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ソムリエ試験二次、テイスティングの受験報告2015~ワインエキスパート呼称編 1

2020/06/18
 
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今回は2015年エキスパート呼称受験者からのテイスティングに関する報告です。



ソムリエ試験二次、テイスティングの受験報告2015~ワインエキスパート呼称編 1

ワインエキスパート出題アイテム
白1 リースリング 2013:オーストラリア
白2 シャルドネ 2012:フランス
赤1 シラー 2014:フランス
赤2 カベルネ・ソーヴィニヨン 2012:アメリカ
リキュール類1 コニャック
リキュール類1 アマレット

イタリアワインしか知らない状況で約一年間勉強して、ワインエキスパートを受けた者です。

独学でやろうと決めて始めましたが、やはり何から始めていいかわからず、この講座に出会ったことで最後まで気持ちを保ちつつ試験対策に取り組むことができました。本当にありがとうございました。

二次試験の感想です。今後受験される方に役立てばと思います。

白① 正解:リースリング・オーストラリア・2013
香りを感じた瞬間からリースリングでした。ドイツとフランスの二択しか思い浮かばず、なんの迷いもなくフランス・リースリングと解答してしまいました。今考えてもオーストラリアとは出てこないと思います。
→他の方の報告を読む限り、国名を落としただけで全く問題ないと思われます。

白② 正解:シャルドネ・フランス・2012
こちらも香りの時点でシャルドネだと判断しました。ただ、リースリングの後だったので、なんだか樽の香りが強い気がしてしまいアメリカを疑いましたが、次の赤ワインの香りを軽く感じた時にそちらがアメリカのような気がしたので、白②はアメリカではないと考え、それでもニューワルドの感覚から抜け出せず、NZシャルドネを選択しました。

赤① 正解:シラー・フランス・2014
香りは赤い果実系、ラズベリーの香りを強く思い浮かべました。去年の報告で、「アメリカのピノでこんなに濃い色調のものがあるのか」という話が頭をよぎり、妙に納得してしまいアメリカのピノ・ノワールを選択しました。ピノ・ノワールにしては強すぎたにもかかわらず…。もうちょっと悩んでみたらよかった…。
→それはそれは世界にはいろんなワインがあるわけですが、試験ではセオリー通りとらえるべきです。と言っても、それができれば苦労しませんよね。ただ、最初に赤い香りを取られたことでピノを思い浮かべたのは若干仕方がないかなとも思います。

赤② 正解:カベルネソーヴィニヨン・アメリカ・2012
気がつくと残り15分ほどで、少し焦りながら香りを取っているとあれっシラーかな…と思ってみたけれど、一瞬カベルネのタンニンを感じてしまい、カベルネに偏って行きました。強さとしては新世界であろうと。

それでも、最後に香りと果実味がシラーのような気がして悩みに悩みシラーにしてしまいました。もう国名を考えている余裕はなくオーストラリアのシラーズと解答しました…。
→残り15分、焦る気持ちは存分に理解できます。ここを新世界のシラーズと答えたことが良かったです。正解も新世界、テイスティングコメント的にはそんなに変わりません。

その他のお酒① 正解:コニャック
香りでコニャックかカルヴァドスだろうと思いましたが、試験の前々日にコニャックを飲んだ時はもう少し口の中で爽やかに広がる感覚があったのでカルヴァドスと選択してしまいました。
→これも慣れというか、知っているかどうかですが、カルヴァドスにはやっぱりリンゴの香りがあります。

その他のお酒② 正解:アマレット
これはもうアマレットでした。

以上です。
なんだか不安でいっぱいですが、やりきった感はあります。

この度ただのワイン好きから有資格者になるべく一念発起し、ワインエキスパートに初挑戦中の者です。ネットで松岡様のブログを見つけ、一次試験の時よりお世話になっていました。

一次試験は、松岡様のブログを読みつつ問題集をこなす形でクリアできました。遅ればせながら感謝申し上げます。二次試験は、必勝マニュアルを購入し、自分で用意した赤白の基本セットを飲みながら、コメントをひたすら暗記することにしました。

本日ワインエキスパートの二次試験を受験しましたので、雑感を以下に記したいと思います。

会場:京王プラザホテル(やや薄暗い)

■試験前  外観の第一印象(15分間)

白① 薄い
白② やや黄色
赤③ 濃い
赤④ 濃いが③程ではない
その他⑤とその他⑥は同程度のブラウン

白①リースリング:ドイツ・2013(正解:リースリング・オーストラリア・2013)
ペトロール香あり。リースリングは確定。色が薄く軽めと判断したため欧州と判断。残糖感がないのでフランスを疑いつつ、確率的にドイツを選択。ヴィンテージに関しては、白は-2と決めていた。

白②ソーヴィニヨン・ブラン・フランス・2013(正解:シャルドネ・フランス・2012)
色調は黄色がかっており、香りをあまり感じ取れない。香りが乏しくて酸味が強いためシュナン・ブランを疑うが、口に含んでみると青臭さがあった。よくわからないまま時間とワインが減り動悸がしてきたので、フランスのソーヴィニヨン・ブランを選択。
「わからないときはシャルドネ」でしたね…。冷静に考えると、外観の第一印象からも推測できたかもしれません。また、温度を上げれば香りが出てきたかも知れません。
→そうですね。黄色い外観を感じてますし、香りに特徴がないわけですから。迷ったら、わからなければシャルドネはソムリエ二次では確率的にセオリーだと思います。〈追記〉と、当時は私も言っておりました。

③シラーズ・オーストラリア・2011(正解:シラー・フランス・2014)
渋みが強いもののザラついた感じがなかったので、シラーと決める。ブラックベリーやカシスの凝縮感を強く感じたため新世界を疑い、オーストラリアを選択。ヴィンテージ赤は-4と決めていたので2011。

④カベルネ・ソーヴィニヨン・フランス・2011(正解:カベルネソーヴィニヨン・アメリカ・2012)
甘い香りがしたので、濃いピノかと思いましたが、口に入れると流れるような感じがなく、程よくバランスのよい酸味・渋み・甘味を感じたのでカベルネ・ソーヴィニヨンを選択。濃すぎない上品な味からフランスに。
→最初に“甘い”香りを感じられているので、この部分は新世界的かなと思わせますね。

⑤バーボン
コニャックと迷いつつも、バーボンを選択。

⑥アマレット
強いアーモンドフレーバーあり。迷わず選択。

■結果
白:品種1、国1、年1
赤:品種2、国0、年0
他:1

テイスティングコメントについては、8~9割程度は松岡様の模範解答の範囲で答えられたと思います。ただし、選択指定数が少なく、漠然とした不安がぬぐえません。ヴィンテージや国などの正解が少なく、微妙なラインと分析しています。
→問題なく合格だと思います。白ワインも赤ワインもしっかりと理解されているように思います。

結果がどうであれ、大変お世話になりました。とても感謝しています。




昨年、一昨年に試験を受けられた方々の報告やお話は大変参考になり、とても励みになりました。そして、自分も少しでもこれから受験をされる方の参考になるのであればと、自分なりの体験記をお伝えしようと思います。

「ワインエキスパートを目指すということ」

私はワインが大好きですが、ワインを楽しむ為に資格など全く必要ないと思っています。そして、私にとって何かの役に立つものでもないとも思っています。資格など持たずとも精通している方々がたくさんおられるのは周知であります。

ただ、「資格なんていらないよね」と言えるのは、資格を持っている人間だけだとも思うのです。それなら“取ってやろう”と。持っていて邪魔になるものでもありませんし、資格を取った上で、それが必要ない事を証明してやろうと思ったことがきっかけでした。

私は土地柄、仕事柄、ワインスクールへ通うという選択肢はありませんでした。私の先生はこの講座と田辺由美先生の参考書、そして、ソムリエ教本だけでした。そして、少々特殊な職業のため、朝8時に家を出て帰りは早くて21時、遅ければ午前0時を過ぎる事もしばしばです。しかも、受験を決めた2月頃は週休1日という生活でした。妻も子供もいます。

しかし、受験を決めた時に一つだけ心に誓いました。

「時間がない」を言い訳にしない事です。

私より時間に余裕がない人はいくらでもいるでしょうし、一日30分が工面できないほど多忙でない事はわかっていたからです。

昼食時にパソコンが使える環境でしたので昼食をとリながら、よくこの講座を覗いていました。帰って机に向かったのは30分から60分程度でしたが、ほぼ毎日継続いたしました。継続できたのはなによりもこの講座の存在が大きかったように思います。

また、これはあまりお勧めできることではないのかもしれませんが、私は「とりあえず一次試験合格!」と考えていたために、一次試験が終わるまでテイスティングの練習をほとんどしませんでした。ただ、毎日のようにワインは飲んでいましたけど…。ストレス発散のためにも必要でした。

一次試験を無事にクリアしてはじめて二次対策をはじめました。といっても、品種ごとのコメントのチェックと自宅でブラインドを数回したくらいなのです。

「テイスティングを始める前に」

まず解答用紙に記入する事

・本人確認にマーク
・氏名・会場名・受験資格の名称・受験番号を記述
・忘れがちな受験番号のマークに注意

試験開始前に1-6全てのグラスが並びました。少し時間があると思うのでワインの外観をしっかりと観察する事をお勧めします。

また、解答用紙とコメントの選択用紙は、それぞれ裏表で白・赤用となっています。試験前にコメントの選択用紙も見ることが可能なので、特に品種などを赤白ともに確認しておくとなお良いと思います。

残り時間10分前まではスピリッツに手を出さないと決めていたことも良かったと思っています。私はスピリッツに向う前にワインの見直しをしておく方が良いと思いました。ただ、時間がかなりタイトなので、項目全ての見直しは不可能と思っておいた方が良いかもしれません。見直しができるのは選択数のチェックと、自分の気になった項目数カ所くらいでしょうか。

「テイスティング開始」

白① 正解:リースリング・オーストラリア・2013
色調は淡いレモンイエロー、ペトロールをしっかりと感じる為リースリングで間違いない。甘さは控えめでしたが、ドイツでも甘くないのもあるしなぁと。正直フランスとの二択でしたが、アルザスはもっと濃い色調のイメージだったのでドイツを選択。

オーストラリアのリースリングの特徴は勉強してませんでした。仕方ないです。ヴィンテージはリースリングなら-2年くらいだろうと思っていたので2013年に。

私の解答:リース リング・ドイツ・2013

②正解:シャルドネ・フランス・2012
色調はやや濃い目のイエローですが、新世界を連想するほど濃くはない。香りには程よい樽感、バランスのとれた香り。品種はシャルドネに間違いないだろう。全てにおいてまとまっており美味しいシャルドネでしたが、後味に残る苦みは控えめでした。

シャルドネならアメリカかフランスと思っていましたが、新世界の強さ・濃さを感じなかったためにフランスとしました。ヴィンテージは全くの勘で2012年に。

私の解答:シャルドネ・フランス・2012

③正解:シラー・フランス・2014
③、④は共に濃い色調であり、試験開始前の時点で「今年、ピノはないな」と思いました。

黒こしょうがあまり感じられず、メントールとオリーブの酸っぽい。ただ、私はシラーとカベルネがわからなくなることがよくあります。カベルネの針葉樹や青さが私にとっては少々不快に感じる事が多く、シラーにはその“クセ”が無いことが自分の中での基準でした。何度か確認して嫌な“クセ”がなかったのでシラーを選択。

フランスかオーストラリアで迷いましたが、色調が濃かった事と果実が前面に出ていた事でオーストラリアを選択。ヴィンテージはもちろん勘です。赤で2014年とか選べません。笑

私の解答:シラーズ・オーストラリア・2011

④正解:カベルネソーヴィニヨン・アメリカ・2012
色調は③同様に濃い。香りの第一印象にブルーベリーを感じてしまいました。そして、なんとなく全体に丸く感じた為にメルローを思い浮かべ進めてしまいました。答えを聞いても「こりゃ、わからんな…」でした。

私の解答:メルロー・フランス・2012

⑤正解:コニャック
⑤、⑥に関して色調は共に褐色だが、⑥の方が濃い。
⑤は色調と選択肢からカルヴァドスかコニャックを疑う。ウイスキーも選択肢にあったが、もう少し薄い色調のものが多いので。後味の滑らかさからコニャックを選択。頑張ってリンゴの香りを探したけど見つからず。

私の解答:コニャック

⑥正解:アマレット
これは飲んだ事がある方ならすぐにわかったのだと思います。私は初めて飲んだので???でした。ここが、独学の辛いところです。ただ、スピリッツでわからなかった時は過去問や自分の勉強してきた中によく出てくる名前を選択しておくべきでした。「スーズ以外」としかわかりませんでした。

私の解答:アマレット以外の何か…

結果:
白:品種2、国1、年2
赤:品種1、国0、年1
スピリッツ:1

コメント次第でしょうか…。コメントも全く自信がないのですが。かなり不安ですが、今の自分の実力ではここが限界だったような気もしています。
→コメント次第ですが、大丈夫だと思います。白ワインに関してはしっかりととらえていらっしゃいますし、赤ワインも大きく外しているようには思えません。何よりも、かなりワインを理解されているであろうことが読み取れます。合格だと思います。

合否に関わらず、これからもワインの事を学び楽しみ、人生を少しでも豊かにできればと思っています。良い結果のご報告ができると祈りつつ、感謝を込めて。

2013年の夏、ソムリエ試験の存在を知り、過去問を初めて見たのがこの“こーざ”でした。

当時は、まさか私が受験生になるとは思ってもいませんでした。私は学生で学業だけでもいっぱいいっぱいなのに、いつも私がお世話になってるソムリエ・アドバイザーの方々は働きながら、試験勉強をして合格し私の前に立ってワインを提供し教えて下さっている、という事実に感動し自分も学業をもっと頑張れるはず!と強く言い聞かせました。そのうちにソムリエ試験に対する好奇心もどんどん大きくなり修士課程を無事終えられたら、博士課程に入ったら、今度はワインエキスパートに必ず合格する!と親友に宣言したのです。

さて、テイスティングの感想です。

国を全て、品種を一つ、ヴィンテージを一つか二つ間違えました。でも、外観・香り・味わい・全体的な評価やグラスの選択などは自信を持って解答しました。“香り”で複数選択の場合、最後の一つで悩むことが多かったのですが、大幅に選ぶべきコメントがズレているとは思えません。だから、合格していると信じています。

今、気になっているのは、赤3番目のシラーをイタリア・サンジョベーゼにしてしまったことです。これは悩みました。イタリア系やフランスのメルローも少し候補に入ってましたが、それにしては丸さがない。やや赤系、やや角張っている印象、酸が強い…メルローではない!私は直前までサンジョヴェーゼ、シラー、メルローを品種特定できないことが多かったんです。

赤い感じもある黒系果実で、アルコール度数がやや高め、ほどほどに強いタンニン…。ただ、黒胡椒などスパイシーな感じがわかりませんでした。合わせてマリネしたオリーブのイメージも感じ取れなかったんです。

今思えば「肉」「血液」を感じたなら一番にシラーを疑うべきでした。ピノ・ノワール、メルロー、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、サンジョヴェーゼと並んだ場合、この「肉」「血液」最も特徴的に感じるのはシラーではないでしょうか?
→その通りだと思います。血っぽい赤黒さ、鉄っぽさ、肉的な感じや野性味はシラーの特徴です。

サンジョヴェーゼはやや粗いタンニンで、“乾いた”ニュアンスと何度も確認したのに、そして、このワインからはそれらを感じなかったのに…。反省です。(強く、口の中に張りついて残り、最後にキュッと締まるようなタンニンと酸を感じたのでタンニンの項目は「収斂性のある」にしました)

さらに、話は前後しますが、オーストラリアのリースリングをフランスにしてしまいました。

色が薄いので最初、樽が控えめな冷涼産地のシャルドネを思い浮かべました。リースリングって私の中でもう少し黄色い印象だったからです。この色でニューワールドに行けなかったのかもしれません。

その後、香りに移り、最初に貝殻・石灰・ヨードといった白いミネラルのイメージが浮び、「りんご」「グレープフルーツ」「レモン」系の酸を感じた一方で、ほどほどの粘性に熟した果実のニュアンス、比較的しっかりめのアルコール感も見受けられました。

今思えば、フランスよりはニューワールド系だろうと思えるのですが、試験中にどうしてたどり着かなかったのだろうかと自問しています。

ドイツのリースリングに慣れている私にとって、果実の熟した感じの強いニューワールドのリースリングはペトロール香が取りにくいと感じます。今回もそうでした。

今回の白1は「リースリング!」と第一印象でわからなかったんです。(テイスティングセミナー大阪でも同じ間違いをしました。質問にも答えて頂いたのに。学べていない、私…)

白2は「樽のニュアンスの強いニューワールドのシャルドネ!」と決めつけてしまいました…。あぁ~あ…。アメリカのシャルドネと答え、こちらも国名を外す…。でも、この白ワインは、色が濃くて、粘性強く、アルコール強めで、コク・深みを与えるような苦味もあって、樽のニュアンス強めで、やさしい酸、まろやかな甘さ、豊潤で厚みまで感じました。

赤4のカベルネ・ソーヴィニヨンは、「ダークチェリー、黒系果実のチュイール入りチョコレート」のイメージがはっきりとあったのに…、熟した甘い果実のニュアンスをはっきり感じられず、とはいえ甘い感じは覚えており、
・甘み  「豊かな」
・評価   「凝縮し、力強い 」
・香りの印象 「木樽からのニュアンス」
を選択、しかも比較的強めと感じ、でも、フィニッシュにそれなりに酸も感じられて
・酸味 「なめらかな」
結局、フランスのカベルネ・ソーヴィニヨンと間違えました。

さらに、エッジが隣の赤3に比べて幾分グラデーションになっているように見え、ややガーネット系でしたので、ちょっと古いのかと思い2010 年に…。(正解は、2012年、ちなみに赤3のシラーは2014年。こちらは、2013年にしてしまったんです) 「熟成感が現れている」「熟した」といったキーワードを選んでしまったんです!
→結果として間違ってしまったところはあるようですが、テイスティングの基本はしっかり身に着いていると思います。

会場について。

京都のホテルオークラの宴会場でした。シャンデリアの下で暖かみのあるアイボリー系の照明、厚みのある白いテーブルクロスがあり、思ったよりは色がわかりやすい(白色蛍光灯に近い)環境でした。テーブルクロスが柔らかいので、透明のプラスチック下敷きが配られ、その上で解答するように指示されます。マークシートなのですが、全てのワインに対して、それぞれ選ぶべき項目の数が違うので注意が必要です。

例えば、白1はバランス (二つ選択)、白2はバランス(一つ選択)といった具合に。

筆記用具は、「必ず持ってくるように。貸し出しはしない」というような記述がありましたが、実際には、一次も二次も借りられます(笑)。

終了20分ほど前にスピリッツを飲んでむせてしまい、水を消費してしまったので、お代わりを要求しましたが「時間がかかる」といわれ、待っても待っても来ず、結局試験終了…。
→2015年は水のおかわりは無しのようでした。

また、ティッシュやハンカチは机上には出しておけません。

面白かったのは、前の教壇にいる試験監督も同時に試験問題を真剣な顔して解答しているところでした。自分で解けるかどうか確かめてるのでしょうか(笑)?

テイスティングアイテムは試験開始前からゆっくりと一つずつ配っていくので、外観はバッチリ観察できます。グラスを自分で受け取って番号が書かれた白い紙の上に置くので、その時ついでに粘性と透明度の観察もしました。

この段階では、赤二つはほぼ同じ外観コメントになりそうだと思いました。また、アマレットとコニャックもほぼ同じ外観に見えました。 温度は白も赤もかなり冷たく、冷えているなという印象でした。

会場内は、寒くも暑くもなく、薄い長袖のカットソーくらいの人が多かったです。(一次試験はかなり冷房がきつかった)

カバンは特に置く場所はないので、床に直接、椅子の下など邪魔にならないところに置くように指示されます。

話は変わりますが。

フレーヴァーの「ヴェジタル」がよくわかりませんでした。だから一つも選んでません。赤ワインに対して、青い感じでややネガティヴなコメントという認識で大丈夫でしょうか?
→フランスのカベルネやメルロに感じる青さ、野菜っぽさを指すコメントです。ネガティブではないと思います。



さて二次のテイスティングですが、終えての感想は『もっと第一印象を信じれば良かった』です。

白1 正解:リースリング・オーストラリア・2013
香りですぐにペトロールを感じ取り、リースリングとわかりました。産地もドイツやフランスの冷涼さを感じなかったので消去法でオーストラリアにしました。これは正解。

白2 正解:シャルドネ・フランス・2012
二つ目の白ワインは失敗しました。会場の照明が暖色系なのか色調をとらえづらく、なんだか濃い系の黄色と思ってしまいました。香りを取ってみると、んん?これは樽かな…、バターっぽさやアーモンドのニュアンスを感じました。

樽の効いたシャルドネだと思いつつも、口に含んでみると「あれ?なんか思ったより軽い?」、樽が効いてるのに軽いというところに違和感を感じ、香っていくうちに樽の効いたソーヴィニヨン・ブランだと思ってしまい、樽の感じも青っぽい印象にすり替えられ、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランだと決めつけてしまいました。

協会発表の解答でフランスのシャルドネと知り、第一印象のまま行けば良かったと後悔です。軽いと感じたのはシャルドネのニュートラルな感じだったのかと、解答を知ってから思いました。
→バターっぽさやアーモンドのニュアンスを感じたなら、迷わずシャルドネです。そして、特にシャルドネは軽めからトロトロの重厚感のあるものまでさまざまなタイプが造られています。

赤1 正解:シラー・フランス・2014
赤1も第一印象ではシラー・フランスと解答していました。

シラーと解答したのは過去に飲んだクローズ・エルミタージュに近いものを感じたからです。でも、もともとシラーは練習していた時から何度飲んでもわかった気がせず、黒胡椒もオリーブのマリネもわかったことがありませんでした。ただ、動物的なニュアンスを感じることがあるとは思っていました。

ここでも後から見直している時に、苦手意識から違う気がしてしまい、なぜかサンジョヴェーゼに変更してしまいました…。国もイタリアに。ただ、テイスティングコメントまで見直す時間はなかったのでシラーよりのコメントになっているはずです。また第一印象に逆らってしまいました。

赤2 正解:カベルネソーヴィニヨン・アメリカ・2012
赤2つ目は強いバニラの香りと色調からカベルネ・ソーヴィニヨンが思い浮かび、香り、味わい共に強いと判断したので、新世界に。国は前日に飲んだオーストラリアより樽が効いていることからアメリカに決定し正解でした。

前日にシラーをテイスティングしていたので赤1つ目が当てられなくて本当に後悔しかありません。

ワイン以外のお酒に関しては、アマレットはアーモンドの香りと後味の杏仁ですぐにわかりました。コニャックは飲んだことがなくて悩みましたが、バーボンはバニラ香がするらしいし、りんごは感じないし、ラムでもない。コニャックかマールだけど、前日にグラッパは飲んでいたのでマールならもう少し色が薄くなる気がするな。消去法で残ったコニャックで正解でした。
→テイスティングコメント次第ですが、合格していると思います。過去にいただいた報告と合わせてもここまで理解されていてダメということは無いはずです。

大阪会場でしたが、試験が始まる5分ほど前に1つ目のワインが配られ始め、試験開始後に残りが順番に配られました。

スタッフが持つトレーから受験者がグラスを取って所定の位置に置く必要がある為、ワインが配られるたびに解答用紙から目を放し、どこまで解答したのかわからなくなりマークをする場所を間違えそうになり少し混乱しました。→なんとかしてもらいたいものです。

解答では香りの項目で【果実と花と植物】の香りが同じ欄なのですが、選択を選ぶ時に果実も花も植物もバランスよくそれぞれから選ぶべきなのか、正解のものなら果実のみから選んでもいいものなのか少し悩みました。
→バランスは考える必要はないと思います。

この講座を卒業できることを信じて合否を待ちます。
→卒業できるはずです。大丈夫です。

松岡様もお疲れ様でした。本当にありがとうございました。

昨年の再受験の頃でしたか、独学ゆえに行き詰っていた時に松岡さんのブログに辿り着き、どれだけ勇気づけられ学ばせて頂いたかわかりません。そのお礼も込めて、今回はメールを差し上げた次第です。

・テイスティングに関して。

正解 → 私の解答
白1 オーストラリア・リースリング → フランス・シャルドネ
白2 フランス・シャルドネ → フランス・ヴィオニエ
赤1 フランス・シラー → オーストラリア・シラーズ
赤2 アメリカ・カベルネソーヴィニヨン → フランス・メルロー
その他のお酒1 コニャック → 正解
その他のお酒2 アマレット → 正解

【白】
昨年はグラスがくもる程冷えていたのに比べ、今年は温度がやや高めといいますか、くもるほどではありませんでしたので、余計なプレッシャーにならずに済んだように思います。

白1に関しては、最後の最後でリースリングかもっ!?と思い、ドイツ・リースリングと書き直したものの、「迷ったら、第一印象で!」とほぼ全員が仰るので、フランス・シャルドネ(シャブリかと思ったのです)に再修正し、撃沈しました。リースリングには苦手意識があり、しっかりと対策したつもりでしたが、今となっては悔やまれます。
→いろいろな考え方があると思いますが、私はソムリエ試験でシャブリを考える必要はなかったと思います。いわゆる典型的なシャルドネ像から少し離れることもあり、シャブリまで手を広げると、混乱する可能性が高いからです。過去の出題を見ても、シャブリは出題されていないと思います。難しくとらえすぎました。
→2017年度追記
2016年度に樽を使っていないシャルドネ(シャブリ)が出題されました。確かに、シャブリにはシャブリらしさがあるのですが、ソムリエ試験レベルでは難しいと思います。
樽のないシャルドネを同じ爽やか系のソービニヨン・ブラン、もしくはやや強めのミュスカデと想定してコメントをとり、ブドウ品種(シャルドネ)はあえて捨てることをお勧めします。樽のニュアンスがないのですから、テイスティングコメントも樽を使ったシャルドネよりも圧倒的にソービニヨン・ブラン、ミュスカデに近く、反対に樽を使ったシャルドネのイメージでコメントを取ると大幅にズレるからです。ブドウ品種を捨てて、得点(コメント)を稼ぐ方が間違いなく合格に近づきます。

ヴィオニエはかなり特殊なブドウで、華やかな甘い香りに、低めの酸、比較的暖かいところを好むのでアルコールのボリューム感をしっかりと感じます。確かに、シャルドネからも甘い香りを感じることがありますが、ヴィオニエのようなある意味偏った香り、味わいにはならず、基本バランスが取れています。こちらもなぜあえて難しい方向に考えるのだろうと思ってしまいました。

・会場の雰囲気、レイアウト。

会場は札幌プリンスホテル別館・パミールの3階で、ホテルによくある会議室のような部屋を使用(昨年と同様)。入り口に背を向け、部屋の奥に向かって着席。試験管1名のほか、サーヴして下さるソムリエ・ソムリエールが5、6名。

受験者は50名ほどかと思います。長机が左右に2台で、多分12、3列はあったかと。長机1台に2名ずつ着席、少なくとも2名は欠席していました。

隣の中年男性がとても独り言の多い方で、試験開始前に「すみませんが…」と黙っていただくようにお願いしました。それでも、習慣・クセなのか、どうにもならないようで、試験中もこの独り言は続き、「あっ」、「おっと」と言っては、私の忠告を思い出したのか静かになる、そしてまた独り言…の繰り返しでした。

私の心の声「本当にうるさい」というのが、口をついて出た気もしますが、私も緊張とほろ酔いとで余裕は皆無だった為、定かではありません(苦笑)。知った事ではないです。

・ご自身の試験対策を振り返って

札幌で有名なワインショップの一つにグランヴァンセラーというお店があり、そこでは毎年、二次試験対策を行っています。

私は今年もお世話になりましたが、ワインのチョイスと解説をして下さる副店長(ソムリエ保有者)が、「物凄く良いサイトを見つけました。バリバリのソムリエが本気で試験対策しており、その解説は明瞭でわかりやすく、非の打ち所が無い。本当に凄い。絶対、オススメです!」と、松岡さんのブログを猛プッシュしていました。→ありがとうございます。

私もずっと見ていることを申しましたら、

「やっぱり有名ですか。本当に参考になるから、ここで勉強する事をお薦めします」と言い、実際、対策用のワインを選ぶ際などは、ブログを参考にされていたようです。

ワインのお勉強を通じて、多くの方々がこのように本当に親身になって下さり、細やかに教えて下さり力になって頂いたので、報いる意味でも、合格して恩返しをしたいと思っていたのですが無念です。
→正直、いただいた報告から想像するに少々厳しいかもしれませんが、信じて待ちましょう。

先述のとおり、もう受験する事はきっと無いと思いますが(翻意するかも知れませんが)、コツコツと勉強し、少しずつクリアし前進してゆく過程で、それまで知らなかった世界を知り、知的好奇心が刺激される日々でした。

合格して、バッジを手にし、自信を付けたいという願いは叶わないかも知れませんが、努力した事実は変わらないので、そこだけは及第点としようと思います。

日々のお仕事の傍ら、このように津々浦々の受験生を導き、励まし、バッジ保有者を続々と誕生させていらっしゃることに心から尊敬申し上げ御礼申し上げます。

その2に続きます。




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