)を知る」
「感覚を言葉で表現することを身につける」
「ワインの未来(飲み頃と価格の上昇見込み)を知る」
「ワインの過去(ネームバリューやヴィンテージ)を知る」
「ワインのヴァリエーションを知る」
「評論家の目線と同じかどうかを知る」

・味わいの官能表現チャートにおいて、収斂性と甘みのバランスを表す最もバランスの取れた言葉と、最も強い言葉の組み合わせとして正しいものを選べ。
【答】 豊潤ながっしりとした

・一般的にワインのアルコール度数が高いほど現れる外観の様子は?

・Cordonの意味に該当するものを選べ。
【答】 泡立ちの輪

・下記の空欄を埋めよ。
「ワインのボディは(  )、(  )、(  )のバランスを体型で表す」
【答】 甘み酸味アルコール(順不同)

・「吟醸香」といえば何アロマに該当するか選べ。

・「タール」「メルカプタン」「エタノール」「アセトアルデヒド」の中からワインのフレーバー・ホイールで硫香に関連するものを選べ。
【答】 メルカプタン

・テイスティング用語において、Mousseの意味に該当するものを選べ。
【答】 泡立ち

・第1アロマの説明として正しいものを選べ。

・ワインの外観を評価する流れに関して、下記の空欄を埋めよ。
「濃淡→色調→輝き→清澄度→(  )→(  )→泡立ち→外観の印象」
【答】 ディスク粘性

・テイスティングを行う上で、室温として適した温度帯は?

・ワインを新樽で熟成させることにより特に付加される香りを選べ。

・ワインの香りにおけるブーケは大きく2つに分けられるが、その組み合わせとして正しいものを選べ。
【答】 熟成由来、木樽由来

・「なめらか」「固い」「まろやか」「シルキーな」の中から酸味に関する言葉を選べ。

・次の中から甘みに影響を与える要素を選べ。
「木樽の成分」
「木樽での熟成期間」
「木樽の焦がし具合」
「木樽の大きさ」
【答】 木樽の成分   」

・「琥珀色」「グリーン」「レモンイエロー」「黒みを帯びた」の中から白ワインの色調で最も熟成が進んだ状態を表現するものを選べ。

・「なめし皮」「腐葉土」「菩提樹」「森の下生え」の中からブーケに該当しないものを選べ。

・テイスティング用語でBullesとは?

・ブドウ品種やブドウの成熟度合いを推測することができる外観で最も重要なポイントは?
【答】 濃淡

・テイスティングでニュートラルに関連するコメントはどれか。
【答】 第一アロマ

・粘性と関連のある用語を選べ。
【答】 アルコール

・第1アロマ 第2アロマ 第3アロマ ブーケのうち、アロマティックに関連する用語を選べ。

・下記の空欄を埋めよ。
「ティスティングは( )や( )を持たず( )で行い、グラスの中のワインと率直に対することから始まる」

・複数名でテイスティングをする際に気を付ける事を選べ。

・オイゲノールは何の香りをさす用語か。
【答】 クローブ

・テクスチャの表現として正しいものを選べ。

・ナッツ-クルミに分類されるアロマ化合物を選べ。
【答】 ソトロンちょと厳しいですね。

・(ブドウの成熟度や濃縮感 / 酸度 / 熟成度 / アルコール度数)の中で、テイスティング 「濃淡」で推測できるものは?

・(色調 / 輝き / 清澄度 / 粘性)の中で、外観から熟成度合を判断できるものは?

・ワインの酸味から捉えられるものは?
【答】 フレッシュ感やバランス、骨格余韻

・紅茶やたばこ、キノコなどの香りは何に属するか?

・テイスティングはどのような気持ちで臨むべきか?
(ポジティブな気持ち・自分の好きなワインを見つける・今までの経験を元にする)

・テイスティンググラスにふさわしいものは?
【答】 ISOグラス

・(第一・第二・第三)アロマのうち時間とともに薄れるものは?

・赤ワインのテイスティングにおいて、酸味コメントとして正しいものを選べ。【答】 なめら

・テイスティングにおいて考えることは?
→どこを問うているのかわかりずらい問題が出題されているようです。ですが、「欠点を探す」や「思いのまま述べる」など、消去法で選択肢を除外するほうが効率的な問題であるようです。

・はちみつやクミンの香りがあるアロマ化合物は?
【答】 ソトロン →狙われますね。

・標準のテイスティングに適したグラスの形状は?
【答】 チューリップ型でカットや模様の無いもの

・次のアロマ化合物のなかで、第2アロマに属するのは?→独特な香りが3つ紹介されていますので覚えておきましょう。

・白ワインの酸味と甘みが両方強い場合のワインの表現は?

・(テクスチュア、アタック、酸味、渋み)のうち、「ビロードのような」はどの項目の表現する言葉か?

・赤ワインの酸味と収斂性が共に強い場合のワインの表現はどれか?
(がっしりとした、骨格のしっかりした、なめらかな、流れるような)

・技術的な視点を意識したテイスティングに適したグラスは?

・(色調、濃淡、粘性、輝き)のうち、ブドウの成熟度を測るのに必要なのは?

・「メロウな」というコメントはどの分類に属するか?
【答】 テクスチュア

・標準のテイスティングに適したワインの注ぐ量は?

・ワインの熟成度合いをとらえるのに大きなポイントになるのは?

・(濃淡、酸味、色調、第一アロマ)のうち、ワインの「若さ」を判断する項目として適しているのは?

・テイスティングにより得られる結論として適しているものを選べ。
【答】 健全なワインであるか

・テイスティングにより得られる結論として正しいものを次の中から選べ。
(飲用の適切な温度、独自の観点での分析、飲むタイミングの判断、ワインの欠点)

・アロマ化合物「ロタンドン」が特徴のブドウ品種を選べ。→かなり有名ですよね

・ワインの「酸味」を表現する言葉として正しいものを選べ。
【答】 溌剌とした

・赤ワインの甘みと収斂性が共に強い場合のワインの表現はどれか?
(がっしりとした、骨格のしっかりした、なめらかな、流れるような)

・(甘味、酸味、渋み)のうち、「シルキー」はどの項目の表現する言葉か?

 

お疲れ様でした。ここは多少はサラッと流せたのではないでしょうか…。一次試験対策もあとわずかです!

 

何かございましたらこちらまで
info@majime2.com 牧野 重希





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