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スペイン~リオハ・カヴァ<A>「どうすれば勉強を習慣化できるのか?」

 
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第44回
※更新済みのフランスについて最新2024年度教本のチェックを終えました。細かい比率等の数値に変更はあったものの、栽培面積や生産量の出典年度は2023年と変更がなく、大きな修正はありませんでした。変更箇所については更新済みの記事も含め、すべて最新の数値に修正済みです。

本題の前に先日よりお伝えしている私がエクセレンス受験の時に採用していた「勉強法についてのあれこれ」の第2弾をお伝えします。→不要な方は読み飛ばして下さい。

今回のテーマは「どうすれば勉強を習慣化できるのか?」です。

おそらくこれを読んでいるほぼすべての方が「それが一番難しいんだよ」と心に思っているのでは?。確かにその通りです。この勉強の習慣化こそが、この時期に皆さんがぶつかる最大の壁になるかもしれません。→もちろん私も同じでした。

ソムリエ試験は覚えることは多いですが、決して難解な試験ではありません。やることをやれば誰でも合格できる試験です。しかしその量が膨大であるためにモチベーションが続かず、この「やることをやる」がなかなかできないのです。逆に「やることをやる」習慣さえ定着してしまえば、合格はもう目の前ということです。

皆さんはどのように勉強時間を作っていますか?

勉強時間を作る時、
「今日は仕事が早く終わったから勉強しよう」
「今日はヒマになりそうな時間があるから勉強できるな」
といったように、その日の予定や状況に合わせて、不確定に勉強時間を確保している方。

実際には思うように勉強できていないのではないでしょうか。

もちろん、ソムリエ試験の勉強が好きすぎて早く勉強したくてウズウズしていたり、仕事が終わった後に嬉々として勉強に取り掛かれるような方は全く問題ありません。そのまま続ければ間違いなく合格です。

ですが多くの方はそう簡単には勉強に取り掛かれないものです。結局のところは大変な暗記作業ですから、無意識に心と体が勉強を始めることに抵抗してしまいます。それでもここを乗り越えなければソムリエ試験の合格には手が届きません。

では、勉強をすることに抵抗する「正直な心と体」を押さえて勉強を始めるにはどうするか。

答えは「自分に期待しない」ことです。→正確に言うと自分に期待しすぎないということです。
つまり、「自分は勉強をするのが嫌だ」ということを認めてしまい、自分が自らの意志の強さで勉強に取り掛かれるとは思わないこと、自分を信じすぎないようにすることです。

なので、モチベーションや意志の力で勉強を始めるのではなく、習慣の中に取り込んで勉強へのスイッチを楽に入れさせてあげる環境を作るところから始めてみて下さい。

具体的な例として私のソムリエ受験の時の話を挙げましょう。

私はソムリエ資格を受験した当時、仕事が終わるのが大体23時すぎ、遅ければ24時を回ることも珍しくない状況でした。その当時は出勤時間も朝早く、当然疲れてはてて家に帰ってくるわけで、そこから勉強のスイッチを入れることがなかなかできないというのが正直なところでした。なにせ自宅に戻ればベッドはあるし、テレビはあるし、お風呂もあるしと、その他の選択肢が盛りだくさんです。

「まずは勉強のまえにスッキリしとかないと集中できないな」なんて言って風呂に入り、
「無音も寂しいからちょっとだけテレビをつけておこう」という言い訳で横目でテレビを見始め、
「あれ、なんか今日はいつもより疲れている気がする、もう眠いぞ」と考えてベッドに横になってみる。
そして次の日の朝を迎えることになります(笑)

そこで考えたのが、(以前少しお話しした)昨年の更新作業にも使用していた深夜マック作戦です。仕事が終わったら帰宅せずに駅前のマクドナルドに直行し、勉強をしてから帰宅するというものです。この方法の良いところは大きく2つあります。

一つは、「既存の習慣の中に、勉強を入れ込んでしまっていること」
もう一つは「勉強以外の選択肢が少ないタイミングで勉強を始められること」です。

人間は勉強にかぎらず、新しいことはなかなか定着しないものです。なので新しいことを取り入れる場合、既存の自分の習慣の中に取り込んでしまうほうが早いのです。しかも、「毎日必ずやること」とセットにしてしまうのが理想です。私の場合はそれが「通勤(帰宅)」だっということです。仕事をする日は「帰宅」は避けて通れません。そこに「必ずマックを経由して帰る」という習慣を入れ込んだのです。

人間不思議なことに、一度帰宅してしまえば様々な行動の選択肢に勝てずに勉強ができませんが、他にやることのない状況に追い込まれると観念して嫌なことでも取り掛かれるものです。普段より無意識の抵抗が弱くなるので、楽に勉強のスイッチを入れることができるのです。

そして一度始めてしまえば自然と集中力が高まり、疲れていても一時間くらいなら問題なく勉強ができてしまう。日によっては、「今かなり集中できているからもうちょっと進めたい」なんて思うこともあるくらいです。結局取り掛かるまでが一番大変なんです。

あくまで私の一例ですから、同じようにする必要はありません。松岡さんは大好きなスパ(お風呂やサウナ)と勉強をセットにしていたと聞きました。スパに参考書を持ち込むことで、好きな事と勉強をセットにしてしまうという強力タッグです。

皆さんにも既存の習慣の中に、勉強が取り込めるものはないでしょうか。例えば朝早く起きるのが得意な方は、私とは逆に通勤前にどこかに寄って勉強するとか、運動習慣のある方や家事の時間が長い方等は、自分で暗記用の音声を作り、運動しながら・作業しながら繰り返し音声を聞いて勉強するといったことでも良いと思います。

現在毎日やっていることに、「これをやるときは必ず勉強もする」といった新たなルールを決めてしまうことが、つらい勉強を習慣化する近道になるはずです。試してみて下さい。

 

ということで、ようやく本題のスペインの勉強の時間です。

※表紙は急斜面に畑が連なるPriorato

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リオハ・カヴァ~スペイン <A>

目次

 

スペインはブドウ栽培面積世界一、ワイン生産量が世界三位のワイン王国です。

最初にスペインの地図を見てみましょう。西にポルトガルがはまっていますが、ほぼきれいな台形です。台形の上底右側がフランスとの国境になっており、ピレネー山脈やバスク地方を挟んでいます。ほぼ中央の内陸部地方に首都マドリッド、フランス・ルーシヨン地方から国境を越えて少し南に行くとバルセロナ(地中海地方)があります。

これまで同様に地図をイメージしながら進めてください。特に州の位置は覚えておきましょう。タイピング問題に備えて、カタカナも意識しておいてください。→特に短い名前で重要な産地は要注意です。

A カバ

◆Cava
カタルーニャ州の言葉で「洞窟」を意味し<2>、生産区域は州や地方の範疇を越え広範囲にわたります。

瓶内二次発酵<1>のスパークリングワイン、ロゼのみです。

・スペイン全体で生産されるカバの95%はカタルーニャ州<4>で、85%がバルセロナ県<1>西にあるサン・サドゥルニ・デ・ノヤ<1>近辺で生産されています。

・主要三白品種<6>
マカベオ→カヴァにフルーティさと爽やかさを与える<1>
チャレッロ
→酸味を与える
パレリャーダ
→花のような香りを与える
上記3つに加え、シャルドネ、マルバシア・リオハーナ。
黒ブドウ<1>
ピノ・ノワール、ガルナッチャ・ティンタ、モナストレル、トレパット(ロゼのみ<1>)の使用が認められています。

近年、ミネラルとフレッシュさのあるチャレッロ100%<2>のグラン・レセルバクラスのカバが増えています。また、ピノ・ノワール100%のブラン・ド・ノワール<1>も認められています。
マカベオ=ビウラ<3>、ガルナッチャ・ティンタ=グルナッシュ(仏)、モナストレル=ムールヴェードル(仏)<1>です。Xarelloを読めるように。

●熟成規定(2022年教本から新基準が採用されています)
・Cava de Guarda
Tirage後の最低貯蔵熟成期間9ヶ月以上<1>
・Cava de Guarda Superior 3種類→2025年までにオーガニック100%へ移行
Reserva:最低貯蔵熟成期間18ヶ月以上<3>→2022教本から15カ月から18カ月に変更
Gran Reserva:最低貯蔵熟成期間30ヶ月以上<4>
Cava de Paraje Calificado<4>:新しい上級カテゴリー。単一畑とは限らないが、限定されたエリアの同じ土壌や環境を包括する区画(の集合体も含む)。最大収穫量制限、手摘み、自社醸造、36ヶ月以上熟成<4>、単一ヴィンテージのみ。現在8パラへ(畑)と10の区画(集合体含む)が認められています。

●その他のスパークリングワイン:2022年教本から追加
・Corpinnat(コルピナット)
ペネデス伝統品種、100%オーガニック栽培、手摘み、自社醸造、最低瓶内熟成期間18カ月以上

Cavaではこの表記が認められていない。
・Vino Espumoso de Calidad(ヴィノ・エスプモソ・デ・カリダ):上質スパークリングワイン
規定は産地ごとで異なる。

・Vino de Aguja(ヴィノ・デ・アグハ)
地中海沿岸地方のやや甘口のフレッシュタイプ。

 

B リオハのある北部地方<1>

DOCa Rioja<1>
首都マドリッドから北北東に250Kmに位置する<1>スペインを代表するワイン産地。南北にそびえる山脈がメセタからの夏の熱波や海から吹き寄せる冷たい北西風を防いでいる為、四季を通じて雨に恵まれる穏やかな気候です。→メセタ:スペイン中央部を占める乾燥した広大な台地。

エブロ川が、粘度と石灰岩の多い沖積谷を流れながら作り出す微気候から素晴らしいワインが生産されます。<1>

1991年に最初のDOCaに認定されました。<1>

エブロ川<1>の上流より、三つの地域にわけられます。←地図をイメージ。
【上流・右岸】Rioja Alta<1>
粘土質や沖積土壌<1>、栽培面積の50%を占め<4、しっかりしたボディと酸を持つ熟成向きの上質な赤ワインが造られます。

【上流・左岸】Rioja Alavesa<3>
若飲みタイプから熟成タイプまでさまざまな赤ワインが造られます。実はバスク州<1>に属しています。

【下流】Rioja Oriental<1>←以前はRioja Bajaと呼ばれておりました。
そのほとんどが平地で、地中海性気候<5>、乾燥し気温も高め、ガルナッチャの栽培が多い<2>

↓地図問題の出題も見られます。場所も押さえておきましょう。<2>

・ブドウ品種
黒ブドウ:テンプラニーリョ、ガルナッチャ、グラシアノ、マスエロ<1>カリニェナ=カリニャン仏<2>
白ブドウ<1>ビウラ(=マカベオ<3>、ガルナッチャ・ブランカ、マルバシア
→ほとんど赤ワインです。88%。伝統的にアメリカンオーク樽<2>で熟成させます。

・リオハの新規定(2018年にEUに承認されました)
クリアンサ:最低2年の熟成義務(内、赤は1年、白・ロゼは6ヶ月、共に225ℓのオーク樽熟成後瓶熟)

レセルバ<1>:赤は3年の熟成義務(内、最低1年はオーク樽のち6ヶ月瓶熟)、白・ロゼは2年の熟成義務(内、最低6ヶ月はオーク樽)

グランレセルバ:赤は5年の熟成義務(内、最低2年はオーク樽のち2年瓶熟)、白・ロゼは4年の熟成義務(内、最低6ヶ月はオーク樽)
→後ほど出てくるスペインのDOP規定と見比べてください。

・エスプモソ・デ・カリダ<1>
リオハでもDO Cavaが認められていますが、別にリオハ独自のスパークリングワインの生産が認められました。瓶内二次発酵、瓶熟15ヶ月以上。レセルバ表示で瓶熟24ヶ月以上、上級品グラン・アニャーダ(グランレセルバ相当)36ヶ月以上で収穫年表示義務。

ナバーラ州
DO Navarra
(リオハの東)
ロゼワインの一大産地でしたが、80年代以降、国際品種を取り入れ海外市場でも認められるようになりました。赤60%、ロゼ30%。

・ブドウ品種<2
リオハとほぼ同じですが、加えてシャルドネ、カベルネソーヴィニヨンなど外来品種も認められています。→ナバーラ・ブレンド(在来品種と外来品種のブレンド)

アラゴン州
スペインで最もガルナッチャ(グルナッシュ)の栽培が盛んです。<1>グルナッシュ・ブランの原産地と言われています。<1>

DO Somontano<3>(リオハ・ナバーラとカタルーニャの間にポツンと)
最新技術が導入され、国際市場を強く意識した新しいスタイルのワインの開発され、品質が向上。

DO Carinena
黒ブドウ品種「カリニェナ」の原産地。<1>→カリニェナ=カリニャン(仏)、マスエロ(スペイン)、サムソ(カタルーニャ)

バスク州
DO Chacoli de Bizkaia
(チャコリ・デ・ビスカヤ)<1>
DO Chacoli de Getaria(チャコリ・デ・ゲタリア)
DO Chacoli de Alava(チャコリ・デ・アラバ)→最小<1>
オンダラビ・スリ種<1>から造られるフレッシュな白ワインが魚介類系の地方料理に良く合います。
※微発泡のフレッシュな白ワインです。高い位置からコップのようなグラスに注ぎ、泡を立てて楽しみます。近年のスペインバル人気で日本でもこのチャコリをジョボジョボっと高いところからついでくれるお店を見かけるようになりました。
※バスク州は降水量が多いので、独自の棚仕立て Parral(パラル)<2>が主流です。

Chacoli de Bizkaia.jpg

 

C ペネデス、プリオラートの地中海地方

カタルーニャ州
◆DOCa Priorato
<4>(ちょっと内陸)
2009年に二番目のDOCaとして認定されました。

・山の険しい斜面にぶどう畑がテラス状に切り拓かれています。<1>夏は暑く乾燥し、昼夜および夏冬の寒暖差が大きく、凝縮した赤ワインが造られます。

・1980年代後半に外部から新しいワイン造りに情熱を傾ける人々が集まりました。カリニェナとガルナッチャ<2>に外来品種を加えて、濃厚でかつ洗練されたモダンなスタイルの高品質ワインが造られるようになり世界的な注目を浴びるまでに至りました。

・テンプラニーリョはUll de Llebre(ウル・デ・リェブレ)<3>と呼ばれます。

・新カテゴリー
Vi de Vila(サブゾーン:12)
Vi de Paratge(リューディー<1>:459の単一畑、区画畑)
Vinya Classificada(プルミエ・クリュ)
Gran Vinya Classificada(グラン・クリュ)
ーーー
Velles Vinya(古木畑)

◆DO Penedes<1>(バルセロナの南)
・気候は地中海性気候のため温暖です。
・Cavaの産地としても有名です。
・白ブドウはCavaに認められている伝統品種が主ですが、シャルドネ、リースリング、ゲヴュルツなどの国際品種も多数栽培されています。<1>

あと、余裕があれば、
カタルーニャ
DO Montsant(プリオラトの周りを取り囲んでいる)
・DO Tarragona<1>
・DO Costers del Segre<1>
バレンシア州

DO Alicante<3>
ムルシア州
DO Yecla(イエクラ)
DO Jumilla(フミーリャ)
の名前を見て、地中海地方の産地であることがわかるようにしましょう。

ひとまずここまでにして【過去問】で確認です。

ソムリエ試験 過去問

【過去問 】
スペインワイン産地の「Rioja D.O.Ca.」を流れる川の名前を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. エブロ川
2. ミーニョ
3. テージョ川
4. グアダレーテ川

【過去問】
スペインのスパークリングワイン「Cava D.O.」の製法を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. タンク内二次発酵
2. 炭酸ガス注入法
3. 瓶内二次発酵
4. トランスファー方式

【過去問】
リオハなどでは Viura とも呼ばれ、Cava の主要品種としても用いられるブドウ品種を 1 つ選んでください。

1. Verdejo
2. Parellada
3. Macabeo
4. Xarello

【過去問】
Cava の生産に使用される白ブドウ品種で、花のような香りをもたらすとされるブドウ品種名を 1 つ選んでください。

1. Pedro Ximenez
2. Parellada
3. Verdejo
4. Albarino

【解説】
Cavaというだけで答えがわかるのですが、このブドウは花の香りが特徴で、Cavaに優雅さや柔らかさをもたらします。

【過去問】
Cava の熟成表示においてグラン・レセルバ(Gran  Reserva)とは、澱抜きまでの瓶貯蔵・熟成期間が最低何カ月経ったものを指すか 1 つ選んでください。

1. 48 カ月
2. 36 カ月
3. 30 カ月
4. 24 カ月

【過去問】
Cava の生産量 95%を占めている主要生産地を 1 つ選んでください。

1. Penedes
2. Priorato
3. Tarragona
4. Toro

【過去問】
Cavaの熟成表示においてReservaとは瓶詰から滓抜きまで何か月以上経ったものを指すか1つ選んでください。

1. 12ヶ月
2. 15ヶ月
3. 18ヶ月
4. 30ヶ月

※2022年から正解が変更になっていますが、選択肢には両方あります。

【過去問】
スペインにおいてD.O.Ca.として現在認められている産地 を1つ選んでください。

1. Priorato
2. Ribera del Duero
3. Penedes
4. La Mancha

【過去問】
スペインのカタルーニャ州はCavaの生産量が最も多いが、全体の何割を占めているか1つ選んでください。

1. 約65%
2. 約75%
3. 約85%
4. 約95%

【過去問】
スペインのRiojaは3つの地区に分けられるが、こくと豊富な酸をもち熟成向きで上質なワインを産する地区を1つ選 んでください。

1. Rioja Alta
2. Rioja Alavesa
3. Rioja Baja

【過去問】
次の1~4のペネデスのワインに関する文章の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. ペネデスはカバの産地で全てがスパークリングワインである。
2. ペネデスのカバは伝統を重んじラベルも古風なものが多い。
3. ペネデスの赤ワインはピノ・ノワール、テンプラニーリョが中心でオークの小樽で熟成される。
4. ペネデスの白ワイン用品種は主にマカベオ、モスカテルで外来種は使用されない。

【解説】
2.の伝統を重んじラベルも古風なものはシャンパーニュのことですね。正解は3.です。

【過去問】
バルセロナの南西、ペネデスの中に位置するサン・サドゥルニ・デ・ノヤの町とその周辺は、1872 年以来あるタイプのワインの特産地となっているが、次の中からそのワインのタイプに該当するものを 1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 辛口白ワイン
2. 甘口赤ワイン
3. 発泡性ワイン
4. ドライ・ベルモット

【過去問】
次のリオハのワインに関する記述の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. リオハの赤ワイン用ぶどう品種には、テンプラニーリョ、ガルナッチャ、マスエロなどがある。
2. リオハ・アルタではアルコール度の高いロゼワインや赤ワインが造られブレンド用のワインも多く生産されている。
3. リオハの白ワイン用ぶどう品種には、ビウラ、マルバシア、アルバリーニョなどがある。
4. リオハの中心を流れる川はグァディアーナ川でワインは上流、中流、下流で生産されている。

【過去問】
次のペネデスのワインに関する記述の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. ペネデスはカバの産地でスパークリングワインのみが生産されている。
2. ペネデスはスペインのカスティーリャ・レオン地方のD.O.産地ルエダに隣接するD.O. 産地である。
3. ペネデスの赤ワイン用品種は、ガルナッチャ・ティンタ、メンシアが主でオークの小樽で熟成させる。
4. ペネデスの白ワイン用品種は主にシャルドネ、チャレッロで、それ以外に外来種も使用されている。

【過去問】
次の中からスペインの発泡性ワインCavaの生産量の約95%を産出する州を1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. アラゴン州
2. カタルーニャ州
3. ナバーラ州
4. バレンシア州

【過去問】
次のスペインの D.O.C. Riojaに関する記述の中から誤っているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. 海抜 300 m ~ 700 m に位置する。
2. ドゥエロ川が粘度と石灰岩の多い沖積谷を流れながらつくり出す微気候条件がある。
3. Rioja は赤、ロゼ、白の各タイプが造られる。
4. Rioja Alta はコクと豊富な酸をもち、熟成向きで上質なワイン

【解説】
引っかかってはいけません。ドゥエロ川は
Ribera del Dueroです。この選択肢は川の名前をエブロ川にすれば全てRiojaの特徴ということになります。

【過去問】
下記のスペインの地図A~D の中からD.O.Priorato の位置に該当するものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

※選択肢省略・地図を見て答える問題です。

【過去問】
次のCavaに関する記述中、(A)~(D)の中で誤っている箇所を1つ選んでください。
「二次発酵から口抜きまで(A)最低9ヶ月の熟成が義務づけられ、生産量の(B)75%はペネデスを中心とするカタルーニャ州が占めている。熟成表示については、(C)ReservaとGran Reservaの2つがあり、Reservaは瓶詰めから口抜きまで(D)15ヶ月以上経ったものに許される。」

1. (A)   2. (B)    3. (C)   4. (D)
※2022年の改定で正解と不正解の数が逆になってしまいました。どれが正解かわかりますか?

【過去問】
次のスペインのD.O.の中から北部地方に属するものを1つ選んでください。

1. Somontano
2. Penedes
3. Montsant
4. Rueda

【過去問】
スペインで生産される「Cava」の生産規定における、二次発酵から滓抜きまでの最低熟成期間を1つ選んでください。→「Cava de Guarda」として考えて下さい。

1. 3ヶ月
2. 9ヶ月
3. 18ヶ月
4. 24ヶ月

【過去問】
リオハ D.O.では、赤ワイン用ぶどう品種として4品種を認定しているが、次の中から Tempranillo、Garnacha Tinta、Mazueloの他に選ばれているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Bobal
2. Graciano
3. Mencia
4. Merlot

【シニア過去問】
次の中からスペインのD.O. Chacoli de Bizkaiaが属する州に該当するものを1つ選んでください。

1. パイス・バスコ(バスク)
2. カタルーニャ
3. バレンシア
4. カスティーリャ・イ・レオン

【シニア過去問】
次の中からスペインのリオハワインを語るうえで重要なものを1つ選んでください。

1. ソレラシステム
2. 地中海性気候
3. アメリカンオーク樽
4. 白亜質土壌

【解説】
リオハと言えば3.です。ワインの味わいにも明確に表現されます。1.と4.は南部地方・アンダルシアのあたりで重要になってきます。

 

結構大変ですね。お疲れ様でした。明日も頑張りますよ!

何かございましたらこちらまで
info@majime2.com 牧野 重希





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